JPH0312311Y2 - - Google Patents

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JPH0312311Y2
JPH0312311Y2 JP8943487U JP8943487U JPH0312311Y2 JP H0312311 Y2 JPH0312311 Y2 JP H0312311Y2 JP 8943487 U JP8943487 U JP 8943487U JP 8943487 U JP8943487 U JP 8943487U JP H0312311 Y2 JPH0312311 Y2 JP H0312311Y2
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JP
Japan
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incense
incense burner
charcoal
hole
heat insulating
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は香炉、さらに詳しくは炭団の燃焼の効
率を良くし、且つ略均一な香気で香を焚くことの
できる香炉に関する。
(従来の技術) 従来、香炉としては第3図に示すようなものが
存在する。すなわち、この香炉は香炉本体18内
に収容した灰19に火のおこした炭団20を埋設
すると共に、該炭団20と外部とを連通させるべ
く炭団20より上部の灰18に火窓21を穿設
し、且つ該火窓21の開口部22に金属製のプレ
ート23を被せ、しかも該プレート23上に香1
7を載置することによつて、前記炭団20からの
熱で香17体を焚くものである。
(考案が解決しようとする問題点) 然しながら、上記従来の香炉は炭団20に空気
の供給が充分に行われないためその燃焼の効率が
悪く、そのため該炭団20が加熱し過ぎたり、或
いは未燃焼部分が生じたりすると共に、このよう
に炭団20の燃焼の加減が難しいために香17へ
の加熱温度がばらつくこととなり、その結果香1
7から焚かれる香気を略同一に保つことができな
いという、香炉としては重大な問題点があつたの
である。
本考案は上記問題点に鑑みて考案されたもの
で、その目的とするところは炭団の燃焼効率を良
好にして、香を略均一な香気で焚かせる点にあ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記目的を達成し、もつて従来の問題
点を解決せんとして考案されたもので、その構成
の要旨は外側面に孔6が穿設された上面開口型の
香炉本体1と該香炉本体1内に収納され且つ空気
流入用の貫通孔4が穿設された断熱材と該断熱材
に載置され且つ貫通孔9を有する炭団8と前記香
炉本体1の上面に着脱自在に載置される網状体1
2とからなるにある。
(作用) 従つて、上記構成の特徴とする香炉においては
炭団8を燃焼させるための空気は、香炉本体1の
外側面に穿設されてなる孔6より断熱材の貫通孔
4を介して炭団8の貫通孔9に供給されるため
に、炭団8を効率よく燃焼させることができるの
である。
また、香が香炉本体1の上面に装着された網状
体12上に載置されるために、前記炭団8から発
せられる熱が網状体12を通り抜けて香に直接当
たることとなり、香が炭団8からの熱を直接受け
て効率良く焚かれることとなるのである。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に従つて説明す
る。
第1図に於いて、1は横断面円形な容器状の陶
磁器からなる香炉本体を示す。2は該香炉本体1
の内部に収容された断熱性のアスベスト(石綿)
を示し、該アスベスト2の上面の中央部には横断
面円形な凹部3が二段階に形成されてなる。4は
香炉本体1の外周面5の一箇所に穿設された孔6
と前記アスベスト2の凹部3の底部7の中央とを
連通させるべく該アスベスト2の内部にL字状に
形成された空気流入路を示す。
8は中空状の孔9を有する円筒状で且つ木炭粉
と粘土とから形成された炭団を示し、該炭団8は
その孔9の一方の開口部10aを上向きに且つ該
孔9の他方の開口部10を前記空気流入路4と連
通させるべくアスベスト2の凹部3の底部7に載
置されてなる。11は前記炭団8の上面及びその
付近に塗布された発火材11を示し、硝酸カリウ
ムと硫黄とからなる。
12は前記香炉本体1の周縁13に掛止すべく
環状の鍔部14を有して該香炉本体1の上面に着
脱自在に装着され且つその略皿形状の底部分15
を鉄線からなるメツシユ状に形成した網状体を示
し、該網状体12の底部分15の中央部16は下
方向に略球面状に突出した。
本実施例の香炉は以上の構成よりなり、次にこ
の香炉を使用する場合について説明する。
先ず、網状体12を取り外した状態で炭団8の
上面に火をつけるのでる。この際、該炭団8の上
面には発火剤11が塗布されてなるために、該発
火剤11が発火して炭団8に容易に火をおこすこ
とができる。
そして、前記網状体12を香炉本体1の上面に
戻してから、第2図に示すように該網状体12の
表面側が窪んだ中央部16に、例えば沈香等の香
17を載置するのである。
このようにして該香17がその下方位置で燃焼
してなる炭団8により熱せれて、香17が焚かれ
るのであるが、本実施例の香炉を使用すれば、炭
団8が燃焼する際に、前記第2図に示すように該
炭団8の中空状の孔9の他方の開口部10bに向
かつて香炉本体1の外周面5の孔6よりアスベス
ト2の内部の空気流入路4を通して空気が随時供
給されることとなるために、該空気の供給によつ
て炭団8がその孔9の一方の開口部10aの付近
より充分に燃焼することとなり、従つて炭団8の
燃焼の効率が良好なものになると共に、炭団8に
過燃焼や未外周面を生じさせず、その燃焼温度を
略均一になすことができのである。
また、香17が香炉本体1の上面に装着された
網状体12の窪んだ中央部16に載置されるため
に、香17が燃焼してある炭団8に接近できると
共に、該炭団8から熱が網状体12のメツシユ状
の中央部16を通り抜て香17を直接当たること
となつて、その結果炭団8からの香17への加熱
が直接的に行われて、香17を効率良く焚くこと
ができるのある。
更に、炭団8が香炉本体1内の不燃性且つ断熱
性のアスベスト2の上面の凹部3に嵌入状態で設
置されるために、前記炭団8が不用意に動くこと
がないと共に炭団8から発せられる熱が前記アス
ベスト2にて遮断されることとなつて、前記香炉
本体1を手で把持することにより焚かれた香17
の香気を愉しむことができるのである。
尚、上記実施例に於いて、網状体の中央部を下
方に略球面状に突出させてなるが、本考案はこれ
に限定されず、中央部をフラツトに段差状に突出
させてもよく、また全体がフラツトなメツシユ状
のものでもよく、さらに網状体のメツシユの部分
も鉄線からなるものに限るものでなく、要は少な
くとも香を載置させる部分が網状且つ香炉本体の
上面に着脱自在に装着されるものであればよい。
また、上記実施例の炭団は円筒状のものである
が、角張つたものでもよく、要は空気を通過させ
るべく中空状の孔を有したものであればよく、ま
た炭団の材料も香を焚くのに適した燃料であれば
よく、さらに上記実施例の如き炭団の上面に塗布
された硝酸カリウムと硫黄とからなる発火剤も本
考案の必須条件ではない。
更に、上記実施例では、アスベストの上面の中
央部に二段階の凹部が形成されてなるが、この凹
部は本考案の必ずしも必須要件ではなく、アスベ
ストの上面をフラツト状にしてもよい他、本考案
の断熱材は上記実施例の如くアスベストに限定さ
れず、その他の不燃性の無機繊維でもよく、この
ように繊維素材を使用することにより通気性が良
好となり、炭団の燃焼を一層均一化できることと
なるが、繊維素材に限らず、要は断熱性の素材で
あればよい。
更に、上記実施例では、空気流入路が香炉本体
の外周面に穿設された孔に連通すべくL字状に形
成されてなるが、本考案はこれに限定されず、香
炉本体の底部に孔を穿設して、該孔に連通すべく
直線状の空気流入路を形成してもよく、要は香炉
本の外側面の何れかの箇所に孔を穿設して、該孔
と断熱材に設置された炭団の孔の他方の開口部と
を連通させるべき断熱材に空気流入路が形成され
てあればよい。
又、第4図に示すように香炉本体1内に収納さ
れる断熱材2を空気流入路13を有する筒状の窯
14内に取り付けて、該窯14を該香炉本体内に
収納させても良い。
その他、香炉本体の形状や材質も上記実施例の
ものに限定されない他、焚かれる香も上記実施例
の如く沈香に限らず、白檀、印香、煉香等、その
具体的種類は限定されるものではない。
(考案の効果) 叙上のように、本考案の香炉は香炉本体内に収
容された断熱材の上部に炭団をその中空状の孔の
一方の開口部が外部現出すべく設け、且つ炭団の
孔の他方の開口部と香炉本体に穿設された孔とが
連通すべく断熱材に空気流入路を形成してなるた
めに、炭団を燃焼させる際にその孔の他方の開口
部に空気流入路から空気が随時供給されることと
なり、従つて従来の如く空気の供給が充分に行わ
れないため過燃焼や未燃焼が生じてその燃焼温度
がばらついていたものに比して、炭団を効率良く
且つ略一定の温度で燃焼させることができるとい
う格別な効果を有するに至つた。
また、香が香炉本体の上面に装着された網状体
上に載置されるため、炭団から発せられる熱が網
状体を通り抜けて香に直接当たることとなり、そ
のため香が炭団から熱を直接受けて効率良く焚か
れると共に、上述の如く炭団が略一定の温度で燃
焼することにより香への加熱温度も略均一化し
て、一定の香気で香を焚くことのできるという、
香炉としては極めて優れた効果とを有するのであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示し、同図イは分
解斜視図、同図ロは端面図。第2図は使用状態を
示す要部端面図。第3図は従来例を示す端面図。
第4図は本考案の他実施例を示す端面図。 1……香炉本体、4……空気流入路、8……炭
団、9……孔、10……開口部、12……網状
体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 外側面に孔6が穿設された上面開口型の香炉
    本体1と該香炉本体1内に収納され且つ空気流
    入用の貫通孔4が穿設された断熱材と該断熱材
    に載置され且つ貫通孔9を有する炭団8と前記
    香炉本体1の上面に着脱自在に載置される網状
    体12とからなることを特徴とする香炉。 2 前記断熱材がアスベストである実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の香炉。
JP8943487U 1987-06-09 1987-06-09 Expired JPH0312311Y2 (ja)

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JP8943487U JPH0312311Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JP8943487U JPH0312311Y2 (ja) 1987-06-09 1987-06-09

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JPS63197479U JPS63197479U (ja) 1988-12-20
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