JPH01167596A

JPH01167596A - 玩具ガス銃

Info

Publication number: JPH01167596A
Application number: JP62322767A
Authority: JP
Inventors: Nenomatsu Fujinoki; 藤ノ木　根之松
Original assignee: FUARUKON TOOI KK
Current assignee: FUARUKON TOOI KK
Priority date: 1987-12-22
Filing date: 1987-12-22
Publication date: 1989-07-03
Also published as: JPH0477240B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野この発明は液化ガスにより弾丸を自動的に装填発射する
玩具ガス銃に関する。

従来の技術従来、液化ガスにより弾丸を自動的に装填発射する玩具
ガス銃は、例えば特開昭６１−２２８２９７などにより
知られている。この公知例は、ガスポンプシリンダーを
ガスボンベと開閉弁を介して連通し、ポンプシリンダー
に貯留した圧縮ガスをトリガーと関連する作動杆で開閉
弁を打撃し、圧縮ガスを銃身に噴射し、銃身にセットさ
れた弾丸を発射し、また銃身に弾丸をセットするために
ガスポンプシリンダーにピストンを嵌挿し、このピスト
ンを噴射側へばね圧で付勢すると共に弾丸をセットする
だめのスライド部材と一体に連絡して構成されるもので
ある。

発明が解決しようとする問題点前記公知例ではスライド部材とポンプシリンダーに収容
されるピストンとは一体に連結されるものであるから、
ポンプシリンダーに圧縮ガスが充填されているときには
、ピストンに全圧ががかっているため、スライド部材は
前進位置に固定され、例えば発射に先立って遊底を手動
で作動点検のために行う後退アクションができない。ま
た、弾丸が装填されていないときは、空撃を一回しない
と発射できない欠点があった。そして公知例ではポンプ
シリンダーの圧縮ガスを銃身へ送するため、開閉弁を打
撃し、開閉弁を瞬間開放するが、ガスボンベはこの間閉
鎖されないので圧縮ガスが無駄に放出されるものであっ
た。

問題点を解決するだめの手段トリガーと関連し、前後に摺動し、ポンプ筒の圧縮ガス
を開閉する開閉弁は、前端背面を、ポンプ筒の後端内面
に開口する弁座と接離し、弾道孔と連通ずる発射路孔を
開閉し、また前端中心に一端を開口し、他端を外周に開
口して前記発射路孔を閉鎖時にガスボンベ等に連通ずる
給気路孔と連通する連通孔を具え、さらに後半部を発射
路孔の開放時にガスボンベ等に連通ずる給気路孔の開閉
弁となるように設けられ、ポンプ筒は前端を開孔した中
空支管が内方へ突設され、ポンプ筒内方に収容される浮
動ピストンを前方から拡張戻しばねにより付勢し、ポン
プ筒の充填圧縮ガスにより前方へ摺動自在であると共に
開閉弁が開放時に単独でポンプ内の掃気が可能に設けら
れ、中空支管には前端を遊底に連結されたセットピスト
ンを嵌挿し、ポンプ筒の圧縮ガス圧を受けて遊底を付勢
するブローバックばねを圧縮して前方に弾丸のセット移
動が可能に設けられることを特徴とする、玩具ガス銃に
ある。

作　　　用トリガーを操作すると開閉弁が摺動し、ポンプ筒と弾道
孔とを連通ずる発射路孔を開放し、ポンプ筒内の圧縮ガ
スを弾道孔に噴射し、弾道孔に装填された弾丸を発射す
ると共に、この発射時に、ポンプ筒とガスボンベ等とを
連通ずる連通路孔を閉鎖し、圧縮ガスがポンプ筒に給気
されないように遮断する。そしてポンプ筒では浮動ピス
トンが圧縮ガスの噴出にしたがって戻しばねの付勢力を
内に突設される中空支管に嵌挿されるセットピストンは
ポンプ筒内の圧縮ガスの噴出にしたがってセット圧が零
となるからブローバックばねの作用で自動的に遊底を後
退する。この遊底の作動で弾倉から弾丸を例えば弾道孔
に給弾する。そしてトリガーを戻すと開閉弁は前進し、
弾道孔への発射路孔をポンプ筒から閉鎖すると共にガス
ボンベとの連通路孔をポンプ筒に開放するので、再び圧
縮ガスの給気を受け、ポンプ筒では浮動ピストンを戻し
ばねに抗して前進させ、ガスボンベと均衡するまで圧縮
ガスをポンプ筒に充填し、ポンプ筒のガス圧をセットピ
ストンに再び加えて遊底をブローバックばねを圧縮して
前進し、弾丸を弾道孔の所定位置にセットするものであ
る。

実施例銃本体１に対して遊底２は前後に所要長さ摺動自在に装
着される０銃本体１の中央上半に設けられる弁支部３の
前方にポンプ筒４を横向に配設し、その後端を弁支部３
と気密に接続し、そのポンプ筒４内には前端より中空支
管５を突出させ、ポンプ筒４内に浮動ピストン６を嵌挿
し、その外周面７を装嵌する０リング８によりポンプ筒
４の内径面に気密に、中心の嵌挿孔９を装嵌する。リン
グ１０により気密に、かつ軸方向に摺動自在に設け、こ
のピストン６の前端面には、ピストン戻しばね１１を連
接し、常時浮動ピストン６を後端内面へ移動するように
付勢しである。

前記中空支管５には、また前端外方から前端が遊底２に
固着されるセットピストン１２を嵌挿し、後端にＯリン
グ１３を装嵌し、中空支管５と気密に、かつ摺動自在に
挿嵌している。

前記弁支部３には、また前後に開閉弁孔１４を開口し、
前後に摺動自在の開閉弁１５を嵌挿し、開閉弁孔１４の
前端口縁を開閉弁１５の弁座１６に形成し、開閉弁１５
の前端には、中空支管５の後端に設けられたばね受け１
７に前端を支持される拡張戻しばね１８を連接し、開閉
弁１５を後方へ付勢し、前端鍔の背面に装着されたＯリ
ング１９を弁座１６に密接し、その背後に開口する発射
路孔２１、すなわち、開閉弁孔１４の前部内径を拡径し
て開閉弁１５の外周との間に構成される空隙加およびこ
の空隙加と連通し、弁支部３の前面に開孔する発射路孔
２１を閉鎖し、またこの開閉弁１５にはその中央部外周
に形成された凹陥溝ｎに連通し、かつ軸心を通り前端面
に開口する１字形の連通路孔乙を設け、弁支部３にはま
たガスボンベ２４と連絡管５を介して連通する給気路孔
２６を設け、開閉弁１５が発射路孔２１を閉鎖するとき
、給気路孔２６を通じてポンプ筒４内に連通ずるように
設けている。この開閉弁１５の凹陥溝ηの前後にはＯリ
ング釘、釘を装嵌し、開閉弁１５の気密を保持し、後部
に０１Ｊング路を装嵌し、後端へのガス洩れを防止して
いる。

前記弁支部３の後方には、開閉弁１５を前方ヘプツシュ
する連動機構四をトリガー加と関連して設けている。こ
の連動機横加は、トリガー加の爪３１に前端を係合し、
その作動で前進移動する連杆３２と、基端を軸支し、前
記連杆３２の作動で前方へ基端を中：Ｂに回動するブツ
シュレバー３３と、後端をブツシュレバー３３の作動面
に連接し、前端は拡張する戻しばね別で後方へ付勢され
る連動枠３５とから設けられる。

前記発射路孔２１の他端は鏡本体１に設けた弾道孔３６
において、ゴム管からなる弾丸気密支持部３７の背後に
接続開口し、気密支持部３７の前方を銃口として開孔し
、背後は後端が遊底２の後部に一体に固着された装填棒
あを嵌挿し、この装填棒あには０１Ｊング３９を装嵌し
て後方へのガス抜けを防止し、またこの装填棒間の後部
外周には、拡張するブローバックばね４０を装嵌し、そ
の前端を鏡本体いる。また、その遊底２がプローバック
したとき、装填棒間の前端位置に適合し、弾丸装填孔４
１が弾道孔３６に開口し、鏡本体１の柄部４２に底面よ
り嵌挿された弾倉４３の給弾口４４と一致し、弾丸４５
の自動給送をうけるように設けられると共に、この弾丸
装填孔４１と上方から対応するストッパー４７を弾道孔
３６に出没自在に突出させて設け、弾道孔３６に給送さ
れる弾丸４５をストップする。

この奏岨実施例は前述のように構成されるものであるか
ら、第１図および第２図に示すようにガスボンベ冴から
液化ガスは気化して連絡管６、弁支部３の給気路孔２６
、開閉弁１５の凹陥溝ｎおよび連通路孔乙を通り、開閉
弁１５の前端よりポンプ筒４内に充填される。そこで、
ポンプ筒４では、浮動ピストン６は拡張するピストン戻
しばね１１を圧縮し、前方へ移動し、ガスボンベ２４と
均衡する圧縮ガス量を充填する。ポンプ筒４における浮
動ピストン６より前部側の空気はポンプ筒４の前部側に
開口した吸排気孔４８により吸排され、浮動ピストン６
の移動に空気抵抗がかからないように設けられる。そし
てこのとき、弾丸４５が弾道孔３６に装填されていない
ときには、遊底２を手動にて後方ヘパツクさせると、ポ
ンプ筒４には圧縮ガスが充填されているが、その内圧と
、セットピストン１２の外径がポンプ筒４の内径に対し
て小さいため、圧縮圧は小さく、手動にて充分に操作で
き、したがって、遊底２を後方へ移動させて装填棒あを
後退させることができ、その先端を弾丸装填孔４１より
後退させると弾倉４３の弾丸４５は図示しないかばね圧
で常時上方へ付勢されているから、装填孔４１を通って
弾道孔３６に押し出され、ストッパー４７に掛止されて
定位置を保持する。そこで例えば遊底２から手を離すと
、セットピストン１２にかかる圧縮ガス圧で遊底２は前
方へ戻され、このとき装填棒あの先端で第１図に示すよ
うに弾丸４５を気密弾丸支持部３７に装填する。ここで
、トリガー３０に指をかけて引くと、トリガー３０と一
体の爪３１で連杆３２を前方へ移動し、後端に掛合する
ブツシュレバー３３を前方へ回動し、連動杆３５を前進
し、戻しばね讃を圧縮して開閉弁１５を前方へ摺動させ
る。そこで、開閉弁１５は前端で閉鎖しているポンプ筒
４と発射路孔２１とを開略し、かつガスボンベ２４に連
通する給気路孔２６を閉鎖する。そこで、ポンプ筒４内
の圧縮ガスはそれ自体がもつ圧力と戻しばね１１の作用
で移動する浮動ピストン６の移送圧を受けて瞬間に発射
路孔２１を通じて弾道孔３６に噴出し、この噴出ガスに
より弾道孔の弾丸４５は発射されるのである。このとき
、浮動ピストン６は第２図および第４図に示すように最
後端まで移動してポンプ筒４内のガス圧を零になすため
、遊底２のセットピストン１２にかかるガス圧も零とな
るため、遊底２はプローバックばね４００作用で自動的
に後退する。そこで、その最大後退位置で装填棒あは装
填孔４１より後方へ移動して開放するから前記のように
新しい弾丸４５が弾道孔３６に給弾される。またこのと
きガスボンベ２４のガスは完全閉鎖され、ガスを無駄に
放出することはない。

次に、トリガー３０より指を離すと、戻しばねあの作用
で連動機１１１２９は戻され、開閉弁１５の押圧を解除
するから戻しばね１８の作用で戻され、開閉弁１５の前
端は弁座１６にＯリング１９を密接してポンプ筒４内と
弾道孔３６を連通ずる発射路孔２１を閉鎖し、同時にガ
スボンベ冴に連通する給気路孔２６とポンプ筒４とを連
通ずる。よって、ポンプ筒４には再び圧縮ガスが充填さ
れ、浮動ピストン６を戻しばね１１を圧縮して前方へ移
動し、また同じガス圧でセットピストン１２を押圧して
遊底２を前方へ移動させ、手動操作時同様に、装填棒間
が作動して弾丸４５を弾丸気密支持部３７まで移送し、
所定位置にセットする。再びトリガー３０を引けば前述
のような作動でその弾丸４５は発射され、遊底２が作動
して自動的に新しい弾丸４５が装填され、弾倉４３の弾
丸がなくなるまで自動発射をすることができる。

ガスボンベ冴はガスがなくなった場合は補充することが
でき、また大型ボンベに連通させて発射することもでき
る。また遊底２を手動操作で数回後退をすればぞの同数
個の弾丸を弾道孔３６に装填することができ、それを−
度のトリガー加の操作で発射する特殊な操作アクション
も可能である。

発明の効果Ｇシ以上の発明によるとガス開閉弁が確実であって、操作時
にガス洩れが生じない、したがって有効に利用できる。

ポンプ筒の浮動ピストンは遊底と関連しないから遊底を
いつでも操作で・き本物同様のアクションが楽しめ、空
撃操作がいらなく、また多数発を同時に発射するなどの
特殊射撃も可能となり玩具ガス銃の性能をアップするも
のである。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の実施例を示すものであって。第１図はこの発明玩具銃の要部の縦断側面図、第２図は
トリガーが引かれて弾丸を発射した瞬間の作動状態を示
す縦断側面図、第３図はガスが供給された状態における
ガスポンプ部と寄恥部の拡大縦断側面図、第４図は同じ
く圧縮ガスを弾道に噴出したときの拡大縦断面図、第５
図はトリガーとブツシュレバーとを連撃する連杆の斜視
図、第６図はブツシュレバーと弾丸発射弁とを連＋７、
）する連動片の斜視図である。１・・・読本体、２・・・遊底、３・・・弁支部、４・
・・ポンプ筒、５・・・中空支管、６・・・浮動のピス
トン、７・・・外周面、８・・・ＯＩＪング、９・・・
嵌挿孔、１０・・・０リング、１１・・・ピストン戻し
ばね、１２・・・セットピストン、１３・・・０リング
、１４・・・開閉弁孔、１５・・・開閉弁、１６・・・
弁座、１７・・・ばね受け、１８・・・戻しばね、１９
・・・０リング、２０・・・空隙、２１・・・発射路孔
、２２・・・凹陥溝、乙・・・連通路孔、２４・・・ガ
スボンベ、５・・・連ＭＷ、２６・・・給気路孔、ｎ、
２８・・−〇　１Ｊング、四・・・連動機構、Ｉ・・・
トリガー、３１・・・爪、３２・・・連杆、３３・・・
ブツシュレバー、３４・・・戻しばね、３５・・・連動
枠、３６・・・弾道孔、３７・・・弾丸気密支持部、関
・・・装填棒、３９・・・０リング、４０・・・プロー
バックばね、４１・・・弾丸装填孔、４２・・・柄部、
４３・・・弾倉、４４・・・給弾口、４５・・・弾丸、
４６・・・ばね、４７・・・ストッパー、４８・・・吸
排気孔。

Claims

【特許請求の範囲】

トリガーと関連し、前後に摺動し、ポンプ筒の圧縮ガス
を開閉する開閉弁は、前端背面を、ポンプ筒の後端内面
に開口する弁座と接離し、弾道孔と連通する発射路孔を
開閉し、また前端中心に一端を開口し、他端を外周に開
口して前記発射路孔を閉鎖時にガスボンベ等に連通する
給気路孔と連通する連通孔を具え、さらに後半部を発射
路孔の開放時にガスボンベ等に連通する給気路孔の開閉
弁となるように設けられ、ポンプ筒は前端を開孔した中
空支管が内方へ突設され、ポンプ筒内方に収容される浮
動ピストンを前方から拡張戻しばねにより付勢し、ポン
プ筒の充填圧縮ガスにより前方へ摺動自在であると共に
開閉弁が開放時に単独でポンプ内の掃気が可能に設けら
れ、中空支管には前端を遊底に連結されたセットピスト
ンを嵌挿し、ポンプ筒の圧縮ガス圧を受けて遊底を付勢
するプローバックばねを圧縮して前方に弾丸のセット移
動が可能に設けられることを特徴とする、玩具ガス銃。