JPH03246322A - 過給機付エンジン搭載車の最高速度制限装置 - Google Patents

過給機付エンジン搭載車の最高速度制限装置

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JPH03246322A
JPH03246322A JP2042771A JP4277190A JPH03246322A JP H03246322 A JPH03246322 A JP H03246322A JP 2042771 A JP2042771 A JP 2042771A JP 4277190 A JP4277190 A JP 4277190A JP H03246322 A JPH03246322 A JP H03246322A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、過給機付エンジン搭載車の最高速度制限装置
に関し、詳しくは、所定車速以上となった時に過給圧を
下げるように制御し、過給圧低下後に燃料カットを行な
って最高速度を制御することに関する。
〔従来の技術〕
一般に過給機付エンジンでは、吸気充填効率が高くなる
ために機関出力が向上し、車両の最高速度も大幅な向上
が可能となっているが、今日の交通事情から車両の最高
速度が制限される傾向にある。 そこで従来、過給機付
エンジンを搭載した車両の最高速度を制限する装置とし
ては種々の提案がなされており、例えば特公昭56−1
0452号公報に示すように、過給圧をコントロールし
てエンジン出力を低下させることにより最高速度を制限
するようにしたものや、あるいは実公昭59−2226
5号公報に示すように、設定車速以上の時には燃料供給
を停止させるようにした先行技術が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した先行技術の前者に示すように、
過給圧コントロール方式による車両の最高速度制限装置
は、燃料カット方式に比べて作動時や復帰時に発生する
衝撃(ショック)が小さいという利点を有している。
しかし、過給圧を下げてエンジン出力を直ちに低下させ
ることは、過給圧低下の応答遅れによって難しく、また
過給圧コントロール方式は、最高速度を制限する上で必
ずしも適切でない。
また上述した先行技術の後者に示すように、燃料供給を
停止させて車両の最高速度を制限する方式は、過給圧コ
ントロール方式に比べてエンジン出力を大幅に低下させ
ることは可能であり、確実に最高速度を制限することが
できるという利点を有している。
しかし、最高速度制限装置の作動時や復帰時に大きな衝
撃が発生する。また、燃料カットを行なうことにより点
火プラグの電極温度が急激に低下し、要求電圧が上昇す
るため、高圧ケーブル、ディストリビュータ等の耐電圧
性能の高いものが要求されると共に、点火プラグ碍子部
で沿面放電が発生して、点火プラグの破損を招く等の問
題がある。
本発明は、上述した問題点を課題としてなされたもので
、車両の最高速度制限を行なう場合、まず過給機の過給
圧を低下させてその後に燃料カットを行ない、最高速度
制限を解除する場合は、燃料カットを復帰した後に過給
圧制御を解除して通常の過給状態に戻すことにより、作
動時や復帰時における衝撃が小さく確実に最高速度を制
限することができる過給機付エンジン搭載車の最高速度
制限装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため本発明は、車両の車速を検出す
る車速センサを有し、上記車速センサによって車速が所
定車速以上を検出した時に過給圧を低下、または燃料を
カットする過給機付エンジンにおいて、上記車速センサ
によって検出された車速を、予め設定された第1の設定
車速と比較判別する第1の車速判別手段と、予め第1の
設定車速よりも高く設定された第2の設定車速と比較判
別する第2の車速判別手段と、上記第1の車速判別手段
によって車速が第1の設定車速より高いと判別された時
に、過給圧を低下させる過給圧制御バルブ駆動手段と、
上記第2の車速判別手段によって車速が第2の設定車速
より高く且つ所定の過給圧よりも低いと判別された時に
、燃料カットを指定する燃料噴射量設定手段とを有した
ことを特徴とするものである。
〔作   用〕
本発明の過給機付エンジン搭載車の最高速度制限装置は
、車速が第1の設定車速を越えると過給圧制御バルブが
オンし、過給圧はバイパス通路を介してリークさせるこ
とにより低下する。さらに車速が第2の設定車速よりも
高く、かつ過給圧が設定圧より低い状態が所定時間継続
した時に、燃料カットが行なわれる。なお、燃料カット
時の車速は、過給圧を低下させる時の車速より大となる
ように設定しておき、燃料カットは必ず過給圧が低下さ
れた状態で行なわれる。
燃料カットにより車速が低下すると燃料カットが復帰し
、車速が設定車速付近に維持される。アクセルを戻して
車速を低下させると、まず燃料カットが解除され、次い
で過給圧リークが解除されて、再び通常の運転が可能に
なる。
〔実 施 例〕
以下、本発明による実施例を添付の図面を参照して具体
的に説明する。
第2図は本発明による過給機付エンジンの概略構成図で
あり、図において、符号1はエンジン、2は燃焼室、3
は吸気弁、4は排気弁、5はインジェツタ、6は点火栓
、7はエアクリーナ、8は吸気管をそれぞれ示している
エンジンlのエアクリーナ7より下流側には、スロット
ルバルブIOを有するスロットルボディ9が配設され、
スロットルボディ9のバイパス通路には、アイドルスピ
ードコントロールバルブ(■5CV)11が設置されて
いる。
また、スロットルボディ9の下流側には、ロータ12a
 、 12bからなる容積型の過給機12およびインタ
ークーラ13が吸気管8に配設されている。そしてスロ
ットルバルブlOの下流側とインタークーラ13の下流
側チャンバ13aとの間には、過給機12をバイパスす
るバイパス通路8aが設けられ、このバイパス通路8a
にはエアバイパスバルブI5が配設されている。なお、
符号14は排気管を示す。
エアバイパスバルブ15は、ダイヤフラム15aと一体
的な弁体15bを有し、ダイヤフラム室15c内の圧力
と他方の圧力室15dとの圧力の差により弁体15bが
可動してバイパス通路8aを開閉作用するもので、この
ため圧力室15dが通路16を介して過給圧制御バルブ
17のポーH7eに接続されている。
また弁体15bの弁室15eの一方はバイパス通路8a
に連通し、他方は弁体15bを介してインタークーラ1
3の下流側チャンバ13aに連通ずる。
過給圧制御手段としての過給圧制御バルブ17は、ソレ
ノイド17bへの通電をオン・オフすることによって動
作する弁体tyaを有し、弁体17aによってポート1
7c 、 17dが開閉される。ポート17cは大気に
連通し、ポート17dは通路18を介して前記インター
クーラ13の下流側チャンバ13aに接続され、この通
路18には逆止弁21が設けられており、・またエアバ
イパスバルブ15のダイヤフラム室15cと下流側チャ
ンバ13aとは通路19で連通されており、この通路I
9にオリフィス22が設けられている。
さらにダイヤフラム室15cは、通路19から分岐する
分岐通路20で弁室15eに接続されている。
そして過給圧制御バルブ17のソレノイド17bが非通
電の場合、過給圧制御バルブ17は第2図に示す如く、
通路18に連通するポート17dは閉、大気に連通する
ポート17eは開状態にある。これにより、エアバイパ
スバルブ15のダイヤフラム室15c内における圧力は
、インタークーラ13の下流側チャンバ13aにおける
圧力(過給圧)より低く大気より高い圧力となる。ダイ
ヤフラム室15cの圧力に対し、圧力室15dの圧力は
大気圧であるため、弁体15bによって弁室15eと下
流側チャンバ18aとの連通は閉となる。
次いで、ソレノイド17bが通電されると、過給圧制御
バルブ17は弁体17aによってポート17cが閉、ポ
ート17dが開状態となる。これにより、エアバイパス
バルブ15の圧力室15d内における圧力は、逆止弁2
1を介して下流側チャンバ13aの過給圧が通路18.
)ポート17d 、 17e 、通路16を経て圧力室
15dに作用し、過給圧に等しい圧力となり、圧力室1
5d内圧力がダイヤフラム室15c内圧力より高くなる
。従って、弁体15bは第2図の上方に押し上げられ、
下流側チャンバ13aとバイパス通路8aとは連通状態
になる。
続いて、エンジン1の制御系について述べる。
制御ユニット40は、エンジンlの各制御要素を制御す
るためにマイクロコンピュータシステムとして構成され
ている。制御ユニット40には中央処理装置(CPU)
41. メモリとしてのRAM42およびROM43.
入出力装置(Ilo)44と、これらを接続するバス4
5とからなる。そしてl1044の出力ポートは、駆動
回路4Bに接続されている。
駆動回路4Bは、インジェクタ5.過給圧制御バルブ1
7のソレノイド17a等へ接続され、l1044の人力
ボートには、各センサが接続されると共にバッテリ電圧
VBが入力されている。
l1044の入力ポートには、エンジン回転数Neを検
出するクランク角センサ28.スロットルバルブIOの
開度を検出するスロットル開度センサ24、エンジンl
の冷却水温度を検出する水温センサ25.吸気管圧力P
Rを検出する吸気管圧力センサ26.吸気温を検出する
吸気温センサ27.排気管14内における排気ガス中の
残留酸素濃度を検出する02センサ28.および車両の
車速Vを検出する車速センサ29が接続されている。
第1図において、制御ユニット40の電子制御系につい
て述べる。
燃料噴射制御系は、クランク角センサ23の信号が入力
するエンジン回転数算出手段51にてエンジン回転数N
eを算出すると共に、吸気管圧力センサ26の信号が入
力する吸気管圧力算出手段52にて吸気管圧力PBを算
出し、エンジン回転数Neと吸気管圧力P、とが入力す
る基本燃料噴射量算出手段53を有し、基本燃料噴射パ
ルス幅’rpが、エンジン回転数Neと吸気管圧力P、
とに基づいて予め設定されたマツプから求められる。
他方、スロットル開度センサ24.水温センサ25゜吸
気温センサ27.02センサ28等によりエンジンlの
運転状態を検出するエンジン運転状態検出センサ3Iの
信号が入力する補正係数設定手段54を有し、補正係数
設定手段54において、スロットル開度、水温、吸気温
等に基づく補正係数C0EFと、02センサ28にて検
出された酸素濃度に基づく空燃比フィードバック係数a
と、バッテリ電圧変化に基づくインジェクタ無効噴射時
間分を補償する電圧補正パルス幅T5等が設定される。
そして基本燃料噴射量Tpと補正係数を読込む燃料噴射
量設定手段55を有し、燃料噴射量設定手段55にて燃
料噴射パルス幅TIが Ti =Tp −COEF−a+Ts により算出され、燃料噴射パルス幅Tiがインジェクタ
駆動手段56を介して所定タイミングでインジェクタ5
へ出力される。
次に、車両の最高速度を制御するための過給圧制御と燃
料制御について述べる。
制御ユニット40においては、車速センサ29の信号は
車速算出手段57に入力して車速Vが算出され、この車
速Vの信号が入力する第1の車速判別手段58と第2の
車速判別手段59とを有している。
第1の車速判別手段5Bは、車速Vと第1の設定車速V
s+(例えば128km/h)とを比較し、V〉v5I
の時には過給圧リークと判断し、この信号は過給圧制御
バルブ駆動手段60を介して過給圧制御バルブ17のソ
レノイド17bへ出力する。
他方、第2の車速判別手段59は、車速V、吸気管圧力
PRと、上記第1の設定車速よりも高く設定された第2
の設定車速VS2(例えば130km/h)および設定
値Ps  (例えば860 Pml1g)とをそれぞれ
比較し、V>Vs2.p、<Psの時には燃料カットと
判断する。
また制御ユニット40は、第2の車速判別手段59の判
別結果を読込むタイマ手段61を有し、タイマ手段61
は、V>V52.且つPB<PB(7)状態が所定時間
t(例えば0.5sec)以上継続された時に燃料カッ
トと判断し、その信号は燃料噴射量設定手段55に出力
して、燃料噴射パルス幅TIをTl−0とする。
この場合、車速Vが第1の設定車速VSIから第2の設
定車速VS2へ瞬間的に変化しても、タイマ手段etに
よってV > V s2.且つPBくPSの状態が所定
時間を以上継続されない限り燃料カットは行なわれない
ため、過給圧(吸気管圧力)がリークされた後に必ず燃
料カットが行なわれる。
次いで、かかる構成の最高速度制限装置の作用を、第3
図および第4図のフローチャートに基づいて述べる。
第3図は燃料噴射制御ルーチンを示すフローチャートで
あり、ステップ81旧では、燃料カットフラグF CU
TがFCIJT−1か否かが判定される。そしてF C
UT≠1の燃料カット条件でない時は、ステップ810
2に進んで基本燃料噴射パルス幅Tpが算出される。
ステップ5103では、エンジンIの運転状態に基づく
補正係数(COE F、  α、T5)が設定される。
ステップ5104では、燃料噴射パルス幅TiがTj 
−Tρ・C0EF・α+T5によって算出される。そし
てステップ5105に進んで燃料噴射が実行される。
ステップ5IOIにてFCU↑−1の燃料カット条件の
時には、ステップ8106に進んでTI −0とされ、
燃料カットが行なわれる。
第4図は過給圧制御バルブ17および燃料カット制御の
割込みルーチンであり、ステップ5202では車速Vが
算出され、ステップ5203に進む。
ステップ8203では車速Vが第1の設定車速VSIと
比較され、VSVSIの時はステップ5204に進む。
ステップ5204では第5図(e)に示すように、過給
圧制御バルブ17のソレノイド17bが非通電(オフ)
とされ、エアバイパスバルブ15が閉となり、過給圧は
リークされない。
ステップ5203ニテv>v5.ノ時は(第5図(a)
のA点以上)、ステップ5205に進む。ステップ52
05では第5図(e)に示すように、過給圧制御バルブ
17のソレノイド17bが通電(オン)とされ、エアバ
イパスバルブ15が開となり、吸気管圧力PBがリーク
され、第4図(b)に示す如く吸気管圧力PRは低下す
る。
ステップ3206では吸気管圧力PRが設定値Psと比
較され、P[]≧P5か否かを判断する。またステップ
5207て車速Vが第2の設定車速vs2と比較され、
V>VS2か否かが判定される。そしてステップ520
6にてpe≧PS+  ステップ5207にてVSv5
2の時はステップ5211に進み、タイマカウント値が
クリアされ(CI −0) 、ステップ5209へ進む
。なお、ステップ5211からステップ5209を介さ
ず、ステップ5212へ進むようにしてもよい。
他方、ステップ5206にてPB<PSと判別され、か
つステップ5207にてv>VS、と判別された時はス
テップ8208に進み、タイマカウント値をカウントア
ツプする(CI−CI+1)。
ステップ5209ではタイマカウント値C3が設定値C
567と比較され、C3≧CSETの時(第5図(d)
に示す時間tを経過した時)にはステップ5210に進
む。ステップ8210では燃料カットフラグFcuアが
F。U7−1の燃料カット条件とされる。
他方、ステップ5209にてCI<Csgtと判定され
た時は、ステップ8212に進む。ステップ8212で
はFcut=0として、通常の燃料噴射条件とされる。
従って、第5図(a) 、 (b)に示す如く、先ず車
速Vが第1の設定車速vs1以上になった時に過給圧制
御バルブ17によって吸気管圧力PBを低下させ、次い
て車速Vが第2の設定車速VS2以上になり、このとき
吸気管圧力P、が設定値以下の状態が第5図(d)に示
す如く所定時間を以上継続すると、燃料カットが行なわ
れる(第5図(e)参照)。
ところで、過給圧、すなわち吸気管圧力が高い状態で燃
料カットが行われると、エンジン出力の高い状態で燃料
カットが行われることとなりトルクショックが非常に大
きくなる。これに対し上述の如く、車速が第1の設定車
速よりも高い時に、先ず過給圧制御により吸気管圧力を
低下させて、さらに車速が第2の設定車速以上の場合に
は、吸気管圧力が充分低下した状態が所定時間を経過し
た後で、エンジン出力が低下された段階で燃料カットに
移行するのでトルクショックが非常に小さく、最高車速
制限時のショックを確実に緩和させることができ、かつ
確実に最高車速を制限することができる。
そしてアクセルペダルの踏込みがが戻されると、車速は
低下する。これによって、先ず燃料カットが解除され、
その後、吸気管圧力のリークが解除され、通常の燃料噴
射制御が行なわれる。
また、車速Vが第1の設定車速V5.以下では過給状態
にあるため、吸気管圧力PBは第5図(b)に示すよう
に高く、点火プラグ6の要求電圧はE3と高い。この状
態から車速■が第1の設定車速v51より高くなると、
第5図(C)に示すように過給圧制御バルブ17がオン
され、第5図(b)に示すように吸気管圧力P8は低下
し、第5図(r)に示すように点火プラグ6の要求電圧
はE、と低くなる。
次いで、第5図(e)に示すように、燃料カットが行な
われた時の点火プラグ6の要求電圧は、吸気管圧力が低
いためE2となる。ところで吸気管圧力が高い状態での
燃料カット時においては、点火プラグ6の電極温度は急
激に低下し、要求電圧はE3以上となる。これに対し、
上述の如く要求電圧はE3以下のE2となるため、点火
プラグ6はその碍子部での沿面放電による点火プラグ6
の破損は生じることなく、またハイテンションコードお
よびディストリビュータの耐電圧性能も高くする必要が
ない。
なお、本実施例においては、エンジン回転数と吸気管圧
力とに基づいて燃料噴射量を算出するDジェトロ方式に
ついて述べたが、エンジン回転数と吸入空気量とに基づ
いたLジェトロ方式、あるいはエンジン回転数とスロッ
トル開度とに基づいてα〜N方式でも良いことは勿論の
ことである。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による過給機付エンジン搭載
車の最高速度制限装置は、車速が第1の設定車速を越え
ると過給圧を低下させ、第1の設定車速より高い第2の
設定車速以上になると設定時間経過後に燃料カットを行
なうので、エンジン出力が低下した後に燃料カットが行
なわれるため、最高速度制限時のショックを緩和するこ
とができる。そして燃料カット復帰時にも同様に、ショ
ックを生ずることなく通常運転状態になる。
さらに、燃料カットは過給圧の低い状態でのみ実行され
るので、燃料カットによって発生する要求電圧の上昇を
低く抑えることができ、その結果、点火プラグの沿面放
電等を確実に防止することができると共に、高圧ケーブ
ル、ディストリビュータ等の耐電圧性能の要求も特別に
高める必要がなくなるため、コスト低減を図ることがで
きる。
また、車速か第1の設定車速から第2の設定車速以上に
瞬時に上昇した場合、吸気管圧力が設定値以下の状態が
所定時間経過した後に燃料カットが実行されるため、確
実にショックが緩和され、最高速度を所定速度に制限す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は制御ユニットの機能ブロック図、第2図は本発
明による過給機付エンジン搭載車の概略構成図、第3図
は燃料噴射制御ルーチンの作用を示すフローチャー ト
、第4図は過給圧制御および燃料カット制御の割込みル
ーチンを示すフローチャート、第5図は本発明による作
動時の特性図である。 1・・・エンジン、5・・・インジェクタ、6・・・点
火栓、8・・・吸気管、8a・・・バイパス通路、10
・・・スロットルバルブ、I2・・・過給機、15・・
・エアバイパスバルブ、17・・・過給圧制御バルブ、
23・・・クランク角センサ、26・・・吸気管圧力セ
ンサ、29・・・車速センサ、31・・・エンジン運転
状態検出センサ、40・・・制御ユニット、51・・・
エンジン回転数算出手段、52・・・吸気管圧力算出手
段、53・・・基本燃料噴射量算出手段、55・・・燃
料噴射量設定手段、56・・・インジェクタ駆動手段、
57・・・車速算出手段、58・・・第1の車速判別手
段、59・・・第2の車速判別手段、80・・・過給圧
制御バルブ駆動手段、61・・・タイマ手段。 特 許 出 願 人 富士重工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (I)車両の車速を検出する車速センサを有し、上記車
    速センサによって車速が所定車速以上を検出した時に過
    給圧を低下、または燃料をカットする過給機付エンジン
    において、 上記車速センサによって検出された車速を、予め設定さ
    れた第1の設定車速と比較判別する第1の車速判別手段
    と、予め第1の設定車速よりも高く設定された第2の設
    定車速と比較判別する第2の車速判別手段と、 上記第1の車速判別手段によって車速が第1の設定車速
    より高いと判別された時に、過給圧を低下させる過給圧
    制御バルブ駆動手段と、 上記第2の車速判別手段によって車速が第2の設定車速
    より高く且つ所定の過給圧よりも低いと判別された時に
    、燃料カットを指定する燃料噴射量設定手段とを有した
    ことを特徴とする過給機付エンジン搭載車の最高速度制
    限装置。 (2)上記燃料噴射量設定手段による燃料カットは、上
    記第2の車速判別手段にて第2の設定車速よりも高く且
    つ所定の過給圧よりも低いと判別される条件下で、タイ
    マ手段に基づく設定時間の経過後に実行することを特徴
    とする請求項(1)記載の過給機付エンジン搭載車の最
    高速度制限装置。
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