JPH0382446A - Mr撮像法 - Google Patents

Mr撮像法

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Publication number
JPH0382446A
JPH0382446A JP1219925A JP21992589A JPH0382446A JP H0382446 A JPH0382446 A JP H0382446A JP 1219925 A JP1219925 A JP 1219925A JP 21992589 A JP21992589 A JP 21992589A JP H0382446 A JPH0382446 A JP H0382446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blood flow
picture
pulse
pulses
sequence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1219925A
Other languages
English (en)
Inventor
Naojiro Nishimura
西村 直二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP1219925A priority Critical patent/JPH0382446A/ja
Publication of JPH0382446A publication Critical patent/JPH0382446A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、核磁気共鳴を利用した撮像法に関し、とく
にMR血管撮像法(MRアンギオシーケンス〉の改良に
関する。
【従来の技術] 従来より、MR撮像法において血管部分の像のみを撮像
する方法が知られている。このMRアンギオシーケンス
は第3図に示すように、血流部分もそれ以外の静止部分
も位相を揃えてエコー信号を得るシーケンス(これをリ
フェイズ+Rephaseシーケンスと呼ぶ)と、血流
部分のみ位相を乱してエコー信号を得るシーケンス(こ
れをデイフェイズ: Dephaseシーケンスと呼ぶ
)とを順次行うものである。 ここで、フィールドエコー法を採用し、X−Y平面に平
行なスライス面を選択励起するものとし、X方向を読み
出し傾斜磁場の方向及び周波数エンコード方向、Y方向
を位相エンコード方向として説明する。すなわち、磁場
強度がZ方向に傾斜している傾斜磁場Gzのパルスがス
ライス面選択励起用に使われ、磁場強度がX方向に傾斜
している傾斜磁場Gxパルスが磁場の反転による読み出
し用とX方向の位置情報の周波数エンコードのためとに
使われ、磁場強度がY方向に傾斜している傾斜磁場Gy
パルスがY方向の位置情報を位相エンコードするために
使われる。 まずリフェイズシーケンスにおいて、90’パルス11
をGzパルス31とともに印加し特定のスライス面を選
択励起する。直後にGzパルス32を加えて位相の乱れ
を補正する。その後位相工ンコード用のGyパルス61
を加え、さらにその後に読み出し用及び周波数エンコー
ド用の、反転するGxパルス51.52を加える。Gx
パルス51と同量のGxパルス52が加えられた時点で
エコー信号21が発生する。このGxパルス51を印加
する直前に反転するGxパルス41.42が加えられる
。このGxパルス41.42は極性のみ異なり、それぞ
れGxパルス51と同量のものとなっている。このGx
パルス41.42は血流部分の位相を揃えるためのもの
(リフェイズパルス)である。すなわち、まず正のGx
パルス41によって乱された位相はその後の負のGxパ
ルス42により元に戻されるが、血流などのX方向に移
動している部分では同量の磁場が印加されるわけではな
いので、位相の乱れが残る。他方、GXパルス51とG
xパルス52との間でも同様にX方向に移動している部
分については位相の乱れが残ることになる。ところがG
xパルス41.42は正、負の順で、Gxパルス51.
52は負、正の順で加えられるため、位相の残る極圧が
反対となってこれらの間の残留位相乱れ同士が相殺し合
って血流部分の位相も揃えられることになる。 ディフェイズシーケンスにおいても同様で、90°パル
ス12をGzパルス33とともに印加し特定のスライス
面を選択励起し、直後にGzパルス34を加えて位相の
乱れを補正する。その後位相エンコード用のQyパルス
62を加え、さらにその後に読み出し用及び周波数エン
コード用の、反転するGxパルス53.54を加える。 Gxパルス53と同量のGxパルス54が加えられた時
点でエコー信号22力r発生する。このGxパルス53
を印加する直前に反転するGxパルス43.44が加え
られる。このGxパルス43.44は極性のみ異なり、
互いに同量のものとなっている。 このGxパルス43.44は血流部分の位相を乱すため
のもの(デイフェイズパルス)で、Gxパルス53.5
4と同様に負、正の順序で加えられており、且つその量
もGxパルス53と同じにはなっていない。そのためX
方向に移動している部分については同じ量だけ作用する
ことはなく、またGxパルス43.44での残留位相乱
れと、GXパルス53.54での残留位相乱れは相互に
加算されてしまい、その結果、血流部分のみ位相が乱さ
れることになる。 そのため、リフェイズシーケンスのエコー信号21から
得たデータより第4図Aで示すような静止部画像71と
血流部画像72とが鮮明に写っているMR両画像得られ
、ディフェイズシーケンスのエコー信号22から得たデ
ータより第4図Bで示すような静止部画@71のみより
なるMR両画像得られる。そこで、これらの画像間で差
引演算を行うことにより第4図Cに示すような血流部の
画像72が写っている画像を得ることができる。 【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記のような従来のアンギオシーケンス
では、ディフェイズシーケンスにおいてデイフェイズパ
ルスにより血流部分の位相を乱しても、血流部分からの
信号値を完全にOにすることができない。その完全には
Oになっていない血流部分からの信号は、位相を乱すた
めのデイフェイズパルスによって周波数がずれた状態に
なり、これにより、静止部分のみの画像を表すはずの第
4図Bに、血流部分からの信号によるゴースト73が現
れる。そのため、第4図Cの血流部分の画像72のみを
表すはずの画像にゴースト73が残り、血流部分の画@
72を不鮮明にしてしまうという問題があった。これは
FOV以外の領域から流入する血流部分については完全
に位相を乱すことができず、その血流部分の信号が残っ
てゴーストなるからである。 この発明は、ゴーストを軽減し、血流のみを鮮明に表す
MR両画像得ることができるよう改善したMR撮像法を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】 上記目的を達成するため、この発明によれば、リフェイ
ズシーケンスとディフェイズシーケンスとを有するMR
撮像法において、ディフェイズシーケンス時にまず先に
画像領域以外の領域について90”パルスで選択的に励
起することを特徴とする特
【作  用】
ディフェイズシーケンス時にまず先にFOV(Fiel
d of View:画像領域)以外の領域について9
0゛パルスで選択的に励起すると、FOV以外の領域の
スピンが90”に倒され、縦磁化成分がOになる。 ソノ直後、FOVについて90°パルスにより選択的に
励起する。すると、FOV以外の領域からFOVに流入
する血流については上記のように縦磁化成分がOになり
回復していないうちに再び90°パルスで励起されるこ
とになるため、信号発生することがない。 そのため、ディフェイズシーケンスにおいて血流部分の
位相を乱すだけでは完全には無信号化できないことを補
うことができる。すなわち、FOVに流入する血流量が
多い場合には非常に効果的で、たとえば100%の血流
について縦磁fヒ成分がOにされているとすれば血流部
分からは信号はまったく生じないことになる。50%が
流入するとすれば、最初からFOVに存在していた50
%の血流のみがゴーストの原因となるため、ゴーストが
量的に軽減されることになる。
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。この実施例は、この発明を第3図の従来例に
適用したもので、第3図に対して、ディフェイズシーケ
ンスにおいて90’パルス12の印加に先立つ時点で、
励起用の付加パルス13.14と、それらと同時に印加
するGzパルス35.37及びGzパルス36.38を
追加した点のみが異なっており、他は第3図と同様であ
るから同じ部分については重複した説明はしない。 この実施例において、付加パルス13.14はスピンを
90’倒すためのもので、Gzパルス35.37と同時
に加えることにより、90°パルス12とGzパルス3
3によって選択励起されるスライス面の両側の領域を順
次選択的に励起することができる。 したがって、これらスライス面の両側の領域からスライ
ス面に流入する血流があるとすると、この血流は90”
パルス12で励起する直前の付加パルス13または14
で90’に倒され縦磁化成分がOの状態とされているこ
とになる。その結果、この流入した血流によってはエコ
ー信号が生じない。すなわち、エコー信号を生じ、デイ
フェイズパルス43.44によって位相が乱される血流
は、゛この流入した血流でなく、以前からスライス面に
存在した血流であることになる。そのため、デイフェイ
ズパルス43.44により血流部分からの信号値を完全
にはOにできなくても、その信号を生じる血流の量を大
幅に減少させることができ、ディフェイズシーケンスに
おいて、第2図Bのようにゴーストのない、静止部分の
画像71のみを有する画像を得ることができる。 そこで、リフェイズシーケンスで得た、第2図Aに示す
静止部分の画像71と血流部分の画像72とを有する画
像から、上記の第2図Bのデイフェイズ画像を差引演算
することによって第2図Cに示すような、血流部分の画
像72のみを表す画像を得ることができる。 なお、上記の実施例では、FOV以外の領域として、ス
ライス面に対してX方向に隣接する2つの領域を付加パ
ルス13.14でそれぞれ励起したが、FOVにX方向
あるいはY方向に隣接する領域を励起することもできる
。この場合、付加パルス13.14とともに加える、そ
の隣接する領域を選択的に励起するため傾斜磁場パルス
として、上記のGzパルス35.37の代わりにGxパ
ルスあるいはGyパルスを加える。こうすると、それら
選択励起されたFOV以外の領域から流入する血流によ
る信号発生が抑えられる。 また、上記ではフィールドエコー法を例示しているが、
スピンエコー法を基礎としたMRアンギオシーケンスに
も同様に適用できることはもちろんである。
【発明の効果】
この発明の71撮像法によれば、デイフェイズ画像にお
ける血流部分のゴーストを軽減でき、リフェイズ画像か
らデイフェイズ画像を差引演算することによって、ノイ
ズ成分のより軽減された血流画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例にかかるパルスシーケンス
を示すタイムチャート、第2図A、B。 Cは上記実施例で得られる各画像を表す図、第3図は従
来例のパルスシーケンスを示すタイムチャート、第4図
A、B、Cは上記従来例で得られる各画像を表す図であ
る。 11.12・・・90”パルス、13.14・・・付加
パルス、21.22・・・エコー信号、31.33・・
・スライス面を選択的に励起するための傾斜磁場パルス
、35.37・・・FOV以外の領域のみ選択的に励起
するための傾斜磁場パルス、41.42・・・リフェイ
ズ用傾斜磁場パルス、43.44・・・デイフェイズ用
傾斜磁場パルス、51.52.53.54・・・読み出
し用及び周波数エンコード用傾斜磁場パルス、61.6
2・・・位相エンコード用傾斜磁場パルス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)リフェイズシーケンスとディフェイズシーケンス
    とを有するMR撮像法において、デイフエイズシーケン
    ス時にまず先に画像領域以外の領域について90°パル
    スで選択的に励起することを特徴とするMR撮像法。
JP1219925A 1989-08-25 1989-08-25 Mr撮像法 Pending JPH0382446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1219925A JPH0382446A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 Mr撮像法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1219925A JPH0382446A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 Mr撮像法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0382446A true JPH0382446A (ja) 1991-04-08

Family

ID=16743169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1219925A Pending JPH0382446A (ja) 1989-08-25 1989-08-25 Mr撮像法

Country Status (1)

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JP (1) JPH0382446A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015504714A (ja) * 2011-12-23 2015-02-16 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ フローアーチファクトの抑制を伴うmr撮像

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015504714A (ja) * 2011-12-23 2015-02-16 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ フローアーチファクトの抑制を伴うmr撮像

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