JPH03241589A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH03241589A
JPH03241589A JP2036666A JP3666690A JPH03241589A JP H03241589 A JPH03241589 A JP H03241589A JP 2036666 A JP2036666 A JP 2036666A JP 3666690 A JP3666690 A JP 3666690A JP H03241589 A JPH03241589 A JP H03241589A
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吉雄 松田
Kazutami Arimoto
和民 有本
Tsukasa Oishi
司 大石
Masaki Chikuide
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    • G11C11/4076Timing circuits

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はダイナミック型半導体記憶装置に関し、特に
、1つのセンスアンプが2つの異なるメモリブロックの
列に共有されるシェアードセンスアンプ構成の半導体記
憶装置に関する。より特定的には、シェアードセンスア
ンプを対応の列に接続するための制御信号発生回路に関
する。
[従来の技術] ダイナミック型半導体記憶装置(DRAM)においては
、情報はキャパシタに電荷の形態で格納される。データ
読出時においては、キャパシタに蓄積された信号電荷が
ビット線(データ線)上に転送される。このビット線上
に転送された信号電荷の有無に応じてビット線上に微小
な電位変化が生じ、°この電位変化を差動型のセンスア
ンプを用いて検知し増幅した後、情報を読出している。
半導体記憶装置が高密度化されるに伴って、メモリセル
サイズも小さくなり、メモリキャパシタの蓄積容量が減
少する傾向は避けられない。このメモリサイズ低減に伴
う蓄積容量の減少に対抗して、十分なセンスアンプへの
入力電位差(信号電圧)を確保するために種々の改良が
なされてきている。
このような従来の対策の1つに、ニス・ニス・イートン
(S、S、Ea t on)等により発明され、インモ
ス・コーポレーション(InmosCorporat 
1on) に譲渡された、「折返しビット線−シェアー
ドセンスアンプ」と題された、1982年9月21日発
行の米国特許節4゜351.034号がある。この米国
特許においてはシェアードセンスアンプ構成が採用され
ており、メモリセルアレイが2つのブロックに分割され
、この2つのブロックの間にセンスアンプが配置されて
2つのブロックに共有される。センス動作時においては
1つのブロックの列のみがセンスアンプに接続され、セ
ンス動作後続いて他方の列もセンスアンプに接続される
この構成の場合、1本のビット線に接続されるメモリセ
ルの数を半減することができるので、メモリセルによる
ビット線の浮遊容量も半減することになり、同じ量の信
号電荷がビット線に転送されたとしても、ビット線に生
じる電位変化は非分割セルアレイの場合の約2倍に改善
することができる。なぜならば、ビット線上の電位変化
は、メモリセル容量Csとビット線容量cbとの比Cs
/Cbに比例するからである。
上述のシェアードセンスアンプ構成をさらに積極的に押
し進めたものとして、特開昭57−100689号公報
に開示されている多分割ビット線構造がある。この多分
割ビット線構造においては、メモリセルアレイが4つ以
上のブロックに分割され、センスアンプの個数も増加さ
れており、1本のビット線につながるメモリセルの数を
減少させることを意図している。この場合、1つのセン
スアンプは異なるメモリセルブロックに属する2組のビ
ット線対に共有される。動作時においては、選択メモリ
セルを含むセルブロックがセンスアンプに接続されセン
ス動作が行なわれ、一方、選択されるメモリセルを含ま
ないメモリセルアレイに接続されるセンスアンプは活性
化されずに待機状態を保持するように構成されている。
この構成に従えば、メモリセルからの読出信号電圧の改
善のみならず、センスアンプは選択的に活性化されるた
めビット線のセンス時における充放電にかかわる消費電
力の低減にも有効であるため4メガビツトおよび16メ
ガビツトの大容量DRAMにおいて広く採用されようと
している。
第6図は多分割ビット線方式を採用した改良された従来
のDRAMのチップの構成を示すで図である。この第6
図においては、256KW(キロワード)×1ビットの
構成が一例として示される。
第6図を参照して半導体チップ100は、時分割態様で
与えられる行アドレスRAO〜RASと列アドレスCA
O〜CA8とを受けるアドレス入力端子52と、時分割
で与えられる行アドレスを装置内部に取込むタイミング
を与える行アドレスストローブ信号RASを受ける入力
端子51と、列アドレスを装置内部に取込むタイミング
を与える列アドレスストローブ信号CASを受ける入力
端子53と、記憶装置の読出/書込動作を規定するリー
ド/ライト制御信号をR/Wを受ける入力端子54と、
入力データDINを受けるデータ入力端子55と、出力
データDOUTを供給するデータ出力端子56を含む。
半導体チップ100には、図示されていないが、さらに
、基準電圧となる電源電圧Vccを供給する端子および
接地電位VsSを供給する端子が設けられている。
第6図において、半導体記憶装置は、複数行単位で4つ
のメモリブロックla、lb、lcおよび1dに分割さ
れたメモリセルアレイと、2つのブロックに共有される
センスアンプ帯2aおよび2bを含む。センスアンプ帯
2aは、メモリセルブロック1aおよび1bに共有され
、センスアンプ帯2bはメモリセルブロックICおよび
1dに共有される。センスアンプ帯2aおよび2bは、
後に詳述するが、関連のブロックの各列(ビット線対)
に対応して設けられ、制御信号SFU、SU  SUお
よびSFL、SL、SLにそれぞれ応答して対応の列上
の信号電位を差動的に増幅するセンスアンプを含む。
外部アドレス信号に応答してメモリセルアレイの1行(
1本のワード線)を選択するために、行デコーダ3、ワ
ードドライバ4、行アドレスバッファ5、行プリデコー
ダ13、ΦX発生回路7およびΦχサブデコーダ12が
設けられる。行アドレスバッファ5は、アドレス入力端
子52に与えられた9ビットアドレス信号AO−A8を
受け、RAS/(ッファ6からの内部制御信号に応答し
て相補な内部行アドレス信号RAO,RAO−RA8、
RA8を発生する。
行プリデコーダ13は、行アドレスバツフア回路6から
の内部行アドレス信号RA2.RA2〜RA7.RA7
をデコードし合計12個のプリデコーダ信号X1〜X4
 (総称的にXiとして示す)、X5〜X8(総称的に
Xjとして示す)およびX9〜X12(総称的にXkと
して示す)を発生する。このプリデコード信号X1〜X
12とメモリセルブロックとの対応関係は任意であるが
、以下の説明においては、説明を簡略化するために、プ
リデコード信号Xt(XI〜X4)がそれぞれメモリセ
ルブロックを指定する信号として用いられるものとする
第7図は、外部アドレス信号A2およびA3から内部行
アドレス信号RA2.RA3およびRA2、RA3を発
生するアドレスバッファおよびプリデコード信号Xiを
発生する行プリデコーダ13の構成を模式的に示す。第
7図において、行アドレスバッファ5は、外部アドレス
信号A2に応答して互いに相補な内部行アドレス信号R
A2゜RA2を発生するバッファ回路5aと、外部アド
レス信号A3に応答して互いに相補な内部行アドレス信
号RA3.RA3を発生するバッファ回路5bを含む。
行プリデコーダ13は、内部行アドレス信号RA2およ
びRA3に応答してプリデコード信号X1を発生するデ
コーダ回路13aと、内部行アドレス信号RA2および
RA3に応答してプリデコード信号X2を発生するデコ
ーダ回路13bと、内部行アドレス信号RA2およびR
A3に応答してプリデコード信号X3を発生するデコー
ダ回路13cと、内部行アドレス信号RA2およびRA
3に応答してプリデコード信号X4を発生するデコーダ
回路13dを含む。プリデコーダ回路138〜13dの
各々は同一の回路構成を有しており、このプリデコード
信号X1〜X4がブロック指示信号として用いられる場
合、このプリデコード信号X1〜X4のうちのいずれか
一方のみがたとえば“H”レベルの選択状態となる。こ
のプリデコーダ回路ユ3a〜13dの各々はANDゲー
トまたはNANDゲートにより構成される。他のプリデ
コード信号XjおよびXkを発生する回路も同様の構成
を有している。
第6図へ戻って、ΦX発生回路7は、RASバッファ6
からの内部クロック信号に応答してワード線を駆動する
ための信号ΦXを発生し、ΦXサブデコーダ12へ与え
る。ΦXサブデコーダ12は、行アドレスバッファ5か
らの内部行アドレスにワード線駆動信号ΦXに応答して
ワード線サブデコード信号ΦX1〜Φx4を発生してワ
ードドライバ4へ与える。このワード線サブデコード信
号Φx1〜Φx4のうちのいずれか1つのみが“Hlに
立上がる。
第8図はΦXサブデコーダの構成を模式的に示す図であ
る。第8図において、ΦXサブデコーダ12は、サブデ
コード回路12a〜12dを含む。
サブデコード回路12aは、内部行アドレス信号RAO
およびRAIに応答して選択的にワード線駆動マスク信
号ΦXを通過させてワード線サブデコード信号ΦX1を
発生する。サブデコード回路12bは、内部行アドレス
信号RAOおよびRAlに応答して選択的にワード線駆
動マスク信号ΦXを通過させてワード線サブデコード信
号Φx2を発生する。サブデコード回路12cは、内部
行アドレス信号RAOおよびRAIに応答して選択的に
ワード線駆動マスク信号ΦXを通過させてワード線サブ
デコード信号ΦX3を発生する。サブデコード回路12
dは、内部行アドレス信号RAOおよびRAIに応答し
て選択的にワード線駆動マスク信号ΦXを通過させてワ
ード線サブデコード信号Φx4を発生する。
第6図へ再び戻って、行デコーダ3は、行プリデコーダ
13からのプリデコード信号Xi、 XjおよびXkを
さらにデコードし4本のワード線を選択するデコード信
号を発生する。ワードドライバ4は、行デコーダ3から
のデコード信号とΦXサブデコーダ12からのワード線
サブデコード信号Φx1〜Φx4とに応答して、1本の
ワード線上にワード線駆動信号を伝達する。第9図に行
デコーダ3およびワードドライバ4の具体的構成の一例
を示す。
第9図においては、単位行デコーダとそれに関連するワ
ードドライバとが代表的に示される。第9図を参照して
単位行デコーダ30は、3ビツトのプリデコード信号X
i、XjおよびXkを受ける3人力NOR回路と、NO
R回路出力を反転するインバータとを含む。
NOR回路は、プリデコード信号Xiをそのゲートに受
けるpチャネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以
下、pMIs)ランジスタと称す)PTIおよびnチャ
ネル絶縁ゲート型電界効果トランジスタ(以下、nMI
S)ランジスタと称す)NTIと、プリデコード信号X
jをそのゲートに受けるnMIsトランジタンNT2と
、プリデコード信号Xkをそのゲートに受けるnMIs
トランジタンNT3と、インバータ出力をそのゲートに
受けるpMISトランジタンPT2を含む。pMISト
ランジタンPTIおよびPT2は電源電圧Vccとノー
ドN1との間に互いに並列に設けられる。nMIS)ラ
ンジスタNTI、NT2およびNT3はノードN1と接
地電位Vssとの間に直列に接続される。
インバータは、NOR回路出力をそのゲートに受けるp
MI S トランジスタPT3およびn M ISトラ
ンジスタNT4を含む。pMI S )ランジスタPT
3およびnM1sトランジタンNT4は電源電位Vcc
と接地電位Vssとの間に相補的に接続される。この単
位行デコーダ30からはNOR回路出力(ノードN1電
位)およびインバータ出力(ノードn2出力)が出力さ
れて4つのワードドライブ回路へ伝達される。
1つの単位行デコーダ30に対して4つのワードドライ
ブ回路4a、4b、4cおよび4dが設けられる。ワー
ドドライブ回路4aは、単位行デコーダ30のノードN
2電位を伝達するnMISトランジタンNT5と、nM
Is)ランジスタNT5の伝達電位をそのゲートに受け
、選択的にワード線サブデコード信号ΦX1をワード線
WLI上へ伝達するnMIs)ランジスタNT6と、単
位行デコーダ30のノードN1電位をそのゲートに受け
、ワード線WL1を接地電位に選択的に接続するnMI
S)ランジスタNT7を含む。
ワードドライブ回路4b、4cおよび4dもそれぞれワ
ードドライブ回路4aと同一の回路構成を有しているが
、伝達されるワード線サブデコード信号が異なっている
。すなわち、ワードドライブ回路4bは、単位行デコー
ダ30出力に応答してワード線サブデコード信号Φx2
を選択的にワード線WL2上へ伝達する。ワードドライ
ブ回路4cは単位行デコーダ30出力に応答して選択的
にワード線サブデコード信号ΦX3をワード線WLB上
へ伝達する。ワードドライブ回路4dは単位行デコーダ
30出力に応答してワード線サブデコード信号Φx4を
選択的にワード線WL4上へ伝達する。
単位行デコーダ30においては、プリデコード信号Xi
、XjおよびXkがすべて“H”レベルにある場合にの
みノードN1電位は“L”、応じてノードN2電位がH
”となる。このノードN2電位が“H″の場合、ワード
ドライブ回路4a。
4b、4cおよび4dにおいては、nMIs)ランジス
タNT6がnMIS)ランジスタNT5を介してそのゲ
ートに“H″の信号を受は導通状態となる。これにより
ワード線W1〜W4上にはそれぞれワード線サブデコー
ド信号ΦX1〜Φx4が伝達される。ワード線サブデコ
ード信号Φx1〜Φx4のうちいずれか1つのみが″H
ルベルに立上がる。したがって、ワード線WL1〜WL
4のうちのいずれか1本のみが“H″に駆動される。
プリデコード信号Xi、XjおよびXkのうち1つでも
“L″レベルあれば、ノードN1電位は″H°レベル(
pMIs)ランジスタPT2により充電される)となり
、ノードN2の電位は“L”となり、この単位行デコー
ダ30は非選択状態となる。
再び第6図へ戻って、半導体記憶装置はさらに、メモリ
セルアレイから4列を選択するために、アドレス入力端
子52からのアドレス信号を受け、外部列アドレス信号
CAO〜CA8およびCAO〜CA8を発生する列アド
レスバッファ14と、列アドレスバッファ14からの内
部列アドレス信号CAO〜CA7およびCAO〜CA7
をデコードし、16ビツトのプリデコード信号Y1〜Y
4(以下、Yiとして総称する)、Y5〜Y8(以下、
総称的にYjとして示す)、Y9〜Y12(以下、Yk
として総称的に示す)およびY13〜Y16(以下、総
称的にYuとして示す)を発生する列プリデコーダ15
と、この列プリデコード信号Yi、Yj、Ykおよびy
iに応答して4本の列を選択する列選択信号C8を発生
する列デコーダ16とを備える。列アドレスバッファ1
4は、CASバッファ19から列アドレスストローブ信
号CASに応答して発生される内部制御信号に応答して
、アドレス入力端子52へ与えられたアドレスを取込み
内部列アドレス信号を発生する。
列プリデコーダ15は、第7図に示す行プリデコーダ1
3と同様の構成を有している。
列デコーダ16の具体的構成の一例を第10図に示す。
第10図を参照して列デコーダ16は、電源電位Vcc
とノードNIOとの間に互いに並列に接続されるpMI
s)ランジスタPTIO,PT11、PT12およびP
T13と、ノードNIOと接地電位Vssとの間に直列
に接続されるnMISトランジスタNTl0.NTl1
.NT12およびNT13と、ノードN10電位を反転
してノードN、11へ伝達するインバータとを含む。こ
のインバータはpMIs)ランジスタPT14とnMI
S)ランジスタNT14とを含む。
pMISトランジスタ10およびnMIS)ランジスタ
NTl0はそのゲートに列プリデコード信号Yiを受け
る。pMISトランジタンPT11およびnMISトラ
ンジスタNT11はそのゲートに列プリデコード信号Y
jを受ける。pMISトランジタンPT12およびnM
ISトランジスタNT12はそのゲートに列プリデコー
ド信号Ykを受ける。pMISトランジタンFTIOお
よびnMIS)ランジスタNT13はそのゲートに列プ
リデコード信号Ymを受ける。ノードN11から列選択
信号C8が発生される。この第10図に示す列デコーダ
の構成においては、列プリデコード信号Yi、Yj、Y
kおよびYQがすべて“H′″レベルのとき、ノードN
IOの電位が“L”となり、応じて“H”の列選択信号
C8が発生される。
再び第6図へ戻って、列デコーダ16により選択された
4列のうち1列を選択するためにI10デコーダ17が
設けられる。I10デコーダ17は、行アドレスバッフ
ァ17からの内部行アドレス信号RAS、RASと、列
アドレスバッファ14からの内部列アドレス信号CA8
およびCa2をデコードし、I10バス40上の4対の
バスから1対のバスを選択する。
I10デコーダ17により選択された1対のバス対と外
部装置との間でのデータの授受を行なうために、リード
/ライト制御回路18、リード/ライトバッファ20、
入力バッファ21および出力バッファ22が設けられる
。リード/ライトバッファ20は、入力端子54を介し
て与えられるリード/ライト制御信号R/WとCASバ
ッファ19から与えられる内部制御信号(内部CAS信
号)とに応答してデータの書込/読出を規定するタイミ
ング信号を発生してリード/ライト制御回路Igへ与え
る。リード/ライト制御回路18は、このリード/ライ
トバッファ20からの制御信号に応答してI10デコー
ダ17により選択された1対のバス対を入力バッファ2
1または出力バッファ22へ接続する。
入力バッファ21は入力端子55を介して与えられた入
力データDINを受は対応の内部データ(通常相補デー
タ対)を発生する。出力バッファ22は、リード/ライ
ト制御回路18から伝達された内部データを受は対応の
出力データDOLITに変換して出力端子56へ与える
センスアンプ帯2aおよび2bを選択的にメモリセルブ
ロックへ接続しかつそこに含まれるセンスアンプを動作
するために、シェアードセンス制御信号発生回路8およ
びセンスアンプ制御回路23が設けられる。シェアード
センス制御信号発生回路8は、行プリデコーダ13から
の行プリデコード信号Xiに応答して、センスアンプ帯
2aおよび2bとメモリセルブロックla〜1dとの選
択的接続制御信号(シェアードセンス制御信号)SA、
SB、SCおよびSDを発生する。シェアードセンス制
御信号SAは、センスアンプ帯2aとメモリセルブロッ
ク1aとの接続を制御する。
シェアードセンス制御信号SBは、センスアンプ帯2a
とメモリセルブロック1bとの接続を制御する。シェア
ードセンス制御信号SCはセンスアンプ帯2bとメモリ
セルブロックICとの接続を制御する。シェアードセン
ス制御信号SDは、センスアンプ帯2bとメモリセルブ
ロック1dとの接続を制御する。
センスアンプの選択的活性化を行なう制御信号を発生す
るセンスアンプ制御回路23は、ΦX発生回路7からの
ワード線駆動マスク信号ΦXと行プリデコーダ13から
のプリデコード信号Xiに応答してセンスアンプ帯2a
および2bのいずれかのセンスアンプを活性化する信号
SFU、SFLを発生するSF信号発生回路9と、SF
信号発生回路9からの制御信号に応答して第1のセンス
アンプ活性化信号SU、SLを発生する第1のセンスア
ンプ活性化信号発生回路10と、第1のセンスアンプ活
性化信号発生回路10からの活性化信号に応答して第2
のセンスアンプ活性化信号SU、SLを発生する第2の
センスアンプ活性化信号発生回路11を含む。制御信号
SFUはセンスアンプ帯2aに含まれるセンスアンプへ
与えられる。制御信号SFLはセンスアンプ帯2bに含
まれるセンスアンプへ伝達される。第1のセンスアンプ
活性化信号SU、SLは、後に詳述するが、nチャネル
MISトランジスタからなるセンスアンプを活性化する
。第2のセンスアンプ活性化信号SU、SLはpチャネ
ルMIS)ランジスタからなるセンスアンプを活性化す
る。
第11図に、SF信号発生回路9の具体的構成の一例を
示す。第11図を参照してSF信号発生回路11は、制
御信号SFUを発生する回路と制御信号SFLを発生す
る回路と2つの回路部分を有している。この回路部分は
同一の構成を有しているため、第11図においては1つ
にまとめて示される。第11図を参照して、SF信号発
生回路9は、ワード線駆動マスク信号ΦXを所定時間遅
延させる遅延回路60と、行プリデコード信号X1およ
びX2を受けるORゲート61と、遅延回路60出力と
ORゲート61出力とを受けるANDゲート62を含む
。ANDゲート62から制御信号SFUが発生される。
ORゲート61が行ブリゾコード信号X3およびX4を
受ける場合、ANDゲート62からは制御信号SFLが
発生される。
第11図に示すように、選択メモリセルを含むブロック
がブロック1aまたは1bの場合にはセンスアンプ帯2
aに含まれるセンスアンプが活性化される。また選択メ
モリセルがブロック1cまたは1dに含まれる場合、セ
ンスアンプ帯2bに含まれるセンスアンプが活性化され
る。
第12図に、第1のセンスアンプ活性化信号5U(SL
)に応答して第2のセンスアンプ活性化信号5U(SL
)を発生する回路構成の具体的−例を示す。第12図を
参照して、第2のセンスアンプ活性化信号発生回路11
は、第1のセンスアンプ活性化信号を所定時間遅延させ
る遅延段と、この遅延段からの遅延活性化信号Sde 
1 ayと制御信号RASとに応答して第2の活性化信
号5U(SL)を発生する回路部分とを含む。遅延段は
pMISトランジタンPT20〜PT22とnMIS)
ランジスタNT2O〜NT22それぞれから構成される
CMOSインバータが偶数段接続されて構成される。
第2の活性化信号を発生する回路部分は、遅延活性化信
号Sde layをそのゲートに受けるpMIS)ラン
ジスタPT2BおよびnMIs)ランジスタNT23と
、pMIs)ランジスタPT23と並列に接続され、制
御信号RASをゲートに受けるpMISトランジタンP
T24と、pMIS)ランジスタPT24とnMIS)
ランジスタNT23との間に直列に接続され、そのゲー
トに制御信号RASを受けるnMIS)ランジスタNT
24を含む。遅延活性化信号Sde layは活性化信
号5U(SL)を所定時間遅延させた信号である。制御
信号RASが“Hoのとき、半導体記憶装置は作動状態
にあり、このときpMISトランジタンPT24はオフ
状態、nMIs)ランジスタNT24はオン状態にある
。したがって、ノードN35からは、遅延活性化信号5
delayを反転した信号5U(SL)が発生される。
制御信号RASが“L′にあり半導体記憶装置が待機状
態にある場合には、pMIS)ランジスタPT24がオ
ン状態にあり、nMIS)ランジスタNT24はオフ状
態にある。したがって、ノードN34の信号電位にかか
わらず、制御信号5U(SL)は″Hルベルとなる。こ
こで第12図においては、同一の回路構成を用いて活性
比倍ぞれ発生されるため、センスアンプ活性化信号SL
に対しては括弧を付して示している。
なおSF信号発生回路9からの活性化信号5FU(SF
L)に応答して第1の活性化信号SU。
SLを発生する第1の活性化信号発生回路10の構成は
示していないが、単に制御信号SFL、  SFUをバ
ッファ処理する回路構成であればよい。
第13図にメモリセルブロック1aおよび1bそれぞれ
における2組のビット線対とそれに関連するセンスアン
プ帯2aの構成を詳細に示す。ビット線は折返しビット
線対構造を有しており、ビット線BL、BLが対をなし
て配設される。1本のワード線WLと1対のビット線対
との交点にメモリセルMCが配置される。メモリセルM
Cは情報を電荷の形態で記憶するメモリキャパシタCと
、ワード線WL上の信号電位に応答してメモリキャパシ
タCをビット線BL(またはBL)へ接続するメモリト
ランジスタMTを備える。
ビット線対上の信号電位を差動的に検知し増幅するため
に、そのゲートとドレインが交差接続されたpM工Sト
ラタンスタPT40およびPT41からなるpチャネル
センスアンプPSAと、そのゲートとドレインが交差接
続されたn M I SトランジスタNT40およびN
T41からなるnチャネルセンスアンプNSAが各ビッ
ト線対に設けられる。pチャネルセンスアンプPSAを
活性化するために、第2のセンスアンプ活性化信号SU
に応答して導通状態となり、pMI S )ランジスタ
PT40およびPT41のソースへ電源電位VCCを伝
達するpMISトランジタンPT45が設けられる。n
チャネルセンスアンプNSAを活性化するために制御信
号SFUに応答して導通状態となり、nMIS)ランジ
スタNT40およびNT41のソースに接地電位Vss
レベルの電位を伝達するnMIs)ランジスタNT45
と、センスアンプ活性化信号SUに応答して導通状態と
なり、同様にnMIs)ランジスタNT40およびNT
41のソースに接地電位Vssレベルの電位を伝達する
nMIS)ランジスタNT46が設けられる。
半導体記憶装置のスタンバイ時(信号RASが“H″の
とき)、各ビット線対を所定電位VBLにプリチャージ
しかつイコライズするためのプリチャージ/イコライズ
回路EQが設けられる。プリチャージ/イコライズ回路
EQは、イコライズ指示信号BLEQに応答して導通状
態となりビット線BLおよびBLを電気的に短絡するn
チャネルMISトタンジスタT20と、イコライズ指示
信号BLEQに応答して導通状態となり所定電位VBL
をビット線BLおよびBLそれぞれに伝達するnチャネ
ルMISトタンジスタT21およびT22を備える。
ビット線対を選択的にセンスアンプに接続するために、
ビット線選択スイッチBSAおよびBSBが各ビット線
対に対して設けられる。選択スイッチBSAは選択制御
信号SAに応答して選択的にメモリセルブロック1aの
ビット線対BL、  BLをセンスアンプ帯2aに接続
する。ビット線選択スイッチBSBは接続制御信号SB
に応答して選択的にメモリセルブロック1bのビット線
対BL、BLをセンスアンプ帯2aに接続する。選択ス
イッチBSAは、選択制御信号SAに応答してオン状態
となる転送ゲートTIOおよびT11を備える。選択ス
イッチBSBは制御信号SBに応答して導通状態となる
転送ゲートT15およびT16を含む。
列デコーダ16からの列選択信号C8に応答して4組の
ビット線対をI10バス40へ接続するために10スイ
ツチl03Wが各ビット線に設けられる。列選択信号C
8に応答して4組のビット線対がI10バス40の4組
のバス対へ接続されるが、第13図においては同時に選
択される2組のビット線対のみが代表的に示される。1
0スイツチl03Wは列選択信号C8に応答して導通状
態となる転送ゲートT30およびT31を含む。
この組をなす10スイツチl03Wは、組をなす4対の
ビット線対をそれぞれ異なるI10バス対へ接続する。
なお、ビット線対BL、BLをスタンバイ時に所定電位
にプリチャージしかつイコライズする電位V[ILは通
常電源電位Vccまたはその1/2の電位レベルに設定
される。次にこの動作について第14図に示す動作波形
図を参照して説明する。ここで第14図においては、第
14図(f)に従来のDRAMにおける接続制御信号5
A−SDのレベルが示され、第14図(g)に従来の改
良されたDRAMの接続制御信号SA〜SDの信号レベ
ルが示される。以下の動作説明においては第14図(g
)に示す従来の改良されたDRAMの動作について説明
する。
制御信号RASが“H″の場合半導体記憶装置は待機状
態にあり、ビット線対BL、BLはプリチャージ/イコ
ライズ回路EQにより所定電位V[ILに保持されてい
る。また接続制御信号SA〜SDは電源電圧Vccより
昇圧されたVcc+αの電位レベルにある。これにより
各ビット線選択スイッチBSA、BSBはオン状態にあ
り、メモリセルブロック1aおよびメモリセルブロック
1bの各ビット線対はセンスアンプPSAおよびNSA
に接続されており、同様にメモリセルブロック1cおよ
び1dもセンスアンプ帯2bに含まれるセンスアンプに
接続されている。
制御信号RASが“H″に立下がると半導体記憶装置が
作動状態に入る。この制御信号RASの“H″への立下
がりに応答して行アドレスバッファ5が活性化されて、
アドレス入力端子52へ与えられた9ビツトのアドレス
AO〜A8を受けて内部行アドレス信号RAO,RAO
−RA8.RA8を発生する。行プリデコーダ13は、
この行アドレスバッファ5からの所定の内部アドレス信
号RA2.RA2〜RA7.RA7をプリデコードし、
プリデコード信号Xi、Xj、Xkを発生する。今、プ
リデコード信号Xiにおいて、プリデコード信号X1が
“H”にあり、残りのプリデコード信号X2.X3およ
びX4は“L”レベルにあり、メモリセルブロックla
が選択された場合を考える。行デコーダ3は、このプリ
デコーダ13からのプリデコード信号Xi、Xjおよび
Xkをデコードする。このうち3ビツトのプリデコード
信号Xi、XjおよびXkがすべて“H”である単位行
デコーダが選択される。
一方において、この制御信号RASの“L″への移行に
応答してΦX発生回路7はワード線駆動マスク信号ΦX
を発生し、センスアンプ制御回路23およびΦXサブデ
コーダ12へ与える。ΦXサブデコーダ12は、行アド
レスバッファ5からA1によりワード線駆動マスク信号
ΦXをサブデコードし、ワード線サブデコード信号Φx
1〜ΦX4のうちのいずれか1つのみを“H”に立上げ
てワードドライバ4へ伝達する。ワードドライバ4は、
行デコーダ3からのデコード信号とΦXサブデコーダ1
2からのワード線サブデコード信号とに応答して1本の
ワード線を選択しその電位を“H2レベルに立上げる。
この場合、メモリセルブロック1aに含まれるワード線
が選択される。
このワード線WLが選択されその電位が立上がるとメモ
リセルMCにおいてメモリトランジスタMTが導通状態
となり、各ビット線対には関連のメモリキャパシタCが
格納する信号電位が伝達され、ビット線対に電位差が生
じる。
また一方においてシェアードセンス制御信号発生回路8
は、その行プリデコーダ13からのプリデコード信号X
iと“Lmの信号RAS (RASバッファ6からは“
H”の信号RASが発生されてシェアードセンス制御信
号発生回路8へ与えられている)接続制御信号SBを“
L”レベルに立下げてセンスアンプ帯2aとメモリセル
ブロック1bとを切り離す。このときまだ接続制御信号
SA、SCおよびSDは昇圧されたVcc+αの電位レ
ベルにある。
続いてセンスアンプ制御回路23に含まれるSF信号発
生回路9は、ΦX発生回路7からのワード線駆動マスク
信号ΦXと行プリデコーダ13からのプリデコード信号
Xiとに応答してセンスアンプ帯2aおよびセンスアン
プ帯2bのいずれかを活性化する信号を発生する。この
第14図に示す動作波形図においては、制御信号SFU
が“H。
レベルとなり、制御信号SFLは“L”を維持する。こ
れに応答してセンスアンプ帯2aのnチャネルセンスア
ンプNSAが活性化されて低電位側のビット線電位が放
電され始める。続いてこの制御信号SFUに応答して第
1のセンスアンプ活性化信号SUが発生され、続いて所
定遅延時間を経た後節2のセンスアンプ活性化信号SU
が発生される。これにより、センスアンプ帯2aにおけ
るnチャネルセンスアンプNSAおよびpチャネルセン
スアンプPSAがともに活性化され、低電位側のビット
線電位の接地電位Vssレベルへの放電および高電位側
ビット線の電源電位Vccレベルへの充電を行なう。
このときシェアードセンス制御信号発生回路8からは、
この制御信号SFUの発生に応答して接続制御信号SA
を電源電位Vccレベルにまで低下させ、かつビット線
対上の電位が電源電位VcCレベルおよび接地電位Vs
sレベルに確定した後前びこの接続制御信号SAを電源
電圧より高い電圧Vcc+αのレベルに昇圧する。
一方、非選択セルブロック1cおよび1dはセンスアン
プ帯2bに接続されているが、センスアンプ活性化信号
SFL、SLおよびSLは待機状態と同様の状態を保持
しており、センスアンプ帯2bに含まれるセンスアンプ
は不活性状態のままにある。
センス動作と並行して、制御信号CASが“L”へ立下
がり、CASバッファ19からは、列選択系の動作を活
性化する内部制御信号が発生される。
これに応答して列アドレスバッファ14からは内部列ア
ドレス信号CAO,CAO〜CA8.CA8が発生され
る。列プリデコーダ15はこの列アドレスバッファ14
からの内部列アドレス信号をプリデコードし列プリデコ
ード信号Yi、Yj。
YkおよびY(を発生して列デコーダ16へ与える。列
デコーダ16では、プリデコード信号Yf。
Yj、YkおよびYiがすべて′H“にある単位列デコ
ーダが選択され、“H”の列選択信号csを発生する。
これに応答して4ビツトすなわち4組のビット線対が選
択され、IOスイッチl0SWが導通状態となり、選択
された4ビツトのビット線対がI10バス40へ接続さ
れる。この■10バス40の4対のバス対のうち、I1
0デコーダ17により1対が選択され、リード/ライト
制御回路18へ接続される。リード/ライトバッファ2
0からの制御信号が続出モードを示している場合には、
I10デコーダ17により選択されたI10バス上のデ
ータが出力バッファ22へ伝達された後出力データDO
LITとして出力端子56へ与えられる。
半導体記憶装置の書込動作モード時においては、入力バ
ッファ21を介して書込データが選択されたI10バス
上へ伝達され、上述と同様の動作を経て選択されたメモ
リセルへ書込まれる。
[発明が解決しようとする課題] 上述の第14図に示す動作波形図はたとえば特開昭60
−694に開示されている。この先行技術によれば、半
導体記憶装置のスタンバイ時において選択スイッチBS
(スイッチBSA、BSB。
・・・を総称的に示す)をオン状態とするのは、各ビッ
ト線対のプリチャージ電位を等化するとともにセンスア
ンプの入力ノードをもこのプリチャージ電位に保持する
ためである。
上述の構成によれば、アドレス信号(ブロック選択指示
信号)に応答してセンスアンプを不動作状態とすること
により、センス動作時における充放電電流を低減するこ
とができ、消費電力の低減を図ることができる。
また、この先行技術において非動作センスアンプ(第1
4図に示す動作波形図に従えばセンスアンプ帯2b)に
接続されるブロックをこのセンスアンプに接続状態とす
るのは以下の理由によるとしている。すなわち、このシ
ェアードセンス制御信号5A−5Dを伝達する信号線に
は配線容量が存在し、またスイッチBSを構成するMI
Sトランジスタのゲート容量も存在している。したがっ
て、この信号5A−5DをL″に設定することは、この
信号配線に伴う寄生容量およびスイッチBSのゲート容
量を充電している電荷を無駄に放電することになり、記
憶装置の消費電力の増加をもたらすからである。また、
同様に動作しないセンスアンプに接続されるメモリブロ
ック(上述の例においてはブロック1cおよびld)を
センスアンプと切り離すために制御信号SC,SDを“
L″とすれば、接地電位Vssレベルの信号線が増加し
、これは結合容量によるノイズを増加させることになり
、半導体記憶装置を誤動作させる危険性があるからであ
る。
またこの制御信号5A−8Dを電源電圧Vcc以上の昇
圧レベルVcc+αレベルまで昇圧しているのは、電源
電圧Vccの変動時に半導体記憶装置を動作させた場合
、ある条件下ではビット線電位がこの制御信号5A−5
Dの電位より高くなる場合が生じることがあり、導通状
態を維持すべきスイッチBSが非導通状態となり、セン
スアンプの入力ノードにメモリセルの読出信号が伝達さ
れなくなるおそれが生じるからである。ここで、この先
行技術においてはビット線のプリチャージ電位は電源電
位Vccレベル(正確にはVccvthレベル)に設定
されている。ここで、Vthはプリチャージ/イコライ
ズ回路に含まれるトランスファゲートのしきい値電圧で
ある。このような電源電圧変動の場合、記憶装置は誤動
作をすることになり、この危険性を避けるために制御信
号5A−8Dは電源電圧Vccよりも昇圧されたレベル
Vcc+αに設定される。
さらに、第14図(g)に示すようにセンスアンプの動
作時に、動作するセンスアンプ帯(第6図および14図
に示す例ではセンスアンプ帯2a)とメモリセルブロッ
ク(1a)を接続するビット線接続スイッチBSAの制
御信号SAが電源電圧レベルに一旦降下させられるのは
、このスイッチBSAのオン抵抗を一時的に高くし、ビ
ット線とセンスアンプ間の接続抵抗を高くしてセンスア
ンプの高感度化を図るためである。
しかしながら上述の制御信号の構成の場合、以下の問題
が発生する。すなわち、第14図(f)に示すように制
御信号が電源電圧Vccに設定されている場合、メモリ
セルの続出電圧はセンスアンプにより電源電圧Vccレ
ベルにまで昇圧されるが、この電源電圧Vccレベルは
スイッチBSの絶縁ゲート型電界効果トランジスタを介
してビット線対へ伝達されるため、ビット線上のi[は
このスイッチBSに含まれるトランジスタのしきい値電
圧分だけ低くなる。したがって、選択されたメモリセル
への再書込み時には電源電圧Vccより低いVcc−V
thレベルの電圧が書込まれることになり、“H#レベ
ルの信号電荷量が低減し、“H″レベル信号読出時にお
いて十分な電位差をビット線間に生じさせることができ
なくなるという問題が発生する。
第14図(g)に示すように制御信号5A−8Dを電源
電圧Vcc以上のレベルに昇圧した場合、このような信
号電圧の損失は生じないものの、スタンバイ時等におい
てはこの昇圧されたレベルを長時間(この保持時間は記
憶装置のリフレッシュ規格によって異なり、たとえば1
メガビットDRAMの場合は8ミリ秒、4メガDRAM
の場合は16ミリ秒)保持する必要が生じる。このよう
な場合、この制御信号SA〜SDを昇圧レベルに保持す
る回路は設けられているものの、この制御信号5A−S
Dを伝達する信号線におけるリーク電流がこのレベル保
持回路の保持能力を上回り、この制御信号5A−3Dの
電位レベルが低下し、この昇圧されたレベルが与えるべ
き性能を得ることができず、半導体記憶装置の特性の劣
化または歩留りの悪化を生じさせるという問題が発生す
る。
それゆえ、この発明の目的は上述のような問題点を解消
する改良されたダイナミック型半導体記憶装置における
シェアードセンス制御信号発生回路を提供することであ
る。
この発明の他の目的は、誤動作および特性劣化を生じさ
せることのないダイナミック型半導体記憶装置における
シェアードセンス制御信号発生回路を提供することであ
る。
この発明のさらに他の目的は、メモリセルにおける“H
”レベルの蓄積信号電荷量を改善することのできるダイ
ナミック型半導体記憶装置におけるシェアードセンス制
御信号発生回路を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、シェアードセンス制御信
号を長時間電源電圧と異なる電圧に保持する必要のない
ダイナミック型半導体記憶装置におけるシェアードセン
ス制御信号発生回路を提供することである。
この発明のさらに他の目的は、製品歩留りを改善するこ
とのできるダイナミック型半導体記憶装置におけるシェ
アードセンス制御信号発生回路を提供することである。
し課題を解決するための手段] この発明に係るシェアードセンス#御信号発生回路は、
活性化されるべきセンスアンプとこのセンスアンプに接
続されるメモリブロックとを接続するビット線/センス
アンプ接続素子に与えられる制御信号レベルを、センス
アンプが活性化されている期間のみ電源電圧と異なる第
1のレベルに設定し、それ以外には電源電圧レベルに設
定するようにしたものである。
すなわち、この発明に係るシェアードセンス制御信号発
生回路は、外部からの動作サイクル規定信号が半導体記
憶装置の待機状態を示しているときには基準電圧を発生
してセンスアンプとメモリブロックの各列とを接続し、
これによりセンスアンプを関連の2つのブロックの対応
の列に接続する第1の回路手段と、動作サイクル規定信
号が半導体記憶装置の作動状態を示しているとき、メモ
リブロック指示信号とセンスアンプ活性化信号とに応答
して基準電圧と異なる第1の電圧レベルの制御信号を発
生してビット線接続手段へ与え、これによりブロック指
示信号が指定するブロックの各列のみを対応の活性化さ
れるべきセンスアンプへ接続する第2の回路手段とを含
む。この第1の電圧レベルは基準電圧レベルよりもより
深いオン状態へビット線接続スイッチを移行させる。
このセンスアンプ活性化信号は、動作サイクル規定信号
おやびブロック指示信号に応答して発生され、選択メモ
リセルを含むブロックに関連するセンスアンプのみを活
性化し、残りのブロックのセンスアンプは不活性状態と
する。
不活性状態のセンスアンプに関連する2つのメモリブロ
ックは、基準電圧レベルのシェアードセンス制御信号に
より、ともにこの不活性センスアンプに接続される。
[作用] 上述の構成によれば、シェアードセンス制御信号は、セ
ンスアンプの活性期間においてのみ第1のレベルに設定
され活性化されたセンスアンプとビット線とがより深い
オン状態の接続手段を介して接続される。したがって、
センスアンプにより検知・増幅された基準電圧レベルの
信号が何ら信号損失を受けることなくビット線へ伝達さ
れることになり、メモリセルへの′H”レベルの書込電
圧における損失を除去し、“H”レベルの格納信号電荷
量を改善することができる。
さらに、基準電圧と異なる第1の電圧レベルに設定され
るのはセンスアンプの活性化期間のみであるため、この
基準電圧と異なる第1のレベルに保持する時間はごく短
時間に設定することができ、このシェアードセンス制御
信号を長時間第1のレベルに保持する必要がなく、この
制御信号電位レベルのリーク電流等に起因する変化を防
止することができ、安定な動作が保証される。
[発明の実施例] 第1図はこの発明の一実施例であるシェアードセンス制
御信号発生回路の構成を概略的に示すブロック図である
。この第1図に示すシェアードセンス制御信号発生回路
8′は、第6図に示すシェアードセンス制御信号発生回
路8に対応する。
第1図を参照して、シェアードセンス制御信号発生回路
8′は、シェアードセンス制御信号SAを発生するため
のSA発生回路81と、シェアードセンス制御信号SB
を発生するためのSB発生回路82と、シェアードセン
ス制御信号SCを発生するためのSC発生回路83と、
シェアードセンス制御信号SDを発生するためのSD発
生回路84を含む。
SA発生回路81は、行アドレスストローブ信号RAS
、RAS、内部行アドレス信号X2、センスアンプ活性
化信号SU、SUおよび昇圧指示信号SPAに応答して
、シェアードセンス制御信号SAを発生してセンスアン
プ帯2a(第6図参照)へ与えるとともに昇圧指示信号
SPBをSB発生回路82へ与える。
SB発生回路82は、行アドレスストローブ信号RAS
、RASと、センスアンプ活性化信号SU、SUと、内
部行アドレス信号X1とに応答して、シェアードセンス
制御信号SBを発生してセンスアンプ帯2a(第6図参
照)へ与えるとともに昇圧指示信号SPAを発生してS
A発生回路81へ与える。
SC発生回路83は、行アドレスストローブ信号RAS
、RASと、内部行アドレス信号X4と、センスアンプ
活性化信号SL、SLと昇圧指示信号SPCとに応答し
てシェアードセンス制御信号SCを発生してセンスアン
プ帯2bへ与えルトトもに昇圧指示信号SPDを発生し
てSD発生回路84へ与える。
SD発生回路84は、行アドレスストローブ信号RAS
、RASと、内部行アドレス信号X3と、昇圧指示信号
SPDとに応答してシェアードセンス制御信号SDを発
生してセンスアンプ帯2b(第6図参照)へ与えるとと
もに昇圧指示信号SPCを発生してSC発生回路83へ
与える。
行アドレスストローブ信号RAS、RASは、第6図に
示すRASバッファ6から発生される信号であり、行選
択系の動作を制御する信号であるとともに、この半導体
記憶装置装置のメモリサイクルをも規定する。すなわち
、信号RASが”L”の場合半導体記憶装置は作動状態
にありメモリ動作(データ書込/読出)が行なわれ、“
H”の場合半導体記憶装置は待機状態にある。
また、内部行アドレス信号X1〜X4は第6図に示すメ
モリセルブロック1a〜1dをそれぞれ指定する。次に
動作について簡単に説明する。信号RASがH″のとき
半導体記憶装置は待機状態(スタンバイ状態)にある。
このとき、シェア−ドセンス制御信号5A−3Dはすべ
て待機状態の基準電圧(以下、電源電圧Vccレベルと
称す)にある。したがって、ビット線接続スイッチBS
はすべてオン状態にあり、センスアンプ帯2aはメモリ
ブロック1aおよび1bに接続され、また、センスアン
プ帯2bはメモリブロック1cおよび1dに接続される
信号RASが“L”に立下がると記憶装置は作動状態に
入る。この信号RASの“Loへの立下がりに応答して
外部アドレス信号AO−A8が行アドレス信号として取
込まれ、内部行アドレスプリデコード信号Xi、Xjお
よびXkが発生される。このうちプリデコード信号Xi
がシェアードセンス制御信号発生回路8′へ与えられる
。今、プリデコード信号X1が“H”であり、プリデコ
ード信号X2〜X4が“L”にあるとする。このときS
B発生回路82はプリデコード信号(ブロック指示信号
)XIとセンスアンプ活性化信号に応答して、昇圧指示
信号SPAを“H″に立上げてSA発生回路81へ与え
る。SA発生回路81は、この昇圧指示信号SPAに応
答して、電源電圧Vccよりさらに昇圧されたVcc+
αレベルの昇圧制御信号SAを発生する。またSP発生
回路82は、“Lルーベルの制御信号SBを発生する。
これによりセンスアンプ帯2aは指定されたメモリセル
ブロック1aにのみ接続され、メモリセルブロック1b
からは切り離される。
一方、SC発生回路83およびSD発生回路84におい
てはセンスアンプ制御信号SL、SLは発生されていな
いため、待機状態と同様の電源電圧Vccレベルの制御
信号SCおよびSDがそれぞれ発生される。
上述の構成により、選択メモリセルを含むメモリブロッ
クとセンスアンプとを接続するためのシェアードセンス
制御信号のみが、センスアンプ駆動期間中電源電圧VC
Cより高いVcc+αのレベルに昇圧され、一方、この
選択メモリセルを含むメモリブロックと対をなす他方の
メモリブロックはセンスアンプと切り離される。また、
不活性状態のセンスアンプに関連するシェアードセンス
制御信号は、待機時の電源電圧Vccレベルに保持され
る。したがって、低消費電力を保持したままデータ書込
/再書込時における信号損失がなく、電源電圧レベルの
信号電荷をメモリセルに格納することが可能となり、十
分な記憶信号電荷量によりビット線センス時において十
分な読出電圧をビット線上に与えることが可能となる。
さらに、シェアードセンス制御信号5A−SDは、待機
状態中は電源電圧Vccレベルに保持されて昇圧される
時間はセンスアンプ駆動期間中のみの短期間であり、た
とえ制御信号線にリーク電流が生じたとしても電位低下
はご(わずかであり十分実使用に耐えるレベルを保持す
ることができるので、制御信号線におけるリーク電流に
対する十分なマージンを得ることができ、信頼性の高い
半導体記憶装置を得ることができる。
次に、第2八図ないし第2D図を参照してシェアードセ
ンス制御信号発生回路8′の具体的構成について説明す
る。ここで第2A図はSA発生回路81の構成を示す図
であり、第2B図はSB発生回路の具体的構成を示す図
であり、第2C図はSC発生回路の具体的構成を示す図
であり、第2D図はSD発生回路の具体的構成を示す図
である。
このSA発生回路81、SB発生回路82、SC発生回
路83およびSD発生回路84はすべて同一の回路構成
を有しており、単にそこに与えられる昇圧指示信号とプ
リデコード信号が異なっているだけであるため、以下の
説明においては、SA発生回路81についてのみ具体的
に説明する。
第2A図を参照して、SA発生回路81は、記憶装置の
待機時(信号RASが“H”)に、シェアードセンス制
御信号SAを電源電圧Vccレベルに保持するための回
路ブロック810と、記憶装置が動作状態(信号RAS
が“L”)にあるときに、制御信号SAのレベルを接地
電圧Vssレベルまたは電源電圧Vccレベルに設定す
るための回路ブロック811と、昇圧指示信号SPBと
切り離し指示信号STAとを発生するための回路ブロッ
ク812と、制御信号SAを昇圧するための回路ブロッ
ク813とを含む。
回路ブロック810は、nMIs)ランジスタQ1〜Q
9とブートストラップ容量C10とを含む。nMIS)
ランジスタQ1はその一方導通端子が電源電圧VCCに
接続され、その他方導通端子がノードN50に接続され
、そのゲートに信号RASが与えられる。トランジスタ
Q2はその一方導通端子がノードN50に接続され、そ
の他方導通端子が接地電位Vssに接続され、そのゲー
トがノードN53に接続される。トランジスタQ3はそ
の一方導通端子が電源電圧Vccに接続され、そのゲー
トがノードN52に接続され、その他方導通端子がノー
ドN51に接続される。トランジスタQ4は、その一方
導通端子がノードN51に接続され、その他方導通端子
が接地電位VsSに接続され、そのゲートがノードN5
0に接続される゛。トランジスタQ5はその一方導通端
子が電源電圧Vccに接続され、その他方導通端子がノ
ードN52に接続され、そのゲートに制御信号RASが
与えられる。トランジスタQ6はその一方導通端子がノ
ードN52に接続され、その他方導通端子が接地電位V
ssに接続され、そのゲートに制御信号RASが与えら
れる。トランジスタQ7は、その一方導通端子が電源電
圧Vccに接続され、そのゲートがノードN52に接続
され、その他方導通端子がノードN5Bに接続される。
トランジスタQ8はその一方導通端子がノードN53に
接続され、その他方導通端子が接地電位Vssに接続さ
れ、そのゲートに制御信号RASが与えられる。トラン
ジスタQ9はその一方導通端子が電源電圧Vccに接続
され、その他方導通端子がノードN54に接続され、そ
のゲートがノードN52に接続される。ブートストラッ
プ容量C10はその一方電極がノードN52に接続され
、その他方電極がノードN51に接続される。
回路ブロック811は、nMISトランジタンQIO〜
Q14と、ブートストラップ容量C11とを含む。トラ
ンジスタQIOはその一方導通端子が電源電圧Vccに
接続され、その他方導通端子がノードN54に接続され
、そのゲートがノードN55に接続される。トランジス
タQ11は、その一方導通端子がノードN54に接続さ
れ、その他方導通端子が接地電位Vssに接続され、そ
のゲートに切り離し指示信号STAが与えられる。
トランジスタQ12は、その一方導通端子が電源電圧V
ccに接続され、その他方導通端子がノードN55に接
続され、そのゲートに制御信号RASが与えられる。ト
ランジスタQ13はその一方導通端子がノードN55に
接続され、その他方導通端子が接地電位Vssに接続さ
れ、そのゲートに切り離し指示信号STAが与えられる
。トランジスタQ14は、その一方導通端子がノードN
55に接続され、その他方導通端子が接地電位VsSに
接続され、そのゲートにセンスアンプ活性化信号SUが
与えられる。ブートストラップ容量C11はその一方電
極がノードN55に接続され、その他方電極に制御信号
RASが与えられる。
回路ブロック813は、nMIshランジスタン15〜
Q21と、ブートストラップ容量C20〜C22を含む
。トランジスタQ15はその一方導通端子が信号線SA
(以下の説明においては信号線とその上に伝達される信
号とを同一の参照番号で示す)に接続され、その他方導
通端子がトランジスタQ16の一方導通端子に接続され
、そのゲートがノードN58に接続される。トランジス
タQ16はそのゲートが電源電圧Vccに結合され、そ
の他方導通端子がノードN56に接続される。トランジ
スタQ17はその一方導通端子が信号線SAに接続され
、そのゲートがノードN56に接続され、その他方導通
端子がノードN57に接続される。トランジスタQ18
はその一方導通端子およびゲートが電源電圧Vccに接
続され、その他方導通端子がノードN57に接続される
トランジスタQ19は、その一方導通端子が電源電圧V
ccに接続され、その他方導通端子がノードN57に接
続され、そのゲートがノードN58に接続される。トラ
ンジスタQ20はその一方導通端子が電源電圧Vccに
接続され、その他方導通端子がノードN58に接続され
、そのゲートに制御信号RASが与えられる。トランジ
スタQ21は、その一方導通端子がノードN58に接続
され、その他方導通端子が接地電位Vssに接続され、
そのゲートにセンスアンプ活性化信号SUが与えられる
ブートストラップ容量C20はその一方電極がノードN
56に接続され、その他方電極に昇圧指示信号SPAが
与えられる。ブートストラップ容jilc21はその一
方電極がノードN57に接続され、その他方電極に昇圧
指示信号SPAが与えられる。ブートストラップ容ff
1c22は、その一方電極がノードN58に接続され、
その他方電極に制御信号RASが与えられる。
回路ブロック812は、n M I S トランジスタ
022〜Q26と、pMISトランジタンQ30〜Q3
4を含む。pMISトランジタンQ30とnMIS)ラ
ンジスタQ22は電源電圧Vccと接地電位Vssとの
間に相補接続されてインバータを構成する。トランジス
タQ22およびQ30のゲートにはプリデコード信号X
2が与えられる。
トランジスタ02BおよびQ31は電源電圧VcCと接
地電位Vssとの間に相補接続されてインバータを構成
する。このトランジスタQ23およびQ31のゲートに
は初段のインバータ(トランジスタQ22およびQ30
)からの出力信号が与えられる。
トランジスタQ24およびQ32は電源電圧Vccと接
地電位Vssとの間に相補接続されてインバータを構成
する。トランジスタ02BおよびQ31からなる2段目
のインバータから切り離し指示信号STAが発生される
とともに、3段目のインバータ(トランジスタQ24お
よびQ32から構成される)の入力部へこの切り離し指
示信号STAが与えられる。
トランジスタQ33はその一方導通端子が電源電圧Vc
cに接続され、その他方導通端子がトランジスタQ34
の一方導通端子に接続されるとともにそのゲートへ3段
目のインバータ出力が伝達される。トランジスタQ34
はそのゲートへセンスアンプ活性化信号SUが与えられ
、その他方導通端子がノードN59に接続される。トラ
ンジスタQ25はその一方導通端子がノードN59に接
続され、その他方導通端子が接地電位Vssに接続され
、そのゲートへ3段目のインバータ(トランジスタQ2
4およびQ32から構成される)の出力信号が与えられ
る。トランジスタQ26はその一方導通端子がノードN
59に接続され、その他方導通端子が接地電位Vssに
接続され、そのゲートにセンスアンプ活性化信号SUが
与えられる。ノードN59からSB発生回路82への昇
圧指示信号SPBが発生される。次に動作についてその
動作波形図である第3図を参照して説明する。
今、制御信号RASが”H“レベルにあり半導体記憶装
置が待機状態にある場合を考える。このとき、制御信号
RASは“L”レベルにあり、かつnチャネルセンスア
ンプ活性化信号SUは′L”レベルにあり、pチャネル
センスアンプ活性化信号SUは“H”レベルにある。さ
らにプリデコード信号X2も“L″レベルある。この場
合、切り離し指示信号STAは″L″レベルにある。ま
た、トランジスタQ25およびQ26がオン状態、トラ
ンジスタQ3BおよびQ34はオフ状態にあるため、ノ
ードN59から導出される切り離し指示信号SPBは′
L″レベルにある。これはSB発生回路においても同様
であるため切り離し指示信号SPAも“L”レベルにあ
る。
回路ブロック810においては、制御信号RASが“H
”へ立上がると、トランジスタQ5がオン状態となり、
トランジスタQl、Q6およびQ8がオフ状態となる。
これにより、それまで“L”に放電されていた容量CI
Oの一方電極がトランジスタQ5を介して電源電圧Vc
cレベルへ充電され始める。この容量CIOの充電に伴
ってノードN52の電位が上昇し、トランジスタQ7の
しきい値電圧を越えると、ノードN53がトランジスタ
Q7を介して充電され始める。このノードN53の電位
はトランジスタQ2のゲートへ与えられている。
ノードN50の電位は、トランジスタQ2がオン状態と
なるまでは、それまでトランジスタQ1を介して充電さ
れていたため“H”レベルにある。
このノードN50の電位が“H″にある間トランジスタ
Q4はオン状態であり、ノードN51の電位を“L#レ
ベルに保持している。この間トランジスタQ5を介して
容量C10は充電され続け、最終的に電源電圧Vccレ
ベルにまで充電される。
この容量Cl0(ノードN52)の電源電圧VcCレベ
ルへの充電が完了すると、ノードN53電位も同様に“
H“レベルへ立上がり、トランジスタQ2は完全にオン
状態となり、ノードN50電位が接地電位Vssレベル
の″Lルベルへ下降する。これにより、トランジスタQ
4がオフ状態へ移行し、ノードN51はトランジスタQ
3を介して充電され、このノードN51の充電電位は容
ic 10を介してノードN52へ伝達される。これに
より、ノードN52の電位は電源電圧Vccよりも昇圧
されたVcc+αのレベルにまで上昇する。
ここで、トランジスタQ3とトランジスタQ4のコンダ
クタンスは1対3程度の比に設定されており、トランジ
スタQ3およびQ4がともにオン状態にあっても、トラ
ンジスタQ4の放電能力の方が大きく、ノードN51は
“L″レベル保持される。この容量CIOの電源電圧V
ccレベルへの充電完了後にトランジスタQ4が完全に
オフ状態へ移行するタイミングは、トランジスタQ2゜
Q8等のサイズを適当な値に調整することにより実現さ
れる。このノードN52の昇圧された電圧レベルVcc
+αはトランジスタQ9のゲートへ与えられている。こ
れによりトランジスタQ9は電源電圧Vccレベルの電
圧をノードN54へ伝達することが可能となり、信号線
SAは電源電圧Vccレベルに設定される。
次に、制御信号RASが“Lルベルに下降し、半導体記
憶装置が作動状態に入ったときの動作について説明する
。この制御信号RASの“L”レベルへの立下がりに応
答して、アドレス信号が装置内部へ取込まれ、続いて、
プリデコードされプリデコード信号Xiが発生される。
今、プリデコード信号X1が“H“であり、残りのプリ
デコード信号X2.X3およびX4が“L“の場合を考
える。
回路810においては、トランジスタQl、Q6および
Q8は“H#の制御信号RASに応答してオン状態とな
る。これにより、ノードN50は“H“レベルに、ノー
ドN52およびN53は“L″レベルなる。これにより
、トランジスタQ9はオフ状態となるとともに、容量C
10はその蓄積電荷をすべて放電される。
一方、回路ブロック811においては、制御信号RAS
の“L“レベルへの立下がりに応答してトランジスタQ
12がオフ状態となるとともに、ノードN55か制御信
号RASの“H“レベルへの立上がりに応答してその容
1ic11のブートストラップ機能により電源電圧Vc
cよりも高いVCC+αレベルへ昇圧される。これによ
り、ノードN54へは依然として電源電圧Vccが伝達
され続け、制御信号SAは電源電圧Vccレベルを保持
している。ここで、トランジスタQ9は制御信号RAS
の“H”への立上がりに応答してすぐにオフ状態に移行
するのではなく、容量CIOの放電機能に従って徐々に
オフ状態へ移行する。
プリデコード信号が行プリデコーダから発生されると、
回路ブロック812においては“L″のブリデコ7ド信
号X2が与えられているため、切り離し指示信号STA
は“L“にある。一方、SB発生回路82においては、
プリデコード信号X1が与えられているため、“H゛の
切り離し信号STBが発生される。したがって、SB発
生回路82においては、トランジスタQllがオン状態
となり、ノードN54の電位を放電するため、シェアー
ドセンス制御信号SBは“L″レベル立下がる。残りの
SC発生回路およびSD発生回路においては、このSA
発生回路81と同様に依然として電源電圧Vccレベル
のシェアードセンス制御信号SCおよびSDが発生され
続ける。
この行プリデコード信号Xiが与えられると、またセン
スアンプ帯の選択が行なわれ、メモリブロック1aに関
連するセンスアンプ帯2aを活性化するために、センス
アンプ活性化信号SFUが“H”レベルへ立上がり、一
方センスアンプ活性化信号SFLは“L”レベルのまま
である。これにより、ワード線選択によりビット線上に
読出されている微小電位差に従って、低電位側のビット
線の放電が行なわれる。続いて、このセンスアンプ活性
化信号SFU、SFLに応答して第1.第2のセンスア
ンプ活性化信号SU、SUおよびSL、SLが発生され
る。センスアンプ活性化信号SUが“H”へ立上がり、
第2のセンスアンプ活性化信号SUは“L“へ立下がる
。センスアンプ活性化信号SL、SLは待機状態と同様
の状態を保持している。
このセンスアンプ活性化信号SUが“L”に立下がると
SB発生回路82においては、トランジスタQ34がオ
ン状態、トランジスタQ26がオフ状態となるため、そ
の切り離し指示信号STBが“H“にあるため、ノード
N59電位が“H”に立上°がり、“H′の昇圧指示信
号SPAをSA発生回路81の回路ブロック813へ伝
達する。
SA発生回路81の回路ブロック813においては、こ
の昇圧指示信号SPAに応答して容量C20およびC2
1のブートストラップ作用によりノードN56およびN
57の電位が電源電圧VcCレベルから昇圧されたレベ
ルVcc+αにまで上昇する。
ここで、ノードN57はトランジスタQ18を介して、
通常、電源電圧Vccからこのトランジスタ018のし
きい値電圧Vthだけ低い電圧に充電されている。また
、制御信号RASが半導体記憶装置の作動状態への移行
に応答して“H”へ立上がるため、容量C22のブート
ストラップ作用によりノードN58電位は電源電圧Vc
cよりも高い電位レベルに昇圧されている。これにより
、ノードN57はトランジスタQ19を介して電源電圧
Vccレベルに充電されている。一方、このノードN5
8の電位は、トランジスタQ15のゲートへ伝達されて
いるため、信号線SA上の電源電圧レベルはトランジス
タQ15を介してトランジスタQ16の一方導通端子へ
伝達されて、さらにノードN56へ伝達されている。し
たがって、通常、ノードN56電位レベルも電源電圧V
ccにほぼ近いレベルに保持されている。
センスアンプ活性化信号SUが発生され“H”レベルに
立上がると、トランジスタQ21がオン状態となり、ノ
ードN58の電位レベルは“L”レベルになる。これに
より、トランジスタQ19およびQ15がオフ状態とな
り、ノードN56はフローティング状態となり、ノード
N57は、ダイオード接続されたトランジスタ018を
介して電源電圧Vccに接続される。このセンスアンプ
活性化信号SU、SUが発生されると、続いて昇圧指示
信号SPAが発生されるため、容量C20およびC21
を介してそのブートストラップ作用によりノードN56
およびN57電位がその電源電圧Vccよりも高い電圧
レベルVcc+βのレベルに昇圧される。このノードN
57の昇圧された電圧レベルはトランジスタQ17を介
して信号線SAへ伝達され、これによりシェアードセン
ス制御信号SAは電源電圧Vccよりも高い電圧VCC
+αのレベルに昇圧される。このノードN57の昇圧さ
れた電圧レベルは、トランジスタQ18がダイオード接
続されているため電源電圧VcCに悪影響を及ぼすこと
なく保持される。
SC発生回路およびSD発生回路においては、第2Cお
よび第2D図に見られるように、センスアンプ活性化信
号SL、SLは待機状態を保持しており、かつ昇圧指示
信号SCおよびSDが発生されず、かつ切り離し指示信
号STCおよびSTDも待機状態と同様“L”レベルに
ある。したがって、そのシェアードセンス制御信号SC
およびSDは電源電圧Vccレベルの待機状態を保持し
ている。
センス動作が完了してビット線対上の電位が電源電圧V
ccおよび接地電圧Vssレベルに確定し、その後デー
タの再書込みまたは書込みが行なわれ、メモリサイクル
が完了すると、制御信号RASが“H#へ立上がる。こ
れに応答して、センは待機状態と同様の状態に復帰する
。回路ブロック813においては、トランジスタQ20
がオン状態となり、ノードN18が電源電圧Vccレベ
ルに設定され、応じてノードN57はトランジス夕Q1
9を介して電源電圧Vccレベルに設定される。また同
様にして回路ブロック810の機能により、制御信号線
SAはトランジスタQ9を介して電源電圧Vccを供給
され、電源電圧Vccレベルに保持される。この制御信
号線SA上の電源電圧レベルはトランジスタQ15およ
びQ16を介してノードN56へ伝達され、ノードN5
7の電位レベルも電源電圧Vccレベルとなる。これに
より、シェアードセンス制御信号5A−5Dはすべて待
機状態へ復帰する。
第4図はデータ読出サイクルにおける動作を詳細に示す
信号波形図である。第4図においては、選択されたメモ
リセルブロックを特定化しない一般的な動作波形図が示
される。以下、第4図を参照してデータ読出動作につい
て説明する。
半導体記憶装置が待機状態にあるときには制御信号RA
SおよびCASはともに“H”レベルにある。この制御
信号RASが“H”にある待機状態10は、プリチャー
ジ/イコライズ信号BLEQは“H”にあり、これによ
り各ビット線は所定電位V[LLにプリチャージされて
いる。
次に制御信号RASが“L″に立下がると半導体記憶装
置は作動状態に入り1つのメモリサイクルが始まる。こ
の制御信号RASの“L″への移行に応答してイコライ
ズ信号BLEQが“Loへ立下がり、各ビット線対は電
気的にフローティング状態となる。
また、一方において、外部から与えられたアドレス信号
An(AO〜A8)は行アドレスRAとして装置内部へ
取込まれ、内部行アドレス信号RAnが発生される。こ
の内部行アドレスが発生されると、プリデコード回路に
よりプリデコードされ、プリデコード信号Xi、Xjお
よびXkが発生される。
さらに、この制御信号RASが“L″へ立下がるとワー
ド線駆動マスク信号ΦXが所定の遅延時間経た後に発生
され“H”へ立上がる。ΦXサブデコーダ12は内部行
アドレス信号とワード線駆動マスク信号ΦXとに応答し
てワード線サブデコード信号ΦX1〜ΦX4を発生する
。このワード線サブデコード信号Φx1〜Φx4のうち
のいずれか一つのみが”H“レベルへ立上がる。
一方、選択ワード線電位が立上がる前に、プリデコード
信号Xiに応答して、切り離し指示信号5TA−8TD
が発生される。メモリブロック1aが選択される場合、
切り離し指示信号STBが“H゛に立上がるとともに、
切り離し指示信号STA、STCおよびSTDは“L”
レベルに保持される。これにより、シェアードセンス制
御信号SPが“L″ レベルへ立下がり、メモリブロッ
ク1bがセンスアンプから切り離される。このときまだ
残りのシェアードセンス制御信号SA、SC。
SDは電源電圧Vccレベルを保持している。
続いて、ワード線サブデコード信号Φx1〜ΦX4と内
部プリデコード信号Xi、XjおよびXkとの組合わせ
により1本のワード線が選択され、選択されたワード線
電位が電源電圧Vccよりも高いレベル(Vcc+α)
に立上がる。これにより、選択ワード線WLに接続され
るメモリセルの格納する信号電荷がビット線上に伝達さ
れ、各ビット線対BL、BLに信号電位変化が生じる。
このビット線対上に信号電位差が生じると、続いて、セ
ンスアンプ活性化信号SFUおよびSUが順次プリデコ
ード信号X1およびワード線駆動マスク信号ΦXに応答
して発生される。これにより、低電位側のビット線電位
が接地電位Vssレベルにまで放電される。続いて、セ
ンスアンプ活性化信号SUを所定時間遅延させた遅延活
性化信号5delayが発生され、これに応答してセン
スアンプ活性化信号SUが発生される。この第2のセン
スアンプ活性化信号SUに応答して高電位側のビット線
電位が電源電圧Vccレベルにまで充電される。このと
きセンスアンプ活性化信号SFL、SLおよびSLは待
機状態と同様の状態を保持している。
この第2のセンスアンプ活性化信号が発生されると、応
じて昇圧指示信号5PA−SPDのうちメモリブロック
1aに関連する昇圧指示信号SPAが発生される。これ
によりシェアードセンス制御信号SAのレベルが電源電
圧より昇圧されたVCC+αのレベルにまで昇圧される
。この昇圧された制御信号SAにより、ビット線をフル
電源電圧Vccレベルにまで充電することができる。
続いて制御信号CASが“L”へ立下がり内部列信号C
Anが発生され、列プリデコード信号Yi、Yj、Yk
およびYiが発生される。このプリデコード信号により
列デコーダから列選択信号C8が発生され、選択された
4ビツトのデータが110バスへ伝達される。続いてI
10デコーダによりこの4ビツトのうちの1ビツトが選
択され出力バッファを介して出力データDOu□として
出力される。
この読出動作中において、ワード線電位は昇圧されたV
cc+αのレベルにあり、かつビット線電位は電源電圧
Vccレベルに保持されている。
これにより、選択されたメモリセル(選択ワード線に接
続されるすべてのメモリセル)に対し、電源電圧Vcc
レベルの電圧が、このビット線とセンスアンプとを接続
するスイッチング素子のしきい値電圧による信号損失を
受けることなくメモリセルへ再書込みされる。これによ
り十分な信号電荷をメモリセルに格納することが可能と
なる。
この再書込みが終了した後、制御信号CASが“H”へ
、続いて制御信号RASが“H′へ立上がり、1つのメ
モリセルサイクルが完了し、半導体記憶装置は再び待機
状態に復帰する。
なお、上記実施例においては、センスアンプは分割され
たメモリセルアレイの中央部に配置され、2つのセルブ
ロックによりセンスアンプが享有される構成が説明され
ている。しかしながら、本発明の構成は、1989年1
0月発行のアイ・イー・イー・イー ジャーナル・オフ
・ソリッド−ステート・サーキッツの第24巻、第5号
の第1184頁ないし1190頁にアリモト等によって
示されている交互配置型シェアードセンスアンプにも適
用することは可能である。
第5図は本発明のシェアードセンス制御信号を交互配置
型シェアードセンスアンプの記憶装置に適用した場合の
メモリセルアレイの構成を概略的に示す図である。第5
図において、メモリセルアレイはセルブロックle、1
f+  Igおよび1hの4つのブロックに分割される
。各ブロック1e〜1hに対しては2つのセンスアンプ
帯が設けられる。すなわち、ブロック1eに対してはセ
ンスアンプ帯2Cおよび2dが設けられ、ブロック1f
に対してはセンスアンプ帯2dおよび2eが設けられ、
ブロック1gに対してはセンスアンプ帯2cおよび2f
が設けられ、セルブロック1hに対してはセンスアンプ
帯2fおよび2gが設けられる。
センスアンプ帯2Cはセルブロック1eの奇数列の信号
電位を検知し増幅する。センスアンプ帯2dはセルブロ
ック1eおよび1fの偶数列の列上の信号を検知し増幅
する。センスアンプ帯2eはセルブロック1fおよび1
gの奇数列の列上の信号電位を検知し増幅する。センス
アンプ帯2fはブロック1gおよび1hの偶数列の列上
の信号電位を検知し増幅する。センスアンプ帯2gはセ
ルブロック1hの奇数列の列上の信号電位を検知し増幅
する。
すなわち第5図に示す交互配置型シェアードセンスアン
プ構成は、偶数列の信号電位を検知するセンスアンプ帯
と偶数列上の信号電位を検知し増幅するセンスアンプ帯
がメモリアレイにおいて交互に配置される。
各センスアンプ帯20〜2gとセルブロック1e〜1h
の間には、センスアンプと各列とを選択的に接続するた
めのビット線選択スイッチBSが配置される。各選択ス
イッチBSには、それぞれシェアードセンス制御信号5
E−8Lが与えられる。
第5図に示す交互配置型シェアードセンスアンプ構成の
記憶装置においては、ブロック指示信号(行アドレス信
号の一部)に応答して選択されたブロック両側に設けら
れたセンスアンプのみが活性化され、ビット線対の信号
電位差の検知増幅が行なわれる。すなわち、たとえばセ
ルブロック1fが選択された場合、センスアンプ帯2d
はセルブロック1eから切り離されるとともにセルブロ
ック1fに接続され、センスアンプ帯1eはセルブロッ
ク1gから切り離されるとともにセルブロック1fに接
続される。
したがって、第5図に示す構成においては本発明の構成
によれば、ブロック1fに属するメモリセルが選択され
た場合、シェアードセンス制御信号SFおよびSIがセ
ルブロック1eおよび1gをセンスアンプ帯2dおよび
2eからそれぞれ切り離すために、接地電位VSSレベ
ルの“L″に移行する。シェアードセンス制御信号SE
、SJ。
SKおよびSLは待機状態の電源電圧vCCレベルを保
持する。そして、選択されたメモリブロック1fにかか
わるシェアードセンス制御信号SGおよびSHがセンス
アンプ帯2dおよび2eに含まれるセンスアンプが活性
化されている期間中電源電圧Vccよりも高いVCC+
αのレベルに昇圧される。このとき、メモリセルブロッ
クle。
1gおよび1hおよびセンスアンプ帯2c、2fおよび
2gに含まれるセンスアンプは待機状態を保持する。
したがって、第5図に示す構成においても活性化される
センスアンプと選択メモリセルを含むセルブロックとを
接続するためのシェアードセンス制御信号を電源電圧よ
りも高いVcc+αのレベルに昇圧すれば、信号損失も
生じさせることなく十分な信号電荷をメモリセルに書込
みまたは再書込みすることができる。
なお、上記実施例においてはビット線とセンスアンプと
を接続するためのスイッチング素子がnMISトランジ
スタにより構成されている場合が一例として示されたが
、このシェアードセンス制御信号の極性を変化させれば
この接続スイッチをpMI S トランジスタを用いて
構成することも可能である。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、シェアードセンスア
ンプ構成の半導体記憶装置において記憶装置の待機状態
においてはシェアードセンス制御信号を基準電圧レベル
に保持し、一方、動作状態においては、選択されたメモ
リセルブロックに関するシェアードセンス制御信号のみ
をセンスアンプ駆動期間中基準電圧と異なる第1のレベ
ル設定圧しその接続スイッチを深いオン状態となるよう
に構成している。これにより、メモリセルの書込みおよ
び再書込みにおいて信号の損失を伴うことなく十分な電
荷量をメモリセルへ書込むことが可能となり、またこの
第1のレベルに保持されるのはセンスアンプ期間中であ
りごく短時間であるため、この制御信号線におけるリー
ク電流が生じたとしてもごくわずかであり、記憶装置の
このシェアードセンス制御信号線におけるリーク電流に
対しても十分なマージンを保持することが可能となり、
信頼性の高い安定な動作を行なうことができ、かつさら
に歩留りの優れた半導体記憶装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に従うシェアードセンス制御信号発生
回路の構成を示すブロック図である。第2A図ないし第
2D図は第1図に示すシェアードセンス制御信号発生回
路の具体的構成の一例を示す図である。第3図は第2A
図ないし第2D図に示すシェアードセンス制御信号発生
回路の動作を示す信号波形図である。第4図はこの発明
のシェアードセンス制御信号を用いたダイナミック型半
導体記憶装置の読出動作サイクル時の動作を示す信号波
形図である。第5図はこの発明の他の実施例である交互
配置型シェアードセンスアンプ方式の半導体記憶装置の
メモリセルアレイの概略的構成を示す図である。第6図
は従来の、多分割ビット線およびシェアードセンスアン
プ構成を有する256KWX1ビツト構成のダイナミッ
ク型半導体記憶装置の全体の構成を示すブロック図であ
る。 第7図は従来の行アドレスバッファおよび行プリデコー
ダの概略的構成を示す図である。第8図は第6図に示す
ΦXサブデコーダの概略構成を示す図である。第9図は
第6図に示す行デコーダおよびワードドライバの構成を
具体的に示す図である。 第10図は第6図に示す列デコーダの構成を模式的に示
す図である。第11図は第6図に示すSF信号発生回路
の具体的構成を示す図である。第12図は第6図に示す
センスアンプ活性化信号発生回路の具体的構成を示す図
である。第13図は第6図に示す半導体記憶装置の要部
の構成を具体的に示す図である。第14図は従来の半導
体記憶装置におけるシェアードセンス制御信号を示す信
号波形図である。 図において、la、lb、1.c、ld、le。 If、Ig、lhはメモリセルブロック、2 a +2
b、2c、2d、2e、2fおよび2gはセンスアンプ
帯、3は行デコーダ、4はワードドライバ、5は行アド
レスバッファ、7はワード線駆動マスク信号発生回路、
8. 8’ はシェアードセンス制御信号発生回路、9
,10.11はセンスアンプ活性化信号発生回路、12
はΦXサブデコーダ、13は行プリデコーダ、14は列
アドレスバッファ、15は列プリデコーダ、16は列デ
コーダ、23はセンスアンプ制御回路、81はSA発生
回路、82はSB発生回路、83はSC発生回路、84
はSD発生回路、810はシェアードセンス制御信号を
電源電圧レベルに保持するための回路ブロック、811
はシェアードセンス制御信号を電源電圧レベルまたは接
地電位レベルに設定するための回路、812は切り離し
指示信号発生回路ブロック、813はシェアードセンス
制御信号を昇圧するための回路ブロックである。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 行および列からなるマトリクス状に配列されかつ複数行
    単位で分割された複数のメモリブロックを有するメモリ
    セルアレイと、前記列に対応しかつ2つのメモリブロッ
    クに共通に設けられ関連の列上の信号電位を検知し増幅
    する複数のセンスアンプと、前記センスアンプを関連の
    メモリブロックに接続する接続手段とを有する半導体記
    憶装置における、前記接続手段の動作を制御するための
    回路であつて、 外部から与えられる動作サイクル規定信号と前記センス
    アンプを活性化するための信号とブロック指定信号とに
    応答して前記センスアンプの各々を関連の2つのブロッ
    クの対応の列または一方のブロックの対応の列に選択的
    に接続するための接続指示信号を発生するための回路手
    段を含み、前記接続指示信号発生回路手段は、 前記動作サイクル規定信号が前記半導体記憶装置の待機
    状態を示す不活性状態にあることに応答して、基準電圧
    レベルの信号を発生して前記接続手段へ与え、前記セン
    スアンプの各々を関連の2つのブロック両者の対応の列
    へ接続させる第1の回路手段と、 前記動作サイクル規定信号が前記半導体記憶装置の作動
    状態を示す活性状態にあるときに、前記ブロック指示信
    号と前記センスアンプ活性化信号とに応答して前記基準
    電圧と異なる第1の電圧レベルの制御信号を発生して前
    記接続手段に与え、これにより前記活性化されるべきセ
    ンスアンプに関連するメモリブロックのうち前記ブロッ
    ク指示信号が指定するブロックの各列のみを対応のセン
    スアンプへ接続させる第2の回路手段とを含み、前記第
    1の電圧レベルは前記基準電圧よりもより深いオン状態
    へ前記接続手段を移行させる、ダイナミック型半導体記
    憶装置におけるシェアードセンス制御信号発生回路。
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