JPH0323681Y2 - - Google Patents

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JPH0323681Y2
JPH0323681Y2 JP1984185824U JP18582484U JPH0323681Y2 JP H0323681 Y2 JPH0323681 Y2 JP H0323681Y2 JP 1984185824 U JP1984185824 U JP 1984185824U JP 18582484 U JP18582484 U JP 18582484U JP H0323681 Y2 JPH0323681 Y2 JP H0323681Y2
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JP
Japan
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coaxial line
casing
coaxial
mounting
hole
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JP1984185824U
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JPS61100001U (ja
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Waveguide Switches, Polarizers, And Phase Shifters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、同軸切替器に関し、特に、人工衛星
やロケツトなどの宇宙飛翔体に搭載するのに適し
た同軸切替器の取付構造に関する。
(従来の技術) 人工衛星やロケツトなどの宇宙飛翔体に搭載さ
れる同軸切替器は、打上げ時の激しい振動や衝撃
に対して十分な剛性、強度を有していることが要
求されるが、同時に重量や外形寸法についても大
きな制約を受けている。そのため、従来の宇宙用
の同軸切替器は、外形寸法を大きくしないため、
同軸線路を形成する本体部分の2箇所の取付孔の
みで構造体に取付ける構造になつていた。そし
て、2箇所の取付孔は、本体の端部に位置するこ
とになるので、取付状態が片持ちばり状となり、
耐振性の面で問題となることが多かつた。その結
果、使用者側で耐振性を改善する等の処置をこう
じなければならない不都合があつた。
第3図は、従来よく知られている深絞り加工の
ケーシングを用いた同軸切替器であり、第3図a
はその平面図、第3図bはその断面図である。図
において、21はケーシング、22は同軸線路本
体、23は取付孔、24は同軸切替器が固定され
る構造体の取付面を示す。
図から明らかなように、従来の同軸切替器にお
いては、同軸線路本体22を貫通している2個の
取付孔23の位置が同軸切替器の一端部に片寄つ
て位置することになるので、取付けたとき同軸切
替器の重心が取付孔23の外側にあることにな
り、いわゆる片持ちばりの状態になる。このた
め、振動、衝撃に対し不安定になりやすく、これ
を回避するため使用者側で何らかの処置をこうじ
なければならないということが生じた。
(考案の目的) 本考案は、上記の点にかんがみ、取付けたとき
の耐振性にすぐれ、宇宙飛翔体などの振動、衝撃
の激しい環境にあつても好適に使用できる宇宙用
同軸切替器の取付構造を提供することを目的とす
る。
(考案の構成) 前記目的を達成するために本考案による宇宙用
同軸切替器の取付構造は両端部にそれぞれ貫通取
付孔を有する同軸線路本体と、深絞り加工で形成
され前記同軸線路本体の回路部をその内部に収容
して前記同軸線路本体に固定されるケーシングに
より構成される宇宙用同軸切替器の取付構造にお
いて、前記ケーシングの前記同軸線路本体固定側
とは反対側の端部に貫通する孔を設け、この孔に
ケーシング内部と外部とを遮断する円筒状のサポ
ート部材と、前記孔の縁部を覆うブツシユとを取
り付けることにより第2の取付孔を形成し、前記
同軸線路本体の2つの取付孔と前記第2の取付孔
により構造体に固定するように構成されている。
(実施例) 以下、図面を参照して、本考案の実施例による
宇宙用同軸切替器の取付構造につき更に詳細に説
明する。
第1図は、本考案の実施例による宇宙用同軸切
替器を示し、第1図aはその平面図、第1図bは
その側面図である。
図において、11はケーシング、12は同軸線
路本体、13は第1の取付孔、15は第2の取付
孔、14は取付面を示す。
図示のように、第1の取付孔13は同軸線路本
体12の一部を貫通して2個設けられている。一
方、本考案の特徴とする第2の取付孔15は、同
軸線路本体12の設けられている端部と反対側の
端部にケーシング11を貫通して、しかもケーシ
ング内部の空間とは独立して設けられている。
2個の第1の取付孔13と第2の取付孔15を
用いて取付面14に取付けることにより、3点の
固定点がほぼ三角形状に配置されるので、同軸切
替器の重心を3つの固定点の内側におさめること
ができる。
第2図に、本考案の実施例によるケーシングの
断面図を示す。
図において、16はブツシユ、17はサポート
を示す。
ケーシング11は、内部部品の保護、外部から
のゴミ等の異物の進入の防止、さらには、電磁波
の干渉防止のため密閉構造であることが要求され
るので、第2の取付孔15はケーシングの内部空
間と隔てられている必要がある。
そのため、取付孔15において、ブツシユ16
と円筒状のサポート17が圧入されており、これ
により取付孔15はケーシング11の内部空間と
完全に隔てられている。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成されているので、同
軸切替器は同軸線路本体の第1の取付孔とケーシ
ングを貫通する第2の取付孔とによつて安定した
状態で取り付けることができ、極めて高い耐振性
が得られ、使用者側で耐振性向上のための余分の
処置をする必要が全くなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例による宇宙用同軸切
替器を示し、第1図aはその平面図、第1図bは
その側面図である。第2図は本考案の実施例によ
る同軸切替器用ケーシングの断面図である。第3
図は従来の同軸切替器を示し、第3図aはその平
面図、第3図bはその側面図である。 11……ケーシング、12……同軸線路本体、
13……第1の取付孔、15……第2の取付孔、
16……ブツシユ、17……サポート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端部にそれぞれ貫通取付孔を有する同軸線路
    本体と、深絞り加工で形成され前記同軸線路本体
    の回路部をその内部に収容して前記同軸線路本体
    に固定されるケーシングにより構成される宇宙用
    同軸切替器の取付構造において、前記ケーシング
    の前記同軸線路本体固定側とは反対側の端部に貫
    通する孔を設け、この孔にケーシング内部と外部
    とを遮断する円筒状のサポート部材と、前記孔の
    縁部を覆うブツシユとを取り付けることにより第
    2の取付孔を形成し、前記同軸線路本体の2つの
    取付孔と前記第2の取付孔により構造体に固定す
    るように構成したことを特徴とする宇宙用同軸切
    替器の取付構造。
JP1984185824U 1984-12-07 1984-12-07 Expired JPH0323681Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984185824U JPH0323681Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

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JP1984185824U JPH0323681Y2 (ja) 1984-12-07 1984-12-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61100001U JPS61100001U (ja) 1986-06-26
JPH0323681Y2 true JPH0323681Y2 (ja) 1991-05-23

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ID=30743286

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57152801U (ja) * 1981-03-20 1982-09-25

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JPS61100001U (ja) 1986-06-26

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