JPH03238727A - 回路しゃ断器 - Google Patents
回路しゃ断器Info
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- JPH03238727A JPH03238727A JP3687590A JP3687590A JPH03238727A JP H03238727 A JPH03238727 A JP H03238727A JP 3687590 A JP3687590 A JP 3687590A JP 3687590 A JP3687590 A JP 3687590A JP H03238727 A JPH03238727 A JP H03238727A
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- 230000001133 acceleration Effects 0.000 abstract 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 32
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、回路しゃ断器に関するものである。
第6図に従来例を示す。すなわち、開閉時にはハンドル
100を操作することにより、ハンドル100にの動作
に応して引っ張りばね101が反転動作し、可動接触子
102が開閉する。また可動枠103はリンク104に
より回動自在に支持されるとともに、遮断ばね105に
より常時力を受けており、引外しリンクである可動鉄片
106に係止している。異常電流時、可動鉄片106が
、バイメタル107のわん曲動作もしくは固定鉄片10
8の吸引力により、反時計まわりに軸109を中心に回
動することにより、可動枠103の前記係止が外れる。
100を操作することにより、ハンドル100にの動作
に応して引っ張りばね101が反転動作し、可動接触子
102が開閉する。また可動枠103はリンク104に
より回動自在に支持されるとともに、遮断ばね105に
より常時力を受けており、引外しリンクである可動鉄片
106に係止している。異常電流時、可動鉄片106が
、バイメタル107のわん曲動作もしくは固定鉄片10
8の吸引力により、反時計まわりに軸109を中心に回
動することにより、可動枠103の前記係止が外れる。
可動枠103の係止が外れると遮断ばね105の力によ
り可動枠103が回動し可動接触子102に衝突する。
り可動枠103が回動し可動接触子102に衝突する。
この衝突力により、引っ張りばね101により生じてい
た接触圧力に打ち勝って、可動接触子102を反時計ま
わりに回動させ、可動接点120と固定接点111を開
離させる。やがて可動接触子102の回動にしたがって
引っ張りばね101によるばね力が可動接触子102を
反時計まわりに回動させるように変わり開極が行われる
。
た接触圧力に打ち勝って、可動接触子102を反時計ま
わりに回動させ、可動接点120と固定接点111を開
離させる。やがて可動接触子102の回動にしたがって
引っ張りばね101によるばね力が可動接触子102を
反時計まわりに回動させるように変わり開極が行われる
。
ところが、この回路しゃ断器は、開閉動作に引っ張りば
ね101を用いているため、自動組立が容易でなく、特
にばねの送りや整列において非常に厄介なためコスト高
になってしまう。
ね101を用いているため、自動組立が容易でなく、特
にばねの送りや整列において非常に厄介なためコスト高
になってしまう。
また遮断ばね105は接触圧力に打ち勝ち、さらに遮断
性能をよくするためにできるだけ高速に可動接点110
を開離させるので、大きなばね力が必要となる。しかし
この大きなばね力は可動枠103に常時作用し、かつ可
動枠103を可動鉄片106で係止しているため、可動
鉄片106を動作させるのに大きな力が必要になったり
、可動枠103と可動鉄片106の係止部分の摩耗が大
きくなる。その結果、安定した引外し特性が得にくくな
る。
性能をよくするためにできるだけ高速に可動接点110
を開離させるので、大きなばね力が必要となる。しかし
この大きなばね力は可動枠103に常時作用し、かつ可
動枠103を可動鉄片106で係止しているため、可動
鉄片106を動作させるのに大きな力が必要になったり
、可動枠103と可動鉄片106の係止部分の摩耗が大
きくなる。その結果、安定した引外し特性が得にくくな
る。
したがって、この発明の目的は、構造および組立が容易
で自動組立を容易にでき、しかも安定した引外し特性を
得ることができる回路しゃ断器を提供することである。
で自動組立を容易にでき、しかも安定した引外し特性を
得ることができる回路しゃ断器を提供することである。
この発明の回路しゃ断器は、固定接点と、この固定接点
に接離する可動接点を有し、第1の固定軸に軸支された
可動接触子と、 第2の固定軸に軸支され、前記第1の固定軸が回動範囲
の中間位置となる作動部を有するハンドルと、 前記可動接触子の前記第1の固定軸と前記可動接点との
中間部と、前記ハンドルの前記作動部との間に介在され
て、前記作動部と前記中間部とを結ぶ作用線が前記ハン
ドルの操作によって前記第■の固定軸を横切ることによ
り、前記可動接触子を反転動作させる開閉ばねと、 異常電流検出手段に応動する引外しリンクと、第3の固
定軸に軸支され遮断ばねにより回動付勢されて前記引外
しリンクに係止する係止部を有するとともに、前記係止
部が前記引外しリンクに係止した状態で閉状態の前記可
動接触子に対向し、前記係止部が前記引外しリンクから
外れた状態で前記遮断ばねにより回動して前記可動接触
子を開極駆動する強制開極部を有するクレドルとを備え
たものである。
に接離する可動接点を有し、第1の固定軸に軸支された
可動接触子と、 第2の固定軸に軸支され、前記第1の固定軸が回動範囲
の中間位置となる作動部を有するハンドルと、 前記可動接触子の前記第1の固定軸と前記可動接点との
中間部と、前記ハンドルの前記作動部との間に介在され
て、前記作動部と前記中間部とを結ぶ作用線が前記ハン
ドルの操作によって前記第■の固定軸を横切ることによ
り、前記可動接触子を反転動作させる開閉ばねと、 異常電流検出手段に応動する引外しリンクと、第3の固
定軸に軸支され遮断ばねにより回動付勢されて前記引外
しリンクに係止する係止部を有するとともに、前記係止
部が前記引外しリンクに係止した状態で閉状態の前記可
動接触子に対向し、前記係止部が前記引外しリンクから
外れた状態で前記遮断ばねにより回動して前記可動接触
子を開極駆動する強制開極部を有するクレドルとを備え
たものである。
この発明の構成によれば、ハンドルを操作すると、開閉
ばねが取付けられるハンドルの作動部と可動接触子の中
間部とを結ぶ作用線が可動接触子の第1の固定軸を横切
るとき、開閉ばねが反転し可動接触子が開または閉に動
作する。また異常電流時には引外しリンクが動作してク
レドルの係止部が引外しリンクから外れ、遮断ばねのば
ね力によりクレドルが第3の固定軸のまわりを回動し、
その強制開極部で可動接触子を開極し遮断する。
ばねが取付けられるハンドルの作動部と可動接触子の中
間部とを結ぶ作用線が可動接触子の第1の固定軸を横切
るとき、開閉ばねが反転し可動接触子が開または閉に動
作する。また異常電流時には引外しリンクが動作してク
レドルの係止部が引外しリンクから外れ、遮断ばねのば
ね力によりクレドルが第3の固定軸のまわりを回動し、
その強制開極部で可動接触子を開極し遮断する。
この場合、開閉ばねは反転作用をするばねであればよく
、圧縮ばね等の自由度の高いばね部材を用いることがで
きるので、構造および組立を簡単にできるとともに、引
っ張りばねと比較して自動組立が容易になるのでコスト
ダウンにすることができる。またクレドルの第3の固定
軸から遮断ばねのばね受は部までの作用長よりも、第3
の固定軸から係止部までの作用長を大きくすることが可
能となり、係止部にかかる力を小さくできるので、安定
した引外し特性が得られる。
、圧縮ばね等の自由度の高いばね部材を用いることがで
きるので、構造および組立を簡単にできるとともに、引
っ張りばねと比較して自動組立が容易になるのでコスト
ダウンにすることができる。またクレドルの第3の固定
軸から遮断ばねのばね受は部までの作用長よりも、第3
の固定軸から係止部までの作用長を大きくすることが可
能となり、係止部にかかる力を小さくできるので、安定
した引外し特性が得られる。
この発明の一実施例を第1図ないし第5図に基づいて説
明する。すなわち、この回路しゃ断器は、固定接点1と
、可動接触子2と、ハンドル3と、開閉ばね4と、クレ
ドル5と、引外しリンク19とを有する。
明する。すなわち、この回路しゃ断器は、固定接点1と
、可動接触子2と、ハンドル3と、開閉ばね4と、クレ
ドル5と、引外しリンク19とを有する。
固定接点lは、ケース6に固定されている。ケース6は
側面に開口を有する器台7と、その開口を閉塞するカバ
ー(図示せず)からなる、8は他極のケースの連結用穴
である。器台7の一端部に負荷端子9および電源端子1
0が設けられる。固定接点1は、電源端子10の内端側
に一体に形成されて器台7に装着されている固定接触子
26の端部に固着されている。
側面に開口を有する器台7と、その開口を閉塞するカバ
ー(図示せず)からなる、8は他極のケースの連結用穴
である。器台7の一端部に負荷端子9および電源端子1
0が設けられる。固定接点1は、電源端子10の内端側
に一体に形成されて器台7に装着されている固定接触子
26の端部に固着されている。
可動接触子2は、固定接点1に接離する可動接点11を
有し、第1の固定軸12に軸支されている。この可動接
触子2は一端部に可動接点11を設は他端部に第1の固
定軸12を設けている。27は可動接触子2の開極位置
のストッパである。
有し、第1の固定軸12に軸支されている。この可動接
触子2は一端部に可動接点11を設は他端部に第1の固
定軸12を設けている。27は可動接触子2の開極位置
のストッパである。
ハンドル3は、第2の固定軸14に軸支され、第1の固
定軸12が回動範囲の中間位1となる作動部13を有す
る。このハンドル3は一部が器台7のハンドル穴28か
ら外部に突出し、第2の固定軸14は器台7に固定され
ている。15はリセット兼ストッパ、16ばばね受は部
である。
定軸12が回動範囲の中間位1となる作動部13を有す
る。このハンドル3は一部が器台7のハンドル穴28か
ら外部に突出し、第2の固定軸14は器台7に固定され
ている。15はリセット兼ストッパ、16ばばね受は部
である。
開閉ばね4は、可動接触子2の第1の固定軸12と可動
接点11との中間部と、ハンドル3の作動部13との間
に介在され、作動部13と前記中間部とを結ぶ作用線2
9がハンドル3の操作によって第1の固定軸12を横切
ることにより可動接触子2を反転動作させる。この開閉
ばね4は圧縮性のコイルばねを実施例とし、一端を作動
部13のばね受は部16に係止し、他端を可動接触子2
の中間部のばね受は部17に係止している。
接点11との中間部と、ハンドル3の作動部13との間
に介在され、作動部13と前記中間部とを結ぶ作用線2
9がハンドル3の操作によって第1の固定軸12を横切
ることにより可動接触子2を反転動作させる。この開閉
ばね4は圧縮性のコイルばねを実施例とし、一端を作動
部13のばね受は部16に係止し、他端を可動接触子2
の中間部のばね受は部17に係止している。
引外しリンク19は異常電流検出手段30に応動する。
この引外しリンク19は一端部が第4の固定軸31に軸
支されて中間部に係止部20が係止する孔を実施例とす
る係止受部32を有する可動鉄片33と、第4の固定軸
31よりも一端側に設けられた復帰ばね34とからなる
。可動鉄片33は他端部が折り返されて応動部35を形
成している。異常電流検出手段30は一端部が負荷端子
9に固定されたバイメタル36と、このバイメタル36
の中間部を囲むようにコ字形をなす固定鉄片37とから
なり、バイメタル36の他端部に応動部35が係合して
いる。そして、バイメタル36の他端部と可動接触子2
との間にWAMi線等の可撓リード線38が接続されて
いる。
支されて中間部に係止部20が係止する孔を実施例とす
る係止受部32を有する可動鉄片33と、第4の固定軸
31よりも一端側に設けられた復帰ばね34とからなる
。可動鉄片33は他端部が折り返されて応動部35を形
成している。異常電流検出手段30は一端部が負荷端子
9に固定されたバイメタル36と、このバイメタル36
の中間部を囲むようにコ字形をなす固定鉄片37とから
なり、バイメタル36の他端部に応動部35が係合して
いる。そして、バイメタル36の他端部と可動接触子2
との間にWAMi線等の可撓リード線38が接続されて
いる。
クレドル5は、第3の固定軸12′に軸支され遮断ばね
18により回動付勢されて引外しリンク19に係止する
係止部20を有するとともに、係止部20が引外しリン
ク19に係止した状態で閉状態の可動接触子2に対向し
、係止部20が引外しリンク19から外れた状態で遮断
ばねI8により回動して可動接触子2を開極駆動する強
制開極部21を有する。
18により回動付勢されて引外しリンク19に係止する
係止部20を有するとともに、係止部20が引外しリン
ク19に係止した状態で閉状態の可動接触子2に対向し
、係止部20が引外しリンク19から外れた状態で遮断
ばねI8により回動して可動接触子2を開極駆動する強
制開極部21を有する。
このクレドル5は、第5図に示すうよに、長片22と短
片23と連結片24からなる略J字形をなしており、第
3の固定軸12′は長片22の連結片24側に設けられ
る。この第3の固定軸12′は第1の固定軸12と共用
している。また長片22の先端部が係止部20となり、
短片23の先端部が強制開極部21となり、かつ連結片
24の中央部に遮断ばね18のばね受は部25を突設し
ている。この場合、第5図に示すように、第3の固定軸
12′からばね受は部25までの作用長!1と、第3の
固定軸12’から係止部20までの作用長12の比(j
、#’2)<1として係止部20にかかる力P2をばね
受は部25にかかる力P1に対してp2=p、<1./
12)と小さくし、また開離力P3=P1 (j’l
/j3)として、(1!1/N3)をできるだけ大きく
している。
片23と連結片24からなる略J字形をなしており、第
3の固定軸12′は長片22の連結片24側に設けられ
る。この第3の固定軸12′は第1の固定軸12と共用
している。また長片22の先端部が係止部20となり、
短片23の先端部が強制開極部21となり、かつ連結片
24の中央部に遮断ばね18のばね受は部25を突設し
ている。この場合、第5図に示すように、第3の固定軸
12′からばね受は部25までの作用長!1と、第3の
固定軸12’から係止部20までの作用長12の比(j
、#’2)<1として係止部20にかかる力P2をばね
受は部25にかかる力P1に対してp2=p、<1./
12)と小さくし、また開離力P3=P1 (j’l
/j3)として、(1!1/N3)をできるだけ大きく
している。
遮断ばね18は圧縮性のコイルばねを実施例とし、一端
部かばね受は部25に支持され、他端部は器台7に支持
されている。
部かばね受は部25に支持され、他端部は器台7に支持
されている。
この回路しゃ断器の動作について説明する。可動接触子
2の開閉動作は、ハンドル3を第1図または第2図の状
態に操作する。すなわち、第1図は可動接触子2のオン
状態であり、第2図は可動接触子2のオフ状態である。
2の開閉動作は、ハンドル3を第1図または第2図の状
態に操作する。すなわち、第1図は可動接触子2のオン
状態であり、第2図は可動接触子2のオフ状態である。
第1図の状態でハンドル3を第2図の状態へ回動すると
、作動部13の移動により開閉ばね4の一端の位置が変
わるため、作用線29が可動接触子2の回動中心となる
第1の固定軸12を横切ることにより可動接触子2はそ
れまでと逆の方向に回動する力を加えられ反転すること
となり、可動接点11が固定接点1から開離する。同時
にハンドル3も開閉ばね4の作用でその位置に保持され
る。これがオフ動作である。一方オン動作はハンドル3
を第2図の状態から第1図の状態へ操作すると可動接触
子2が前記と逆の動作を行い、可動接点11が固定接点
Iに接触し、ハンドル3も第1図の状態に保持される。
、作動部13の移動により開閉ばね4の一端の位置が変
わるため、作用線29が可動接触子2の回動中心となる
第1の固定軸12を横切ることにより可動接触子2はそ
れまでと逆の方向に回動する力を加えられ反転すること
となり、可動接点11が固定接点1から開離する。同時
にハンドル3も開閉ばね4の作用でその位置に保持され
る。これがオフ動作である。一方オン動作はハンドル3
を第2図の状態から第1図の状態へ操作すると可動接触
子2が前記と逆の動作を行い、可動接点11が固定接点
Iに接触し、ハンドル3も第1図の状態に保持される。
過電流動作は、可動接触子20オン状態で、負荷端子9
と電源端子IOとの間を過電流が流れると、バイメタル
36が自己のジュール熱により加熱されて第3図の想像
線の状態に湾曲し、バイメタル36の端部で可動鉄片3
3の応動部35が押され、可動鉄片33が反時計回りに
回動し、クレドル5の係止部20が可動鉄片33の係止
受部32から外れる。これにより、クレドル5は遮断ば
ね18により第3の固定軸12′を反時計まわりに回動
し、第3図のように強制開極部21が可動接触子2に衝
突する。このとき可動接触子2は開閉ばね4により接触
圧力を与えられているが、遮断ばね18により可動接触
子2を反時計まわりに回動させる力が大きいため、可動
接点11と固定接点1を開離させる。さらに遮断ばね1
8のばね力により可動接触子2の反時計まわりの回動が
っづき、第4図に示すように可動接触子2がストッパ2
7に当たると停止する。
と電源端子IOとの間を過電流が流れると、バイメタル
36が自己のジュール熱により加熱されて第3図の想像
線の状態に湾曲し、バイメタル36の端部で可動鉄片3
3の応動部35が押され、可動鉄片33が反時計回りに
回動し、クレドル5の係止部20が可動鉄片33の係止
受部32から外れる。これにより、クレドル5は遮断ば
ね18により第3の固定軸12′を反時計まわりに回動
し、第3図のように強制開極部21が可動接触子2に衝
突する。このとき可動接触子2は開閉ばね4により接触
圧力を与えられているが、遮断ばね18により可動接触
子2を反時計まわりに回動させる力が大きいため、可動
接点11と固定接点1を開離させる。さらに遮断ばね1
8のばね力により可動接触子2の反時計まわりの回動が
っづき、第4図に示すように可動接触子2がストッパ2
7に当たると停止する。
短絡電流動作は、電路に短絡電流が流れた場合、バイメ
タル36に流れる電流により、バイメタル36の周囲に
位置する固定鉄片37と可動鉄片33とで形成される磁
路に磁束が生じ、可動鉄片33が固定鉄片37に復帰ば
ね34のばね力に抗して第3図の実線の状態に瞬時に吸
引して、バイメタル36の湾曲を待たずに可動鉄片33
を反時計まわりに回動し、クレドル5の係止部20の係
止を外す。係止部20の係止が外れた後は過電流動作と
同様である。
タル36に流れる電流により、バイメタル36の周囲に
位置する固定鉄片37と可動鉄片33とで形成される磁
路に磁束が生じ、可動鉄片33が固定鉄片37に復帰ば
ね34のばね力に抗して第3図の実線の状態に瞬時に吸
引して、バイメタル36の湾曲を待たずに可動鉄片33
を反時計まわりに回動し、クレドル5の係止部20の係
止を外す。係止部20の係止が外れた後は過電流動作と
同様である。
なお、第4図の状態からのリセフトは、ハンドル3を第
2図の状態へ回動する。すなわち、リセット兼ストッパ
15がクレドル5の長片22を押し下げて係止部20が
係止受部32に係止する。
2図の状態へ回動する。すなわち、リセット兼ストッパ
15がクレドル5の長片22を押し下げて係止部20が
係止受部32に係止する。
この実施例によれば、開閉ばね4は反転作用をするばね
であればよく、圧縮ばね等の自由度の高いばね部材を用
いることができるので、構造および組立を簡単にできる
とともに、引っ張りばねと比較して自動組立が容易にな
るのでコストダウンにすることができる。
であればよく、圧縮ばね等の自由度の高いばね部材を用
いることができるので、構造および組立を簡単にできる
とともに、引っ張りばねと比較して自動組立が容易にな
るのでコストダウンにすることができる。
またクレドル5の第3の固定軸12′から遮断ばね1B
のばね受は部25までの作用長よりも、第3の固定軸1
2’から係止部20までの作用長を大きくすることが可
能となり、係止部20にかかる力を小さくできるので、
安定した引外し特性が得られる。すなわち、過電流や短
絡電流等の異常電流が流れた場合は、遮断ばね18のば
ね力により可動接触子2を時計まわりに回動させ、可動
接点11を固定接点lに接触させる開閉ばね4の力に抗
して開極を行うため、遮断ばね18のばね力は大きい程
開極速度は早くなり遮断性能が向上する。しかし、遮断
ばね18のばね力は可動接点11の開閉時に常時可動鉄
片33により係止されている。そこで、クレドル5の第
3の固定軸!2′に対して作用長1.<I!、とするこ
とにより係止部20にかかる力P2を低減し、それによ
り安定したりt外し特性が得られるのである。
のばね受は部25までの作用長よりも、第3の固定軸1
2’から係止部20までの作用長を大きくすることが可
能となり、係止部20にかかる力を小さくできるので、
安定した引外し特性が得られる。すなわち、過電流や短
絡電流等の異常電流が流れた場合は、遮断ばね18のば
ね力により可動接触子2を時計まわりに回動させ、可動
接点11を固定接点lに接触させる開閉ばね4の力に抗
して開極を行うため、遮断ばね18のばね力は大きい程
開極速度は早くなり遮断性能が向上する。しかし、遮断
ばね18のばね力は可動接点11の開閉時に常時可動鉄
片33により係止されている。そこで、クレドル5の第
3の固定軸!2′に対して作用長1.<I!、とするこ
とにより係止部20にかかる力P2を低減し、それによ
り安定したりt外し特性が得られるのである。
またこのとき作用長11に対してクレドル5により可動
接触子2の強制開極部21までの作用長13を短くまた
はほぼ同じにすることにより遮断ばねI8のばね力を開
離力として有効に働かせることができる。
接触子2の強制開極部21までの作用長13を短くまた
はほぼ同じにすることにより遮断ばねI8のばね力を開
離力として有効に働かせることができる。
なお、前記実施例は開閉ばね4および遮断ばね18を圧
縮性のコイルばねとしたが、いずれか−方または両方を
板ばねやうす巻きばねで構成してもよい。
縮性のコイルばねとしたが、いずれか−方または両方を
板ばねやうす巻きばねで構成してもよい。
この発明の回路しゃ断器によれば、開閉ばねは反転作用
をするばねであればよく、圧縮ばね等の自由度の高いば
ね部材を用いることができるので、構造および組立を簡
単にできるとともに、引っ張りばねと比較して自動組立
が容易になるのでコストダウンにすることができる。ま
たクレドルの第3の固定軸から遮断ばねのばね受は部ま
での作用長よりも、第3の固定軸から係止部までの作用
長を大きくすることが可能となり、係止部にががる力を
小さくできるので、安定した引外し特性が得られるとい
う効果がある。
をするばねであればよく、圧縮ばね等の自由度の高いば
ね部材を用いることができるので、構造および組立を簡
単にできるとともに、引っ張りばねと比較して自動組立
が容易になるのでコストダウンにすることができる。ま
たクレドルの第3の固定軸から遮断ばねのばね受は部ま
での作用長よりも、第3の固定軸から係止部までの作用
長を大きくすることが可能となり、係止部にががる力を
小さくできるので、安定した引外し特性が得られるとい
う効果がある。
第1図はこの発明の一実施例のオン状態の断面図、第2
図はオフ状態の断面図、第3図はトリップ直後の断面図
、第4図はトリップ状態の断面図、第5図はクレドルの
詳細を示す分解斜視図、第6図は従来例の断面図である
。 1・・・固定接点、2・・・可動接触子、3・・・ハン
ドル、4・・・開閉ばね、5・・・クレドル、11・・
・可動接点、12・・・第1の固定軸、12′・・・第
3の固定軸、13・・・作動部、14・・・第2の固定
軸、18・・・遮断ばね、19・・・引外しリンク、2
0・・・係止部、21・・・強制開掻部、29・・・作
用線、30・・・異常電流検出手段り 一への−の−へへの寸ω■ロー00 フ 169− 手続補正書 (自形 l。 1呵牛の4しR 平成 2年 特 許 願 第036875号 2゜ 発明の名称 回路しゃ断器 3゜ 補正をする者 事件との関係
図はオフ状態の断面図、第3図はトリップ直後の断面図
、第4図はトリップ状態の断面図、第5図はクレドルの
詳細を示す分解斜視図、第6図は従来例の断面図である
。 1・・・固定接点、2・・・可動接触子、3・・・ハン
ドル、4・・・開閉ばね、5・・・クレドル、11・・
・可動接点、12・・・第1の固定軸、12′・・・第
3の固定軸、13・・・作動部、14・・・第2の固定
軸、18・・・遮断ばね、19・・・引外しリンク、2
0・・・係止部、21・・・強制開掻部、29・・・作
用線、30・・・異常電流検出手段り 一への−の−へへの寸ω■ロー00 フ 169− 手続補正書 (自形 l。 1呵牛の4しR 平成 2年 特 許 願 第036875号 2゜ 発明の名称 回路しゃ断器 3゜ 補正をする者 事件との関係
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固定接点と、 この固定接点に接離する可動接点を有し、第1の固定軸
に軸支された可動接触子と、 第2の固定軸に軸支され、前記第1の固定軸が回動範囲
の中間位置となる作動部を有するハンドルと、 前記可動接触子の前記第1の固定軸と前記可動接点との
中間部と、前記ハンドルの前記作動部との間に介在され
て、前記作動部と前記中間部とを結ぶ作用線が前記ハン
ドルの操作によって前記第1の固定軸を横切ることによ
り、前記可動接触子を反転動作させる開閉ばねと、 異常電流検出手段に応動する引外しリンクと、第3の固
定軸に軸支され遮断ばねにより回動付勢されて前記引外
しリンクに係止する係止部を有するとともに、前記係止
部が前記引外しリンクに係止した状態で閉状態の前記可
動接触子に対向し、前記係止部が前記引外しリンクから
外れた状態で前記遮断ばねにより回動して前記可動接触
子を開極駆動する強制開極部を有するクレドルとを備え
た回路しゃ断器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3687590A JPH03238727A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 回路しゃ断器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3687590A JPH03238727A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 回路しゃ断器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03238727A true JPH03238727A (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=12481957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3687590A Pending JPH03238727A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 回路しゃ断器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03238727A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014241212A (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 回路遮断器 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP3687590A patent/JPH03238727A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014241212A (ja) * | 2013-06-11 | 2014-12-25 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 回路遮断器 |
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