JPH03233524A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH03233524A
JPH03233524A JP2030685A JP3068590A JPH03233524A JP H03233524 A JPH03233524 A JP H03233524A JP 2030685 A JP2030685 A JP 2030685A JP 3068590 A JP3068590 A JP 3068590A JP H03233524 A JPH03233524 A JP H03233524A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の利用分野) 本発明は、閃光発光部より被写体に向けて投射された光
の反射光を複数の領域にて測光し、これら測光値に応じ
て前記閃光発光部の発光量を決定するマルチ調光自動焦
点カメラに関するものである。
(発明の背景) 従来より、被写体に向けて閃光発光部を発光させ、該被
写体からの反射光を測光してその反射光の強度(光量)
に応じて発光の量を決める調光式のカメラは数多く発売
されている。これら殆どのカメラは、1個の測光センサ
にて画面を中央重点的に測光して調光を行っている。そ
のため、主被写体が画面中央に位置し、且つ画面上適当
な大きさであれば適性な露光量を得ることが可能である
が、主被写体が画面中央に位置しなかったり、画面上か
なり小さかったりした場合、測光センサは背景の影響を
大きく受け、適性な露光量が得られないという欠点があ
った。
また、特開昭60−108827号では、画面を複数に
分割し、複数の測光センサの情報より発光量を制御する
マルチ調光カメラが提案されている。この提案により、
前述の様な欠点は解消されるが、つまり主被写体の位置
や大きさに関係なく適正露出を得れる確率が高まったが
、画面内のどの部分に重点をおいて測光するかは撮影者
が外部操作により設定してやらなければならず、その操
作が面倒なものであった。
この点に鑑み、本願出願人は特願平1−192546号
等により、複数の測光エリアそれぞれに対応するエリア
の測距情報を得る測距手段を設け、該測距手段よりの各
エリアの焦点情報に基づいて前記各測光エリアの測光情
報を評価し、閃光発光量を制御するカメラを提案してい
る。この提案により、主被写体の画面内における位置及
び大きさに関係なく自動的に、つまり煩わしい操作をす
ることなく該主被写体を適正露出させることが可能とな
る。
しかしながら、該提案のカメラにあっては、レンズ距離
環を自動的に被写体に合焦するよう駆動するモードでな
いときは、主被写体が測距エリアに位置していなかった
り、合焦からずれていたりする場合がある。また、自動
的に被写体に合焦させるモードであっても、被写体のコ
ントラストが少なかったりして合焦できない場合がある
。このような場合、画面内における主被写体の位置や大
きさを判断できず、主被写体に適正露出を与えることが
できないといった不都合を有していた。
(発明の目的) 本発明の目的は、上述した問題点を解決し、どんな場面
であっても、失敗のない、適正露出の美しい写真を撮る
ことのできるマルチ調光自動焦点カメラを提供すること
である。
(発明の特徴) 上記目的を達成するために、本発明は、制御手段内に、
各測光領域に対応する各測距領域のいずれもが合焦状態
にない事を示す焦点情報が測距手段より送られてきた場
合は、各領域の測光情報を平等に評価し、閃光発光量を
決定する発光量決定手段を設け、以て、画面内における
主被写体の位置や大きさを判断できない場合は、各領域
の測光情報を平等に評価して、閃光発光量制御を行うよ
うにしたことを特徴とする。
(発明の実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
該図において、lはカメラ各部の動きを制御するマイク
ロコンピュータである。
2は不図示の撮影レンズの距離環と絞り制御するレンズ
制御回路であり、該レンズ制御回路2は前記マイクロコ
ンピュータ1からLCOM信号を受けている間、データ
バスDBtlSを介しシリアル通信を行い、その通信内
容により不図示のモータを制御して距離環と絞りを制御
する。
3はカメラの撮影情報、例えばシャッタスピード、絞り
値などを撮影者に知らせるためにその表示を行う液晶表
示回路であり、マイクロコンピュータ1からDPCOM
信号を受けている間、データバスDBIJSを介しシリ
アル通信を行い、その通信内容に応じて液晶表示を行う
4は撮影者が各種撮影条件を設定するためのスイッチや
カメラの状態を示すスイッチの状態を読み取ってマイク
ロコンピュータ1に送るスイッチセンス回路であり、S
WCOM信号を受けている間、データバスDBUSを介
しシリアル通信により前記マイクロコンピュータlに前
記各種スイッチのデータを送る。
5はストロボの発光と調光を制御するストロボ発光制御
回路であり、STCOM信号を受けている間、データバ
スDBUSを介しマイクロコンピュータlとシリアル通
信を行い、その通信内容にしたがって各種制御を行う(
詳細は後述する)。
6は焦点検出回路であり、マイクロコンピュータ1によ
り制御される。つまり、マイクロコンピュータ1は該回
路6を駆動し被写体の焦点状態を判別して、レンズ距離
環の駆動や合焦判別を行う(詳細は後述する)。
7はマイクロコンピュータ1により制御されて被写界の
輝度をTTL測光する測光回路であり、ここで得られた
測光出力は前記マイクロコンピュータlに送られ、A/
D変換されて露出条件の設定に用いられる。
8はマイクロコンピュータ1の制御信号に従って不図示
シャッタ先幕及び後幕の走行制御を行うシャッタ制御回
路である。
9はマイクロコンピュータ1からの制御信号に従って不
図示の給送モータを制御し、フィルムの巻上げ、巻戻し
を行う給送回路である。
10はシャッタの先幕の走行完のタイミングでONL、
ストロボの発光するタイミングをストロボ発光制御回路
5に知らせる役目を持つX接点である。
SWIはカメラのレリーズボタンと連動したスイッチで
あり、該スイッチSWIがONL、たことをマイクロコ
ンピュータ1が認識すると、該マイクロコンピュータ1
は露光動作を開始する。
第2図は前記ストロボ発光制御回路5の構成例を示すブ
ロック図である。
該図において、51は制御回路で、マイクロコンピュー
タ1とシリアル通信によりデータの受渡しを行い、調光
回路52.53.54の制御とストロボ55の制御を行
う。
前記調光回路52〜54はそれぞれ対数圧縮アンプ、伸
長トランジスタ、積分キャパシタなどから成り、TTL
R信号により調光を開始し、フォトダイオード(以下調
光センサと記す)PDで光電変換され、入力するフィル
ム面の像面光量を対数圧縮アンプにより増幅し、TTL
G信号の値(調光のゲイン情報)にしたがって伸長トラ
ンジスタでゲインをかけ、積分を開始する。そして積分
キャパシタの電荷が所定値を越えると、制御回路51に
CMP信号を出力する。
ストロボ55は既存のものであり、発光のための電荷が
充分に蓄えられると、FUL信号により制御回路51に
充電完了を知らせる。これを受けとる制御回路51より
 STA信号が送られてくると、発光を開始し、その後
SPT信号が送られてくると発光をストップする。
第3図は調光センサPDの感度エリアと後述の焦点検出
用ラインセンサの感度エリアを示すものである。
調光センサPDI〜3はカメラのフィルム面に対向して
配置され、画面に対して第3図のような感度エリアをも
っている。又後述の焦点検出用ラインセンサLS1〜3
は不図示の光学系により画面に対して第3図のような感
度エリアをもち、それぞれ調光センサPDI〜3の感度
エリアに対応している。
第4図は第1図図示焦点検出回路6の構成例を示す図で
あり、既存の位相差検出方式により焦点検出を行うもの
である。該図において、61.62.63はそれぞれ焦
点検出部で、ラインセンサLSI〜LS3とその蓄積読
出しのための回路で構成されている。
上記構成において、マイクロコンピュータ1からのCL
SH信号により、ラインセンサLSI〜LS3はそれぞ
れ光電変換し蓄積を始める。そして、ラインセンサLS
I〜LS3の各蓄積電荷量のうちの最大のものが所定の
量に達すると、該焦点検出部61〜63はFB倍信号出
力すると共に蓄積を止め、各蓄積電荷をサンプルホール
ドする。マイクロコンピュータ1は全ての焦点検出部6
1〜63からFB倍信号戻って来たことを検知すると、
φ信号(クロック信号)を出力し、焦点検出部61〜6
3は該φ信号に従って順次サンプルホールドした蓄積電
荷をDLS信号として前記マイクロコンピュータlに送
る。該DLS信号を受けるマイクロコンピュータ1はこ
の信号をA/D変換し、所定の演算を行い、演算結果に
基いてレンズ制御回路2とシリアル通信を行う。
次に、第5図のフローチャートを用いてカメラの一連の
動作を説明する。
カメラに電源が投入されると、マイクロコンピュータ1
はスイッチセンス回路4と通信を行い、各撮影条件設定
のスイッチを読む(ステップ1)。次いで、焦点検出回
路6を駆動し、画面内における各エリアの焦点状態を検
出する。
次に、スイッチその他で定められた撮影モードなどから
、合焦すべきエリアの選択、レンズ駆動の有無の決定、
ストロボ調光時の基準エリアの選択を行う(ステップ3
)。
第6図にステップ3での判定方法を示しており、以下に
その概要を説明する。
(合焦すべきエリアの選択) 画面内のどのエリアに被写体を合焦させるかの決定は、
撮影者が選択できる任意選択モードと、カメラ任せにで
きる自動選択モードとがあり(第6図(a) 参照)、
自動選択モード時にはマイクロコンピュータ1は、焦点
検出動作によって得られた各エリアの焦点状態により、
合焦可能と判断した時には、どのエリアに合焦させるべ
きかを決定する。
(レンズ駆動の有無) 撮影モードには、レリーズ直前まで焦点検出動作(レン
ズ駆動)を繰り返すサーボAPモード、−度合焦したら
レンズ距離環を保持するワンショットAFモード、自動
でレンズ距離環を駆動させないマニュアルフォーカスモ
ードがあり、例えばサーボAFモード、ワンショットA
Fモードで非合焦状態において、合焦可能と判断した場
合には、レンズ駆動「有(MOVE)Jとし、既に合焦
している場合には、レンズ駆動「無(STAY)Jとす
る。
(調光の基準エリア選択) サーボAFモード時には、合焦時及び非合焦状態いずれ
の場合であっても選択された合焦すべきエリアを、マニ
アルフォーカスモード時には、焦点検出によって得られ
た各エリアの焦点状態より、合焦しているエリアを、そ
れぞれストロボ調光時の基準エリアとする。又、サーボ
AFモード、ワンショットAFモードで焦点検出不能の
時、或はマニアルフォーカスモードで合焦状態にエリア
が無い時等においては、ストロボ調光時すべてのエリア
を平等とする。
次に、マイクロコンピュータ1は前記ステップ3におい
てレンズ駆動の「有」と判定されている場合に、レンズ
制御回路2と通信を行い、被写体の焦点状態に基づいて
選択された合焦すべきエリアに合焦するようレンズ距離
環を駆動する(ステップ4,5)、その後、測光回路7
を動作させて画面内の各エリアの測光を行い(ステップ
6)、演算によりシャッタスピード、絞り値などを決定
し、液晶表示回路3を用いて各撮影条件の表示を行う(
ステップ7)。
ここでスイッチSW1がONしていなければ、マイクロ
コンピュータ1は前記ステップlからステップ7までの
動作を繰り返し、該スイッチSW1のONを検知すると
次のレリーズシーケンスへと進む(ステップ8)。
レリーズシーケンスに入ると、マイクロコンピュータ1
は制御回路51に通信によりISO感度、焦点情報その
他に基づいた調光情報を送る。
すると、該制御回路51はストロボ光の被写体反射光が
適正になった時CMP信号を出力させるか、またはスト
ロボ光の被写体反射光が所定段オーバーになったときC
MP信号を出力させるように、各調光回路52〜54に
TTLGI−TTLG3信号を送る(ステップ9)。
ここで、第7図に示すように、基準エリアのある場合は
、基準エリアが適正になるように、基準以外のエリアが
所定段オーバーになるように、各TTLGI−TTLG
3信号を送り、又基準エリアの無い場合は、全てのエリ
アが適正となるように各TTLGI−TTLG3信号を
送る。
次に、マイクロコンピュータ1は、レンズ制御回路2と
通信することにより絞り制御を行い、シャッタ制御回路
8を駆動することによりシャッタ制御を行う、この際、
制御回路51は、シャッタの先幕走行完了でスイッチ1
0がONすると、STA信号を出力し、ストロボ55の
閃光を開始させる。同時に、制御回路51はTTLR1
2〜TTLR3を出力し、調光回路52〜54の測光積
分を開始させる。そして該調光回路52〜54からどれ
か一つでもCMP信号が来ると、 STP信号を出力し
、ストロボ55の発光を停止する(ステップ10)。
上記露光動作が完了すると、マイクロコンピュータ1は
給送回路9を駆動し、次の撮影のためにフィルムを1駒
分巻き上げる(ステップ11)。
上記の実施例においては、画面内における主被写体の位
置と大きさが判断可能で、基準エリアのある場合、基準
エリアが適正であるか、それ以外のエリアが所定段オー
バーであるかで、ストロボ発光量を制御する様にしてい
る。よって、主被写体が適正であるか、主被写体以外の
物体が明るく光りすぎないような写真を撮ることが可能
となる。
また、画面内における主被写体の位置と大きさが判断不
能で、基準エリアの無い場合、いずれかのエリアが適正
であるかでストロボ発光量を制御する。よって、主被写
体が画面上のどの位置にあっても、他の主被写体以外の
明るく光る物体がない限りは適正な写真を撮ることが可
能となる。
第8図は本発明の他の実施例におけるストロボ発光制御
回路を示すブロック図であり、カメラを構成する他の回
路は第1図と同様である。
前記実施例における第2図図示ストロボ発光制御回路と
は、制御回路51、測光センサPDI〜PD3、調光回
路52〜54、ストロボ55などはほぼ同じであるが、
新たに判定回路56が加わっている点が大きく異なる。
調光回路52〜54はCMP信号を出力する代りに積分
電荷を対数圧縮したLVLI −LVL3信号を出力す
る。判定回路56は該LVL 1〜3信号を加算した値
が所定値を越えると、マイクロコンピュータ51へCM
P信号を出力する。
該実施例においては、前述の実施例における第5図図示
カメラの制御フロー中のステップ9゜10での動作が以
下のように変わる。
レリーズシーケンスに入ると、制御回路51は、各調光
回路52〜54にストロボ光の被写体反射光が適正にな
ったとき所定値のX%のLVLI〜LVL3信号を出力
し、各エリアで被写体反射光が適正になったとき判定回
路56がCMP信号を出力するように、各TTLGI−
TTLG3信号を送る(ステップ9)。
基準エリアのある場合は、基準エリアのrxJを大きく
、基準エリア以外のエリアのrxJを小さくなるように
、各TTLGI−TTLG3信号を送る。
基準エリアの無い場合は、全てのエリアのrxJが等し
くなるように各TTLGI〜TTLG3信号を送る。
次に、制御回路51は、シャッタ先幕走行完了でスイッ
チ10(x接点)がONすると、STA信号を出力し、
ストロボ55の発光を開始させる。
同時に制御回路51は、TTLRI−TTLR3信号を
出力し、調光回路52〜54の測光積分を開始させ、 
CMP信号が来ると STP信号を出力して前記ストロ
ボ55の発光を停止させる(ステップ10)。
第9図(a)〜(C)は該実施例について更に詳述する
ための図である。
第9図(a)の例では、基準エリアのrxJを60%、
他のエリアのrxJを20%ずつにしている。判定回路
56がCMP信号を出力する条件は、次のようになる。
・全てのエリアで適正の時      ・・・・・・・
・・■・基準エリアで1段オーバー(アンダー)、他の
エリアで1.5段オーバー(アンダー)・・・■、■・
基準エリアで2段オーバー(アンダー)、他のエリアで
3段オーバー(アンダー) ・・・■、■等である。
つまり、基準エリアに関しては、その他のエリアが明る
すぎたり暗過ぎたりしても適正に近い露出が得られ、そ
の他のエリアに関しても適正露出から離れすぎない露出
が得られる。よって、画面の全体としてバランスの良い
写真を撮ることが可能となる。
第9図(b)の例では、基準エリアのrxJを80%、
他のエリアのrxJを10%ずつにして、基準エリアに
さらに重み付をしている。
第9図(c)の例では、基準エリアの無い例を示してい
る0判定回路56がCMP信号を出力する条件は、次の
ようになる。
・全てのエリアで適正の時     ・・・・・・・・
・・・・■・一つのエリアが1段アンダーで、もう一つ
のエリアが1段オーバーで、残りのエリアが適正の時 
                    ・・・・・
・■、■・一つのエリアが2段オーバー(アンダー)、
他のエリアがそれぞれ1段オーバー(アンダー)の時 
             ・・・・・・■、■等であ
る。
つまり、どのエリアに関しても、適正からさほど遠くな
い露出が得られ、バランスの良い写真を撮ることが可能
となる。
本実施例によれば、主被写体の位置や大きさが判断可能
な時は、各エリアの測光情報を各エリアの被写体測距情
報に基づいて評価し、閃光発光量を制御している為、主
被写体と背景とのバランスのとれた適正露出の美しい写
真を撮ることができる。
また、従来においては、マニュアルフォーカスモード時
には、主被写体が測距エリアに位置していなかったり合
焦からずれていたりし、又自動的に被写体に合焦させる
モードであっても、被写体のコントラストが少なかった
りして合焦できない事があり、このような場合、画面内
における主被写体の位置や大きさを判断できず、主被写
体に適正露出を与えることができないといった不都合が
あったが、本実施例では、主被写体の位置や大きさが判
断不能の時は、各エリアの焦点情報(測光情報)を平等
に評価し、閃光発光量を制御している為、主被写体の測
光情報が軽く扱われて主被写体が適正から大きく外れる
といった事がなくなり、はぼ適正露出の写真を撮ること
ができる。
つまり、どのようなケースであっても、適正露出が得ら
れる失敗の少ないカメラを実現することができる。
(発明と実施例の対応) 本実施例において、焦点検出回路6が本発明の測距手段
に、調光回路52〜54及び調光センサPDI〜PD3
が測光手段に、制御回路51(第2図)、又は制御回路
511判定回路56(第8図)が制御手段に、それぞれ
相当する。
(変形例) 本実施例では、調光センサとラインセンサの画面上の感
度エリアとして第3図に示すような場合を想定している
が、これに限らず、第10図(a)に示すような構成で
あっても良い。更に、第10図(b) (c)に示すよ
うに、画面上に感度エリアがいくつあっても、又調光セ
ンサとラインセンサの画面上の感度エリアの数が一致し
なくとも良い。
また、測距情報を得るための手段(焦点検出回路)とし
ては、位相差検出方式のものを想定しているが、既存の
どの方式であっても実現可能である。例えば測距方式が
絶対距離を算出する方式であるときは、レンズ距離環の
位置と被写体の絶対距離とが一致しているときを合焦状
態、一致していないときを非合焦状態として、被写体の
焦点情報を得るようにすれば良い。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によれば、画面内における
主被写体の位置や大きさを判断できない場合は、各領域
の測光情報を平等に評価して、閃光発光量制御を行うよ
うにしたから、どんな場面であっても、失敗のない、適
正露出の美しい写真を撮ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
第1図図示ストロボ発光制御回路の構成例を示すブロッ
ク図、第3図は本実施例における調光センサとラインセ
ンサそれぞれの感度エリアを示す図、第4図は第1図図
示焦点検出回路の構成例を示すブロック図、第5図は本
発明の一実施例における一連の動作を示すフローチャー
ト、第6図(a) (b)は第5図図示ステップ3での
判定方法を示す図、第7図は第5図図示ステップ9での
調光値設定方法を示す図、第8図は本発明の他の実施例
におけるストロボ発光制御回路の構成例を示すブロック
図、第9図(a) (b) (c)は同じく本発明の他
の実施例における調光ゲインの重み付けによる各ゾーン
の像面光量変化を示す図、第10図(a) (b) (
c)は調光センサとラインセンサそれぞれの感度エリア
の他の例を示す図である。 1・・・・・・マイクロコンピュータ、5・・・・・・
ストロボ発光制御回路、6・・・・・・焦点検出回路、
7・・・・・・測光回路、51・・・・・・制御回路、
52〜54・・・・・・調光回路、56・・・・・・判
定回路、57・・・・・・レベル検出回路、PDI〜P
D3・・・・・・調光センサ。 第1図 第2図 (ストロボ発光制御回路) 第4図 (焦点検出回路) 第5図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被写体に向けて投射された閃光の反射光を画面内
    の複数の領域にてそれぞれ測光する測光手段と、少なく
    とも前記複数の領域に位置するそれぞれの被写体を測距
    する測距手段と、該測距手段よりの前記各測光領域に対
    応する各領域それぞれの焦点情報に基づいて前記測光手
    段よりの各測光値を評価し、閃光発光量を決定する制御
    手段とを備えたマルチ調光自動焦点カメラにおいて、前
    記制御手段内に、前記各測光領域に対応する各測距領域
    のいずれもが合焦状態にない事を示す焦点情報が前記測
    距手段より送られてきた場合は、各領域の測光情報を平
    等に評価し、閃光発光量を決定する発光量決定手段を設
    けたことを特徴とするマルチ調光自動焦点カメラ。
  2. (2)制御手段は、測距手段からの焦点情報中から合焦
    状態である領域を判別して該領域を基準領域とし、該基
    準領域のいずれかの被写体反射光量が測光手段において
    第1の所定値に達するか、基準以外のいずれかの領域の
    被写体反射光量が前記測距手段において第2の所定値に
    達するかで測光情報を評価し、閃光発光量を決定する手
    段であり、該制御手段内の発光量決定手段は、いずれか
    の領域の被写体反射光量が測光手段において第3の所定
    値に達するかで測光情報を評価し、閃光発光量を決定す
    る手段であることを特徴とする請求項1記載のマルチ調
    光自動焦点カメラ。
  3. (3)制御手段は、測距手段からの焦点情報中から合焦
    状態である領域を判別して該領域を基準領域とし、該基
    準領域に重み付して各領域の被写体反射光量を加算する
    ことにより測光情報を評価し、閃光発光量を決定する手
    段であり、該制御手段内の発光量決定手段は、何れの領
    域にも重み付することなく各領域の被写体反射光量を加
    算することにより測光情報を評価し、閃光発光量を決定
    する手段であることを特徴とする請求項1記載のマルチ
    調光自動焦点カメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5815743A (en) * 1995-10-04 1998-09-29 Minolta Co., Ltd. Flash-assisted photographing system and a device for use in the same
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