JPH0323210Y2 - - Google Patents

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JPH0323210Y2
JPH0323210Y2 JP1985121052U JP12105285U JPH0323210Y2 JP H0323210 Y2 JPH0323210 Y2 JP H0323210Y2 JP 1985121052 U JP1985121052 U JP 1985121052U JP 12105285 U JP12105285 U JP 12105285U JP H0323210 Y2 JPH0323210 Y2 JP H0323210Y2
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JP
Japan
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blade
handle
side arm
fitting
hole
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JP1985121052U
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JPS6230808U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、分解自在の解剖刀に関する。
本考案の目的は、刃体の支持を確実にし、容易
に刃体の交換が行え、容易に組み立て、分解が行
え、使用後の解剖刀の洗浄をし易くすることを目
的とする。
(従来技術) 従来、解剖刀は分解することができなかつたた
め、使用後解剖刀を洗浄する際、刃体とハンドル
柄の結合部の間隙に肉片等の汚物や血痕が付着し
易く、洗浄しにくく、非衛生的であつた。
また、刃体の交換については、交換が可能な解
剖刀もあるにはあつたが、刃体の固定機構が一点
支点、あるいは単に嵌合しただけの形式のものが
少なくなかつたため、長年使用中刃体がガタつい
たり、使用中に刃体が外れたりして、非常に危険
性が高かつた。
即ち、先行技術として例えば実公昭39−36356
号公報に示される医療用メス本体の頭部に蓋装さ
れる支持杆が回動自在に軸支される点、実公昭51
−30719号公報にに示される握り部に回動自在に
内装される係止片をナイフの固定部に設けた係止
部に係合させる点、また、実開昭50−56298号公
報に示される替刃固定体に枢着された回動体を係
止突起に替刃と共に挟圧固定した点等の回動固定
手段、また、実公昭39−24575号公報には替刃の
基部に切込み溝を設けメス把柄に突設した止めピ
ンと凹部の結合手段、さらに、実公昭46−36157
号公報には柄体に弾撥ピンと刃の嵌合孔を設けた
結合手段が示されていた。しかし、、分解自在の
解剖刀において刃体の固定が確実で、容易に分
解、洗浄、組立可能とする構成要素として上述の
手段を含み、さらに、刃体の固定機構を強化した
構造の安全で便利な解剖刀は見当たらなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 従来の解剖刀は、前記の通りであつたため、使
用後の洗浄がしにくく、刃体の固定機構にやや問
題点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、この様な欠点に鑑み、把持部を有す
るハンドル柄上に支持柱を設け、ハンドル柄の先
端より中間部に向かつて刃体嵌合溝を穿設し、こ
の刃体嵌合溝内に弾性体を介して刃体固定球体を
内装し、このハンドル柄先端に刃体案内溝を有す
る嵌合支持片を設け、一方このハンドル柄に嵌合
すべき形状の側アームに前記ハンドル柄の支持柱
に対応する支持孔を穿設し、この支持孔を支持柱
に挿入し、前記嵌合溝に固定孔を有する刃体を嵌
合すると共に、固定孔を前記刃体固定球体に嵌入
し、側アームをハンドル柄の嵌合支持片に嵌合さ
せ、側アームと刃体およびハンドル柄を着脱自在
に固定することにより、刃体の支持を確実にし、
容易に刃体の交換が行え、容易に組み立て、分解
が行え、使用後の解剖刀の洗浄をし易くするもの
である。
(考案の作用) 本考案の作用を説明する。
本考案に係る分解自在の解剖刀の刃体を交換す
る際、まず把持部を有するハンドル柄の嵌合支持
片より側アームを外し、適宜回動させ、刃体をハ
ンドル柄の刃体嵌合溝より取り外す。この際、刃
体の固定孔に挿入しているハンドル柄の刃体固定
球体は弾性体を介在してあるため、弾性力により
ハンドル柄内部に入り込み刃体を取り外し易くし
ている。次に、交換すべき刃体を把持部を有する
ハンドル柄の先端に設けてある嵌合支持片の刃体
案内溝に挿入すると共に、刃体嵌合溝内に嵌合す
る。そして、刃体の固定孔にハンドル柄の刃体固
定球体が係合し、側アームを回動させ、ハンドル
柄の嵌合支持片により両者を確実に固定する。
また、把持部を有するハンドル柄より側アーム
を取り外して分解する際、前記同様に、嵌合支持
片より側アームを外し、適宜回動させ、両者を取
り外せばよい。
(実施例) 本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図乃至第3図に示す様に、本考案に係る分
解自在の解剖刀1は、把持部2を有するハンドル
柄3の内側に凹設した当接面に支持柱4を突設
し、この支持柱4の先端周縁部で刃体の取付け方
向に約45度傾斜した対向する位置に舌片状支持片
14を一直線上にそれぞれ突設する。また、把持
部2が、側アーム10の後端部と接触する面は円
弧状となつており、側アーム10が約45度しか回
動出来ないようになつている。前記ハンドル柄3
の先端より中間部に向かつて両側がテーパー形状
を有する刃体嵌合溝5を穿設し、この刃体嵌合溝
5の溝底面に弾性体としてばね6を介して刃体固
定球体7を突設する。また、このハンドル柄3の
先端に断面L字形の刃体案内溝8を有する嵌合支
持片9を突設する。一方、このハンドル柄3に嵌
合すべき形状の側アーム10に前記ハンドル柄3
の支持柱4に対応する支持孔11を穿設し、この
支持孔11外周縁に支持片14を挿入する支持溝
17を穿設し、かつ前記支持孔11上部周縁に前
記支持片14を回動自在にさせるため円形回動孔
18を穿設してある。また、側アーム10の内面
側に刃体13を固定する係止突起15を設ける。
前記支持孔11を前記ハンドル柄3の支持柱4に
挿入し、前記刃体嵌合溝5に固定孔12および切
欠孔16を有する刃体13を嵌合すると共に、固
定孔12を前記刃体固定球7に嵌入し、側アーム
10をハンドル柄3の嵌合支持片9に支持させる
と同時に、側アーム10の係止突起15を刃体1
3の切欠孔16に嵌入させ、ハンドル柄3と刃体
13および側アーム10を着脱自在に固定してあ
る。
本考案に係る分解自在の解剖刀1の刃体13を
交換する際、まず把持部2を有するハンドル柄3
の嵌合支持片9より側アーム10を外し、刃体1
3の切欠孔16より側アーム10の係止突起15
が外れる様に側アーム10を回動させ、刃体13
をハンドル柄3の刃体嵌合溝5より取り外す。こ
の際、把持部2の円弧形状により側アーム10は
約45度以上回動することがなく、支持柱4の先端
周縁部に設けてある支持片14は側アーム10の
支持孔11上部周縁に穿設してある回動孔18内
を回動するだけであり、側アーム10を約45度回
動しなければ、支持片14が支持孔17に嵌入し
ないため、側アーム10がハンドル柄3より外れ
にくくなつている。また、刃体13の固定孔12
に挿入しているハンドル柄3の刃体固定球体7は
ばね6を介在してあるため、刃体13を取り外す
際、弾性力によりハンドル柄3内部に入り込み刃
体12を取り外し易くなつている。次に、交換す
べき刃体13を把持部2を有するハンドル柄3の
先端に設けてある嵌合支持片9の刃体案内溝8に
挿入しつつ、刃体嵌合溝5に嵌合していく。この
際、刃体嵌合溝5にはハンドル柄3の先端より中
間部に向かつて両側がテーパー形状となつている
ため、刃体13が刃体嵌合溝5内に嵌合し易くな
つている。そして、刃体13の固定孔12にハン
ドル柄3の刃体固定球体7が係合し、側アーム1
0を元の位置に回動させると、本体10の係止突
起15が刃体13の切欠孔16に嵌入し、ハンド
ル柄3の嵌合支持片9により両者を確実に固定す
ることができる。
また、把持部2を有するハンドル柄3より、側
アーム10および刃体13を取り外し、本実施例
の解剖刀1を分解する際、前記同様に、嵌合支持
片9より側アーム10を外し、ハンドル柄3の支
持柱4の支持片14を側アーム10の固定孔12
上部周緑の回動孔18内を約45度回動させ、固定
孔12外周縁の支持孔17に沿つて取り外し、ハ
ンドル柄3、側アーム10および刃体13を分解
することができる。
また、第4図に示す実施例は、ハンドル柄3の
把持部2を波形状にして持ち易くしたものであ
り、作用、効果は前記実施例と同様である。
なお、本実施例では支持柱4の先端周縁部に支
持片14を設けてあるが、これはハンドル柄3と
側アーム10を回動させる際、簡単に両者が外れ
て、刃体13が外れないようにするためであり、
必ずしも必要としない。また、刃体嵌合溝5はハ
ンドル柄3の先端より中間部に向かつてテーパー
形状となつているが、必ずしもそうでなくてもよ
く、また弾性体6としてばねを使用したが、必ず
しもそうでなくてもよい。
(考案の効果) 本考案に係る分解自在の解剖刀によれば、ハン
ドル柄に支持柱および嵌合支持片を設け、かつ刃
体嵌合溝を設け、側アームをそれに嵌合する形状
にし、かつ支持孔を設け、この支持孔に前記支持
柱を挿入し、両者を回動させ、嵌合固定すると共
に、ハンドル柄に刃体を固定する機構として、刃
体固定球体を設け、刃体にこれに対応する孔を設
けることにより、刃体の固定をすることにより、
刃体の支持を確実にし、また容易に刃体の交換が
行え、かつ容易に組み立て、分解が行える。従つ
て、使用後解剖刀の洗浄がし易くなるため、衛生
的であり、非常に便利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る分解自在の解剖刀の斜
視図、第2図は同、分解斜視図、第3図は同、縦
断面図、第4図は別の実施例の斜視図である。 主要部分の符号の説明、1…分解自在の解剖
刀、2…把持部、3…ハンドル柄、4…支持柱、
5…刃体嵌合溝、6…弾性体(ばね)、7…刃体
固定球体、8…刃体案内溝、9…嵌合支持片、1
0…側アーム、11…支持孔、12…固定孔、1
3…刃体、14…支持片、15…係止突起、16
…切欠孔、17…支持溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 把持部2を有するハンドル柄3の内側に凹設し
    た当接面に突設した支持柱4に着脱自在に枢着し
    回動自在に刃体13を挟設可能の側アーム10を
    設けた解剖刀において、 ハンドル柄3の先端より中間部に向かつて該当接
    面に刃体嵌合溝5を穿設し、その片側先端部に側
    アーム10に先端部を嵌入可能の溝壁を設け断面
    L字形の嵌合支持片9を突設し、この内側に設け
    た刃体案内溝8と刃体嵌合溝5に嵌合支持される
    刃体13に設けた固定孔12に係合される刃体固
    定球体7を弾性体6を介して押圧可能に刃体嵌合
    溝5に突設し、一方、ハンドル柄3に嵌合すべき
    形状の側アーム10に支持柱4に対応する支持孔
    11を設けて回動自在に枢着した側アーム10を
    ハンドル柄3の嵌合支持片9に支持させ、さら
    に、側アーム10の内側に突設した係止突起15
    を刃体13の切欠孔16に嵌合させハンドル柄3
    と刃体13および側アーム10を着脱自在に固定
    すると共に側アーム10を回転させて支持柱4か
    ら取外し可能に形成してなる分解自在の解剖刀。
JP1985121052U 1985-08-06 1985-08-06 Expired JPH0323210Y2 (ja)

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JP1985121052U JPH0323210Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JP1985121052U JPH0323210Y2 (ja) 1985-08-06 1985-08-06

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JPS6230808U JPS6230808U (ja) 1987-02-24
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JPS5130719U (ja) * 1974-08-29 1976-03-05

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JPS5130719U (ja) * 1974-08-29 1976-03-05

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JPS6230808U (ja) 1987-02-24

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