JPH03230085A - アスファルトプラントのドライヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アスファルトプラントのアスファルト骨材等
の乾燥加熱装置において、新骨材と再生骨材とを同時か
つ別々に乾燥加熱することかできるとともに、構造が簡
単で保守点検か容易なアスファルトプラントのドライヤ
に関する。

〔従来の技術〕

従来、アスファルトプラントにおいて、新骨材に再生骨
材を混入した再生合材を製造する場合、再生骨材に含ま
れるアスファルト成分の劣化や燃焼を防止するために、
余分に加熱した新骨材と常温の再生骨材とをミキサに入
れて混合し、新骨材で再生骨材を加熱して再生合材を得
るか、あるいは、再生骨材専用のドライヤをアスファル
トプラントに設備して再生骨材を加熱し、これを他のド
ライヤで加熱された新骨材に混入して再生骨材を装造し
ている。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、前記の従来の技術では、前者においては
、新骨材の加熱に装置あるいは熱効率等の面で制約があ
って理論通り再生骨材を加熱できないため、再生骨材の
加熱乾燥が不充分になり易く、再生骨材の混入率を、実
用上、２０％以上に高められないという不具合がある。

また、後者の場合には、二種のドライヤを設備する必要
かあり、設備費と維持費、運転費が高くつくのみならず
、設置に広い用地か必要で、この点でも不経済である七
いう不具合があった。

したかって、従来においては前述した不具合への父、ｊ
処か望まれており、本発明は、このような従来において
残されている課題を解決ゼんとするものである。

７課題を解決するための手段〕 本発明は、前述した従来の技術において残されている課
題をｆｆ効に解決し得るアスファルトプラ／１・のドラ
イヤを提（）七せんとするもので、傾斜状態でヘース］
二に支持され、所要の駆動装置により周方向に回転させ
られるドラムと、このドラムの両θ：１、：部に設けら
れて、それぞれの端部からｎ’ｌ　記ｔ’ラム内に熱風
を吹き込むバーナと、前記ドラムの」二端に開口する第
１投入口と、ドラムのほぼ中央に開口する第１排出口及
び第２投入口と、ドラムの下端に開口する第２排出口と
を備えていることを特徴とする。

〔作用〕

このように構成されたドライヤにおいては、傾斜したド
ラムを駆動装置により周方向に回転させ、バーナにより
ドラム内に加熱カスを吹き込みなから、第１投入口と第
２投入口とからそれぞれ骨材を投入すると、第１没人口
から没入された利付は、ドラムの中央より上側で、一方
のバーナによって併流式の加熱処理か施されたのちに、
ドラム中央の第１υト出口から排出され、第２投入口か
ら投入された骨材はドラムの中央より下側て、他方のバ
ーナによって向流式の加熱処理か施されたのちに、ドラ
ム下側の第２排出口から排出される。

これによって、−度に２種類の加熱条件の設定か可能と
なって、骨材の形態に応じた異なる条件の加熱処理か行
われる。

〔実施例〕

以下、図面を診照してこの発明の詳細な説明する。

第１図はこの発明の一実施例を示すものて、符号１はド
ラムである。

該ドラムｊは、傾斜状態でベース２上に支持ローラ３て
支持され、駆動装置（図示せず）によって周方向に回転
させられる構成とされている。

また、前記ドラム１の上端下部には第１投入口４か開口
して設けられ、該第１没入口４にはへルトコンヘア（投
入手段）５か臨ませられている。

一方、前記ドラムｌの上端には第１マニホールド６か、
前記第１投入口４以外の開口部分を覆うように近接して
設けられ、長さ方向のほぼ中央には、周方向に等間隔に
開口する第１排出口１３が設けられられており、該第１
排出口１３の下方には第１１Ｊｌｌ出口】３からの骨材
を受ける第１排出路１４か、また、第１排出口】３の外
側の前記第１排出路Ｉ４以外の部分には第２７二ホール
ド１５かドラム１の外周に近接して設けられている。

該第２マニホールド１５にはダンパ１６を備えた排気タ
クト１７か接続されているとともに、該排気タクト１７
により集塵機（バグフィルタ）９に連絡され、さらに、
該集塵機９からダンパ１０を介して排気ファン１１及び
煙突１２に連絡されている。

さらに、ドラムｌの前記第１排出口１３よりも下側には
、やはり周方向に等間隔に開口する第２段人口１８か両
側に側壁１９を備えて設けられており、該第２投入口１
８を覆うようにダクト２０かｎ；１記第２マニボールド
１５と一体に、ドラム１に近接して設けられている。

該タクト２０の上部には、下部に開閉弁２１を（１１ｈ
えた投入装置２２が設けられ、その上縁に第２ベルトコ
ンベア２３が臨ませられている。

そして、前記開閉弁２１は、骨材が投入されたときにの
み開くように、カウンタウェイト２４により閉方向に常
時付勢されている。

そして、前記ドラム１の下端には、ドラムｌを覆うよう
に近接して第３７二ホールド２５が設けられ、この第３
マニホールド２５の中央と、前記第１マニホールド６の
中央には、重油、カス等ヲ燃料とするバーナ２６ｂおよ
びバーナ２６ａがドラム１内方に向けて設置され、また
、第３マニホールド２５下部には、ドラム１の下端の第
２排出口２７からの骨材を受ける第２排出路２８が設け
られている。

前記第１排出路１３および前記第２　ｒＪＦ出路２８は
それぞれアスファルトプラントの再生材用エレベータ、
ホノトエレヘータにヘルドコンヘアナトて連絡されてい
る。

以下、前記のように構成された本実施例のアスファルト
プラットのドライヤの作用を説明する。

駆動装置、ｌＪ［気ファン１１を作動させ、バーナ２６
（２６ｉ＞・２６ｂ）を点火した後、第１段人［１，１
／Ｉからはｉｆｆ生骨材を第１へルトコンヘア５により
投入し、また、第２段人口１８からは新骨材を第２ベル
トコンベア２３、投入装置２２を介して没入する。

これらの骨材はドライヤの回転により周方向に持ち」−
げられ、重力によって落下しこれを繰り返しながら、順
次ドラム１の下端側へ向かって移動し、ＦＩＴ生骨材は
第１排出口１３から第１排出路１４を経て排出され、新
骨材は第２排出口２７から第２　ｉＪ［出路２８を経て
排出される。

そして、再生骨材は、ドラム１の上端からその下側へ向
かって移動し、その中間部の第１排出口１３に至る間に
、バーナ２６ａから吹き込まれる熱風を受けて併流式の
加熱処理を受けて乾燥させられる。

したかって、再生骨材は、比較的低１品で加熱乾燥され
、過加熱によるブルースモークの発生等の不具合か解消
される。

また、新骨材は、ドラム１の中間部から下端の第２排出
口２７へ至る間に、バーナ２６ｂから吹き込まれる熱風
を受けて向流式に加熱され乾燥される。

したがって、新骨材は、第２排出口２７に至る間に高温
で加熱される。

一方、両バーナ２６ａ・２６ｂの排気ガスは、通例のよ
うに、排気ファンＩＩによって吸引されることにより、
ドラム１から煙突１２へ経て大気へ放出されるが、その
途中において集塵機９において浄化されて、大気汚染か
防止される。

このような加熱処理の過程で、それぞれのバーナ２６ａ
・２６ｂの火力を調整することにより、骨材に合わせた
加熱温度に調整でき、また、自流式、あるいは併流式の
加熱処理かできるので、加熱効率の向上、排気カスにお
ける有害排出物の減少なとか図られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明のアスファルトプラントの
ドライヤは、傾斜状態てベース上に支持され、所要の駆
動装置により周方向に回転させられるドラムと、このド
ラムの両端部に設けられて、それぞれの端部から前記ド
ラム内に熱風を吹き込むバーナと、前記ドラムの上端に
開口する第１投入口と、ドラムのほぼ中央に開口する第
１排出口及び第２投入口と、ドラムの下端に開口する第
２排出口とをＩｌｍえた構成としたので、一つのドラム
によって二種類の材料を同時に、それぞれの特性に適合
した条件で加熱乾燥処理を行えるので、設備費、運転経
費などを大幅に抑えることかできるとともに、装置の構
成が簡単であり、保守や点検か容易であるという優れた
効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るアスファルトプラントのドライヤ
の一実施例の縦断面図である。 ■・・・・・・ドラム、２・・・・　ベース、４・・・
・第１投入口、１３・−・・・第１排出口、１８　・・
・第２投入口、２６・２６ａ・２６ｂ・・・・・・バー
ナ、２７・・・・・第２排出口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 傾斜状態でベース上に支持され、所要の駆動装置により
   周方向に回転させられるドラムと、このドラムの両端部
   に設けられて、それぞれの端部から前記ドラム内に熱風
   を吹き込むバーナと、前記ドラムの上端に開口する第１
   投入口と、ドラムのほぼ中央に開口する第１排出口及び
   第２投入口と、ドラムの下端に開口する第２排出口とを
   備えていることを特徴とするアスファルトプラントのド
   ライヤ。