JPH0324774B2 - - Google Patents
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- JPH0324774B2 JPH0324774B2 JP22246682A JP22246682A JPH0324774B2 JP H0324774 B2 JPH0324774 B2 JP H0324774B2 JP 22246682 A JP22246682 A JP 22246682A JP 22246682 A JP22246682 A JP 22246682A JP H0324774 B2 JPH0324774 B2 JP H0324774B2
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- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 19
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- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は例えばガラス原板等の表面に設定膜
厚のレジスト膜を塗布するレジスト塗布方法およ
びその装置に関する。
厚のレジスト膜を塗布するレジスト塗布方法およ
びその装置に関する。
第1図は従来から知られているレジスト塗布装
置を示すもので、1は回転速度の調節が可能なタ
ーンテーブルである。このターンテーブル1の上
面中央には位置決め用の突部2が形成されてい
る。さらに、このターンテーブル1の上面には中
央以外の部位に複数の吸着溝3…が設けられてい
る。これらの吸着溝3…はターンテーブル1の内
部に形成された連通路4を介して例えば真空ポン
プ等に連結されており、ターンテーブル1上に載
置された例えばガラス原板5等の円板状の被塗布
体がターンテーブル1上に真空吸着によつて確実
に固着されるようになつている。また、ターンテ
ーブル1の周囲には外囲器6が配設されている。
この外囲器6には排出口7が連結されている。そ
して、ガラス原板5にレジストを塗布する場合に
はターンテーブル1がモータ等の駆動機構によつ
て低速で回転駆動されている状態で、例えばこの
ターンテーブル1の上方に離間対向状態で配設さ
れたノズル8からレジストを噴出し、ガラス原板
5の表面にレジストを供給するとともに、設定膜
厚に対応する回転速度(回転数)でターンテーブ
ル1を回転させ、遠心力によつてガラス原板5上
の不要なレジストを飛散させてガラス原板5の表
面に設定膜厚のレジスト膜を塗布するようになつ
ている。また、ターンテーブル1の周囲に飛散さ
れた不要なレジストは外囲器6によつて集めら
れ、排出口7から排出されるようになつている。
置を示すもので、1は回転速度の調節が可能なタ
ーンテーブルである。このターンテーブル1の上
面中央には位置決め用の突部2が形成されてい
る。さらに、このターンテーブル1の上面には中
央以外の部位に複数の吸着溝3…が設けられてい
る。これらの吸着溝3…はターンテーブル1の内
部に形成された連通路4を介して例えば真空ポン
プ等に連結されており、ターンテーブル1上に載
置された例えばガラス原板5等の円板状の被塗布
体がターンテーブル1上に真空吸着によつて確実
に固着されるようになつている。また、ターンテ
ーブル1の周囲には外囲器6が配設されている。
この外囲器6には排出口7が連結されている。そ
して、ガラス原板5にレジストを塗布する場合に
はターンテーブル1がモータ等の駆動機構によつ
て低速で回転駆動されている状態で、例えばこの
ターンテーブル1の上方に離間対向状態で配設さ
れたノズル8からレジストを噴出し、ガラス原板
5の表面にレジストを供給するとともに、設定膜
厚に対応する回転速度(回転数)でターンテーブ
ル1を回転させ、遠心力によつてガラス原板5上
の不要なレジストを飛散させてガラス原板5の表
面に設定膜厚のレジスト膜を塗布するようになつ
ている。また、ターンテーブル1の周囲に飛散さ
れた不要なレジストは外囲器6によつて集めら
れ、排出口7から排出されるようになつている。
ガラス原板5の温度、或いは周囲の温度等が通
常の基準温度から外れた温度に変化した場合には
レジストの粘性が変化するので、ガラス原板5上
にレジストを供給した状態でターンテーブル1を
設定膜厚に対応させて予め設定された回転速度で
一定時間回転駆動してもガラス原板5上のレジス
ト膜の膜厚を全面に亘つて均一な状態に塗布する
ことができない問題があつた。また、ターンテー
ブル1の回転速度にばらつき等が生じた場合にも
ガラス原板5上のレジスト膜には局部的に膜厚に
ばらつきが生じ易く、歩留りの向上を図ることが
できない問題があつた。
常の基準温度から外れた温度に変化した場合には
レジストの粘性が変化するので、ガラス原板5上
にレジストを供給した状態でターンテーブル1を
設定膜厚に対応させて予め設定された回転速度で
一定時間回転駆動してもガラス原板5上のレジス
ト膜の膜厚を全面に亘つて均一な状態に塗布する
ことができない問題があつた。また、ターンテー
ブル1の回転速度にばらつき等が生じた場合にも
ガラス原板5上のレジスト膜には局部的に膜厚に
ばらつきが生じ易く、歩留りの向上を図ることが
できない問題があつた。
この発明は設定膜厚のレジスト膜を被塗布体の
表面全面に亘つて均一な状態に、常に安定に塗布
することができ、製品の歩留りの向上が図れるレ
ジスト塗布方法およびその装置を提供することを
目的とするものである。
表面全面に亘つて均一な状態に、常に安定に塗布
することができ、製品の歩留りの向上が図れるレ
ジスト塗布方法およびその装置を提供することを
目的とするものである。
被塗布体の表面にレジストを供給した状態でタ
ーンテーブルを回転駆動するレジスト塗布作業中
に、被塗布体の半径寸法の異なる複数の測定点で
同時に被塗布体上のレジスト膜厚の時間的な変化
を測定し、各測定点間におけるレジスト膜厚の測
定値の差に応じて、測定値の差が予め設定された
設定値より大きい場合にはターンテーブルの回転
速度を上げるとともに、測定値の差が設定値より
小さい場合にはターンテーブルの回転速度を下げ
る速度制御を行なうようにしたものである。
ーンテーブルを回転駆動するレジスト塗布作業中
に、被塗布体の半径寸法の異なる複数の測定点で
同時に被塗布体上のレジスト膜厚の時間的な変化
を測定し、各測定点間におけるレジスト膜厚の測
定値の差に応じて、測定値の差が予め設定された
設定値より大きい場合にはターンテーブルの回転
速度を上げるとともに、測定値の差が設定値より
小さい場合にはターンテーブルの回転速度を下げ
る速度制御を行なうようにしたものである。
また、ターンテーブルに支持されている被塗布
体の表面にレジストが供給されるとともにターン
テーブルの回転により被塗布体の表面の不要なレ
ジストが飛散されるレジスト塗布作業中に被塗布
体の回転中心に対し半径寸法の異なる複数の測定
点でレジスト膜の膜厚の時間的な変化を同時に測
定する複数の膜厚測定器を設けるとともに、各測
定点間における測定値の差にもとづき測定値の差
が予め設定された設定値より大きい場合にはター
ンテーブルの回転速度を上げ、測定値の差が設定
値よりも小さい場合にはターンテーブルの回転速
度を下げる速度制御を行なう制御部を設けるよう
にしたものである。
体の表面にレジストが供給されるとともにターン
テーブルの回転により被塗布体の表面の不要なレ
ジストが飛散されるレジスト塗布作業中に被塗布
体の回転中心に対し半径寸法の異なる複数の測定
点でレジスト膜の膜厚の時間的な変化を同時に測
定する複数の膜厚測定器を設けるとともに、各測
定点間における測定値の差にもとづき測定値の差
が予め設定された設定値より大きい場合にはター
ンテーブルの回転速度を上げ、測定値の差が設定
値よりも小さい場合にはターンテーブルの回転速
度を下げる速度制御を行なう制御部を設けるよう
にしたものである。
第2図および第3図はこの発明の一実施例を示
すものである。第2図はレジスト塗布装置全体の
概略構成を示すもので、11はターンテーブルで
ある。このターンテーブル11の上面には中央に
位置決め用の突部12が設けられているととも
に、中央以外の部位に複数の吸着溝13…が設け
られている。これらの吸着溝13…はターンテー
ブル11の内部に形成された連通路14を介して
例えば真空ポンプに連結されている。また、ター
ンテーブル11の突部12には円板状のガラス原
板(被塗布板)15の中央に形成された取付孔が
嵌合されるようになつている。そして、ターンテ
ーブル11の突部12にガラス原板15の取付孔
が嵌合された状態で連通路14を介して吸着溝1
3…内の真空引きを行なうことにより、ターンテ
ーブル11上に載置されたガラス原板15が真空
吸着によつてターンテーブル11上に確実に固着
されるようになつている。さらに、ターンテーブ
ル11の周囲には外囲器16が配設されており、
ガラス原板15上にレジストを塗布するレジスト
塗布作業中にターンテーブル11の周囲に飛散さ
れる不要なレジストがこの外囲器16によつて集
められ、外囲器16に連結された排出口17から
外部に排出されるようになつている。
すものである。第2図はレジスト塗布装置全体の
概略構成を示すもので、11はターンテーブルで
ある。このターンテーブル11の上面には中央に
位置決め用の突部12が設けられているととも
に、中央以外の部位に複数の吸着溝13…が設け
られている。これらの吸着溝13…はターンテー
ブル11の内部に形成された連通路14を介して
例えば真空ポンプに連結されている。また、ター
ンテーブル11の突部12には円板状のガラス原
板(被塗布板)15の中央に形成された取付孔が
嵌合されるようになつている。そして、ターンテ
ーブル11の突部12にガラス原板15の取付孔
が嵌合された状態で連通路14を介して吸着溝1
3…内の真空引きを行なうことにより、ターンテ
ーブル11上に載置されたガラス原板15が真空
吸着によつてターンテーブル11上に確実に固着
されるようになつている。さらに、ターンテーブ
ル11の周囲には外囲器16が配設されており、
ガラス原板15上にレジストを塗布するレジスト
塗布作業中にターンテーブル11の周囲に飛散さ
れる不要なレジストがこの外囲器16によつて集
められ、外囲器16に連結された排出口17から
外部に排出されるようになつている。
一方、ターンテーブル11によつて支持されて
いるガラス原板15の上方には1対の集光レンズ
18a,18bが配設されている。これらの集光
レンズ18a,18bはガラス原板15の表面上
でガラス原板15の回転中心に対し半径寸法の異
なる第1、第2の測定点A,Bとそれぞれ離間対
向状態で配置されている。また、これらの集光レ
ンズ18a,18bは半透鏡19a,19b、受
光部20a,20bおよび測定部21a,21b
とともに第1、第2の膜厚測定器22a,22b
をそれぞれ形成するものである。これらの第1、
第2の膜厚測定器22a,22bはガラス原板1
5の表面にレジストが供給されるとともにターン
テーブル11の回転によりガラス原板15上の不
要なレジストが飛散されるレジスト塗布作業中
に、干渉性のよい光、例えばレーザ光を半透鏡1
9a,19bおよび集光レンズ18a,18bを
介してガラス原板15上の第1、第2の測定点
A,Bにそれぞれ集光させ、レジスト膜厚に応じ
て変化する干渉光を各受光部20a,20bによ
つてそれぞれ検出させ、これらの干渉光の相違に
もとづいて各測定部21a,21bによつてガラ
ス原板15上における第1、第2の各測定点A,
Bのレジスト膜の膜厚の時間的な変化を同時に測
定するものである。さらに、これらの第1、第2
の膜厚測定器22a,22bの測定部21a,2
1bは制御部23に接続されている。この制御部
23はターンテーブル11を回転駆動する駆動機
構24を制御するもので、第1、第2の各膜厚測
定器22a,22bによつて測定される第1、第
2の各測定点A,B間における測定値の差にもと
づき測定値の差が予め設定されている設定値より
大きい場合にはターンテーブル11の回転速度
(回転数)を上げるとともに、測定値の差が設定
値より小さい場合にはターンテーブル11の回転
速度を下げる速度制御を行なうようになつてい
る。
いるガラス原板15の上方には1対の集光レンズ
18a,18bが配設されている。これらの集光
レンズ18a,18bはガラス原板15の表面上
でガラス原板15の回転中心に対し半径寸法の異
なる第1、第2の測定点A,Bとそれぞれ離間対
向状態で配置されている。また、これらの集光レ
ンズ18a,18bは半透鏡19a,19b、受
光部20a,20bおよび測定部21a,21b
とともに第1、第2の膜厚測定器22a,22b
をそれぞれ形成するものである。これらの第1、
第2の膜厚測定器22a,22bはガラス原板1
5の表面にレジストが供給されるとともにターン
テーブル11の回転によりガラス原板15上の不
要なレジストが飛散されるレジスト塗布作業中
に、干渉性のよい光、例えばレーザ光を半透鏡1
9a,19bおよび集光レンズ18a,18bを
介してガラス原板15上の第1、第2の測定点
A,Bにそれぞれ集光させ、レジスト膜厚に応じ
て変化する干渉光を各受光部20a,20bによ
つてそれぞれ検出させ、これらの干渉光の相違に
もとづいて各測定部21a,21bによつてガラ
ス原板15上における第1、第2の各測定点A,
Bのレジスト膜の膜厚の時間的な変化を同時に測
定するものである。さらに、これらの第1、第2
の膜厚測定器22a,22bの測定部21a,2
1bは制御部23に接続されている。この制御部
23はターンテーブル11を回転駆動する駆動機
構24を制御するもので、第1、第2の各膜厚測
定器22a,22bによつて測定される第1、第
2の各測定点A,B間における測定値の差にもと
づき測定値の差が予め設定されている設定値より
大きい場合にはターンテーブル11の回転速度
(回転数)を上げるとともに、測定値の差が設定
値より小さい場合にはターンテーブル11の回転
速度を下げる速度制御を行なうようになつてい
る。
次に、ガラス原板5の表面にレジスト膜を塗布
するレジスト塗布作業について説明する。まず、
ターンテーブル11上にガラス原板15を載置
し、このガラス原板15を真空吸着によつてター
ンテーブル11上に固着する。この状態で、ター
ンテーブル11の表面にレジストを供給するとと
もに、ターンテーブル11を回転駆動してガラス
原板15の表面の不要なレジストを遠心力によつ
て飛散させる。また、このレジスト塗布作業中
に、第1、第2の各膜厚測定器22a,22bに
よつてガラス原板15の回転中心に対し半径寸法
の異なる第1、第2の各測定点A,Bで同時にガ
ラス原板15上のレジスト膜の膜厚の時間的な変
化を測定する。ここで、例えばガラス原板15の
直径が350mm、ターンテーブル11の回転数が
250rpmである場合には第1、第2の各測定点A,
Bにおけるレジスト膜の膜厚は第3図に示すよう
に時間の経過とともに変化し、レジスト塗布作業
の開始後、約4分経過すると膜厚は約3000オング
ストロームに集速した状態で保持されるようにな
つている。そして、制御部23には予め設定膜厚
毎に第3図に示すような設定値が設定されてお
り、第1、第2の各測定点A,Bにおけるレジス
ト膜厚の測定値の差に応じて、測定値の差が設定
値よりも大きい場合にはターンテーブル11の回
転速度を上げるとともに、測定値の差が設定値よ
り小さい場合にはターンテーブル11の回転速度
を下げる速度制御が行なわれ、所定時間経過後に
はガラス原板15上に設定膜厚のレジスト膜が塗
布されるようになつている。
するレジスト塗布作業について説明する。まず、
ターンテーブル11上にガラス原板15を載置
し、このガラス原板15を真空吸着によつてター
ンテーブル11上に固着する。この状態で、ター
ンテーブル11の表面にレジストを供給するとと
もに、ターンテーブル11を回転駆動してガラス
原板15の表面の不要なレジストを遠心力によつ
て飛散させる。また、このレジスト塗布作業中
に、第1、第2の各膜厚測定器22a,22bに
よつてガラス原板15の回転中心に対し半径寸法
の異なる第1、第2の各測定点A,Bで同時にガ
ラス原板15上のレジスト膜の膜厚の時間的な変
化を測定する。ここで、例えばガラス原板15の
直径が350mm、ターンテーブル11の回転数が
250rpmである場合には第1、第2の各測定点A,
Bにおけるレジスト膜の膜厚は第3図に示すよう
に時間の経過とともに変化し、レジスト塗布作業
の開始後、約4分経過すると膜厚は約3000オング
ストロームに集速した状態で保持されるようにな
つている。そして、制御部23には予め設定膜厚
毎に第3図に示すような設定値が設定されてお
り、第1、第2の各測定点A,Bにおけるレジス
ト膜厚の測定値の差に応じて、測定値の差が設定
値よりも大きい場合にはターンテーブル11の回
転速度を上げるとともに、測定値の差が設定値よ
り小さい場合にはターンテーブル11の回転速度
を下げる速度制御が行なわれ、所定時間経過後に
はガラス原板15上に設定膜厚のレジスト膜が塗
布されるようになつている。
したがつて、レジスト塗布作業中に、第1、第
2の各膜厚測定器22a,22bによつてガラス
原板15の回転中心に対し半径寸法の異なる第
1、第2の測定点A,Bで同時にガラス原板15
上のレジスト膜の膜厚の時間的な変化を測定し、
第1、第2の各測定点A,B間におけるレジスト
膜厚の測定値の差に応じて、測定値の差が予め設
定された設定値よりも大きい場合にはターンテー
ブル11の回転速度を上げるとともに、測定値の
差が設定値より小さい場合にはターンテーブル1
1の回転速度を下げる速度制御を行なうようにし
たので、ガラス原板15の温度、或いは周囲温度
等が通常の基準温度から外れた温度に変化し、レ
ジストの粘性が変化したり、或いはターンテーブ
ル11の回転速度に多少ばらつきが生じた場合で
あつても、従来に比べてガラス原板15上のレジ
スト膜の膜厚のばらつきを低減することができ、
ガラス原板15の表面全面に亘つて均一な状態で
レジスト膜を塗布することができる。特に、直径
の大きなガラス原板等の被塗布体を使用する場合
に効果的に歩留りの向上を図ることができる。
2の各膜厚測定器22a,22bによつてガラス
原板15の回転中心に対し半径寸法の異なる第
1、第2の測定点A,Bで同時にガラス原板15
上のレジスト膜の膜厚の時間的な変化を測定し、
第1、第2の各測定点A,B間におけるレジスト
膜厚の測定値の差に応じて、測定値の差が予め設
定された設定値よりも大きい場合にはターンテー
ブル11の回転速度を上げるとともに、測定値の
差が設定値より小さい場合にはターンテーブル1
1の回転速度を下げる速度制御を行なうようにし
たので、ガラス原板15の温度、或いは周囲温度
等が通常の基準温度から外れた温度に変化し、レ
ジストの粘性が変化したり、或いはターンテーブ
ル11の回転速度に多少ばらつきが生じた場合で
あつても、従来に比べてガラス原板15上のレジ
スト膜の膜厚のばらつきを低減することができ、
ガラス原板15の表面全面に亘つて均一な状態で
レジスト膜を塗布することができる。特に、直径
の大きなガラス原板等の被塗布体を使用する場合
に効果的に歩留りの向上を図ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、膜厚測定器の光の干渉による
ものに限定されず、またこれらを3個以上配設
し、被測定体の回転中心に対し半径寸法の異なる
3ケ所以上の測定点でレジスト膜の膜厚を測定す
るようにしてもよい。また、各膜厚測定器におい
て使用する光は必ずしも同一波長のレーザ光に限
定されるものではなく、異なる波長のレーザ光や
レーザ光以外の光であつてもよい。さらに、その
他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施できることは勿論である。
ではない。例えば、膜厚測定器の光の干渉による
ものに限定されず、またこれらを3個以上配設
し、被測定体の回転中心に対し半径寸法の異なる
3ケ所以上の測定点でレジスト膜の膜厚を測定す
るようにしてもよい。また、各膜厚測定器におい
て使用する光は必ずしも同一波長のレーザ光に限
定されるものではなく、異なる波長のレーザ光や
レーザ光以外の光であつてもよい。さらに、その
他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実
施できることは勿論である。
この発明によれば、被塗布体の表面にレジスト
を供給した状態でターンテーブルを回転して被塗
布体の表面の不要なレジストを飛散させ、被塗布
体の表面に設定膜厚のレジスト膜を塗布するレジ
スト塗布作業中に、被塗布体の回転中心に対し半
径寸法の異なる複数の測定点で同時にレジスト膜
の膜厚の時間的な変化を測定し、各測定点間にお
けるレジスト膜厚の測定値の差に応じて、測定値
の差が予め設定された設定値より大きい場合には
ターンテーブルの回転速度を上げるとともに、測
定値の差が設定値より小さい場合にはターンテー
ブルの回転速度を下げる速度制御を行なうように
したので、設定膜厚のレジスト膜を被塗布体の表
面全面に亘つて均一な状態に、常に安定に塗布す
ることができ、製品の歩留りの向上を図ることが
できる。
を供給した状態でターンテーブルを回転して被塗
布体の表面の不要なレジストを飛散させ、被塗布
体の表面に設定膜厚のレジスト膜を塗布するレジ
スト塗布作業中に、被塗布体の回転中心に対し半
径寸法の異なる複数の測定点で同時にレジスト膜
の膜厚の時間的な変化を測定し、各測定点間にお
けるレジスト膜厚の測定値の差に応じて、測定値
の差が予め設定された設定値より大きい場合には
ターンテーブルの回転速度を上げるとともに、測
定値の差が設定値より小さい場合にはターンテー
ブルの回転速度を下げる速度制御を行なうように
したので、設定膜厚のレジスト膜を被塗布体の表
面全面に亘つて均一な状態に、常に安定に塗布す
ることができ、製品の歩留りの向上を図ることが
できる。
第1図は従来例を示す縦断面図、第2図および
第3図はこの発明の一実施例を示すもので、第2
図は全体の概略構成図、第3図は第1、第2の各
測定点におけるレジスト膜の膜厚の時間的な変化
を示す特性図である。 11…ターンテーブル、15…ガラス原板(被
塗布体)、22a,22b…第1、第2の膜厚測
定器、23…制御部。
第3図はこの発明の一実施例を示すもので、第2
図は全体の概略構成図、第3図は第1、第2の各
測定点におけるレジスト膜の膜厚の時間的な変化
を示す特性図である。 11…ターンテーブル、15…ガラス原板(被
塗布体)、22a,22b…第1、第2の膜厚測
定器、23…制御部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 回転速度を調節可能なターンテーブルに支持
された被塗布体の表面にレジストを供給するとと
もに、設定膜厚に対応する回転速度で前記ターン
テーブルを回転させ、遠心力によつて被塗布体上
の不要なレジストを飛散させて設定膜厚のレジス
ト膜を塗布するレジスト塗布方法において、前記
被塗布体の表面にレジストを供給して前記ターン
テーブルを回転駆動するレジスト塗布作業中に、
被塗布体の回転中心に対し半径寸法の異なる複数
の測定点で同時に被塗布体上のレジスト膜の膜厚
の時間的な変化を測定し、各測定点間におけるレ
ジスト膜厚の測定値の差に応じて、測定値の差が
予め設定された設定値より大きい場合には前記タ
ーンテーブルの回転速度を上げるとともに、測定
値の差が設定値より小さい場合には前記ターンテ
ーブルの回転速度を下げる速度制御を行なうこと
を特徴とするレジスト塗布方法。 2 表面にレジストが塗布される被塗布体を回転
自在に支持するとともに前記被塗布体の回転速度
を調節可能なターンテーブルと、このターンテー
ブルに支持されている被塗布体の表面にレジスト
が供給されるとともに前記ターンテーブルの回転
により前記被塗布体上の不要なレジストが飛散さ
れるレジスト塗布作業中に前記被塗布体の回転中
心に対し半径寸法の異なる複数の測定点で前記被
塗布体上のレジスト膜厚の時間的な変化を同時に
測定する複数の膜厚測定器と、これらの各膜厚測
定器によつて測定される各測定点間における測定
値の差にもとづき前記測定値の差が予め設定され
た設定値より大きい場合には前記ターンテーブル
の回転速度を上げるとともに前記測定値の差が設
定値より小さい場合には前記ターンテーブルの回
転速度を下げる速度制御を行なう制御部とを具備
したことを特徴とするレジスト塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22246682A JPS59112873A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | レジスト塗布方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22246682A JPS59112873A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | レジスト塗布方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59112873A JPS59112873A (ja) | 1984-06-29 |
JPH0324774B2 true JPH0324774B2 (ja) | 1991-04-04 |
Family
ID=16782853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22246682A Granted JPS59112873A (ja) | 1982-12-18 | 1982-12-18 | レジスト塗布方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59112873A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63232429A (ja) * | 1987-03-20 | 1988-09-28 | Nec Corp | ホトレジスト塗布機 |
JPH0215439A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光ディスク原盤用レジスト塗布装置 |
JPWO2022138291A1 (ja) * | 2020-12-24 | 2022-06-30 |
-
1982
- 1982-12-18 JP JP22246682A patent/JPS59112873A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59112873A (ja) | 1984-06-29 |
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