JPH03232740A - 高強度・易加工性ガラスセラミックスの製法 - Google Patents

高強度・易加工性ガラスセラミックスの製法

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JPH03232740A
JPH03232740A JP2030253A JP3025390A JPH03232740A JP H03232740 A JPH03232740 A JP H03232740A JP 2030253 A JP2030253 A JP 2030253A JP 3025390 A JP3025390 A JP 3025390A JP H03232740 A JPH03232740 A JP H03232740A
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JP
Japan
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glass
glass powder
weight
powder
temperature
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JP2030253A
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Tadayoshi Murakami
村上 忠禧
So Shirasawa
白沢 宗
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition
    • C03C10/16Halogen containing crystalline phase
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C10/00Devitrified glass ceramics, i.e. glass ceramics having a crystalline phase dispersed in a glassy phase and constituting at least 50% by weight of the total composition

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  • Organic Chemistry (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電気絶縁性、耐熱性、機械的強度に優れ、か
つ、精密な寸法精度を有する加工品が、機械加工により
容易にえられる高強度・易加工性ガラスセラミックスの
製法に関する。さらに詳しくは、電機・電子機器、精密
機器などの耐熱絶縁部品(基板・キャリアーなど)、構
造支持部材(コイルボビン、センサ支持体など)などと
して有用に使用できる高強度・易加工性ガラスセラミッ
クスの製法に関する。
[従来の技術・発明が解決しようとする課題]易加工性
を有するセラミックスとしては、特開昭83−5038
5号公報に示されているマイカ粉末とZnO−8102
−B203系セラミツクスとから構成されたもの、特公
昭64−345号公報に示されているマイカ粉末とコー
ディエライトとから構成されたもの、さらにはガラスハ
ンドブック(作花済夫、境野照雄、高橋克明編、■朝倉
書店、1982年発行、第5刷)215〜21B頁に示
されているように、ガラス中にマイカ結晶を析出させた
ものなどが知られている。
特開昭63−50365号公報に示されているものは、
マイカ粉末とZnO−3i02−820 s系セラミッ
クスとの混合物を加熱加圧成形して作製され、このもの
は、電気絶縁性、機械加工性に優れ、かつ低熱膨張性を
有し、耐熱電気絶縁物として有用に用いられている。し
かし、耐熱温度が800℃付近と低いため、使用範囲を
限定して使用しなければならないという問題がある。こ
れはZnO−3i02−B203系セラミツクスに生成
した液相の融点か800℃付近であるためと考えられる
つぎに、特公昭64−345号公報に示されているもの
は、特開昭63−50385号公報に示されているZn
O−9i02−B203系セラミツクスのかわりにコー
ディエライトセラミックスを用いたものである。該公報
の記載によれば、マイカ粉末とコーディエライト粉末と
の混合物を金型に充填して加圧成形した成形体を、コー
ディエライトの焼成温度(1200〜1400℃)まで
加熱・焼成して作製されると記載されている。したがっ
て、この方法による焼成体は、これまでの経験によると
、つぎの欠陥を有しているものと推察される。
すなわち、焼成温度がマイカの分解温度(1100℃付
近)より高いため、マイカの熱分解が進み、マイカによ
る機械加工性が乏しくなることが推察される。また、熱
分解に伴いマイカからフッ素などのガスか発生するため
、えられるセラミックスは多孔質となりやすく、緻密体
を作製することが容易でないと推察される。
また、前記ガラスハンドブックに示されているガラス中
にマイカを析出させたものは、従来知られている中では
電気絶縁性、精密機械加工性などの点で最も優れたもの
であるが、機械的強度が不充分である。
本発明は前記のごとき従来の欠陥(耐熱性、機械的強度
など)を解決するためになされたものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、 (A) (a)組成比率(えられたガラスを化学分析し
た値、以下同様)がK2O11.0〜11.5%(重量
%、以下同様−) 、MgO23.5〜24.8%、S
iO255.0〜5B、8%、P2 8.4〜12.8
%およびZrO2046〜0.99%となるように調合
された原料を加熱温度1400〜1500℃で溶融して
作製されたガラスを粉砕してえられたガラス粉末■30
〜95%と(b)組成比率がK2O5.0〜6.0%、
MgO9.5〜11.0%、5iOz 4B、0〜48
.0%、CaO21,0〜23.0%、CaF2 0.
2〜0.5%、MgFz  5.0〜6.5%およびp
2Q5 8.0〜8.5%となるように調合された原料
を加熱温度1400〜1500℃で溶融して作製された
ガラスを粉砕してえられたガラス粉末■5〜70%とか
ら混合粉末を調製する工程 (B)調製された混合粉末を造粒する工程(C)造粒物
を金型に充填し、加圧力200kg/cm2以上で成形
し、成形体を作製する工程 (D)成形体を1050〜1150℃で加熱し、焼成体
を作製する工程 からなる高強度・易加工性ガラスセラミックスの製法 に関する。
本発明の製法によると1000℃以上の耐熱性を有し、
機械的強度および電気絶縁性に優れ、かつ精密加工部品
が容易に作製でき、大型寸法品の製造も容易な、新しい
材料組成の高強度・易加工性ガラスセラミックスかえら
れる。
[実施例] 本発明においては、まずガラス粉末■およびガラス粉末
■の2種のガラス粉末が製造される。
ガラス粉末■は、組成がK2O11.0〜11.5%、
MgO23.5〜24.8%、SiO255.0〜56
.8%、F28.4〜12.B%およびZrO20.H
〜0.99%になるようにされたもので、この組成比率
になるように調合された原料を溶融ルツボ(耐火物ルツ
ボ、白金ルツボ)に入れ、1400〜1500℃で加熱
溶融してガラスを製造したのち、これを粉砕してガラス
粉末にしたものである。
使用する原料としては、前記組成になるように、酸化物
、炭酸塩、フッ化物などを調合して用いればよい。
また、ガラス粉末■は、K2O5,0〜8.0%、Mg
O9.5 = Il、0%、SiO246.0〜48.
0%、CaO21.0〜23.0%、CaFz  O,
2〜0.5%、MgF25.Q〜6.5%およびP2O
58,0〜8.5%になるようにされたもので、この組
成比率になるように調合された酸化物、炭酸塩、リン酸
塩、フッ化物などの原料を溶融ルツボに入れ、ガラス粉
末■のばあいと同様に1400〜1500℃で加熱溶融
してガラスを製造したのち、これを粉砕してガラス粉末
にしたものである。
なお、ガラス粉末■およびガラス粉末■ともに前記組成
範囲からはずれるばあい、ガラス化が困難となり、目的
とする均一なガラス粉末かえられなくなる。
えられた2種のガラス粉末を、ガラス粉末■30〜95
%、ガラス粉末■5〜70%の比率になるように混ぜ合
わせて混合粉末が調製される。
2種のガラスを前記の比率で混ぜ合わせて使用するのは
つぎのような理由による。
すなわち、ガラス粉末■は加熱すると、フッ素金雲母、
フッ化マグネシウムカリウム、コンドロライトなどの結
晶が析出するものであり、ガラス粉末■は、加熱すると
、フッ素金雲母、ディオプサイド、アパタイトなど結晶
が析出するものであり、ガラス粉末■のみでは、耐熱性
(熱変形温度)が1150℃以上と高く、機械加工が容
易なものかえられるが、フッ素金雲母の結晶が加熱によ
り多量に析出するため、焼成条件を調整しても緻密な焼
成体をうろことが困難である。一方、ガラス粉末■のみ
では、1000℃付近の加熱から緻密化が進み、110
0℃で緻密体となるが、ガラス質が多く、また析出する
結晶のうちディオプサイドの析出が多いため、硬度が高
く、機械加工性が乏しい。このように、ガラス粉末それ
ぞれ単独では、目的とするガラスセラミックスをうろこ
とができないため、ガラス粉末■30〜95%およびガ
ラス粉末05〜7096の比率で混合することにより、
目的とするガラスセラミックスをえたのである。すなわ
ち、ガラス粉末■にガラス粉末■を前記の比率で介在さ
せることにより、混合粉末からえられる焼成体を緻密化
し、かつ耐熱性、電気絶縁性、機械的強度に優れ、機械
加工性も良好なガラスセラミックスをうろことができる
のである。
なお、いずれのガラス粉末も平均粒径が5廓程度以下の
ものを使用するのが好ましい。5−程度をこえると、加
熱時、ガラス双方での溶融反応が起こりがたく、緻密体
をえがたくなるとともに、機械加工性にバラつきが生じ
やすくなる。
調製された混合粉末は、該混合粉末100重量部に対し
て通常5〜lO%程度の濃度のポリビニルアルコールな
どの有機バインダー水溶液5〜10部か添加され、スバ
ルタンリユーザーなどにより50〜100AII11程
度の粒子に造粒される。この造粒物は金型に充填され、
加圧力200kg/cm2以上で成形され、成形体が作
製される。
前記加圧力が200kg/alt未満になると、しまり
不良の成形体となり、これを加熱しても、緻密な焼成体
がえがたい。
えられた成形体が1050〜1150℃に加熱され、焼
成体にされることにより、ガラスセラミックスが製造さ
れる。前記加熱温度が1050℃未満になると充分緻密
な焼成体かえられ難く、とくに機械的強度、電気絶縁性
などが劣り、好ましくない。一方、1150℃をこえる
と、内部に大きな気孔が介在したり、また析出した結晶
も成長したりして、多孔質となる。
このような方法によると、厚さ30mm以上の厚物のガ
ラスセラミックスも製造することができる。
これは、フッ素金雲母、ディオプサイド、フッ化マグネ
シウム、カリウム、コンドロライト、アパタイトなどの
多数の結晶がランダムに析出するため、方向性がなく、
厚さが30mm以上の厚物品でも容易に製造することが
できるためである。しかもえられるガラスセラミックス
の特性は、耐熱温度(熱変形温度)が1000〜105
0℃と高く、機械的強度(曲げ強さ) 1150〜19
50kg/cgf、電気絶縁性(体積抵抗率)約lXl
0ISΩ・elであり、かつ通常の機械加工設備と超硬
工具により、容易に精密加工部とすることができる。
つぎに本発明の製法をさらに実施例に基づき説明する。
実施例1 ケイフッ化カリウム87.9g 、炭酸カリウム110
.3g、酸化マグネシウム193.3g、フッ化マグネ
シウム5B、8g 、酸化ジルコニウム10gおよび無
水ケイ酸551.7gを調合し、溶融ルツボに入れ、1
500℃で加熱溶融してガラスを製造したのち、粉砕し
て平均粒径5J!mのガラス粉末■を製造した。えられ
たガラス粉末■の組成比率は、K2O11,2%、Mg
O23.6%、810255.1%、F2 9.2%お
よびZrO20.90%であった。
一方、リン酸アンモニウム61.7g、酸化マグネシウ
ム105.2g、フッ化カリウム2.5g、フッ化マグ
ネシウム52.8g 、無水ケイ酸479.6g、炭酸
カルシウム399.4gおよび炭酸カリウム80.4g
を調合し、溶融ルツボに入れ、1500℃で加熱溶融し
てガラスを製造したのち、粉砕して平均粒径5amのガ
ラス粉末■を製造した。えられたガラス粉末■の組成比
率は、K2O5,5%、MgO10.3%、SiO24
7.7%、CaO22.0%、CaF20.4%、Mg
F25.8%およびP2O5g、3%であった。
えられたガラス粉末■とガラス粉末■とを重量比で1/
1の比率になるように混合したもの500gを調合し、
エタノール500gを添加し、ボールミルで8時間湿式
混合した。
つぎに混合物をステンレス製のバットに移し、60〜7
0℃で乾燥させ、エタノールを除去した。
乾燥させた混合物250gをスバルタンリューザ(不ニ
パウダルー製)に入れ、5%ポリビニルアルコール水溶
液25gを添加しながら造粒した。
えられた造粒物を60〜70℃で乾燥させたのち、高さ
5hm、幅125關、長さ 125mmの金型に充填し
、加圧力1 ton/cm2で成形した。ついで成形体
を焼成炉に入れ、常温から550℃までを5℃l■in
で昇温し、3時間保持した。つぎに昇温速度を10℃/
winにし、1100℃まで昇温し、3時間保持した。
そののち熱源を切り、0然徐冷して焼成体を取出した。
えられた焼成体を用いて特性を測定した。
吸水率は、焼成体から厚さ10m1x幅10m、長さ2
0鰭に切断加工したものを試験片とし、煮沸水中に3時
間浸漬して測定した。
機械的1強度は、焼成体から厚さ3111%幅4m11
1長さ50龍の寸法形状品を切断加工し、■品性製作所
製オートグラフで支点間25關、クロスヘツド速度0.
5mm/■inで曲げ強さを測定して評価した。
電気絶縁性は、焼成体から厚さ2關、直径50−1に切
断加工したものを試験片とし、月S C2141,1,
1,1項に準じ、常態の体積抵抗率を測定して評価した
耐熱性は、焼成体から厚さ1報、幅5 mm、長さ5 
inに切断加工したものを試験片とし、■品性製作所製
の熱機械分析装置(TMA)を用い、荷重5kg / 
c−を加え昇温速度lO℃/■inで試験片が軟化して
収縮しはじめる温度である熱変形温度を測定して評価し
た。
硬度は、ショアー硬度計により厚さ2IIm1幅30關
、長さ3hmの試験片を焼成体から作製し、測定して評
価した。
機械加工性は、焼成体から厚さ5鰭、幅5hm、長さ5
011こ切断加工したものを試験片としてつぎの方法に
より判断した。すなわち、ボール盤とドリル径0.2.
0.5、■、0.3.0.5.01sφの超硬ドリル(
K−10)を用いて貫通穴を設け、その穴の加工状態を
観察することにより、機械加工性を判断した。
貫通穴ができないものは加工不可能(不可)、貫通穴を
設けることはできるが、穴の周辺にカケが発生したもの
については加工可能、貫通穴がスムーズに加工でき、カ
ケなどの欠陥が発生しないものについては加工部(良)
とそれぞれ判断した。
なお、穴の観察は5〜30倍の顕微鏡観察で行なった。
結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1でえられたガラス粉末■とガラス粉末■を用い
、ガラス粉末■とガラス粉末■との割合が重量比で95
15のものを調製して用いた。以下、実施例1と同様に
して成形体を作製し、焼成炉に入れ、常温から550℃
までを5℃/s1nで昇温し、3時間保持したのち、昇
温速度をlO℃/■1nにして1150℃まで昇温し、
3時間保持し、そののち熱源を切り自然徐冷して焼成体
を取出した。
えられ、た焼成体の特性を実施例1と同様にして測定し
た。結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1でえられたガラス粉末■とガラス粉末■を用い
、ガラス粉末■とガラス粉末■との割合が重量比で30
/70のものを調製して用いた。以下、実施例1と同様
にして成形体を作製し、焼成炉に入れ、常温から 55
0℃までを5℃/sinで昇温し、3時間保持したのち
、昇温速度を10℃/winにして1050℃まで昇温
し、3時間保持し、そののち熱源を切り自然徐冷して焼
成体を取出した。
えられた焼成体の特性を実施例1と同様にして測定した
。結果を第1表に示す。
実施例4 実施例1でえられた造粒物4180gを高さ 200鰭
、幅200龍、長さ 200關の金型に充填し、加圧力
200kg / cd テ加圧し、厚さ約50WIa、
幅200m、長さ 200鰭の成形品をえた。
成形体を焼成炉に入れ、常温から550”Cまでを2.
5℃/sinで昇温し、5時間保持したのち、昇温速度
を5℃/sinにし、800℃、900℃、1000℃
、1050℃で各1時間保持した。そののち1100℃
で5時間保持した。つぎに熱源を切り、自然徐冷して焼
成体を取出した。えられた焼成体は厚さ約40−一、幅
約1[i0關、長さ 180mmに収縮した焼成体であ
った。
えられた焼成体の特性を実施例1と同様にして測定した
。結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1でえられたガラス粉末■のみを用い、実施例2
と同様にして焼成体を作製した。えられた焼成体の特性
を実施例1と同様にして測定した。
結果を第1表に示す。
焼成体は、緻密体かえられがたく、機械的強度も低く、
また吸水率も多く、電気絶縁性も低いものであった。
比較例2 実施例1でえられたガラス粉末■のみを用い、実施例3
と同様にして焼成体を作製した。
えられた焼成体の特性を実施例1と同様にして測定した
。結果を第1表に示す。
焼成体は機械加工性の劣るものであった。
比較例3 特開昭63−50365号公報記載のミオセラムに準じ
たマシナブルセラミックス(菱電化成■製)を購入し、
実施例1と同様にして測定した。結果を第1表に示す。
焼成体は耐熱性(熱変形温度)が800℃と本発明の製
法によるものよりも低いものであった。
比較例4 前記のガラスハンドブックに記載のマコールに準じたマ
シナブルセラミックス(石原薬品■製)を購入し、実施
例1と同様にして測定した。結果を第1表に示す。
焼成体は曲げ強さがlo00kg/cm2と本発明品よ
り第1表の結果から、本発明の製法によるガラスセラミ
ックスは、耐熱性(熱変形温度> 1ooo℃以上、機
械的強度(曲げ強さ) 6511kg/cm2以上とい
う高い値を示すことがわかる。また、電気絶縁性および
機械加工性も良好な新しいガラスセラミックス材料であ
ることがわかる。
また、実施例4の結果からもわかるように厚物界も容易
に製造することができる [発明の効果] 本発明の製法によれば優れた耐熱性、機械的強度、機械
加工性を有するガラスセラミックスかえられる。この結
果、従来品より広範な用途、たとえば車両用耐熱絶縁支
持部材、消弧部材、断熱部材などの用途にも利用しうる

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)(a)組成比率がK_2O11.0〜11
    .5重量%、MgO23.5〜24.8重量%、SiO
    _255.0〜56.8重量%、F_28.4〜12.
    6重量%およびZrO_20.86〜0.99重量%と
    なるように調合された原料を加熱温度1400〜150
    0℃で溶融して作製されたガラスを粉砕してえられたガ
    ラス粉末[1]30〜95重量%と(b)組成比率がK
    _2O5.0〜6.0重量%、MgO9.5〜11.0
    重量%、SiO_246.0〜48.0重量%、CaO
    21.0〜23.0重量%、CaF_20.2〜0.5
    重量%、MgF_25.0〜6.5重量%およびP_2
    O_58.0〜8.5重量%となるように調合された原
    料を加熱温度1400〜1500℃で溶融して作製され
    たガラスを粉砕してえられたガラス粉末[2]5〜70
    重量%とから混合粉末を調製する工程 (B)調製された混合粉末を造粒する工程 (C)造粒物を金型に充填し、加圧力200kg/cm
    ^2以上で成形し、成形体を作製する工程 (D)成形体を1050〜1150℃で加熱し、焼成体
    を作製する工程 からなる高強度・易加工性ガラスセラミックスの製法。
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