JPH03239825A - 油圧式動力伝達継手 - Google Patents

油圧式動力伝達継手

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JPH03239825A
JPH03239825A JP3792290A JP3792290A JPH03239825A JP H03239825 A JPH03239825 A JP H03239825A JP 3792290 A JP3792290 A JP 3792290A JP 3792290 A JP3792290 A JP 3792290A JP H03239825 A JPH03239825 A JP H03239825A
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JP
Japan
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plunger
cam
rotor
suction
valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP3792290A
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English (en)
Inventor
Satoru Suzuki
悟 鈴木
Takehisa Yamada
剛央 山田
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Fuji Technica Inc
Original Assignee
Fuji Technica Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両の駆動力配分に使用する油圧式動力伝達
継手に関する。
[従来の技術] 軸方向往復動型プランジャーポンプを用いた油圧式動力
伝達継手として、本出願人は、特願平1133659号
において、 内側面にカム面を形成したカムハウジングと、カムハウ
ジング内に回転自在に収納され軸方向にプランジャーを
収納するプラプランジャーを形成したロータと、 プラプランジャーと同軸上でかつ底部に設けられた吸入
弁と、プラプランジャーの側壁からロータの中心に向か
って形成された吐出路に設けられた吐出弁と、を備えた
油圧式動力伝達継手を提案している。
また、一般のプランジャーポンプにおいては、プラプラ
ンジャーを設けたロータの底部に平板状のロータリーバ
ルブを設けたものが知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来例にあっては、プラプラ
ンジャーと吸入弁を直列配置する構造としているため、
継手の長さが長くなり、次のような問題点があった。
すなわち、継手は車両の走行にともなって高速回転する
ため、継手の長さが長いと重量アンバランスによる振動
を発生する。
また、継手を取り付ける相手部材の強度も前記振動に耐
えるように設計する必要があり、重量増加やコストアッ
プを招くという問題点があった。
また、吐出弁をプラプランジャー側壁から軸中心に向か
って設けるには、次のような問題点かあ゛った。
すなわち、吐出弁を斜めに配置する場合は、軸端部から
吐出弁までの距離が加工上制限されるため、軸端部に軸
受などを配置したい場合でも配置できないという問題点
があった。
また、これを避けるために、ロータの外周側からプラプ
ランジャーを貫通して吐出孔を設ける場合には、ロータ
外周部に空いた前記孔を塞ぐ必要があるが、プラプラン
ジャーには高圧が発生するため溶接などのしっかりした
加工方法をとる必要があり、コストが高くなるという問
題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり
、継手の設計自由度を高めるとともに、軸方向長さが短
くコストも安価な油圧式動力伝達継手を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、相対回転可能な
入出力軸間に設けられ、 前記両軸の回転速度差により駆動される油圧ポンプと、 前記ポンプの吐出路に流動抵抗を発生する手段を備え、 前記流動抵抗により前記入出力軸間の伝達トルクが制御
される動力伝達継手において、前記一方の軸に連結され
、内面に2つ以上の山を有するカム面を形成したカムハ
ウジングと;前記他方の軸に連結されると共に、前記カ
ムノ)ウジング内に回転自在に収納され、複数のプラプ
ランジャーを形成したロータ部材と; 前記複数のプラプランジャーの各々に、リターンスプリ
ングの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに
、前記両輪の相対回転時に前記カム面によって駆動され
る複数のプランジャーと;前記ロータ部材の外周表面に
開[コシ、前記プラプランジャーと通しる吸入穴と; 前記ロータ部材の外周部に回転自在に摺接するとともに
、前記カムハウジングとの間で所定の角度だけ回転可能
に位置決めされ、前記両軸の相対回転方向が正転、逆転
いずれの場合でも前記吸入穴との位置関係によって吸入
弁の作用をする複数の吸入ポートを形成したロータリー
バルブ式吸入弁と; 前記プラプランジャーの側壁から前記ロータ部材の中心
に向かって設けるとともに、前記吸入穴と一直線状に配
置した吐出穴と 前記吐出穴に配置したチエツク弁式の吐出弁と;前記吐
出穴と吐出弁を介して前記プラプランジャーと連通ずる
高圧室と 前記高圧室からの出口部に流動抵抗発生手段を設けたも
のである。
[作用] 本発明においては、プラプランジャーからロータの外周
に向けて吸入ポートを設けるとともに、プランジャー駆
動用カムと連動して吸入穴を開閉するロータリーバルブ
をロータの外周部に設けることにより、継手の長さを短
くすることができる。
そのため、車両走行時の振動を防止できるとともに、継
手を取り付ける相手部材の強度をことさらに強く設計す
る必要がないため、相手部材か軽量で安価となる。
また、吐出弁を斜めに配置できない場合でも、吐出路用
の孔を加工する際にできるロータ外周部の孔をそのまま
吸入穴として利用できるため、ロータ外周部の孔を塞ぐ
必要がなく、継手のコストダウンを図ることかできる。
さらに、ロータ外周部の隣り合うプラプランジャーの中
間位置に軸方向に油溝を設けるとともに、ロータリーバ
ルブの開弁時に油溝とロータリーバルブの吸入ポートと
ロータの吸入穴とが連通ずる構造とすることにより、ロ
ータリーバルブの外径を小さくすることができ、小型、
軽量で安価な継手とすることができる。
[実施例コ 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明すると、第1図〜第3図において、1
は内側面にカム面2を形成したカムであり、カム1は出
力軸または入力軸に連結され、出力軸または入力軸と一
体で回転する。また、カム1はカムハウジング3に固定
され、カムハウジング3はカム1と一体で回転する。
4はカムハウジング3内に回転自在に収納されたロータ
であり、ロータ4は人力軸または出力軸に連結され、入
力軸または出力軸と一体で回転する。
ロータ4には、軸方向に複数個のプラプランジャー5が
形成され、プラプランジャー5内は複数個のプランジャ
ー6がリターンスプリング7を介して摺動自在に収納さ
れている。
31はロータ4の外周部に設けられたロータリーバルブ
であり、ロータリーバルブ31はカムノ)ウジング3に
形成した切欠き32に係合する位置決め用の突起33を
有し、また、ロータ4に形成した吸入穴34に連通ずる
吸入ポート35を有している。また、プラプランジャー
5に連通する吐出穴36がロータ4に形成され、この吐
出穴36には吐出弁37がスプリング38により介装さ
れている。
工6は高圧室であり、高圧室16は吐出弁37を介して
吐出穴36に連通し、また、高圧室16内にはスプリン
グ17によりオリフィス18を形成するオリフィスパル
プ19が移動可能に収納されている。オリフィスバルブ
19は吐出圧が所定値に達したとき、右方向に移動して
オリフィス↓8を閉止する。オリフィスバルブ19の図
中右側には低圧室20がロータ4内に形成され、低圧室
20は通路29、ロータ4の外径部に形成された油溝2
1、ロータリーバルブ31の吸入ボート35、ロータ4
の吸入穴34を介してプラプランジャー5に連通してい
る。
オリフィス18を通過したオイルは、矢印Aで示すよう
に、1121、ロータリーバルブ31の吸入ボート35
、吸入穴34を経てプラプランジャー5に吸入される。
ロータ4とロータリーバルブ31との間のフリクション
トルクはカムハウジング3とロータリーバルブ31の間
のフリクショントルクより大きくなるように設定され、
差動回転の方向が変わると、ロータリーバルブ31はロ
ータ4とともにつれ回りして、突起33が切欠き32に
当たるまで回転した後、カムハウジング3と一体で回転
する。
22はカムハウジング3と一体で回転するスラストブロ
ック、24はスラストブロック22と一体で回転し、内
圧に応じて移動するアキュムレータピストンである。な
お、25はオイルシール、26はストップリング、28
は入出力軸の取付孔、39はプラプランジャー5のメク
ラプラグである。
次に、作用を説明する。
カム1とロータ4との間に回転差が生じないときは、プ
ランジャー6は作動せず、トルクは伝達されない。なお
、このとき、プランジャー6はリターンスプリング7に
よりカム面2に押しつけられている。
次に、カム■とロータ4との間に回転差が生じると、吐
出行程にあるプランジャー6はカム1のカム面2により
軸方向に押し込まれる。
このため、プランジャー6はプラプランジャー5のオイ
ルを吐出穴36、吐出弁37を介して高圧室■6に押し
出すとともに、吸入穴34はロータリーバルブ31によ
り強制的に閉止される(第4図、参照)。
高圧室16に押し出されたオイルは、オリフィスバルブ
19が形成するオリフィス18を通って低圧室20に供
給される。この時、オリフィス18の抵抗により高圧室
16およびプラプランジャー5の油圧が上昇し、プラン
ジャー6に反力が発生する。このプランジャー反力に逆
ってカム1を回転させることによりトルクが発生し、カ
ム1とロータ4との間でトルクが伝達される。
さらに、カム1が回転すると、プランジャー6は吸入行
程となり、低圧室20のオイルは、通路29、油溝2工
、ロータリーバルブ31の吸入ポート35から、吸入穴
34を介してプラプランジャー5に吸入され、プランジ
ャー6はカム1のカム面2に沿って戻る。このように、
吸入穴34はロータリーバルブ31により強制的に開弁
される(第4図、参照)。
本実施例においては、プラプランジャー5からロータ4
の外周に向けて吸入穴34を設けるとともに、プランジ
ャー駆動用カム1と連動して吸入穴34を開閉するロー
タリーバルブ31をロータ4の外周部に設けることによ
り、継手の長さを短くすることができる。
そのため、車両走行時の振動を防止できるとともに、継
手を取り付ける相手部材の強度をことさらに強く設計す
る必要がないため、相手部材が軽量で安価となる。
また、吐出弁を斜めに配置できない場合でも、吐出路用
の孔を加工する際にできるロータ外周部の孔をそのまま
吸入ポート34として利用できるため、ロータ外周部の
孔を塞ぐ必要がなく、継手のコストダウンを図ることが
できる。
さらに、ロータ4の外周部の隣り合うプラプランジャー
5の中間位置に軸方向に油溝21を設けるとともに、ロ
ータリーパルプ31の開弁時に油溝21と吸入ボート3
5とロータ4の吸入穴34とが連通ずる構造とすること
により、ロータリーパルプ31の外径を小さくすること
ができ、小型、軽量で安価な継手とすることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、ロータリー
バルブをロータの外周に設けるようにしたため、継手の
軸方向の長さを短くすることができ、また、設計の自由
度を高めることができ、さらに小型化、軽量化、低コス
ト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
断面図、 第3図はその要部説明図、 第4図は吸入弁の開閉タイミングを示す図である。 図中、 1・・・カム、 2・・・カム面、 3・・・カムハウジング、 4・・・ロータ、 5・・・プラプランジャー、 6・・・プランジャー 7・・・リターンスプリング、 16・・・高圧室、 17・・・スプリング、 18・・・オリフィス、 19・・・オリフィスパルプ、 20・・・低圧室、 21・・・油溝、 22・・・スラストブロック、 24・・・アキュムレータピストン、 25・・・オイルシール、 26・・・ストップリング、 28・・・取付孔、 29・・・通路、 31・・・ロータリーパルプ、 32・・・切欠き、 33・・・突起、 34・・・吸入穴、 35・・・吸入ボート、 36・・・吐出穴、 37・・・吐出弁、 38・・・スプリング、 39・・・メクラプラグ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  相対回転可能な入出力軸間に設けられ、 前記両軸の回転速度差により駆動される油圧ポンプと、 前記ポンプの吐出路に流動抵抗を発生する手段を備え、 前記流動抵抗により前記入出力軸間の伝達トルクが制御
    される動力伝達継手において、 前記一方の軸に連結され、内面に2つ以上の山を有する
    カム面を形成したカムハウジングと;前記他方の軸に連
    結されると共に、前記カムハウジング内に回転自在に収
    納され、複数のプランジャー室を形成したロータ部材と
    ; 前記複数のプランジャー室の各々に、リターンスプリン
    グの押圧を受けて往復移動自在に収納されるとともに、
    前記両軸の相対回転時に前記カム面によって駆動される
    複数のプランジャーと;前記ロータ部材の外周表面に開
    口し、前記プランジャー室と通じる吸入穴と; 前記ロータ部材の外周部に回転自在に摺接するとともに
    、前記カムハウジングとの間で所定の角度だけ回転可能
    に位置決めされ、前記両軸の相対回転方向が正転、逆転
    いずれの場合でも前記吸入穴との位置関係によって吸入
    弁の作用をする複数の吸入ポートを形成したロータリー
    バルブ式吸入弁と; 前記プランジャー室の側壁から前記ロータ部材の中心に
    向かって設けるとともに、前記吸入穴と一直線状に配置
    した吐出穴と; 前記吐出穴に配置したチェック弁式の吐出弁と;前記吐
    出穴と吐出弁を介して前記プランジャー室と連通する高
    圧室と; 前記高圧室からの出口部に流動抵抗発生手段を設けたこ
    とを特徴とする油圧式動力伝達継手。 (2)前記ロータ外周部の隣合うプランジャー室の中間
    位置に軸方向に油流通溝を設けるとともに、前記吸入弁
    の開弁時に前記油溝と前記ロータリーバルブの吸入ポー
    トと前記ロータの吸入穴とが連通するようにしたことを
    特徴とする請求項第1に記載の油圧式動力伝達継手。
JP3792290A 1990-02-19 1990-02-19 油圧式動力伝達継手 Pending JPH03239825A (ja)

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