JPH03244790A - 擁壁用ライナプレート - Google Patents

擁壁用ライナプレート

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JPH03244790A
JPH03244790A JP4220790A JP4220790A JPH03244790A JP H03244790 A JPH03244790 A JP H03244790A JP 4220790 A JP4220790 A JP 4220790A JP 4220790 A JP4220790 A JP 4220790A JP H03244790 A JPH03244790 A JP H03244790A
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JP
Japan
Prior art keywords
segments
ground
segment
shaft
assembled
Prior art date
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Pending
Application number
JP4220790A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Miyazaki
衛 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEI DOKEN KK
Original Assignee
KYOEI DOKEN KK
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Publication date
Application filed by KYOEI DOKEN KK filed Critical KYOEI DOKEN KK
Priority to JP4220790A priority Critical patent/JPH03244790A/ja
Publication of JPH03244790A publication Critical patent/JPH03244790A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築体の深礎工や調査坑等の擁壁。
地滑り抑制工用の集水井、推進工法用の立坑、水路又は
下水等の各種暗渠等の覆工及び補修巻き立て等に利用さ
れる擁壁用のライナプレートに関する。
〔従来の技術〕
マンホールやその他の土木、建築工事での基礎工等の立
坑は、掘削後の立坑の内壁の崩落を防ぐと共に坑内作業
の安全のために、擁壁を備えることが一般に行われてい
る。この擁壁は、セグメント式のライナプレートを立坑
で組み立てることによって形成され、立坑の形状に応じ
た各種のライナプレートが用意されている。第7図に従
来のライナプレートのセグメントの例を示す。
セグメント50は高さ寸法を500市程度としてその周
壁部51を直線又は円弧状に形成し、この周壁部51が
立坑の中に組み込んだときの擁壁として機能する。周壁
部51は波状の縦断面を持たせたコルゲートを形成し、
立坑の壁からの負荷に耐え得るようになっている。また
、周壁部51の周方向の両端には縦フランジ52が設け
られ、更に上下方向の両端には水平フランジ53が形成
されている。そして、これらの縦フランジ52及び水平
フランジ53には他のセグメントに一体化するためのボ
ルトを通すボルト孔52a、53aを設けている。
セグメント50は掘削した立坑に必要な数だけ搬入され
、隣接するものどうしの縦フランジ52を突き合わせて
ボルト孔52aにボルトを差し込みナツトで締め上げる
ことによって、一体化される。第8図は立坑への施工状
況の概略であり、同図(a)では立坑Δを掘削した後セ
グメン)50を搬入してこれろを環状に組み立てている
。そして、この後も掘削を続けて下段に新たなセグメン
ト51)を差し込み(同図(b))、これを上段のもの
に連結する。このような要領によって同図(c)のよう
に順次セグメント50の組立て体を伸長してゆく。この
ような施工は、セグメント50の周壁部51にコルゲー
トを形成しているために、立坑Aへの圧入ができないこ
とに起因している。
C発明が解決しようとする課題〕 ところが、立坑Aをセグメント5oの高さよりも深く掘
った後にセグメント50を搬入して組み立てるので、立
坑Aの地山Bが自立できない土質の場合ではこの地山B
が崩落する恐れがある。このため、工事前に薬液注入等
による地盤改良が必要になるが、費用が嵩むばか公害の
発生の恐れもあることや、必ずしも信頼性が高くはない
こと等から好ましくない。また、セグメント5oを差し
込んでいく過程では地山Bが掘削毎に露出することにな
るので、その崩壊の恐れは施工が完了するまで残ること
になり、安全作業に大きな障害となる。
更に、セグメント50を立坑への内部で組み立てるので
、一般に狭くて足場が悪いためセグメント50の取りま
わしが難しくて作業者は無理な姿勢を強いられることに
なり、セグメント50どうしの締結不良を生じることも
ある。
このように従来のセグメント式のライナプレートでは、
周壁部51にコルゲートを形成しているために立坑Aへ
の圧入ができず、地山Bの崩落や作業性の面で問題があ
る。
そこで、本発明は、セグメント式のライナプレートを地
上で組み立ててこれを立坑に圧入できるようして作業性
の向上を図ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、複数のセグメントを組み立てて立坑等の坑内
に擁壁を構築するライナプレートであって、外周を凹凸
のない壁面とすると共に内周側に坑の内壁側からの負荷
を受ける補強構造を設けたことを特徴とする。
〔作用〕
セグメントの外周には凹凸がないので、たとえば立坑を
掘削した後にセグメントを地上の環状に組立ててこれを
そのまま立坑の中に圧入することができる。このため、
従来では立坑の中で組み立てていたのに対し、圧入工法
が採用できる。そして、圧入によって地山が常にセグメ
ントの外周に衝き当たるのでその崩落も防ぎながら擁壁
の構築が行われる。
〔実施例〕
第1図は本発明のライナプレートのセグメントの縦断面
図、第2図は平面図である。
図において、セグメント1は平面形状が円弧状のもので
あり、複数個を一体化することによって第3図のように
円形の環状体として組み立てられる。セグメント1は、
従来例の場合と同様なコルゲート状の縦断面を持つ内層
体2とその外周面に一体化した外層体3とから構成され
ている。内層体2は、周方向の両端に縦フランジ2a及
び上下両端に水平フランジ2bを設け、それぞれにボル
ト孔2C,2dを開けている。すなわち、内層体2は従
来例で説明した第7図のセグメント50と同様な構造を
持っている。また、外層体3は薄肉の鋼板等を内層体2
の曲率に合わせて曲げたもので、第1図のように内層体
2の山部2eに裏面を突き当て、周方向の両端部を縦フ
ランジ2aに及び上下の両端を水平フランジ2bに溶接
によって一体化される。また、山部2Cにも適切な手段
によってスポット溶接して一体化し、全体の剛性を高く
する。
セグメント1は予め地上で第3図のように環状に組み立
てておき、これを掘削した立坑に圧入埋設してゆく。す
なわち、従来のセグメントでは外周が波状断面で圧入が
不可能であったのに対し、凹凸のない外層体3を備えた
ことによって圧入による施工が採用でき、第4図に施工
状況の概略を示す。
図において、予め環状に組み立てられたセグメント1は
、立坑Aを成る程度掘削した後、重錘やバックホウ等の
建設機械(図示せず)等を利用してその下端から立坑A
に圧入される(同& (a) )。
この後見に掘削を進めて次段のセグメント1の組立体を
連続して圧入しく同図(b))、以降この作業を同図(
C)のように繰り返して行う。
このような作業によって、地山8部分には常に圧入過程
のセグメント1又は圧入しようとする前のセグメント1
を位置させることができる。そして、この地山Bが開く
のは新たなセグメント1を地上から差し込む間のみであ
り、迅速にセグメント1を圧入姿勢にセットすれば地山
Bはセグメント1によって常に保護される。このため、
地山Bの自立性に乏しい地盤であってもその崩落を防ぐ
ことができ、安全作業が確保されるほか地盤改良工事を
必要とするケースも少なくなる。
なお、地山Bによっては、立坑へ周りの土砂の塑性流動
によるヒービングや泥水の流れ込みによるボイリング等
が立坑Aの底部から発生することがある。このため、セ
グメント1の構築には地盤改良が不要とはなっても、こ
のようなヒービングやボイリングの発生に対しては、地
盤改良を施すことになる。
更に、セグメント1の組立て作業は地上で行うので、セ
グメント1間のボルトによる締結作業も楽に確実に行え
る。このため、締結が弛むことなく適切なンールが確保
され、作業者の負担も軽減される。なお、セグメント1
の組立ては地上で行うほか、立坑Aの中に複数のセグメ
ント1を圧入した後に、ゴンドラ等を利用して作業者が
入り込んでボルト締めを行うようにしてもよい。
また、構築したセグメント1はその外層体3が軸方向の
負荷を受は持ち、一方半径方向の負荷をコルゲート状の
内層体2が支持する。このため、強度面では十分な構造
体とすることができ、特に外層体30表面を凹凸のない
面としたことによって、地山Bの崩落を防ぐことができ
る。そして、この地山Bの崩落防止は、セグメント1を
圧入するという工法を採用したことが重要なポイントで
あり、圧入と外層体3の形状との相乗効果によって達成
されたものである。
第5図は他のセグメント1の構造例を示す縦断面図であ
り、これは内層体と外層体とを一つの部材で一体化した
ものである。
セグメント1は外周を凹凸のない外層壁4として第1図
の場合と同様に周方向の両端に縦フランジ4a及び上下
両端に水平フランジ4bを形成し、これらにそれぞれボ
ルト孔4c、 4dを開けている。そして、外層壁4の
内周には半径方向の負荷に対して強度を上げるため、3
本の補強材5が溶接によって一体化されている。この補
強材5は第5図(a)の場合ではU字状断面のものであ
り、同図ら)ではL字状及び同図(C)ではT字状であ
り、この他にも十分な強度を持たせることができる形状
のものであれば任意に採用できる。要するに、外周面を
凹凸のない外層壁4としてその内壁を補強した構造とす
ればよい。
この第5図の構成にふいても、半径方向の負荷を補強材
5が受け、圧入時の軸方向の負荷を縦フランジ4aが受
けるので、地上で予め組み立てた後に立坑Aへの圧入が
可能である。
また、第1図及び第2図のものを第6図(a)に構成と
することもできる。これは、外層体3に一体化した内層
体2の山部2e及び谷部2fを螺旋状に形成したもので
、セグメント1を環状にくみたてたとき内周にスパイラ
ル状のコルゲートができるようにしたものである。この
場合では、セグメント1の組立て体に対する捩じり強度
が大きくなり、土壌の流動が予測される現場等に好適で
ある。
更に、第6図(b)は第5図で示した外層壁4の内壁に
設ける補強材5をクロスさせた例である。この場合では
、捩じりや曲げ等に対する強度を大きくできる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明では、セグメントの外壁を凹凸の
ないものとし、強度の補償をセグメントの内壁に別部材
として設けるコルゲートやその他の補強材によって賄っ
ている。このため、従来のようにコルゲートが剥き出し
になっているものに比べると、地上で組立てた後に立坑
に圧入する施工が可能となる。したがって、立坑内での
セグメント連結の作業が省かれて安全作業が確保される
ほか、地上組立てによってセグメント間の締結やンール
も良好に行われ、強度の高い施工体を得ることができる
また、圧入作業が可能となるので、掘削した立坑等の地
山が剥き出しになることがなく、地山の崩落の恐れもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のライチプレートのセグメントを示す縦
断面図、第2図は平面図、第3図はセグメントを組み立
てたときの平面図、第4図は圧入による構築作業を示す
概略図、第5図は補強材を備えた例を示すセグメントの
縦断面図、第6図は他の例を示すセグメントの内壁側の
展開図、第7図は従来例を示し、第8図は従来工法の概
略図である。 1:セグメント 2:内層体     2a:縦フランジ2b:水平フラ
ンジ  2C,2d :ボルト孔2e;山部     
 2f:谷部 4b;水平フランジ 5:補強材 4d : ボルト孔 3:外層体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、複数のセグメントを組み立てて立坑等の坑内に擁壁
    を構築するライナプレートであって、外周を凹凸のない
    壁面とすると共に内周側に坑の内壁側からの負荷を受け
    る補強構造を設けたことを特徴とする擁壁用ライナプレ
    ート。
JP4220790A 1990-02-22 1990-02-22 擁壁用ライナプレート Pending JPH03244790A (ja)

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JP4220790A JPH03244790A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 擁壁用ライナプレート

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JP4220790A JPH03244790A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 擁壁用ライナプレート

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JPH03244790A true JPH03244790A (ja) 1991-10-31

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JP4220790A Pending JPH03244790A (ja) 1990-02-22 1990-02-22 擁壁用ライナプレート

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016008447A (ja) * 2014-06-25 2016-01-18 新日鐵住金株式会社 セグメント
JP2016186160A (ja) * 2015-03-27 2016-10-27 日鐵住金建材株式会社 外側面状ライナープレート
JP2021031885A (ja) * 2019-08-20 2021-03-01 辻 ふうな ライナープレート用の後付け蓋部材

Citations (3)

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JPS5755409U (ja) * 1980-09-17 1982-03-31
JPS60130900A (ja) * 1983-12-20 1985-07-12 松下電器産業株式会社 電子部品位置補正方法
JPS61216387A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 株式会社日立製作所 セラミツク基板等の印刷方法

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