JPH03231833A - 独立気泡発泡体シートの成形方法 - Google Patents

独立気泡発泡体シートの成形方法

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Publication number
JPH03231833A
JPH03231833A JP2079132A JP7913290A JPH03231833A JP H03231833 A JPH03231833 A JP H03231833A JP 2079132 A JP2079132 A JP 2079132A JP 7913290 A JP7913290 A JP 7913290A JP H03231833 A JPH03231833 A JP H03231833A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foam sheet
sheet
closed
cell foam
uneven part
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2079132A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukinobu Matsumoto
松本 行伸
Masayoshi Otsuki
大槻 政義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【 産業上の利用分野 】
本発明は独立気泡含有発泡体シートの成形方法に関し、
詳しくは空胴や凹凸の発生のない独立気泡含有発泡体シ
ートの成形方法に関する。
【 従来の技術 】
従来、独立気泡含有発泡体は、プレスもしくは真空成形
、又はそれらの組合せにより成形され、種々の目的に供
されてきている。 しかしながら、上記成形によって独立気泡含有発泡体に
凹凸部を形成する場合、その周囲に気泡が溜り空胴や不
規則な凹凸の発生がしばしばみられる。第2図は従来の
方法により成形された独立気泡含有発泡体シートの断面
図である。発泡体シートは、通常は厚みを実現するため
複層に積層され、表面に化粧層が、裏面に芯材が積層さ
れている。従来は独立気泡含有発泡体シート1に成形に
より凹凸部を形成する場合、通常第3図にみられるごと
く、その側面が該発泡体シート表面に対しほぼ垂直とな
るように成形される。その結果、凹凸部側面もしくは底
面近傍、又は該発泡体シート裏面に気泡溜り2も2°も
発生しやすい。
【 発明が解決しようとする課題 】
前記従来の成形方法によってはいわゆる気泡溜りが生ず
ることは避は難い。これを改良するため独立気泡膜強度
(サンプルを25mm幅に切断し、眉間を剥離させるに
要する強度、以下同じ)を増大する試みがなされている
ものの、上記膜強度を0.8 kg/ 25 mm以上
としても、4闘以上のいわゆる「つぶし込み」 (成形
前と成形後の厚み差をいう)を気泡溜りの発生をともな
うことなく行なうことは不可能であり、また膜強度の増
大についても種々の制約がともなうことから、この問題
の解決が望まれていた。 したがって、本発明の目的は、気泡膜強度が小さくても
気泡溜りの発生しない、高品質の成形体の得られる独立
気泡含有発泡体シートの成形方法を提供することにある
【 課題を解決するための手段 】
本発明者らは、本発明の前記課題について鋭意検討した
結果、前記目的が下記手段により達成されることを見出
した。 本発明の独立気泡含有発泡体シートの成形方法は、独立
気泡含有発泡シートを加熱成形する方法において、該シ
ートに形成される凹凸部の段差をhとし、凹凸部上面端
部からシート厚み方向への垂線と凹凸部底面端部との距
離をdとして、h≦d となるように成形することを特徴とする。 以下に図面を参照して本発明をさらに詳しく説明する。 本発明によれば気泡溜りの発生を有効に防止できる。第
1図は本発明の成形方法により独立気泡含有発泡体シー
ト1に形成された凹凸部の形状の一例を示す断面図であ
る。第1図に示すごとく、本発明において形成される凹
凸部は、その側面の該発泡体シートの厚み方向に対して
なす角度θ45°以上になるように成形される。すなわ
ち、該凹凸部の段差をhとし、凹凸部上面端部からシー
ト厚み方向への垂線と凹凸部底面端部への距離をdとし
て、 h≦d の関係を満足するように凹凸部を成形する。 さらに本発明は、丸みを帯びた凹凸部を有するように独
立気泡含有発泡体シート1を成形する場合にも、同様に
適用しうる。例えば丸みを帯びた凸部の最上点から丸み
を帯びた凹部の最下点までの段差をhとし、上記最上点
からシート厚み方向への垂線と最下点との距離をdとし
て、h≦d となるように丸みを帯びた凹凸部を形成する。 独立気泡含有発泡体シートは、既知の熱可塑性樹脂又は
熱硬化性樹脂を用いて機械的に発泡させるか又は発泡剤
を添加して加熱発泡させることにより製造できる。 独立気泡含有発泡体シートの気泡膜強度は、好ましくは
0.1〜2.0)cg/25鵬である。0.1 kg/
25mm未満では成形時に気泡が破壊しやすくなるッ′
1.2.0kg/25anを越えると気泡膜が硬すぎて
成形が困難となる。 独立気泡含有発泡体シートは、その上面及び下面に上記
発泡体シートと同種又は異種の樹脂層、不織布、ニット
布等が積層されたものであることが好ましい。このよう
なシートを従来法により成形すると、第2図に示すごと
くその眉間、すなわち界面3に気泡溜り2“が生しやす
いが、本発明の成形方法によるとこの現象が起こらない
。 本発明の成形方法としては、例えばプレス成形法、真空
成形法、それらを組合せた成形方法、さらにスタンピン
グ成形法など既知の成形方法を応用することができる。 本発明の方法によれば、気泡膜強度の小さい(約0.8
 kg/ 25 mm以下)独立気泡含有発泡体シート
を用いる場合にも、約4 mm以上の深さのつぶし込み
が可能である。
【 実施例 】
以下に本発明を実施例により説明する。 ポリエチレン樹脂からなる独立気泡発泡体シートを軟化
点まで加熱し、プレス成形した。成形の際、つぶし込み
端部から、厚み方向への垂線と、上記端部と形成される
凹部底面端部を結ぶ線とのなす角度を種々変更した。得
られたそれぞれのサンプルについて気泡溜りの数を観察
した。その結果を第1表に示す。 ct’z)倣白ノ 男−」−一表 ○:気泡溜りがほとんど見られないもの。 Δ:気泡溜りが若干みられるもの。 ×:気泡溜りが多数党られるもの。
【 発明の効果 】
本発明の成形方法によれば、気泡溜りの発生がほとんど
認められず、したがって空胴や不規則な凹凸の発生がほ
とんどない独立気泡含有発泡体シートが得られる。これ
により、製品不良率がほとんど皆無となり、本方法は実
用上特に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法により得られる発泡体シートの断
面図であり、第2図は従来法により得られる発泡体シー
トの断面図であって、1は独立気泡含有発泡体シート、
2及び2゛は気泡溜り、3は積層の界面を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)独立気泡を有する発泡体シートを加熱成形する方
    法において、該シートに形成される凹凸部の段差をhと
    し、凹凸部に上面端部からシート厚み方向への垂線と凹
    凸部底面端部との距離をdとして、 h≦d となるように成形することを特徴とする、独立気泡含有
    発泡体シートの成形方法。
JP2079132A 1989-12-13 1990-03-28 独立気泡発泡体シートの成形方法 Pending JPH03231833A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2079132A JPH03231833A (ja) 1989-12-13 1990-03-28 独立気泡発泡体シートの成形方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-324808 1989-12-13
JP32480889 1989-12-13
JP2079132A JPH03231833A (ja) 1989-12-13 1990-03-28 独立気泡発泡体シートの成形方法

Publications (1)

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JPH03231833A true JPH03231833A (ja) 1991-10-15

Family

ID=26420199

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JP2079132A Pending JPH03231833A (ja) 1989-12-13 1990-03-28 独立気泡発泡体シートの成形方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347112A (ja) * 1986-08-18 1988-02-27 Toray Ind Inc 発泡体のプレス成形加工方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6347112A (ja) * 1986-08-18 1988-02-27 Toray Ind Inc 発泡体のプレス成形加工方法

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