JPH03228739A - Mr撮像法 - Google Patents

Mr撮像法

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Publication number
JPH03228739A
JPH03228739A JP2023232A JP2323290A JPH03228739A JP H03228739 A JPH03228739 A JP H03228739A JP 2023232 A JP2023232 A JP 2023232A JP 2323290 A JP2323290 A JP 2323290A JP H03228739 A JPH03228739 A JP H03228739A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
pulses
phase
magnetic field
imaging sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2023232A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoto Iijima
直人 飯島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP2023232A priority Critical patent/JPH03228739A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、核磁気共鳴を利用して撮像を行うMR撮像
法の改良に関する。
【従来の技術】
2次元フーリエ変換法に基づ<MR撮像法では、撮像被
写体が位相方向視野からはみ出して存在している場合に
は、はみ出した部分の画像が折り返して視野内の画像に
入り込んでくる問題があることが知られている。そこで
、従来より、位相方向にはみ出した部分の領域の磁化を
あらかじめ倒して信号が出なくなるようにしておいてか
ら通常のイメージングシーケンスを行うという、所謂ブ
リサチュレーションの手法も考えられている(たとえば
、Radiolody vol、166 No、1 (
1988) p、231を参照)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ブリサチュレートさせる領域は一般にか
なり大きなものとなるため、完全に磁化を消去すること
は難しい。また、プリサチュレートさせる領域は一般に
は視野の両側であって、そのため2つの90°パルスを
順次与える必要があり、そのためMR撮像のためのパル
スシーケンスのタイムチャート上の時間効率が低下する
という問題も生じる。 この発明は、簡単で且つ時間効率の低下も来さず、位相
方向折り返しを抑制することができる、MR撮像法を提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明によるMR撮像法で
は、位相方向の所望の領域の磁化を選択的に反転させる
180°選択励起パルスを与えた後行うイメージングシ
ーケンスと、上記の180°選択励起パルスを与えずに
行うイメージングシーケンスとを交互に繰り返し、各イ
メージングシーケンスで得たデータの実質的な差をとる
ことが特徴となっている。
【作  用】
イメージングシーケンスの前に、位相方向の所望の餠域
の磁化を選択的に反転させる180°選択励起パルスを
与えると、そのイメージングシーケンスで得た、選択励
起スライス面についての信号のうち、上記位相方向の所
望の領域からのものは信号の符号が反転することになる
。 これに対して、上記のような180°選択励起パルスを
与えずに行うイメージングシーケンスでは、上記のよう
に特定の領域の信号の符号が反転するということは生じ
ない。 そこで、これらのシーケンスで得たデータの実質的な差
をとれば、上記の信号符号が反転した位相方向特定領域
からのデータのみが残り、他の領域からのデータは相互
に打ち消し合ってキャンセルされてしまう。 したがって、位相方向の視野外からのデータを抑圧でき
、画像の折り返し現象をなくすことができる。
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図はこの発明をグラジェントエコー法に
基づくイメージングシーケンスに適用した一実施例を示
すもので、この図に示すように、まず、期間1において
イメージング区間の前後にそれぞれ準備区間と時区間と
を設ける。イメージング区間では公知のグラジェントエ
コー法に基づくイメージングシーケンスが行われる。こ
のイメージングシーケンスの前方に設けられた準備区間
において、180°パルスを印加すると同時にY方向傾
斜磁場Gyパルスを加え、Y方向の所望の領域のみの磁
化を選択的に180°倒す。 後方に加えられた時区間は、つぎの期間2までの間に磁
化を回復させるためのものである。なお、ここでX方向
が周波数方向、Y方向が位相方向、Z方向がスライス選
択方向としており、傾斜磁場Gx、Gy、Gzはx、y
、zの各方向に磁場強度が傾斜している傾斜磁場である
。この期間1に続く期間2では、期間1と同じく、グラ
ジェントエコー法に基づくイメージングシーケンスを行
うイメージング区間と、その前方の準備区間と、その後
方の時区間とが設けられているが、準備区間において1
80°パルスを与えない点のみが期間1と異なるだけで
他はすべて期間1と同じパルスシーケンスとなっている
。 そして、この期間1.2のパルスシーケンスが交互に繰
り返される。期間1では、準備区間内の180°パルス
及びGyパルスにより、第2図のY方向特定領域Qのみ
の磁化が180°倒される。 そのため、Y方向の他の領域R,Sとは磁化の符号が反
転する。引続きイメージング区間で90”パルスとGz
パルスとが印加されることにより、Z方向に直角な特定
のスライス面Pのみが選択的に励起されてその面Pの磁
化が90°倒され、その後エコー信号が発生し、データ
収集される。このときGxパルス及びG、yパルスによ
りX方向の周波数コーディング及びY方向の位相コーデ
ィングが行われる。 これに対して、期間2では準備区間において180°パ
ルスが照射されないためY方向の各領域Q、R,Sでは
磁化の方向が同方向となっており、その後のイメージン
グ区間において上記と同様にグラジェントエコー法に基
づくイメージングシーケンスによりデータ収集される。 ここで、期間1において励起スライス面Pに関して得た
信号の位相関係は第4図のようになり、Y方向の180
°パルスで選択励起された領域Qのみがその両側の領域
R,Sに対して信号の符号が逆になっている。他方、期
間2において励起スライス面Pに関して得た信号の位相
関係は第5図のようになっており、Y方向の全ての領域
Q、R。 Sとも信号位相は同じである。そこで、期間1で収集さ
れたデータと期間2で収集されたデータとを減算処理す
れば、位相方向の特定領域Qのデータのみが残ることに
なり、他の領域R,Sのデータは相互に打ち消し合い、
キャンセルされてしまうことになる。したがって、この
ような減算処理を行った後、2次元フーリエ変換を行え
ば、位相方向の特定領域Qから−の信号のみを用いて画
像再構成ができ、被写体が撮像視野から位相方向ではみ
出した部分からの信号により画像に折り返し現象が生じ
ることを防止できる。 なお、2次元フーリエ変換は線形演算であるから、この
減算処理はフーリエ変換する以前の生データ空間におい
ても、フーリエ変換した後の画像空間においても同様に
実行することが可能である。 MR装置のハードウェア構成によっては生データまたは
画像の減算処理機能を持たないものもあるが、そのよう
な場合でも通常は画像の加算処理機能は備えているので
、その加算機能を利用することによって、実質的に、期
間1で収集した生データまたは画像と期間2で収集した
生データまたは画像との間の差をとることができる。す
なわち、期間2において、受信回路(位相検波回路)の
参照信号の位相を180°ずらすか、あるいは期間2に
おけるスライス選択用90°パルスの位相を180°ず
らす。すると、期間2において選択励起されるスライス
面Pにおける信号位相は第6図に示すように第5図と逆
になり、これと、第4図に示すような期間1で収集した
データとの加算を行なえば、領域Qの信号のみを残すよ
うな実質的な差し引き演算を行うことができる。 上記の第1図で示したパルスシーケンスにおいて、期間
2の準備区間では180°パルスは発生しないが、Gy
パルスは期間1の準備区間と同様に印加するようにして
いるが、このGyパルスは理論的には不要なものである
。しかし、実際のMR装置の機器構成において期間1と
なるべく同じ条件でデータ収集した方が望ましいという
実際上の理由から加えたものである。 さらに、上記では期間1.2のイメージング区間でのイ
メージングシーケンスとしてグラジエン1−エコー法に
基づくものを採用しているが、たとえばスピンエコー法
などの他のイメージングシーケンスを採用することもで
きるし、また、マルチスライス法によるイメージングシ
ーケンスを行って複数枚のスライス面についての画像を
同時に得ることもできる。
【発明の効果】
この発明のMR撮像法によれば、前方に180°選択励
起パルスを有するイメージングシーケンスと、これを持
たないイメージングシーケンスとを交互に繰り返すとい
う簡単な方法で、位相方向の視野外からの信号を抑圧し
、画像の折り返し現象をなくすことができる。また、実
質的に撮像時間を延長させたり、時間効率を悪くするこ
ともない。すなわち、上記のように2つのシーケンスを
交互に繰り返すことが必要であるが、もともとMR撮像
する場合には画像の加算をしてS/N比を高めることが
多く、この場合も180°選択励起パルスで選択された
領域については単なる加算が行われたことになり、実質
的に撮像時間の延長にはならないからである。また、1
80°選択励起パルスを与える時間だけしか余計な時間
をとらないため、時間効率も低下しない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかるパルスシーケンス
を示すタイムチャート、第2図及び第3図は第1図の期
間1.2での磁化の様子をそれぞれ示す模式図、第4図
及び第5図は第1図の期間1.2でそれぞれ得られた画
像における位相関係を各々示す模式図、第6図は変形例
の期間2で得られた画像における位相関係を示す模式図
である。 RF・・・高周波信号、Gz・・・Z方向傾斜磁場、G
x・・・X方向傾斜磁場、Gy・・・Y方向傾斜磁場、
P・・・励起スライス面、Q・・・位相方向の所望領域
、R2S・・・領域Qの位相方向両側の領域。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)位相方向の所望の領域の磁化を選択的に反転させ
    る180゜選択励起パルスを与えた後行うイメージング
    シーケンスと、上記の180゜選択励起パルスを与えず
    に行うイメージングシーケンスとを交互に繰り返し、各
    イメージングシーケンスで得たデータの実質的な差をと
    ることを特徴とするMR撮像法。
JP2023232A 1990-01-31 1990-01-31 Mr撮像法 Pending JPH03228739A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023232A JPH03228739A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 Mr撮像法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023232A JPH03228739A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 Mr撮像法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03228739A true JPH03228739A (ja) 1991-10-09

Family

ID=12104875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2023232A Pending JPH03228739A (ja) 1990-01-31 1990-01-31 Mr撮像法

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JP (1) JPH03228739A (ja)

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