JPH03236720A - 砂漠、その他の乾燥地における各種植物の栽培法 - Google Patents

砂漠、その他の乾燥地における各種植物の栽培法

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JPH03236720A
JPH03236720A JP2030958A JP3095890A JPH03236720A JP H03236720 A JPH03236720 A JP H03236720A JP 2030958 A JP2030958 A JP 2030958A JP 3095890 A JP3095890 A JP 3095890A JP H03236720 A JPH03236720 A JP H03236720A
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JP
Japan
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insulating material
plants
plant
heat insulating
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JP2030958A
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Takami Ito
孝己 伊藤
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/22Improving land use; Improving water use or availability; Controlling erosion

Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Protection Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〉 本発明は、砂地、特に砂漠等の乾燥地のように、通常の
手段では栽培が不可能または著しく困難な環境下での野
菜、果樹、各種樹木の植付、育成管理を可能にするため
の栽培法の改良に関する。
(従来の技術〉 従来、雨量が極めて少なく且つ保水性が悪い砂漠、その
他の乾燥地において農業、植林業を実施する場合は、大
規模な潅水用スプリンクラ−等を使用する手段が採用さ
れている。 また、近年では、細いチューブを使用した
ドリップ(点滴〉手段や、未だ試験中ではあるが、砂に
小量割合で高吸水性ポリマーを混入し、該ポリマーに水
を吸収させて砂中の水分保有力を高める手段が知られて
おり、ざらに古くは、栽培植物の根元に藁等を敷設して
根元の乾燥を防止する手段が知られている。
(発明が解決しようとする課題) 然るに、上記の各従来技術のうちの、スプリンクラ−手
段の場合は、多量の水を使用するため不経済であると共
に、水不足時には実施できない問題があることは勿論、
多量の水を使用すると、土中の塩分が多量の水によって
生じる毛細管現象により、上方へ上方へと吸上げられ、
強い日差しと相俟って塩分の蓄積という結果をもたらし
、不毛地と化すると言った重大な副作用的支障を生じる
問題がある。
また、点滴手段及び高吸水性ポリーマーを砂に混入する
手段の場合は、確かに多量の水を供給する必要はないが
、矢張り太陽熱によって砂の表面から多量の水分が蒸敗
し易いと言った問題は解消されていない。
ざらに、植物の根元に藁等を敷設する手段の場合は、極
く初歩的手段として古くから現在まで使用されているが
、断熱性が不充分で保水性に乏しいことは勿論、風水等
により敗失し易い欠点があり、且つ砂漠等では藁等を入
手することは不可能であるため、結局、従来の方法によ
っては、苛酷な自然環境下にある砂漠等において野菜、
果実、その他の植物を合理的に育成栽培することは全難
事である。
本発明は、上記の問題を解決することを課題として研究
開発されたもので、砂漠のように極めて降雨量が少ない
乾燥地域や、熱帯地方のように太陽光熱が強い地域でも
、容易確実に野菜、果実、その他の植物を育成栽培でき
る方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決して目的を遠戚するための手段として
、本発明では、コンクリート等の重量付加材と独立気泡
から成る合成樹脂発泡体等の断熱材とを組合わせて構成
した重量付加断熱部材を植物の根元の周囲に敷設して植
物を栽培することを特徴とする砂漠、その他の乾燥地に
おける各種植物の栽培法を開発し、採用した。
また、本発明では、上記の栽培法において、重量付加材
と断熱材とを適宜に上下に配設して構成した重量付加断
熱部材を使用することを特徴とする砂漠その他の乾燥地
における各種植物の栽培法を開発し、採用した。
ざらに、本発明では、上記の栽培法において、少なくと
も植物の根元に向う下り傾斜面を上面に設けて構成した
重量付加断熱部材を使用することを特徴とする砂漠、そ
の他の乾燥地における各種植物の栽培法を開発し、採用
した。
さらにまた、本発明では、上記の栽培法において、少な
くとも植物の根元の周囲に潅水手段を設け、この潅水手
段を用いて植物を栽培することを特徴とする砂漠、その
他の乾燥地における各種植物の栽培法を開発し、採用し
た。
(作 用〉 上記本発明の栽培法にしたがえば、植物の根元の周囲に
敷設された重量付加断熱部材の断熱材により、植物の根
元の地面は太陽光熱及び風から遮断されて、根元周辺部
の水分の蒸発を効果的に防止する作用がある。 また、
断熱材に設けられた重量付加材により、断熱部材が風や
雨水によって飛散したり、流失したりするのを防止し得
て、当初の敷設位置、敷設状態を確実に保持できるので
、所期の断熱効果を長期に亘って発揮できる作用がある
(実施例) 以下に、本発明の実施例のいくつかを添付図面に基づい
て説明する。
第1実施例 第1図及び第2図は水洗を野菜の栽培に適用した例を示
すもので、長方形状の発泡スチロール板から成る断熱材
1の上面にコンクリート、アスフアルド等から戒る重量
付加材2を層設して長目の重量付加断熱部材3を構成し
、砂漠等の砂地Sに移植した複数株の野菜Pの根元の両
側に、2枚の該重量付加断熱部材3を、その長手方向の
側面を対向させて、適宜の間隔L@設けて敷設し、この
状態において、適宜の潅水手段、即ち上記間隔しの個所
から所要時に適量の潅水を行なったり、或は植物の根元
の周囲に配設したドリップ用配管り及び点滴用チューブ
Tから成る点滴装置Wにより適宜に潅水したりする手段
を用いて栽培するものである。 この実施例によれば、
太陽光熱等の熱気は該部材3の断熱材1により遮断され
て、部材3の敷設ド部の地面に伝播されないので、水分
の蒸発を抑制し得ると共に、重量付加材2により部材3
が風水を受けても移動、流失するおそれがなく、所期の
乾燥地における野菜の栽培を良好に達成できる。
第2実施例 第3図は水沫を樹木或は西瓜、メロン等の蔓科植物のよ
うに、相当の間隔をおいて植付ける種類の植物Pの栽培
に適用した例を示すものであって、この場合は、第1実
施例のように圃場の広範囲に亘って、長目の重量付加断
熱部材3の複数個を連続的に敷設する必要はなく、相当
の間隔をおいて植付けた個々の植物の周囲のみに、比較
的小形の該部材3を設ければよいものであり、その作用
、効果は第1実施例の場合と同様である。
第3実施例 第4図はコンクリート、アスファルト等から戒る板状の
重量付加材2の上面に、アルミ蒸着プラスチックシート
から成る断熱材1を層着して構成した重量付加断熱部材
3を使用した例を示している。 この実施例によれば、
太陽光線は該アルミ蒸着プラスチックシートにより完全
に反射されるので、部材3の敷設下部の地面は太陽光線
の影響を受けることがなく、断熱作用を有効に発揮し得
て、上記各実施例と略同様の効果を達成できる。
また、この実施例では、重量付加断熱部材3の上面に、
植物Pの根元に向う下り傾斜面が設けてあり、この傾斜
面により雨水等を矢印で示すように、植物の根元付近に
自然に案内して潅水できるものである。
第4実施例 第5図は発泡スチロール板からなる断熱材1の上面に凹
凸部4を設け、この凹凸部4の上面にペースト状のコン
クリート、アスファルト等を塗装することにより、該凹
凸部4と一体的に係着された重量付加材2を層設して成
る重量付加断熱部材3を構成し、且つ該部材3の上面に
、第3実施例の場合と同様に植物Pの根元に向う下り傾
斜面を設けた部材3を使用した例を示している。 この
実施例によれば、上記各実施例に較べて、断熱材1と重
量付加材2との接着強度を増大できる利点がある。
また、第6図及び第7図並びに第8図は、夫々本発明で
使用する重量付加断熱部材3の他側を示すもので、第6
図は第4実施例の重量付加断熱部材3の上面を平らに形
成すると共に、該上面に第3実施例の断熱材1を層設し
て構成した重量付加断熱部材3を示しており、第7図は
第1実施例の重量付加断熱部材3を上下に反転し、その
上層の発泡スチロールから戒る断熱材1の上面に、更に
第3実施例の断熱材1を層設して構成した重量付加断熱
部材3を示しており、これらの部材3は何れも断熱材1
を二層に亘って備えているので、これらの部材3を使用
して植物を栽培すれば、所期の目的を一層確実に達成で
きるものである。 また、第8図は植物を2列又は2列
以上に亘って栽培する場合に使用する重量付加部材を示
している。
なお、上記各実施例図に記入した同一符号は夫々同一部
分を示しているものである。
以上、本発明の主要な実施例について説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の目
的を達成でき且つ本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、
使用する重量付加断熱部材の構成要素の組合わせ態様、
形状、材質等に関して種々の設計変更が可能であること
は当然である。
(発明の効果) 本発明は、コンクリート等の重量付加材と独立気泡から
成る合成樹脂発泡体等の断熱材とを組合わせて構成した
重量付加断熱部材を植物の根元の周囲に敷設して植物を
栽培することを特徴とする砂漠、その他の乾燥地におけ
る各種植物の栽培法に係るものであるから、既述した従
来の乾燥地における植物の栽培法に比べて、格段に優れ
た次の効果を奏し得るものである。
(1)植物の根元の周囲に敷設した重量付加断熱部材の
断熱材により、植物の根元の地面は太陽光熱及び風から
遮断されて、根元周辺部の水分の蒸発を確実に防止でき
、従来、至難とされていた砂漠等の乾燥地における各種
植物の栽培を、自然の降雨或は少量の人工潅水により、
容易確実に而も経済的に遠戚できる。
(2)断熱材に設けられた重量付加材により、断熱部材
が風や雨水によって杯数したり、流失したりするのを確
実に防止し得て、その当初の敷設位d、敷設状態を長く
保持できるので、上記の効果を長期に亘って発揮でき、
人類の夢とも言うべき砂漠の緑化、オアシス化に大きく
貢献できる。
(3)既述した従来の、その他の問題点を確実に解決で
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を実施するために使用する重量付加断熱部
材の実施例を示すもので、第1図は第1実施例の1部を
示す平面図、第2図の(イ)は第1図の八−へ線に沿う
断面図、第2図の(ロ)はく口〉の要部の拡大図、第3
図は第2実施例の平面図、第4図は第3実施例の縦断側
面図、第5図は第4実施例の縦断側面図、第6図、第7
図及び第8図は夫々その他の実施例を示す縦断側面図で
ある。 (符号の説明) 1・・・断熱材、 2・・・重量付加材、 3・・・重量付加断熱部材、 P・・・植 物、 S・・・砂漠等の砂地。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート等の重量付加材と独立気泡から成る
    合成樹脂発泡体等の断熱材とを組合わせて構成した重量
    付加断熱部材を植物の根元の周囲に敷設して植物を栽培
    することを特徴とする砂漠、その他の乾燥地における各
    種植物の栽培法。
  2. (2)重量付加材と断熱材とを適宜に上下に配設して構
    成した重量付加断熱部材を使用することを特徴とする請
    求項(1)に記載の砂漠、その他の乾燥地における各種
    植物の栽培法。
  3. (3)少なくとも植物の根元に向う下り傾斜面を上面に
    設けて構成した重量付加断熱部材を使用することを特徴
    とする請求項(1)又は(2)に記載の砂漠、その他の
    乾燥地における各種植物の栽培法。
  4. (4)少なくとも植物の根元の周囲に潅水手段を設け、
    この潅水手段を用いて植物を栽培することを特徴とする
    請求項(1)、(2)又は(3)に記載の砂漠、その他
    の乾燥地における各種植物の栽培法。
JP2030958A 1990-02-09 1990-02-09 砂漠、その他の乾燥地における各種植物の栽培法 Pending JPH03236720A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010227093A (ja) * 2009-03-05 2010-10-14 Toray Ind Inc 砂地における植物の育成方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS596694U (ja) * 1982-07-05 1984-01-17 三菱電機株式会社 三脚

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