JPH03238284A - エレベータ用冷房装置の排水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明はエレベータ−のかご室に搭載された冷房装置
から発生する凝結水を、かご室外へ排出するホースに関
するものである。

［従来の技術］ 第４図〜第７図は、例えば実公昭５２−６１３３号公報
に示された従来のエレベータ−用冷房装置の排水装置を
示す区で、第４図および第５図は昇降路縦断面図、第６
図はかご窓部分の平面図、第７図は丸形ホースの横断面
図である。

ｆｘ）　（２）はそれぞれ最下階および最上階、　（３
）は昇降路壁、　（４）はかご室、　（５）はかご室（
４）の上部に搭載されかご室（４）内に冷風を送る冷房
装置、　（６）は冷房装置（５）中の熱交換器から発生
する凝結水の流路に設けられた逆上弁、　（７）は最上
階（２）と最下階（１）のほぼ中間位置の昇降路壁（３
）に設けられた水受けで、排出管（８）によって昇降路
外へ通じている。（９）は一端が逆止弁（６）に他端が
水受け（７）に結合され昇降路内に懸垂されガイドレー
ルに固定されたホースつり手（ｌＯ）に支持された丸形
のホース、　（９ａ）はホース（９）の懸垂下部に形成
されるＵ形の湾曲部、ｆｉｌｌは同様にかご室（４）に
懸垂されケーブルつり手（１２）に支持された横断面が
扁平な平形移動ケーブルである。

従来のエレベータ−用冷房装置の排水装置は上記のよう
に構成され、冷房装置（５）が運転されると、熱交換器
から発生した凝結水は逆上弁（６）を通過してホース（
９）の湾曲部（９ａ）内に貯留される。

かご室（４）が上方の階に行くと、湾曲部（９ａ）内の
凝結水の上面が水受け（７）に届くことになり、凝結水
は排出管（８）を通じて排水され始める。この排水は、
第９図に示すように、かご室（４）が最上階（２）に停
止するまで続行される。

［発明が解決しようとする課題］ 上記のような従来のエレベータ−用冷房装置の排水装置
では５かご室（４）に懸垂された丸形のホス（９）によ
り凝結水を排出するようにしているため、ホース（９）
の揺れが大きく、動特性が悪く、高速・高行程のエレベ
ータ−に適用できないという問題点がある。また、ホー
ス（９）をかご室（４）に懸垂する際、平形移動ケーブ
ル（１１）が懸垂されている場所を避けなければならず
、スペースの確保に支障が生じるという問題点がある。

この発明は上記問題点を解決するためになされたもので
、揺れが小さく、動特性が良く、高速・高行程のエレベ
ータ−にも適用できるようにしたエレベータ−用冷房装
置の排水ホースを提供することを目的とする。

また、この発明の別の発明は、かご窓下部に懸垂する際
、スペース上の支障が生じないよいにしたエレベータ−
用冷房装置の配水ホースを提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段コ この発明に係るエレベータ−用冷房装置の排水ホースは
、丸形ホースと、その両側に配置された線材とを埋設し
て扁平状に形成したものである。

また、この発明の別の発明に係るエレベータ−用冷房装
置の排水ホースは、横断面扁平状に形成してその中に排
水流路を複数本並設したものである。

［イ乍　用］ この発明においては、丸形ホースと線材とを埋設して横
断面を扁平状に形成したため、動特性を平形移動ケーブ
ルと同一値にすることができる。

また、この発明の別の発明においては、ホースを横断面
扁平状に形成して排水流路を複数本並設したため、湾曲
半径を平形移動ケーブルと同一にして、重合配置するこ
とができる。

［実施例］ 第１図および第２図はこの発明の一実施例を示す図で、
第１図は平形ホースの横断百図、第２図はかご室部弁の
平面図であり、従来装置と同様の部分は同一符号で示す
。なお、第４図および第５図はこの実施例にも共用され
る。

図中、（２１）は丸形ホース（９）とその両側に配置さ
れた線材（２２）を埋設して横断面を扁平状に形成した
平形ホースで、第２図に示すように平形移動ケーブル（
１１）と重合して懸垂されている。

上記のように構成されたエレベータ−用冷房装置の排水
ホースにおいては、平形ホース（２１）を平形移動ケー
ブル（１１）と同形状に形成でき、動特性を平形移動ケ
ーブル（１１）と同一値にすることができる。したがっ
て、高速・高行程のエレベータ−にも適用できる。また
、平形ホース（２１）の湾曲半径を平形移動ケーブル（
Ｉｆ）の湾曲半径と同一にできるため、それらをかご室
（４）に結合する場合、同一のつり手（図示しない）を
用いることができる。なお、平形ホース（２１）内には
線材（２２）が埋設されているため、平形ホース（２１
）の伸長は少なく、長さの適用範囲を拡大することが可
能である。

第３図はこの発明の別の発明の一実施例を示す平形ホー
ス（２１Ａ）の横断面図であり、横断面が扁平状に形成
され、その中に排水流路（ＺＸａ）が複数本並列された
ものである。

この平形ホース（２１Ａ）も第２図に示すように平形移
動ケーブル（１１）と重合して懸垂される。

上記各実施例では、平形ホース［２１）　（２１Ａ）を
平形移動ケーブル（１１）と重合して懸垂するものとし
て説明したが、それぞれ別に懸垂してもよいことは明白
である。

［発明の効果コ 以上説明したとおりこの発明では、丸形ホースと、その
両側に配置された線材とを埋設して扁平状に形成したの
で、動特性を平形移動ケーブルと同−値にすることがで
き、高速・高行程のエレベータ−にも適用できる効果が
ある。

また、この発明の別の発明では、ホースを扁平状に形成
してその中に排水流路を複数本並設したので、湾曲半径
を平形移動ケーブルと同一にして重合配置することがで
き、ホース懸垂の際にスペース上の支障が生じないよう
にすることができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図はこの発明によるエレベータ−用冷
房装置の排水ホースの−・実施例を示す図で、第１図は
平形ホースの横断面図、第２図はかご室部分の平面図、
第３図は個の発明の別の発明の一実施例を示す平形ホー
スの横断面図、第４図〜第７図は従来のエレベータ−用
冷房装置の排水装置を示す図で、第４図および第５図は
昇降路縦断面図、第６図はかご室部分の平面図、第７図
は丸形ホースの横断面図である。 図中、　（４）はかご室、　（５）は冷房装置、　（９
）は丸形ホース、　（２１）　（２１Ａ）は平形ホース
、　（２１ａ）は排水流路、　　（２２）は線材である
。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）かご室に設置された冷房装置に結合され上記冷房
   装置から発生する凝結水を排出するホースにおいて、上
   記ホースを、丸形ホースとその両側に配置された線材と
   を埋設して横断面を扁平状に形成したことを特徴とする
   エレベーター用冷房装置の排水ホース。
2. （２）ホースを、横断面扁平状に形成し、その中に排水
   流路を複数本並設した特許請求の範囲第１項記載のエレ
   ベーター用冷房装置の排水ホース。