JPH0323836Y2 - - Google Patents

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JPH0323836Y2
JPH0323836Y2 JP1980131896U JP13189680U JPH0323836Y2 JP H0323836 Y2 JPH0323836 Y2 JP H0323836Y2 JP 1980131896 U JP1980131896 U JP 1980131896U JP 13189680 U JP13189680 U JP 13189680U JP H0323836 Y2 JPH0323836 Y2 JP H0323836Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自励交流発電機、特に電圧調整機能
を有する自励交流発電機にホール素子を用いた制
御による限流機能を付加するようにした例えば、
小型のエンジンに駆動される可搬式の自励交流発
電機に関するものである。
一般に、電圧調整機能を有する自励交流発電機
にあつては、発電機の出力電圧を検出して電圧基
準素子と比較し、出力電圧が大の場合には界磁電
流をオフして出力電圧を降下させ、一方、出力電
圧が小の場合には界磁電流をオンして出力電圧を
上昇させるよう動作させている。
この種の自励交流発電機の従来例を第1図によ
つて説明する。図中、1は発電機、2は自動電圧
調整器、3は負荷、4は主発電巻線を表わす。5
は界磁巻線励磁用の補助巻線であつて主発電巻線
4と90゜の位相差を有し夫々固定子に巻回される。
6は界磁巻線であつて回転子に巻回される(又は
回転子)。7,8は全波整流器を表わす。9,1
0,11はトランジスタであり、とりわけトラン
ジスタ10は界磁電流制御用として作動し、更に
トランジスタ9,10はダーリントン接続をな
す。12ないし18は抵抗、19ないし22はコ
ンデンサ、23はツエナ・ダイオード、24はダ
イオード、25はスイツチ、26はフユーズを
夫々表わしている。そして発電機1によつて発電
された出力電圧は自動電圧調整器2によつて制御
され規定範囲内の電圧が発生するよう調整制御さ
れている。
ここで回転子6が別設されたエンジンなどの原
動機(図示しない)によつて駆動されると、回転
子6の残留磁気によつて固定子に巻回された主発
電巻線4及び補助巻線5に電圧が発生する。そし
て補助巻線5に発生した電圧は全波整流器7によ
つて整流され、平滑コンデンサ19にて平滑され
た後に、抵抗12,15を介してトランジスタ9
のベースに供給されトランジスタ9をオンする。
これに続いて界磁電流制御用トランジスタ10が
オンし、全波整流器7からの界磁電流は界磁巻線
6、界磁電流制御用トランジスタ10、全波整流
器7に至る閉回路に流れることとなる。この状態
は電圧確立前であるが、主発電巻線4からの電圧
はフユーズ26及びスイツチ25を経由して負荷
3に印加される。一方、主発電巻線4のタツプA
からは全波整流器8、平滑コンデンサ22を介し
て電圧検出素子を構成する分圧抵抗17,18に
電圧が印加される。この状態は依然として電圧確
立前であるため前記分圧抵抗17,18によるB
点の分圧電圧は電圧基準素子であるツエナ・ダイ
オード23のツエナ電圧以下であつて、ツエナ・
ダイオード23はオフ状態である。よつて、トラ
ンジスタ11はオフ状態を継続し、界磁電流制御
用トランジスタ10はオン状態を維持して電圧上
昇が行なわれる。時間の経過につれて主発電巻線
電圧が規定値以上に上昇すると、主発電巻線4の
タツプA電圧が上昇し、それにつれて分圧点B電
圧が上昇する。そして分圧点B電圧が規定値(ツ
エナ電圧)以上に達すると、ツエナ・ダイオード
23がオン状態となりトランジスタ11にベース
電流を供給してオン状態にする。したがつてトラ
ンジスタ9のベース電流が側路されるため界磁電
流制御用トランジスタ10がオフ状態になり界磁
電流を遮断して出力電圧を降下させる。電圧降下
に応じて分圧点B電圧も降下し規定値以下にまで
達するとツエナ・ダイオード23がオフ状態とな
る。そこでトランジスタ11がオフ状態になり、
次いで順次トランジスタ9がオン、界磁電流制御
用トランジスタ10もオンに転じ、再び界磁巻線
6に界磁電流を流して電圧上昇を開始する。以上
の動作の反覆継続によつて主発電巻線4には規定
範囲内の電圧が誘起され負荷3へ印加される。
しかしこの種の定電圧機能を有する自励交流発
電機は、出力電圧の大小のみを検出して調整動作
を行なう如き回路構成としているために、例えば
発電機が過負荷になつて出力電圧が降下したよう
な場合にも過負荷による負荷電流に関係なく出力
電圧を一定にするよう動作してしまい、その結果
益々発電機の過負荷状態が進行してしまう。そこ
で、その過負荷電流によりフユーズ26が溶断す
ることになるが、もし、このフユーズ26が設け
てない場合は主発電巻線4が焼損する重大な欠点
となる。
本考案は上記欠点を解決することを目的として
なされたものであり、発電機の出力電圧を監視す
る定電圧機能に更にホール素子を用いた制御によ
る負荷電流に対する限流機能を付加して電圧監視
と負荷電流監視とを共に行なえるようにした自励
交流発電機を提供しようとするものである。以下
図面を参照しつつ実施例を説明する。
第2図は本考案になる自励交流発電機の一実施
例回路図であり、第3図は他の実施例回路図であ
る。第2図において符号1ないし25は第1図に
対応する。図中、27は負荷電流検出回路であつ
て、28はサーチコイル、29はホール素子、3
0,31はトランジスタ、32,33は抵抗、3
4はコンデンサを夫々表わしている。そして負荷
電流検出回路27内にあるトランジスタ31はツ
エナ・ダイオード23に対して並列接続されてお
り、負荷電流の検出によつて前記ツエナ・ダイオ
ード23を短絡動作させる。なお第2図図示実施
例回路の電圧監視動作は先に説明した第1図図示
従来例と全く同一であるため省略し電流監視の場
合を説明する。
即ち、従来の回路構成を有するものは負荷電流
が増大すると、主発電巻線4の電圧が降下して分
圧点Bの分圧電圧が降下する。したがつてツエ
ナ・ダイオード23がオフ状態に転じてトランジ
スタ11をオフ状態に移行し、次いでトランジス
タ9をオン状態にすると共に、最終的には界磁電
流制御用トラジスタ10がオン状態となつて界磁
巻線6に界磁電流を流し、主発電巻線4の出力電
圧を上昇するよう動作させていた。しかるに本実
施例の場合は負荷電流が増大した場合、負荷回路
に挿入されたサーチコイル28の磁束が増大され
る。これが結果としてホール素子29をオン状態
とする。したがつてホール素子29のオン状態は
トランジスタ30をオフ状態に転じ、次いでトラ
ンジスタ31をオン状態に移行し、ツエナ・ダイ
オード23を短絡する。このことは過負荷を原因
として発電機の出力電圧が降下した場合には、電
圧監視の場合と反対にツエナ・ダイオード23に
印加される分圧点B電圧をみかけ上高くしたこと
と等価であるように働らくことを意味する。
即ち、本来、出力電圧が降下した場合にはツエ
ナ・ダイオード23をオフ状態にし界磁電流制御
用トランジスタ10をオン状態に移行し界磁電流
を流して電圧上昇に転ずるよう動作させるべきと
ころ、図示構成の場合、ツエナ・ダイオード23
を短絡して実質的にオン状態とし界磁電流制御用
トランジスタ10を強制的にオフ状態とせしめ出
力電圧を降下させて結果として限流動作を行なわ
せている。そしてこの状態で出力電圧が降下して
負荷電流が減少すると、ホール素子29がオフ状
態に移行する。そこでトランジスタ30がオン状
態に転じ、次いでトランジスタ31がオフ状態と
なつてツエナ・ダイオードの短絡を解く。しかし
このとき出力電圧が降下している場合には上記同
様ツエナ・ダイオード23がオフ状態を維持して
界磁電流制御用トランジスタ10をオン状態にし
て出力電圧を上昇するように動作する。
第3図は本考案の他の実施例であつて図中の符
号1ないし25,27ないし30及び32,34
は第2図と対応する。そして第2図図示実施例回
路図と異なる点は、分圧抵抗17,18からなる
電圧検出素子に直列にトランジスタ30を接続
し、前記第2図図示実施例と同様に過負荷時に分
圧点Bのみかけ上の電圧を上昇させて負荷電流の
増大を防止しようとするものである。
ここで電圧監視の場合における動作は第1図図
示従来例と全く同一であるため省略する。
過負荷状態にない常時には、サーチコイル28
の磁束が小でホール素子29はオフ状態にあつて
トランジスタ30がオン状態を維持し第1図図示
従来例と同様な電圧監視が行なわれている。ここ
で負荷電流が増大し発電機の出力電圧が降下する
と負荷電流によるサーチコイル28の磁束が大と
なつてホール素子29をオン状態にし、トランジ
スタ30をオフ状態に移行する。したがつて分圧
点Bの電圧がみかけ上増大してツエナ・ダイオー
ド23をオン状態にし界磁電流制御用トランジス
タ10をオフ状態にし、出力電圧が降下するよう
作動させる。しかしながら本実施例の場合はあく
まで図示B点の電圧がツエナ・ダイオード23の
ツエナ電圧以上の電圧値を有する範囲においての
み当該限流制御が行なわれることとなる。しか
し、図示B点の電圧がツエナ電圧以下に低下して
いる状態は言うまでもなく発電機の出力電圧が十
分低下せしめられている状態であり、過負荷状態
を抑止するに十分である。
上記ホール素子はサーチコイルに流れる電流に
比例するホール電圧を発生するものであり、トラ
ンジスタ30を確実に制御できる利点をもち、か
つきわめて小型に構成されるので、本願考案に用
いられる如きいわばIC化された電圧調整器に附
加するのにきわめて好都合である。また負荷回路
に直列に検出用抵抗を挿入する場合にくらべて電
圧降下分もきわめて小さく好ましい形となる。
以上説明した如く、本考案によれば、出力電圧
の大小のみを検出して電圧調整するような自励交
流発電機の電圧調整機能に負荷電流によるホール
素子を用いた制御による限流機能を付加する如き
回路構成としているため、本来有する電圧調整は
勿論のこと負荷電流の増大による損傷をもあわせ
て防止し得る自励交流発電機が提供できる。また
電流検出による過電流制御が確実となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は電圧調整機能を有する自励交流発電機
の従来例回路図、第2図は本考案になる自励交流
発電機の一実施例回路図、第3図は他の実施例回
路図を示す。 図中、1は発電機、2は自動電圧調整器、3は
負荷、4は主発電巻線、5は補助巻線、6は界磁
巻線、9,10,11はトランジスタ、23はツ
エナ・ダイオード、28はサーチコイル、29は
ホール素子、30,31はトランジスタを夫々表
わしている。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 固定子に巻回された一般負荷用の主発電巻線4
    及び界磁巻線励磁用の補助巻線5と、回転子に巻
    回された界磁巻線6と、電圧比較回路とからな
    り、前記電圧比較回路中における電圧検出素子1
    7,18に発生された電圧を電圧基準素子23と
    比較して界磁電流をオン・オフするトランジスタ
    9,10を制御することにより前記主発電巻線4
    の出力電圧を制御するようにした自励交流発電機
    において、 上記電圧比較回路は、 電圧基準素子23に対して並列接続されたトラ
    ンジスタ31と、該トランジスタ31を制御する
    ホール素子29と前記ホール素子29の動作を制
    御するサーチコイル28とを夫々そなえると共
    に、サーチコイル28を負荷電流によつて付勢さ
    せるよう 構成され、 上記電圧基準素子23間に生じる電圧基準点を
    制御するようにして、上記トランジスタ9,10
    によつて上記界磁電流をオン・オフする基準点を
    変更させるようにしたことを特徴とする自励交流
    発電機。
JP1980131896U 1980-09-17 1980-09-17 Expired JPH0323836Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117050A (en) * 1979-02-28 1980-09-09 Sawafuji Electric Co Ltd Revolution speed controlling device for engine generator

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55117050A (en) * 1979-02-28 1980-09-09 Sawafuji Electric Co Ltd Revolution speed controlling device for engine generator

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JPS5755298U (ja) 1982-03-31

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