JPH03236598A - 玩具銃におけるブローバック方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、空気圧を弾丸発射のエネルギー源とし１発
射の動作に伴う諸機構を初期の状態、換言すれば再発射
が可能な状態に戻す動作（以下これをブローバンクとい
う）を実銃感覚で行うことができる玩具銃におけるブロ
ーバック方法およびその装置に関するものである。

〔従来の技術〕

エアシリンダを装備し、トリガを引くことによってエア
シリンダ内の空気を加圧し、もってバレル基端内にある
弾丸を発射する方式の空気圧を利用する玩具銃において
９１リガを引くと弾丸が発射し、そのトリガを引いた状
態で銃床をさげ、全体を垂直に立てる気筒が動力作用で
降下してブローバック動作を行い１次に銃床を水平に戻
して気−筒を押し戻すと、内部のコイルばねが圧縮され
また気筒内のピストンは所定位置に係止セントされ、さ
らに気筒は前進位置に係止され、再び何時でもトリガを
引くことで弾丸を発射することができる機構を備えた玩
具銃は１例えば実公昭５７−４１５９９号において公知
である。

〔発明が解決しようとする課題〕

この玩具銃のブローバンク方式は、ピストンによってエ
アシリンダ内の空気圧を弾丸の背後にかけて弾丸を発射
した後、トリガを引いた状態のま＼銃床を立て＼重力の
作用でエアシリンダを降下させてブローバック動作を行
わせるもので、ブローバック機構を形成する保持筒の引
き戻しを手で操作することによってもブローバック動作
を行うものであるので、成る程度実銃に近い感覚の玩具
銃である点において利点を有するものであるが。

ブローバンク動作を銃床を立てたり１手動操作などの人
為的な手段によらねばならない点で未だ充分なものでは
ない。

その他、空気圧を利用した玩具銃ではウィンチエスタ−
銃と称されるレバー・アクション方式によってブローバ
ンクを行う方式のものも多く存在するが、この方式の玩
具銃もブローバックを手動によって行うため、煩瑣な操
作が強要され、玩具銃としての興味が削がれるという解
決すべき多くの課題を有していた。

この発明は、か＼る手動によるブローバック動作を組み
込んだ従来の玩具銃の課題に鑑みて鋭意検討の結果１弾
丸発射のエネルギーを空気圧に求める方式の玩具銃にお
いて、ブローバンク動作を玩具銃内に設けたガスボンベ
からのガスに依拠して自動によってブローバック動作を
行わしめると共に、必要に応じて手動でもブローバック
動作を行うことのできる新規な玩具銃を提供することを
目的としたものである。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するため、この発明の玩具銃におけるブ
ローバック方法及びその装置は、従来公知のトリガの操
作によってエアシリンダの空気を加圧し、固定されたバ
レルの基端内に装填された弾丸の背後にエアシリンダの
先端に形成したノズルから加圧空気を噴射して弾丸を発
射するよう構成した玩具銃において、バレルに沿ってバ
レル方向に往復動するエアシリンダと一体的に往復動す
るスライド部材を設け、トリガの操作によってエアシリ
ンダのピストンを作動し、エアシリンダ内の空気を加圧
し、該加圧空気で弾丸を発射すると共に、該弾丸の発射
と若干のタイムラグを存して玩具銃内に設けたガスボン
ベのバルブを開き、該ガスボンベのガス圧によってシリ
ンダを動作させて前記スライド部材を次弾丸がバレル基
端内に供給することができる位置まで後退させるようし
たことを特徴とするものである。

この発明は２弾丸発射に際し、バレル基端とノズルを介
して当接しているエアシリンダを、ガスス圧を利用して
該エアシリンダと一体的に往復動するスライド部材を移
動させることによって次弾丸がバレル基端内に装填でき
る位置まで自動的に後退させてブローバックを行うもの
で、より具体的には玩具銃内に固定されたバレルに沿っ
て１弾丸を発射させるためのエアシリンダと一体的に往
復動するスライド部材と、該スライド部材を元の状態に
戻すためのガスを供給するガスボンベと。

該ガスボンベのガス圧によって作動するシリンダとを配
設すると共に、トリガと連動するハンマの作用によって
前記ガスボンベのバルブを開閉するブソシュロンドと、
シリンダに付設され、かつバレルに沿って往復動するス
ライド部材によって開閉する放出バルブとでなるブロー
バック機構を玩具銃内に配設したものである。

〔作　　　用〕

この発明の玩具銃におけるブローバック方法及びその装
置は、いづれも玩具銃内に設けたガスボンベのガスを使
用してブローバックを自動的に行うものであるので、ト
リガを操作して弾丸を発射すると若干のタイムラグを存
してガスボンベからシリンダ内にガスが供給されると同
時に、供給されたガスのガス圧によってシリンダのピス
トンが作動してバレルに沿って所定の位置にセットされ
たスライド部材と、該スライド部材と一体のエアシリン
ダを次弾丸がバレル基端内に装填できる位置まで後退せ
しめ、しかるのちスライド部材とエアシリンダとを元の
所定の位置に自動的に戻すことによって再びトリガを操
作することで弾丸を発射することができるものである。

〔実　施　例〕

以下、この発明の玩具銃におけるブローバック装置の一
実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。

第１図はブローバック装置を備えた玩具銃１の一部を切
欠いた断面図であって１図中２は玩具銃１内に固定され
たバレル、３は前記バレル２に装填された弾丸を発射す
るためのピストン４を内蔵したエアシリンダ、５はバレ
ルに２沿って配設されたブローバック機構、１２はトリ
ガ、１３は弾丸を充填したマガジンである。

前記玩具銃１におけるブローバック機構５は。

バレル２の下方に固定されたガスボンベ６と、バレル２
と前記ガスボンベ６との間に配設され、ガスボンベ６か
らのガス圧で作動するピストン７を内蔵したシリンダ８
と、シリンダ８内のガスの排気を行う放出バルブ９と、
その一部にバレル２を保持し、エアシリンダ３のバレル
２方向への往復動と一体化し、バレル２に沿って一定範
囲で往復動するスライド部材１０とから構成され、該ス
ライド部材１０は第１図に示すように、一端を玩具銃１
内に固定されたスプリング１１によってノズル２ａ側に
付勢され、その先端は定常位置においてはノズル２ａの
開口端と一致している。

なお、スライド部材１０が定常位置にあるときは、該ス
ライド部材１０と一体的に往復動するエアシリンダ３は
、エアシリンダ３の先端部に設けたノズル３ａを介して
バレル２の基端部と当接している。

前記ガスボンベ６は、そのバルブ６ａがパイプ８ａを介
して放出バルブ９を有するシリンダ８と連通し、ガスボ
ンベ６からのガスはバルブ６ａからシリンダ８内に導か
れる。

シリンダ８内にガスが導かれると、そのガス圧によって
ピストン７がエアシリンダ３方向に伸長し、該ピストン
７と係合するスライド部材１０を前記スプリング１１の
付勢力に抗してバレル２に沿って後退移動させるように
構成されている。

前記放出バルブ９は、ブローバック機構５におけるシリ
ンダ８の先端近傍に設けられ、スライド部材１０におけ
る先端の押圧部１０ａで押圧されることによって開弁し
、スライド部材１０の中間の押圧部ｔａｂで押圧される
ことによって閉止する構造となっている。

一方、エアシリンダ３は、先端に段部をもって縮径して
ノズル３ａを形威し、内部のピストン４は基端をエアシ
リンダ３の底面に固定されたスプリング２２によって常
時ノズル３ａの方向に付勢されている。

このエアシリンダ３は、既述ようにスライド部材１０と
一体化しているもので、スライド部材１０の往復動と共
に前後方向に移動し、スライド部材１０の先端が第１図
のようにノズル２ａの開口端と一致しているときは、エ
アシリンダ３も・左方に位置し、ノズル３ａの先端がバ
レル２の基端部に当接した状態を保持し、エアシリンダ
３内には第２図（ａ）に示すように弾丸２０を発射する
のに充分な空気が吸引されている。

か＼るエアシリンダ３は、ピストン４の往復動による吸
排気に影響のない側壁部分にスリット３ｂが形成され、
ピストン４の後端に突設した係止爪４ａがこのスリット
３ｂと係合してピストン４を確実に軸方向に移動するよ
う制御していると共に、ピストン４の基端がエアシリン
ダ３の内底面と接しているとき、その係止爪４ａがシア
ピース１６と係合しその状態を保持している。

このシアピース１６は、前記エアシリンダ３の後端部に
倒起自在に軸支されたハンマ１４と連繋し、また前記ハ
ンマ１４はその爪によってシア１５と係合すると共に、
トリガ１２とトリガバー１２ａと連繋し、かつプッシュ
ロッド２１を介して前記ガスボンベ６の先端に設けられ
たパルプ６ａと連繋するよう構成されているので、ハン
マ１４が起きた状態でトリガ１２を引くと、トリガバー
１２２によってシア１５が回動し、ハンマ１４とシア１
５との係合が解かれ、ハンマ■４がリリースすると同時
に、ハンマ１４がシアピース１６を下方に押し下げ、前
記ピストン４の係止爪４ａとシアピース１６との保合を
解き、かつハンマ１４のリリースによってハンマ１４と
連動するプッシュロッド２１が前記ガスボンベ６のバル
ブ６ａを叩いて開弁し、ガスボンベ６のガスをブローパ
ック用のシリンダ８内に供給し、ピストン７を作動させ
るよう構成されている。

なお、１７はトリガ１２の操作に対して弾丸２０の発射
を阻止して安全を確保するためのグリップセフティ、１
８はトリガ１２と前記シア１５とを連繋するアームで、
このアーム１８は前記グリップセフティで１７に連繋し
、該グリップセフティ１７を立てるとトリガバー１２ａ
とアーム１８との連繋が断たれるので、トリガ１２を誤
って操作しても弾丸２０は発射されることがない。

１９はエアシリンダ３の外側に取付けられた弾丸２０を
送入するための案内部材、２ｂはバレル２の外側に取付
けられ、前記案内部材１９によって案内された弾丸２０
を受けてバレル２内に装填するためのた受部材で、案内
部材１９はエアシリンダ３の後退に伴って生じた間隙Ａ
を利用してマガジン１３内の弾丸２０を押し出し、受部
材２ｂと協調して弾丸２０を一個あてバレル２内に装填
する機構を有する。

以下、前記構成を有する玩具銃のブローバックの方法を
、バレル２の基端部内に一つの弾丸２０が存在してトリ
ガ１２を操作することによって弾丸２０を発射すること
のできる状態を定常状態として説明する。

（１）まず、定常状態にある玩具銃ｌは第２図（ａ）に
示すように、バレル２の基端部内に１個の弾丸２０が存
在し、エアシリンダ３の先端のノズル３ａが玩具銃１に
内装固定されたバレル２の基端部に当接している。

これはエアシリンダ３と一体化されているスライド部材
１０がスプリング１１の作用によってノズル２ａ方向に
付勢されているためで、か＼る状態においてスライド部
材１０は第１図に示すように、その先端がノズル２ａの
開口端と一致している。

このとき、ハンマ１４は既に引き起こされ。

その爪がシア１５と係合しているので、シア１５によっ
て引き起こされた状態を保持し、一方エアシリンダ３は
前記のようにバレル２の基端と接しているが、該エアシ
リンダ３内のピストン４はシアピース１６によって係止
されているため、第２図（ａ）のようにエアシリンダ３
の右端に位置し、エアシリンダ３の内部に最大限の空間
を確保している。

（２）か＼る状態においてトリガ１２を引くと、トリガ
１２と連動するトリガバー１２ａによってシア１５が回
動し、ハンマ１４の爪で係止されていたシア１５が外れ
、ハンマ１４が第２図（ａ）の矢視の方向にリリースす
ると同時に、ハンマ１４が連動するシアピース１６を下
方に押し下げるので、ピストン４に設けられた係止爪４
ａとシアピース１６との係合が解かれる。

このようにしてシアピース１６とピストン４との係合が
解かれると、エアシリンダ３のノズル３ａが内装されて
いるスプリング２２の付勢力によってバレル２側に前進
し、エアシリンダ３内の前記空間にある空気を次第に加
圧し、ピストン３がノズル３ａ側に最も近接したとき。

ノズル３ａよりバレル２内の基端に位置する弾丸２０の
背後に加圧空気を一気に噴射し、この加圧空気によって
バレル２内の基端に位置した弾丸２０をノズル２ａから
発射する。（第２図（ｂ）参照） （３）　　一方、前記ハンマ１４のリリースによって。

ハンマ１４と連動するプッシュロッド２１が若干持ち上
げられると同時にノズル２ａ方向に移動し、バレル２の
下方に配設したガスボンベ６のバルブ６ａを押圧し、内
部の低圧のガス（不活性ガス）をバレル２に沿って設け
られたシリンダ８内に供給する。

シリンダ８内にガスが供給されると、そのガス圧によっ
てピストン７がエアシリンダ３方向に伸長し、バレル２
に沿って配設されたスライド部材１０をスプリング１１
の付勢力に抗して右方（エアシリンダ３側）に後退移動
させるものであるが、このスライド部材１０の後退移動
は２弾丸２０の発射に対して若干のタイムラグを保って
動作させるものである。

シリンダ８の作動によってスライド部材１゜が後退する
と、該スライド部材１０と一体化されているエアシリン
ダ３も同時に後退（第２図（Ｃ）における矢視方向）シ
、最も後退するとき、すなわちリリースされたハンマ１
４と当接する位置を超えて後退するとき、ハンマ１４が
スライド部材１０によって押圧されて元の位置（引き起
こされた状態）に復帰するので、ハンマ１４と連繋する
シアピース１６も上方に押し上げられて元の状態に復帰
し、スライド部材ＩＯの後退に伴ってエアシリンダ３と
一緒に後退したピストン４の係止爪４ａにシアピース１
６が係合してピストン４をロックする。

このとき、バレル２の基端とノズル３ａとの間には所定
の間隔Ａ−スライド部材１０がバレル２に沿って後退可
能な長さとは＼一致する長さ−が保持される。

前記のようにしてハンマ１４が元の状態に戻る作用によ
ってブツシュロット２１も押し下げられるので、該ブツ
シュロフト２１と前記ガスポンベ６のバルブ６ａとの係
合が解かれガスボンベ６からシリンダ８内へのガスの供
給は止まる。

また、スライド部材１０が最大限後退移動すると、スラ
イド部材１０の先端に形成された押圧部１０ａで、バレ
ル２に沿って設けたシリンダ８の放出バルブ９を押圧す
るので、放出バルブ９は開弁し、シリンダ８内の残存ガ
スを該放出バルブ９を介して玩具銃１内に排出する。

（４）ガスポンベ６からシリンダ８へのガスの供給が中
止され、放出バルブ９の開弁によってシリンダ８内の余
分なガスが全て排除されると、スライド部材１０に掛か
っていたガス圧が消失するので、スライド部材ＩＯは前
記スプリング１１の付勢力によってノズル２ａ側に前進
移動し始め、スライド部材１０に形成した押圧部１０ｂ
が放出バルブ９をノズル２ａ側に押圧して閉弁し、シリ
ンダ８内のガス排出を終え、かつシリンダ８を密閉状態
にする。

このシリンダ８内のガスの放出によってスライド部材１
０がスプリング１１の作用によってノズル２ａ側に前進
移動するのに伴って内部のピストン４はシアピース１６
によって固定され移動しないが、エアシリンダ３のみは
前進移動する。

その際、エアシリンダ３の先端部の外側に固定した案内
部材１９がマガジン１３内にある最先の弾丸２０（次弾
丸）をマガジン１３から押し出し、先端がバレル２の基
端に接する受部材２ａに載せ、スライド部材１０の引き
続く前進移動によって受部材２ａに沿って押し上げ、エ
アシリンダ３の先端のノズル３ａで次弾丸２０をバレル
２の基端内に押し込み２弾丸２０を銃身内に装填する。

しかして、このエアシリンダ３のノズル２ａ側への前進
移動において、ピストン４はシアピ−スＩ６に係止され
ているため、スプリング２２の力に抗してその絶対位置
を変えずに定位置に留まるので、ノズル３ａの開口部か
らエアシリンダ３の内部に弾丸発射用の空気を吸入しく
第２図（ｄ）参照）、前記ノズル３ａがバレル２の基端
と当接したとき、トリガ１２を操作すれば再び弾丸を発
射することができる。

（５）シたがって、以後前記（１）→（２）→（３）→
（４）のサイクルを順次繰り返すことによって弾丸を次
々に発射することができる。

なお、この玩具銃１は、ガスボンベのガスを全て使い切
った場合、若しくはガスボンベを装填しなくとも、スラ
イド部材１０を手動で操作することによっても弾丸発射
が可能である。

〔発明の効果〕

この発明の玩具銃におけるブローバック方法においては
７弾丸の発射は従前の方式と同しく空気圧を利用して行
い、ブローバックのみをガス圧を一利用して自動的に行
うようにしたので２弾丸の発射に際して煩わしいブロー
バンク操作を一切必要とせず、ブローバックに使用する
ガスはきわめて僅かで済むため経済的であると共に、実
銃感覚に近い玩具銃を提供することができる。

また、この発明の玩具銃におけるブローバック装置は、
エアシリンダと一体化して往復動するスライド部材と、
ガスボンベと、このガスボンベのガス圧によって作動す
るシリンダとからｍ或されるものであるので、ブローバ
ック機構がきわめて簡単で、その動作が確実であると共
に、玩具銃の使用中にガスボンベにガスが無くなっても
、スライド部材を手でエアシリンダ側に引っ張り、コツ
キング操作を行えば通常の空気圧を利用した玩具銃とし
て射撃を続けることができるなど優れた利点を有するも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のブローバック装置を備えた玩具銃の
一部を切欠いた断面図、第２図（ａ）乃至（ｄ）はブロ
ーバックを説明するための要部の拡大断面図で、　（ａ
）はブローバンク装置が定常位置にある状態を、　（ｂ
）は弾丸が発射される直前の状態を、　（Ｃ）はスライ
ド部材の後退移動によってエアシリンダが最大限後退し
た状態を、　（ｄ）はエアシリンダが定常状態に復帰す
る途中の状態をそれぞれ示している。 １・・・玩具銃 ２・・・バレル ２ａ・・・ノズル ３・・・エアシリンダ ４・・・ピストン ５・・・ブローバック機構 ６・・・ガスボンベ ６ａ・・・ガスボンベのパルプ ７・・・ピストン ８・　・　・シリンダ ９・・・放出バルブ １０・・・スライド部材 １１・・・スプリング １２・・　・トリガ １３・・・マガジン Ｉ４・・・ハンマ １５・ １６・ １７・ ２０・ ２１・ ２２・ シア シアピース グリソプセフティ 弾丸 ブツシュロント スプリング

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）トリガの操作によってエアシリンダに内蔵するピ
   ストンを作動させてエアシリンダ内の空気を加圧し、固
   定されたバレルの基端内に装填された弾丸の背後に加圧
   空気をエアシリンダのノズルから噴射して弾丸を発射す
   るよう構成した玩具銃において、前記エアシリンダのバ
   レル方向への往復動と一体的に往復動するスライド部材
   をバレルに沿って設け、トリガの操作によってバレル内
   にある弾丸をエアシリンダによる加圧空気によって発射
   せしめると共に、該発射と若干のタイムラグをおいて玩
   具銃内に設けたガスボンベのバルブを開き、このガスボ
   ンベ内のガスによってスライド部材を次弾丸がバレル基
   端内に供給することができる位置まで後退させることを
   特徴とする玩具銃におけるブローバック方法。
2. （２）トリガの操作によってエアシリンダに内蔵するピ
   ストンを作動させてエアシリンダ内の空気を加圧し、固
   定されたバレルの基端内に装填された弾丸の配合に加圧
   空気をエアシリンダのノズルから噴射して弾丸を発射す
   るよう構成した玩具銃において、前記バレルに沿ってバ
   レル方向に往復動するエアシリンダと一体的に往復動す
   ると共に、玩具銃内に設けたスプリングの作用によって
   常時マズル側に付勢されているスライド部材と、ガスボ
   ンベと、このガスボンベのガス圧によって作動するシリ
   ンダと、トリガの操作によってリリースするハンマの作
   用によって前記ガスボンベのバルブを開閉するプッシュ
   ロッドと、前記シリンダに付設され、バレルに沿って往
   復動するスライド部材によって開閉する放出バルブとで
   ブローバック機構を構成し、トリガの操作によってバレ
   ル内に装填された弾丸をエアシリンダの加圧空気によつ
   て発射すると共に、該弾丸の発射と若干のタイムラグを
   存してガスボンベからシリンダ内に供給したガスの圧力
   によってスライド部材を次弾丸がバレル基端内に装填で
   きる位置までハンマ方向に後退させることを特徴とする
   玩具銃におけるブローバック装置。