JPH03232268A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH03232268A JPH03232268A JP2887590A JP2887590A JPH03232268A JP H03232268 A JPH03232268 A JP H03232268A JP 2887590 A JP2887590 A JP 2887590A JP 2887590 A JP2887590 A JP 2887590A JP H03232268 A JPH03232268 A JP H03232268A
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Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置の製造方法に間し、特にB iCM
O8半導体装置の製造方法に関する。
O8半導体装置の製造方法に関する。
従来のB i CMO3半導体装置の製造方法を、第5
図(a)〜(d)に示す工程順の素子断面図を用いて説
明する。
図(a)〜(d)に示す工程順の素子断面図を用いて説
明する。
まず、第5(1(a)に示すように、埋込み層2を有す
る単結晶シリコン基板1にエピタキシャル成長を行ない
、次に、このエピタキシャル成長層の所定領域にウェル
3、コレクタ拡散層4を形成する。続いて、素子を分離
するためのフィールド絶縁膜5.CMOSFETのゲー
ト絶縁膜6を形成し、バイポーラトランジスタのコレク
タ拡散層7をゲート絶縁膜6のエツチングにより開口し
、多結晶シリコン膜を堆積してこれに不純物を拡散して
ゲート電極となる多結晶シリコン膜8を形成する。
る単結晶シリコン基板1にエピタキシャル成長を行ない
、次に、このエピタキシャル成長層の所定領域にウェル
3、コレクタ拡散層4を形成する。続いて、素子を分離
するためのフィールド絶縁膜5.CMOSFETのゲー
ト絶縁膜6を形成し、バイポーラトランジスタのコレク
タ拡散層7をゲート絶縁膜6のエツチングにより開口し
、多結晶シリコン膜を堆積してこれに不純物を拡散して
ゲート電極となる多結晶シリコン膜8を形成する。
次に、第5図(b)に示すように、フォトレジスト膜9
をマスクとして多結晶シリコン膜8をエッチ:ングし、
ゲート電極10およびコレクタを極10aを形成する。
をマスクとして多結晶シリコン膜8をエッチ:ングし、
ゲート電極10およびコレクタを極10aを形成する。
続いて、PチャネルMO3FETおよびNチャネルMO
S F ETの高濃度ソース・ドレイン拡散層11.l
laをイオン注入で形成するとともに、バイポーラトラ
ンジスタのベース拡散層12をイオン注入で形成し、ベ
ース拡散層12におけるエミッタ形成予定領域を除く領
域内の所定の領域にベース拡散層12より不純物濃度の
高い高濃度グラフトベース拡散層13をイオン注入によ
り形成する。
S F ETの高濃度ソース・ドレイン拡散層11.l
laをイオン注入で形成するとともに、バイポーラトラ
ンジスタのベース拡散層12をイオン注入で形成し、ベ
ース拡散層12におけるエミッタ形成予定領域を除く領
域内の所定の領域にベース拡散層12より不純物濃度の
高い高濃度グラフトベース拡散層13をイオン注入によ
り形成する。
次に、第5図(c)に示すように、絶縁膜14を堆積し
、エミッタ電極孔15を開口し、エミッタ電極となる多
結晶シリコン膜を堆積してからこれに不純物を拡散して
エミッタ拡散層16を形成し、前記の多結晶シリコン膜
をパターンニングしてエミッタ電極17を形成する。
、エミッタ電極孔15を開口し、エミッタ電極となる多
結晶シリコン膜を堆積してからこれに不純物を拡散して
エミッタ拡散層16を形成し、前記の多結晶シリコン膜
をパターンニングしてエミッタ電極17を形成する。
その後、第5図(d)に示すように、絶縁膜18を堆積
し、この絶縁膜18の所定部分を開口してからアルミニ
ウム腰等の金属膜を堆積してこれをパターンニングし、
配線19.ベースxi20を形成する。
し、この絶縁膜18の所定部分を開口してからアルミニ
ウム腰等の金属膜を堆積してこれをパターンニングし、
配線19.ベースxi20を形成する。
上述した従来の半導体装置の製造方法では、バイポーラ
トランジスタにおいては、エミッタ拡散層16と高濃度
グラフトベース拡散層13とを別々のフォトリソグラフ
ィ工程により形成しているため、第4図(b)の従来の
バイポーラトランジスタの平面模式図に示すように、拡
散層16と拡散層13との間にある程度の余裕(マージ
ン)を持たせなければならず、不純物濃度がエミッタ拡
散層16より2〜3桁低いベース拡散層12がエミッタ
拡散層16と高濃度グラフトベース拡散層13との間に
存在することになる。このベース拡散層12の層抵抗は
数にΩ〜数十にΩ/口となり、エミッタとベースとの間
の寄生抵抗が大きくなる。このため、バイポーラトラン
ジスタの遮断周波数も低いという欠点があった。
トランジスタにおいては、エミッタ拡散層16と高濃度
グラフトベース拡散層13とを別々のフォトリソグラフ
ィ工程により形成しているため、第4図(b)の従来の
バイポーラトランジスタの平面模式図に示すように、拡
散層16と拡散層13との間にある程度の余裕(マージ
ン)を持たせなければならず、不純物濃度がエミッタ拡
散層16より2〜3桁低いベース拡散層12がエミッタ
拡散層16と高濃度グラフトベース拡散層13との間に
存在することになる。このベース拡散層12の層抵抗は
数にΩ〜数十にΩ/口となり、エミッタとベースとの間
の寄生抵抗が大きくなる。このため、バイポーラトラン
ジスタの遮断周波数も低いという欠点があった。
また、不純物のシリコン中での固溶限界から、通常、高
濃度グラフトベース拡散層13の層抵抗は数十Ω/口程
度までしか下らない、それにもかかわらず電流容量を確
保するため、第4図(b)に示したように、ベース電極
孔32の面積を大きくする必要があり、これによりベー
ス拡散層12並びに高濃度グラフトベース拡散層13か
ら構成されるベース領域とコレクタ拡散層4との間の接
合容量が大きくなり、これもバイポーラトランジスタの
遮断周波数を低くする原因となった。
濃度グラフトベース拡散層13の層抵抗は数十Ω/口程
度までしか下らない、それにもかかわらず電流容量を確
保するため、第4図(b)に示したように、ベース電極
孔32の面積を大きくする必要があり、これによりベー
ス拡散層12並びに高濃度グラフトベース拡散層13か
ら構成されるベース領域とコレクタ拡散層4との間の接
合容量が大きくなり、これもバイポーラトランジスタの
遮断周波数を低くする原因となった。
本発明の半導体装置の製造方法は、
半導体基板の一生面にCMOSFETとバイポーラトラ
ンジスタとを混載したB i CMO5半導体装置の製
造方法において、 CMOSFETのゲート電極と同時にバイポーラトラン
ジスタのエミッタ形成予定領域に疑似電極(以後、ダミ
ー電極と称す)を形成する工程と、 ダミー電極の側壁部並びにゲート電極の側壁部に第1の
絶縁膜による絶縁膜の壁(サイドウオール)を形成する
工程と、 CMOSFETのソース・ドレイン領域の露出部並びに
バイポーラトランジスタのグラフトベース領域の露出部
に自己整合的にシリサイド膜を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、バイポーラトラ
ンジスタのエミッタ形成予定領域のダミー電極の上表面
のみ選択的に露出する工程と、 露出したダミー電極を選択的に除去してエミッタ電極孔
を形成する工程と、 を有している。
ンジスタとを混載したB i CMO5半導体装置の製
造方法において、 CMOSFETのゲート電極と同時にバイポーラトラン
ジスタのエミッタ形成予定領域に疑似電極(以後、ダミ
ー電極と称す)を形成する工程と、 ダミー電極の側壁部並びにゲート電極の側壁部に第1の
絶縁膜による絶縁膜の壁(サイドウオール)を形成する
工程と、 CMOSFETのソース・ドレイン領域の露出部並びに
バイポーラトランジスタのグラフトベース領域の露出部
に自己整合的にシリサイド膜を形成する工程と、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、バイポーラトラ
ンジスタのエミッタ形成予定領域のダミー電極の上表面
のみ選択的に露出する工程と、 露出したダミー電極を選択的に除去してエミッタ電極孔
を形成する工程と、 を有している。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(g)は本発明の第1の実施例を説明す
るための工程順の素子断面図である。
るための工程順の素子断面図である。
まず、第1図(a)に示すように、従来の半導体装置の
製造方法と同様に、埋込み層2を有する単結晶シリコン
基板1にエピタキシャル成長を行ない、次に、このエピ
タキシャル成長層の所定領域にウェル3.コレクタ拡散
層4を形成する。
製造方法と同様に、埋込み層2を有する単結晶シリコン
基板1にエピタキシャル成長を行ない、次に、このエピ
タキシャル成長層の所定領域にウェル3.コレクタ拡散
層4を形成する。
続いて、素子を分離するためのフィールド絶縁膜5、−
CMOSFET(7)ゲート絶縁膜6を形成し、バイポ
ーラトランジスタのコレクタ電極孔7を開口し、多結晶
シリコン膜を堆積してこれに不純物を拡散してゲート電
極となる多結晶シリコン膜8を形成する。
CMOSFET(7)ゲート絶縁膜6を形成し、バイポ
ーラトランジスタのコレクタ電極孔7を開口し、多結晶
シリコン膜を堆積してこれに不純物を拡散してゲート電
極となる多結晶シリコン膜8を形成する。
次に、第1図(b)に示すように、フォトレジスト膜9
をマスクとして多結晶シリコン膜8をエツチングし、ゲ
ート電極10およびコレクタ電極10aを形成すると同
時に、バイポーラトランジスタのエミッタ形成予定領域
に多結晶シリコン膜8からなるダミー電極21を形成す
る。
をマスクとして多結晶シリコン膜8をエツチングし、ゲ
ート電極10およびコレクタ電極10aを形成すると同
時に、バイポーラトランジスタのエミッタ形成予定領域
に多結晶シリコン膜8からなるダミー電極21を形成す
る。
続いて、PチャネルMO3FETおよびNチャネルMO
3FETのソース・ドレイン拡散層11b、llcをイ
オン注入で形成するとともに、バイポーラトランジスタ
のグラフトベース拡散層13aをイオン注入で形成する
。このとき、グラフトベース拡散層13aはダミー電極
21に対して自己整合的に形成される。
3FETのソース・ドレイン拡散層11b、llcをイ
オン注入で形成するとともに、バイポーラトランジスタ
のグラフトベース拡散層13aをイオン注入で形成する
。このとき、グラフトベース拡散層13aはダミー電極
21に対して自己整合的に形成される。
また、CMOSFETのソース・ドレイン拡散層11b
またはllcの不純物のうち、ベースと同じ導電型のイ
オン注入は、グラフトベース拡散層13aのイオン注入
と同時に行なうことが出来る。
またはllcの不純物のうち、ベースと同じ導電型のイ
オン注入は、グラフトベース拡散層13aのイオン注入
と同時に行なうことが出来る。
次に、第1図(C)に示すように、シリコン酸化膜等の
第1の絶縁膜を例えば0,5μm全面に堆積し、ソース
・ドレイン拡散層11b、llcおよびグラフトベース
拡散層13aの基板表面が露出するまで第1の絶縁膜お
よびゲート絶縁膜6の異方性エツチングを行ない、ゲー
ト電極10.コレクタ電極10a、ダミー電極21の側
壁部に第1の絶縁膜からなる絶縁膜の壁(サイドウオー
ル)22を形成する。
第1の絶縁膜を例えば0,5μm全面に堆積し、ソース
・ドレイン拡散層11b、llcおよびグラフトベース
拡散層13aの基板表面が露出するまで第1の絶縁膜お
よびゲート絶縁膜6の異方性エツチングを行ない、ゲー
ト電極10.コレクタ電極10a、ダミー電極21の側
壁部に第1の絶縁膜からなる絶縁膜の壁(サイドウオー
ル)22を形成する。
次に、第1図(d)に示すように、まず基板全体に例え
ばチタン膜を1100n程度堆積して600℃程度の不
活性ガス中で熱処理を行なうことにより、ゲート電極1
0の上表面、コレクタ電極10aの上表面、ソース・ト
レイン拡散層11b、11cの露出表面、グラフトベー
ス拡散層13aの露出表面、並びにダミー電極21の上
表面に、各々自己整合的にチタンシリサイド膜23並び
にチタンシリサイド膜23aが形成される。
ばチタン膜を1100n程度堆積して600℃程度の不
活性ガス中で熱処理を行なうことにより、ゲート電極1
0の上表面、コレクタ電極10aの上表面、ソース・ト
レイン拡散層11b、11cの露出表面、グラフトベー
ス拡散層13aの露出表面、並びにダミー電極21の上
表面に、各々自己整合的にチタンシリサイド膜23並び
にチタンシリサイド膜23aが形成される。
その後、未反応のチタン膜を例えば過酸化水素とアンモ
ニア水の混合液で選択的にエツチング除去する。上述の
チタンシリサイド膜23.23aはまだ比抵抗が高いの
で、更に800℃以上の不活性ガス中で熱処理を行なう
必要がある。
ニア水の混合液で選択的にエツチング除去する。上述の
チタンシリサイド膜23.23aはまだ比抵抗が高いの
で、更に800℃以上の不活性ガス中で熱処理を行なう
必要がある。
また、シリサイド化の際に不純物の吸い込みなどにより
、特に、チタンシリサイド膜23と拡散層11b、ll
c、13aとの接続抵抗が上昇するので、再度イオン注
入を行ない、高濃度ソース・ドレイン拡散層11.ll
a、高濃度グラフトベース拡散層13bを形成する。
、特に、チタンシリサイド膜23と拡散層11b、ll
c、13aとの接続抵抗が上昇するので、再度イオン注
入を行ない、高濃度ソース・ドレイン拡散層11.ll
a、高濃度グラフトベース拡散層13bを形成する。
なお、前回のイオン注入に比べ、今回のイオン注入は絶
縁膜の壁(サイドウオール)22の厚さ分だけ狭い領域
に行なうため、CMOSFETのソース・トレイン領域
はLDD構造となり、バイポーラトランジスタのグラフ
トベース領域は2重構造となる。特に、グラフトベース
領域を2重構造に形成すると、高濃度グラフトベース拡
散層13bは後に形成されるエミッタ拡散層と直接接触
することが避けられ、中程度の濃度のグラフトベース拡
散層13aと後に形成されるエミッタ拡散層とが直接(
自己整合的に)接触することになる。これによりベース
、エミッタ間の抵抗値を高めることなく、かつ、ベース
、エミッタ間の接合耐圧を極端に低めることも無くなる
。この時点での拡散層11.lla、13bと自己整合
的なチタンシリサイド膜23の層抵抗は、数Ω/口程度
である。
縁膜の壁(サイドウオール)22の厚さ分だけ狭い領域
に行なうため、CMOSFETのソース・トレイン領域
はLDD構造となり、バイポーラトランジスタのグラフ
トベース領域は2重構造となる。特に、グラフトベース
領域を2重構造に形成すると、高濃度グラフトベース拡
散層13bは後に形成されるエミッタ拡散層と直接接触
することが避けられ、中程度の濃度のグラフトベース拡
散層13aと後に形成されるエミッタ拡散層とが直接(
自己整合的に)接触することになる。これによりベース
、エミッタ間の抵抗値を高めることなく、かつ、ベース
、エミッタ間の接合耐圧を極端に低めることも無くなる
。この時点での拡散層11.lla、13bと自己整合
的なチタンシリサイド膜23の層抵抗は、数Ω/口程度
である。
次に、第1図(e)に示すように、まず全面に第2の絶
縁膜であるところのBPSG膜24全241100n程
度堆積し、フォトレジスト膜25を全面に塗布する。続
いて、フォトレジスト膜25の露光の際、丁度ダミー電
極21上のBPSG膜24上24上トレジスト膜25の
みが現像される程度の光量で露光し、現像した後ダミー
電極21上のBPSG膜24全24性エツチングにより
除去し、ダミー電!21上のチタンシリサイド膜23a
を露出させる。
縁膜であるところのBPSG膜24全241100n程
度堆積し、フォトレジスト膜25を全面に塗布する。続
いて、フォトレジスト膜25の露光の際、丁度ダミー電
極21上のBPSG膜24上24上トレジスト膜25の
みが現像される程度の光量で露光し、現像した後ダミー
電極21上のBPSG膜24全24性エツチングにより
除去し、ダミー電!21上のチタンシリサイド膜23a
を露出させる。
次に、第1図(f)に示すように、まずフォトレジスト
膜25を除去した後、熱処理によりBPSG膜24全2
4化させ、続いて、チタンシリサイド膜23a、ダミー
電極21.およびダミー電極21直下のゲート絶縁膜6
を選択的に除去する。これにより、エミッタ電極孔15
aが自己整合的に形成される。次に、イオン注入により
エミッタ電極孔15aに対して自己整合的なベース拡散
層12aを形成した後、多結晶シリコン膜を全面に約2
00nm堆積し、更に砒素の拡散を行ない不純物を拡散
された多結晶シリコン膜26を形成するとともにエミッ
タ拡散層16aを形成する。
膜25を除去した後、熱処理によりBPSG膜24全2
4化させ、続いて、チタンシリサイド膜23a、ダミー
電極21.およびダミー電極21直下のゲート絶縁膜6
を選択的に除去する。これにより、エミッタ電極孔15
aが自己整合的に形成される。次に、イオン注入により
エミッタ電極孔15aに対して自己整合的なベース拡散
層12aを形成した後、多結晶シリコン膜を全面に約2
00nm堆積し、更に砒素の拡散を行ない不純物を拡散
された多結晶シリコン膜26を形成するとともにエミッ
タ拡散層16aを形成する。
このとき、エミッタ拡散層16aはエミッタ電極孔15
aおよびグラフトベース拡散層13aに対して自己整合
的に形成される。
aおよびグラフトベース拡散層13aに対して自己整合
的に形成される。
最後に、第1図(g)に示すように、多結晶シリコン膜
26をパターンニングしてエミッタ電極17を形成した
後、絶縁膜18を全面に堆積してから所定箇所を開口し
、アルミニウム膜等の金属膜を堆積してこれをパターン
ニングし、配線19、ベース電極20を形成する。
26をパターンニングしてエミッタ電極17を形成した
後、絶縁膜18を全面に堆積してから所定箇所を開口し
、アルミニウム膜等の金属膜を堆積してこれをパターン
ニングし、配線19、ベース電極20を形成する。
第2図(a)、(b)は本発明の第2の実施例を説明す
るための主要工程の素子断面図である。
るための主要工程の素子断面図である。
第1の実施例では、ダミー電極を露出させる工程として
フォトレジスト膜に対する露光量の調整により行なった
が、本実施例では、BPSG膜24全24まで第1の実
施例と同様に行ない、続いて、第2図(a)に示すよう
に、例えばポリイミド膜等からなる有機塗布膜27.お
よび例えばプラズマ気相成長によるシリコン酸化膜等か
らなる被膜28を順次全面に堆積し、その後、フォトレ
ジスト膜29を全面に塗布し、ダミー電極21を含む領
域上のフォトレジスト膜29を除去する。
フォトレジスト膜に対する露光量の調整により行なった
が、本実施例では、BPSG膜24全24まで第1の実
施例と同様に行ない、続いて、第2図(a)に示すよう
に、例えばポリイミド膜等からなる有機塗布膜27.お
よび例えばプラズマ気相成長によるシリコン酸化膜等か
らなる被膜28を順次全面に堆積し、その後、フォトレ
ジスト膜29を全面に塗布し、ダミー電極21を含む領
域上のフォトレジスト膜29を除去する。
次に、第2図(b)に示すように、被膜28゜有機塗布
膜27を順次異方性エツチングにより除去し、ダミー電
極21上のBPSG膜24全24させる。ここで、有機
塗布膜27のエツチングには酸素を主としたプラズマエ
ツチングを用いる。
膜27を順次異方性エツチングにより除去し、ダミー電
極21上のBPSG膜24全24させる。ここで、有機
塗布膜27のエツチングには酸素を主としたプラズマエ
ツチングを用いる。
このエツチングによりフォトレジスト膜29も同時に除
去されるが、この際に被膜28は有機塗布膜27に対す
るエツチングマスクとして機能する。図示は省略するが
次に、露出しなりPSGM24を選択的にエツチング除
去する。この際には被膜28が同時に除去されるが、有
機塗布膜27はBPSG膜24全24るエツチングマス
クとして機能する。
去されるが、この際に被膜28は有機塗布膜27に対す
るエツチングマスクとして機能する。図示は省略するが
次に、露出しなりPSGM24を選択的にエツチング除
去する。この際には被膜28が同時に除去されるが、有
機塗布膜27はBPSG膜24全24るエツチングマス
クとして機能する。
その後、有機塗布膜27を除去あるいは残留しく除去あ
るいは残留に関しては、どちらでも良い)、それ以降の
工程は、第1の実施例と同じである。
るいは残留に関しては、どちらでも良い)、それ以降の
工程は、第1の実施例と同じである。
本実施例では、有機塗布膜27により表面が平坦化され
るため、第2図(a)に示したフォトレジスト膜29を
除去する領域に対するプロセスマージンにゆとりが出来
る。
るため、第2図(a)に示したフォトレジスト膜29を
除去する領域に対するプロセスマージンにゆとりが出来
る。
第3図(a)〜(c)は本発明の第3の実施例の主要工
程の素子断面図である。
程の素子断面図である。
チタンシリサイド膜の形成までは第1の実施例と同様に
作製した後、第3図(a>に示すように、まず塗布によ
り第2の絶縁膜としての塗布BPSG膜30膜形0する
。このとき、ダミー電極21等の電極上では、塗布BP
SG膜3oは薄く形成される。続いて、ダミー電極21
上を含む領域を除去したフォトレジスト膜31を形成す
る。
作製した後、第3図(a>に示すように、まず塗布によ
り第2の絶縁膜としての塗布BPSG膜30膜形0する
。このとき、ダミー電極21等の電極上では、塗布BP
SG膜3oは薄く形成される。続いて、ダミー電極21
上を含む領域を除去したフォトレジスト膜31を形成す
る。
次に、第3図(b)に示すように、異方性エツチングに
よりダミー電極21上を含む領域の塗布BPSG膜30
を除去する。
よりダミー電極21上を含む領域の塗布BPSG膜30
を除去する。
その後、第3図(c)に示すように、フォトレジスト膜
31を除去し、続いて、熱処理を施して塗布BPSG膜
30を流動化させ、塗布BPSG膜30の表面をなめら
かにする。それ以降の工程は、第1の実施例と同じであ
る。
31を除去し、続いて、熱処理を施して塗布BPSG膜
30を流動化させ、塗布BPSG膜30の表面をなめら
かにする。それ以降の工程は、第1の実施例と同じであ
る。
本実施例においても、第2の実施例と同様に、塗布B
P S G膜30の塗布形成を行なった後の表面はなめ
らかであるため、フォトレジスト膜31を除去する領域
に対するプロセスマージンにゆとりが出来る。
P S G膜30の塗布形成を行なった後の表面はなめ
らかであるため、フォトレジスト膜31を除去する領域
に対するプロセスマージンにゆとりが出来る。
以上説明したように本発明の半導体装置の製造方法は、
CMOSFETとバイポーラトランジスタとを混載した
半導体装置におけるバイポーラトランジスタにおいて、
中程度の濃度のグラフトベース拡散層とエミッタ拡散層
とを自己整合的に形成し、高濃度のグラフトベース拡散
層とエミッタ拡散層とを絶縁膜の壁(サイドウオール)
の幅を隔てて自己整合的に形成し、高濃度のグラフトベ
ース拡散層上には自己整合的に低層抵抗のシリサイド膜
を形成している。
CMOSFETとバイポーラトランジスタとを混載した
半導体装置におけるバイポーラトランジスタにおいて、
中程度の濃度のグラフトベース拡散層とエミッタ拡散層
とを自己整合的に形成し、高濃度のグラフトベース拡散
層とエミッタ拡散層とを絶縁膜の壁(サイドウオール)
の幅を隔てて自己整合的に形成し、高濃度のグラフトベ
ース拡散層上には自己整合的に低層抵抗のシリサイド膜
を形成している。
第4図(a)、(b)に示す本発明によるバイポーラト
ランジスタ、従来技術によるバイポーラトランジスタの
平面模式図を用いて本発明の詳細な説明する。
ランジスタ、従来技術によるバイポーラトランジスタの
平面模式図を用いて本発明の詳細な説明する。
第4図(b)に示すように従来のバイポーラトランジス
タは、エミッタ拡散層16と高濃度グラフトベース拡散
層13との間にベース拡散層12が介在するためエミッ
タとベースとの間の寄生抵抗の値が高く、また高濃度グ
ラフトベース拡散層13の層抵抗も数十Ω/口であるこ
とからベース電極と高濃度グラフトベース拡散層13と
の間の接続抵抗を低減するためにベース電極孔32の面
積を広くとる必要があり、これがベースとコレクタとの
間の接合容量を大きくする原因となっていた。
タは、エミッタ拡散層16と高濃度グラフトベース拡散
層13との間にベース拡散層12が介在するためエミッ
タとベースとの間の寄生抵抗の値が高く、また高濃度グ
ラフトベース拡散層13の層抵抗も数十Ω/口であるこ
とからベース電極と高濃度グラフトベース拡散層13と
の間の接続抵抗を低減するためにベース電極孔32の面
積を広くとる必要があり、これがベースとコレクタとの
間の接合容量を大きくする原因となっていた。
それに対し、本発明によるバイポーラトランジスタでは
、第4図(a)に示すように、エミッタ拡散層16aと
高濃度グラフトベース拡散層13bとの間にはベース拡
散層よりも高濃度のグラフトベース拡散層13aが狭い
間隔で幅広く介在するため、エミッタとベースとの閏の
寄生抵抗の値は高くならず、また、高濃度グラフトベー
ス拡散層13bの表面に自己整合的に形成された低抵抗
のシリサイド膜の存在により、ベース電極孔32aの面
積は必要最小限で良いことになり、これによりベース領
域の面積を不要に増大させる必要は無くなり、そのため
ベースとコレクタとの間の接合容量も必要最小限に抑え
ることが可能になる。
、第4図(a)に示すように、エミッタ拡散層16aと
高濃度グラフトベース拡散層13bとの間にはベース拡
散層よりも高濃度のグラフトベース拡散層13aが狭い
間隔で幅広く介在するため、エミッタとベースとの閏の
寄生抵抗の値は高くならず、また、高濃度グラフトベー
ス拡散層13bの表面に自己整合的に形成された低抵抗
のシリサイド膜の存在により、ベース電極孔32aの面
積は必要最小限で良いことになり、これによりベース領
域の面積を不要に増大させる必要は無くなり、そのため
ベースとコレクタとの間の接合容量も必要最小限に抑え
ることが可能になる。
本発明の半導体装置の製造方法は、このようにエミッタ
とベースとの間の寄生抵抗およびベースとコレクタとの
間の接合容量を従来より低減することにより、従来のバ
イポーラトランジスタに比べて遮断周波数を高くするこ
とが容易になる。
とベースとの間の寄生抵抗およびベースとコレクタとの
間の接合容量を従来より低減することにより、従来のバ
イポーラトランジスタに比べて遮断周波数を高くするこ
とが容易になる。
第1図(a)〜(g)は本発明の第1の実施例を説明す
るための工程順の素子断面図、第2図(a)、(b)は
本発明の第2の実施例を説明するための主要工程の素子
断面図、第3図(a)〜(c)は本発明の第3の実施例
を説明するための主要工程の素子断面図、第4図(a)
、(b)は本発明によるバイポーラトランジスタと従来
のバイポーラトランジスタとを比較説明するための平面
模式図、第5図(a)〜(d)は従来の技術を説明する
ための工程順の素子断面図である。 1・・・単結晶シリコン基板、2・・・埋込み層、3・
・・ウェル、4・・・コレクタ拡散層、5・・・フィー
ルド絶縁膜、6・・・ゲート絶縁膜、7・・・コレクタ
電極孔、8.26・・・多結晶シリコン膜、9,25,
29゜31・・・フォトレジスト膜、1o・・・ゲート
電極、10a・・コレクタ電極、11.lla・・・高
濃度ソース・ドレイン拡散層、llb、llc・・・ソ
ース・トレイン拡散層、12.12a・・・ベース拡散
層、13.13b・・・高濃度グラフトベース拡散層、
13a・・・グラフトベース拡散層、14.18・・・
絶縁膜、15.15a・・・エミッタ電極孔、16.1
6a・・・エミッタ拡散層、17・・・エミッタ電極、
19・・・配線、20・・・ベース電極、21・・・ダ
ミー電極、22・・・絶縁膜の壁(サイドウオール)、
23.23a・・・チタンシリサイド膜、24・・・B
PSG膜、27・・・有機塗布膜、28・・・被膜、3
0・・・塗布BPSG膜、32.32a−・−ベース電
極孔。
るための工程順の素子断面図、第2図(a)、(b)は
本発明の第2の実施例を説明するための主要工程の素子
断面図、第3図(a)〜(c)は本発明の第3の実施例
を説明するための主要工程の素子断面図、第4図(a)
、(b)は本発明によるバイポーラトランジスタと従来
のバイポーラトランジスタとを比較説明するための平面
模式図、第5図(a)〜(d)は従来の技術を説明する
ための工程順の素子断面図である。 1・・・単結晶シリコン基板、2・・・埋込み層、3・
・・ウェル、4・・・コレクタ拡散層、5・・・フィー
ルド絶縁膜、6・・・ゲート絶縁膜、7・・・コレクタ
電極孔、8.26・・・多結晶シリコン膜、9,25,
29゜31・・・フォトレジスト膜、1o・・・ゲート
電極、10a・・コレクタ電極、11.lla・・・高
濃度ソース・ドレイン拡散層、llb、llc・・・ソ
ース・トレイン拡散層、12.12a・・・ベース拡散
層、13.13b・・・高濃度グラフトベース拡散層、
13a・・・グラフトベース拡散層、14.18・・・
絶縁膜、15.15a・・・エミッタ電極孔、16.1
6a・・・エミッタ拡散層、17・・・エミッタ電極、
19・・・配線、20・・・ベース電極、21・・・ダ
ミー電極、22・・・絶縁膜の壁(サイドウオール)、
23.23a・・・チタンシリサイド膜、24・・・B
PSG膜、27・・・有機塗布膜、28・・・被膜、3
0・・・塗布BPSG膜、32.32a−・−ベース電
極孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、半導体基板の一主面にCMOSFETとバイポーラ
トランジスタとを混載したBiCMOS半導体装置の製
造方法において、 前記CMOSFETのゲート電極と同時に前記バイポー
ラトランジスタのエミッタ形成予定領域に疑似電極を形
成する工程と、 前記疑似電極の側壁部並びに前記ゲート電極の側壁部に
第1の絶縁膜による絶縁膜の壁を形成する工程と、 前記CMOSFETのソース・ドレイン領域の露出部並
びに前記バイポーラトランジスタのグラフトベース領域
の露出部に自己整合的にシリサイド膜を形成する工程と
、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記バイポーラトランジスタの前記エミッタ形成予定領
域の前記疑似電極の上表面のみ選択的に露出する工程と
、 前記露出した前記疑似電極を選択的に除去してエミッタ
電極孔を形成する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 2、前記第2の絶縁膜が塗布ガラス膜であることを特徴
とする請求項1記載の半導体装置の製造方法。 3、全面に前記第2の絶縁膜を形成した後全面に有機塗
布膜を塗布する工程と、 前記バイポーラトランジスタの前記エミッタ形成予定領
域の前記疑似電極の上表面上の前記第2の絶縁膜が露出
するまで前記有機塗布膜を選択的に除去する工程と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2887590A JPH03232268A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2887590A JPH03232268A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03232268A true JPH03232268A (ja) | 1991-10-16 |
Family
ID=12260559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2887590A Pending JPH03232268A (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03232268A (ja) |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP2887590A patent/JPH03232268A/ja active Pending
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