JP2010266130A - 手動式玩具銃 - Google Patents
手動式玩具銃 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010266130A JP2010266130A JP2009118152A JP2009118152A JP2010266130A JP 2010266130 A JP2010266130 A JP 2010266130A JP 2009118152 A JP2009118152 A JP 2009118152A JP 2009118152 A JP2009118152 A JP 2009118152A JP 2010266130 A JP2010266130 A JP 2010266130A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- cylinder
- bolt
- bullet
- toy gun
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Toys (AREA)
Abstract
【課題】発射時にピストンの力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる手動式玩具銃を提供する。
【解決手段】銃身15に平行に延設され、内部の圧縮空気を弾丸に誘導する排気手段を有するシリンダー24と、シリンダー24のシリンダーヘッド22より前方に位置するピストン25と、ピストン25にシリンダーヘッド22方向への付勢力を加えるスプリング28と、一旦後退させた後のボルトを前進させることにより、ピストン25をスプリング28に抗して前方に摺動させるピストン移動手段と、前方に摺動させられたピストン25をスプリング25に抗して留め置くピストン規制手段と、引き金16を引くことで留め置かれたピストン25の規制を解除するピストン解除手段とを備え、前方に摺動させられて留め置かれたピストン25が、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー内の圧縮空気により、弾丸8を発射させる。
【選択図】図2
【解決手段】銃身15に平行に延設され、内部の圧縮空気を弾丸に誘導する排気手段を有するシリンダー24と、シリンダー24のシリンダーヘッド22より前方に位置するピストン25と、ピストン25にシリンダーヘッド22方向への付勢力を加えるスプリング28と、一旦後退させた後のボルトを前進させることにより、ピストン25をスプリング28に抗して前方に摺動させるピストン移動手段と、前方に摺動させられたピストン25をスプリング25に抗して留め置くピストン規制手段と、引き金16を引くことで留め置かれたピストン25の規制を解除するピストン解除手段とを備え、前方に摺動させられて留め置かれたピストン25が、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー内の圧縮空気により、弾丸8を発射させる。
【選択図】図2
Description
本発明は、ボルトを手動で往復させる手動式玩具銃に関する。
従来より、ボルトを手動で往復させる手動式玩具銃がある。例えば、特許文献1に示すような玩具銃がある。特許文献1の玩具銃は、装弾室に装填された弾丸を、トリガー部の操作に連動するピストン部の移動によって圧縮される気体の気体圧によって発射させる、気体圧を利用した玩具銃である。
従来の手動式玩具銃の構造及び動作を、図24〜図27により説明する。従来の手動式玩具銃5は、ボルト80、レシーバー81、銃身85、引き金86、弾倉88、ストック89等から構成されている。ボルト80は、略円柱状で、レシーバー81で周囲をガイドされ、先端に弾丸8を弾倉88から銃身85の後ろ端の周囲を覆うチャンバー83に押し出すノズル80aを備え、ノズル80aと後端との間に圧縮室80cが穿設されている。そして、ボルト80のノズル80a側の周囲は、シリンダ94で覆われている。また、ボルト80の圧縮室80cにはピストン95が挿嵌され、ピストン95の後方には、円柱状のスプリングガイド96が設けられ、ピストン95とスプリングガイド96との間にはスプリング98が配設されている。
このように構成された従来の手動式玩具銃5の操作方法及び動作を説明する。まず、図24に示すように、ボルト80を前進させた状態で、ピストン95がボルト80の圧縮室80cを塞ぎ、ボルト80の先端部分がシリンダー室94aを塞いだ状態になっている。ここで、使用者は、ボルト80を引いて後退させる。ボルト80が後退させられると、図25に示すように、弾倉88のノズル80aで塞がれていた部分が解放され、弾丸8がノズル80aの前方の銃身85の軌道に押し上げられる。また、ボルト80が後退させられると、ボルト80ともにピストン95も後退させられ、シリンダー室94aが形成される。次に、使用者が、ボルト80を前進させると、図26に示すように、ピストン95が留め置かれたままでノズル80aが銃身85の軌道上に位置する弾丸8を押し動かし、弾丸8を銃身85の後端のチャンバー83の位置まで押し出すことになる。そして、シリンダー室94aが塞がれると共に、今度は、ボルト80内に圧縮室80cが形成される。この図26に示す状態が、弾丸8の装填が完了し発射準備が完了した状態である。
そして、使用者が引き金86を引くと、シア99がピストン95の係止を解除し、ピストン95が、スプリング98の付勢力によりボルト80のノズル80aの方向(前方)へ摺動させられる。すると、図27に示すように、圧縮室80cがピストン95で加圧されて、圧縮室80cの空気が、圧縮空気となってノズル80aの先端の排気口80bから弾丸8に噴射される。圧縮空気を後方から受けた弾丸8は、銃身85に沿って前方に発射されることになる。
しかしながら、従来の手動式の玩具銃では、発射時にピストンの力が使用者に対し遠ざかる方向の前方に伝わっていき、実銃の発射と同じ感触を得ることができない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、発射時にピストンの力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる手動式玩具銃を提供することにある。
請求項1記載の手動式玩具銃は、銃身に平行に延設され、内部の圧縮空気を弾丸に誘導する排気手段を有するシリンダーと、シリンダーのシリンダーヘッドより前方に位置するピストンと、ピストンにシリンダーヘッド方向への付勢力を加える付勢手段と、一旦後退させた後のボルトを前進させることにより、ピストンを付勢手段に抗して前方に摺動させるピストン移動手段と、前方に摺動させられたピストンを付勢力に抗して留め置くピストン規制手段と、引き金を引くことで留め置かれたピストンの規制を解除するピストン解除手段とを備え、前方に摺動させられて留め置かれたピストンが、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー内の圧縮空気により、弾丸を発射させることを特徴とする。
請求項2記載の手動式玩具銃は、ピストン移動手段が、ピストンを係止するピストン係止部を有すると共にボルトにより前後に往復させられるピストン保持手段からなり、ボルトを後退させることよりピストン保持手段が後退させられてピストンを係止し、ボルトを前進させることにより、ピストン保持手段を前進させると共にピストン保持手段が係止するピストンを前方に摺動させ、ピストン係止部がピストン規制手段となり、ピストン解除手段がピストン係止部を操作してピストンの規制を解除することを特徴とする。
請求項3記載の手動式玩具銃は、ピストン保持手段が、円筒形で、外周に付勢手段であるスプリングを有するスプリングガイドであり、ピストン保持手段の内周にピストンを係止することを特徴とする。
請求項4記載の手動式玩具銃は、ピストン規制手段が、ボルトを後退させることによりボルトとピストン移動手段とを連結させ、ボルトを前進させることにより、ピストンがピストン移動手段により前方に摺動させられて留め置かれ、ピストン解除手段が、ピストン規制手段を操作してボルトとピストン移動手段との連結を解除し、ピストンの規制を解除することを特徴とする。
請求項5記載の手動式玩具銃は、銃身に平行に延設され、内部の圧縮空気を弾丸に誘導する排気手段を有するシリンダーと、シリンダーのシリンダーヘッドより前方に位置するピストンと、ピストンにシリンダーヘッド方向への付勢力を加える付勢手段と、ボルトを後退させることにより、ピストンを付勢手段に抗して前方に摺動させるピストン移動手段と、前方に摺動させられたピストンを付勢力に抗して留め置くピストン規制手段と、引き金を引くことで留め置かれたピストンの規制を解除するピストン解除手段とを備え、前方に摺動させられて留め置かれたピストンが、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー内の圧縮空気により、弾丸を発射させることを特徴とする。
請求項6記載の手動式玩具銃は、シリンダーが、弾丸の装填位置の周方向又は装填位置の周方向より前方に設けられていることを特徴とする。
請求項7記載の手動式玩具銃は、シリンダー、ピストン及び付勢手段が、軸を同一にして一体に保持されていることを特徴とする。
請求項1、請求項2、請求項4及び請求項5の発明によれば、前方に摺動させられて留め置かれたピストンが、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー内の圧縮空気により、弾丸を発射させることから、発射時にピストンの力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる。
請求項3の発明によれば、ピストン保持手段が、円筒形で、外周に付勢手段であるスプリングを有するスプリングガイドであり、ピストン保持手段の内周にピストンを係止することから、ピストン保持手段を小型化でき、実銃に近い外観形状を形成させることができる。
請求項6の発明によれば、シリンダーが、弾丸の装填位置の周方向又は装填位置の周方向より前方に設けられていることから、弾倉の位置を実銃に近い位置に設けることが可能で、実銃に近い外観形状を形成させることができる。
請求項7の発明によれば、シリンダー、ピストン及び付勢手段が、軸を同一にして一体に保持されていることから、小型化可能で、且つ一体のユニット化が可能で、コストを抑えると共に、実銃に近い外観形状を形成させることができる。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。本発明の形態における手動式玩具銃は、ボルトを後退させることにより弾丸を装填し、ボルトを前進させることで発射準備を整え、引き金を引くことで弾丸が発射される手動式のものである。
図1は、本発明に係る実施例1の手動式玩具銃を示す説明図である。図2は、同実施例1の手動式玩具銃の保管状態を示す説明図である。図3は、同実施例1の手動式玩具銃のスプリング圧縮途中の状態を示す説明図である。図4は、同実施例1の手動式玩具銃のスプリング圧縮完了状態を示す説明図である。図5は、同実施例1の手動式玩具銃の弾丸装填途中の状態を示す説明図である。図6は、同実施例1の手動式玩具銃の弾丸装填が完了し発射準備が完了した状態を示す説明図である。図7は、同実施例1の手動式玩具銃の引き金を引いた直後の状態を示す説明図である。図8は、同実施例1の手動式玩具銃の引き金を引いてピストンが戻った状態を示す説明図である。
図1〜図8において、手動式玩具銃1は、ボルト10、レシーバー11、アウターバレル14、銃身15、引き金16、弾倉18、ストック19、シリンダーユニット20等から構成されている。ボルト10は、略円柱状で、先端に弾丸8を弾倉18から銃身15の後ろ端の周囲を覆うチャンバー13に押し出すノズル10aを備え、前後に移動させられることで弾丸8の装填とシリンダーユニット20の操作を行うものである。レシーバー11は、ボルト10を周囲で保持し、ボルト10が前後の移動をガイドするものである。銃身15は、発射時に弾丸8が通る筒状で、アウターバレル14により覆われている。アウターバレル14は実銃における銃身である。引き金16は、シリンダーユニット20の操作を行い、弾丸8を発射させるものである。弾倉18は、弾丸8が充填されており、ボルト10の先端のノズル10aの移動により弾丸8がチャンバー13に押し出される。ストック19は、手動式玩具銃1の外装を形成するもので、使用者が手を支える部分である。
シリンダーユニット20は、円柱状で、銃身15に水平に延設され、シリンダーヘッド22、シリンダー24、ピストン25、スプリングガイド26、スプリング28等で構成されている。シリンダー24は円筒状で、後端がシリンダーヘッド22で塞がれ、前端にピストン25が挿嵌されている。シリンダーヘッド22には、シリンダーヘッド22とシリンダー24とピストン25のピストンヘッド25aとで形成されるシリンダー室24aに生じる圧縮空気を、ノズル10aの先端に穿設された排気口10bに導くための流路22aが穿設されている。
ピストン25の後端は、シリンダー24と密接して摺動するピストンヘッド25aが形成され、ピストンヘッド25aよりも前の部分は、シリンダー24よりも縮径された形状となっている。そして、ピストン25の前端付近には、周方向に渡って係止溝25bが穿設されている。また、ピストン25の外周には、円筒状のスプリングガイド26がピストン25の外周に沿って摺動自在に設けられている。スプリングガイド26の前端は、周方向に渡って突出するスプリング係止鍔26aが設けられ、ピストン25及びスプリングガイド26の外周に、ピストンヘッド25a及びスプリング係止鍔26aとに前後の端部が当接した状態でピストン25の付勢手段としてのスプリング28が設けられている。
スプリングガイド26の前端には、略L字状で、底辺の端部がスプリングガイド26の内周方向に傾動するように軸支されたシア29が設けられている。シア29の底点の端部のスプリングガイド26の内周側には、その内周側に突出する係止爪29aが設けられている。このように、シリンダーユニット20は、シリンダーヘッド22、シリンダー24、ピストン25、スプリング28、スプリングガイド26の軸を同一にして一体に保持されて形成されている。
尚、シリンダーユニット20のスプリングガイド26には、ボルト10から伸びるコッキングレバー12が接続され、ボルト10を前後に移動させると、それに合わせてスプリングガイド26も前後に移動させられる。また、引き金16からは、シリンダーユニット20の前まで伸びて前進した位置のスプリングガイド26のシア29の上向片を操作可能にするトリガーバー17が設けられている。
そして、シリンダーユニット20のシリンダーヘッド22は、チャンバー13の周方向の下方側に設けられ、シリンダーヘッド22を後端としてシリンダーユニット20が、前方に向かって銃身15に平行に延設されている。
次に、以上のように構成された実施例1の手動式玩具銃1の操作方法及び動作を説明する。まず、図2に示すように、ボルト10を前進させた状態で、ピストン25がシリンダーヘッド22に接し、スプリングガイド26が前方に位置する手動式玩具銃1の保存状態になっている。ここで、使用者は、ボルト10を引いて後退させる。ボルト10が後退させられると、図3に示すように、弾倉18のノズル10aで塞がれていた部分が解放され、弾丸8がノズル10a(排気口10b)の前方の銃身15の軌道に押し上げられる。また、ボルト10が後退させられると、ボルト10に連結されるコッキングレバー12が、スプリングガイド26を後退させることになり、スプリングガイド26が、ピストン25の外周を摺動し、ピストン25とスプリングガイド26との間に架け渡されたスプリング28が圧縮する。そして、図4に示すように、ボルト10が後退しきると、スプリングガイド26に設けられたシア29の係止爪29aが、ピストン25の係止溝25bに係合し、スプリングガイド26が、ピストン25を保持した状態となる。
次に、使用者が、ボルト10を前進させると、ボルト10に連結されるスプリングガイド26が、ピストン25を保持したまま前方に移動させられる。これにより、図5に示すように、ピストン25がシリンダー24の前方に摺動させられ、シリンダー24内のシリンダーヘッド22とピストンヘッド25aとの間にシリンダー室24aが形成される。そして、ボルト10がさらに前進させられると、ノズル10aが銃身15の軌道上に位置する弾丸8を押し動かし、弾丸8を銃身15の後端のチャンバー13の位置まで押し出すことになる。そして、図6に示すように、ボルト10が最前部まで前進させられると、ノズル10aが、弾丸8をチャンバー13の位置に移動させ、またピストン25がスプリングガイド26により移動させられ、シリンダー室24aの体積が最大になる。そして、シリンダー室24aが、シリンダーヘッド22の流路22aを介して、ノズル10aの排気口10bとが連通した状態になる。また、このとき、トリガーバー17の前方の部分が、スプリングガイド26のシア29の上向片に当接可能な状態となる。この図6に示す状態が、弾丸8の装填が完了し発射準備が完了した状態である。
そして、使用者が引き金16を引くと、トリガーバー17の前方の部分がシア29の上向片を操作することになり、シア29が傾動してシア29の係止爪29aが、ピストン25の係止溝25bから外れる。すると、ピストン25が、スプリングガイド26の保持状態から解放され、スプリング28の付勢力によりシリンダーヘッド22方向へシリンダー24内を摺動させられる。すると、図7に示すように、シリンダー室24aがピストンヘッド25aで加圧されて、シリンダー室24aの空気が、圧縮空気となってシリンダーヘッド22の流路22aを通ってノズル10aの排気口10bから弾丸8に噴射される。圧縮空気を後方から受けた弾丸8は、銃身15に沿って前方に発射されることになる。そして、図8に示すように、ピストン25がシリンダーヘッド22に到達し、シリンダー室24a内の圧縮空気がすべて噴射され、手動式玩具銃1が図2に示す保存状態に復帰することになる。
以上のように、本実施例1の手動式玩具銃1によれば、前方に摺動させられて留め置かれたピストン25が、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー24内の圧縮空気により、弾丸8を発射させることから、発射時にピストン25の力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる。
尚、本実施例1では、コッキングレバー12とスプリングガイド26とでピストン移動手段が形成され、シア29が前方に摺動させられたピストン25を付勢力に抗して留め置くピストン規制手段(ピストン係止部)として機能し、トリガーバー17が引き金16を引くことで留め置かれたピストン25の規制を解除するピストン解除手段として機能する。そして、ピストン保持手段であるスプリングガイド26が、円筒形で、外周に付勢手段であるスプリング28を有し、スプリングガイド26の内周にピストン25を係止することから、ピストン保持手段を小型化でき、実銃に近い外観形状を形成させることができる。
尚、本実施例1では、ピストン解除手段であるトリガーバー17やピストン移動手段であるコッキングレバー12を、棒状の例で記載したが、棒状ではなくワイヤー等の他の手段でもよく、その形態により制限されるものではない。
また、シリンダー24を、弾丸8の装填位置の周方向又は装填位置の周方向より前方に設けることで、弾倉18の位置を実銃に近い位置に設けることが可能で、実銃に近い外観形状を形成させることができる。
さらに、シリンダー24、ピストン25及び付勢手段であるスプリング28が、軸を同一にして一体に保持されてシリンダーユニット20となっていることから、小型化可能で、コストを抑えると共に、実銃に近い外観形状を形成させることができる。
図9は、本発明に係る実施例2の玩具銃を示す説明図である。図10は、同実施例2の手動式玩具銃の保管状態を示す説明図である。図11は、同実施例2の手動式玩具銃のボルトを後退させる様子を示す説明図である。図12は、同実施例2の手動式玩具銃のボルトの後退を完了した状態を示す説明図である。図13は、同実施例2の手動式玩具銃の弾丸装填途中の状態を示す説明図である。図14は、同実施例2の手動式玩具銃の弾丸装填が完了し発射準備が完了した状態を示す説明図である。図15は、同実施例2の手動式玩具銃の引き金を引いた直後の状態を示す説明図である。図16は、同実施例2の手動式玩具銃の引き金を引いてピストンが戻った状態を示す説明図である。
図9〜図16において、手動式玩具銃2は、ボルト30、レシーバー31、アウターバレル34、銃身35、引き金36、弾倉38、ストック39、シリンダーユニット40等から構成されている。ボルト30は、略円柱状で、先端に弾丸8を弾倉38から銃身35の後ろ端の周囲を覆うチャンバー33に押し出すノズル30aを備え、前後に移動させられることで弾丸8の装填とシリンダーユニット40の操作を行うものである。レシーバー31は、ボルト30を周囲で保持し、ボルト30が前後の移動をガイドするものである。銃身35は、発射時に弾丸8が通る筒状で、アウターバレル34により覆われている。アウターバレル34は実銃における銃身である。引き金36は、シリンダーユニット40の操作を行い、弾丸8を発射させるものである。弾倉38は、弾丸8が充填されており、ボルト30の先端のノズル30aの移動により弾丸8がチャンバー33に押し出される。ストック39は、手動式玩具銃2の外装を形成するもので、使用者が手を支える部分である。
シリンダーユニット40は、円柱状で、銃身35に水平に延設され、ユニット本体41で覆われた内部に、シリンダーヘッド42、シリンダー44、ピストン45、スプリングガイド46、スプリング48等を備えている。シリンダー44は円筒状で、後端がシリンダーヘッド42で塞がれ、前端にピストン45が挿嵌されている。シリンダーヘッド42には、シリンダーヘッド42とシリンダー44とピストン45のピストンヘッド45aとで形成されるシリンダー室44aに生じる圧縮空気を、ノズル30aの先端に穿設された排気口30bに導くための流路42aが穿設されている。
ピストン45のピストンヘッド45aの反対側(前方側)の端部には、円柱状の凹部45bが穿設されている。そして、ピストン45の凹部45bにスプリング48が挿嵌され、スプリング48が凹部45bより前方に突出している。そして、スプリング48のピストン45の凹部45bから突出した部分の内側には、円柱状のスプリングガイド46が設けられている。スプリングガイド46は、シリンダーユニット40の前端から後方に延設されており、太さは、スプリング48が間に入った状態でピストン45の凹部45bが挿入可能な太さである。
尚、シリンダーユニット40のピストン45には、後方の引き金36付近まで伸びる棒状のピストンロッド32が設けられている。ピストンロッド32は、後端32aからピストン45の約ストローク分の長さ分前方で下方に屈曲している。また、引き金36は引くことで傾動する構造で、引き金36からボルト30に上下動可能に伸びるトリガーバー37を備えている。また、ボルト30の後端付近には、前後に伸びた棒材で、略中心で軸支され上下に傾動自在に設けられたシア49を備えている。シア49の位置は、ボルト30が前進させられた状態で、シア49の後部49bがトリガーバー37の上方に位置する位置で、シア49の長さは、ボルト30が後退させられた状態で、ピストンロッド32の後端32aが、シア49の前端である係止端49aに当接する長さである。
そして、シリンダーユニット40のシリンダーヘッド42は、チャンバー33の周方向の下方側に設けられ、シリンダーヘッド42を後端としてシリンダーユニット40が、前方に向かって銃身35に平行に延設されている。
次に、以上のように構成された実施例2の手動式玩具銃2の操作方法及び動作を説明する。まず、図10に示すように、ボルト30を前進させた状態で、ピストン45がシリンダーヘッド42に接して、ピストン45がスプリングガイド46から離れた状態となっている。ここで、使用者は、ボルト30を引いて後退させる。ボルト30が後退させられると、図11に示すように、弾倉38のノズル30aで塞がれていた部分が解放され、弾丸8がノズル30a(排気口30b)の前方の銃身35の軌道に押し上げられる。また、ボルト30が後退させられると、ボルト30ともにシア49も後退させられる。そして、図12に示すように、ボルト30が後退しきると、シア49の係止端49aがピストンロッド32の後端32aに当接する。
次に、使用者が、ボルト30を前進させると、ボルト30と共にシア49も移動し、シア49がピストンロッド32を前方に突き出る。これにより、図13に示すように、ピストン45が前方に摺動させられ、シリンダー44内のシリンダーヘッド42とピストンヘッド45aとの間にシリンダー室44aが形成される。そして、ボルト30がさらに前進させられると、ノズル30aが銃身35の軌道上に位置する弾丸8を押し動かし、弾丸8を銃身35の後端のチャンバー33の位置まで押し出すことになる。そして、図14に示すように、ボルト30が最前部まで前進させられると、ノズル30aが、弾丸8をチャンバー33の位置に移動させ、またピストン45がピストンロッド32により移動させられ、シリンダー室44aの体積が最大になる。そして、シリンダー室44aが、シリンダーヘッド42の流路42aを介して、ノズル30aの排気口30bとが連通した状態になる。また、このとき、シア49の後部49bが、トリガーバー37の上方に位置するようになる。さらに、スプリング48は、ピストン45の凹部45b内で、スプリングガイド46との間で圧縮された状態になる。この図14に示す状態が、弾丸8の装填が完了し発射準備が完了した状態である。
そして、使用者が引き金36を引くと、トリガーバー37がシア49の後部49bを突き上げるため、シア49が傾動し、シア49の係止端49aが下がってピストンロッド32の後端32aが解放される。すると、ピストン45が、スプリング48の付勢力によりシリンダーヘッド42方向へシリンダー44内を摺動させられる。すると、図15に示すように、シリンダー室44aがピストンヘッド45aで加圧されて、シリンダー室44aの空気が、圧縮空気となってシリンダーヘッド42の流路42aを通ってノズル30aの排気口30bから弾丸8に噴射される。圧縮空気を後方から受けた弾丸8は、銃身35に沿って前方に発射されることになる。そして、図16に示すように、ピストン45がシリンダーヘッド42に到達し、シリンダー室44a内の圧縮空気がすべて噴射され、手動式玩具銃2が図10に示す保存状態に復帰することになる。
以上のように、本実施例2の手動式玩具銃2によれば、実施例1同様に、前方に摺動させられて留め置かれたピストン45が、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー44内の圧縮空気により、弾丸8を発射させることから、発射時にピストン45の力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる。
尚、本実施例2では、シア49が、ピストン規制手段として機能し、ボルト30を後退させることによりボルト30とピストン移動手段であるピストンロッド32とを連結させ、ボルト30を前進させることにより、ピストン45がピストン移動手段であるピストンロッド32により前方に摺動させられて留め置かれる。また、ピストン解除手段であるトリガーバー37が、ピストン規制手段であるシア49を操作してボルト30とピストン移動手段であるピストンロッド32との連結を解除し、ピストン45の規制を解除する構造となっている。
図17は、本発明に係る実施例3の玩具銃の保管状態を示す説明図である。図18は、同実施例3の手動式玩具銃のスプリング圧縮途中の状態を示す説明図である。図19は、同実施例3の手動式玩具銃のスプリング圧縮完了状態を示す説明図である。図20は、同実施例3の手動式玩具銃の弾丸装填途中の状態を示す説明図である。図21は、同実施例3の手動式玩具銃の弾丸装填が完了し発射準備が完了した状態を示す説明図である。図22は、同実施例3の手動式玩具銃の引き金を引いた直後の状態を示す説明図である。図23は、同実施例3の手動式玩具銃の引き金を引いてピストンが戻った状態を示す説明図である。
図17〜図23において、手動式玩具銃3は、ボルト50、レシーバー51、アウターバレル54、銃身55、引き金56、弾倉58、ストック59、シリンダーユニット60等から構成されている。ボルト50は、略円柱状で、先端に弾丸8を弾倉58から銃身55の後ろ端の周囲を覆うチャンバー53に押し出すノズル50aを備え、前後に移動させられることで弾丸8の装填とシリンダーユニット60の操作を行うものである。レシーバー51は、ボルト50を周囲で保持し、ボルト50が前後の移動をガイドするものである。銃身55は、発射時に弾丸8が通る筒状で、アウターバレル54により覆われている。アウターバレル54は実銃における銃身である。引き金56は、シリンダーユニット60の操作を行い、弾丸8を発射させるものである。弾倉58は、弾丸8が充填されており、ボルト50の先端のノズル50aの移動により弾丸8がチャンバー53に押し出される。ストック59は、手動式玩具銃3の外装を形成するもので、使用者が手を支える部分である。
シリンダーユニット60は、円柱状で、銃身55に水平に延設され、シリンダーヘッド62、シリンダー64、ピストン65、スプリングガイド66、スプリング68等で構成されている。シリンダー64は円筒状で、後端がシリンダーヘッド62で塞がれ、前端にピストン65が挿嵌されている。シリンダーヘッド62には、シリンダーヘッド62とシリンダー64とピストン65のピストンヘッド65aとで形成されるシリンダー室64aに生じる圧縮空気を、ノズル50aの先端に穿設された排気口50bに導くための流路62aが穿設されている。
ピストン65の後端は、シリンダー64と密接して摺動するピストンヘッド65aが形成され、ピストンヘッド65aよりも前の部分は、シリンダー64よりも縮径された形状となっている。そして、ピストン65の前端付近には、周方向に渡って係止溝65bが穿設されている。また、ピストン65の外周には、円筒状のスプリングガイド66がピストン65の外周に沿ってシリンダーユニット60の前方側に設けられている。スプリングガイド66の前端は、周方向に渡って突出するスプリング係止鍔66aが設けられ、ピストン65及びスプリングガイド66の外周に、ピストンヘッド65a及びスプリング係止鍔66aとに前後の端部が当接した状態でピストン65の付勢手段としてのスプリング68が設けられている。
スプリングガイド66の前端には、略L字状で、底辺の端部がスプリングガイド66の内周方向に傾動するように軸支されたシア69が設けられている。シア69の底点の端部のスプリングガイド66の内周側には、その内周側に突出する係止爪69aが設けられている。このように、シリンダーユニット60は、シリンダーヘッド62、シリンダー64、ピストン65、スプリング68、スプリングガイド66の軸を同一にして一体に保持されて形成されている。
尚、ピストン65には、係止溝65b側から前方に伸びるワイヤー52が接続されている。ワイヤー52は、シリンダーユニット60の前端に伸び、シリンダーユニット60の前端上部に設けられた滑車52aに掛架されて下方に伸び、さらにシリンダーユニット60の前端下部に設けられた滑車52bに掛架されて、シリンダーユニット60の後方に伸びている。そして、ワイヤー52は、シリンダーユニット60の後端下部に設けられた滑車52cに掛架されて上方に伸び、さらにシリンダーユニット60の後端上部に設けられた滑車52dに掛架されて、さらにシリンダーユニット60の後ろ側に伸びて、ボルト50に接続されている。また、引き金56からは、シリンダーユニット60の前まで伸びてスプリングガイド66のシア69の上向片を操作可能にするトリガーバー57が設けられている。
そして、シリンダーユニット60のシリンダーヘッド62は、チャンバー53の周方向の下方側に設けられ、シリンダーヘッド62を後端としてシリンダーユニット60が、前方に向かって銃身55に平行に延設されている。
次に、以上のように構成された実施例3の手動式玩具銃3の操作方法及び動作を説明する。まず、図17に示すように、ボルト50を前進させた状態で、ピストン65がシリンダーヘッド62に接する手動式玩具銃3の保存状態になっている。ここで、使用者は、ボルト50を引いて後退させる。ボルト50が後退させられると、図18に示すように、弾倉58のノズル50aで塞がれていた部分が解放され、弾丸8がノズル50a(排気口50b)の前方の銃身55の軌道に押し上げられる。
また、ボルト50が後退させられると、ボルト50に連結されるワイヤー52が後方に引かれ、滑車52a〜52dに掛架されたワイヤー52が、ピストン65を前方に摺動させる。ピストン65がシリンダー64の前方に摺動させられると、シリンダー64内のシリンダーヘッド62とピストンヘッド65aとの間にシリンダー室64aが形成される。また、ピストン65とスプリングガイド66との間に架け渡されたスプリング68が圧縮する。そして、図19に示すように、ボルト50が後退しきると、スプリングガイド66に設けられたシア69の係止爪69aが、ピストン65の係止溝65bに係合し、スプリングガイド66が、ピストン65を保持した状態となる。
次に、使用者が、ボルト50を前進させると(図20)、ボルト50のノズル50aが、銃身55の軌道に押し上げられた弾丸8の後方に移動する。そして、ボルト50がさらに前進させられ最前部まで至ると、図21に示すように、ノズル50aが銃身55の軌道上に位置する弾丸8を押し動かし、弾丸8を銃身55の後端のチャンバー53の位置まで押し出すことになる。また、シリンダー室64aが、シリンダーヘッド62の流路62aを介して、ノズル50aの排気口50bとが連通した状態になる。この図21に示す状態が、弾丸8の装填が完了し発射準備が完了した状態である。
そして、使用者が引き金56を引くと、トリガーバー57の前方の部分がシア69の上向片を操作することになり、シア69が傾動してシア69の係止爪69aが、ピストン65の係止溝65bから外れる。すると、ピストン65が、スプリングガイド66の保持状態から解放され、スプリング68の付勢力によりシリンダーヘッド62方向へシリンダー64内を摺動させられる。すると、図22に示すように、シリンダー室64aがピストンヘッド65aで加圧されて、シリンダー室64aの空気が、圧縮空気となってシリンダーヘッド62の流路62aを通ってノズル50aの排気口50bから弾丸8に噴射される。圧縮空気を後方から受けた弾丸8は、銃身55に沿って前方に発射されることになる。そして、図23に示すように、ピストン65がシリンダーヘッド62に到達し、シリンダー室64a内の圧縮空気がすべて噴射され、手動式玩具銃3が図17に示す保存状態に復帰することになる。
以上のように、本実施例3の手動式玩具銃3によれば、実施例1及び実施例2と同様に、前方に摺動させられて留め置かれたピストン65が、付勢力により後方に摺動させられることで生じるシリンダー64内の圧縮空気により、弾丸8を発射させることから、発射時にピストン65の力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる。
尚、本実施例3では、ピストン解除手段であるトリガーバー57を棒状の例で記載し、ピストン移動手段であるワイヤー52を線材の例で記載したが、それぞれが線材や棒状等の他の手段でもよく、その形態により制限されるものではない。
尚、実施例1〜実施例3では、球状の弾丸8を装填し発射する例を記載したが、カートリッジ(薬莢形状品)を有する弾丸を発射させる手動式玩具銃であってもよい。
以上のように、発射時にピストンの力が使用者の方向に伝わってきて、実銃の発射に近い感触を得ることができる手動式玩具銃を提供することができる。
1・・・・・手動式玩具銃
2・・・・・手動式玩具銃
3・・・・・手動式玩具銃
8・・・・・弾丸
10・・・・ボルト
10a・・・ノズル
10b・・・排気口
11・・・・レシーバー
12・・・・コッキングレバー
13・・・・チャンバー
14・・・・アウターバレル
15・・・・銃身
16・・・・引き金
17・・・・トリガーバー
18・・・・弾倉
19・・・・ストック
20・・・・シリンダーユニット
22・・・・シリンダーヘッド
22a・・・流路
24・・・・シリンダー
24a・・・シリンダー室
25・・・・ピストン
25a・・・ピストンヘッド
25b・・・係止溝
26・・・・スプリングガイド
26a・・・スプリング係止鍔
28・・・・スプリング
29・・・・シア
29a・・・係止爪
30・・・・ボルト
30a・・・ノズル
30b・・・排気口
31・・・・レシーバー
32・・・・ピストンロッド
32a・・・後端
33・・・・チャンバー
34・・・・アウターバレル
35・・・・銃身
36・・・・引き金
37・・・・トリガーバー
38・・・・弾倉
39・・・・ストック
40・・・・シリンダーユニット
41・・・・ユニット本体
42・・・・シリンダーヘッド
42a・・・流路
44・・・・シリンダー
44a・・・シリンダー室
45・・・・ピストン
45a・・・ピストンヘッド
45b・・・凹部
46・・・・スプリングガイド
48・・・・スプリング
49・・・・シア
49a・・・係止端
49b・・・後部
50・・・・ボルト
50a・・・ノズル
50b・・・排気口
51・・・・レシーバー
52・・・・ワイヤー
52a・・・滑車
52b・・・滑車
52c・・・滑車
52d・・・滑車
53・・・・チャンバー
54・・・・アウターバレル
55・・・・銃身
56・・・・引き金
57・・・・トリガーバー
58・・・・弾倉
59・・・・ストック
60・・・・シリンダーユニット
62・・・・シリンダーヘッド
62a・・・流路
64・・・・シリンダー
64a・・・シリンダー室
65・・・・ピストン
65a・・・ピストンヘッド
65b・・・係止溝
66・・・・スプリングガイド
66a・・・スプリング係止鍔
68・・・・スプリング
69・・・・シア
69a・・・係止爪
2・・・・・手動式玩具銃
3・・・・・手動式玩具銃
8・・・・・弾丸
10・・・・ボルト
10a・・・ノズル
10b・・・排気口
11・・・・レシーバー
12・・・・コッキングレバー
13・・・・チャンバー
14・・・・アウターバレル
15・・・・銃身
16・・・・引き金
17・・・・トリガーバー
18・・・・弾倉
19・・・・ストック
20・・・・シリンダーユニット
22・・・・シリンダーヘッド
22a・・・流路
24・・・・シリンダー
24a・・・シリンダー室
25・・・・ピストン
25a・・・ピストンヘッド
25b・・・係止溝
26・・・・スプリングガイド
26a・・・スプリング係止鍔
28・・・・スプリング
29・・・・シア
29a・・・係止爪
30・・・・ボルト
30a・・・ノズル
30b・・・排気口
31・・・・レシーバー
32・・・・ピストンロッド
32a・・・後端
33・・・・チャンバー
34・・・・アウターバレル
35・・・・銃身
36・・・・引き金
37・・・・トリガーバー
38・・・・弾倉
39・・・・ストック
40・・・・シリンダーユニット
41・・・・ユニット本体
42・・・・シリンダーヘッド
42a・・・流路
44・・・・シリンダー
44a・・・シリンダー室
45・・・・ピストン
45a・・・ピストンヘッド
45b・・・凹部
46・・・・スプリングガイド
48・・・・スプリング
49・・・・シア
49a・・・係止端
49b・・・後部
50・・・・ボルト
50a・・・ノズル
50b・・・排気口
51・・・・レシーバー
52・・・・ワイヤー
52a・・・滑車
52b・・・滑車
52c・・・滑車
52d・・・滑車
53・・・・チャンバー
54・・・・アウターバレル
55・・・・銃身
56・・・・引き金
57・・・・トリガーバー
58・・・・弾倉
59・・・・ストック
60・・・・シリンダーユニット
62・・・・シリンダーヘッド
62a・・・流路
64・・・・シリンダー
64a・・・シリンダー室
65・・・・ピストン
65a・・・ピストンヘッド
65b・・・係止溝
66・・・・スプリングガイド
66a・・・スプリング係止鍔
68・・・・スプリング
69・・・・シア
69a・・・係止爪
Claims (7)
- ボルトを手動で往復させて弾丸を装填し、該弾丸を圧縮空気で前方に発射させる手動式玩具銃において、
銃身に平行に延設され、内部の圧縮空気を該弾丸に誘導する排気手段を有するシリンダーと、
該シリンダーのシリンダーヘッドより前方に位置するピストンと、
該ピストンに該シリンダーヘッド方向への付勢力を加える付勢手段と、
一旦後退させた後の該ボルトを前進させることにより、該ピストンを該付勢手段に抗して前方に摺動させるピストン移動手段と、
該前方に摺動させられたピストンを該付勢力に抗して留め置くピストン規制手段と、
引き金を引くことで該留め置かれたピストンの規制を解除するピストン解除手段とを備え、
該前方に摺動させられて留め置かれたピストンが、該付勢力により後方に摺動させられることで生じる該シリンダー内の圧縮空気により、該弾丸を発射させることを特徴とする手動式玩具銃。 - 前記ピストン移動手段が、前記ピストンを係止するピストン係止部を有すると共に前記ボルトにより前後に往復させられるピストン保持手段からなり、
該ボルトを後退させることより該ピストン保持手段が後退させられて該ピストンを係止し、
該ボルトを前進させることにより、該ピストン保持手段を前進させると共に該ピストン保持手段が係止する該ピストンを前方に摺動させ、
該ピストン係止部が前記ピストン規制手段となり、
前記ピストン解除手段が該ピストン係止部を操作して該ピストンの規制を解除することを特徴とする請求項1記載の手動式玩具銃。 - 前記ピストン保持手段が、円筒形で、外周に前記付勢手段であるスプリングを有するスプリングガイドであり、
該ピストン保持手段の内周に該ピストンを係止することを特徴とする請求項2記載の手動式玩具銃。 - 前記ピストン規制手段が、前記ボルトを後退させることにより該ボルトと前記ピストン移動手段とを連結させ、
該ボルトを前進させることにより、前記ピストンが該ピストン移動手段により前方に摺動させられて留め置かれ、
前記ピストン解除手段が、該ピストン規制手段を操作して該ボルトと該ピストン移動手段との連結を解除し、該ピストンの規制を解除することを特徴とする請求項1の手動式玩具銃。 - ボルトを手動で往復させて弾丸を装填し、該弾丸を圧縮空気で前方に発射させる手動式玩具銃において、
銃身に平行に延設され、内部の圧縮空気を該弾丸に誘導する排気手段を有するシリンダーと、
該シリンダーのシリンダーヘッドより前方に位置するピストンと、
該ピストンに該シリンダーヘッド方向への付勢力を加える付勢手段と、
該ボルトを後退させることにより、該ピストンを該付勢手段に抗して前方に摺動させるピストン移動手段と、
該前方に摺動させられたピストンを該付勢力に抗して留め置くピストン規制手段と、
引き金を引くことで該留め置かれたピストンの規制を解除するピストン解除手段とを備え、
該前方に摺動させられて留め置かれたピストンが、該付勢力により後方に摺動させられることで生じる該シリンダー内の圧縮空気により、該弾丸を発射させることを特徴とする手動式玩具銃。 - 前記シリンダーが、前記弾丸の装填位置の周方向又は該装填位置の周方向より前方に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の手動式玩具銃。
- 前記シリンダー、前記ピストン及び前記付勢手段が、軸を同一にして保持されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の手動式玩具銃。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009118152A JP2010266130A (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 手動式玩具銃 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009118152A JP2010266130A (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 手動式玩具銃 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010266130A true JP2010266130A (ja) | 2010-11-25 |
Family
ID=43363256
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009118152A Withdrawn JP2010266130A (ja) | 2009-05-15 | 2009-05-15 | 手動式玩具銃 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010266130A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5167434B1 (ja) * | 2012-03-01 | 2013-03-21 | 株式会社 Mule | カートリッジ式玩具銃 |
-
2009
- 2009-05-15 JP JP2009118152A patent/JP2010266130A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5167434B1 (ja) * | 2012-03-01 | 2013-03-21 | 株式会社 Mule | カートリッジ式玩具銃 |
WO2013128491A1 (ja) * | 2012-03-01 | 2013-09-06 | 株式会社 Mule | カートリッジ式玩具銃 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100535174B1 (ko) | 완구총 | |
TWI407074B (zh) | 電動空氣槍 | |
KR102283349B1 (ko) | 총에 있어서의 볼트 스톱 완충 장치 | |
US9982962B2 (en) | Air gun with multiple energy sources | |
US8448632B2 (en) | Toy gun compressed air firing shell | |
CA2396031A1 (en) | Pneumatic gun | |
US10145647B2 (en) | Multi-bullet shooting electric gun | |
JP2007051851A (ja) | 玩具銃におけるリコイルショック装置 | |
TWI390173B (zh) | 玩具槍 | |
KR102283347B1 (ko) | 모의총에 있어서의 피스톤 기구의 완충 장치 | |
US20060191523A1 (en) | Apparatus for propelling projectiles | |
JP5517380B1 (ja) | 電動式玩具銃 | |
KR100603143B1 (ko) | 가스식 완구총의 가스 공급 기구 | |
TWI522154B (zh) | 玩具槍及玩具槍用氣筒安裝裝置 | |
US9719752B1 (en) | Spears and spear guns incorporating the same | |
JP2010266130A (ja) | 手動式玩具銃 | |
JPH03236598A (ja) | 玩具銃におけるブローバック方法およびその装置 | |
KR20180082996A (ko) | 총에 있어서의 볼트 스톱 완충 장치 | |
KR101717506B1 (ko) | 직분사 방식 압축 공기총 | |
JPH01167596A (ja) | 玩具ガス銃 | |
JP4424963B2 (ja) | 圧縮ポンプ式玩具銃における引き金装置。 | |
JP2003269895A (ja) | 玩具ガス銃の給弾装置 | |
JP3711278B2 (ja) | 自動弾丸供給機構付玩具銃 | |
JP3016189U (ja) | 玩具空気銃 | |
JPH08233491A (ja) | 玩具ガス銃 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120807 |