JPH03238779A - 摺動用ブラシの摺動材を曲折成形する方法 - Google Patents

摺動用ブラシの摺動材を曲折成形する方法

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JPH03238779A
JPH03238779A JP2034922A JP3492290A JPH03238779A JP H03238779 A JPH03238779 A JP H03238779A JP 2034922 A JP2034922 A JP 2034922A JP 3492290 A JP3492290 A JP 3492290A JP H03238779 A JPH03238779 A JP H03238779A
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Terumasa Tamao
玉生 輝勝
Tsukasa Ando
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、マイクロモータ、抵抗器等に用いる金属摺動
ブラシとして幅広く利用されている摺動用ブラシの製造
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
マイクロモータや抵抗器等は小型化の傾向があり、これ
に対応するため摺動用ブラシは複数(多数)からなる線
材(摺動材)の略中間部をV字状に曲折成形することに
よってブラシ部の長さを短くすると共に、摺動時の振動
吸収及び接触圧力を安定させるバネ特性を有しているこ
とが望まれている。
従来摺動用ブラシは第7図(b)に示す如くブラシアセ
ンブリーの台座1に曲げ部がR形状を呈しかつV字状に
角度曲折している平角線材2を有する摺動ブラシ単体3
を得るには、第7図(a)に示す如く長尺の基板4から
なる懸帯5に連結部6を介、して一方の側に台座lがほ
ぼ等間隔で設けられ、この先端部へ平角線材2が一定長
さに抵抗溶接されたものを使用している。ここで、懸帯
5には台座1と等間隔に丸形のパイロット穴9が穿孔し
てあり、このパイロット穴9をパイロットガイドとして
順次間歇的に送る装置によりプレス金型に移送され、順
次、L字成形、V字成形、修正成形の曲折成形をして、
然る後台座1を連結部6で切断して摺動ブラシ単体を得
ていたのである。
V字成形に用いるプレス金型の曲げ装置には曲率2部を
有しており、精度面で厳しい規格を満足するためにパン
チ及びダイの位置関係を常に正しく維持しかつ精度の均
一性を保持するダイセットを用いている。このダイセッ
ト中に組込まれたパンチ、ダイ、ブロックの組合せ形状
の側面断面概略図を第5図(a)から(C)に示す。第
5図(a)は第−曲げ加工で行うL字状成形であり、ダ
イプレート10中の内側R付パンチ11が図示せぬカム
機構で下側より突き上げられ、平角線材2が外側R付置
角成形ダイ12に接っするように成形される。
次に、第5図(blに示すように第二曲げ加工のV字状
成形を行い、図示せぬパンチプレートに固持された角度
パンチ13が上方より降下し内側R付保持ダイ14と外
側R付角度成形ブロック15にて、平角線材2を挟み込
む形状でV字形に成形される。
次に第5図(C)に示す第三曲げ加工の修正成形により
、摺動ブラシとしての角度成形と曲率2部を確実にする
ために、図示せぬパンチプレートに固持取付けられた内
側R付角度修正パンチ16が上方より降下し、内側R付
修正保持ダイ17と外側R付角度修正ブロック18にて
平角線材2を最終形状のV字形に成形する。
これら一連の曲折成形される第−曲げ加工から第三曲げ
加工に至る迄の変位は、第6図に示すように平角線材2
はA点からB点迄直角に第−曲げ加工されるがB点から
0点へスプリングバック(塑性変形の弾性回復)し、第
二曲げ加工でV字状に0点からD点まで成形されるが前
記同様スプリングバック(現象)によりD点からE点へ
変位され、第三曲げ加工に於いて最終曲げ修正を、E点
からF点まで行なうと、スプリングバックによりF点か
らD点に変位し、摺動ブラシ単体3の規格寸法角度り点
からG点間を得ることになる。因みに、ここでの各角度
成形に於けるスプリングバック量は、θ−1O°以内と
なっている。
従って、上記方法では使用する成形部材の数が多く、装
置が大型となるという欠点がある。又、種々のパンチ、
ダイ及びブロックを準備する必要があり、かつスプリン
グバックを考慮して数々の試打プレスを行って寸法調整
し、段階的に調整しながらパンチ、ダイ及びブロック等
の寸法を決定する必要があるので金型の調整を長時間か
かるという問題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は、複数の装置を使用することなく、簡
単に複数の線材を曲折成形することができ、かつ曲折部
に歪みなどが生じない曲折成形を採用した摺動用ブラシ
の製造方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、線材を一旦直角の方向へ曲折成形することな
く、線材の下方科目直交方向から、ブラシ曲げ成形ダイ
ブロックと同−曲げ角度をもった成形パンチを動作させ
る機構を用いて、所望の角度にスプリングバックする角
度を加えた角度にいつきに曲折成形すると上記課題を効
率的に解決できるとの知見に基づいてなされたのである
すなわち、本発明は、台座に摺動材が溶接されてなる摺
動用ブラシの摺動材を曲折成形する方法であって、固定
用ダイプレートと曲折成形用オス型ダイブロックとの間
に台座及び摺動材の一部を挟持させる工程、及び摺動材
の前方斜下方から所望曲折角度をもったメス形成形パン
チを斜上に上昇させて摺動材を曲折成形用オス形ダイブ
ロックに押えつけて曲げ加工を行う工程を採用すること
を特徴とする上記方法を提供する。
次に本発明の摺動用ブラシの製造方法について実施例1
を図面に基づいて説明する。第2図(a)は製造順序を
示す平面概略図であり、第2図(b)はV字形に曲折成
形された摺動用ブラシ3の斜視図である。第2図(al
において、基板4は例えばリン青銅合金より成る厚さ1
50μm1幅5.0m、長さ20m(長さは任意)の板
状懸帯5の側方に連結部6を介して台座lが連結されて
おり、台座lの先端部8の近傍には懸帯5と平行に1列
であり、後に抵抗溶接される、例えばAg−Pd合金よ
りなる摺動材2(摺動材の断面形状は円形、方形等任意
であるが、好ましくは平角線材)と合致するようにプロ
ジェクション7が形成配置されている。又、板状懸帯5
には左右両測部長手方向に順次7.0mm間隔に穿孔し
た直径2.0 mmのパイロット穴9を、パイロットガ
イドとして順次間歇的に図示せぬ送り装置(フィーダー
)で移送し、次に懸帯5と直交する方向から図示せぬリ
ールに巻かれた幅200μm1厚さ70μmの3本の金
属摺動材からなる長尺平角線材20がおのおの100μ
mの間隔をあけて台座lの下側に移送、配置され、プロ
ジェクション7に抵抗溶接される。後に台座lの先端部
8から破線21迄の長さ5.0 mmに切断され、平角
線材2が得られる。
このような工程で順次アセンブリーされ移送される基板
4は、プレス金型に導入される。ここで曲折成形する摺
動材2(以下、平角線材2について説明する。)の曲げ
規格寸法は、例えば内角R300±50μm、内角度θ
−55±2°である。
この寸法を得るプレス金型における曲げ加工のV字状成
形は第1図(a)〜(c)の側面断面概略図で示される
工程により行われる。ここで、(a)図は固定用ダイプ
レート30と傾斜角度θ=3o°に外角R300μmを
形成されてなる7字状の成形用オス形ダイブロック31
間に平角線材2が配置された図を示し、懸帯5に直行す
る方向で下方科目θ=30°の勾配に内側R390μm
を有するR付メス形成形パンチ33がグイプレート3o
とは分離されたスライド溝付受ブロツク42上に配置さ
れており、このR付メス形成形パンチ33は後方に前後
動作源としてエアシリンダ等を備えている。
これを作動させることにより前方に移動させ、(b)図
に示す如く平角線材2の先端から4.0 mmの位置を
曲げ支点として成形ダイブロック31の外角Rに接っし
、折り曲げる方向で、例えば巻き付ける方向で平角線材
2を7字状に成形する。次に、(C)図ではR付成形パ
ンチ33が後退し、平角線材2の成形後を示している。
その後、同−金型内で第1図(d)に示すように懸帯押
え板36と下部カッターブロック37で懸帯5を固持し
、台座1の連結部6を上部カッター38で切断線24に
そって切離し摺動ブラシ3を得ることになる。
実施例1に於ける一連の曲折成形の変位について第3図
に示すと、本発明の曲げ加工で7字状にH点から1点ま
で角度θ=150°に成形されると、1点からJ点迄角
度θ;25°のスプリングバックが起り、H点からL点
の角度θ=125゜となる。
本発明では、上記曲折成形を行うにあたり、第4図に示
す装置を用いるのが好ましい。ここで、41は上蓋、4
2はスライド溝付受ブロック、43はシリンダ保持金具
、44はシリンダ、45はストッパー調整ネジを示す。
次に実施例2について説明する。実施例2では実施例1
と同様の基板4及び装置を用いて、基板4をプレス金型
に導入し、摺動材2を内角R300±50μm、内角度
θ=90±2°の規格に曲成形する。この寸法を得るプ
レス金型における曲げ加工のL字状成形は第1図(a)
〜(C)の側面断面概略図で示される工程と略同様の工
程により行われる。ここで、固定用ダイプレート30と
傾斜角度θ=70°に外角R300μmを形成されてな
る7字状の成形用オス形ダイプロッタ31間に平角線材
2を配置し、懸帯5に直行する方向で下方科目θ1−7
0°の勾配に内側R390μmを有するR付メス形成形
パンチ33を前方に移動させ、平角線材2の先端から4
.0mmの位置を曲げ支点として成形ダイブロック31
の外角Rに接っし、折り曲げる方向で、平角線材2を7
字状に成形する。
次に、R付成形パンチ33が後退し、平角線材2がスプ
リグバックしてL字形に成形される。
その後、実施例1と同様にして懸帯押え板36と下部カ
ッターブロック37で懸帯5を固持し、台座lの連結部
6を上部カッター38で切断線24にそって切離し摺動
ブラシ3を得る。
実施例2に於ける一連の曲折成形の変位について第3図
に示すと、本発明の曲げ加工でV字状にH点からに点ま
で角度θ=110°に成形されると、K点からL点上角
度θ=20°のスプリングバックが起り、H点からL点
の角度θ=90°となる。
尚、本発明では、以上のように摺動用ブラシをV字形の
ほか、U字形や略り字形等に曲折することができるが、
特に内角30〜90度、好ましくは30〜70度に摺動
材を曲折成形するのに好適である。
〔発明の効果〕
本発明の方法によればミ摺動用ブラシを簡易に、任意の
角度、形状に曲折することができ、かつコンパクトな装
置で行うことができるので工業的に大きな利点がある。
又、本発明の方法により曲折された摺動材の曲折部には
歪の発生が少いので、強度的にもすぐれた曲折摺動ブラ
シが製造できる。
特に、本発明では、オス形ダイブロック上の傾斜角度と
一直線上に対抗する形でメス形成形パンチが作動する機
構を採用したので、構造上メス形成形パンチは上蓋を取
り外して簡単に着脱することができ、又オス形ダイブロ
ックもダイプレートから簡単に取り外すことができるの
で、組み立て調整の手間が省けるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を示す概略図、第2図は懸帯に線
材を溶接し、最終的に摺動用ブラシが生産されるまでを
示す概略図、第3図は本発明の方法による線材の曲折成
形の変位を示す図、第4図は本発明による第−曲げ加工
に用いる装置の概略図、第5図は従来の方法による線材
部を7字形に成形する方法の概略図、第6図は従来法に
よる線材の曲折成形の変位を示す図、第7図は懸帯に線
材を溶接し、最終的に摺動用ブラシが生産されるまでの
従来の工程を示す概略図を示す。 図中、lは台座、2は摺動材(線材)、3は摺動用ブラ
シ、30は固定用ダイプレート、31は曲折成形用オス
形ダイブロック、33はメス形成形パンチを示す。 第1図 (d) 第3図 第4図 1 第5図 12 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  台座に摺動材が溶接されてなる摺動用ブラシの摺動材
    を曲折成形する方法であって、固定用ダイプレートと曲
    折成形用オス型ダイブロックとの間に台座及び摺動材の
    一部を挟持させる工程、及び摺動材の前方斜下方から所
    望曲折角度をもったメス形成形パンチを斜上に上昇させ
    て摺動材を曲折成形用オス形ダイブロックに押えつけて
    曲げ加工を行う工程を採用することを特徴とする上記方
    法。
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