JPH0323665B2 - - Google Patents
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- JPH0323665B2 JPH0323665B2 JP63164681A JP16468188A JPH0323665B2 JP H0323665 B2 JPH0323665 B2 JP H0323665B2 JP 63164681 A JP63164681 A JP 63164681A JP 16468188 A JP16468188 A JP 16468188A JP H0323665 B2 JPH0323665 B2 JP H0323665B2
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- roll
- nonwoven fabric
- fiber
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Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、染色整理用ロール又は鉄鋼用ロール
等の工業用ロールに用いられるロール構成基材シ
ートに関するものである。 (従来の技術) 従来染色整理、鉄鋼等の工業用に用いられる各
種絞りロールとしては、ウレタンゴム、ネオプレ
ンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴ
ム、ニトリルゴム及びクロロプレンゴム等のゴム
製ロールが使用されているが、近年、脱水率の向
上を目的とした不織布製ロールの使用が多く見か
けられ、燃料費の節約、生産性の向上による省エ
ネルギー化、合理化に結びついており、該不織布
ロールに用いる素材としては、天然繊維、合成繊
維あるいは、それらを混合した短織維を用いラン
ダム又はクロスウエブを形成してなる嵩高短繊維
層を、合成樹脂結合剤で接着したシート状の不織
布が用いられている。 (発明が解決しようとする課題) 然るに上記短繊維不織布をロール構成基材とし
て使用した場合、構成する繊維形状が短繊維であ
る事より、伸長初期の強度不足が生じ、高ニツプ
時および長期使用による応力により、性能低下お
よび耐久性に課題があつた。 (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するに当り、長繊維不
織布の低伸度、高強度な点に着目し、3%伸長時
の引張強度(以下3%モジユラスという)が1.0
〜1.5Kg/cmであるニードルパンチにより結合さ
れた長繊維不織布と天然繊維、合成繊維等よりな
る嵩高短繊維層との積層体を30〜100P/cm2のニ
ードルパンチング処理により一体的に交絡してな
る複合繊維マツトに上記マツトの繊維重量に対し
100〜200重量部のNBR樹脂結合剤を付着させて
ロール構成基材を形成することにより、高強度
(特に初期モジユラスが高い)で、高ニツプ圧に
耐え、耐摩耗性、耐衝撃性、エツヂ摩耗性、複元
性、高弾性および耐久性に優れた工業用ロール構
成基材シートを提供することにより解決したもの
である。 本発明に用いられる長繊維不織布としては、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の繊
維よりなる3%モジユラスが1.0〜1.5Kg/cmのニ
ードルパンチにより結合されたものが好適であ
り、合成樹脂あるいは熱融着により結合された長
繊維不織布は、後のニードルパンチング工程によ
るニードル処理により、繊維結合部の破壊が生
じ、著しい強度低下を起こすので好ましくない。
又3%モジユラスが1.0Kg/cm以下の場合、十分
な初期強度が得られず、また1.5Kg/cm以上の時
は、高ニツプ圧時にバルジが発生し、好ましくな
い。 また、短繊維としては、綿、絹、羊毛、麻等の
天然繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
アミド、ビニロン、塩化ビニル、アクリル等の合
成繊維が、それぞれ単独もしくは混合して用いら
れる。 積層された長繊維不織布と嵩高短繊維層は30〜
100P/cm2のニードルパンチング条件で一体化す
るが、この時のパンチ数が100P/cm2をこえた場
合、長繊維不織布の強度低下が激しく好ましくな
い。30P/cm2以下では長繊維不織布と嵩高短繊維
の結合が十分ではなく、後の結合剤付与工程にお
いて、剥離する恐れがある。 上記ニードルパンチにより一体化繊維マツトに
弾撥性及び強力を付与する為、使用する合成樹指
結合剤としては、高弾性、複元性、耐油性、耐薬
品性および耐久性の点からNBRが好ましく、十
分な耐摩耗性を与えるために、合成樹脂結合剤の
適用量は全繊維重量に対し、100〜200重量部であ
ることを要し、付着量が100重量部未満となると
十分な耐耗性、高弾性が得られず、200重量部を
越えると、連続気孔の減少により、十分な脱水効
果が得られない。 (作用) 本発明による工業用ロール基材構成シートは、
長繊維不織布を用い、嵩高短繊維層との複合一体
化の為、ニードルパンチング条件を30〜100P/
cm2としたことにより、初期モジユラスが高く、高
ニツプ圧時の物性低下が少なく、複元性に富むこ
とより、使用時のロール硬度低下が少なく、脱水
率が安定し、また通過材の擦傷や汚れが少なく品
質の向上が計れる。 さらに、全繊維重量に対し、100〜200重量部の
合成樹脂結合剤を付着することにより、耐摩耗
性、耐衝撃性、エツヂ摩耗性および高弾性に優
れ、傷が発生しても繊維質の高反撥性により埋め
潰し平滑性を保持できる。 (実施例) 以下本発明の1実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図面に示す様に3%モジユラス値が
1.2Kg/cmを有する目付120g/m2のニードルパン
チにより結合されたポリプロピレン長繊維不織布
1と、綿:ナイロンの重量比が1:1である100
g/m2の嵩高短繊維層2(例えばランダムウエ
ブ)を積層し、ニードルパンチング条件を90P/
cm2としてニードルパンチングを行ない一体化複合
材を形成する。更にNBR樹脂結合剤3を全繊維
重量に対し、110重量部付着せしめ、目付け462
g/m2の目的とする工業用ロール構成基材シート
を得た。 (比較例) 実施例に用いられた綿:ナイロンの配合比が
1:1である目付220g/m2嵩高短繊維層を
150P/cm2のニードルパンチング条件により処理
し、実施例同様な結合剤の付与によりロール構成
基材シートを得た。 得られた各ロール構成基材シートの3%モジユ
ラス値を表−1に示す。
等の工業用ロールに用いられるロール構成基材シ
ートに関するものである。 (従来の技術) 従来染色整理、鉄鋼等の工業用に用いられる各
種絞りロールとしては、ウレタンゴム、ネオプレ
ンゴム、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴ
ム、ニトリルゴム及びクロロプレンゴム等のゴム
製ロールが使用されているが、近年、脱水率の向
上を目的とした不織布製ロールの使用が多く見か
けられ、燃料費の節約、生産性の向上による省エ
ネルギー化、合理化に結びついており、該不織布
ロールに用いる素材としては、天然繊維、合成繊
維あるいは、それらを混合した短織維を用いラン
ダム又はクロスウエブを形成してなる嵩高短繊維
層を、合成樹脂結合剤で接着したシート状の不織
布が用いられている。 (発明が解決しようとする課題) 然るに上記短繊維不織布をロール構成基材とし
て使用した場合、構成する繊維形状が短繊維であ
る事より、伸長初期の強度不足が生じ、高ニツプ
時および長期使用による応力により、性能低下お
よび耐久性に課題があつた。 (課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決するに当り、長繊維不
織布の低伸度、高強度な点に着目し、3%伸長時
の引張強度(以下3%モジユラスという)が1.0
〜1.5Kg/cmであるニードルパンチにより結合さ
れた長繊維不織布と天然繊維、合成繊維等よりな
る嵩高短繊維層との積層体を30〜100P/cm2のニ
ードルパンチング処理により一体的に交絡してな
る複合繊維マツトに上記マツトの繊維重量に対し
100〜200重量部のNBR樹脂結合剤を付着させて
ロール構成基材を形成することにより、高強度
(特に初期モジユラスが高い)で、高ニツプ圧に
耐え、耐摩耗性、耐衝撃性、エツヂ摩耗性、複元
性、高弾性および耐久性に優れた工業用ロール構
成基材シートを提供することにより解決したもの
である。 本発明に用いられる長繊維不織布としては、ポ
リプロピレン、ポリエステル、ポリアミド等の繊
維よりなる3%モジユラスが1.0〜1.5Kg/cmのニ
ードルパンチにより結合されたものが好適であ
り、合成樹脂あるいは熱融着により結合された長
繊維不織布は、後のニードルパンチング工程によ
るニードル処理により、繊維結合部の破壊が生
じ、著しい強度低下を起こすので好ましくない。
又3%モジユラスが1.0Kg/cm以下の場合、十分
な初期強度が得られず、また1.5Kg/cm以上の時
は、高ニツプ圧時にバルジが発生し、好ましくな
い。 また、短繊維としては、綿、絹、羊毛、麻等の
天然繊維、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ
アミド、ビニロン、塩化ビニル、アクリル等の合
成繊維が、それぞれ単独もしくは混合して用いら
れる。 積層された長繊維不織布と嵩高短繊維層は30〜
100P/cm2のニードルパンチング条件で一体化す
るが、この時のパンチ数が100P/cm2をこえた場
合、長繊維不織布の強度低下が激しく好ましくな
い。30P/cm2以下では長繊維不織布と嵩高短繊維
の結合が十分ではなく、後の結合剤付与工程にお
いて、剥離する恐れがある。 上記ニードルパンチにより一体化繊維マツトに
弾撥性及び強力を付与する為、使用する合成樹指
結合剤としては、高弾性、複元性、耐油性、耐薬
品性および耐久性の点からNBRが好ましく、十
分な耐摩耗性を与えるために、合成樹脂結合剤の
適用量は全繊維重量に対し、100〜200重量部であ
ることを要し、付着量が100重量部未満となると
十分な耐耗性、高弾性が得られず、200重量部を
越えると、連続気孔の減少により、十分な脱水効
果が得られない。 (作用) 本発明による工業用ロール基材構成シートは、
長繊維不織布を用い、嵩高短繊維層との複合一体
化の為、ニードルパンチング条件を30〜100P/
cm2としたことにより、初期モジユラスが高く、高
ニツプ圧時の物性低下が少なく、複元性に富むこ
とより、使用時のロール硬度低下が少なく、脱水
率が安定し、また通過材の擦傷や汚れが少なく品
質の向上が計れる。 さらに、全繊維重量に対し、100〜200重量部の
合成樹脂結合剤を付着することにより、耐摩耗
性、耐衝撃性、エツヂ摩耗性および高弾性に優
れ、傷が発生しても繊維質の高反撥性により埋め
潰し平滑性を保持できる。 (実施例) 以下本発明の1実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。図面に示す様に3%モジユラス値が
1.2Kg/cmを有する目付120g/m2のニードルパン
チにより結合されたポリプロピレン長繊維不織布
1と、綿:ナイロンの重量比が1:1である100
g/m2の嵩高短繊維層2(例えばランダムウエ
ブ)を積層し、ニードルパンチング条件を90P/
cm2としてニードルパンチングを行ない一体化複合
材を形成する。更にNBR樹脂結合剤3を全繊維
重量に対し、110重量部付着せしめ、目付け462
g/m2の目的とする工業用ロール構成基材シート
を得た。 (比較例) 実施例に用いられた綿:ナイロンの配合比が
1:1である目付220g/m2嵩高短繊維層を
150P/cm2のニードルパンチング条件により処理
し、実施例同様な結合剤の付与によりロール構成
基材シートを得た。 得られた各ロール構成基材シートの3%モジユ
ラス値を表−1に示す。
【表】
表−1より明らかな如く、長繊維不織布を用い
なかつた比較例では、3%モジユラスが極端に劣
り、高ニツプ圧時の寸法変化、高時間使用時の硬
度低下による品質変化が考えられる。 次に上記実施例、比較例で得られたロール構成
基材シートを用いて130φ×270mm(直径×長さ)
ロール厚さ30mm、硬度84〜86゜の不織布ロールを
各々作成し、速度30m/min、加圧60Kg/cm、水
温20℃にて連続運転し、レーヨンタフタについて
の脱水率を経時的に測定した結果を表−2に示し
た。
なかつた比較例では、3%モジユラスが極端に劣
り、高ニツプ圧時の寸法変化、高時間使用時の硬
度低下による品質変化が考えられる。 次に上記実施例、比較例で得られたロール構成
基材シートを用いて130φ×270mm(直径×長さ)
ロール厚さ30mm、硬度84〜86゜の不織布ロールを
各々作成し、速度30m/min、加圧60Kg/cm、水
温20℃にて連続運転し、レーヨンタフタについて
の脱水率を経時的に測定した結果を表−2に示し
た。
【表】
脱水率=通過材脱水後重量−通過材乾燥重量/通過材乾
燥重量 ×100(%) 上記の測定結果から、脱水率の経時変化に関し
ては本発明による実施例の場合、ほとんどその上
昇が見られず、長期間安定した品質のロールが得
られている。 (発明の効果) 本発明は、上記の如く構成したことにより、長
繊維不織布の高強力かつ低伸度な特性を十分に活
用する事により、初期モジユラスが高く、工業用
ロールを構成した時は、高ニツプ圧時の物性低下
が少ないため、ロールの複元性に富み、長時間使
用によるロールの硬度低下が少なく、脱水率が長
期間安定し、通過材の擦傷や汚れが少なく品質の
向上に計れ、耐久性に富むことより、作業性の向
上およびコストダウンが可能になる。 さらに、全繊維重量に対し、100〜200重量部の
合成樹脂結合剤を付与せしめたことにより、耐摩
耗性、耐衝撃性、エツヂ摩耗性および高弾性に優
れ、傷が発生しても繊維質の高反撥性より埋め潰
し平滑性を保持できる等の優れた効果を有するも
のである。
燥重量 ×100(%) 上記の測定結果から、脱水率の経時変化に関し
ては本発明による実施例の場合、ほとんどその上
昇が見られず、長期間安定した品質のロールが得
られている。 (発明の効果) 本発明は、上記の如く構成したことにより、長
繊維不織布の高強力かつ低伸度な特性を十分に活
用する事により、初期モジユラスが高く、工業用
ロールを構成した時は、高ニツプ圧時の物性低下
が少ないため、ロールの複元性に富み、長時間使
用によるロールの硬度低下が少なく、脱水率が長
期間安定し、通過材の擦傷や汚れが少なく品質の
向上に計れ、耐久性に富むことより、作業性の向
上およびコストダウンが可能になる。 さらに、全繊維重量に対し、100〜200重量部の
合成樹脂結合剤を付与せしめたことにより、耐摩
耗性、耐衝撃性、エツヂ摩耗性および高弾性に優
れ、傷が発生しても繊維質の高反撥性より埋め潰
し平滑性を保持できる等の優れた効果を有するも
のである。
図面は本発明の1実施例を示す工業用ロール構
成基材シートの概略構成断面図である。 1……長繊維不織布、2……嵩高短繊維層、3
……樹脂結合剤。
成基材シートの概略構成断面図である。 1……長繊維不織布、2……嵩高短繊維層、3
……樹脂結合剤。
Claims (1)
- 1 3%モジユラスが1.0〜1.5Kg/cmであるニー
ドルパンチ長繊維不織布と、天然繊維、合成繊維
等よりなる嵩高繊維層との積層体に30〜100P/
cm2のニードルパンチ処理が施され、一体に交絡し
てなる複合繊維マツトに、上記マツトの繊維重量
に対し、100〜200重量部のNBR樹脂結合剤を付
着せしめてなることを特徴とする工業用ロール構
成基材シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63164681A JPH0219556A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 工業用ロール構成基材シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63164681A JPH0219556A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 工業用ロール構成基材シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0219556A JPH0219556A (ja) | 1990-01-23 |
JPH0323665B2 true JPH0323665B2 (ja) | 1991-03-29 |
Family
ID=15797829
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63164681A Granted JPH0219556A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 工業用ロール構成基材シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0219556A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5006305B2 (ja) * | 2008-11-21 | 2012-08-22 | 呉羽テック株式会社 | ワイヤー用ワイピング不織布 |
CN104382269A (zh) * | 2014-11-13 | 2015-03-04 | 江苏金辰针纺织有限公司 | 复合毛呢面料 |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP63164681A patent/JPH0219556A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0219556A (ja) | 1990-01-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |