JPH03240656A

JPH03240656A - 液吐出用具

Info

Publication number: JPH03240656A
Application number: JP2031605A
Authority: JP
Inventors: Kesao Masuyama; 今朝男益山
Original assignee: Aishin Industrial Corp
Current assignee: Aishin Industrial Corp
Priority date: 1990-02-14
Filing date: 1990-02-14
Publication date: 1991-10-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、キャップを取外したときには液の吐出が可能
となり、キャップを取付けたときには液の吐出を防止す
ることができる構造の液吐出用具に関し、例えば化粧品
、文房具、毛染用具等の分野に好適に使用される液吐出
用具に関する。

〔従来の技術〕

例えば化粧品、文房具、毛染用具等の分野で使用される
液吐出用具においては、取扱いの観点から、使用時には
液を容易に吐出でき、不使用時には液が不要に吐出され
ないことが望ましい。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかし、現在においては、使用時には液を容易に吐出で
き、しかも不使用時には液の吐出を防止できる簡単な構
造の液吐出用具はいまだ得られていないのが実情である
。

本発明の目的は、使用時においては液を容易に吐出する
ことができ、不使用時においては液の吐出を十分に防止
することができ、実用上きわめて便利な液吐出用具を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の液吐出用具において
は、容器本体と、この容器本体に着脱自在に螺合される
キャップとを備えてなる液吐出用具において、容器本体
は、前部に液の流通路を構成する開口部とキャップが螺
合されるネジ部とを有する筒状の筒部と、この筒部の前
部において前後にスライド可能に保持されて、前進した
ときに筒部の開口部から離間して流通路を開放し、後退
したときに筒部の開口部に当接して流通路を閉塞するジ
ヨイントと、このジヨイントを筒部から前進する方向に
常時押圧する弾性部材とを備え、キャップは、筒部のネ
ジ部に螺合されるときにジヨイントを押圧して弾性部材
の弾性力に抗して後退させる係合部を備えてなる構成を
採用する。

また、容器本体の筒部の開口部を形成する壁とジヨイン
トとの間に、筒部内の液から押圧力を受けたときにのみ
隙間を形成するパツキン部材を配置することが好ましい
。

〔作用〕

キャップを筒部のネジ部に螺合すると、キャップの係合
部によりジヨイントが弾性部材の弾性力に抗して押圧さ
れて後退する。従って、ジヨイントによって筒部の開口
部による流通路が閉塞され、液の吐出が防止される。

キャップを筒部のネジ部から取外すと、キャップの係合
部による押圧力が解除される。従って、弾性部材の弾性
力によりジヨイントが前進し、筒部の開口部による流通
路が開放され、液の吐出が可能となる。

そして、パツキン部材を配置した場合には、筒部内の液
を押圧したときに液の吐出が可能となるので、キャップ
を取外した状態においても自然に液が吐出されるおそれ
がない。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を具体的に説明する。

第１図は、本発明の一実施例に係る液吐出用具を示し、
容器本体１０と、この容器本体１０に着脱自在に螺合さ
れるキャップ５０とを備えている。

容器本体１０は、第２図にも示すように、筒部２０と、
ジヨイント３０と、弾性部材４０とを備え、筒部２０の
貯液部ｌｌ内には、押圧弁１２と、この押圧弁１２を前
進移動させる押圧ロッド１３とが配置されていて、押圧
ロッド１３によって押圧弁１２が前進移動すると、その
押圧力によって貯液部ｌｌ内の充填液が吐出される。１
４は例えばスポンジ、ブラシ等よりなる塗布部である。

筒部２０の前部には、液の流通路を構成する開口部２１
と、キャップ５０が螺合されるネジ部２２とが設けられ
ている。２１Ａは開口部２１を形成する壁である。開口
部２１の外側において前方に突出する円筒状の白縁２３
が設けられ、この白縁２３の外壁の後部にネジ部２２が
設けられている。

−ジョイント３０は、筒部２０の前部におし・て前後に
スライド可能に保持されて、第３図に示すように前進し
たときに筒部２０の開口部２１から離間して流通路２５
を開放し、第２図に示すように後退したときに筒部２０
の開口部２１に当接して流通路２５を閉塞する。

ジヨイント３０の外周部には嵌め込み部３１が設けられ
ている。この嵌め込み部３１は、リング状の溝を形成す
る枠からなり、筒部２０の白縁２３に嵌め込み方式によ
り勘合されて装着されている。従って、ジヨイント３０
の取外しおよび取付けが容易であって、貯液部１１内へ
の液の充填は、ジヨイント３０を取外して簡単に行うこ
とができる。

嵌め込み部３１の外枠３１Ａの内壁には、内側に突出す
る凸条３２が設けられ、この凸条３２が筒部２０の白縁
２３の外周面に接触した状態で前後にスライドできるよ
うになっている。

ジヨイント３０の後面側には傾斜部３３が設けられ、こ
の傾斜８３３の外側には、所定の間隔で複数例えば４個
の吐出穴３４が設けられている。ジョイント３０が後退
したとき（第２図の状態）には、傾斜部３３が筒部２０
の開口部２１を形成する壁２１Ａに当接して、当該開口
部２１による流通路２５が閉塞され、ジヨイント３０が
前進したとき（第３図の状態）には、傾斜部３３が壁２
１Ａから離間して筒部２０の開口部２１による流通路２
５が開放される。

弾性部材４０は、例えばスプリング等からなり、嵌め込
み部３１のａ壁と曲縁２３とに囲まれる部分において、
圧縮された状態で配置されている。この弾性部材４０に
よって、ジヨイント３０は、筒部２０から前進する方向
に常時押圧されている。

キャップ５０の内壁には、段差からなる係合Ｆ！ｆ！Ｉ
５１と、ネジ部５２とが設けられている。キャップ５０
のネジ部５２が筒部２０のネジ部２２に螺合されると、
係合部５１によりジヨイント３０が押圧されて弾性部材
４０の弾性力に抗して後退する。

以上の構成の液吐出用具においては、キャップ５０が筒
部２０のネジ部２２に螺合されると、キャップ５０の係
合部５１によりジヨイント３０が弾性部材４０の弾性力
に抗して押圧されて後退し、従って、筒部２０の開口部
２１による流通路２５が閉塞され、貯液部１１内の液は
開口１ｍ２１から外部に吐出されるおそれがない。

キャップ５０が筒部２０のネジ部２２から取外されると
、キャップ５０の係合部５１による押圧力が解除され、
従って、弾性部材４０の弾性力によりジヨイント３０が
前進し、開口部２１による流通路が開放され、貯液部１
１内の液の吐出が可能な状態となる。すなわち、押圧ロ
ッド１３により押圧弁１２を前進させると、押圧弁１２
による押圧力により貯液部１１内の液が吐出されるよう
になる。

第４図は、本発明の他の実施例に係る液吐出用具を示す
。この例においては、容器本体１０の筒部２０の開口部
２１を形成する壁２３とジヨイント３０との間に、筒部
２０内の液から押圧力を受けたときに隙間を形成するパ
ツキン部材６０が配置されている。

パツキン部材６０としては、例えばゴム、樹脂等の弾性
部材等を用いることができる。

斯かるパツキン部材６０によれば、筒部２０内の液を押
圧ロッド１３および押圧弁１２により押圧したときに隙
間ができて液の吐出が可能となるので、キャップ５０を
取外した状態においても液が自然に吐出されることがな
く液漏れを防止することができる。

〔発明の効果〕

請求項１に記載された発明によれば、キャップが筒部の
ネジ部に螺合されると、キャップの係合部によりジヨイ
ントが押圧されて筒部の開口部による流通路が閉塞され
るため、不使用時においては液の吐出を十分に防止する
ことができ、使用時においては液を容易に吐出すること
ができ、実用上きわめて便利である。

請求項２に記載された発明によれば、パツキン部材によ
り、筒部内の液が押圧されたときに隙間が形成されて液
の吐出が可能となるので、キャップを取外した状態にお
いても自然に液が吐出されるおそれがなく、取扱いがさ
らに便利となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る液吐出用具の一部破断
断面図、第２図はキャップを装着した状態の要部の断面図、第３図はキャップを取外した状態の要部の断面図、第４図は本発明の他の実施例に係る液吐出用具の要部の
断面図である。１０・・・容器本体　　　　　１１・・・貯液部１２・
・・押圧弁　　　　　　１３・・・押圧ロッド１４・・
・塗布部　　　　　２０・・・筒部２１・・・開口部２１Ａ・・・開口部を形成する壁２２・・・ネジ部　　　　　　２３・・・曲縁２５・・
・流通路　　　　　　３０・・・ジヨイント３１・・・
嵌め込み８３１Ａ・・・外枠３２・・・凸条　　　　　
　３３・・・傾斜部３４・・・吐出穴　　　　　　４０
・・・弾性部材５０・・・キャップ　　　　　５１・・
・係合部５２・・・ネジ部米１図斧３図中２図中４図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）容器本体（１０）と、この容器本体（１０）に着
脱自在に螺合されるキャップ（５０）とを備えてなる液
吐出用具において、容器本体（１０）は、前部に液の流通路（２５）を構成
する開口部（２１）とキャップ（５０）が螺合されるネ
ジ部（２２）とを有する筒部（２０）と、この筒部（２
０）の前部において前後にスライド可能に保持されて、
前進したときに筒部（２０）の開口部（２１）から離間
して流通路（２５）を開放し、後退したときに筒部（２
０）の開口部（２１）に当接して流通路（２５）を閉塞
するジョイント（３０）と、このジョイント（３０）を
筒部（２０）から前進する方向に常時押圧する弾性部材
（４０）とを備え、キャップ（５０）は、筒部（２０）のネジ部（２２）に
螺合されるときにジョイント（３０）を押圧して弾性部
材（４０）の弾性力に抗して後退させる係合部（５１）
を備えてなることを特徴とする液吐出用具。
（２）容器本体（１０）の筒部（２０）の開口部（２１
）を形成する壁（２１Ａ）とジョイント（３０）との間
に、筒部（２０）内の液から押圧力を受けたときに隙間
を形成するパッキン部材（６０）を配置したことを特徴
とする請求項１に記載の液吐出用具。