JPH03235641A - 遮音構造体を備えた圧縮機 - Google Patents

遮音構造体を備えた圧縮機

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JPH03235641A
JPH03235641A JP2028680A JP2868090A JPH03235641A JP H03235641 A JPH03235641 A JP H03235641A JP 2028680 A JP2028680 A JP 2028680A JP 2868090 A JP2868090 A JP 2868090A JP H03235641 A JPH03235641 A JP H03235641A
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compressor
sound
insulating structure
sound insulating
piezoelectric body
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JP2028680A
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English (en)
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Shinobu Yoshida
忍 吉田
Kihachiro Tanaka
田中 基八郎
Kenichiro Matsubara
謙一郎 松原
Hiroshi Agata
阿片 寛志
Taichi Sato
太一 佐藤
Shuji Onodera
小野寺 修司
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/06Silencing
    • F04C29/065Noise dampening volumes, e.g. muffler chambers
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    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
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    • F04C23/00Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/30Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遮音構造体を備えた圧縮機に係り、特に空調機
、冷蔵庫、冷凍機に用いる低騒音で遮音構造体を備えた
圧縮機に関する。
〔従来の技術〕
密閉容器内に電動機とこの電動機によって駆動される圧
縮機構部とを収納してなる電動圧縮機においては、その
アクチュエータである電動機の回転脈動、ロータのアン
バランス振動、吐出、吸込にともなう脈動など種々の振
動が生じる。この振動を低減するためにさまざまな手段
が開発されている。
ロータの回転にともなう低周波数帯域の振動に対しては
圧縮機を防振支持する装置、例えば特開昭58−884
75号公報に記載されているような吸振装置を付加して
低振動化を図ることが知られている。また高周波数帯域
の騒音は遮音カバーにより比較的容易に低減される。
しかし、数100Hzの帯域の騒音は遮音カバーによっ
て低減することが難しい。
〔発明が解決しようとする課題〕
圧縮機内部に発生した振動及び音は、圧縮機内部の機構
や空洞を介して密閉容器に伝搬し、密閉容器の振動が音
として放射される。
その音のうち、数100Hzの帯域の音は波長が長いの
で、通常の厚さの遮音構造体を透過する。
本発明は、圧縮機の密閉容器、その容器に接続する配管
の外壁面に遮音構造体を設け、そしてその遮音構造体自
体に減衰機能を持たせて、圧縮機の発する低周波数帯域
およびその近辺の音をも含めた騒音を低減することを目
的としており、また本発明は遮音構造体で防護された圧
縮機を搭載した低騒音型機器の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の遮音構造体を備え
た圧縮機は、密閉容器内に電動機とこの電機機によって
駆動される圧縮機構部を収納してなる電動圧縮機におい
て、密閉容器あるいは容器に接続する配管の外壁面を圧
電体によって被覆した圧縮機であって、圧縮機内部から
圧電体に伝搬した振動を駆動的に抑制する駆動回路を、
あるいは受動的に抑制する抵抗回路を設けた遮音構造体
を備えた圧縮機であり、さらに圧縮機から圧電体への振
動の伝搬媒体を柔軟部材とし、圧電体によってその外部
を被覆したものである。
圧縮機の密閉容器の振動を低減するために圧縮機から圧
電体への振動の伝搬媒体なる柔軟部材は粘弾性体または
吸音材、粘弾性部材と吸音材との複合部材としたもので
ある。
また圧縮機の密閉容器の振動を抑制するために圧電体を
密閉容器表面にまたは配管表面に直接接合させてもよい
また本発明の別の遮音構造体を備えた圧縮機は、密閉容
器内に電動機とこの電動機によって駆動される圧縮機構
部を収納してなる電動圧縮機において、密閉容器、ある
いは容器に接続する配管の外壁面を、多数の気孔を有す
る多孔質柔軟材とその気孔中に転動可能に装填された質
量部材とから構成された遮音構造体を備えた圧縮機であ
る。
本発明のもう一つの目的は、前記遮音構造体を備えた圧
縮機を搭載した空調機、冷蔵庫、冷凍機等によって達成
される。
〔作用〕
上記技術手段の作用の原理は次のとおりである。
第16図に示す発音体41(前記密閉容器または配管に
相当する)を遮音構造体42によって被覆する。遮音構
造体は媒体43と圧電体11により構成される。発音体
41より媒体43を介して圧電体11に伝搬した振動を
振動検出素子32によって検出する。振動検出素子から
の信号を基にこの振動を抑制するように圧電体駆動回路
33により圧電体11に電圧を印加する。圧電体11は
印加された電圧により伸縮変形し、発音体41から伝搬
してきた変形を抑制する。この動作により圧電体11を
介して放射される発音体41からの音は低減される。
また第17図に示すように抵抗回路31を圧電体11の
電極に接続すると、圧電体11が変形したとき電圧が発
生する。この電流が抵抗回路31を流れて熱が発生する
。このように圧電体11の振動エネルギーを熱エネルギ
ーとして消散して圧電体11の振動を低減する。
また第18図に示すように、気孔を有し、その内部に質
量部材44を有する遮音構造体42aでは、発音体11
の振動が遮音構造体42aに伝搬したとき、質量部材4
4が動き気孔壁面に衝突して運動エネルギーが消散する
これらの原理に基づく遮音構造体を圧縮機の密閉容器お
よび容器に接続する配管に設けて圧縮機より発生する音
を低減できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面の第1図〜第12図を参照
して説明する。これらの図面を通して同一符号の付され
た部材は、同一部品または同一材質を有するものである
第1図は、本発明に係る第1の実施例の遮音構造体を備
えた圧縮機の断面図である。第1図に示す圧縮機は、密
閉容器1に電動機2とその電動機2により駆動される圧
縮機構部3とを収納したロータリ圧縮機であり、密閉容
器1は防振脚7を介してベース8に固定されている。圧
縮機構部3には空気を取り入れるための吸込みバイブロ
およびヘッダが接続され、また密閉容器1には、圧縮機
構部3により圧縮された圧縮空気を吐出する吐出パイプ
5が接続されている。密閉容器1の外壁面には、振動を
吸収しながら伝搬する媒体である柔軟部材として、例え
ば布からなる吸音材12が、さらにその上にシート状の
圧電体11がはりつけられており、その圧電体11の表
面には振動検出素子32が取り付けられている。振動検
出素子32は圧電体11の振動を検出し、その検出信号
を圧電体駆動回路33に出力し、圧電体駆動回路33は
その検出信号により、圧電体11の振動が小さくなるよ
うに圧電体11に電圧を印加する。なお、圧電体にはセ
ラミック圧電材料や高分子圧電材料、高分子複合材料を
用いる。
本実施例の遮音構造体を備えた圧縮機において、電動機
2および圧縮機3より発せられた音は 密閉容器1を振
動させ、その振動が吸音材12を介して圧電体11に伝
搬する。圧電体11の振動は振動検出素子32の検出信
号を入力した圧電体駆動回路33により、減少させられ
、かくして、外部に伝搬される音を小さくできて、遮音
効果が得られる。
本実施例においては、柔軟部材として吸音材を用いてい
るが、柔軟部材が圧電体よりも剛性が小さな部材であれ
ば、それにより、上記と同様に遮音効果を期待できる。
なお、第1図では、吸音材12および圧電体11は密閉
容器1の例外面のみを被覆しているが、それらが密閉容
器1の外面全体を被覆すれば、当然ながら遮音効果はよ
り向上する。
以下、他の実施例について説明する。
第2図は第2の実施例を示す図である。第2の実施例の
遮音構造体を備えた圧縮機は、第1の実施例において吸
音材に代えて粘弾性体13例えばゴム材を用いたもので
ある。粘弾性体を用いた場合も、吸音材と同様に遮音の
効果が得られる。
第3図は第3の実施例を示す図である。本実施例の遮音
構造体を備えた圧縮機は、密閉容器1の外壁に粘弾性体
13、吸音材12および圧電体11を順次取り付けてな
る3重の遮音構造体を備えたもので、第1の実施例にお
いて遮音構造体に粘弾性体を追加して設けたものである
。この遮音構造体によれば、特に粘弾性体13の減衰効
果が大きいので、密閉容器1の振動を効果的に抑制し、
遮音効果がより大きくなる。
第4図は第4の実施例を示す図である。本実施例の遮音
構造体を備えた圧縮機は、密閉容器1の外壁に防振構造
体21を密着させて設けており、これは遮音構造体と防
振構造体の相違点を除けば、構造上第1の実施例と同し
である。防振構造体21は内部の多数の気孔を有し、そ
の気孔の中には転がり動くことのできる重くて小さな可
動体21a、例えば鉄球が入ったものであり、防振構造
体21の母材は粘弾性体、例えばゴム材料で構成されて
いる。また防振構造体は、気孔を有し、その中に動きう
る結晶を有する材料で構成してもよい。
電動機2及び圧縮機構部3を音源として密閉容器1が音
を発する時、防振構造体21も振動しようとするが、そ
の内部の可動体21aが気孔内壁に衝突し、音のエネル
ギーを消散するので、防振構造体21の振動が小さくな
る。このように防振構遺体は遮音の効果を生ずる。なお
、ここで防振構造体なる名称を用いたが、これは防振の
効果は遮音の効果にもなるため、防振構造体を遮音構造
体ということもできる。
第5図は第5の実施例を示す図である。本実施例の遮音
構造体を備えた圧縮機は、密閉容器1の外壁面に柔軟部
材としての吸音材12を張り付け。
その上に圧電体11を設けており、その圧電体11の電
極は抵抗回路31に接続している。密閉容器1が音を発
した時、吸音材12がその音を吸収するとともに、圧電
体11が振動しようとする。
その時、圧電体11が歪むので、その電極間に電圧を生
じて抵抗回路31に電流が流れて、ジュール熱が発生し
、振動エネルギーを熱として消散させる。しがって上記
のように圧電体と抵抗回路とからなる構造体によって遮
音効果が得られることしこなる。
また本実施例によれば、第1実施例のように振動検出素
子を必要としないので、構成が簡単となり、遮音構造体
が安価となる。なお1本実施例は圧電子の制御回路が相
違する点を除けば、構成上第1の実施例と同じである。
本実施例では柔軟部材として吸音材12を用いているが
、代わりに第6図に示すように粘弾性体13を用いるこ
ともできる。この粘弾性体を用いた遮音構造体を備えた
圧縮機を本発明の第6実施例とする。
第7図は第7の実施例を示す図である。本実施例の遮音
構造体を備えた圧縮機においては、密閉容器1の外壁面
に粘弾性体13、吸音材12及び圧電体11が順次はり
つけられた3重構造の遮音構造体が設けられている。本
実施例の遮音構造体を備えた圧縮機は第5の実施例のも
のに粘弾性体をさらに取り付けたものであり、第5の実
施例以上の遮音効果が期待できる。なお、第7図に示す
圧縮機では、遮音構造体が密閉容器1の側外面のみを被
覆しているが、密閉容器1の外面全体を被覆すれば、そ
れだけ遮音効果が上がるのは言うまでもない。
第8図は第8の実施例を示すもので、圧縮機は密閉容器
1の外壁に直接密着した圧電体11からなる遮音構造体
を有する。圧電体の接合は例えば接着によりなされる。
圧縮機が作動して密閉容器1が振動した時には、振動検
出素子32と圧電体振動回路33により、圧電体11が
自身の振動を抑制するように作用する。したがって本実
施例によっても遮音効果が得られる。
第9図〜第15図はそれぞれ圧縮機の配管系の一部、こ
こでは空気吸い込み側の緩衝タンク、に各種の遮音構造
体を設けた実施例を示すものであり、各種の遮音構造体
は上述の密閉容器に適用したものと同様である。第9図
は本発明の第9の実施例を示す図で、第1図に示すもの
に相当する遮音構造体を有している。以下、第10図は
第10の実施例で第2図に、第11図は第11の実施例
で第8図に、第12図は第12の実施例で第4図に、第
13図は第13の実施例で第5図に、第14図は第14
の実施例で第6図に、それぞれ示すものに相当する遮音
構造体を有している。上記のように配管系に設けた遮音
構造体と密閉容器に設けた遮音構造体は対応づけができ
るので、各遮音構造体についての説明はここでは省略す
る。
第15図に示す第15の実施例においては、吸い込みバ
イブロに接続された緩衝タンクの外壁全面に、圧電体1
1が密着して接合されており、その圧電体11の電極に
は抵抗回路31が接続されている。緩衝タンクが例えば
サージ圧により振動して音を発生した時、圧電体11が
歪んでその電極間に電圧を生じ、抵抗回路31には電流
が流れてジュール熱が発生する。かくして音のエネルギ
ーを熱として消散させるので、圧電体と抵抗回路の組み
合わせにより、遮音効果を得ることができる。
以上の実施例において柔軟部材として吸音材を用いてい
るが、剛性が圧電体より小さな部材ならば吸音材と同程
度の遮音効果が期待できる。また上記の実施例において
、振動検出素子を圧電体に密着させているが、振動検出
素子の代わりに音圧センサなと非接触の検出素子を用い
てもよい。
また以上の実施例の図では、すべてロータリ圧縮機の構
造が示されているが、本実施例で用いた遮音構造体はレ
シプロ圧縮機、スクロール圧縮機など、電動機を内蔵す
る圧縮機において、その遮音効果を発揮するものである
。また上記のごとき遮音構造体を備えた圧縮機は、空調
機や冷蔵庫、冷凍機等、防音を重視するものに適用する
と効果的である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の遮音構造体を備えた圧縮
機は、電動機と圧縮機構部を収納した密閉容器と、その
密閉容器の外壁面を被覆する柔軟部材と圧電体とからな
る遮音構造と、圧電体に取付けた振動検出素子と、圧電
体の駆動回路とを備えたものとしており、電動機、圧縮
機構により発生した音は密閉容器から柔軟部材を介して
圧電子に伝搬され、それにより生じた圧電子の変形は振
動検出素子が検出し、その検出した信号により駆動回路
は圧電子の変形を抑制するように圧電子に電圧を印加す
るので、圧電子が放射する音は低周波数帯域およびその
近傍の音をも含めて、低減することかできる。
また、本発明の別の遮音構造体を備えた圧縮機は、上記
と同様に電動機と圧縮機構を収納した密閉容器と、柔軟
部材と圧電体とからなる遮音構造体と、他に圧電体の電
極に接続した抵抗回路を備えたものとしたので、密閉容
器から柔軟部材を介して伝搬した音で圧電子は電圧を発
生し、この電圧により抵抗回路に電流が流れてジュール
熱を発生し、かくして、音のエネルギーを熱エネルギー
に転換して消散するので、圧電体が放射する音は、低周
波数帯域およびその近傍の音を含めて低減することがで
きる。
さらに、本発明のまた別の遮音構造体を備えた圧縮機は
、電動機と圧縮機を収納した密閉容器と、その密閉容器
の外壁面を被覆する多孔質柔軟材と気孔中の質量部材か
ら遮音構造体とを備えたものとしたので、密閉容器から
遮音構造体に伝搬した音は、気孔中の質量部材を動かし
気孔壁面に衝突させて運動エネルギーとして消散せしめ
るので、圧電体が放射する音低周波数帯域及びその近傍
の音を含めて低減することができる。
その他、本発明遮音構造体を備えた圧縮機として、遮音
構造体が圧電子、振動検出素子および駆動回路を組合せ
てなるもの、または遮音構造体が圧電子および抵抗回路
の組合せになるものを備えた場合も、圧電子が放出する
音は、低周波数帯域およびその近傍も含めて低減するこ
とができる。
また、上記のごとく遮音構造体を密閉容器に適用した圧
縮機と同じように、配管系に遮音構造体を適用した圧縮
機においても、低周波数帯域およびその近傍の音を低減
するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の実施例で密閉容器に遮音構造
体を備え圧電体の駆動回路をもつ圧縮機の断面図、第4
図は実施例で密閉容器に多孔質柔軟材と質量部材とから
なる遮音構造体を備えた圧縮機の断面図、第5図〜第7
rsは実施例で密閉容器に遮音構造体を備え圧電体の抵
抗回路をもつ圧縮機の断面図、第8図は実施例で圧電体
とその駆動回路を備えた圧縮機の断面図、第9図、第1
0図は実施例で配管系に遮音構造体を備えた圧電体の駆
動回路をもつ圧縮機の断面図、第11図は配管系に圧電
体とその駆動回路を備えた圧縮機の断面図、第12図は
配管系に多孔質柔軟材と質量部材とからなる遮音構造体
を備えた圧縮機の断面図、第13図〜第15図は配管系
に圧電体とその抵抗回路を備えた圧縮機の断面図、第1
6図〜第18図は遮音の原理を示す遮音構造体の説明図
である4、1・・・密閉容器、11・・・圧電体、12
・・・吸音材、13・・・粘弾性体、31・・・抵抗回
路、32・・・振動検出素子、33・・・圧電体駆動回
路、21・・・防振構造体。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.電動機と該電動機により駆動される圧縮機構部を収
    納し外壁面を遮音構造体で被覆した密閉容器を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を柔
    軟部材と該柔軟部材の上に重ね合わせた圧電体とから構
    成したことを特徴とする遮音構造体を備えた圧縮機。
  2. 2.電動機と該電動機により駆動される圧縮機構部を収
    納し外壁面を遮音構造体で被覆した密閉容器を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を柔
    軟部材と該柔軟部材の上に重ね合わせた圧電体とから構
    成し、前記圧電体に該圧電体の振動を検出する振動検出
    素子を取り付け、該振動検出素子から検出信号を入力し
    て前記圧電体に振動を抑制する電圧を印加する駆動回路
    を設けたことを特徴とする遮音構造体を備えた圧縮機。
  3. 3.前記柔軟部材は粘弾性体からなることを特徴とする
    請求項2記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  4. 4.前記柔軟部材は吸音材からなることを特徴とする請
    求項2記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  5. 5.前記柔軟部材は粘弾性体と吸音材との複合材料から
    なることを特徴とする請求項2記載の遮音構造体を備え
    た圧縮機。
  6. 6.電動機と該電動機により駆動される圧縮機構部を収
    納し外壁面を遮音構造体で被覆した密閉容器を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を、
    多数の気孔を有する多孔質柔軟材と前記気孔中に転動可
    能に装填された質量部材とから構成されたことを特徴と
    する遮音構造体を備えた圧縮機。
  7. 7.電動機と該電動機により駆動される圧縮機構部を収
    納し、外壁面を遮音構造体で被覆した密閉容器を有する
    遮音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を
    柔軟部材と該柔軟部材の上に重ね合わせた圧電体とから
    構成し、該圧電体の電極に抵抗回路を接続したことを特
    徴とする遮音構造体を備えた圧縮機。
  8. 8.前記柔軟部材は粘弾性体からなることを特徴とする
    請求項7記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  9. 9.前記柔軟部材は吸音材からなることを特徴とする請
    求項7記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  10. 10.前記柔軟部材は粘弾性体と吸音材との複合材料か
    らなることを特徴とする請求項7記載の遮音構造体を備
    えた圧縮機。
  11. 11.電動機と該電動機により駆動される圧縮機構部を
    収納し外壁面を遮音構造体で被覆した密閉容器を有する
    遮音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を
    圧電体から構成したことを特徴とする遮音構造体を備え
    た圧縮機。
  12. 12.前記圧電体に該圧電体の振動を検出する振動検出
    素子を取り付け、該振動検出素子から検出信号を入力し
    て前記圧電体に振動を抑制する電圧を印加する駆動回路
    を設けたことを特徴とする請求項11記載の遮音構造体
    を備えた圧縮機。
  13. 13.該圧電体の電極に抵抗回路を接続したことを特徴
    とする請求項11記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  14. 14.外壁面を遮音構造体で被覆した配管部を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を柔
    軟部材と該柔軟部材の上に重ね合わせた圧電体とから構
    成したことを特徴とする遮音構造体を備えた圧縮機。
  15. 15.外壁面を遮音構造体で被覆した配管部を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を柔
    軟部材と該柔軟部材の上に重ね合わせた圧電体とから構
    成し、前記圧電体に該圧電体の振動を検出する振動検出
    素子を取り付け、該振動検出素子から検出信号を入力し
    て前記圧電体に振動を抑制する電圧を印加する駆動回路
    を設けたことを特徴とする遮音構造体を備えた圧縮機。
  16. 16.前記柔軟部材は粘弾性体からなることを特徴とす
    る請求項15記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  17. 17.前記柔軟部材は吸音材からなることを特徴とする
    請求項15記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  18. 18.前記柔軟部材は粘弾性体と吸音材とを重ね合わせ
    た複合材料からなることを特徴とする請求項15記載の
    遮音構造体を備えた圧縮機。
  19. 19.外壁面を遮音構造体で被覆した配管部を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を、
    多数の気孔を有する多孔質柔軟材と前記気孔中に転動可
    能に装填された質量部材とから構成されたことを特徴と
    する遮音構造体を備えた圧縮機。
  20. 20.外壁面を遮音構造体で被覆した配管部を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を柔
    軟部材と該柔軟部材の上に重ね合わせた圧電体とから構
    成し、該圧電体の電極に抵抗回路を接続したことを特徴
    とする遮音構造体を備えた圧縮機。
  21. 21.外壁面を遮音構造体で被覆した配管部を有する遮
    音構造体を備えた圧縮機において、前記遮音構造体を圧
    電体から構成したことを特徴とする遮音構造体を備えた
    圧縮機。
  22. 22.前記圧電体に該圧電体の振動を検出する振動検出
    素子を取り付け、該振動検出素子から検出信号を入力し
    て前記圧電体に振動を抑制する電圧を印加する駆動回路
    を設けたことを特徴とする請求項21記載の遮音構造体
    を備えた圧縮機。
  23. 23.該圧電体の電極に抵抗回路を接続したことを特徴
    とする請求項21記載の遮音構造体を備えた圧縮機。
  24. 24.請求項1〜23いずれか記載の遮音構造体を備え
    た圧縮機を搭載した空調機。
  25. 25.請求項1〜23いずれか記載の遮音構造体を備え
    た圧縮機を搭載した冷蔵庫。
  26. 26.請求項1〜23いずれか記載の遮音構造体を備え
    た圧縮機を搭載した冷凍機。
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