JPH03231538A - ファクシミリ蓄積交換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はファクシミリ蓄積交換装置に関し、詳しくは、
内線からのサービス要求に速やかに対応しうるファクシ
ミリ蓄積交換装置に関する。

（従来の技術） 近時、ファクシミリ装置の普及に伴って、複数のファク
シミリ端末を管理して種々のサービスを提供するファク
シミリ蓄積交換装置が出現している。

このようなファクシミリ蓄積交換装置においては、複数
の内線と外線を収納しており、回線にはファクシミリ装
置が接続される。ファクシミリ蓄積交換装置はファクシ
ミリ通信部を有し、回線からの種々のサービス要求に応
えてサービスを提供するとともに、回線に接続されたフ
ァクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行って電文
の送・受信を行う。例えば、内線に接続されたファクシ
ミリ装置から転送要求があると、該ファクシミリ装置か
らの電文を受は取ってメモリに記憶するとともに、転送
先の電話番号等の情報を受は取り、所定時刻になると、
電文をメモリから読み出して指定された宛先に転送する
。

ところが、従来、ファクシミリ蓄積交換装置は内線に接
続されたファクシミリ装置からサービス要求があったと
き、ファクシミリ通信部がすべて使用中であったり、外
線がすべて使用中であると、これらのファクシミリ通信
部を使用したサービスや外線との接続サービスを行わず
、当該内線のオペレータはファクシミリ通信部が空くか
、外線が空くまで待たなければならなかった。

そこで、特開昭６１−１７３１０８号公報に記載されて
いるように、ファクシミリ通信中に他のファクシミリ装
置から通信要求があると、現在行っている通信を中断し
、他のファクシミリ装置からの通信要求に応えてファク
シミリ通信を行うファクシミリ通信方式が提案されてい
る。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来のファクシミリ通信方式
にあっては、現在行っているファクシミリ通信を中断し
、新たな通信要求に応えるようにしていたため、現在行
っているファクシミリ通信に対するサービス性が低下し
、ファクシミリ蓄積交換装置の利用性が悪化するという
問題があった。

（発明の目的） そこで、請求項１記載の発明は、収納回線に接続された
ファクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行うファ
クシミリ通信手段がすべて使用されているとき、内線か
ら所定のコマンドが入力されると、該内線にファクシミ
リ通信手段を優先的に使用する優先使用権を付与し、内
線とファクシミリ蓄積交換装置とのファクシミリ通信を
速やかに行えるようにして、ファクシミリ蓄積交換装置
のサービス性を向上させ、ファクシミリ蓄積交換装置の
利用性を向上させることを目的とし、請求項２記載の発
明は、外線がすべて使用中のとき、内線より所定のサー
ビス要求を示すコマンドが入力されると、外線を優先的
に使用する外線優先使用権を付与することにより、当該
内線と外線との接続を速やかに行えるようにして、ファ
クシミリ蓄積交換装置のサービス性を向上させ、ファク
シミリ蓄積交換装置の利用性を向上させることを目的と
している。

（発明の構成） 上記目的を達成するため、 請求項１記載の発明は、複数のファクシミリ端末と接続
される複数の内線と、複数の外線と、核内・外線の接続
交換を行う回線制御部と、該回線制御部を介して接続さ
れた内・外線のファクシミリ端末との間でファクシミリ
通信を行う複数のファクシミリ通信手段を有した通信制
御部と、内・外線から入力された制御コマンドを解析す
る解析部と、受信電文を蓄積する記憶部と、上記各部を
制御するシステム制御部と、を備え、通信制御部のファ
クシミリ通信手段がすべて使用されているとき、内線か
ら所定のコマンドが入力されると、該内線に前記通信手
段を優先的に使用する優先使用権を付与することを特徴
とする 請求項２記載の発明は、複数のファクシミリ端末と接続
される複数の内線と、複数の外線と、核内・外線の接続
交換を行う回線制御部と、該回線制御部を介して接続さ
れた内・外線のファクシミリ端末との間でファクシミリ
通信を行う複数のファクシミリ通信手段を有した通信制
御部と、内・外線から入力された制御コマンドを解析す
る解析部と、受信電文を蓄積する記憶部と、上記各部を
制御するシステム制御部と、を備え、外線がすべて使用
中のとき、内線より所定のサービス要求を示すコマンド
が入力されると、外線を優先的に使用する外線優先使用
権を付与することを特徴とする。

以下、実施例に基づいて具体的に説明する。

第１．２図は請求項１及び請求項２記載の発明の一実施
例を示す図である。

第１図はファクシミリ蓄積交換装置１のブロック図であ
り、回線制御部２、通信制御部３、解析部４、記憶部５
、蓄積制御部６、システム制御部７等を備えている。

回線制御部２には外線ＬＯ，〜ＬＯｍおよび内線Ｌ１．
〜ＬＩｎが接続されており、外線としては通常の公衆回
線網が接続されている。内線Ｌｌ。

〜Ｌｌｎにはファクシミリ装置Ｆ１〜Ｆｎが接続されて
おり、ファクシミリ装置Ｆ１〜Ｆｎとしては通常のファ
クシミリ装置が接続されている。回線制御部２はシステ
ム制御部７の制御下で動作し、内線Ｌ　Ｉ　＋　〜Ｌ　
Ｉｎと外線ＬＯ，〜ＬＯｍとの接続交換、内線Ｌｌ、〜
ＬＩｎ相互の接続交換および内線Ｌ１．〜ＬＩｎや外線
ＬＯ，〜ＬＯｎ＋の通信制御部３への接続制御等を行う
。

通信制御部３は複数のファクシミリ通信制御部（ファク
シミリ通信手段）ＦＣ，〜ＦＣｐを有しており、各ファ
クシミリ通信制御部ＦＣ，〜ＦＣｐは回線制御部２を介
して接続されるファクシミリ装置や外線ＬＯ，〜Ｌｏｗ
に接続されたファクシミリ装置との間でファクシミリ通
信手順を実行してファクシミリ通信を行う。

解析部４は外線ＬＯ，〜ＬＯｍや内線Ｌ１．〜ＬＩｎを
介して送られてくるコマンドの解析を行い、解析結果を
システム制御部７に出力する。このコマンドはＰＢ（ブ
ツシュボタン）やＤＰ（ダイヤルパルス）によるダイヤ
ルコマンドである。

記憶部５はハードディスク等で構成され、蓄積制御部６
の制御下で動作する。記憶部５は外線Ｌ０１〜ＬＯｍや
内線Ｌ１．〜ＬＩｎから送られてきた電文やその電文の
サービスに必要な各種サービス情報等を記憶する。

システム制御部７は、ＣＰＵ　（Ｃｅｎｔｒａｌ　　Ｐ
ｒｏｃｅ−ｓｓｉｎｇ　　Ｕｎｉｔ　）　、ＲＯＭ　（
Ｒｅａｄ　　０ｎｌｙ　　Ｍｅｍｏｒｙ）およびＲＡＭ
　（Ｒａｎｄｏｍ　　Ａｃｃｅｓｓ　　Ｍｅｍｏｒｙ）
等を有し、ＲＯＭ内にはファクシミリ蓄積交換装置１と
しての基本プログラムや本願各発明の通信順位制御処理
プログラム等が格納されている。システム制御部７はＲ
ＯＭ　（Ｒｅａｄ　　０ｎｌｙ　　Ｍｅｍｏｒｙ）内の
プログラムにしたがってファクシミリ蓄積交換装置１の
各部を制御し、ファクシミリ蓄積交換装置１としてのシ
ーケンスを実行するとともに、本願各発明の通信順位制
御処理を実行する。特に、システム制御部７は資源管理
機能を有しており、内線Ｌ１．＝ＬＩｎや外線ＬＯ，−
ＬＯｍの使用状況、ファクシミリ通信制御部ＦＣ，−Ｆ
Ｃｐの使用状況、及び記憶部５の蓄積容量等を管理する
とともに、本願各発明の優先順位管理処理（後述する）
を行う。

次に、作用を説明する。

ファクシミリ蓄積交換装置１は内線Ｌ１１〜ＬＩｎに接
続されたファクシミリ装置からのサービス要求に応じて
各種サービス、例えば、ファクシミリ装置Ｆ　＋　−Ｆ
　ｎからの電文を受信し、該電文を記憶部５に蓄積した
後指定の宛先に送信するという転送サービスや電文を複
数の宛先に同報送信する同報サービス等を提供する。ま
た、ファクシミリ蓄積交換装置１は外線を介して送られ
てきた電文を代行受信し、所定の内線のファクシミリ装
置Ｆ、＝Ｆｎに送信する。

ファクシミリ蓄積交換装置１は内線のファクシミリ装置
Ｆ、”Ｆｎが所定のコマンドを入力してサービス要求を
してくると、該コマンドに応じたサービスを提供するが
、このとき、ファクシミリ通信制御部ＦＣｔ−ＦＣｐや
外線がすべて使用中であるときには、ファクシミリ装置
Ｆ　Ｉ””　Ｆ　ｎからのコマンドに対応した優先処理
を行って速やかなサービスの提供を行っている。

すなわち、ファクシミリ蓄積交換装置１は、第２図に示
すように、内線ＬＩ＋−ＬＩｎからコマンドが入力され
ると（ステップＳ１）、解析部４でコマンドの解析を行
い（ステップＳ２）、外線獲得要求か、あるいはファク
シミリ通信制御部ＦＣ１〜ＦＣｐ獲得要求かをチエツク
する（ステンプ３３）。外線獲得要求のときには、外線
ＬＯ。

〜ＬＯｍの獲得が可能かどうか、すなわち、外線ＬＯ，
〜ＬＯｍがすべて使用されているかどうかチエツクしく
ステップ４）、外線Ｌｏｔ−ＬＯｍの獲得ができないと
きには、優先順位設定処理を行う。この優先順位設定処
理は内線ＬＩ＋〜Ｌｌｎからのコマンドが優先権獲得を
要求する場合のみ行い、このコマンドは通常の外線Ｌ　
Ｏ、〜ＬＯｍ獲得要求とは異なるコマンドが設定されて
いる。

なお、優先権獲得を要求するコマンドとして通常の外線
ＬＯ＋−Ｌｏｍ獲得要求と異なるものとして設定するも
のに限定されるものではなく、通常の外線ＬＯ，〜ＬＯ
ｍ獲得要求コマンドのときにも優先権の設定を行っても
よい。この優先権は外線ＬＯ，〜ＬＯｍを獲得する順位
を決定するものであり、外線ＬＯ，〜ＬＯｍ獲得要求の
あった順に設定してもよいし、コマンドの示す緊急度に
応じて設定してもよい。ファクシミリ蓄積交換装置１は
、外線ＬＯ，〜ＬＯｍが空くと、この優先順位をチエツ
クし、優先順位の高い内線Ｌｌ、−ＬＩｎに空いた外線
ＬＯ，＝ＬＯｍを接続する。したがって、ファクシミリ
蓄積交換装置１は外線ＬＯ３〜Ｌｏｗの獲得が可能にな
ると、外線ＬＯ。

〜ＬＯｍを獲得して最も優先順位の高い内線Ｌ１１〜Ｌ
ｌｎに接続しくステップＳ５）、内線Ｌｌ〜Ｌｌｎから
の宛先電話番号の入力を待つ（ステップＳ６）。宛先電
話番号が入力されると、当該宛先に発呼し、内線Ｌｌ、
〜Ｌｌｎと外線Ｌ　ＯＩ〜Ｌ’Ｏｍとの回線の接続等の
サービス処理を行う（ステップＳ７）。したがって、本
発明のファクシミリ蓄積交換装置１においては外線ＬＯ
，〜ＬＯｍの獲得を優先順位に基づいて行うことができ
るので、従来のように通信中の回線を途中で切ることな
く速やかに外線ＬＯ，〜ＬＯｍを獲得することができる
。その結果、ファクシミリ蓄積交換装置１のサービス性
を向上させることができるとともに、ファクシミリ蓄積
交換装置の利用性を向上させることができる。

一方、ステップＳ３で、コマンドがファクシミリ通信制
御部ＰＣＩ−ＦＣｐ獲得要求であると、ファクシミリ通
信制御部ＦＣ１〜ＦＣｐが獲得が可能かどうか、すなわ
ち、ファクシミリ通信制御部Ｆ　Ｃｌ−Ｆ　Ｃｐがすべ
て使用中かどうかチエツクしくステップＳ８）、ファク
シミリ通信制御部ＦＣ，−ＦＣｐの獲得ができないとき
には、優先順位設定処理を行う。この優先順位設定処理
は内線ＬＩ＋−Ｌｌｎからのコマンドが優先権獲得を要
求する場合のみ行い、このコマンドは通常のファクシミ
リ通信制御部ＦＣ，〜ＦＣｐ獲得要求とは異なるコマン
ドが設定されている。なお、優先権獲得を要求するコマ
ンドとして通常のファクシミリ通信制御部ＦＣ，〜ＦＣ
ｐ獲得要求と異なるものとして設定するものに限定され
るものではなく、通常のファクシミリ通信制御部ＦＣ，
〜ＦＣｐ獲得要求コマンドのときにも優先権の設定を行
ってもよい。この優先権はファクシミリ通信制御部ＦＣ
，〜ＦＣｐを獲得する順位を決定するものであり、ファ
クシミリ通信制御部Ｆ　Ｃ＋〜ＦＣｐ獲得要求のあった
順位に設定してもよいし、コマンドの示す緊急度に応じ
て設定してもよい。ファクシミリ蓄積交換装置１は、フ
ァクシミリ通信制御部ＦＣ，〜ＦＣｐが空くと、この優
先順位をチエツクし、優先順位の高い内線Ｌ　Ｉ　Ｉ−
Ｌ　Ｉｎに空いたファクシミリ通信制御部ＦＣ，−ＦＣ
ｐを接続する。したがって、ファクシミリ蓄積交換装置
１はファクシミリ通信制御部ＦＣ，−ＦＣｐの獲得が可
能になると、ファクシミリ通信制御部ＦＣ。

〜ＦＣｐを獲得して最も優先順位の高い内線ＬＩ＋〜Ｌ
ｌｎに接続しくステップＳ９）、内線ＬＩ＋〜Ｌｌｎか
らのダイヤルコマンドの入力を待つ（ステップ５１０）
。ダイヤルコマンドが入力されると、当該ダイヤルコマ
ンドに対応したサービスの処理を行ってサービスを提供
する（ステップ５１１）。

したがって、ファクシミリ通信制御部ＦＣ，〜ＦＣｐを
優先順位で獲得することができ、従来のように通信中の
回線を途中で切断することなく、速やかにファクシミリ
通信制御部ＦＣ，〜ＦＣｐを獲得することができる。そ
の結果、ファクシミリ蓄積交換装置１のサービス性を向
上させることができるとともに、ファクシミリ蓄積交換
装置ｌの利用性を向上させることができる。

（効果） 請求項１記載の発明によれば、収納回線に接続されたフ
ァクシミリ装置との間でファクシミリ通信を行うファク
シミリ通信手段がすべて使用されているとき、内線から
所定のコマンドが入力されると、該内線にファクシミリ
通信手段を優先的に使用する優先使用権を付与し、優先
順位に従ってファクシミリ通信手段を獲得させることが
できる。

したがって、内線とファクシミリ蓄積交換装置とのファ
クシミリ通信を速やかに行なわせることができ、ファク
シミリ蓄積交換装置のサービス性および利用性を向上さ
せることができる。

請求項２記載の発明によれば、外線がすべて使用中のと
き、内線より所定のサービス要求を示すコマンドが入力
されると、外線を優先的に使用する外線優先使用権を付
与し、優先順位に従って外線を獲得させることができる
。その結果、内線と外線との接続を速やかに行わせるこ
とができ、ファクシミリ蓄積交換装置のサービス性およ
び利用性を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は請求項１及び請求項２記載の発明に係るフ
ァクシミリ蓄積交換装置の一実施例を示す図であり、第
１図はそのファクシミリ蓄積交換装置のブロック図、第
２図はその通信エラー処理を示すフローチャートである
。 １・・・・・・ファクシミリ蓄積交換装置、２・・・・
・・回線制御部、 ３・・・・・・通信制御部、 ４・・・・・・解析部、 ５・・−・・・記憶部、 ６・−・・・・蓄積制御部、 ７・・・・・・システム制御部、 Ｆ　Ｃ＋〜ＦＣｐ・・・・・・ファクシミリ通信制御部
、Ｆ１〜Ｆｎ・・・・・・ファクシミリ装置。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数のファクシミリ端末と接続される複数の内線
   と、複数の外線と、該内・外線の接続交換を行う回線制
   御部と、該回線制御部を介して接続された内・外線のフ
   ァクシミリ端末との間でファクシミリ通信を行う複数の
   ファクシミリ通信手段を有した通信制御部と、内・外線
   から入力された制御コマンドを解析する解析部と、受信
   電文を蓄積する記憶部と、上記各部を制御するシステム
   制御部と、を備え、通信制御部のファクシミリ通信手段
   がすべて使用されているとき、内線から所定のコマンド
   が入力されると、該内線に前記通信手段を優先的に使用
   する優先使用権を付与することを特徴とするファクシミ
   リ蓄積交換装置。
2. （２）複数のファクシミリ端末と接続される複数の内線
   と、複数の外線と、該内・外線の接続交換を行う回線制
   御部と、該回線制御部を介して接続された内・外線のフ
   ァクシミリ端末との間でファクシミリ通信を行う複数の
   ファクシミリ通信手段を有した通信制御部と、内・外線
   から入力された制御コマンドを解析する解析部と、受信
   電文を蓄積する記憶部と、上記各部を制御するシステム
   制御部と、を備え、外線がすべて使用中のとき、内線よ
   り所定のサービス要求を示すコマンドが入力されると、
   外線を優先的に使用する外線優先使用権を付与すること
   を特徴とするファクシミリ蓄積交換装置。