JPH03228854A - 色彩ガラス - Google Patents

色彩ガラス

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JPH03228854A
JPH03228854A JP2022973A JP2297390A JPH03228854A JP H03228854 A JPH03228854 A JP H03228854A JP 2022973 A JP2022973 A JP 2022973A JP 2297390 A JP2297390 A JP 2297390A JP H03228854 A JPH03228854 A JP H03228854A
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JP
Japan
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polarizing film
polarizing
holding base
pattern
base material
Prior art date
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Pending
Application number
JP2022973A
Other languages
English (en)
Inventor
Isato Miyagi
勇人 宮城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIYOUJIN SENI KK
Original Assignee
KIYOUJIN SENI KK
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Publication date
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Publication of JPH03228854A publication Critical patent/JPH03228854A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 くイ)産業上の利用分野 本発明は光の偏光により多彩な色調、模様が現出され、
建築用内装、外装材には極めて好適な色彩ガラスに関す
るものである9 (口〉従来技術 事務所ビルを初め店舗集合ヒル、ホテル等の建物は、従
来構造上の安全性とともに重装感が貴ばれ、且建築技術
面や建築材の機能的制約等から、これら建物類は鉄骨材
や鉄筋材等で予め構造概形を形成のうえセメントを注入
凝固させて、重厚な床スラブ、界壁、内外壁等を形成し
頑強な構造となしたるうえ、採光用ガラス窓の取付は及
び内外装仕上げとしてモルタルリジン吹付け、しっくい
、化粧合板或いはタイル等の貼合等により作成されてい
た。
他方近年に至っては土地の異常な高騰を背景に、土地の
有効利用や建物スペースの効率的利用が強く要望され、
加えて建築技術の革新及び建築材の改良とが相俟って新
規建物は高層化、超高層化、大型化が図られており、こ
れに伴いセメントの注入凝固による重厚な床スラブ、界
壁、内外壁等の形成か排除され、人造石材やアルミニュ
ーム材、ステンレス材或いはガラス材等の軽量強靭な建
築材で代替され、特にガラス材は採光性を高めるうえか
らその使用量が急激に増加している実情にある。
(ハ)発明が解決しようとする課題 然るにガラス材は採光性所謂透光性に優れる反面、これ
の多量使用によりH中における過度の光線透過に際して
の対策、及び内部プライバシー保護のための減光或いは
遮光設備が必然的に要求され、却ってこれらの設備に膨
大な費用か強いられる結果となっている。
これがため近時に至っては、ガラス材に光により可逆的
に着色させる所謂フォトクロミック機能や、光透過性或
いは光の反射を調整させる機能所謂選択吸収反射膜や反
射防止膜付ガラス材が積極的に採用されつつあるも、そ
の機能及び特に色調が画一的であるため専ら事務所ビル
等の外壁材や採用窓材としての使用であり、店舗やホテ
ル等接客用建物の内外装材や一最建物の内装材等では、
生活水準の向上に伴い消費者や勤労者等利用者の高級化
指向、個性化指向が強く、これがためガラス板に研削加
工で適宜模様を形成さぜな物、或いは多様に色彩加工を
施した所謂ステンドクラス等が一部で使用されているが
、価格的に極めて高価であって、実用性に乏しく未だこ
の分野に適合するガラス材が開発されていない実情にあ
る。
本発明はかかる問題に鑑みなされたものであって、本発
明は透明ガラス板或いは合成樹脂板の内側面若しくは外
側面Gこ偏光フィルムに挟着されるよう模様材を一体的
に接合させ、透光性を保持し且各個に異る多彩な色調及
び模様を現出させ、以って建物の内外装材として高級化
、個性化が発揮しえる色彩ガラスを安価に提供すること
にある9(ニ)課題を達成するための技術的手段上述の
技術的課題を達成するために本発明か用いた技術的手段
は、建築材として一般的に使用される透明なガラス板或
いは合成樹脂板を保持基材として用い、該保持基材の一
側面若しくは両側面に偏光性を有する偏光フィルム材を
貼合させ、而も透光性を有する合成樹脂フィルム若しく
はテープ或いは合成繊維を適宜形状、長さに裁断し、こ
れをランダムに且扁平状に積層形成させた模様材を実質
的に保持基材に貼合された2枚の開光フィルム材の間に
挟入させ、全体を一体的に接合させてなる構成の色彩ガ
ラスに存する。
(ホ)発明の作用 本発明の構成は、次のような作用を有する。即ち模様材
が透光性を有する合成樹脂フィルム若しくはテープ或い
は合成繊維を適宜形状、長さに裁断し、これをランダム
に且扁平状に積層形成されるものであって、合成樹脂フ
ィルムやテープ或いは合成繊維等は、その製造過程にお
ける強力付与のため延伸操作が施される結果、縦方向及
び横方向の配向性、結晶性に大きな差異か内在し、而も
これらは適宜形状、長さに裁断のうえランダム且扁平状
に積層形成されてなるから、裁断片各個は(5) 不定形方向に配され且厚さも複雑に変動した状態で積層
されており、面もかかる模様材が実質的に2枚の偏光フ
ィルム材の間に挟入されることにより、一方何からの入
射光が複屈折光として他方側に透過されるため、模様材
を形成する裁断片各個が多彩な干渉色を以っな模様とし
て現出される。
更に模様材及び2枚の偏光フィルム材は保持基材と一体
的に接合されてなるため、寸法安定性が向上し且保持基
材に破損が生じても偏光フィルム材の貼合によりその飛
散が予防され、而も直接日光の照射に際しても偏光フィ
ルム材の偏光作用で透過が抑制される。
(へ)実施例 以下に本発明実施例を図面に基づき詳細に説明すれば、
第一図は本発明の断面説明図であって保持基材(1)は
、−船釣な建築材として使用される透明なガラス板を初
め、耐候性や強靭性はもとより透明性に優れたアクリル
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂等の板
材から選択されるもので、該保持基材(1)の−側面に
は偏光フィ(6) ルム材(2)が適宜貼着剤により貼合されている。
この偏光フィルム材(2)は第二図に示すように耐候性
や強靭性は無論のこと透光性に優れるポリエステルフィ
ルム、ポリカーホネートフィルム、ポリアセテートフィ
ルム等からなるフィルム基材(2A)の−側面に偏光層
(2B)を塗着して形成され、例えば(商品名ニット−
偏光フィルムNPF)が挙げられる。そして保持基材(
1)と偏光フィルム:材(2)との貼合には、透光性を
阻害せず且相互が強固に貼着されるものが選択されるも
ので、通常はアクリル樹脂系接着剤か好都合である。そ
して他方の保持基材(1)゛に貼合されてなる偏光フィ
ルム材(2)°との間には模様材(3)か挟入されてな
るものであるか、この模様材(3)は一方何からの入射
光の屈折率を大きくし他方側に干渉色を以って模様を現
出させる必要上、第二図Aに示す如く透光性の良いポリ
塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエステル樹脂
、ポリアセテート樹脂等で形成されるフィルムやテープ
等が好適で、更にフィルムやテープは通常縮方向及び横
方向の軸方向に伸張され所要の厚さに形成されるが、本
発明に使用する場合には縮方向と横方向との伸張率の割
合が少なくとも 1:2以上の割合で伸張され一方向の
配向性及び結晶性が他方向に比べて大きく形成されるこ
とが望まれ、面もこのフィルム或いはテープを適宜形状
、長さに裁断した裁断片(3A)をランダムに且扁平状
に積層形成させ、屈折方向の多様化と積層の厚さや積層
に係る裁断片(3A)の傾斜角により、大きな屈折率を
創出せしめることが肝要であり、好ましくはその厚さが
50μm以下の薄いフィルムやテープを多層に積層させ
ることが好適である。
第三図Bには合成繊維による模様材(3)が示されてな
り、かかる模様材(3)の場合においても該模様材(3
)を形成する合成繊維の裁断片(3B)は、透光性の良
いポリ塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアクリ
ロニトリル樹脂、ポリエステル樹脂等の繊維素材が用い
られ、且繊維形状も扁平糸条や異径断面糸条か好適であ
る。
そしてランダムに積層されたこれら裁断片(3A)、(
3B)は透光性を有する貼着剤で相互に接合し扁平布状
に形成される。
而して模様材(3)を挟入し且2枚の偏光フィルム材(
2)(2)’ とともに、透光性を有する貼着剤例えば
アクリル樹脂貼着剤等で貼着することにより、保持基材
(1)(1)’ 、偏光フィルム材(2)(2)’及び
模様材(3)が一体的に接合され本発明品(4)が形成
されることとなる。
第四図及び第五図は本発明の他の実施例における断面説
明図であって、第四図においては保持基材(1)の−側
面に偏光フィルム材(2)が貼合されてなり、保持基材
(1)の他側面には模様材(,3)が貼合され且該模様
材(3)の外側に偏光フィルム材(2)°が貼合され、
全体が一体的に接合されてなるもので、かかる構成も実
質的に2枚の偏光フィルム材(2N2)’の間に模様材
(3)か挟入されてなり、いづれの側面からも干渉色を
以っな模様が現出される。
更に第五図においては保持基材(1)の−側面に偏光フ
ィルム材(2)が貼合され、且この偏光フィ(9) ルム材(2)の外側に模様材(3)が貼合され而もその
外側に偏光フィルム(2)′が貼合され、全体が一体的
に接合されてなるもので実質的に2枚の偏光フィルム材
(2)(2)’の間に模様材(3)が挟入された構成で
あり、いづれの側面からも干渉色を以っな模様が現出さ
れるものである。
(ト)発明の効果 上述の如き構成を有する本発明は、以下の様な特有の効
果を発揮する。
保持基材が透明なガラス板若しくは合成樹脂板からなり
、且該保持基材とともに模様材が2枚の偏光フィルム材
の間に実質的に挟入され一体的に接合されてなるため、
適宜の形状に合せた切断加工が容易で且寸法精度も高く
施工性が極めて良く、而も入射光が複屈折光となり模様
材を形成する裁断片の形状や積層方向性及び積層状態に
伴って干渉色を以っなステ〉′ドグラス様の色調模様と
なって表れるため、装飾的価値感が非常に高まり、且現
出する色調模様も各個に異るため高級感や個性感か強く
発揮される。
(10) 更に本発明は偏光フィルム材により入射光が偏光される
ため透視性が阻害され、プライバシーの保護効果はもと
より室内の商品やインテリア材の日焼けも防止され、ま
た保持基材の破損に際してもその飛散や落下が防止され
るなめ安全性が高く、加えて多重に接合された複合構造
であるため防音効果が極めて高い等、建築用の内外装材
としては極めて特徴の多い色彩ガラスといえる9
【図面の簡単な説明】
第一図は本発明の断面説明図、第二図は偏光フィルム材
の断面説明図、第三図は模様材の説明図、第四図及び第
五図は他の実施例における断面説明図である。 符号の説明 1)(11 2N2) 2Δ) 2B) ・3) 3八)(38) 4) 保持基(・イ 偏光フィルノ、材 フィルム基材 1材光層 模様材 )、’t l(11片 本発明晶 1−ν  許  出  卯  )、 強靭縁)ffす・IJ業株J−(会11゜0す

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明なガラス板若しくは合成樹脂板からなる保持
    基材と、偏光性を有する2枚の偏光フィルム材、及び透
    光性を有する合成樹脂製フィルム、テープ若しくは合成
    繊維を適宜形状、長さに裁断のうえランダムに且扁平状
    に積層させてなる模様材とからなり、保持基材の内側面
    に偏光フィルム材が貼合され、且対向する相互の偏光フ
    ィルム材の間に模様材が挟入されたうえ全体が一体的に
    接合されてなることを特徴とする色彩ガラス。
  2. (2)保持基材の両側面に偏光フィルム材が貼合され、
    且一方側の保持基材と偏光フィルム材との間に模様材が
    挟入接合されてなる、特許請求の範囲第1項記載の色彩
    ガラス。
  3. (3)保持基材の一側面に2枚の偏光フィルムが貼合さ
    れ、且2枚の偏光フィルムの間に模様材が挟入接合され
    てなる、特許請求の範囲第1項記載の色彩ガラス。
JP2022973A 1990-02-01 1990-02-01 色彩ガラス Pending JPH03228854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0734852A2 (en) * 1995-03-28 1996-10-02 Central Glass Company, Limited Glass arrangement
JP2022076979A (ja) * 2020-11-10 2022-05-20 科展材料科技股▲フン▼有限公司 複合材シェル及びその製造方法

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