JPH0323552A - カセット装填装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオテープレコーダやデジタルオーディオテ
ープレコーダなどのカセットを用いた磁気記録再生装置
のカセット装ｉＡ装置に関するものである． 従来の技術 従来のこの種カセット装填装置としてはたとえば第９図
に示すように梢成されたものが知られている． 以下、図面に基づき説明すると、カセント１はカセット
ホルダー２に保持された状態でメカシャーシ３上の所定
の位置に装填される．この際、カセットホルダー２をメ
カシャーシ３　１１ＰＪに移動したときカセットホルダ
ー２の両側においてカセットホルダー２のロック片４は
ロックロッド５のロツク瓜５ａと当接し、ロック爪５ａ
の傾斜によりｌコック口ツド５はロッドガイド６をガイ
ドとして摺動し、２箇所のロック部の係合が完了した時
点で１１　１クロッドばね７の力によりロットロッド５
は復・帰し、カセ・ソトホルダー２およびカセット１が
メカシャーシ３上の所定の位置に固定される．発明が解
決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、カセットホルダー２
の左右２＠所の口ツタが同時に確実に行なわれるいう保
証はなく、片側しかロックしないという問題を生じてい
た．つまりカセッ１〜ホルダー２が傾いた状態で装着動
作が行なわれたとき、−側のみロックされて他側が浮い
てしまうという状態が起こった．なお、従来片側のみロ
ックする方式も採用されているが、これはカセットホル
ダーがロック部と反対側に浮きを生じてカセットをメカ
シャーシに対して十分に押えきれずにテープの走行不良
を生じたり、カセットホルダーをメカシャーシに装着す
る動作においてロック部と反対側を押圧してＧ，Ｄツク
しなかったり、また前述のカセットホルダーの浮きに関
連してカセットボルダーに固定するカセット力バーが傾
いて収り付くために完成セットでの外観上の見栄えが悪
いなどの問題を生じていた．したがってカセットホルダ
ーのロック部を左右２箇所設けて確実に２箇所同時にロ
ックする必要があった． 本発明はこのような課題を解決するもので、カセットホ
ルダーをメカシャーシ上において左右２箇所で同時にロ
ックすることができ、カセッ１−ボルダーおよびカセッ
トをメカシャーシ上に確実に位置決めでき安定したテー
プ走行を得るとともに、外観上の見栄えを良くし、品位
向上に貢献することを目的とするものである． 課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、カセットの挿入部
を構成するカセットホルダーと、このカセットホルダー
に設けた左右２箇所のロック片と、このロック片各々に
係合するロック爪を有しメカシャーシに取り付けた２つ
のロッドガイドを摺動ずるＩ１Ｖクｒ′？ソ１ζと、こ
のロヴクロッドの２箇所のストッパーと各々係合すると
同時にカセットボルダーに設けた突片により回転移動す
る２つのセーフティレバーと、前記口ックロッドをロッ
ク爪がＩｌ１Ｉ記ロンク片にロックする方向に付勢して
摺動させるロックロッドばねと、前記各セーフティレバ
ーをロックロッドのストッパーに嵌合させる方向に回転
力を与える２つのセーフティレバーばねとを設け、カセ
ットホルダーをメカシャーシの所定位置に′Ａ着すると
き、カセットホルダーのロック片がロック爪と２＠所と
もロック可能な位置に東た状態からさらにカセットホル
ダーをメカシャーシ側に移動させて、カセットホルダー
の突片に上り各セーフティレバーをセーフティレバーば
ねの力に抗して回転させるように梢成したものである． 作用 この楕成により、カセットホルダーをメカシャーシに対
して所定の位置に装着する動作において、カセットホル
ダーのロック片がロック爪と２＠所ともロック可能な位
置に来た状態からさらにカセットホルダーをメカシャー
シ曲に移動させて、カセットホルダーの突片によりセー
フティレバーをセーフティレバーばねの力に抗して回転
させセーフティレバーとロヅクロッドの保合を２箇所と
ら解き、ロックロツドをロックロットばねの力により摺
動させてカセットホルダーのロック片とＤックロッドの
ロック爪を２箇所で係合させることができる． 実施例 以下、本発明の一実施例について、図面（第１図〜第８
図）に基づいて説明する．なお図中、前記従来例と同一
部材は同一符９で示し、その詳細説明は省略する． 図において、メカシャーシ３上の所定位置に移動してき
たカセットホルダー２の左右両側に位置するようにメカ
シャーシ３の左右両開部に設けられるロッドガイド６に
はセーフティレバー８が枢着されている．この各セーフ
ティレバー８はカセ・γトホルダー２の開放状態におい
ては第７図に示ずように１１ソクロッド５のストッパー
５ｂと当接しており、第６図に示すようにロックロッド
５の各ロック爪５ａは＋コックスタンバイ状態にある。

この状態からカセットホルダー２を閉じていくと、カセ
ットホルダー２の各ロック片４はロック爪５ａと係合で
きる位置までくるが、ロックロッド５は第４図に示すよ
うには移動しない．これは各セーフティレバー８がロッ
クロッド５のストッパー５ｂと当接したままになってい
るためである．この状態からさらにカセットホルダー２
を押し込むと第８図に示すようにカセットホルダー２の
突片９が各七一フティレバ−８を時計方向に回転させ、
各セーフティレバー８とロックロッド５のストッパー５
ｂとの係合が解かれ、ロツクロッドばね７の力によりロ
ックロッド５は第４図に示す位置にくる．そしてカセッ
トホルダー２への押圧荷重を収り除くとカセットホルダ
ー２のロック片４はロックロツド５のロック爪５ａと各
々係合する．なお、ロック解除についてはイジエクトレ
バー１０に取り付けたイジェクトピン１１によりロック
ロッド５がロックロッドばね７の力に抗してスライドし
、ロックロッド５のストッパー５ｂがセーフティレバー
８の位置を越えたところで各セーフティレバ−８がセー
フティレバーばね１２の力により前記時計方向とは逆の
反時計方向に回転し、口ックロッド５のストッパー５ｂ
と各々係合できるようになり、第７図に示す状態となる
．他の構成は前記従来例と同じである． 以上説明のように、カセットホルダー２とロックロッド
５のロック固定については、カセットホルダー２の突片
９により各セーフティレバ−８を回転させてロックが可
能になるものであり、またカセットホルダー２のロック
片４が突片９の近傍にあるためロック片４とロック爪５
ａの係合は２箇所確実に行なわれるものである．たとえ
ばカセ・ｙトホルダー２が傾いて片開だけロック可能な
状態になっても他方のロックロッド５のストッパー５ｂ
が解除されないのでロックロッド５はスタンバイ状態の
ままで移動することはない．発明の効果 以上のように本発明によれば、カセットホルダーの左右
２箇所のロックが同時に確実に行なわれることて゛、カ
セットホルダーおよびカセットがメカシャーシに対して
確実に位置決めでき、安定したテープ走行を得ることが
できる．また、カセットホルダーに取り付き、完成品の
外観として現われるカセット力バーもメカシャーシに対
して正確な位置に強固に取り付けでき、完成品の品位向
上に貢献するものである．

【図面の簡単な説明】

第ｌ図〜第８図は本発明の一実施例を示すもので、第１
図はカセットホルダーのロック状態を示す斜視図、第２
図は第１図のロック部の拡大斜視図、第３図はカセット
ホルダーのロック状態を示す平面図、第４図は同正面図
、第５図はカセットホルダーの開放状態（カセットのイ
ジエクト状態）を示す平面図、第６図は同正面図、第７
図はカセットホルダーの開放状態を示す要部四面図、第
８図はロック状態からさらにカセットホルダーを押し込
んだ状態を示す要部開而図、第９図は従来のカセット装
填装置におけるカセットホルダーのロｙク状態を示す斜
視図である．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カセットの挿入部を構成するカセットホルダーと、
   このカセットホルダーに設けた左右２箇所のロック片と
   、このロック片各々に係合するロック爪を有しメカシャ
   ーシに取り付けた２つのロッドガイドを摺動するロック
   ロッドと、このロックロッドの２箇所のストッパーと各
   々係合すると同時にカセットホルダーに設けた突片によ
   り回転移動する２つのセーフティレバーと、前記ロック
   ロッドをロック爪が前記ロック片にロックする方向に付
   勢して摺動させるロックロッドばねと、前記各セーフテ
   ィレバーをロックロッドのストッパーに嵌合させる方向
   に回転力を与える２つのセーフティレバーばねとを設け
   、カセットホルダーをメカシャーシの所定位置に装着す
   るとき、カセットホルダーのロック片がロック爪と２箇
   所ともロック可能な位置に来た状態からさらにカセット
   ホルダーをメカシャーシ側に移動させて、カセットホル
   ダーの突片により各セーフティレバーをセーフティレバ
   ーばねの力に抗して回転させるように構成したカセット
   装填装置。