JPH042251B2 - - Google Patents

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JPH042251B2
JPH042251B2 JP58118793A JP11879383A JPH042251B2 JP H042251 B2 JPH042251 B2 JP H042251B2 JP 58118793 A JP58118793 A JP 58118793A JP 11879383 A JP11879383 A JP 11879383A JP H042251 B2 JPH042251 B2 JP H042251B2
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JP
Japan
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magnetic field
gradient magnetic
spin
fourier transform
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JP58118793A
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JPS6012043A (ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この発明は、核磁気共鳴を利用して患者身体内
部の画像を構成するNMR映像法に関し、特にス
ピンワープ法を用いた二次元フーリエ変換法の改
善に関する。
(ロ) 従来技術 従来より、NMR映像法として投影復元法等の
種々の方法が知られているが、そのうちでスピン
ワープ法を用いた二次元フーリエ変換法は、磁場
の変動による影響が少ないなどの利点を有するも
のとして知られている。
しかし、従来のスピンワープ法による二次元フ
ーリエ変換法では、全てのデータを収集した後で
なければ画像再構成演算できないため、患者の診
断能率が悪いという欠点がある。
(ハ) 目的 この発明は、データの収集の途中でも画像再生
を可能にし、診断能率を向上させたスピンワープ
法による二次元フーリエ変換法を提供することを
目的とする。
(ニ) 構成 この発明によれば、スピンワープ法において位
相エンコーデイング量を決定する傾斜磁場強度を
零から徐々に順次増加してその各々についてデー
タを採取し、データ採取の途中においてその時ま
でに得られるデータの低周波成分から二次元フー
リエ変換法によつて画像再生を行なう。
(ホ) 実施例 第1図にパルスシーケンスを示す。この図に示
すように、まず期間T1においてZ軸方向の傾斜
磁場+GZを加えながら90゜ラジオ波パルスを加え
る。すると、Z軸に直交するX−Y平面に近い、
狭いスライス内のスピンが選択的に励起される。
つぎに期間T2の間に互いに直交する3つの平面
に傾斜磁場GX、GY、GZを与える。この期間に
加える傾斜磁場−GZは、期間T1の間に加えられ
た傾斜磁場+GZにより乱されたスライス内のス
ピンの位相を再びそろえるためのものである。傾
斜磁場−GXは、つぎの期間T3で傾斜磁場+GX
を加えながら行なわれる信号読み取りの前段階と
してX方向に沿うスピンの位相をばらばらにする
ためである。期間T3における傾斜磁場+GXはス
ピンの位相を再びそろえ、暫く後にスピンエコー
信号を発生させる。スピンエコー信号は図に示す
ようなタイミングでA/D変換されることによつ
て読み取られる。このスピンエコー信号のフーリ
エ変換は、スライス内のX軸方向のスピン密度の
一次元投影となる。
時間T2で加える傾斜磁場GYは、スピンの縦軸
方向に既知量のねじれあるいはゆがみ(warp)
を与えるためである。この操作によりX軸方向に
投影される前に位相が変化する。この傾斜磁場
GYの大きさを1回毎に変えながら、上記の一連
の操作をN回繰り返し、N個のスピンエコー信号
を得る。この発明によれば、この位相エンコーデ
イング用傾斜磁場GYの積分値の絶対値が、第2
図に示すように零から順次増加していくようにし
ている。こうして第3図に示すように1回毎に位
相エンコーデイング量が順次増加していくN個の
スピンエコー信号のデータがつぎつぎに得られ
る。このN個のスピンエコー信号のフーリエ変換
により得られるX軸方向のスピン密度をN方向に
再びフーリエ変換すればY軸方向のスピン密度分
布が求められ、X−Y平面におけるスピン密度の
二次元分布画像が得られるのであるが、この発明
によれば、N個のデータが全て収集される前で
も、任意の時点までのデータだけで、上記のよう
に位相エンコーデイング量が順次増加しているの
で、その時点までのデータの低周波成分を用いる
ことにより、低分解能ではあるが画像再生が可能
となる。
第4図は回路構成のブロツク図を示し、この図
に示すようにスピンエコー信号はまずA/D変換
器11によつて第1図のタイミングで読み取ら
れ、データ記憶装置12に記憶される。そして位
相エンコーデイング量を決定する傾斜磁場GYの
強度を順次増加して行なつていくデータ収集が全
て終了する前の任意の時点でも画像再生指示回路
13から制御信号が発せられると、それまでにデ
ータ記憶装置12に蓄えられていたデータが読み
出されて高速フーリエ変換処理回路14により二
次元フーリエ変換が行なわれ、再生された画像が
画像記憶装置15に記憶され、表示装置16によ
つて表示される。
(ヘ) 効果 この発明によれば、データ収集の途中でも、最
終画像に比して低分解能ではあるが画像再生可能
であり、す早い診断ができる。また、途中で画像
が得られるため、患者の動きがあつて良好な画像
が得られないなどの判断を早い段階で下すことが
できる。さらに患者が動く前までのデータから正
しい画像を得ることができる。このようにデータ
収集の途中でも画像が得られるため診断処理能率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
図面は全てこの発明の一実施例を表わすもの
で、第1図はパルスシーケンスを表わすタイムチ
ヤート、第2図は傾斜磁場GYの積分値のタイム
チヤート、第3図はデータマツプ図、第4図は回
路を表わすブロツク図である。 11……A/D変換器、12……データ記憶装
置、13……画像再生指示回路、14……高速フ
ーリエ変換処理回路、15……画像記憶装置、1
6……表示装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スライス全体を投影する一直線に対して直角
    な方向に強度が変化している傾斜磁場の強度を変
    えてスピンワープ法によりこの方向の位置の位相
    エンコーデイングを行ない、傾斜磁場の強度の
    各々につきスピンエコー信号に関するデータを得
    て、このデータを二次元フーリエ変換することに
    より上記スライスにおけるスピン密度の二次元分
    布画像を再生するNMR映像法において、上記位
    相エンコーデイング量を決定する傾斜磁場強度を
    零から徐々に順次増大させてその各々についてデ
    ータを採取するとともに、データ採取途中におい
    てその時点までに得られるデータの低周波成分か
    ら二次元フーリエ変換法によつて画像再生を行な
    うことを特徴とするNMR映像法。
JP58118793A 1983-06-30 1983-06-30 Nmr映像法 Granted JPS6012043A (ja)

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JP58118793A JPS6012043A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 Nmr映像法

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JP58118793A JPS6012043A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 Nmr映像法

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Publication Number Publication Date
JPS6012043A JPS6012043A (ja) 1985-01-22
JPH042251B2 true JPH042251B2 (ja) 1992-01-17

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ID=14745239

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JP58118793A Granted JPS6012043A (ja) 1983-06-30 1983-06-30 Nmr映像法

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Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4706026A (en) * 1985-08-16 1987-11-10 General Electric Company Method for reducing image artifacts due to periodic signal variations in NMR imaging
US4663591A (en) * 1985-08-16 1987-05-05 General Electric Company Method for reducing image artifacts due to periodic signal variations in NMR imaging
JP2679029B2 (ja) * 1986-03-31 1997-11-19 株式会社島津製作所 Nmrイメージング法
JPS62261345A (ja) * 1986-05-08 1987-11-13 株式会社日立メディコ Mri装置
JP2960419B2 (ja) * 1988-08-10 1999-10-06 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング方法
JP2988487B2 (ja) * 1989-04-07 1999-12-13 株式会社東芝 磁気共鳴イメージング装置

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JPS6012043A (ja) 1985-01-22

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