JPH0324744Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0324744Y2 JPH0324744Y2 JP3656885U JP3656885U JPH0324744Y2 JP H0324744 Y2 JPH0324744 Y2 JP H0324744Y2 JP 3656885 U JP3656885 U JP 3656885U JP 3656885 U JP3656885 U JP 3656885U JP H0324744 Y2 JPH0324744 Y2 JP H0324744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- eave tile
- sparrow
- intrusion prevention
- eaves
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 241000287127 Passeridae Species 0.000 claims description 13
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 12
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 7
- 230000001788 irregular Effects 0.000 claims description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は軒瓦と野地板の軒先部に付設した広
小舞の間隙を閉口する雀侵入防止板に関するもの
である。
小舞の間隙を閉口する雀侵入防止板に関するもの
である。
従来の技術
従来、軒瓦の左右接合部には縦方向に間隙が形
成され、該間隙より雀が侵入して巣を作るため、
金属帯板に雀侵入防止板を任意数立設し、該金属
帯板を軒瓦の敷設前に軒先の広小舞の上面に釘で
もつて係止し、金属帯板の雀侵入防止板を軒瓦の
左右接合部下方に嵌合させているものである。
成され、該間隙より雀が侵入して巣を作るため、
金属帯板に雀侵入防止板を任意数立設し、該金属
帯板を軒瓦の敷設前に軒先の広小舞の上面に釘で
もつて係止し、金属帯板の雀侵入防止板を軒瓦の
左右接合部下方に嵌合させているものである。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、前記雀侵入防止板には通気性の
孔がないため、夏期には軒瓦から上方の平瓦まで
連通した間隙内の温度が上昇して野地板がむれ易
いもので、また軒瓦が敷設している場所に雀侵入
防止板を取付ける場合には、軒瓦を取外して雀侵
入防止板の金属帯板を釘付けしなければならず、
手間を要する等の欠点があつた。
孔がないため、夏期には軒瓦から上方の平瓦まで
連通した間隙内の温度が上昇して野地板がむれ易
いもので、また軒瓦が敷設している場所に雀侵入
防止板を取付ける場合には、軒瓦を取外して雀侵
入防止板の金属帯板を釘付けしなければならず、
手間を要する等の欠点があつた。
この様な問題点を解消する目的において、本考
案は雀侵入防止板を単体となして通気孔を開孔し
たものであつて、軒瓦の接合部間隙に挿し、接着
剤で軒瓦並びに広小舞に接着することにより、取
付けが容易であると共に軒瓦や平瓦と野地板との
間隙の通気性も良好で、更に軒瓦の耐風性も向上
させ得ることを特徴とするものである。
案は雀侵入防止板を単体となして通気孔を開孔し
たものであつて、軒瓦の接合部間隙に挿し、接着
剤で軒瓦並びに広小舞に接着することにより、取
付けが容易であると共に軒瓦や平瓦と野地板との
間隙の通気性も良好で、更に軒瓦の耐風性も向上
させ得ることを特徴とするものである。
問題点を解決するための手段
以下、実施例図により本考案の構成を説明す
る。
る。
軒瓦の右側端部下面に接合する左傾斜上面１ａ
と、軒瓦の左側桟寄り下面に接合する右傾斜上面
１ｂとを段部２で連設し下面３の前部位置に縁部
４を垂下した異型三角形プレート５を形成し、該
異型三角形プレート５の正面より背面へ多数の小
孔よりなる通気孔６を開孔させると共にプレート
の上面並びに下面に接着剤塗布用の条溝７を設け
た雀侵入防止板８である。尚、図中９は軒瓦、１
０は広小舞を示す。
と、軒瓦の左側桟寄り下面に接合する右傾斜上面
１ｂとを段部２で連設し下面３の前部位置に縁部
４を垂下した異型三角形プレート５を形成し、該
異型三角形プレート５の正面より背面へ多数の小
孔よりなる通気孔６を開孔させると共にプレート
の上面並びに下面に接着剤塗布用の条溝７を設け
た雀侵入防止板８である。尚、図中９は軒瓦、１
０は広小舞を示す。
作用、効果
本考案になる雀侵入防止板８は、異型三角形プ
レート５の上下面に接着剤を塗布し、軒先部にお
いて軒瓦９の相互の重複部と野地板の先端上面に
付設した広小舞１０との間隙に挿入し、プレート
の下面の縁部４の内面を広小舞１０の前端に接合
して下面を広小舞１０に、左右傾斜上面１ａ，１
ｂを軒瓦９の相互の重複部下面に接着させるもの
である。
レート５の上下面に接着剤を塗布し、軒先部にお
いて軒瓦９の相互の重複部と野地板の先端上面に
付設した広小舞１０との間隙に挿入し、プレート
の下面の縁部４の内面を広小舞１０の前端に接合
して下面を広小舞１０に、左右傾斜上面１ａ，１
ｂを軒瓦９の相互の重複部下面に接着させるもの
である。
そして、プレートの通気孔６によつて野地板と
瓦との間隙の通気が促進され、野地板の蒸れや付
設した瓦桟木の腐蝕を防止し得るものであり、ま
た雀侵入防止板８は単体であるため瓦を敷設した
後での取付も可能であり、雀侵入防止板８を介し
て広小舞１０と軒瓦９とが強固に連結され、軒瓦
の耐風性を向上させ得るものであり、プラスチツ
クを用いて安価に大量生産をもなし得る等、顕著
な諸効果を奏するものである。
瓦との間隙の通気が促進され、野地板の蒸れや付
設した瓦桟木の腐蝕を防止し得るものであり、ま
た雀侵入防止板８は単体であるため瓦を敷設した
後での取付も可能であり、雀侵入防止板８を介し
て広小舞１０と軒瓦９とが強固に連結され、軒瓦
の耐風性を向上させ得るものであり、プラスチツ
クを用いて安価に大量生産をもなし得る等、顕著
な諸効果を奏するものである。
第１図は本考案の実施例に係る雀侵入防止板の
正面図、第２図はその平面図、第３図は第２図Ａ
−Ａ線断面図、第４図は第１図Ｂ−Ｂ線断面図、
第５図は軒瓦部の斜視図、第６図は軒瓦部の拡大
縦断面図である。 １ａ……左傾斜上面、１ｂ……右傾斜上面、２
……段部、３……下面、４……縁部、６……通気
孔、７……条溝。
正面図、第２図はその平面図、第３図は第２図Ａ
−Ａ線断面図、第４図は第１図Ｂ−Ｂ線断面図、
第５図は軒瓦部の斜視図、第６図は軒瓦部の拡大
縦断面図である。 １ａ……左傾斜上面、１ｂ……右傾斜上面、２
……段部、３……下面、４……縁部、６……通気
孔、７……条溝。
Claims (1)
- 軒瓦の右側端部下面に接合する左傾斜上面と、
軒瓦の左側桟寄り下面に接合する右傾斜上面とを
段部で連設すると共に下面の前部位置に縁部を垂
下した異型三角形プレートを形成し、該異型三角
形プレートの正面より背面へ多数の通気孔を開孔
させ、プレートの上面並びに下面に接着剤塗布用
の条溝を設けたことを特徴として成る、軒瓦にお
ける雀侵入防止板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3656885U JPH0324744Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3656885U JPH0324744Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152626U JPS61152626U (ja) | 1986-09-20 |
| JPH0324744Y2 true JPH0324744Y2 (ja) | 1991-05-29 |
Family
ID=30541874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3656885U Expired JPH0324744Y2 (ja) | 1985-03-13 | 1985-03-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0324744Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-13 JP JP3656885U patent/JPH0324744Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61152626U (ja) | 1986-09-20 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5939169A (en) | Composite roofing and siding shingle | |
| JPH0324744Y2 (ja) | ||
| JPS5849669B2 (ja) | 屋根材 | |
| JPS6019227Y2 (ja) | 屋根板固定金具 | |
| JPS6329075Y2 (ja) | ||
| JPH049376Y2 (ja) | ||
| JPH071394Y2 (ja) | 棟 瓦 | |
| JP2501294Y2 (ja) | 化粧板用キャップ | |
| JPS5935695Y2 (ja) | 金属製長尺屋根材 | |
| JPH0425463Y2 (ja) | ||
| JPS6322259Y2 (ja) | ||
| JPH0443530Y2 (ja) | ||
| JP2563344Y2 (ja) | 屋根材固定金具 | |
| JPS624117Y2 (ja) | ||
| JP3398488B2 (ja) | 隅棟瓦 | |
| JPS5849298Y2 (ja) | 二段雨切り瓦 | |
| JPS6013937Y2 (ja) | 平板瓦屋根の葺上げ構造 | |
| JPH0411063Y2 (ja) | ||
| JP2604642Y2 (ja) | 屋根葺構造 | |
| JPH0635006Y2 (ja) | 平板瓦の固定構造 | |
| JPS6129859Y2 (ja) | ||
| JPS6127389Y2 (ja) | ||
| JPH0430251Y2 (ja) | ||
| JPS5815537Y2 (ja) | 化粧梁取付装置 | |
| JPS59122657A (ja) | 建築物の屋根施工法 |