JPH03243129A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH03243129A
JPH03243129A JP2040308A JP4030890A JPH03243129A JP H03243129 A JPH03243129 A JP H03243129A JP 2040308 A JP2040308 A JP 2040308A JP 4030890 A JP4030890 A JP 4030890A JP H03243129 A JPH03243129 A JP H03243129A
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Masao Yabuki
矢吹 正男
Teiji Kamata
禎治 鎌田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、複数個の分岐ブレーカおよび各分岐ブレーカ
共通の主幹ブレーカを備えた分電盤に関する。
(従来の技術) 従来、分電盤としては、各分岐の過電流に対しては対応
する分岐ブレーカが作動してこの分岐を主幹ブレーカか
ら電気的に切離すものや、各分岐の総和の電流が過大に
なったときには主幹ブレーカが作動して、全ての分岐を
電源から電気的に切離すものが知られている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の分電盤のように、負荷が接続され
た全ての分岐を遮断することは、使用者にとっては、甚
た不便を来たすことかあった。
たとえば、冷蔵庫なとの負荷は瞬間的な電力供給停止が
生じると再度運転する際には数10分の立ち上がりを必
要とするため、冷蔵している食料に悪影響をもたらす。
また、オーディオ、エアコンなとの負荷にはタイマー、
テレホンコントロルによって動作制御可能なものがある
か、これらの負荷に給電か行われないと所望に動作制御
できない場合かある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたも
ので、主幹ブレーカが遮断して全分岐の負荷側への給電
を停止することを極力防止できるとともに、主幹ブレー
カが遮断する以前に遮断させる負荷を有る程度自由に選
択できるようにすることによって、使用者に混乱を与え
たり、2次的な事故を招いたりすることを防止でき、し
かも設定電流を容易に変更でき、使用電流と設定電流を
対比することができ取扱が容易な分電盤を提供すること
を目的とするものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明の分電盤は、主幹ブレーカと、上記主幹ブレーカ
に流れる電流値を検出する検出装置と、上記主幹ブレー
カの出力側に接続された母線と、各分岐に対応して設け
られ上記母線に接続された複数個の分岐ブレーカと、上
記検出装置からの検出信号が上記主幹ブレーカの遮断電
流値より小さい所定の電流値を越えたときには、所定の
分岐または負荷を遮断することによって、上記主幹ブレ
ーカに流れる電流値を上記設定値内に抑える電力制御装
置と、上記主幹ブレーカ、検出装置、母線、複数個の分
岐ブレーカ、電力制御装置を収納した箱体と、を具備し
、上記電力制御装置は、電流値を任意に設定可能な設定
電流値入力部、上記検出装置からの検出信号が所定の電
流値を越えたときには、所定の分岐または負荷の遮断順
位を任意に設定可能な遮断順位入力部を有したことを具
備したことを構成上の特徴とするものである。
本発明において、所定の電流値を越えるということは、
所定の電流値以上である場合をも含むものである。
(作用) 本発明は、各分岐の電流値かブレーカ自体に予め定めら
れた所定値(固定値)を越えたときに対応する分岐ブレ
ーカを遮断させることは、従来のものと同様である。各
分岐の総電流値が所定値を越えたときには、予め設定さ
れた分岐を電気的に開路する。したかって、総電流値を
所定値内に抑える事ができる。また、との分岐が切離さ
れるかわかるので、その分岐に接続する負荷を選択する
ことによって、使用者の不便等を最少のものにできる。
なお、1つの分岐を切離した後にまた所定値を越えた場
合には、つぎの分岐を切離すようにする。すなわち、予
め切離すように設定する分岐は複数である。さらに、総
電流値が所定値を越えたときに切離すのは、分岐単位で
なく、負荷単位であってもよい。
電力制御装置は、一方では設定電流値人力部によって上
記主幹ブレーカの遮断電流値より小さい電流値を任意に
設定され、他方では遮断順位人力部によって所定の分岐
または負荷の遮断順位を任意に設定される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第11図を参照して
説明する。1は箱体てあり、本実施例では−F面を開口
した細長の本体2と、この本体2の長手方向の両端部に
それぞれの一側端部を回動自在に支持され、上記開口2
aを閉塞可能な扉3a、3bとからなるものである。な
お、上記扉3bには、窓口4が形成され、さらに扉3a
との境界部には開閉つまみ3Cが設けられている。さら
にまた扉3a、3bの裏面にはマグネット3dが取付け
られ上記開口2aに吸着される。5は主幹ブレーカで、
第1図に示すように上記箱体1の右端に配設されている
。6はブスバーからなる母線であって、上記主幹ブレー
カ5の側面から上記箱体1の中間部にかけて、上記箱体
1のほぼ中央部に設けられている。この母線6と上記主
幹ブレーカ5とは、電線7にて接続されている。また、
第1図に示すように上記母線6の上下には、複数個の分
岐ブレーカ8a〜8nかそれぞれ横一列に配設されてい
る。そして、これら分岐ブレーカ8a〜8nと、上記母
線6とはそれぞれ電気的に接続されている。ここまで説
明した分電盤の構造は、比較的よく見られるものである
つぎに、10は電流検出装置であって、上記主幹ブレー
カ5に流れる電流値を検出するものである。本実施例で
は零相変流器が用いられている。
この電流検出装置10の検出信号は、電力制御装置11
に入力される。この電流検出装置11は、上記検出信号
と予め設定された電流値とを比較して、上記検出信号が
上記設定された電流値を越えると、予め設定された特定
の分岐または特定の負荷を電気的に切離すものである。
なお、上記検出信号が上記設定された電流値以上で、特
定の分岐または負荷を電気的に切離すようにしてもよい
すなわち、本実施例では、4つの分岐と2つの負荷を切
離し可能にしており、この4つの分岐に対応するのが分
岐ブレーカ8a〜8dであり、上記2つの負荷としては
、たとえばエアコン12a、12bである。なお、エア
コン12a、12bはそれぞれ分岐ブレーカ8e、8f
に接続される。
そして、上記4つの分岐を切離すものとして、本実施例
ではそれぞれ分岐ブレーカ8a〜8dに対応させて4つ
のリモコンリレーからなるオン・オフ制御部13a〜1
3dを上記分岐ブレーカ群8a〜8nの右隣に設けてい
る。14はこれらオン・オフ制御部13a〜13d動作
用の電源トラン・スである。また、上記2つのエアコン
12a、12bを切離すために、本実施例では電力線重
畳信号を用いるもので、このために各エアコン12a1
12bに対応させて受信制御装置からなるオン・オフ制
御部15a、15bを設けている。このような、受信制
御装置15a、15bとしては、自己アドレスの電力線
重畳信号を受ける毎にエアコン12a、12bへの給電
を人、切する既にテレコントロールシステムで既知のH
A端子を持つ端末機をそのまま使用できるものである。
なお、上記端末機は負荷への電力供給を0〜100%任
意に制御できるものでも良い。
つぎに、第5図を参照して、上記電力制御装置11の構
成について詳しく説明する。この電力制御装置11は、
構造的には、電子部品を搭載した配線板20.21を2
層に積層され、かつ、金属製のケース22に収納されて
、上記箱体1の右端部に配設されている。また、上記配
線板20には、後述する操作部23、表示部24を配設
したペネルPが設けられており、上記ケース22にはこ
れら操作部23および表示部24か外部から操作あるい
は視認できるように、パネルPは、上記箱体1の扉3a
の窓口4に対向するように配設されている。F記操作部
23は、第6図に示すように、電力会社との電力契約容
量に応じて切り替える使用電流切替えスイッチ230、
テンキースイッチ231、上記分岐ブレーカ8a〜8d
および上記エアコン12a、12bに対応したオン・オ
フ制御部13a〜13fを一括してオンさせる一摺入ス
イッチ232、−括オフさせる一摺切スイッチ233、
遮断順位・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ234、電
流値設定スイツチ235、復帰スイッチ236にて構成
されている。
これらスイフチ231〜236の機能については、後述
する。また、表示部24はデジタル表示器からなる設定
電流値表示部241、同じくデジタル表示器からなる順
位表示部242、複数の発光LEDを一列に並べた使用
電流をレベル表示する使用電流表示部243、同しく複
数の発光LEDを一列に並べた遮断された回路番号を点
灯させるカット動作表示部244を有してなるものであ
る。これら表示部241〜244の機能もこれ以降の説
明により、明らかにする。なお、表示部24は発光ダイ
オード、液晶等レベルないし値を表現可能な表示機器を
用いて形成することができる。
また、電力制御装置11の構成を機能的に示したのが第
7図である。30は演算処理装置で、上記操作部23か
らの情報を入力したり、上記表示部24に表示指令を出
力したり、さらに、メモリ31との間で信号の送受を行
なったりするものである。32は上記電流検出装置10
からの検出信号をA/D変換するA/D変換器であり、
そのデジタル信号を上記演算処理装置30に入力するも
のである。33は計時手段、34は上記メモリ用のバッ
クアップ電源である。Dは、オン・オフ制御部13e〜
13fを制御する信号を電源線に出力する電力線重畳信
号出力部、Rはオン・オフ制御部13a〜13dを制御
する信号を出力するリレー信号出力部である。以上の各
部分はCPUなとにて一体的に形成されていても良い。
主幹ブレーカ5、分岐ブレーカ8a〜8n群、オン・オ
フ制御部13a〜13d群、電力制御装置11は、それ
ぞれ個別に取付は台(図示せず)に取付けられて、第1
図において上下に並設されている2本のレール状の基台
44.45に取付けられている。これら基台44.45
は、たとえば係止穴42を有し、本体2の底面に設けら
れた係止片43に係止したのち、ねじ46等の手段によ
り箱体1の本体2の底面に着脱自在に取付けられる。4
7は上記主幹ブレーカ5および上記分岐ブレーカ8a〜
8nの操作部を露出させる窓穴48.49を有してなる
前面パネルである。
つぎに、本実施例の作用を第1図〜第11図を参照しな
から説明する。ます、組立てについては、箱体1を壁面
(図示せず)等に露出させであるいいは埋込んで取付け
る。一方、基台44.45に各取付台を取付け、これら
各取付台にそれぞれ主幹ブレーカ5、分岐ブレーカ8a
〜8 n sオン・オフ制御部13a〜13d、電力制
御装置11を取付ける。また、電源トランス14を基台
44に取付ける。このようにして所要部品を取付けられ
た基台44.45を上記箱体1に取付け、電気配線を行
なうと組立ては完了する。なお、上記組立てにおいては
、各取付台に所要部品を取付けた後に基台44.45に
取付けたり、箱体1に予め基台44.45を取付けてお
くようにしたりしてもよく、上記順序のみに限られるも
のではない。
つぎに、第9図〜第11図により、使用に先立った必要
な各種表示の手順を説明する。表示制御は、上記電力制
御装置11にて行われる。第9図に示すように、ます、
電源投入によって、電力を供給されると、演算処理装置
30はリセット状態(ステップ701)から監視処理(
ステップ702)を開始する。監視処理では、電流検出
装置によって検出されたデータがA/D変換部32を通
して演算処理部30に読み込まれる。次に、操作部23
の順位・復帰時間設定スイッチ234、電流値設定スイ
ッチ235が押されることで、それぞれの設定モードと
なる。電流値設定スイッチ235の場合にはテンキース
イッチ231にて電流値を設定し、設定スイッチ234
を押す(ステップ703)と、この設定電流値か読込ま
れ(ステップ704)、適正であるかが判断され(ステ
ップ705)適正であるとメモリ31のデータを更新す
る(ステップ706)とともに、表示データも更新して
この更新されたデータを監視モード仁おける常時、設定
電流値表示部241に表示させるとともに、電流検出装
置によって検出されたデータを使用電流表示部243に
表示させる。(ステップ707)。なお、操作部23の
順位・復帰時間設定スイフチ234、電流値設定スイッ
チ235が押されない場合には、最新の更新データを設
定電流値表示部241に表示させるとともに、電流検出
装置によって検出されたデータを使用電流表示部243
に表示させる。
次に、第10図を参照して電流値・遮断順位・遮断禁止
・復帰時間の設定処理手順を説明する。
これら処理は演算処理部30で行われる。まず、電流値
設定・遮断順位・遮断禁止・復帰時間の各設定モートは
それぞれ別個のスイッチによって選択されてもよいか、
本実施例では電流値設定スイッチ235が押されること
で演算処理部30は電流値設定モードとなり、遮断順位
・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ234が押されるこ
とで演算処理部30は遮断順位・遮断禁止・復帰時間設
定設定モードとなる(ステップ801)。また復帰スイ
ッチ236が押される(ステップ804)と、新たに設
定されたデータが演算処理部30によってメモリ31で
更新され(ステップ80g)、演算処理部30は上述し
た監視処理がなされる監視モードとなる(ステップ80
9)。
なお、復帰スイッチ236が押されなければ(ステップ
804)、設定変更可能状態(ステップ810)となる
ます、電流値設定モードについては、テンキースイッチ
231にて設定電流値が入力され、復帰スイッチ236
が押されれば(ステップ804)、設定電流値の評価を
行い(ステップ805)、例えば入力されたデータが主
幹ブレーカが遮断する電流値例えば100アンペアを越
えた場合や0に設定された場合など、入力されたデータ
が許容値を越えているような場合にはエラーと判断して
(ステップ806)、該当する表示部をブリンクする等
のエラー表示を行なう(ステップ807)。
この場合、再度電流値設定スイッチ235が押されるこ
とで設定変更可能状態(ステップ810)となる。
ところで、入力されたデータが許容値内である場合には
、新たに設定されたデータが演算処理部30によってメ
モリ31で更新され(ステップ808)、演算処理部3
0は上述した監視処理がなされる監視モードとなる(ス
テップ8o9)。
次に、遮断順位・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ23
4を押される(ステップ801)ことで、遮断順位・遮
断禁止・復帰時間の設定モード(ステップ810)とな
り、まず、回路番号表示部240にオン・オフ制御部1
3aの回路番号01が表示される。ここで、テンキー2
31にてオン・オフ制御部13a〜13d、15a、1
5bにおける回路番号01の順位付けを行ない、遮断順
位・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ234を押す。
遮断順位の具体的な入力値は優先順位の高い方から01
.02.03.04.06、であるが、例えば00を入
力すれば、電流検出装置10の電流値が設定値を越えて
も、遮断制御しないように設定される。すなわち、本実
施例においては、00が遮断禁止設定部となる。
遮断順位・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ234が都
度押されることによって、次の回路番号が表示されるの
で、1つの順位設定が終了する度に遮断順位・遮断禁止
・復帰時間設定スイッチ234を押せば次の設定に移行
できる。さて、オン・オフ制御部は、6回路であるから
、遮断順位・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ234か
7回押されると回路番号表示部240に再びオン・オフ
制御部13aの回路番号01が表示される。このときは
、復帰時間設定モードである。ここで、テンキー231
にて復帰時間例えば09と押せば、復帰時間が09分と
演算処理部30に入力される。
遮断順位・遮断禁止・復帰時間設定スイッチ234が都
度押されることによって、次の回路番号が表示されるの
で、1つの復帰時間設定が終了する度に遮断順位・遮断
禁止・復帰時間設定スイッチ234を押せば次の設定に
移行できる。この場合、00を入力すれば、復帰制御し
ないように設定される。そして、一連の設定(遮断順位
・遮断禁止・復帰時間)か終了した後に、復帰スイッチ
236が押される(ステップ812)ことによって、遮
断順位・遮断禁止・復帰時間を読込み(ステップ813
) 、データが適正かの判断を行い(ステップ814)
これが適正であればメモリ31に記憶され(ステップ8
15)監視モードに移る(ステップ816)。
上記遮断順位・遮断禁止・復帰時間設定時において、テ
ンキースイッチ231にて打込まれた遮断順位・遮断禁
止・復帰時間などのデータは回路番号ごとに順位表示部
242にて表示されるから、操作者は確認しながら設定
できる。そして、上記遮断順位・遮断禁止・復帰時間の
設定において、入力されたデータが誤っている場合(ス
テップ814)にはエラーと判断して、該当する表示部
をブリンクする等のエラー表示を行なう(ステップ81
7)。
第11図を参照して、負荷使用すなわち監視モードの演
算処理部30の処理説明をする。監視モード状態におい
ては、常時、電流検出装置10にて主幹ブレーカ5に流
れる電流を検出し、これを電力制御装置11に入力する
(ステップ901)。
電力料−御装置11では、A/D変換装置32が上記検
出信号をデジタル信号に変換し、演算処理袋[30に入
力する。演算処理装置30ては、−抽入スイッチ232
、−摺切スイッチ233か押されていないとき(ステッ
プ902)には、このデジタル信号と設定された電流値
とを比較する(ステップ903)。比較の結果、検出信
号が設定電流値以上であり(ステップ904)、かつ、
所定時間たとえば2秒間継続したとき(ステップ905
)には、遮断すべき分岐または負荷に関するデータを更
新しくステップ906)、遮断すべき分岐または負荷に
関する更新データが存在することを確認し更新した後(
ステップ907)、遮断すべき分岐または負荷(本実施
例ではオン・オフ制御部)に遮断信号を出力する(ステ
ップ908)。
さらに、検出信号が設定電流値以上である場合(あるい
は、その後設定電流値以上になった場合)には、同様の
処理を行い、つぎの順位の分岐または負荷を遮断する(
(ステップ900)〜(ステップ90g))。予め遮断
すべき分岐または負荷特定された分岐、負荷のすべてが
遮断された後(ステップ909)は、もはや遮断すべき
ものがないため監視モードに戻る。この論理(ステップ
907)は、遮断禁止データoo以外があるかの判断で
ある。まれに、予め特定された分岐、負荷のすべてか遮
断された後、検出信号が設定電流値を越えたときには、
従来の分電盤と同様に分岐ブレーカが遮断する。
前述のように、検出信号が設定電流値を下回り(ステッ
プ904)、特定された分岐、負荷のすべてが遮断され
た状態で(ステップ911) 、がっ、所定時間たとえ
ば1分継続する(ステップ912)と、負荷すなわちエ
アコン12aを自動復帰させる(ステップ913)。さ
らに、検出信号が設定電流値を下回り、がっ、設定復帰
時間たとえば1分が経過すると(ステップ913)、エ
アコン12bを自動復帰させる(ステップ914)。
なお、本実施例では、論理(ステップ912)を設け、
自動復帰させるのは上記オン・オフ制御部15a、15
bたけとし、オン・オフ制御部133〜13dについて
は自動復帰させないように設定している。論理(ステッ
プ912)は、具体的には、復帰時間が00に設定され
ているかを判別するもので、エアコン12a、12bは
、01に設定し、エアコン12a、12b以外は、OO
に設定している訳であるが、もちろん、分岐についても
自動復帰させることは可能である。しかし、分岐にどの
負荷か接続されるか不明であったり、発熱機器が接続さ
れたりすることかあることを考慮すると、自動復帰させ
ない方が安全上好適であると考えられる。本実施例では
自動復帰させるかどうかをデータ上処理する訳であるが
、自動復帰させたくオン・オフ制御部をあらかじめ回路
的に自動復帰信号が出力できない状態にしてもよい。
つぎに、−括オン・オフ制御について説明する。
フローの(ステップ909)で、遮断された分岐あるい
は負荷は、−括オンスイッチ232(−括オフスイッチ
233)が操作されると(ステップ902)あらかじめ
設定された時間たとえば5秒をカウントして(ステップ
921)、タイムアツプしたら、設定された時間を再び
カウントしはしめ(ステップ922)、つぎにオン(オ
フ)信号を出力すべき分岐または負荷に関するデータに
メモリ31データを更新しくステップ923)、オン(
オフ)すべき分岐または負荷に関する更新データが存在
することを確認した後(ステップ924)、更新前のオ
ン・オフ制御部をオン(オフ)させるオン(オフ)信号
を出力して(ステップ925)、この処理を繰り返し、
特定された分岐、負荷のすべてがオン(オフ)された後
(ステップ924)は、もはやオン(オフ)すべきもの
がないため監視モードに戻る。この論理(ステップ92
4)は、オン遮断禁止データOOは、無視されるもので
、単に、オン(オフ)すべきオン・オフ制御部があるか
の判断である。
本実施例は、設定電流表示部と回路番号表示部とを重複
させて設けているが、電流値設定モードとそのほか回路
番号を必要とする設定モードとを分けているため、表示
がダブる問題は生じない。
また、各設定は、テンキーを用いて行なうため、あらゆ
る値を簡単に設定できる。
なお、本発明は上記実施例に限られるものではなく、各
種の変形を許容するものである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、主幹ブレーカと、この主幹
ブレーカからの出力線に接続された母線と、各分岐に対
応して設けられ上記母線に接続された複数個の分岐ブレ
ーカと、上記主幹ブレーカに流れる電流値を検出する検
出装置と、この検出装置からの検出信号か予め設定され
た電流値を越えたときには、予め決定された分岐または
負荷を遮断することによって、上記主幹ブレーカに流れ
る電流値を上記設定値を上記設定値内に抑える電力制御
装置とを備えてなるものであるから、主幹ブレーカに流
れる電流が主幹ブレーカの遮断電流に達する以前に、特
定の分岐または負荷を遮断できる。したがって、従来の
分電盤のように、突然全負荷を遮断して使用者を混乱さ
せたり、重要負荷を不所望に遮断して2次的事故を招い
たりすることを防止できるものである。
また、本発明は、上記主幹ブレーカ、検出装置、母線、
複数個の分岐ブレーカ、電力制御装置を一個の箱体に収
納したのでコンパクトととなり、設置場所に箱体を配設
したのち、負荷を配線し所定の設定を行えば良いので、
作業性も良好となる。
さらに、本発明は、上記主幹ブレーカの遮断電流値より
小さい電流値を任意に設定可能な設定電流値入力部、上
記検出装置からの検出信号が所定の電流値を越えたとき
には、所定の分岐または負荷の遮断順位を任意に設定可
能な遮断順位入力部を有したので、設定電流値および所
定の分岐または負荷の遮断順位の設定変更が自由に行え
、電力会社との契約電力容量や各分岐に接続される負荷
の状況が変っても、分岐または負荷の遮断順位を任意に
設定するとともに、設定電流値を任意に設定することで
、最適な設定電流値の設定を行え、しかも遮断による使
用者の被害を最小とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は分電盤の開閉状態を一部省略して示す正面図、第
2図は分電盤の正面図、第3.4図はそれぞれ第2図A
−A、B−Bに沿って示す一部省略断面図、第5図は第
2図の電力制御部部分を示す一部省略断面図、第6図は
パネルの正面図、第7図は電力制御部の機能構成を示す
ブロック図、第8図は使用状態を簡略化して示すシステ
ムブロック図、第9図ないし第11図はそれぞれ操作処
理手順を示す流れ図である。 1・・・箱体、5・・・主幹ブレーカ、8a〜8n・・
・分岐ブレーカ、10・・・検出装置、11・・・電力
制御装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主幹ブレーカと; 上記主幹ブレーカに流れる電流値を検出する検出装置と
    ; 上記主幹ブレーカの出力側に接続された母線と;各分岐
    に対応して設けられ上記母線に接続された複数個の分岐
    ブレーカと; 上記検出装置からの検出信号が上記主幹ブレーカの遮断
    電流値より小さい所定の電流値を越えたときには、所定
    の分岐または負荷を遮断することによって、上記主幹ブ
    レーカに流れる電流値を上記設定値内に抑える電力制御
    装置と; 上記主幹ブレーカ、検出装置、母線、複数個の分岐ブレ
    ーカ、電力制御装置を収納した箱体と;を具備し、 上記電力制御装置は、電流値を任意に設定可能な設定電
    流値入力部、上記検出装置からの検出信号が所定の電流
    値を越えたときには、所定の分岐または負荷の遮断順位
    を任意に設定可能な遮断順位入力部を有したことを特徴
    とする分電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4959028U (ja) * 1972-08-31 1974-05-24
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JPS6420038U (ja) * 1987-07-22 1989-01-31

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