JPH0322894Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0322894Y2 JPH0322894Y2 JP4708686U JP4708686U JPH0322894Y2 JP H0322894 Y2 JPH0322894 Y2 JP H0322894Y2 JP 4708686 U JP4708686 U JP 4708686U JP 4708686 U JP4708686 U JP 4708686U JP H0322894 Y2 JPH0322894 Y2 JP H0322894Y2
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- Japan
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- core
- movable core
- movable
- cylindrical fixed
- diameter
- Prior art date
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
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- Electromagnets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、プランジヤ型ソレノイドに関する。
(従来の技術)
従来、プランジヤ型ソレノイドとして、第4図
示のように、筒形コイルaの内周面の電磁力によ
る柱状可動鉄心bの移動側に、該可動鉄心bのス
トツパcを一体に有し且つ可動鉄心bが嵌入する
筒形固定鉄心dを配設したプランジヤ型ソレノイ
ドが知られている。
示のように、筒形コイルaの内周面の電磁力によ
る柱状可動鉄心bの移動側に、該可動鉄心bのス
トツパcを一体に有し且つ可動鉄心bが嵌入する
筒形固定鉄心dを配設したプランジヤ型ソレノイ
ドが知られている。
このソレノイドの筒状固定鉄心dは、その内径
が電磁力による可動鉄心bの移動方向とは逆方向
に向つて漸次大きくなり、厚さが漸次薄くなるよ
うに形成されているため、可動鉄心bの吸引力は
そのストロークの大部分に亘つてほぼ同じであ
る。
が電磁力による可動鉄心bの移動方向とは逆方向
に向つて漸次大きくなり、厚さが漸次薄くなるよ
うに形成されているため、可動鉄心bの吸引力は
そのストロークの大部分に亘つてほぼ同じであ
る。
(考案が解決しようとする問題点)
しかし、従来の上記したプランジヤ型ソレノイ
ドは筒状固定鉄心dに隣接する筒形コイルaの内
周面と可動鉄心bとの間にギヤツプeが存在して
おり、そのためギヤツプ分だけ筒形コイルaの外
径が大きくなると共に可動鉄心bの移動を案内す
るガイド(図示しない)を配設しなければならな
い不都合があつた。また可動鉄心bが電磁力によ
る移動時にストツパcに衝突するため、衝撃音が
発生するという不都合があつた。
ドは筒状固定鉄心dに隣接する筒形コイルaの内
周面と可動鉄心bとの間にギヤツプeが存在して
おり、そのためギヤツプ分だけ筒形コイルaの外
径が大きくなると共に可動鉄心bの移動を案内す
るガイド(図示しない)を配設しなければならな
い不都合があつた。また可動鉄心bが電磁力によ
る移動時にストツパcに衝突するため、衝撃音が
発生するという不都合があつた。
本考案は、従来のこのような不都合を解消した
プランジヤ型ソレノイドを提供することをその目
的とする。
プランジヤ型ソレノイドを提供することをその目
的とする。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記の目的を達成するために、端面
が軸に対して直角な柱状可動鉄心を有するプラン
ジヤ型ソレノイドにおいて、内径が該可動鉄心と
ほゞ同径で且つ一端に向つて厚さが薄くなるよう
に形成された筒状固定鉄心を、その薄肉側端部が
電磁力による可動鉄心の移動方向と逆方向になる
ように配置し、該筒状固定鉄心の外周面上と、該
筒状固定鉄心の薄肉側端部に連なり可動鉄心の径
にほぼ等しい径の周面上にコイルを巻回したこと
を特徴とする。
が軸に対して直角な柱状可動鉄心を有するプラン
ジヤ型ソレノイドにおいて、内径が該可動鉄心と
ほゞ同径で且つ一端に向つて厚さが薄くなるよう
に形成された筒状固定鉄心を、その薄肉側端部が
電磁力による可動鉄心の移動方向と逆方向になる
ように配置し、該筒状固定鉄心の外周面上と、該
筒状固定鉄心の薄肉側端部に連なり可動鉄心の径
にほぼ等しい径の周面上にコイルを巻回したこと
を特徴とする。
(実施例)
以下本考案の実施例を図面につき説明する。
第1図及び第2図において、1は端面が軸に対
して直角な柱状可動鉄心で、電磁力によるこの可
動鉄心1の移動側に、可動鉄心1の径とほぼ同じ
内径を有し、可動鉄心1の移動方向と逆方向に次
第に厚さが薄く形成された筒状固定鉄心2が配設
されており、この固定鉄心2の前記可動鉄心1の
移動方向の端部に、可動鉄心1とほぼ同径の孔3
を有する円板状継鉄4が一体に(又は別体)に配
設されている。
して直角な柱状可動鉄心で、電磁力によるこの可
動鉄心1の移動側に、可動鉄心1の径とほぼ同じ
内径を有し、可動鉄心1の移動方向と逆方向に次
第に厚さが薄く形成された筒状固定鉄心2が配設
されており、この固定鉄心2の前記可動鉄心1の
移動方向の端部に、可動鉄心1とほぼ同径の孔3
を有する円板状継鉄4が一体に(又は別体)に配
設されている。
5はコイルボビンで、このコイルボビン5は、
その可動鉄心1の移動側端部において内周面が筒
状固定鉄心2の外周面に沿つて径が漸次増大し、
この筒状固定鉄心2に隣接する部分において径が
可動鉄心1の径にほゞ等しく形成されており、こ
のコイルボビン5にコイル6が巻回されている。
コイルボビン5の前記円板状継鉄4とは反対側に
は中央に孔を有し、その孔壁に可動鉄心1をガイ
ドする例えば合成樹脂製リング7が固定された継
鉄8が配設されており、この継鉄8、コイル6が
巻回されたコイルボビン5及び継鉄4が鉄製ケー
ス9で一体化されるとともにカバーされている。
その可動鉄心1の移動側端部において内周面が筒
状固定鉄心2の外周面に沿つて径が漸次増大し、
この筒状固定鉄心2に隣接する部分において径が
可動鉄心1の径にほゞ等しく形成されており、こ
のコイルボビン5にコイル6が巻回されている。
コイルボビン5の前記円板状継鉄4とは反対側に
は中央に孔を有し、その孔壁に可動鉄心1をガイ
ドする例えば合成樹脂製リング7が固定された継
鉄8が配設されており、この継鉄8、コイル6が
巻回されたコイルボビン5及び継鉄4が鉄製ケー
ス9で一体化されるとともにカバーされている。
尚、図面において、10は可動鉄心1と被制御
物(図示しない)とを連結する棒体、11はコイ
ル6のリード線である。
物(図示しない)とを連結する棒体、11はコイ
ル6のリード線である。
次にこの実施例の作用について説明する。
今、可動鉄心1の外周面のなす角度θが例えば
28゜であるときが最適で、可動鉄心1のストロー
クとこの可動鉄心1の吸引力との関係は、第3図
示の通りである。この図から明らかなように、可
動鉄心1のストロークのほぼ全域に亘つて吸引力
がほぼ一定で、可動鉄心1がコイルボビン5内に
完全に入つた時点(ストローク0)で吸引力が零
となる。
28゜であるときが最適で、可動鉄心1のストロー
クとこの可動鉄心1の吸引力との関係は、第3図
示の通りである。この図から明らかなように、可
動鉄心1のストロークのほぼ全域に亘つて吸引力
がほぼ一定で、可動鉄心1がコイルボビン5内に
完全に入つた時点(ストローク0)で吸引力が零
となる。
したがつて、可動鉄心1は、コイル6による電
磁力で吸引されコイルボビン5及びリング7にガ
イドされて移動し、ストロークが零になつた時に
停止する。そして可動鉄心のストロークの途中に
おいて被制御物をほぼ同一の力で保持することが
できる。
磁力で吸引されコイルボビン5及びリング7にガ
イドされて移動し、ストロークが零になつた時に
停止する。そして可動鉄心のストロークの途中に
おいて被制御物をほぼ同一の力で保持することが
できる。
尚、図示しないが、このプランジヤ型ソレノイ
ドは、周知のロータリソレノイドのソレノイドと
して用いることができる。
ドは、周知のロータリソレノイドのソレノイドと
して用いることができる。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、筒状固
定鉄心が可動鉄心と近接しているので、可動鉄心
による被制御物の所定位置における保持力が従来
のものより増大し、またコイルが可動鉄心に近接
して巻回されているので、コイルが小型化できる
と共に可動鉄心のガイドを要しないコンパクトな
ものとなり、更に、可動鉄心の吸引時衝撃音が発
生しない等の効果がある。
定鉄心が可動鉄心と近接しているので、可動鉄心
による被制御物の所定位置における保持力が従来
のものより増大し、またコイルが可動鉄心に近接
して巻回されているので、コイルが小型化できる
と共に可動鉄心のガイドを要しないコンパクトな
ものとなり、更に、可動鉄心の吸引時衝撃音が発
生しない等の効果がある。
第1図は本考案の1実施例の断面図、第2図は
その側面図、第3図はその可動鉄心のストローク
と吸引力特性図、第4図は従来例の断面図であ
る。 1……柱状可動鉄心、2……筒状固定鉄心、5
……コイルボビン、6……コイル。
その側面図、第3図はその可動鉄心のストローク
と吸引力特性図、第4図は従来例の断面図であ
る。 1……柱状可動鉄心、2……筒状固定鉄心、5
……コイルボビン、6……コイル。
Claims (1)
- 端面が軸に対して直角な柱状可動鉄心を有する
プランジヤ型ソレノイドにおいて、内径が該可動
鉄心とほゞ同径で且つ一端に向つて厚さが薄くな
るように形成された筒状固定鉄心を、その薄肉側
端部が電磁力による可動鉄心の移動方向と逆方向
になるように配置し、該筒状固定鉄心の外周面上
と、該筒状固定鉄心の薄肉側端部に連なり可動鉄
心の径にほぼ等しい径の周面上にコイルを巻回し
たことを特徴とするプランジヤ型ソレノイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4708686U JPH0322894Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4708686U JPH0322894Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62160515U JPS62160515U (ja) | 1987-10-13 |
JPH0322894Y2 true JPH0322894Y2 (ja) | 1991-05-20 |
Family
ID=30867353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4708686U Expired JPH0322894Y2 (ja) | 1986-04-01 | 1986-04-01 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0322894Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012199276A (ja) * | 2011-03-18 | 2012-10-18 | Mitsubishi Electric Corp | 電磁アクチュエータおよび開閉装置 |
JP5953546B2 (ja) * | 2011-12-05 | 2016-07-20 | 新電元メカトロニクス株式会社 | ソレノイド |
JP7079176B2 (ja) * | 2018-08-29 | 2022-06-01 | Kyb株式会社 | ソレノイドアクチュエータ及び電磁比例バルブ |
-
1986
- 1986-04-01 JP JP4708686U patent/JPH0322894Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62160515U (ja) | 1987-10-13 |
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