JPH03247833A - 壁パネルの取り付け構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、コンクリートパネルのような壁パネルを取り
付けるための構造に関する。

［従来の技Ｉ！］ 従来にあって梁に壁パネルを取り付けるに当たっては、
梁の下部の下フランジに孔を設け、この孔に壁パネルに
突設するボルトを挿入してナツトにより固着していた。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、上記のような従来例にあっては、壁パネルに
突設するボルトの突設位置の誤差や下フランジに設けた
孔の穿孔位置の誤差等により壁パネルの取り付け位置が
正確な位置にならないという問題があった。また、梁の
下７ランジに孔あけ加工を必要とするという問題があっ
た。

本発明は上記した従来例の問題息に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、壁パネルの取り付
け位置を梁の長平方向において調整することができ、ま
た、梁の下フランジに壁パネルを取り付けるための孔あ
け加工等を必要としない壁パネルの取り付け構造を提供
することにある。

【課題を解決するための手段１ 本発明の壁パネルの取り付け構造は、梁１の下部の下フ
ランジ２に下側から凹部３がはめ込まれた下金具４と下
フランジ２の上面に載置された上會兵５とが連結手段６
で連結され、上金具５乃至下金具４に設けた取付け孔７
に壁パネル８の上端部に設けたボルト９が挿入されてナ
ツト１０にて固着されていることを特徴とするものであ
って、このような構成を採用することで上記した従来例
の問題点を解決して本発明の目的を達成したものである
。

［作用］ しかして、連結手段６で下金具４と上會兵５とを連結す
るに当たり、梁１の下フランジ２の長手方向に対して下
金具４及び上會兵５をスライドさせることで壁パネル８
から突設したボルト９の取り付け位置の調整ができるよ
うになった。そして、壁パネル８のボルト９を取り付け
るに当たり、梁１の下フランジ２には孔加工等を必要と
しないようにできた。

［実施例１ 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述する
。

壁パネル８を梁１の下フランジ２に取り付けるための金
具は下金具４と下金具５とで構成しである。下金具４は
金属板をＵ状に切り欠いて四部３を形成したものであり
、四部３の前方部は固定面部１１となっていて孔１２が
穿孔しである。この凹ＷＳ３の溝巾は梁１の下フランジ
２の巾と同じ長さとなっている。下金具５は横片１３の
後ｉ部及び−ＩＩＩ端部から上方に後片１４と側片１５
とを一体に突設して構成してあり、横片１３には取付け
孔７が設けてあり、この取付け孔７は側片１５と平行な
方向に長くなった長孔となっている。また側片１５には
孔１７が穿孔しである。壁パネル８はコンクリートパネ
ルにより構成してあり、上端面部からボルト９が突設し
である。また、壁パネル８の下端面部から下連結金兵１
８が垂設してあり、更に、壁パネル８の下端面部から垂
下長さ調整自在な７ノヤスターざルト１９が垂下しであ
る。

床パネル２０または土間の上には下部取付け金具２１が
取付けねじ、ホールインアンカー等の固着具２２により
取り付けてあり、この取り付け金具２１には突片部２３
が突設しである。そして、この突片部２３乃至下連結金
兵１８のいずれか一方に大径孔２４が設けてあり、いず
れか他方に小径孔２５が設けである。この小径孔２５は
ねじ孔となっている。

しかして、壁パネル８を取り付けるに当たっては、床パ
ネル２０または土間に下部取付け金具２１を固着Ｊｉｌ
−２２により取り付け、その後、コンクリートパネルよ
りなる壁パネル８をチェーンブロック等で吊り上げ、下
金Ａ４と下金具５とよりなる金具を用いて梁１の下フラ
ンジ２に仮り固定する。

この場合、下金具４の凹部３を梁１の下部の下７ランジ
２に下側からはめ込み、下フランジ２の上面に上會兵５
の横片１３を載置し、孔１２．１７に連結手段６となる
ポル）６ａを挿入し、ナツト６ｂにより仮り締めし、上
會兵５の横片１３の取付け孔７に壁パネル８の上端面部
から突設したボルト９を挿入してナツト１０により仮り
締めしておくものである。上記の状態で下部取付け金具
２１の突片部２３乃至壁パネル８に垂設した下連結金具
１８のいずれか一方に設けた大径孔２４といずれか他方
に設けた小径孔２５とを合わせ、座金２６を当てた状態
で座金２６の孔２７から大径孔２４に挿通したボルト２
８を小径孔２５に仮り螺合するものである。そして、こ
の状態で壁パネル８の下端面部から垂下したアノヤスタ
ーボルト１９を回転操作して上下方向の位ｉＩｌＩｇを
し、また、壁パネル８の梁１の長手方向に沿った方向の
位置Ｗ４整を大径孔２４部分におけるスライドと、下フ
ランジ２に対して下金ｉ４：４の四部３をスライドさせ
ることで調整し、この調整が終わると、ボルト２８を締
め付けて本固定し、更にポル）６ａ、ナラ）６ｂを本固
定し、更に、長孔状の取付け孔７に沿ってボルト９を移
動して壁パネル８の立ち（垂直性）のｌ！整をしてナツ
ト１０を締め付けることで本固定するものである。とこ
ろで、上記の取り付け状態において、下金具５の後片１
４は梁１のフエンブ３０に当接し、また、下金具４の凹
部３の溝巾が梁１の下フランジ２の巾と同じであって凹
部３が下フランジ２に下方からぴったりとはままり込ん
だ状態となるため、壁パネル８の上部が前後方向にぶれ
るのが防止される。

上記実施例では取付け孔７を下金ＡＳ側に設けた実施例
につき説明したが、取付け孔７を下金具４側に設けても
よいものである。また、上記実施例では小径孔２５をね
じ孔とした実施例を示したが、ねじ孔とせず、ボルト２
８にナツトを螺合するようにしてもよい。

［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のように、梁の下部の下フラン
ジに下側から凹部がはめ込まれた下金共と下フランジの
上面に載置された上金具とが連結手段で連結され、下金
共乃至下金共に設けた取付け孔に壁パネルの上端部に設
けたボルトが挿入されてナツトにて固着されているので
、梁の下７２ンジの長手方向に対して下金共及び下金共
をスライドさせることで壁パネルから突設したボルトの
取り付け位置の調整が簡単にできるものであり、また、
壁パネルのボルトを取り付けるに当たり、梁の下フラン
ジに孔加工等を必要としないものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の分解斜視図、第２図は同上の取り付け
状態を示す断面図であって、１は梁、２は下フランジ、
３は四部、４は下金共、５は下金共、６は連結手段、７
は取付け孔、８は壁パネル、９はボルト、１０はナツト
である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）梁の下部の下フランジに下側から凹部がはめ込ま
   れた下金具と下フランジの上面に載置された上金具とが
   連結手段で連結され、上金具乃至下金具に設けた取付け
   孔に壁パネルの上端部に設けたボルトが挿入されてナッ
   トにて固着されていることを特徴とする壁パネルの取り
   付け構造。