JPH03233440A - フイルムカッティングインサータ及び写真焼付処理方法 - Google Patents

フイルムカッティングインサータ及び写真焼付処理方法

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JPH03233440A
JPH03233440A JP2918090A JP2918090A JPH03233440A JP H03233440 A JPH03233440 A JP H03233440A JP 2918090 A JP2918090 A JP 2918090A JP 2918090 A JP2918090 A JP 2918090A JP H03233440 A JPH03233440 A JP H03233440A
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frame
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cutting
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フィルムカッティングインサータ及び写真焼
付処理方法に関し、特にフィルムシートに収納したフィ
ルムピースの各コマ位置に対応させて、フィルムシート
上に各コマのコマ番号及び露光補正データを印字するよ
うにしたフィルムカッティングインサータ及び写真焼付
処理方法に関するものである。
〔従来の技術〕
撮影済みネガフィルムのほとんどは、フィルム現像とプ
リントとを行う同時プリントにまわされるのが普通であ
る。この同時プリントでは、まずネガフィルムを現像処
理した後に、このネガフィルムに記録されている各コマ
を印画紙に焼付露光して、プリント写真を得る。また、
焼付露光済みのネガフィルムは、例えば6コマ毎に切断
されてネガピースとされ、これがネガシートの袋部内に
装填される。そして、このネガシートとプリント写真と
がDP袋に収納されて客に渡される。
上記プリント処理では、コマ全体の平均透過濃度(LA
TD)を測光し、この平均透過濃度から三色光の基本焼
付露光量を算出している。しかし、この基本焼付露光量
だけで、適正な濃度とカラーバランスを持ったプリント
写真に仕上げることが可能なものは全体の7割程度であ
り、残りの3割はサブジェクトフェリアが発生して仕上
がりが不適正となる。そこで、このサブジェクトフェリ
アが発生するコマに対しては、オペレータの経験で、イ
エロー、シアン、マゼンタ、濃度等の露光補正量を決定
し、基本焼付露光量を修正している。
ところで、同時プリントでは、ネガフィルムの1コマに
対して1枚のプリント写真が作製されるから、複数枚の
プリント写真が必要な場合には、焼増しプリントの依頼
が行われる。この焼増しプリントでは、同時プリントと
はオペレータが異なることが多く、また同じオペレータ
であっても露光補正量に多少の違いが生じる。このため
に、従来の焼増しプリントでは、同時プリント、と同じ
状態に仕上がることが少なかった。
これに対し、同時プリントで得られたプリント写真と同
じ濃度、色バランスの焼増しプリントを簡単に作成する
ことができるように、プリント写真の裏面にコマ番号を
印字するとともに、ネガシートに収納したネガピースの
各コマの位置に対応させて、ネガシート上にコマ番号と
露光補正量とを印字するようにしたコマ番号の印字シス
テムを、特願平1−181446号、特願平1−265
466号等で本出願人は提案している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記システムは同時プリントを大量に処
理する大規模現像所に適するように、多数のネガフィル
ムを繋げて長尺とし、これを用いて効率よく現像処理す
るようにしているため、装置構成が大掛かりになるとい
う問題がある。また、コマ位置データをLSIカード等
を用いてフィルムカッティングインサータに人力するよ
うにしているため、これらLSIカードの書込み、読取
り装置が必要になり、装置コストが上昇する。このため
、単発的にプリント処理を行う小規模現像所では、上記
コマ番号の印字システムを導入することは困難であると
いう問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、小規
模現像所でも上記コマ番号の印字システムを簡単に導入
することができるようにしたフィルムカッティングイン
サータ及び写真焼付処理方法を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、コマ位置データ
と露光補正データとをプリンタからオンラインで人力し
記憶する手段と、コマ位置データに基づき、前記写真フ
ィルムをフィルムピースに切断するためのカット位置を
特定する手段と、このカット位置でフィルムを切断し、
得られたフィルムピースを前記袋部内に収納する手段と
、カット位置に基づき、フィルムピースの各コマが位置
する袋部上にこのコマのコマ番号と露光補正データとを
印字する手段とから、フイルムカッティングインサータ
を構成したものである。なお、フィルムシートへのコマ
番号及び露光補正データの印字は、フィルムシート内に
フィルムピースを挿入する前、あるいは後のいずれで行
ってもよい。
また、別の発明は、焼付露光する際にコマ位置データと
露光補正データとが得られるプリンタと、このプリンタ
で焼付露光に供した写真フィルムを、フィルムピースに
切断した状態でフィルムシート内に収納するフィルムカ
ッティングインサータとを用いて写真焼付処理する方法
において、前記写真フィルムに、他のフィルムと識別す
るためのフィルム識別符号を記録し、前記プリンタで焼
付露光する際にこのフィルム識別符号を読み取り、この
フィルム識別符号と前記コマ位置データ及び露光補正デ
ータとを対応させてフィルムカッティングインサータに
送り、このフィルムカッティングインサータにより写真
フィルムをフィルムシート内に送り込む際に、前記フィ
ルム識別符号を読み取るとともに、フィルム送り量を検
出し、読み取ったフィルム識別符号に基づき該当するコ
マ位置データ及び露光補正データを検索し、このコマ位
置データと前記フィルム送り量とによりフィルムシート
内に収納されるフィルムピースの各コマ位置を特定して
、各コマが位置するフィルムシート上にコマ番号と露光
補正データとを印字するようにしたものである。
〔作用〕
小規模現像所等で用いられるプリンタプロセサでの同時
プリントの際に、ネガフィルムの各コマはフィルムキャ
リアによりプリント位置に自動的にあるいは手動でセッ
トされる。このプリント位置への自動的なコマセットは
、周知のようにネガフィルムの移送中に各コマのエツジ
位置を画面センサで検出し、この画面の検出タイミング
とフィルムの送り量とに基づき行われる。そして、この
プリント位置へのコマセット時に、フィルムの側縁部に
記録したコマ番号バーコードを検出し、このコマ番号バ
ーコードの検出タイえング及びバーコード読取り信号に
より、プリント位置にセットされたコマのコマ番号を特
定している。その後、プリント位置にセットされたコマ
の画像を観察して、オペレータにより露光補正データが
入力される。この後、焼付露光が行われる。
前記コマの位置をコマ番号毎に特定したコマ位置データ
及び露光補正データは、フィルムカッティングインサー
タに送られる。カッティングインサータは、コマ位置デ
ータに基づき、フィルムシートの袋部内に挿入される写
真フィルムの各コマ位置に対応させて袋部にコマ番号と
露光補正データを印字する。
〔実施例〕 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
第1図は、小規模現像所等で用いられるプリンタプロセ
サIOと、このプリンタプロセサ10で焼付露光済みの
ネガフィルム11をネガシート12内に挿入するフィル
ムカッティングインサータ15との構成を示す概略図で
ある。第2図は、プリンタプロセサ10からのコマ位置
データや露光補正データをオンラインでフィルムカッテ
ィングインサータ15に転送するために、これらを接続
した状態を示す斜視図である。
プリンタプロセサ10は、周知のようにプリンタ部13
と、プロセサ部14とから構成されている。プリンタ部
13は、フィルムキャリア20によりプリント位置19
にセットされたネガフィルム11のプリント対象コマを
、フィルタ調節部21で調光され拡散箱22で均質にさ
れた光源23からの光で照明し、この照明されたコマの
画像を焼付レンズ24及びシャッタ25を介しカラーペ
ーパー26に焼付露光する。プロセサ部14は、周知の
ように発色現像槽、漂白定着槽、洗浄槽。
乾燥部等を備えており、焼付露光済みのカラーペーパー
26を各処理槽内に案内することで現像処理する。現像
処理後のカラーペーパー26は1コマ毎に切断され、受
は皿27内に集積される。
前記フィルムキャリア20は、ネガフィルム11をプリ
ント位置19に自動的にセットするためのものであり、
ネガフィルム11を送るための3組の送りローラ対30
と、これを回転制御するバルスモータ31とを備えてい
る。パルスモータ31はドライバ32を介しコントロー
ラ33により制御される。そして、プリント位置のフィ
ルム入口側には、フィルムセンサ34.フィルム先端セ
ンサ35.フィルムIDバーコードリーダ36゜画面セ
ンサ38.コマ番号バーコードセンサ39が順に配置さ
れており、これら各センサからの信号はコントローラ3
3に送られる。
前記フィルムセンサ34は、第1のフィルム送りローラ
対30のフィルム入口側にネガフィルム11がセットさ
れたか否かを検出する。コントローラ33は、このフィ
ルムセンサ34からのフィルム検出信号により送りロー
ラ対31を回転してネガフィルム11をプリント位置1
9に向けて送る。フィルム先端センサ35は、このフィ
ルム移送中にネガフィルム11の先端を検出する。また
、IDバーコードリーダ36は、第3図に示すように、
ネガフィルム11の先端部に貼付されたIDバーコード
テープ37のバーコード37Aを読み取る。画面センサ
38は、ネガフィルム11の各コマlIAと、各コマI
IA間の素抜は部11Bとの濃度の差から各コマ11A
のエツジを検出する。コマ番号バーコードセンサ39は
、ネガフィルム11の側縁部に記録したコマ番号バーコ
ード11Cを検出する。なお、第3図中の符号37Bは
、ネガフィルム11を他のオーダーのものと識別するた
めに貼付されるID番号テープを示す。
コントローラ33は周知のマイクロコンピュータから構
成されており、これには、各種指令や露光補正データ等
を入力するためのキーボード33Aと、入力したデータ
や指令内容等を表示するためのデイスプレィ33Bとが
接続されている。コントローラ33は、フィルム送りロ
ーラ対30を回転するパルスモータ31の駆動パルス数
をカウントすることにより、フィルム先端検出時からの
フィルム送り量を検出する他に、このフィルム送り量と
前記画面センサ38からの出力信号とにより各コマのエ
ツジ位置を判定すると共に、前記フィルム送り量とコマ
番号バーコードセンサ39からのバーコード検出信号と
から、コマ番号とバーコードの位lとを求め、各コマの
フィルム先端からの位置データとコマ番号とを得る。こ
のコマ位置の特定については、特開昭63−30533
6号公報、特開平1−102539号公報に詳しく説明
されている。これら各コマのコマ位置データは、前記I
Dバーコードリーダ36からのIDコード毎に、メモリ
40内の所定エリアに書き込まれる。このメモリ40に
は、コマ位置データの他に、後述するネガ検定時に各コ
マ毎に必要に応じて入力される露光補正データも各コマ
に対応させて記憶される。
また、フィルムキャリア20のプリント対象コマに臨む
位置には、周知のように、コマの各点を三色分解測光す
るスキャナ43が配置されており、このスキャナ43か
らの信号は露光量演算部44に送られる。露光量演算部
44は、先ずコマのLATDやカラーコレクシボン係数
値等の特性値を算出し、これら特性値と必要に応じネガ
検定で入力された露光補正データとに基づき周知の演算
式により、露光量制御値を算出し、これをコントローラ
33に送る。前記ネガ検定は、オペレータが各コマを観
察し、LATDに基づく基本露光量では満足のいく仕上
がりにならないものに対し、キーボード33Aの濃度キ
ー、色補正キー、ファンクションキー、コレクシランキ
ー等を操作して、露光補正データを入力することで行わ
れる。
コントローラ33は、前記露光制御値から周知のフィル
タキャリプレーシランカーブに基づきフィルタセット位
置を算出し、これに基づきフィルタ調節部を制御すると
もに、シャッタ駆動部45を制御して、プリント位置に
セットされたコマの画像をカラーペーパー26に焼付露
光する。更に、コントローラ33は、焼付露光済みのカ
ラーペーパー26をコマ送りして、プリント位置に新た
な未露光のカラーペーパー26をセットするとともに、
このコマ送り中に、カラーペーパー26のプリントコマ
に対応させてその裏面にこのコマのコマ番号を印字装置
46により印字する。また、コントローラ33は、カラ
ーペーパー26のコマ送りと連動させてネガフィルム1
1のコマ送りも行い、このコマ送りによりプリント位置
19に次のコマをセットする。以下、同様の繰り返しで
、コントローラ33は、次々に各コマの画像をカラーペ
ーパー26に焼付露光する。そして、この焼付露光の際
に、各コマの位置データ及び露光補正データをメモリ4
0に書き込む。■本分のネガフィルム11の焼付露光を
終了すると、コントローラ33はメモリ40内に記憶し
たコマ位置データ及び焼付露光データをフィルムIDコ
ードと共に、フィルムカッティングインサータ15に転
送する。
以上説明したプリンタプロセサlOのコントローラ33
の処理手順を第4図に示す。
フィルムカッティングインサータ15は、ネガピース装
填位置にネガシート12の袋部12Aをセットする2組
のネガシート送りローラ対50゜51と、ネガピース装
填位置の袋部12A内にネガフィルム11を送り込む第
1及び第2のフィルム送りローラ対52.53と、ネガ
フィルム1■をネガピース54に切断するカッタ55と
、ネガピース54が挿入された袋部12Aの白帯部12
Cにコマ番号や露光補正データを印字する印字ヘッド5
7とから構成されている。
ネガシート12には、第1図に示すように、ロール状に
巻き取られて、装填位置にセットされる。
このネガシート12は、周知のように、多数の袋部12
Aが並べて形成されている。袋部12Aは、第5図に示
すように、1枚の透明シートを二つ折りにし、このシー
トの下側部分と上側部分とを所定ピッチで接合部12B
により接合して、構成されている。接合部12Bは2本
の熱溶着による接着線12Dにより構成されている。そ
して、前記袋部12Aの下部と接合部12Bとには、白
帯部12cが印刷等により形成されている。この白帯部
12Cには、袋部12A内に挿入したネガピース54の
各コマ位置に対応させて、コマ番号60と露光補正デー
タ61とが印字されるとともに、焼増しプリント時はプ
リント枚数が記入される。
なお、符号12Eは各コマの仕切りを示す仕切り線を示
している。
前記第1及び第2のフィルム送りローラ対52゜53は
、パルスモータ62により回転され、パルスモータ62
はドライバ62Aを介しコントローラ64により回転制
御される。また、第1フィルム送りローラ対52には電
磁クラッチ63が設けられており、これのONにより第
2のローラ対53がネガピース54を袋部10Aに挿入
している時にパルスモータ62の第1のローラ対52へ
の回転伝達を中断する。なお、電磁クラッチ63を用い
る代わりに、各送りローラ対52.53毎にパルスモー
タを設けて、独自に駆動するようにしてもよい。
前記第1送りローラ対52のフィルム入口側にはフィル
ムセンサ65が配置されており、これによりフィルムの
セットを検出する。また、第1送りローラ対52のフィ
ルム出口側には、フィルム先端センサ66と、IDバー
コードリーダ67とが配置されている。IDバーコード
リーダ67は、ネガフィルム11の先端に貼付したフィ
ルムIDバーコードテープ37のバーコード37Aを読
み取る。
前記コントローラ64はマイクロコンピュータから構成
されており、これには各種指令を入力するためのキーボ
ード64Aと、人力した指令内容及びアラーム内容等を
表示するデイスプレィ64Bと、前記プリンタプロセサ
10からのコマ位置データ及び露光補正データをフィル
ムIDコード毎に記憶するメモリ68とが接続されてい
る。
このコントローラ64は、プリンタプロセサ10から転
送されたコマ位置データ及び露光補正データをフィルム
IDコードをアドレスデータとして、メモリ68内のコ
マ情報エリア69に書き込む外に、各部を制御する。先
ず、コントローラ64は、ネガフィルム11が第1送り
ローラ対52にくわえ込ませるようにセットされると、
フィルムセンサ65からのフィルム検出信号によりこれ
を検出し、パルスモータ62を回転して、ネガフィルム
11をネガシート12の袋部12A側に送る。また、コ
ントローラ64は、このフィルム送り中に、IDバーコ
ードリーダ67からのIDコードをアドレスデータとし
て、メモリ68内に記憶したコマ情報エリア69を検索
して、セットされたネガフィルム11のコマ位置データ
や露光補正データを読みだす、そして、コントローラ6
4は、このコマ位置データに基づきネガフィルム11の
切断位置を特定する。この切断位置は、基本的にはネガ
ピース54がコマ6個分の長さとなるように、コマとコ
マとの間で設ける。しかし、先頭ネガピースの場合には
空送りコマが有り、この空送りコマはカメラの機種毎に
異なるので、その長さは一定にならない。このため、先
頭ネガピースの場合は、コマ6個分の長さ以下であって
、この長さ内でコマとコマとの間に第1の切断位置を決
定する。次にこの第1切断位置から6コマ目と7コマ目
との余白部に第2の切断位置を、以下同様にして6コマ
毎にフィルムの切断位置を決定する。そして、第1切断
位置の決定に際し、この第1切断位置を基準にして次々
と6コマ毎に切断した場合の最終ネガピースが幾つのコ
マを含むようになるかを演算し、この演算結果により最
終ネガピースが1コマだけである場合には、第1切断位
置を当初の位置よりも1コマ分前のコマの間に設定して
、最終ネガピースが少なくとも2個のコマを含むように
する。これは、1コマだけのネガピースの場合には、ネ
ガピースが短くなり、後の焼増しプリント時にプリント
位置にコマを自動的にセットすることが困難となるから
であり、これを回避するために行う。第3図に、この切
断位置の一例を示す。符号SL、S2.・・・は切断位
置をそれぞれ示し、これら切断位置Sl、32.・・・
間の距離Ll、L2.・・・は、これら切断位置でネガ
フィルム11を切断するためのフィルム送り量基準値と
なる。
コントローラ64は、カット位置の特定後に、第1及び
第2のフィルム送りローラ対52.53を回転して、ネ
ガフィルム11をネガシート12の袋部12A内に送る
。この時、フィルム先端がカッタ55の位置から送り量
基準値L1と同し送り量分だけ送られた時にフィルム送
りを中止してカッタ55を作動させ、第1切断位置S1
でネガフィルム11を切断する。その後、パルスモータ
62を回転すると共に電磁クラッチ63を作動させ、第
2送りローラ対53のみを回転して、切断したネガピー
ス54を袋部12A内に挿入する。
この後、コントローラ64は、袋部12A内に挿入した
ネガピース54のコマ位置及びコマ番号をこれらコマが
位置する袋部12Aの白帯部12Cに印字ヘッド57に
より印字する。この時のコマ番号等の印字位置は、前記
切断位置Sl、S2゜・・・と、コマ位置データにより
分かるため、これに基づき行う。印字ヘッド57は駆動
部58により白帯部12C上を移動させられ、該当する
位置にコマ番号と露光補正データとを印字する。
印字終了後には、コントローラ64は、ドライバ59A
を介してパルスモータ59を所定量回転し、ネガシート
12を袋部の1段分だけ送り、新たな未装填の袋部12
Aをこの装填位置にセットする。更に、コントローラ6
4は、次の切断位置S2でネガフィルム11を切断する
ために、送り量基準値りをLlからL2に更新する。以
下、同様にして、更新した送り量基準値りに基づき次の
切断位置S2でネガフィルム11を切断し、得られたネ
ガピース54を袋部12A内に挿入後、コマ番号及び露
光補正データの印字を行う。1オ一ダー分のネガフィル
ム11をピース状にして袋部12A内に収納した後は、
フィルム装填済みネガシート12を1オ一ダー分だけシ
ートカッタ71により切断する。以上説明したカッティ
ングインサータ15の処理手順を第6図に示す。
第5図は、フルサイズで12枚操りのネガフィルム11
を3個のネガピース54に切断して、これを装填した状
態のネガシート12の一例を示したものである。そして
、各袋部12Aの白帯部12Cで、ネガピース54の各
コマが位置する部分には、このコマのコマ番号60と露
光補正データ61が印字されている。なお、No、8コ
マのように、撮影失敗によりプリントしないコマに対し
ては、この露光補正データ60とコマ番号61とは印字
されない。また、露光補正データが入力されなかったコ
マについては当然のことながら露光補正データは印字さ
れない。このネガピース装填済みのネガシート12は、
プリント写真と共にDP袋に挿入され、客に渡される。
次のオーダーのネガフィルム11をネガシート12内に
挿入する時には、同様にしてフィルムIDバーコード3
7Aを読み取り、このIDコードによりメモリ68内の
コマ情報エリア69を検索して、コマ位置データ及び露
光補正データを得て、これにより切断位置を特定する。
以下同様にして、この切断位置でネガフィルム11を切
断してネガピース54を袋部12A内に挿入するととも
に、コマ番号等の印字を行う。
焼増しプリントを行うときには、プリント写真の裏面に
印字されたコマ番号から、ネガシート12に印字された
同一コマ番号を見つけ出し、このコマ番号印字部分の白
帯部12Cの「枚」の文字の前に、必要な枚数を表す数
字を記入し、このネガシート12を現像所に提出すれば
よく、焼増しプリントの発注が簡単に行なえるようにな
る。
なお、上記実施例では、ネガフィルム11をネガシート
12の袋部12A内に挿入後に、コマ番号及び露光補正
データを印字するようにしたが、この他に、各切断位置
31.S2.・・・の特定後に、先ずネガシートにコマ
番号等を印字し、この印字済みの袋部内に切断位置Sl
、S2.・・・で切断したネガピースを挿入するように
してもよい。
また、上記実施例では、切断位置でのフィルム切断に際
し、フィルム先端からの送り量データにより行うように
したが、この他に、フィルムカッティングインサータの
フィルム移送路にコマ番号バーコードセンサを設け、こ
のバーコードセンサからのバーコード検出信号及びコマ
番号信号により、各コマ位置を検出し、これを基づき印
字及びフィルム切断を行うこともできる。更には、フィ
ルム移送路にコマ数をカウントするための画面センサを
設け、これによりコマ数をカウントすることにより、各
切断位置でネガピースに切断するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、プリンタから写真フ
ィルムのコマ位置データ及び露光補正データをオンライ
ンで得て、コマ位置データに基づきフィルムシート内に
挿入するフィルムの切断位置を特定し、この位置で切断
したフィルムピースの各コマに対応する位置で袋部にコ
マ番号及び露光補正データを印字するようにしたので、
小規模現像所においても、必ずしも各注文毎のフィルム
を繋いで長尺にしなくても1本ずつ独立のまま、大規模
現像所と同じようなバックプリントシステムを簡単に導
入することができる。これにより、焼増しプリント時の
コマ指定を簡単に行うことができ、しかも焼増しプリン
ト時にも同時プリント時に用いた露光補正データを使用
することができ、焼増し写真を同時プリント時の写真と
同じ濃度、色バランスに仕上げることができる。
また、写真フィルムに他のフィルムと識別するためのフ
ィルムIDコードを記録したテープを貼付し、これをプ
リン、ト時に読み取り、IDコード毎にコマ位置データ
及び露光補正データを記憶し、フィルムシートにフィル
ムを挿入する際にこのフィルムのIDコードを読み取り
、これに基づきコ4゜ マ位置データ及び露光補正データを求めるようにしたか
ら、プリント順に拘束されることなく、任意のプリント
済み写真フィルムをネガシート内に装填することができ
、フィルム装填処理の融通性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施したプリンタプロセサとフィル
ムカッティングインサータとを示す概略図である。 第2図は、同プリンタプロセサとフィルムカッティング
インサータとの外観を示す斜視図である。 第3図は、本発明で用いるネガフィルムと、これの切断
位置とを示す説明図である。 第4図は、プリンタプロセサでの処理手順を示す流れ図
である。 第5図は、コマ番号等を印字したネガシートを示す平面
図である。 第6図は、フィルムカッティングインサータでの処理手
順を示す流れ図である。 10・・・プリンタプロセサ 11・・・ネガフィルム 12・・・ネガシート 12A・・・袋部 12C・・・白帯部 15・・・フィルムカッティングインサータ20・・・
フィルムキャリア 36.67・・・IDバーコードリーダ57・・・印字
ヘッド 60・・・コマ番号 61・・・露光補正データ。 第 4図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)焼付露光する際にコマ位置データと露光補正デー
    タとが得られるプリンタにより焼付露光した写真フィル
    ムを、フィルムピースに切断した状態でフィルムシート
    の袋部内に収納するフィルムカッティングインサータに
    おいて、 前記コマ位置データと露光補正データとをプリンタから
    オンラインで入力し記憶する手段と、コマ位置データに
    基づき、前記写真フィルムをフィルムピースに切断する
    ためのカット位置を特定する手段と、このカット位置で
    フィルムを切断し、得られたフィルムピースを前記袋部
    内に収納する手段と、カット位置に基づき、フィルムピ
    ースの各コマが位置する袋部上にこのコマのコマ番号と
    露光補正データとを印字する手段とを備えたことを特徴
    とするフィルムカッティングインサータ。
  2. (2)焼付露光する際にコマ位置データと露光補正デー
    タとが得られるプリンタと、このプリンタで焼付露光に
    供した写真フィルムを、フィルムピースに切断した状態
    でフィルムシート内に収納するフィルムカッティングイ
    ンサータとを用いて写真焼付処理する方法において、 前記写真フィルムに、他のフィルムと識別するためのフ
    ィルム識別符号を記録し、前記プリンタで焼付露光する
    際にこのフィルム識別符号を読み取り、このフィルム識
    別符号と前記コマ位置データ及び露光補正データとを対
    応させてフィルムカッティングインサータに送り、この
    フィルムカッティングインサータにより写真フィルムを
    フィルムシート内に送り込む際に、前記フィルム識別符
    号を読み取るとともに、フィルム送り量を検出し、読み
    取ったフィルム識別符号に基づき該当するコマ位置デー
    タ及び露光補正データを検索し、このコマ位置データと
    前記フィルム送り量とによりフィルムシート内に収納さ
    れるフィルムピースの各コマ位置を特定して、各コマが
    位置するフィルムシート上にコマ番号と露光補正データ
    とを印字することを特徴とする写真焼付処理方法。
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