JPH03234836A - 箔シートの製造方法 - Google Patents

箔シートの製造方法

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Publication number
JPH03234836A
JPH03234836A JP2482690A JP2482690A JPH03234836A JP H03234836 A JPH03234836 A JP H03234836A JP 2482690 A JP2482690 A JP 2482690A JP 2482690 A JP2482690 A JP 2482690A JP H03234836 A JPH03234836 A JP H03234836A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
hot melt
melt adhesive
pattern
adhesive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2482690A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruo Takashima
高嶋 輝雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKASHIMA KINSHI KK
Original Assignee
TAKASHIMA KINSHI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、多色の繊細な箔模様をも、平面的に、精度よ
く表すことができる箔シートの製造方法に関する。
従来技術 多色の箔模様を平面的に表わした箔シートの製造方法と
して、基材上に接着剤又は粘着剤層を設け、打箔等を重
ねて貼着させた後、余分の打箔等を除去する方法が知ら
れている (特開昭63−89397号公報及び特開平
1−174626号公報参照)しかし、このような方法
は、箔片等の散乱したランダムな模様を形成することは
できるが、所望の模様を精度よく箔模様として表すこと
は困難であった。
また、別の方法として、特開昭53−61435号公報
には、所望の模様を切り抜いた型紙を用いて、基材上に
糊を置き、この上から箔押しすることによって、所望の
模様状の箔模様を得る方法が開示されるが、この方法は
、模様毎に型紙の形成が必要であり、非常に作業性が悪
いばかりか、糊剤と余分の箔が付着した箔押し後の型紙
の除去は、十分な注意をしないと基材を汚しやすく、繊
細な箔模様を得るのは困難であった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような箔シートの製造方法において、細
線などをも、容易に箔模様として表すことのできる作業
性のよい箔シートの製造方法を提供することを課題とす
る。
課題を解決するための手段 本発明では、ホットメルト接着剤、及び顔料粉末と水溶
性接着剤からなる顔料ペーストの使用によって、上記課
題を効果的に解決した。
すなわち、本発明の方法は、 ■ シート基材表面にホットメルト接着剤層を形成し、 ■ その上に顔料粉末と水溶性接着剤からなる顔料ペー
ストにて図柄を描き、 ■ 前記図柄を含むホットメルト接着剤層表面に着色材
を適用し、耐熱性ある着色層を形成した後、 ■ 水洗又は湯洗により、顔料ペーストからなる前記図
柄を除去し、 ■ 前記図柄状に露出したホ・ノドメルト接着剤層上に
、打箔を置き、 ■ 基材を加熱して、前記ホットメルト接着剤層を活性
化し、前記ホ・ノドメルト接着剤層によって、前記図柄
状に打箔を接着し、 ■ その後に余分の打箔を除去する ことを特徴とする。
本発明では、常温では不活性であるが、加熱により活性
化となるホットメルト接着剤層を、基材上に予め形成し
ておくため、ホットメルト接着剤層の不活性な状態で、
顔料ペーストによる図柄の形成、着色層の形成、及びそ
の後の顔料ペーストの洗浄除去等を安定し実施すること
ができ、しかも、顔料ペーストの除去により露出したホ
・ノドメルト接着剤層上に、打箔を置いて加熱すると、
ホットメルト接着剤層が活性化され、打箔は、上記図柄
状に確実に接着されることとなる。
更に、本発明では、顔料粉末と水溶性接着剤、例えば澱
粉糊、CMC、ポバール等を混合して形成した顔料ペー
ストで図柄を描くため、筆等で容易に繊細な図柄を描く
ことができ、しかも、この図柄は水洗又は湯洗(顔料の
種類によってはアルカリ性又は酸性の水又は湯を使用し
てもよい)で容易に脱落させることができる。
また、かかる顔料ペーストにより形成された図柄は、顔
料粉末を含むため、図柄を確認しやすく、しかも、図柄
を盛り上がって形成できるため、その後の着色層の形成
において、塗料などによって図柄の下地が侵されること
もない。なお、着色層形成時に顔料ペースト上に乗った
着色材も、図柄の除去時に、顔料ペーストと共に容易に
脱落させることができるため、繊細な線状模様であって
も、所望の図柄状に型際よく確実にホットメルト接着剤
層を露出させることができる。
図柄を除去した後、ホットメルト接着剤層上に載置した
打箔は、基材の適当な加熱によってホットメルト接着剤
層を活性化することによって、上記図柄状に安定して基
材に接着できる。
本発明では、シート基材として、紙、樹脂フィルムなど
がいずれも使用でき、また、箔模様表面にはコーティン
グ法又はラミネート法などにより、透明樹脂からなる保
護層を形成してもよい。
なお、ホットメルト接着剤としては市販のものがいずれ
も使用できる。
実施例 図面に示す如く、透明ポリエステルフィルムからなるシ
ート基材(1)表面にホットメルト接着剤層(2)を形
成し、その上にアルミ粉とデンプン糊からなる顔料ペー
スト(3)を用いて筆で図柄(4)を描き、その後、該
図柄(4)を含むホットメルト接着剤層(2)の表面に
、金属粉を含む塗料をスプレー塗布して耐熱性ある着色
層(5)を形成した(第1図C参照)後、湯洗により顔
料ペースト(3)からなる前記図柄(4)を除去した(
第1図C参照)。その後、前記図柄状に露出したホット
メルト接着剤層(2)上に、打箔(金箔)(6)を置き
(第1図C参照)、加熱乾燥機中で、シート基材(])
を乾燥して、ホソトメルト接着剤層(2)を活性化し、
打箔(6)を前記図柄(4)状に接着し、その後に余分
の打箔(6)を刷毛で除去した(第1図り参照)。
このようにして得た製品は、表面に繊細な箔模様を有す
る非常に豪華なものとなった。
この製品の箔模様表面に更に透明ポリエステルフィルム
を保護層(7)として貼着して得た箔シート(第1図E
参照)は、表裏両面から同一の箔模様を透視できる、非
常に扱い易い箔シートとなった。
この箔シートを糸条に裁断して、経糸に使用し、帯地を
織成したところ、繊細な箔模様を存する非常に豪華な帯
が得られた。
発明の効果 本発明では、特別な装置を要することなく、繊細な箔模
様を有する箔シートを容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図A−Bは、本発明の製法の一例を示す説明図であ
る。 (1)   シート基材 (2)   ホットメルト接着剤層 (3)   顔料ペースト(3) (4)   図柄 (5)   着色層 (6)   打箔 (7)   保護層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート基材表面にホットメルト接着剤層を形成し
  2. (2)その上に顔料粉末と水溶性接着剤からなる顔料ペ
    ーストにて図柄を描き、
  3. (3)前記図柄を含むホットメルト接着剤層表面に着色
    材を適用し、耐熱性ある着色層を形成した後、
  4. (4)水洗又は湯洗により、顔料ペーストからなる前記
    図柄を除去し、
  5. (5)前記図柄状に露出したホットメルト接着剤層上に
    、打箔を置き、
  6. (6)基材を加熱して、前記ホットメルト接着剤層を活
    性化し、前記ホットメルト接着剤層によって、前記図柄
    状に打箔を接着し、
  7. (7)その後に余分の打箔を除去する ことを特徴とする箔シートの製造方法。
JP2482690A 1990-02-03 1990-02-03 箔シートの製造方法 Pending JPH03234836A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101301271B1 (ko) * 2012-12-18 2013-08-28 오상두 표면보호 코팅층을 구비한 포일직물지

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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