JPH03246144A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置

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Publication number
JPH03246144A
JPH03246144A JP2041161A JP4116190A JPH03246144A JP H03246144 A JPH03246144 A JP H03246144A JP 2041161 A JP2041161 A JP 2041161A JP 4116190 A JP4116190 A JP 4116190A JP H03246144 A JPH03246144 A JP H03246144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
link
wiper
wiper motor
link mechanism
locus
Prior art date
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Pending
Application number
JP2041161A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Imamura
今村 晨二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2041161A priority Critical patent/JPH03246144A/ja
Publication of JPH03246144A publication Critical patent/JPH03246144A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はリンク機構を用いたワイパ装置に係り、特にワ
イパ装置におけるワイパモータの小型化及びリンク機構
の取付スペースの減少を図ったワイパ装置に関する。
[従来の技術] 従来のワイパ装置は、第6図で示すように、クランク機
構によって一定の半径を持った円運動を往復運動に転換
させるもので、回転軸61を枢軸としてクランク62を
回転させ、このクランク62と連結されたリンクロッド
63を矢印X方向に摺動させ、リンクロッド63と連結
されたレバー64を揺動させ、レバー64と軸65を介
してワイパアーム66を揺動させていた。
[発明か解決しようとする課題] 上述のようなワイパ装置では、ワイパモータの設計にお
いて、回転軸61を枢軸としたクランク62の半径の円
運動範囲(即ち円周骨)の空間を必要としていた。しか
し、自動車の高速化、居住空間の拡大等により、ワイパ
装置を取付けるスペースは、ますます減少する傾向にあ
るため、クランク62の占有空間を少なくした小型のワ
イパ装置が望まれている。また第6図で示すようなりラ
ンク機構の場合には、クランク62の回転において、ク
ランク62がその移動軌跡のB及びDの位置では小さな
駆動力で済むか、クランク62は移動軌跡のA及びCで
示す位置において、他の位置に比して矢印X方向に大き
な駆動力を必要とする。このため、第5図のグラフ図の
破線て示すように、クランク62が移動軌跡のA及びC
の位置ては、大きな電流を必要とし、この駆動力及び電
流を最低基準としたモータを必要とするために、許容量
の大きなワイパモータを必要としていた。
本発明の目的は、取付はスペースを少なくすることがで
きるワイパ装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、ワイパモータの負荷がクランクの
位置に左右されず、常に平均的な負荷で駆動され、小型
化されたワイパモータを適用できるワイパ装置を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るワイパ装置は、ワイパモータと、該ワイパ
モータ側の回転運動を揺動運動に変換し、ワイパブレー
ドを回動させるリンクロッドと、長さの等しい4本のリ
ンク部材が互いに対向して配置され一方の対向するリン
ク部材の各端部と他方の対向するリンク部材の各端部と
がそれぞれ連結されたリンク機構と、中心位置で前記ワ
イパモータの出力軸に固着される゛と共に前記一方の対
向するリンク部材の双方の中心位置に連結される連結部
材と、前記リンク部材の端部の1つに設けられ前記リン
クロッドと連結されるピボットと、前記リンク機構の移
動軌跡を偏平円形に案内する案内部材と、を備えた構成
とする。
[作用コ 本発明は、長さの等しい4本のリンク部材が互いに対向
して配置され一方の対向するリンク部材の各端部と他方
の対向するリンク部材の各端部とがそれぞれ連結された
リンク機構と、中心位置で前記ワイパモータの出力軸に
固着されると共に前記一方の対向するリンク部材の双方
の中心位置に連結される連結部材と、前記リンク部材の
端部の1つに設けられ前記リンクロッドと連結されるピ
ボットと、前記リンク機構の移動軌跡を偏平円形に案内
する案内部材と、からなるので、ワイパ装置において、
回転軸により作動するリンク機構の移動軌跡が偏平円形
となり、従来のクランク機構における円形軌跡より、偏
平部分たけ占有空間を少なくすることができ、従来のク
ランク機構に比しリンク機構部分を小型化することか可
能となり、設計及びワイパモータの取付位置等の自由度
を大きくできる。
また、リンク機構の移動軌跡を偏平円形とすることがで
きるので、ピボット位置はワイパの負荷が一番高いとこ
ろでは、リンクの移動軌跡であるリンクの半径が短くな
り、小さなトルクで駆動できる。そして負荷の小さいと
ころでは、リンクの半径が長くなり、十分な揺動範囲が
確保できるだけでなく、従来の円形軌跡より大きなトル
クが必要となり、ワイパモータとしては負荷を平均化さ
せることがてき、より小型のワイパモータを適用するこ
とができる。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。な
お、以下に説明する部材、配置等は本発明を限定するも
のでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変することか
てきるものである。
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示すものてあり
、本例に係るワイパ装置sは、案内部材と、4本のリン
ク部材からなるリンク機構と、連結部材と、回転軸と、
該回転軸と連結されたワイパモータと、リンクロッドと
、ガラス面を払拭するワイパアーム及びワイパフレート
からなるワイパ等を主たる構成要素としている。そして
、本例のワイパ装置Sに用いられるワイベモータM自体
は、その駆動能力の大小を除けば、従来公知のモータを
用いることができ、またガラス面を払拭するワイパアー
ム及びワイパア−ムからなるワイパWについても、従来
公知のワイパ装置と同様である。
本例では、案内部材として偏平円形の枠体からなるカム
部材1を用いており、カム部材1の枠体内側は、後述す
るリンク機構10の移動軌跡と略同じ偏平円形をした案
内曲線をしている。なおこのカム部材1の枠体内側は、
リンク機構10の移動軌跡か内股(内装)できる偏平円
形をした案内曲線であれば、リンク機構10の移動軌跡
と同一である必要はない。
本例のリンク機構10は、4本の長さの等しいリンク部
材11,12,13.14か、互いに端部11a、il
b、12a、12b、13a。
13b、14a、14bをピン21,22゜23、24
により連結して四角形に結合されている。この連結は、
第2図で示すように、一方の対向するリンク部材11.
13の端部11a。
11b、13a、13bの上に、他方の対向するリンク
部材12.14の端部12a、12b。
14a、14bを重ねてピン21,22,23゜24に
より連結している。そして、このピン21乃至24で連
結された部分、即ち、正四角形の四隅には、ローラ31
,32,33.34が組付けられ、このローラ31〜3
4は、カム部材1の内側と摺接して案内されている。
また本例では、連結部材としてのクランク部材15か、
その両端15a、15bで、リンク11とリンク13の
中央下部位置に軸41゜43により回動自在に組付けら
れている。またこのリンク部材15は、中心位置で回転
軸17に固着され、回転軸17と一体に回動する。
そして、上記リンク部材11,12,13゜14及びク
ランク部材15が互いに軸着されているために、リンク
部材11〜14の各端部に取着されたローラ31乃至3
4は、第3図(A)〜(C)で示すように、回転軸17
の回転によりカム部材1の内側に内装して回転できるよ
うになっている。
また上記リンク部材の端部の一つ(本例では、リンク部
材11.14の端部11aと14aの連結ピン21)に
ピボット2が形成されている。このピボット2に、前記
従来例の第6図で示すのと同様に、ワイパW側と連結す
るリンクロッド3か連結され、ワイパWの揺動を行なう
ものである。
上記カム部材1の移動軌跡(案内曲線)は、第4図で示
すように、リンク部材の端部の間の距1111iHの数
値によって決定されるものであり、距離Hによって4本
のリンク部材11〜14からなるリンク機構10の移動
軌跡が決まり、これにより、カム部材1の内側の使用曲
線(即ちリンク機構10の移動軌跡)は決定されるもの
である。例えは、第4図で示すように、従来のクランク
アームの場合には、中心軸0からピボット2までの距離
をH′とすると、H′を半径とする円周範囲を移動軌跡
とし、その占有空間は、直径2XH’の円の範囲を必要
とする。即ち、例えば、H′を40mmとすると、直径
80mmの円の範囲となる。これに対して、上記従来例
と同様な往復動の払拭範囲を得る場合において、本例の
場合、対向するリンク部材(例えば11と13)の端部
間の距離をXとすると、短径=Xとなり、長径=80m
m(半径は上記従来例と同様40mm)であるから の関係か成立する。よってX446.2mmとなる。従
って、本例の場合、ピボットが第4図A。
Cの位置では短径となり、上下方向にリンク機構を小さ
くすることができ、ピボット2が第4図B、Dの位置で
は長径となり左右に太く広がった状態となる。このよう
に本発明によれば、偏平円形のリンク機構10の移動軌
跡によって、従来の円形軌跡(第3図(B)の−点鎖線
で示す)のリンク機構に比して、ワイパの払拭パターン
における負荷の一番大きな位置において、短径が略1/
2強の偏平形状の軌跡とすることができる。これによっ
て、モータによるクランクの回転半径は概略半分で、通
常の揺動ストロークを得ることかできる。
第5図は、ワイパモータMの負荷の状態を示すグラフ図
であり、縦軸にワイパモータMの電流、横軸にクランク
の移動軌跡をとったものであり、このグラフ図で示すよ
うに、従来のもの(破線で示す)は、クランクアームの
移動軌跡の位置A及びCでは大きな負荷(大きな電流)
を必要とするために、このときに対応できるワイパモー
タを必要とする。これに対して、本発明に係る実施例(
実線で示す)ては、平均化された負荷となり、従来例よ
り小さな負荷に対応するワイパモータで良い。
なお、上記実施例ては、案内部材として、枠体によるカ
ム部材を用いて、枠体の内側をカムの使用曲線として、
ローラを摺接しているが、リンク部材の端部に案内係合
部を形成し、案内部材にリンク機構の移動軌跡に沿った
溝を形成して、この案内係合部により、リンクを案内し
て構成することもできる。
[発明の効果コ 本発明の上記のように構成されているので、本発明にワ
イパ装置においては、円形のクランク機構に比して、回
転半径は半分で、同様なストロークを得ることができる
。このように、リンク機構の移動軌跡が偏平円形となり
、従来の円形軌跡より、偏平部分だけ、リンク機構にお
ける占有空間を少なくすることかでき、リンク機構部分
を小型化することが可能となり、設計及びワイパモータ
の取付位置等の自由度を大きくできる。
また、ワイパの移動奇跡を偏平円形とすることができる
ので、ピボットの位置はワイパの負荷か一番高いところ
では、移動軌跡である半径が短くなり、負荷の小さなと
ころでは半径が長くなり、負荷の強弱を平均化すること
が可能となり、ワイパモータとしては負荷が平均化され
、より小型のワイパモータを適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
ワイパ装置のクランク部分を示す概略斜視図、第2図は
第3図の■−■線からの側面図、第3図(A)(B)(
C)はリンク機構の移動状態を示す説明図、第4図はリ
ンク機構の移動曲線の説明図、第5図は本発明の一実施
例と従来例とのモータ電流の比較を示すグラフ図、第6
図は従来例のクランク機構の移動軌跡を示す概略説明図
である。 ■・・・案内部材(カム部材)、3・・・リンクロッド
、10・・・リンク機構、 11.13・・・一方の対向するリンク部材、12.1
4・・・他方の対向するリンク部材、11a、llb、
13a、13b、12a。 12b、14a、14b−−一端部、 15・・・連結部材、      17・・・回転軸、
M・・・ワイパモータ、    S・・・ワイパ装置、
W・・・ワイパ。 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、ワイパモータと、該ワイパモータ側の回転運動を揺
    動運動に変換し、ワイパブレードを回動させるリンクロ
    ッドと、長さの等しい4本のリンク部材が互いに対向し
    て配置され一方の対向するリンク部材の各端部と他方の
    対向するリンク部材の各端部とがそれぞれ連結されたリ
    ンク機構と、中心位置で前記ワイパモータの出力軸に固
    着されると共に前記一方の対向するリンク部材の双方の
    中心位置に連結される連結部材と、前記リンク部材の端
    部の1つに設けられ前記リンクロッドと連結されるピボ
    ットと、前記リンク機構の移動軌跡を偏平円形に案内す
    る案内部材と、を備えたワイパ装置。
JP2041161A 1990-02-23 1990-02-23 ワイパ装置 Pending JPH03246144A (ja)

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