JPH03238364A - 選択レベルメータ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は選択レベルメータに関し、特にディジタル信号
処理による選択レベルメータに関する。

〔従来の技術〕

第２図は従来の選択レベルメータの一例を示すブロック
囮である。

入力されたアナログ入力信号２１は通過域が可変なバン
ドパスフィルタ２２で必要な帯域の信号成分を抜き出す
。このバンドパスフィルタ２２の出力を検波器２３で検
波し、その出力をレベルメータ２４で測定することによ
り入力信号の中から特定の周波数成分のレベルを測定し
ている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の選択レベルメータは、その信号成分を選
択するのに通過帯域が可変なバンドパスフィルタを用い
ているため、測定しようとする帯域によりその選択特性
が異なるという欠点がある。

また、選択特性を鋭くするためには、可変形バンドパス
フィルタの規模を大きくする必要があるので、回路規模
が大きくなるという欠点がある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の選択レベルメータは、入力信号と可変正弦波発
振器の出力との積をとる第１の乗算器と、この第１の乗
算器の出力を累積加算する第１の累積加算器と、この第
１の累積加算器の出力を自乗する第１の自乗器と、前記
入力信号と可変余弦波発振器の出力との積をとる第２の
乗算器と、この第２の乗算器の出力を累積加算する第２
の累積加算器と、この第２の累積加算器の出力を自乗す
る第２の自乗器と、前記第１の自乗器の出力と前記第２
の自乗器の出力の和をとる加算器とを備え、この加算器
の出力を選択レベル出力とすることを％徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について第１図を参照して説明する。

第１図は本発明の選択レベルメータの一実施例を示すブ
ロック図である。

第１図において、アナログ入力信号１はアナログディジ
タル変換器（以下Ａ／Ｄ）２によりディジタル信号３に
変換されてディジタル乗算器４゜６に入力される。ディ
ジタル乗算器４はディジタル信号３と可変ディジタル正
弦波発振器（以下５ＩＮ）６の出力との積８をとり、こ
の横８を累積加算器（以下Σ）１０に入力す丸Σ１０の
出力１２を自乗器１４に入力して自乗する。一方、ディ
ジタル乗算器５はディジタル信号３と可変ディジタル余
弦波発振器（以下ＣＯ８）７の出力との積９をとってΣ
１１に入力する。Σ１１の出力１３を自乗器１５に入力
して自乗する。次に自乗器１４の出力１６と自乗器１５
の出力１７をディジタル加算器１８によって加算し、そ
の和１９を選択レベルメータの出力とする。

今、アナログ入力信号を ｘ（ｔ）””Ａ　ｃｏｓ　（ωを十θ）　＋　Ｂｃｏｓ
　（ω′を十θ’）　・ｔｌ）で表し、この角周波数ω
の成分を測距することと考える。５ＩＮ６．Ｃ０８７の
出力をそｎぞｎａ（ｔ）　、　ｂ（ｔ）とすると、 ａ（ｔ）　＝　ｓｉｎ　（ωｔ　）　　　　　　　　　
−−−（２１ｂ（ｔ）　＝　ｃｏｓ　（ω１）　　　　
　　　　　＝−１°“−（３１（１）　、　（２１式よ
り ａ（ｔ）　ｘ（ｔ）　＝　ｓ　ｉｎ（ωｔ　）　（Ａｃ
ｏｓ（ωｔ−＋Ｊ　）Ｉ−Ｂ　（Ｈ（（ａｌ　ｔ　十＃
’）　）＝ｓｉｎ（ωｔ）（Ａｃｏｓ（ωｔ）ｃｏｓ＃
−Ａｓｉｎ（ωｔ）ｓｉｎθ＋Ｂｃｏｓ（ω’ｔ）ｃｏ
ｓθ’−Ｂｓｉｎ（ω’ｔ）ｓｉｎ＃’）＝Ａｓｉｎ（
ωｔ　）　ｃｏｓ　（ωｔ　）　ｃｏｓ＃　−Ａｓｉｎ
”　（ωｔ）ｓｉｎ＃−１−Ｂｓｉｎ（ωｔ）ｃｏｓ（
ω’ｔ）ｃｐｓθ’−Ｂｓｉｎ（ωｔ）６ｉｎ（ω’ｔ
）　５ｉｎθ′ ここでｆＩｇＩａ加算を行うことにより周期関数の項は
０となるから Σａ（ｔ）　ｘ（ｔ）　”　−”　Ａｓ１ｎθ　　　　
　・・・・・・・・・（５）となる。これを自乗して 同様に （Σｂ（ｔ）　ｘ（ｔ）　）”　＝　ＬＡ”　ｃｏｓ２
θ　　　　　　・・・・・・・・（力従って、１６）式
と（力式の和 （Σａ（ｔ）　ｘ（ｔ）　）”十（Σｂ（ｔ）ｘ（ｔ）
）”＝−！−Ａ２・・・−−−−・−ｔＢ）となり、角
周波数ωの成分の振幅値が得られる。

ここで選択性は（４）式の周期関数の成分を小さくする
ことにあるため、累積加算（−長い期間行うことにより
高い選択性が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、入力信号に正弦波と余弦
反を乗じ、それぞれの積を累積加算した後に自乗して加
えることにより、入力信号のレベルが得られる。このと
さ、正弦波と余弦波の周波叙は任意である１、また選択
性は累積加算の期間を長くすることにより高めることが
できる効果がめる。

【図面の簡単な説明】 第１図は不発明の選択レベルメータの一実施例を示すブ
ロック図、第２図は従来の選択レベルメータの一例を示
すブロック図である。 １．２１・・・・−・アナログ入力信号、２・・・・・
・アナログディジタル変換器（Ａ／Ｄ）、３・・・・・
・ディジタル信号、４．５・・・・・・ディジタル乗算
器、６・・・・・・可変ディジタル正弦波発振器（ＳＩ
Ｎ）、７・・・・・・可変ディジタル余弦波発振器（Ｃ
Ｏ８）、８．９・・・積、１０．１１・・・・・・累積
力ｎ算器（Σ）、１２゜１３・・・・・・Σ１０．１１
の出力、１４．１５・・・・・・自スフィルタ、２３・
・・・・・検波器、２４・・・・・・レベルメータ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力信号と可変正弦波発振器の出力との積をとる第１の
   乗算器と、この第１の乗算器の出力を累積加算する第１
   の累積加算器と、この第１の累積加算器の出力を自乗す
   る第１の自乗器と、前記入力信号と可変余弦波発振器の
   出力との積をとる第２の乗算器と、この第２の乗算器の
   出力を累積加算する第２の累積加算器と、この第２の累
   積加算器の出力を自乗する第２の自乗器と、前記第１の
   自乗器の出力と前記第２の自乗器の出力の和をとる加算
   器とを備え、この加算器の出力を選択レベル出力とする
   ことを特徴とする選択レベルメータ。