JPH03247915A - 着色炎を発する燃焼具及びその燃焼芯の製造法 - Google Patents

着色炎を発する燃焼具及びその燃焼芯の製造法

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JPH03247915A
JPH03247915A JP4415490A JP4415490A JPH03247915A JP H03247915 A JPH03247915 A JP H03247915A JP 4415490 A JP4415490 A JP 4415490A JP 4415490 A JP4415490 A JP 4415490A JP H03247915 A JPH03247915 A JP H03247915A
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JP
Japan
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combustion
combustion wick
wick
flame
fuel
Prior art date
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Pending
Application number
JP4415490A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ogata
正 緒方
Minoru Wada
稔 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gakken Holdings Co Ltd
Original Assignee
Gakken Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、着色炎を発する燃焼具と、その燃焼芯の製造
法に関する。
(従来の技術) 従来着色炎を発するキャンドル、あるいはランプとして
様々のものがあるが、これらはいずれも燃料中に炎色反
応を起こす金属、またはその化合物を添加、溶解させた
ものである。また、糸状体自身の燃焼によフて炎に着色
を与える方法も提案されているが、燃料タンク内の燃料
を芯で吸い上げる燃焼芯に関するものはない。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら燃料中に金属、または金属化合物(発色剤
)を添加、溶解する方法では、燃焼の進行に伴ない、燃
焼芯頂部に金属塩が析出し、燃焼芯の毛細管現象による
吸い上げを阻害し易い。更に発色剤の種類によっては燃
料中への溶解が困難で、有害な有機溶剤の使用が不可欠
な場合もあり、燃焼時に臭気を伴なう欠点を有し、特に
燃料が切れて炎が消えた時や人為的に炎を吹き消した時
に著しい。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は燃焼芯に炎色反応を
起こす金属、またはその化合物を担持させた。
一方、燃焼芯として通例用いられている木綿糸の原料中
には、ペクチン買、タンパク質、ロウ質、有機酸、灰分
などの不純物が含まれ、炎色反応の妨げとなる。特にロ
ウ質は、炭素分を多く含むことから、通常のロウツつて
見られるように、炭素微粒子の高温発光に由来する黄橙
色の炎色を発する原因となる。そこで木綿糸の燃焼芯を
使用する場合、このロウ質を除去することが重要な課題
となるが、本発明においては、この燃焼芯を脱脂処理し
て乾燥させ、次いで炎色反応を起こす金属、または金属
化合物の溶液中に浸した後乾燥させて製造する。
(作用) 上記手段によれば、炎色反応を起こす金属、または金属
化合物を脱脂処理を施した燃焼芯に担持させたことによ
り、金属塩の析出が防止され、更に燃料中に発色剤を溶
解する必要が無いため、有害な有機溶剤を使用する必然
性も無くなる。
(実施例) 次に本発明の実施例を添付した図面に基づいて説明する
図面は本発明の製造法による燃焼芯を装填したライター
の側断面図である。
ライター1は、中空状の本体3内にエタノールLなどを
入れた燃料タンク5が設けられている。
本体3の上面には、側面に空気の流入を良くするための
小孔がいくつも形成されたフード7が着脱自在に立設さ
れている。又、フート7を臨む本体3上部には燃料タン
ク5と連通ずる小孔9が形成され、この小孔9から燃料
タンク5内に浸した木綿糸から成る燃焼芯11の先端部
が延圧されフード7内に臨んでいる。燃焼芯11は交換
可能のものを使用し、燃焼時に炎色反応を起こす金属、
または塩化銅のような金属化合物の発色剤を担持させて
おく。
フード7の側方には、着火部13が設けられている。着
火部13は、支持筒15内に垂直に支持された発火石1
7と、厚めの円板の外周部に歯の形成された摩擦板19
とから成る。この摩擦板19を親指などで弾き、摩擦板
19の歯19aで発火石17を擦ることで発火し、燃焼
芯11に吸い上げられた燃料タンク5内のエタノールし
に着火する。
本体3の上部には、開閉自在のキャップ21が設けられ
ており、不用時に燃料のエタノールLが揮発するのを防
止すると同時に、携帯時の安全を図っている。
次に上述した燃焼芯11の製造法について説明する。
燃焼芯11の木綿糸をベンゼン又はクロロホルム、四塩
化炭素などの有機溶剤の中に浸し、木綿糸の中に含まれ
ているロウ質を抽出する。その際超音波洗浄器を用いて
、繊維中へのベンゼンの浸透を促進させる。燃焼芯11
を軽く絞った後、新たなベンゼン中に浸し、同様の操作
を行なう。その後燃焼芯11を乾燥させ、脱脂処理が完
了する。
次いで乾燥させた燃焼芯11を塩化銅エタノール濃厚溶
液中に浸し、超音波洗浄器で発色剤の浸透を促進させる
。溶媒を乾燥除去した後、再度この溶液中に浸し、同様
の操作を繰り返す。最後に乾燥させ、溶媒を除去してで
き上る。
こうして製造された燃焼芯11をライター1の小孔9に
装填して、本発明の着色炎を発する燃焼具が構成される
このライター1の摩擦板19を親指で弾いて発火石17
を発火させると、燃焼芯11の毛細管現象によって吸い
上げられたエタノールLに着火する。この時の火炎は、
塩化銅により鮮やかな緑色を呈する。
尚、上記実施例ではライターに適用した場合について説
明したが、キャントルや、ランプなどにも適用すること
ができる。
(発明の効果) 以上詳述したように本発明によれば、燃料の吸い上げを
阻害することなく、燃焼芯による着色された火炎を楽し
むことかでき、又、有害なガスも発生せず安全である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を適用したライターの側断面図である。 尚、図面で1は燃焼具、5は燃料タンク、11は燃焼芯
、Lは燃料である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)燃料タンク内の燃料を燃焼芯に導入して燃焼させ
    る燃焼具において、 前記燃焼芯に炎色反応を起こす金属、またはその金属化
    合物を担持させたことを特徴とする着色炎を発する燃焼
    具。
  2. (2)燃料タンク内の燃料を燃焼芯に導入して燃焼させ
    る燃焼具において、 前記燃焼芯を脱脂処理して乾燥させ、次いで炎色反応を
    起こす金属、またはその金属化合物の溶液中に浸した後
    乾燥させて製造することを特徴とする着色炎を発する燃
    焼具の燃焼芯の製造法。
JP4415490A 1990-02-23 1990-02-23 着色炎を発する燃焼具及びその燃焼芯の製造法 Pending JPH03247915A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037953A1 (fr) * 1998-01-26 1999-07-29 Tokai Corporation Meche de combustion d'une chambre de combustion de combustible liquide

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999037953A1 (fr) * 1998-01-26 1999-07-29 Tokai Corporation Meche de combustion d'une chambre de combustion de combustible liquide

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