JPH0323501Y2 - - Google Patents

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JPH0323501Y2
JPH0323501Y2 JP1984041149U JP4114984U JPH0323501Y2 JP H0323501 Y2 JPH0323501 Y2 JP H0323501Y2 JP 1984041149 U JP1984041149 U JP 1984041149U JP 4114984 U JP4114984 U JP 4114984U JP H0323501 Y2 JPH0323501 Y2 JP H0323501Y2
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JP
Japan
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door
engagement pin
bent portion
band
protrusions
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JP1984041149U
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JPS60152772U (ja
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、自動車用ドアオープンストツパ装
置に関する。
(従来技術) 自動車のドア装置には、一般に、ドアを開状態
に保持するためのドアオープンストツパ装置が設
けられる。
上記装置は例えば実開昭57−117167号公報に示
されるように構成される。この構成では、ドア開
口縁にガイドアームの一端が枢支される。このガ
イドアームは弾性の帯状板材をほぼU字状に折曲
することで形成されており、その折曲部が回動端
とされる。一方、係合ピンがドアに支持され、こ
の係合ピンは対面する帯状板材間に摺動自在に嵌
入される。また、上記折曲部の近傍には対面する
帯状板材のそれぞれに突出部が形成される。
そして、ドアを全開動作させる場合には、これ
に連動して係合ピンが弾性力に抗し両突出部を押
し拡げる。係合ピンが突出部を乗り越えて折曲部
に達すれば、この係合ピンは両突出部により折曲
部内に弾性的に保持され、これによつてドアが全
開状態に保持される。
ところで、例えばドアに予備タイヤが装着され
てドアの重量が重くなるような場合には、ドアを
全開状態に強固に保持するため、ドアオープンス
トツパ装置には強力な保持力が要求される。
そこで、突出部の突出量を大きくして両突出部
間の間隙寸法を小さくすることや、帯状板材の肉
厚寸法を大きくして、係合ピンの移動をより大き
い弾性力で規制することが考えられる。
しかしながら、このように構成すると、いずれ
も折曲部の応力が増大して、この折曲部の疲労が
激しくなり、この結果ガイドアームの寿命が低下
することとなる。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなさ
れたもので、ドアを全開状態に強固に保持させる
ことができるようにすると共に、この強固保持を
可能とした場合にも、装置の寿命が低下しないよ
うにし、しかも、上記した強固な保持が、帯状板
材と係合ピンとの摺動に何ら支障を与えることな
く、簡単な構成かつ簡単な作業によつて得られる
ようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とす
るところは、ガイドアームが弾性帯状板材をほぼ
U字状に折曲することで形成され、その折曲部近
傍の帯状板材の一部に係合ピンとの摺動を弾性的
に規制する突出部が形成された自動車用ドアオー
プンストツパ装置において、バネ鋼板を折曲して
形成されたほぼC字状の補助弾性部材が上記折曲
部に外嵌された点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。
1は自動車で、その車体2の後面にはドア開口
3が形成され、このドア開口3の縁部にヒンジ4
を介してバツクドア6が回動自在に枢支される。
そして、このドア開口3の縁部とドア6との間に
は、バツクドア6を所定の開状態に保持するため
のドアオープンストツパ装置7が設けられる。
上記ドアオープンストツパ装置7はバツクドア
6に回動自在に枢支されるガイドアーム9と、ド
ア開口3の縁部に支持されると共に上記ガイドア
ーム9に係合する係合ピン10とで構成される。
上記ガイドアーム9はバネ鋼で形成された弾性
の帯状板材12を折曲することにより形成されて
おり、細長いほぼU字状の形状とされている。ま
た、この帯状板材12の両端部は折曲により重ね
合わされ、この端部には環状の支持板13がリベ
ツト14にて連結される。そして、この支持板1
3が枢支軸16を介して前記したようにバツクド
ア6に枢支され、帯状板材12の折曲部12aは
ガイドアーム9の回動端とされている。
一方、上記係合ピン10は帯状板材12が対面
する部分に嵌入され、帯状板材12は係合ピン1
0に対し摺動自在とされる。そして、上記折曲部
12a近傍の帯状板材12に係合ピン10に対す
る摺動を弾性的に規制する第1突出部17,17
が形成される。この各第1突出部17は帯状板材
12の一部を折曲することにより形成されたもの
で、両第1突出部17,17間の間隙寸法は係合
ピン10の直径よりも小さくなるよう形成されて
いる。
また、上記ガイドアーム9の長手方向に中途部
には上記第1突出部17,17と同構成の第2突
出部18,18が形成される。
そして、上記バツクドア6を開動作させた場合
には、これに連動してガイドアーム9が係合ピン
10を摺動する。この摺動でガイドアーム9と第
2突出部18,18とが当接すれば、この第2突
出部18,18が一旦バツクドア6の開動作を弾
性的に規制する。この弾性力に抗して更にバツク
ドア6を開動させると、係合ピン10によつて第
2突出部18,18が押し拡げられ、第2突出部
18,18は係合ピン10を乗り越えることとな
る。これによつて、係合ピン10が第1突出部1
7,17と、第2突出部18,18の間に弾性的
に保持され(第3図中実線図示)、上記バツクド
ア6は半開きの状態に保持される。
更に、バツクドア6を開動作させると、上記第
2突出部18,18が係合ピン10を乗り越えた
と同様に、第1突出部17,17が係合ピン10
を乗り越える(第3図中二点鎖線図示)。これに
よつて、係合ピン10が折曲部12aに嵌合さ
れ、この嵌合状態は、第1突出部17,17によ
つて弾性的に保持される(第3図中一点鎖線図
示)。この結果、バツクドア6は全開の状態に保
持される。
上記バツクドア6の閉動作は、上記した開動作
と逆の操作により達成される。
上記構成において、第1突出部17,17近傍
位置で帯状板材12の対面した部分に跨るように
補助弾性部材19が取り付けられる。この補助弾
性部材19は弾性板たるバネ鋼板を折曲してほぼ
C字状に形成されたもので、折曲部12aを弾性
的に挟むようにこの折曲部12aに外嵌されてい
る。
そして、上記補助弾性部材19は、第1突出部
17,17が係合ピン10を乗り越えようとする
際、係合ピン10によつてこれら第1突出部1
7,17が押し拡げられるのを弾性的に規制す
る。従つて、係合ピン10が折曲部12aに嵌め
込まれた状態はこの補助弾性部材19の弾性力の
付加によつて、より強固に保持される。
なお、以上は図示の例によるが、ドア開口3の
縁部にガイドアーム9を枢支し、バツクドア6に
係合ピン10を支持させてもよい。また、上記構
成のドアオープンストツパ装置7をサイドドアに
適用してもよい。
(考案の効果) この考案によれば、ガイドアームにおけるほぼ
U字状の折曲部に補助弾性部材が外嵌されてい
て、上記折曲部近傍の帯状板材には係合ピンとの
摺動を弾性的に規制する突出部が形成されている
ため、係合ピンと突出部が摺動する場合には、こ
の補助弾性部材を設けた分だけより大きい弾性力
でこの摺動が規制されることとなる。従つて、係
合ピンが折曲部に嵌め込まれた状態はより強固に
保持されるのであり、この結果、ドアを全開状態
に強固に保持させることができる。
そして、上記の場合、係合ピンと突出部の摺動
を規制する弾性力はほぼU字状の折曲部と、ほぼ
C字状の補助弾性部材とによる多重バネ構造によ
つて得られるため、係合ピンと突出部とが摺動す
る際に折曲部に生じる内部応力が大きくなること
は防止される。つまり、前記したようにドアを全
開状態に強固に保持できるものでありながら、ガ
イドアームの寿命の低下は防止される。
しかも、上記補助弾性部材は折曲部に外嵌され
るため、この補助弾性部材は帯状板材と係合ピン
との摺動に何ら支障を与えることはない。また、
同上補助弾性部材は単にバネ鋼板を折曲して形成
されたものであつて、単に折曲部に外嵌されるも
のである。このため、前記したドアの強固な保持
は、簡単な構成かつ簡単な作業によつて得られる
こととなる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の実施例を示し、第1図は自動車
の後部斜視図、第2図はドアオープンストツパ装
置の分解斜視図、第3図はドアオープンストツパ
装置の平面図である。 1……自動車、3……ドア開口、6……バツク
ドア(ドア)、7……ドアオープンストツパ装置、
9……ガイドアーム、10……係合ピン、12…
…帯状板材、12a……折曲部、17……第1突
出部(突出部)、19……補助弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドア開口縁とドアのいずれか一方側にガイドア
    ームの一端が枢支され、このガイドアームは弾性
    帯状板材をほぼU字状に折曲することで形成され
    ると共にその折曲部が回動端とされ、一方、帯状
    板材が対面する部分に相対的に摺動自在に嵌入さ
    れる係合ピンが上記一方側に対する他方側に支持
    され、上記折曲部近傍の帯状板材の一部に係合ピ
    ンとの摺動を弾性的に規制する突出部が形成され
    た自動車用ドアオープンストツパ装置であつて、
    バネ鋼板を折曲して形成されたほぼC字状の補助
    弾性部材が上記折曲部に外嵌されたことを特徴と
    する自動車用ドアオープンストツパ装置。
JP4114984U 1984-03-21 1984-03-21 自動車用ドアオ−プンストツパ装置 Granted JPS60152772U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4114984U JPS60152772U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 自動車用ドアオ−プンストツパ装置

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JP4114984U JPS60152772U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 自動車用ドアオ−プンストツパ装置

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Publication Number Publication Date
JPS60152772U JPS60152772U (ja) 1985-10-11
JPH0323501Y2 true JPH0323501Y2 (ja) 1991-05-22

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ID=30550701

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JP4114984U Granted JPS60152772U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 自動車用ドアオ−プンストツパ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510531U (ja) * 1978-07-03 1980-01-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58151270U (ja) * 1982-04-06 1983-10-11 白木金属工業株式会社 車輌用ドアチエツク装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5510531U (ja) * 1978-07-03 1980-01-23

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JPS60152772U (ja) 1985-10-11

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