JPH03246206A - トリハロイミダゾール誘導体を有効成分とするゴキブリ用殺虫剤 - Google Patents

トリハロイミダゾール誘導体を有効成分とするゴキブリ用殺虫剤

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JPH03246206A
JPH03246206A JP4185690A JP4185690A JPH03246206A JP H03246206 A JPH03246206 A JP H03246206A JP 4185690 A JP4185690 A JP 4185690A JP 4185690 A JP4185690 A JP 4185690A JP H03246206 A JPH03246206 A JP H03246206A
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insecticide
cockroaches
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compound
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JP4185690A
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English (en)
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Toshihiko Yano
俊彦 矢野
Hiroki Tomioka
広樹 富岡
Takao Ishiwatari
石渡 多賀男
Naonori Hirata
直則 平田
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、トリバロイミダゾール誘導体を有効成分とす
るゴキブリ用殺虫剤に関する。
〈従来の技術〉 ある種のトリバロイミダゾール誘導体、たとえIf 1
−1−ペンチルオキシメチル−2,4,5−トリクロロ
イミダゾールが殺虫剤、とりわけゴキブリ用殺虫剤の有
効成分として用いられ得ることは、イギリス特許第1.
816,665号明細書および米国特許113,674
,874号明細書等に記載されている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、これらの化合物は、ゴキブリ用殺虫剤の
有効成分として必ずしも常)ζ充分なものであるとはい
えない。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記の状況に鑑み、ゴキブリ類(網翅目
害虫)に対し、より優れた殺虫効力を有する化合物を見
出すべく鋭意検討を重ねた結果、−数式CI) 〔式中、Rはシアノ基、ハロアルキルチオ基またアルコ
キシアルキル基、ハロアルキル基、置換基を有していて
もよいベンジル基、置換基を有していてもよいフェノキ
シメチル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロアル
キル基、ナフチル基または置換基を有していてもよいフ
ェニル基を表わす。R2およびR8は同一または相異な
り、アルキルもしc、7 基参毒橿フェニル基を表わすか、またはR2、R1およ
び窒素原子が一緒になって、モルホリノ場、ピペリジノ
珈もしくはピロリジノ環を形成していてもよい。〕 で示されるトリ八ロイミダゾール誘導体(以下、化合物
IJIと記す。)が、各種ゴキブリ類に対し、1、きわ
めて高い殺虫効力を有する。
2、ノックダウン効力、致死効力双方ともに優れる。
8、ピレスロイド低感受性コロニーに対し、顕著な殺虫
効力を発揮する。
4、燻煙剤としての効力が高い。
等の全く新しい殺虫特性を有することを見出し、本発明
に至った。
化合物α〕が卓効を示すゴキブリ罵(網翅目害虫)の具
体例としては、たとえばチャバネゴキブリ、ワモンゴキ
ブリ、クロゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブ
リ等があげられる。
したがって、化合物[i〕は、多くの場面で問題となる
ゴキブリ類に対して有効な殺虫剤の有効成分として用い
ることができる。
化合物[J]の一部、たとえば1−(4−ニトロベンゾ
イル)−2,4,5−)リブロモイミダゾールおよび1
−n−プロポキシカルボニル−2,4゜5−トリブロモ
イミダゾールは、すでに特公昭42−169192号公
報および特公昭48−177484i!公報等によって
知られている。しかしながら、該公報Cζは、化合物〔
ηが、各穏ゴキブリ類に対し、かかる優れた殺虫特性を
有することtこついては、はとんど具体的fζ記載され
ていない。
これらの特性は、すべて本発明者らが初めて見出したも
のである。
化合物〔工〕において R1が置換基を有していてもよ
、いベンジル基、フェノキシメチル基もしくはフェニル
基である場合、そのベンゼン環上の置換基としでは、た
とえばアルキル基、ハロゲン原子、アルコキシ基、ニト
ロ基、シアノ基、シクロアルキル基、フェニル基、ジア
ルキルアミノ基、アセドア疋ド基、ベンジルオキシ基、
フェノキシ基、ハロアルキル基、ベンジル基、アセチル
基、ホルミル基、ベンゾイル基、ハロゲン置換ベンゾイ
ル基あるいはアルキルスルホニル基等があげられる。
化合物α〕は、特公昭42−169192号公報および
特公昭48−17748号公報に記載されている方法等
で製造することができる。
すなわち、化合物〔υは、2,4.5−)リブロモイ電
ダゾールと一般式(3) %式%[] c式中、Xはハロゲン原子を表わし、Rは前記と同じ意
味を表わす。〕 で示されるハロゲン化物とを、脱ハロゲン化水素剤の存
在下に反応させることにより製造できる。
反応に供する試剤の量は、2,4.5−)リブロモイ電
ダゾール1当量に対して、ハロゲン化物@1〜2当量、
脱ハロゲン化水素剤は1〜8当量であり、これらを溶媒
中、0〜150℃で1〜24時間程度反応させる。
上記の本反応に用いられる溶媒としては、たとえばヘキ
サン、ヘプタン、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタ
ン、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化
炭化水素i、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、イソホロン
、シクロヘキサノン等のケトン類、蟻酸エチル、酢酸エ
チル、酢酸ブチル、炭酸ジエチル等のエステル類、ニト
ロエタン、ニトロベンゼン等のニトロ化物、アセトニト
リル、イソブチロニトリル等のニトリル類、ピリジン、
トリエチルアミン、N、N−ジエチルアニリン、トリブ
チルアミン、N−メチルモルホリン等の第三級アミン類
、ホルムアミド、へ、ヘージメチルホルムア電ド、N、
N−ジメチルアセトアミド等の酸アミド類、ジメチルス
ルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物等あるいはそれ
らの混合物があげられる。
酸触媒としては、有機スルホン酸、たとえばメタンスル
ホン酸、ベンゼンスルホン酸またはトルエンスルホン酸
等があげられる。
反応終了後は、通常の後処理を行ない、必要ならばクロ
マトグラフィー、蒸留、再結晶等によって精製すること
ができる。
化合物[I)としては、たとえば下記第1表に記載のも
のをあげることができる。
第 表 化合物[1)をゴキブリ用殺虫剤の有効成分として用い
る場合は、通常、固体担体、液体担体、ガス状担体、餌
等と混合するか、あるいはマット、プレート等の基材t
こ含浸し、必要あれば界面活性剤、その他の製剤用補助
剤を添加して、油剤、乳剤、水和剤、水中懸濁剤・水中
乳濁剤等のフロアブル剤、粒剤、粉剤、エアゾール、電
気マット・ノーマット等の加熱燻蒸剤、自己燃焼型燻煙
剤・化学反応型燻煙剤・電熱型燻煙剤等の加熱燻煙剤、
樹脂蒸散剤、含浸紙蒸散剤等の非加熱蒸散剤、フォッギ
ング等の煙霧剤、ULV剤、毒餌等に製剤して使用する
これらの製剤には、有効成分として本発明化合物を、通
常、重量比で0.001〜95%含有する。
製剤化の際に用いられる固体担体としては、たとえば粘
土類(カオリンクレー、珪藻土、合成含水酸化珪素、ベ
ントナイト、フバサミクレー、酸性白土等)、タルク類
、セラミック、その他の無機鉱物(セリサイト、石英、
硫黄、活性炭、炭酸カルシウム、水和シリカ等)、化学
肥料(硫安、燐安、硝安、尿素、塩安等)等のa粉末あ
るいは粒状物等があげられ、液体担体としては、たとえ
ば水、アルコール類(エタノール、メタノール等)、ケ
トン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、芳f族炭
化水素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベン
ゼン、メチルナフタレン等)、脂肪族炭化水素類(ヘキ
サン、シクロヘキサン、灯油、軽油等)、エステル類(
酢酸エチル、酢酸ブチル等)、ニトリル類(アセトニト
リル、イソブチロニトリル等)、エーテル類(ジイソプ
ロピルエーテル、ジオキサン等)、酸アミド類(N、N
−ジメチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミ
ド等)、ハロゲン化炭化水素類(ジクロロメタン、トリ
クロロエタン、四塩化炭素等)、ジメチルスルホキシド
、大豆油、綿実油等の植物油等があげられ、ガス状担体
、すなわち噴射剤としては、たとえばフロンガス、ブタ
ンガス、LPG(液化石油ガス)、ジメチルエーテル、
炭酸ガス等があげられる。
界面活性剤としては、たとえばアルキル硫酸エステル類
、アルキルスルホン酸塩、アルキルアリールスルホン酸
塩、アルキルアリールエーテル類およびそのポリオキシ
エチレン化物、ポリエチレングリコールエーテル類、多
価アルコールエステル類、糖アルコール誘導体等があげ
られる。
固着剤や分散剤等の製剤用補助剤としては、たとえばカ
ゼイン、ゼラチン、多糖類(でんぷん粉、アラビアガム
、セルロース誘導体、アルギン酸等)、リグニン誘導体
、ベントナイト、糖類、合成水溶性高分子(ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸類
等)があげられ、安定剤としては、たとえばPAP(酸
性リン酸イソプロピル)、BHT(2,6−シーter
t−ブチル−4−メチル7 s / −ル)、BHA 
(2−tert−ブチル−4−メトキシフェノールと8
− tert−ブチル−4−メトキシフェノールとの混
合物)、植物油、鉱物油、界面活性剤、脂肪酸またはそ
のエステル等があげられる。
電気マットの基材としては、たとえばコツトンリンター
またはコツトンリンターとバルブとの混合物のフィブリ
ルを板状に固めたもの等があげられる。
自己燃焼型燻煙剤の基材としては、たとえば硝酸塩、亜
硝酸塩、グアニジン塩、塩素酸カリウム、ニトロセルロ
ーズ、エチルセルローズ、木粉等の燃焼発熱剤、アルカ
リ金属塩、アルカリ土類金属塩、重クロム酸塩、クロム
酸塩等の熱分解刺激剤、硝酸カリウム等の酸素供給剤、
メラミン、小麦デンプン等の支燃剤、珪藻土等の増量剤
、合成糊料等の結合剤等があげられる。
化学反応型燻煙剤の基材としては、たとえばアルカリ金
属の硫化物、多硫化物、水硫化物、含水塩、酸化カルシ
ウム等の発熱剤、炭素質物質、炭化鉄、活性白土等の触
媒剤、アゾジカルボンアミ、ト、ベンゼンスルホニルヒ
ドラジド、ジニトロソペンタメチレンテトラ【ン、ポリ
スチレン、ポリウレタン等の有機発泡剤、天然繊維片、
合成繊維片等の充填剤等があげられる。
電熱型燻煙剤の基材としては、たとえば多孔セラミック
板、アスベスト板、バルブ板、多孔性ガラス材料等があ
げられる。
非加熱蒸散剤の基材としては、たとえば熱可塑性樹脂、
濾紙、和紙等があげられる。
毒餌の基材としては、たとえば穀物粉、植物精油、糖、
結晶セルローズ等の餌成分、ジブチルヒドロキシトルエ
ン、ノルジヒドログアイアレチン酸等の酸化防止剤、デ
ヒドロ酢酸等の保存料、トウガラシ末等の誤食防止剤、
チーズ香料、タマネギ香料、ビーナツツオイル等の誘引
剤等があげられる。
フロアブル剤(水中s素剤または水中乳濁剤)の製剤は
、一般に1〜75%の有効成分化合物を0、5〜15%
の分散剤、0.1〜1096の懸濁助剤(たとえば、保
護コロイドやチクソトロピー性を付与する化合物)、0
〜lθ%の適当な補助剤(たとえば、消泡剤、防錆剤、
安定化剤、展着剤、浸透助剤、凍結防止剤、防菌剤、防
黴剤等)を含む水中で微小に分散させることによって得
られる。
水の代わりに有効成分化合物がほとんど溶解しない油を
用いて油中懸濁剤とすることも可能である。
保護コロイドとしては、たとえばゼラチン、カゼイン、
ガム類、セルロースエーテル、ポリビニルアルコール等
が用いられる。チクソトロピー性を付与する化合物とし
ては、たとえばベントナイト、アルミニウムマグネシウ
ムシリケート、キサンタンガム、ポリアクリル酸等があ
げられる。
このようにして得られる製剤は、そのままであるいは水
等で希釈して用いる。また、他の殺虫剤、殺ダニ剤、殺
線虫剤、上堰害虫防除剤、害虫忌避剤、殺劇剤、除草剤
、植物生長調節剤、共力剤、肥料、上場改良剤等と混合
して、家たは混合せずに同時に用いることもできる。
化合物〔幻をゴキブリ用殺虫剤の有効成分として用いる
場合、乳剤、水和剤、フロアブル剤等は水で10−%−
10,000pPmに希釈して施用し、油剤、エアゾー
ル、燻蒸剤、燻煙剤、煙霧剤、ULV剤、毒餌等につい
てはそのまま施用する。
これらの施用量、施用濃度は、いずれも製剤の種類、施
用時期、施用場所、施用方法、ゴキブリの種類、被害程
度等の状況によって異なり、上記の範囲にかかわること
なく増加させたり、減少させたりすることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例(参考例)、製剤例および試験例
により、さらに詳しく説明するが、本発明はこれらの実
施例に限定されるものではない。
まず、化合物〔幻の製造例を示す。
製造例1 (化合物番号(ツの製造) 2.4.5−)リブロモイ主ダゾール(1,22F、4
ミリモル)、トリエチルアミン(0,40f14ミリモ
ル)およびトルエン(20−)の混合物に、4−クロロ
ベンゾイルクロリド(0,70f。
4ミリモル)を室温で加えた。室温で2時間攪拌した後
、結晶物をF別し、P液を濃縮した。濃縮して得られた
油状物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、1.2
4Fの1−(4−クロロベンゾイル)−2,4,5−)
リブロモイミダゾールを得た。
mi、126℃ このような製造法に準じて製造した化合物の物性値を第
2表に示す。
化合物番号は第1表の化合 物番号と対応する。
第 表 次に製剤例を示す。なお、化合物α〕は第1表に記載の
化合物番号で示し、部は重量部を表わす。
製剤例1 乳剤 化合物(1) 、 (2) 、 (51# (6m (
9) 〜(43) e (47)〜(50)の各々10
部をキシレン85sおよびジメチルホルムアミド85部
に溶解し、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエーテ
ル14部およびドデシルベンゼンスルホン最カルシウム
6部を加え、よく攪拌混合して各々の10%乳剤を得る
製剤例2 水和剤 化合物(1) 20部を、ラウリル硫酸ナトリウム4部
、リグニンスルホン酸カルシウム2部、合成含水酸化珪
素微粉末20部および珪藻±64部を混合した中に加え
、ジュースミキサーで攪拌混合して2096水和剤を得
る。
製剤例8 粉剤 化合物(5)1部を適当量のアセトンに溶解し、これに
合成含水酸化珪素微粉末6部、P A P O,8部お
よびクレー93.7部を加え、ジュースミキサーで攪拌
混合し、アセトンを蒸発除去して1%粉剤を擾る。
製剤例470アブル剤 化合物(6) 20部とソルビタントリオレエート1、
5部とを、ポリビニルアルコール2部を含む水溶液28
.5部と混合し、サンドグラインダーで微粉砕(粒径3
μ以下)した後、この中に、キサンタンガム0.05部
およびアルミニウムマグネシウムシリケート0.1部を
含む水溶液40部を加工、さらにプロピレングリコール
10部を加えて攪拌混合して20%水中懸濁剤を得る。
製剤例5 油剤 化合物(1) 、 (2) 、 (5) 、 (6) 
、 (9)〜(48) 、 (47)〜(50)の各々
0,1部をトリクロロエタン10部に俗解し、これを灯
油89.9部に混合して各々の0.1%油剤を得る。
製剤例6 油性エアゾール 化合物(1110,を部、テトラメスリン0.2部、d
−フェノスリン0.1部、トリクロロエタン10部およ
び灯油59.6部を混合溶解し、エアゾール容器に充填
し、バルブ部分を取り付けた後、該バルブ部分を通じて
噴射剤(液化石油ガス)80部を加圧充填して油性エア
ゾールを得る。
製剤例7 Wl電熱型燻煙 剤合物(t) 、 (2) 、 (5) 、 (6) 
、 (9)〜(4g) 、 (47)〜(50)の各々
100■を適量のアセトンに溶解し、4.0cnr x
4.9 (M s厚さ1.2 、:lll+の多孔セラ
ミック板に含浸させる。これを、ヒータ一部の温度が2
00〜ニ 400℃に上昇する電気加熱器と組合わせることにより
、各々の電熱型燻煙剤を得る。
製剤例8 化学反応型燻煙剤 化合物(1) 、 (2) 、 (5) 、 (6) 
、 (9)〜(4g) e (47)へ(50)の各々
0.5fを適量のアセトンに溶解し、アゾジカルボンア
ミド52と均一に混和後、アセトンを風乾する。これを
上下2層分離型の金属缶の上層に充填し、下層には粒度
1〜5メツシユの酸化カルシウム100Fを発熱剤とし
て充填する。この缶底に通水プレートを取り付けること
により、各々の加水発熱式の化学反応型燻煙剤を得る。
製剤例9 自己燃焼型燻煙剤 化合物(i) 、 (2) 、 (5) 、 (6) 
、 (9)〜(41) 、 (47)〜(50)ノ各々
10部、エチルセルローズ20部、ニトロセルローズ2
0部、メラミンtoTh、小麦デンプン10部、珪藻±
20部および合成糊料10部をよく攪拌混合した後、直
径1.3傷、長さ51、重さ8tの棒状に加圧成型する
ことにより各々の自己燃焼型燻煙剤を得る。
次に化合物〔υが、ゴキブリ用殺虫剤の有効成分として
有用であることを試験例により示す。なお、化合物IJ
)は第1表の化合物番号で示し、比較対照に用いた化合
物は第3表の化合物記号で示す。
第  3  表 試験例1 直径5,51のポリエチレンカップの底に同大の濾紙を
敷き、製剤例1に準じて得られた供試化合物の乳剤の、
水による100倍希釈液(1000ppm ) 0.7
−を濾紙上に胸下し、餌としてシ曹糖aoqを均一に入
れた。その中にピレスロイド低感受性系統のチャバネゴ
キブリ雄成虫10頭を放ち、蓋をして6日後にその生死
を調査し、死去率を求めた。その結果を第4表に示す。
\ 第 表 試験例2 供試化合物の各々を7七トンで所定1度(0,19部w
 / v )に希釈し、チャバネゴキブリ雄成虫に対し
、1頭あたりその希釈液1μJずつを胸部腹板上に局所
施用し、処理薬量が1μf/頭となるようにした。処理
後、供試虫をポリエチレンカップ内に入れ、水と餌を与
え、8日後にその生死を調査し、死去率を求めた(1群
10頭2反復)。
その結果を第5表に示す。
第5表 試験的a 70ty11立方のガラスチャンバー(0,84a/)
の底部の4隅に、内側面曇こバターを塗布したポリエチ
レンカップ(内径10cIM、高さ8cI11)を1つ
ずつ計4個設置し、それぞれのカップの中に、ピレスロ
イド低感受性系統のチャバネゴキブリ成虫を雄10頭2
連、環10頭を2連となるように放飼した。チャンバー
の中央底部に電気加熱器を設置し、その上に製剤例7に
準じて得られた供試化合物の多孔セラミック板マ、トの
燻煙剤(薬量13.711P/マツト、40mP/i)
を置き、20分間通電し、約200℃に加熱した。通電
開始80分後、供試虫の入ったカップをチャンバーから
取り出し、水およびπ番を与え、2日後に生死数を調査
し、死生率を算出した(2反復)。
その結果を第6表に示す。
第 表 試験例4 180cPII立方のビート・グラデイ・チャンバー(
5,8m’)の底部の4隅に、内側面にバターを塗布し
たポリエチレンカップ(内径121、高さ10I:!R
)を1つずつ計4個設置し、それぞれのカップの中に、
ワモンゴキブリ成虫を雄5頭2連、雌5頭2連となるよ
うに放飼した。チャンバーの中央底部にガラスシャーレ
を置き、その中央に製剤例8に準じて得られた、供試化
合物の加水発熱式のme剤(薬量500”F/缶e 8
6 ”P / m’ )を設置した。シャーレ内に深さ
Q、5o++となるよう水を注入して燻煙を開始し、8
0分経過後に供試虫のノックダウン数を調査し、ノック
ダウン虫率を求めた。
その結果を第7表に示す。
第  7  表 試験例5 180511立方のビート・グラデイ・チャンバー(5
,8m)の底部の4隅に、内側面tζバターを塗布した
ポリエチレンカップ(内径123.7i6す10α)を
1つずつ計4個設置し、それぞれのカップの中に、クロ
ゴキブリ成虫を雄6頭2連、雌5頭2連となるように放
飼した。チャンバーの中央底部に、製剤例9に準じて得
られた自己燃焼型燻煙剤(薬量800”F/個、IJ1
711F/m)を設置し、その一端に着火し、燻煙を始
めた。燻煙開始80分後、供試虫の入ったカップをチャ
ンバーから取り出し、水および餌を与え、8日後に生死
を調査し、死生率を求めた。
その結果を第8表に示す。
第  8  表 〈発明の効果〉 化合物〔工〕は、チャバネゴキブリ、ワモンゴキブリ、
クロゴキブリ、トビイロゴキブリ、コバネゴキブリ等の
各擺ゴキブリ類に対し、高い殺虫活性を有し、特に燻煙
剤として、優れた効力を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Rはシアノ基、ハロアルキルチオ基または式▲
    数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表
    等があります▼、▲数式、化学式、表等があります▼、
    −SO_2R^1もしくは▲数式、化学式、表等があり
    ます▼で示される基を表わす。R^1はアルキル基、ア
    ルコキシアルキル基、ハロアルキル基、置換基を有して
    いてもよいベンジル基、置換基を有していてもよいフェ
    ノキシメチル基、アルケニル基、アルキニル基、シクロ
    アルキル基、ナフチル基または置換基を有していてもよ
    いフェニル基を表わす。R^2およびR^2は同一また
    は相異なり、アルキル基もしくはフェニル基を表わすか
    、またはR^2、R^3および窒素原子が一緒になって
    、モルホリノ環、ピペリジノ環もしくはピロリジノ環を
    形成していてもよい。〕 で示されるトリハロイミダゾール誘導体を有効成分とし
    て含有することを特徴とするゴキブリ用殺虫剤。
  2. (2)ゴキブリ用殺虫剤が燻煙剤である請求項1記載の
    ゴキブリ用殺虫剤。
JP4185690A 1990-02-21 1990-02-21 トリハロイミダゾール誘導体を有効成分とするゴキブリ用殺虫剤 Pending JPH03246206A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999005116A1 (de) * 1997-07-24 1999-02-04 Bayer Aktiengesellschaft Nitrophenyl-sulfonyl-imidazole und deren verwendung zur bekämpfung von pflanzlichen und tierischen schädlingen
JP2012513990A (ja) * 2008-12-24 2012-06-21 バイアル ポルテラ アンド シーエイ エス エイ 医薬品

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