JP2526097B2 - スロ―シンクロ撮影可能カメラ - Google Patents

スロ―シンクロ撮影可能カメラ

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JP2526097B2
JP2526097B2 JP63167742A JP16774288A JP2526097B2 JP 2526097 B2 JP2526097 B2 JP 2526097B2 JP 63167742 A JP63167742 A JP 63167742A JP 16774288 A JP16774288 A JP 16774288A JP 2526097 B2 JP2526097 B2 JP 2526097B2
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真 吉田
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  • Focusing (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Shutters For Cameras (AREA)
  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被写体輝度を測光してストロボ発光を行う
か否かを判断し、ストロボ発光を行う場合はさらに、露
出条件が測光情報に関係なく所謂フラッシュマチックに
よる露光に設定される通常シンクロ撮影とするか、露出
条件が測光情報に応じて設定されるスローシンクロ撮影
とするかの決定が自動的に行われるスローシンクロ撮影
可能カメラに関する。こゝでスローシンクロ撮影とは、
主要被写体をストロボ発光により露出し、背景被写体を
測光値に基いた自動露出条件で自然光により露出して、
両方の被写体に対して適正な露出を行う撮影である。
〔従来の技術〕
測光情報および測距情報に基いて自動露出条件での自
然光による撮影(以下、自然光撮影と言う)かフラシュ
マチック条件でのストロボ光による撮影(以下、ストロ
ボ撮影と言う)かの決定が自動的に行われるカメラは周
知である。また、そのようなカメラにおいて、自然光撮
影の場合もストロボを発光させることができるカメラす
なわち、所謂日中シンクロ撮影可能なカメラあるいはス
ローシンクロ撮影可能カメラも知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のスローシンクロ撮影可能なカメラは、撮影者が
スローシンクロ撮影モードに切換えた場合にスローシン
クロ撮影が行われるものであったから、どのような被写
界条件の場合にスローシンクロ撮影モードに切換えたら
よいかの判断を撮影者がせねばならず、初心者にはその
判断が難しくてスローシンクロ撮影を行い難いと言う問
題があった。
本発明は、上述の問題を解消するためになされたもの
であり、被写界条件すなわち測距情報と測光情報とによ
ってストロボの発光を行うか否か、ストロボの発光を行
う場合に主としてフラッシュマチックにより露出する通
常のストロボ撮影条件とするか、フラッシュマチックに
よる露出に加えて自然光による露出も行うスローシンク
ロ撮影条件とするか等の決定が自動的に行われるカメラ
の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者は、測距手段に撮影画面内の複数領域をそれ
ぞれ占める各被写体の距離を検出する広域測距手段を用
いて、広域測距手段による測距情報と測光手段による測
光情報とにより容易に上述の目的を達成するカメラが得
られることを見出した。
本発明は、この知見に基いてなされたものであり、撮
影画面内の複数領域をそれぞれ占める各被写体の距離を
検出する広域測距手段と、前記撮影画面内の一部もしく
は複数領域に対応した被写体輝度を検出する測光手段
と、ストロボ発光手段とを有し、測光手段の情報に基い
てストロボ発光を行うか否かを決定し、ストロボ発光を
行う場合はさらに、前記広域測距手段の情報からストロ
ボ光到達距離内外の被写体の割合を検出して露出条件が
測光情報に関係なく設定される通常シンクロ撮影とする
か測光情報に応じて設定されるスローシンクロ撮影とす
るかを決定する制御手段を備えたことを特徴とするスロ
ーシンクロ撮影可能カメラにある。
〔作用〕
本発明のカメラにおいては、例えば、広域測距手段の
与える各被写体距離の全部または殆どがストロボ撮影可
能距離外で、測光手段の与える情報が所定の輝度より暗
いことを示した場合は撮影不能とし、各被写体距離に拘
らず、測光手段の情報が所定の輝度より明るいことを示
した場合は測光情報に対応した自然光撮影とし、各被写
体距離の全部または殆どがストロボ撮影可能距離内で、
且つ測光手段の情報が所定の輝度より暗いことを示した
場合は通常のストロボ撮影とし、各被写体距離がストロ
ボ撮影可能距離内のものと距離外のものに分かれて距離
外のものの数が所定の数より多く且つ、測光手段の情報
が所定の輝度より暗いことを示した場合は自然光撮影条
件でストロボの発光も行うスローシンクロ撮影とすると
言ったように、ストロボ発光を行うか否か、ストロボ発
光を行うとした場合は通常のストロボ撮影条件とする
か、自然光撮影条件とするかを撮影画面内の被写体距離
のストロボ光到達距離(以下、ストロボ撮影距離とも言
う)内,外の割合と測光情報とによって自動的に決定す
ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示例によって説明する。
第1図および第2図は本発明カメラの一例を示す正面
図および上面図、第3図は広域測距手段の例を示す測距
光路図、第4図は撮影画面に対する複数の測距領域の配
列例を示す測距領域位置図、第5図は各測距領域につい
て被写体距離が求められることを示すグラフ、第6図は
撮影画面に対する測光領域の例を示す測光領域位置図、
第7図および第8図はそれぞれ撮影画面における被写体
の例を示す被写体図、第9図および第10図は制御装置の
例を示すブロック回路図および制御フローチャートであ
る。
第1図,第2図において、1はメインスイッチ釦、2
はレリーズ釦、3はファインダ受光窓、4は広域測距装
置、41は撮影画面の水平方向に並ぶように同一チップ上
に5個の赤外光発光素子a〜eを配設した発光素子アレ
イ、42は投光レンズ、43は受光レンズ、44は半導体位置
検出器(PSD)と言った受光素子、5は測光装置、51は
受光レンズ、52は受光素子、6はストロボ撮影モードか
自然光撮影モードか被写体輝度によってストロボ発光を
行うか否かを自動的に選択する自動選択モードかに順次
切換える切換スイッチ釦、7はカメラ本体に倒れ込んだ
位置とカメラ本体から起立した位置とを取るストロボ発
光部、8はセルフタイマー設定を行うセルフタイマー
釦、9はフィルム駒数状態,電源電池の消耗状態,セル
フタイマーのセット状態,ストロボ撮影モードのONが自
然光撮影モードのOFFか自動選択モードのAUTOか等を表
示する表示部、10は測距情報に基き第9図のレンズ制御
回路を含む自動焦点調節装置により合焦位置に駆動され
る撮影レンズであり、撮影レンズ10とフィルム面の間に
シャッタが設けられている。
このカメラでは、メインスイッチ釦1を第2図の位置
からスライドさせると、第9図のメインスイッチSMがオ
ンすると共に、ストロボ発光部7が第2図の収納位置か
ら第1図の二点鎖線で示した位置に起立して撮影可能と
なり、ストロボ発光部7を第2図の収納位置に戻すと、
メインスイッチ釦1も第2図の位置に戻ってメインスイ
ッチSMがオフし、不作動状態となるようにしている。す
なわち、メインスイッチSMのオンで制御装置のマイクロ
コンピュータ(COM)が撮影のため制御を行う作動状態
となり、表示部9の表示を行う。そして、この状態で
は、自然光撮影モードになっていて、表示部9のモード
表示はOFFを表示する。したがって、ストロボ撮影モー
ドの0Nか自動選択モードのAUTOにするにはモード切換用
の切換スイッチ釦6を1回または2回押圧する。3回押
圧すると自然光撮影モードに戻る。なお、本実施例では
自動選択モードにおいてスローシンクロ撮影モードが選
定され得ることになる。ストロボ撮影モードか自動選択
モードに切換えられると、COMがストロボ充電回路を駆
動してストロボ発光用コンデンサを充電し、所定電圧充
電完了後に充電をストップさせる。このようにしたの
は、ストロボ充電回路の充電による電力の消耗を少なく
するためである。ストロボ発光用コンデンサの充電は周
知の方法(実開昭56−167323号公報)によって行われ
る。
撮影は、レリーズ釦2を2段階で押すことによってな
される。レリーズ釦2の第1段の押しで第9図の測距,
測光スイッチS1がオンする。それによってCOMは、広域
測距装置4と測光装置5を駆動して、測距情報と測光情
報を得る。続くレリーズ釦2の第2段の押しでレリーズ
スイッチS2がオンする。それによってCOMは、測距情報
に基きレンズ制御回路を駆動して撮影レンズ10を合焦位
置にもたらし、さらに測距情報,測光情報,撮影情報入
力装置11で予め設定したフィルムの感度やラチチュード
の情報等および自然光撮影かストロボ撮影か自動選択か
のモード情報により絞り値とシャッタ秒時並びにストロ
ボ発光の要否を決定して、露出制御回路を駆動すること
により絞りの作動に続いてシャッタの作動を行い、スト
ロボ発光要の場合はシャッタ作動中にストロボ発光回路
を駆動してストロボ発光を行うと言ったように撮影動作
を制御する。
広域測距装置4は、COMが発光素子駆動回路を駆動し
て発光素子アレイ41の発光素子a〜eを順番に発光さ
せ、その光が第3図に示したように被写体で反射されて
受光領域A〜Hを有する受光素子44に入射し、それによ
って受光素子44が出力する光電流i1,i2に基いて入射位
置検出回路が第5図に示したように距離情報をCOMに出
力するものである。すなわち、発光素子アレイ41の受光
素子aの光束が距離D1の被写体で反射して受光素子44に
入射したときは、第5図に示したように受光素子44の受
光領域A〜HのうちのAが最も強く受光するから、その
Aの光電流i1,i2によって入射位置検出回路が検出し
て、距離がD1であるとの情報をCOMに出力する。被写体
距離がD2〜D4の場合や発光素子アレイ41の発光素子b〜
eの光束についても、受光素子44の最も強く受光する受
光領域が第5図に示したようになって、入射位置検出回
路がそれを検出してCOMにそれぞれ距離情報を出力す
る。この広域測距装置4が与える距離情報は、撮影画面
に対して第4図にそれぞれa′〜e′で示した領域の被
写体距離である。なお、図は受光素子44を1個だけ配置
した広域測距装置4を示しているが、これを発光素子ア
レイ41と投光レンズ42に対して左右対称的に2個の受光
素子44を配置して、それら2個の受光素子44の出力電流
i1,i2に基いて距離情報を出力する所謂デュアルセンサ
ー方式(3眼測距方式)のものにした場合は、受光素子
44が1個だけの場合の欠点、例えば測距のための投光光
束が被写体の半分にしか当たらず、そのために受光素子
44側の受光像が欠け、したがって輝度重心が偏って測距
情報が不正確になると言う欠点を解消することができ
る。
特に、本実施例のようなアクティブ方式の広域測距の
場合は、被写対象が複数の測距位置に対し完全に入ると
は限らず、且つ複数の点で測距するため投光を行うイン
ターバルをできるだけ短くすることが要求され、そのた
めに投光量を低くせざるを得ないから、3眼測距方式に
することにより誤測距を防止すると共に、迅速な測距を
可能にする。
測光装置5は、受光素子52が第6図に示した撮影画面
内の殆どの領域fまたは広域測距装置4の測距領域a′
〜e′にそれぞれ対応した各領域a″〜e″の測光を行
うものであり、受光素子52の出力に基いてfまたはa″
〜e″それぞれの領域の被写体輝度情報をCOMに出力す
る。
切換スイッチ釦6を押圧して、ストロボ発光の要否を
自動的に決定する自動選択モードに切換え、そして撮影
を行った場合のCOMによる制御を第10図によって説明す
る。
第10図(1)において、COMは、レリーズ釦2の第1
段の押しでスイッチS1がオンすると、まず発光素子aを
発光させて、第4図の領域a′の距離情報Da′を入力
し、それが与える距離Daを記憶する。こゝで距離情報D
a′には、被写体が無限遠であったり黒体であったりし
て被写体からの反射光による信号が得られなかったDEF
の場合と、信号が得られた場合との2通りがある。DEF
の場合は、Da=0として記憶され、信号が得られた場合
は、Da′に発光素子アレイ41における発光素子aの位置
に関するXの補正を行ったDa=Da′−Xとして記憶され
る。このようなDa′からDaを求める演算は、入射位置検
出回路で行うようにしてもCOMで行うようにしてもよ
い。Daを記憶したら、順次発光素子b〜eを発光させ
て、同様に距離Db〜Deを記憶する。そして、Da〜Deのう
ち0でないものが1つでもあれば、その中の最近距離を
Dsとして、Dsがストロボ撮影距離内か否かを判定し、YE
Sであれば前述の測光結果とフィルム感度情報等から適
正露出の絞り値,シャッタ秒時が求められるか否か、す
なわちストロボ発光を必要としないか否かを判定し、NO
すなわちストロボ発光要と判定したときはさらにDsの距
離とストロボのガイドNo.GnoとからDsに対応した絞り値
Fs=Gno/Dsを求めると共に、Ds以外のDa〜Deの距離のう
ちFsの絞りとストロボ発光で適正露出範囲にある数Mを
求める。Mは、フィルムのDxコードのラチチュード情報
を検知して、リバーサルフィルムかネガフィルムかによ
って変わる適正露光範囲を求め、その範囲にあるか否か
で求められる。このMが3より少ないときは、スローシ
ンクロモードを選定し、あるいはさらにその表示をファ
インダ内に行う。スローシンクロモードの選定は、撮影
画面内の被写体が第7図に示したように、人物で代表さ
せた近距離の被写体と建物等で代表させた遠距離の被写
体とを含んでいて近距離の被写体領域が所定領域より少
ない場合であって、且つ被写体輝度が低いときになされ
る。つまり、撮影者は近距離の被写体と遠距離の被写体
の両方の適正な露光を行うことができる。その後にレリ
ーズ釦2の第2段の押しがなされてスイッチS2がオンさ
れると、距離Dsに撮影レンズの位置を合わせて、Fsの絞
りと自然光撮影の最長シャッタ秒時またはシャッタ秒時
優先の場合は指定されたシャッタ秒時およびストロボを
発光させる条件で撮影を行う。
またCOMは、Da〜Deの全部が0の場合、およびDsがス
トロボ撮影距離外の場合は、第10図(2)に示したよう
に、測光結果とフィルム感度情報等から適正露出の絞り
値,シャッタ秒時が求められるか否かを判定し、NOのと
きはレリーズロックとファインダ内等に撮影不能の表示
とを行う。これに対して、適正露出の絞り値,シャッタ
秒時が求められた場合は、それ以後のレリーズ釦2の第
2段の押しでスイッチS2がオンすることにより、撮影レ
ンズを無限遠またはDsの距離に合わせ、適正露出の絞り
とシャッタ秒時で自然光撮影を行う。
Dsがストロボ撮影距離内で、ストロボ発光要であり、
Mが3以上と判定した場合は、それ以後のレリーズ釦2
の第2段の押しでスイッチS2がオンすることにより、撮
影レンズをDsの距離に合わせ、Fsの絞りとストロボ発光
による露出で通常のストロボ撮影を行う。このストロボ
撮影は、撮影画面内の被写体が第8図に示したように、
人物で代表させた近距離の被写体を主にしたものであ
り、且つ被写体輝度が低いときに行われる。つまり、近
距離被写体のみが撮影画面にあるため、遠景等を写し込
んでも中途半端である。
以上の第10図の例ではレリーズ釦2の第1段の押しで
フォーカスロックが行われることになるが、S2オンのチ
ェックでNOのときは再びa素子発光からを繰り返すよう
にすれば常に撮影直前の被写体に焦点を合わせた撮影を
行うことができる。また、第10図の例は測光装置5が第
6図のf領域の測光を行うものでよいが、測光装置5に
a″〜e″各領域の測光を行うものを用いた場合は、適
正露出の絞り値,シャッタ秒時が求められるか否かの判
定にDsに対応した領域の測光結果を用いてストロボの使
用、不使用を決定し、それ以外の領域の測光結果により
背景に適応するシャッタ秒時を決定してもよい。また、
Dsに対応した領域が手振れになってしまうシャッタ秒時
すなわち、手振れ限界以上になる露光を必要とするとき
は、手振れ限界内に最長シャッタ秒時を設定して置くと
よい。自動選択モード以外の自然光撮影モードの場合
は、Da〜Deがストロボ撮影距離内か否かに関係なく第10
図のに進む制御が行われ、また、ストロボ撮影モード
の場合は、Da〜Deがストロボ撮影距離内か否か、測光結
果からの適正露出の絞り値,シャッタ秒時が求められる
か否か、およびMの数に関係なく第10図のに進む制御
が行われる。
本発明カメラは、上述のような自然光撮影,ストロボ
撮影,自動選択のモード切換えがなされる例に限らず、
常に自動選択モードであってもよい。またレンズシャッ
タカメラでも、一眼レフカメラや電子スチルカメラでも
よい。図示例では横に並んだ5点測距のアクティブ方式
広域測距装置を用いているが、本発明はこれに限定され
るものではない。すなわち、測距点数のより多い広域測
距装置を用いれば、精度のよい自動選択露出制御を行う
ことができるし、測距点が縦や中心から十字に並ぶ広域
測距装置でも、パッシブ方式の広域測距装置でもよい。
測距点が十字に並ぶ測距装置では、カメラの姿勢状態を
従来公知の姿勢検知手段により検知して、その情報によ
り縦または横のいずれかの配列の測距素子を選択するよ
うにもできる。さらに、第7図のような被写体に対して
スローシンクロモードを選定し、レリーズスイッチS2の
オンで撮影レンズを近距離被写体に合焦するように移動
制御し、そしてフラッシュマチック撮影を行い、次いで
その状態から絞りを開放し、撮影レンズを遠距離被写体
に合焦させて自然光撮影を行うと言ったように、近遠両
被写体について適正な露出とピントの得られる撮影制御
を行うようにもできる。
〔発明の効果〕
本発明カメラにおいては、広域測距手段が与える複数
の測距ポイントの各被写体距離についてストロボ撮影距
離内外の割合を検出し、その情報と測光情報およびその
他の撮影関連情報とから自動的にストロボ発光の要否,
ストロボ発光要の場合は通常のストロボ撮影かスローシ
ンクロ撮影かが決定されるから、初心者でも容易にスロ
ーシンクロ撮影を行うことができ、主要被写体と背景の
両方に適正露出が行われると言う優れた効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明カメラの例を示す正面図お
よび上面図、第3図は広域測距手段の例を示す測距光路
図、第4図は撮影画面に対する複数の測距領域の配列例
を示す測距領域位置図、第5図は各測距領域について被
写体距離が求められることを示すグラフ、第6図は撮影
画面に対する測光領域の例を示す測光領域位置図、第7
図および第8図はそれぞれ撮影画面における被写体の例
を示す被写体図、第9図および第10図は制御装置の例を
示すブロック回路図および制御フローチャートである。 1…メインスイッチ釦、2…レリーズ釦、3…ファイン
ダ受光窓、4…広域測距装置、41…発光素子アレイ、a
〜e…発光素子、a′〜e′…測距領域、42…投光レン
ズ、43…受光レンズ、44…受光素子、A〜H…受光領
域、5…測光装置、51…受光レンズ、52…受光素子、
a″〜e″,f…測光領域、6…切換スイッチ釦、7…ス
トロボ発光部、8…セルフタイマー釦、9…表示部、10
…撮影レンズ、11…撮影情報入力装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影画面内の複数領域をそれぞれ占める各
    被写体の距離を検出する広域測距手段と、前記撮影画面
    内の一部もしくは複数領域に対応した被写体輝度を検出
    する測光手段と、ストロボ発光手段とを有し、測光手段
    の情報に基づいてストロボ発光を行うか否かを決定し、
    ストロボ発光を行う場合はさらに、前記広域測距手段の
    情報からストロボ光到達距離内外の被写体の割合を検出
    して露出条件が測光情報に関係なく設定される通常シン
    クロ撮影とするか測光情報に応じて設定されるスローシ
    ンクロ撮影とするかを決定する制御手段を備えたことを
    特徴とするスローシンクロ撮影可能カメラ。
JP63167742A 1988-07-07 1988-07-07 スロ―シンクロ撮影可能カメラ Expired - Lifetime JP2526097B2 (ja)

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US07/371,093 US4941009A (en) 1988-07-07 1989-06-26 Method for slow synchro-flash photography

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