JPH0323032A - 鋳造用消失性模型の製造方法 - Google Patents

鋳造用消失性模型の製造方法

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JPH0323032A
JPH0323032A JP15900889A JP15900889A JPH0323032A JP H0323032 A JPH0323032 A JP H0323032A JP 15900889 A JP15900889 A JP 15900889A JP 15900889 A JP15900889 A JP 15900889A JP H0323032 A JPH0323032 A JP H0323032A
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JP
Japan
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model
casting
hot melt
fugitive
mold
Prior art date
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JP15900889A
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English (en)
Inventor
Yukio Munenaga
宗永 幸雄
Kazuyuki Yoshimoto
吉本 和幸
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、例えば、発泡ボリスチレン粒子を融着結合
させて、フルモールド鋳造法により吸排気マニホルド等
を鋳造する場合に、溶湯と置換させるための鋳造用消失
性模型の製造方法に関する。
(従来技術) 一般に、エンジン部品としてのインテークマニホルドや
エキゾーストマニホルド等をフルモールド鋳造法により
鋳造する場合には、多数の発泡ポリスチレン粒子を融着
結合せしめてなる鋳造用消失性模型を形成し、この消失
性模型を鋳枠内の鋳物砂(ルーズサンド)に埋設し、そ
の後、上述の消失性模型を注湯された溶湯により熱分解
して消失させることで、溶湯と消失性模型とを置換して
、パリのない鋳造品を得る手段が知られている。
上述の消失性模型で例えばエキゾーストマニホルドを鋳
造する場合、該マニホルドの形状が複雑なため、上述の
消失性模型を2つの分割型とし、これら2つの分割型を
互に接合して鋳造用消失性模型を形威する。
このような鋳造用消失性模型の接合方法としては、例え
ば特開昭53−16318号公報に記載の方法と、特開
昭63−16832号公報に記載の方法とがある。
すなわち、前者の特開昭53−16318号公報に記載
の方法は、分割形成あるいは分割加工されたフルモール
ド法の消失性模型同志を接合して一体化するに当り、そ
の接合部の内面及び外面の一方又は双方に接着テープを
貼着する方法であるが、鋳造用消失性模型の形状が複雑
な場合には、上述の接着テープの充分な貼着が困難とな
り、テープの貼着不足部分が生ずることで、鋳造品にノ
ッチいわゆる逆パリが生ずるばかりでなく生産性が極め
て悪い問題点があった。
一方、後者の特開昭63−16832号公報に記載の方
法は、消失性模型の接着面に熱溶融型接着剤(たとえば
エチレン酢酸ビニル共重合体いわゆるEVAを主成分と
するホットメルト型接着剤)を自動塗布した後に、横型
それ自体を軟化温度雰囲気に再加熱して接着する方法で
あるが、この場合には上述の分割型の接着面から上述の
接着剤がはみ出しやすく、このように接着剤がはみ出す
と、フルモールド鋳造法による鋳造時に、はみ出した接
着剤の部分も溶湯と置換されるため、パリが形威されて
、良好な鋳造品が得られず、特に吸排気マニホルドの鋳
造に適用した場合には上述のバリのうち内面に形成され
たパリが吸排気抵抗となる問題点を有していた。
このため、上述の従来方法においては鋳造品の鋳造に煩
雑なパリ取り工程が必要不可欠となる問題点があった。
(発明の目的) この発明は、加温された塗型液中で、はみ出した接着剤
を押し延ばして平滑にすることができ、工程の簡略化を
図ることができる鋳造用消失性模型の製造方法の提供を
目的とする。
(発明の構成) この発明は、分割成形された消失性模型の合せ部をホッ
トメルト型接着剤で接着した後、上記消失性模型を上記
ホットメルト型接着剤の軟化点以上で模型軟化点以下の
所定温度に加温された塗型液中に浸漬し、上記塗型液も
しくは消失性模型の一方を加振し、全表面に塗型膜が形
威された上記消失性模型を上記塗型液から取出す鋳造用
消失性模型の製造方法であることを特徴とする。
(発明の効果) この発明によれば、ホットメルト型接着剤による接着後
の消失性模型を上述の塗型液中に浸漬して、この塗型液
もしくは消失性模型の一方を加振するので、所定液温に
より流動しやすくなった上述のホットメルト型接着剤の
はみ出し部が加振力で押し広げられて滑らかになる。
このため鋳造時におけるパリの形成を大幅に抑制するこ
とができ、また従来の接着テープ貼着工程のような煩雑
な工程並びに鋳造後のパリ取り工程が不要となって、工
程の簡略化を図ることができ、特に中空複雑形状部品の
鋳造に有効である。
(実施例) この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は鋳造用消失性模型の製造方法を示し、V型6気筒
エンジンの片側3気筒に対応するエキゾーストマニホル
ド鋳造用の消失性模型を第1図、第2図に示すように一
例の分割模型1と、他側の分割模型2とに分割成形して
いる。
これらの各分割模型1,2は発泡ポリスチレン粒子(主
威分C g H a )を融着結合させて形成されると
共に、これらの各分割模型1,2は、V型6気筒エンジ
ンの片側バンクの排気ポートと連通ずる各3つの連通部
1a・・・2a・・・と、排気集合部lb,2bとを備
えている。
また、上述の各分割模型1.2は互に対応する接着面と
しての合せ部β.4を備えている。
そして、上述の各分割模型1.2の合せ部3.4を、第
3図に示すようにエチレン酢酸ビニル共重合体いわゆる
E V A ( elb71ene−yin71ac+
latecopolyme+ )を主或分とする溶融粘
度1000eP/1 1 0℃のホットメルト型接着剤
5で互に接着して合せ模型6を形成する。
次に、上述の合せ模型6を第4図に示す塗型槽7の塗型
液8中に浸漬する。
このとき、上述の合せ模型6の中空部にはその連通部1
a,2aおよび排気集合部1b.2bを通って塗型液8
が流入する。
上述の塗型槽7は床面9に固定したベース10の上面に
取付けられ、この塗型槽7の下方には上述の塗型液8を
所定温度に加温するヒータ11を配設している。
また、上述の塗型槽7の側壁には温度センサ12を配設
し、この温度センサ12からの塗型液温検出出力に基づ
いて上述のヒータ11に対する通電を制御することで、
塗型液8の温度をホットメルト型接着剤5の軟化点(約
67℃)以上で合せ模型6の軟化点(約82℃)以下の
所定温度たとえば約75℃に保持すべく構威している。
さらに、上述の塗型槽7の底部開口7aとワーク出入口
としての上端開口7bとの間には循理路13を配設し、
この循環路13内に揚液スクリエ14を設けると共に、
ベース1〇一端のブラケット15には上述の揚液スクリ
ュ14を駆動するモータ16を取付けて、塗型槽7内の
塗型液8を適宜循環すべく構成している。
一方、油圧シリンダ(図示せず)のピストンロッド17
等の昇降手段により塗型槽7に対して上昇下降操作され
るアッパプレート18と、このアッパプレート18の下
方に複数の防振支柱19,19を介して離間配置された
ロアプレート2oとを設けている。
上述のロアプレート20の下面には前後一対の位置決め
部材21・・・を例えば合計3組設けて、これらの各位
置決め部材21・・・により上述の合せ模型6を位置決
めすべく構成している。
また、上述のロアプレート20の上面左右には油圧シリ
ンダ22.22を取付けると共に、これら各油圧シリン
ダ22.22のピストンロッド23,23先端に上述の
合せ模型6を保持するクランプホルダ24.24を取付
けて、ホットメルト型接着剤5で互に接着された上述の
合せ模型6を挟持すべく構成している。
さらに、上述のロアプレート20の上面中央には加振手
段としてのロータリバイブレータ25を、搭載し、上述
の各要素21.22.23.24を介してワークとして
の上述の合せ模型6を加振すべく構成している。
ここで、上述の塗型液8は二酸化ケイ素(SiO )を
溶液(H20)中に混入して、比重約1.2 5g/cnf,加熱温度約75℃に保持されている。
上述のホットメルト型接着剤5で接着された合せ模型6
を第4図に示す如くクランブして上述の所定温度の塗型
液8中に浸漬し、次に上述のロータリバイプレータ25
の駆動により合せ模型6を例えば、加振速度1〜3G(
但しG=9.8m/s2)、加振周波数20〜100H
zで加振すると、塗型液8の液温(約75℃)により上
述のホットメルト型接着剤5はその軟化点(約67℃)
以上に加温されて流動しやすくなり、こり状態下におい
て合せ模型6それ自体が例えば接着面の法線方向に加振
されるので、第3図に示すホットメルト型接着剤5のは
み出し部が上述の加振力で押し広げられて、第5図に示
す如く滑らかになると共に、第6図に示すように上述の
合せ模型6の内外全表面には塗型膜26が形成される。
このように上述の全表面に塗型膜26が形成された上述
の合せ模型6を塗型液8中から取出した後に、上述の合
せ模型6つまり鋳造用消失性模型に湯道および湯口を取
付け、この場道および湯口が取付けられた合せ模型6を
、鋳枠内の鋳物砂(ルーズサンド)内に埋設して、上述
の湯口から溶湯を注湯すると、注湯された溶湯により上
述の合せ槙型6が熱分解して消失するので、溶湯と合せ
槙型6とを置換して鋳造品たとえばエキゾーストマニホ
ルドを得ることができる。
以上要するに、ホットメルト型接着剤5による接着後の
合せ模型6を上述の塗型液8中に浸漬し、この合せ模型
6をロータリバイブレータ25で加振するので、所定液
温(約75℃)により流動しやすくなった上述のホット
メルト型接着剤5のはみ出し部を押し延ばして平滑にす
ることができる効果があり、この結果、鋳造時における
パリの形成を大幅に抑制することができ、また従来の接
着テープ貼着工程のような煩雑な工程並びに鋳造後のパ
リ取り工程が不要となって、工程の簡略化を図ることが
でき、特にエキゾーストマニホルドなどの中空複雑形状
部品の鋳造に有効である。
第7図は上述の合せ模型6に対する加振方法の他の実施
例を示し、先の実施例では合せ模型6それ自体を直接加
振すべく構成したが、この実施例では塗型液8を加振す
べく構威している。
すなわち、床面9に複数の防振支柱27.27を介して
加振ベース28を取付け、この加振ベース28の下面中
央と、加振ベース28の側面から塗型槽7の側面にまた
がる位置とにそれぞれ加振方向の異なるロータリバイブ
レータ29.30を配設し、上述の塗型液8中に合せ槙
型6を浸漬いわゆるドブ漬けして、上述のロータリバイ
プレータ29.30の駆動により塗型液8を加振すべく
構戊している。
なお、その他の工程は先の実施例と同様であって、この
ような加振方法によっても上述とほぼ同様の作用・効果
を奏するので、第7図において第4図と同一の部分には
同一番号および同一符号を付してその詳しい説明を省略
する。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、 この発明の消失性模型は、実施例の分割模型1.2およ
び合せ模型6に対応するも、 この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
4.図面の簡単な説明 図面はこの発明の一実施例を示し、 第1図は鋳造用消失性模型の製造方法における2つの分
割模型の接合状態を示す説明図、第2図は合せ部の説明
図、 第3図は接着された合せ模型の断面図、第4図は合せ横
型の液中浸漬、加振工程を示す説明図、 第5図ははみ出した接着剤の平滑化状態を示す断面図、 第6図は塗型膜形成工程を示す断面図、第7図は加振方
法の他の実施例を示す説明図である。
1.2・・・分割模型   3.4・・・合わせ部5・
・・ホットメルト型接着剤 6・・・合せ模型     8・・・塗型液第1図 第4図 6−・合t!pA型 8・・僅型氾 1b 1 3 第3図 第5図 第6図 6・・・令t漫型 26・・・塗型騰 6・合亡及型

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)分割成形された消失性模型の合せ部をホッ トメルト型接着剤で接着した後、上記消失 性模型を上記ホットメルト型接着剤の軟化 点以上で模型軟化点以下の所定温度に加温 された塗型液中に浸漬し、上記塗型液もし くは消失性模型の一方を加振し、全表面に 塗型膜が形成された上記消失性模型を上記 塗型液から取出す 鋳造用消失性模型の製造方法。
JP15900889A 1989-06-20 1989-06-20 鋳造用消失性模型の製造方法 Pending JPH0323032A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002237203A (ja) * 2001-02-09 2002-08-23 Japan Storage Battery Co Ltd 照明器具
US8240901B2 (en) 2004-01-07 2012-08-14 Tp Vision Holding B.V. Display apparatus having right-hand and left-hand illumination units
JP2016097409A (ja) * 2014-11-18 2016-05-30 株式会社神戸製鋼所 消失模型鋳造方法

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