JPH03230236A - ジャーナルファイル切り替え制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データベースシステムにおいて使用する更新
前・シャーナルを格納するジャーナルファイルが、プロ
グラム実行中に容量不足となった際に、別の・シャーナ
ルファイルを作成し、現在実行中のデータベース使用プ
ログラムを終了させることなく、動的にジャーナルファ
イルを切り替えることが可能であるジャーナルファイル
切り替え制御方式に関する。

〔従来の技術〕

データベースシステムにおいて、更新前ジャーナルファ
イルが容量不足となった際、従来は、以下の方法で行っ
ていた。

更新前ジャーナルの容量不足が通知されたプログラムは
、ロールバック要求を行い、当ｆログラムが出力してい
るジャーナルを無効として処理を継続するか、容量不足
の通知されたプログラムをすべて終了させて、ジャーナ
ルファイルの容量を大きくして再作成したり、又は、プ
ログラムを修正し、ジャーナルファイルが容量不足とな
らないようにしていた。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、本発明の動的ジャーナルフ
ァイル切り替え制御方式は、データベースの更新時に出
力される更新前のイメージを更新前ジャーナルとして格
納する第１のジャーナル記憶手段と、 第２のシャーナル記憶手段と、 データベース使用プログラム動作中に前記第１のジャー
ナル記憶手段が、容量不足により使用不可能となった際
Ｋ、前記第２のジャーナル記憶手段に新たにジャーナル
ファイルを作成するジャーナルファイル作成手段と、 前記ジャーナルファイル作成手段により前記第２のジャ
ーナルファイル記憶手段に作成された・シャーナルファ
イルに前記第１のジャーナルファイル記憶手段からジャ
ーナルを書き込むためて前記第１のジャーナル記憶手段
と前記第２のジャーナル記憶手段とを切り替える指示を
与えるシャーナルファイル切り替え手段と、 前記ツヤ−ナルファイル切り替え手段の指示により、 実行中のデータベース使用プログラムをすべて停止する
実行プログラム停止手段と、 前記第２のジャーナル記憶手段をオープンして作成され
たジャーナルファイルに・シャーナルを書き込み可能状
態とするジャーナルファイルオープン手段と、 前記第１のジャーナル記憶手段からジャーナルを入力す
るジャーナル入力手段と、 前記シャーナル入力手段が入力したジャーナルｔａみ込
み蓄える作業領域と、 前記作業領域からジャーナルを入力し前記第２のシャー
ナル記憶手段に作成されたジャーナルファイルに書き込
むジャーナル出力手段と、前記第１のジャーナル記憶手
段を閉基するジャーナルファイルクローズ手段ト、 システムの側脚情報を第２のジャーナル記憶手段を制御
する内容に変更する制御構造体変更手段と、 前記実行プログラム停止手段圧より停止されている該デ
ータベース使用プログラムを動作可能状態とする実行プ
ログラム再稼働手段とを具備する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来の方式では、動作中のプログラムを一度終
了させて、ジャーナルファイルの容量を大きくして再設
定するか、プログラムを修正するかの処置をとる必要が
あるため、プログラムの実働率が低下するという欠点が
ある。

本発明は上記欠点を解決するためになされたもので、そ
の目的は、プログラムの実働率を向上させるために、実
行プログラムを終了させることなく、容量を大きくした
ジャーナルファイルを別に作成して現在使用しているジ
ャーナルファイルの内容分複写し、制御構造体を変更し
て、動的にジャーナルファイルを切り替えることにより
上記欠点を除去するジャーナルファイル切り替え制御方
式を提供することにある。

〔作用〕

データベース使用プログラムが動作中に第１の・ジャー
ナル記憶手段のジャーナルファイルが容量不足になると
、ジャーナルファイル作成手段は第２のジャーナル記憶
手段に新たにジャーナルファイルを作成してジャーナル
ファイル切り替え手段を起動し、ジャーナルファイル切
り替え手段はジャーナルファイル切り替えの指示を与え
る。この指示により、まず実行プログラム停止手段は動
作中のデータベース使用プログラムを全て停止させて第
１のジャーナル記憶手段内のジャーナルファイルを使用
できないようにする。次に、ジャーナルファイルオープ
ン手段は第２のジャーナル記憶手段をオープンして作成
されたジャーナルを使用可能状態とする。次いで、ジャ
ーナル入力手段は第１のジャーナル記憶手段から更新前
ジャーナルを入力して作業領域に格納する。ジャーナル
出力手段はとの蓄えられた更新前ジャーナルを作業領域
から取り出して前記第２のジャーナル記憶手段内に作成
されたジャーナルファイルに複写する８全ての更新前ジ
ャーナルの複写が終了するとジャーナルファイルクロー
ズ手段は第１のジャーナル記憶手段を閉塞し、制御構造
体変更手段は制御構造体を第２のジャーナル記憶手段を
制御する形に変更する。制御構造体変更後、実行プログ
ラム再稼働手段は停止中のデータベース使用プログラム
を再び動作させる。以上のようにしてプログラムを終了
させることなくジャーナルファイルを動的に切り替える
ことによりプログラムの実働率の向上を計る。

〔実施例〕

本発明を図面を参照して説明する。

＠１図は本発明のジャーナルファイル切υ替え制御方式
の一実施例の構成を示すブロック図、第２図は制御構造
体の構成例を示す図である。

第１図において、１０１はデータベースシステム使用プ
ログラム、１０２は第１のツヤ−ナル記憶手段、１０３
はジャーナルファイル作成手段、１０４は第２のジャー
ナル記憶手段、１０５はジャーナルファイル切り替え手
段、１０６は実行プログラム停止手段、１０７はジャー
ナルファイルオープン手段、１０８はジャーナル入力手
段、１０９は作業領域、１１０ジヤ一ナル出力手段、１
１１はジャーナルファイルクローズ手段、１１２は制御
構造体変更手段、１１３は実行プログラム再稼働手段で
ある。

第２図において、２０１は制御構造体、２０２は外部フ
ァイル名、２０３は媒体名、２０４は媒体のディスクタ
イプ、２０５は媒体のトラック容量、２０６は使用可能
アドレスである。

次に、本実施例の動作について説明する。

データベース使用プログラム１０１がデータの更新を行
い、更新前ジャーナルを第１のジャーナル記憶手段１０
２のジャーナルファイルに出力している期間に、ジャー
ナルファイルの容量不足が発生すると、ジャーナルファ
イル作成手段１０３け第２のジャーナル記憶手段１０４
に新たに・ゾ〒−ナルファイルを作成し、ジャーナルフ
ァイル切り替え手段１０５を動作させる。

ジャーナルファイル切り替え手段１０５は、実行プログ
ラム停止手段１０６．ジャーナルファイルオープン手段
１０７、ジャーナル入力手段１０８、作業領域１０９、
ジャーナル出力手段１１０、ジャーナルファイルクロー
ズ手段１１１、制御構造体変更手段１１２、および実行
プログラム再稼働手段１１３にそれぞれ所定の指示を行
う。

まず、ジャーナルファイル切り替え手段１０５の指示に
従って実行プログラム停止手段１０６け、現在動作して
いるデータベース使用プログラム１０１をすべて停止さ
せて第１のジャーナル記憶手段１０２内のジャーナルフ
ァイルを使用しないようにする。

次にジャーナルファイルオープン手段１０７け、データ
ベース使用プログラムがすべて停止した後に、第２のジ
ャーナル記憶手段１０４に作成された・シャーナルファ
イルをオープンして使用可能状態とする。

その後、第１のジャーナル記憶手段１０２内の更新前ジ
ャーナルを第２のジャーナル記憶手段１０４に複写する
ために、ジャーナル入力手段１０８が、第１のジャーナ
ル記憶手段１０２より更新前ジャーナルをブロック単位
に入力し、作業領域１０９に蓄えた後、ジャーナル出力
手段１１０は、第２のジャーナル記憶手段１０４にこの
更新前ジャーナルを複写する。

第１のジャーナル記憶手段１０２のジャーナルファイル
の内容をすべて第２のジャーナル記憶手段１０４に複写
した後、ジャーナルファイルクローズ手段１１１は、第
１のジャーナル記憶手段１０２の・シャーナルファイル
をクローズする。

第１のジャーナルファイルをクローズした後。

制御構造体変更手段１１２はジャーナルファイルを管理
する制御構造体２０１の各種情報を変更する。変更され
る情報は、第２のジャーナル記憶手段１０４にジャーナ
ルファイル作成手段１０３により作成さまた第２図に示
すようなジャーナルファイルの外部ファイル名２０２、
記憶手段１０４の媒体名２０３、当課体のディスクタイ
プ２０４、記憶手段１０４のトラック容量２０５、ジャ
ーナルファイル内で使用可能領域の先頭を示す使用可能
アゾレス２０６である。

シャーナルファイルの切り替え完了後、実行プログラム
再稼働手段１１３Ｆｉ実行プログラム停止手段１０６で
現在停止しているプログラムを再び稼すさせる。

以後、データベースシステム使用プログラムは、更新前
ジャーナルを第２のジャーナル記憶手段１０４に出力し
、複写前と同様の動作を行う。

なお、本発明は、第１図に示すように複数のデータベー
ス使用プログラムに対しても当然適当できるものである
。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によると、データベース使用
プログラム動作中に更新前ジャーナルを格納するジャー
ナルファイルが容量不足となった際にも、プログラムを
終了させることなくシャーナルファイルを動的に変更す
ることが可能となり、プログラムの実働率を高めること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のジャーナルファイル切り替えｔ制御方
式の一実施例の構成を示すブロック図、第２図は制御構
造体の構成例を示す図である。 図において、１０１・・・データベース使用プログラム
、１０２・・・第１のジャーナル記憶手段、１０３・・
・・シャーナルファイル作成手段、１０４・・・第２の
ジャーナル記憶手段、１０５・・・ジャーナルファイル
切り替え手段、１０６・・・実行プログラム停止手段、
１０７・・ジャーナルファイルオープン手段、１０８・
・・ジャーナル入力手段、１０９・・・作業領域、１１
０・・・ジャーナル出力手段、１１１・・・ジャーナル
ファイルクローズ手段、１１２・・・’ｉｑ制御構造体
変更手段、１１３・・・実行プログラム再稼働手段、２
０１・・・制御構造体 である。 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 データベースの更新時に出力される更新前のイメージを
   更新前ジャーナルとして格納する第１のジャーナル記憶
   手段と、 第２のジャーナル記憶手段と、 データベース使用プログラム動作中に前記第１のジャー
   ナル記憶手段が、容量不足により使用不可能となった際
   に、前記第２のジャーナル記憶手段に新たにジャーナル
   ファイルを作成するジャーナルファイル作成手段と、 前記ジャーナルファイル作成手段により前記第２のジャ
   ーナル記憶手段に作成されたジャーナルファイルに前記
   第１のジャーナル記憶手段からジャーナルを書き込むた
   めに前記第１のジャーナル記憶手段と前記第２のジャー
   ナル記憶手段とを切り替える指示を与えるジャーナルフ
   ァイル切り替え手段と、 前記ジャーナルファイル切り替え手段の指示により、 実行中のデータベース使用プログラムをすべて停止する
   実行プログラム停止手段と、 前記第２のジャーナル記憶手段をオープンして作成され
   たジャーナルファイルにジャーナルを書き込み可能状態
   とするジャーナルファイルオープン手段と、 前記第１のジャーナル記憶手段からジャーナルを入力す
   るジャーナル入力手段と、 前記ジャーナル入力手段が入力したジャーナルを読み込
   み蓄える作業領域と、 前記作業領域からジャーナルを入力し前記第２のジャー
   ナル記憶手段に作成されたジャーナルファイルに書き込
   むジャーナル出力手段と、 前記第１のジャーナル記憶手段を閉塞するジャーナルフ
   ァイルクローズ手段と、 システムの制御情報を第２のジャーナル記憶手段を制御
   する内容に変更する制御構造体変更手段と、 前記実行プログラム停止手段により停止されているデー
   タベース使用プログラムを動作可能状態とする実行プロ
   グラム再稼働手段とを具備することを特徴とするデータ
   ベースシステムにおけるジャーナルファイル切り替え制
   御方式。