JPH0295346A - Mr装置 - Google Patents

Mr装置

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JPH0295346A
JPH0295346A JP63247896A JP24789688A JPH0295346A JP H0295346 A JPH0295346 A JP H0295346A JP 63247896 A JP63247896 A JP 63247896A JP 24789688 A JP24789688 A JP 24789688A JP H0295346 A JPH0295346 A JP H0295346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
polarity
circuit
component
inverting
Prior art date
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Pending
Application number
JP63247896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunari Yamazaki
一成 山崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP63247896A priority Critical patent/JPH0295346A/ja
Publication of JPH0295346A publication Critical patent/JPH0295346A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、MRイメージング装置やMRスペクトロス
コピ装置などの核磁気共鳴を利用したMR装置に関する
【従来の技術】
M、R装置では、従来より、NMR,信号の一部を利用
して直流成分を算定したり、あるいは直流成分評価のた
めのブリ・シーケンスを行なって直流成分を評価したり
して、なんらかの手法で直流成分を検知することが行な
われている。MRイメージング装置ではこの検出された
直流成分を得られたNMR信号から減算し、その後フー
リエ変換を行なうことにより画像の直流成分ノイズを除
去するようにしている。
【発明が解決しようとする課M】
しかしながら、直流成分ノイズの発生原因は、NMR,
信号の検出回路系のゼロ調整ドリフトやデジタル空間フ
ィルタによる直流成分の変調等にあり、従来のいずれの
手法によっても検出誤差が発生し、直流成分ノイズを完
全に除去することを安定に行なうことは困難である。ま
た、M Rイメージング装置では、この直流成分ノイズ
は関心領域の中央に発生するため、この画像による診断
の信頼性を損なう原因になっている。 この発明は、データから完全に直流成分ノイズを除去す
るか、あるいは直流成分ノイズを最高周波数成分に変換
するとともに対信号比を減少させることができる、MR
装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明によるMR装置にお
いては、繰り返し時間で定義される単位シーケンスごと
に励起RFパルスの搬送波位相を交互に反転する手段と
、単位シーケンスごとに検出された信号の極性を上記の
位相反転に応じて単位シーケンスごとに交互に反転する
手段と、該極性反転後の信号を加算する手段とを備える
ことが特徴となっている。
【作  用】
励起RFパルスの搬送波位相を反転させると、それにと
もなってNMR信号の極性も反転する。 これに対して、直流成分はNMR信号検出回路系のドリ
フト等が主な原因で生じるので、これとは無“関係に同
極性となる。 そこで、励起RFパルスの搬送波位相を単位シーケンス
ごとに交互に反転させるとともに、それに応じて、検出
された信号(これには真のNMR信号と直流成分とが含
まれている)の極性も交互に反転させれば、真のNMR
信号のみが同極性となり、直流成分は反対極性となる。 その結果、これらを偶数個加算すれば、直流成分の完全
な除去が可能となる。 また、奇数個の加算では、直流成分は残るが、2個ずつ
で消去し最後の1つの信号に含まれていた直流成分だけ
であるから、対信号比は加算回数に比例して減少するこ
とになる。さらに、2次元フーリエ変換法により画像再
構成する場合は、位相エンコーディングごとにこの直流
成分の極性反転が起こり、そのため、フーリエ変換によ
って直流成分は最高周波数成分に変換されることになっ
て、再構成画像の一番外側になるので、画像診断に悪影
響を与えない。
【実 施 例】
つぎにこの発明をMRイメージング装置に適用した一実
施例について図面を参照しながら説明する。第1図にお
いて、波形発生回路11はスピンの磁化を所定角度α 
(0くα<180)だけ倒すようなAM変調波形を発生
し、これが切換器12により極性反転回路13を経であ
るいはこれを経ずに直接D/A変換回路14に送られ、
アナログ信号とされた後、AM変調回路15に送られる
。 これにより搬送波がAM変調され、α°パルスとなって
パワーアンプ16を経て送信コイル17に送られ、この
送信コイル17から人体等の被検体く図示しない)に照
射され、これを励起する。人体等の被検体で生じたNM
R信号(エコー信号)は受信コイル18によって受信さ
れ、検波回路19で検波され、その後ローパスフィルタ
20を経てA/D変換回路21によりデジタル信号に変
換される。この信号は切換器22により極性反転回路2
3を経であるいはこれを経ずに直接ホストコンピュータ
24に取り込まれ、加算処理、直流成分処理あるいは高
速フーリエ変換(FFT)等の処理を受ける。切換器1
2.22は、切換制御回路25によりラインシーケンス
(繰り返し時間TRで定義される単位シーケンス)ごと
にその奇・偶に応じて切換制御される。 ここではα゛パルス搬送波位相反転はAM変調波形の極
性反転によって行なうようにしている。 すなわち、AM変調波形の極性を反転しないときは第2
図Aに示すように搬送波の位相が反転していない(0°
位相の)AM変調信号が得られるが、AM変調波形の極
性を反転すると第2図Bのように搬送波の位相が180
°反転したAM変調信号が得られる。もちろん、AM変
調波形を反転させずに搬送波自体を位相シフターを用い
て反転させてもよいが、汎用の位相シフターが必要とな
る。 ここでは、極性反転だけなので、汎用の位相シフターを
用いない上記の構成によっている。 そこで、第3図に示すような一般的な2次元フーリエ変
換法によるフィールドエコーシーケンスを行なうことと
する。ここで示した1単位のシーケンスが繰り返し時間
TRごとに繰り返される。 1単位のシーケンスで1ラインのデータが得られるので
、ラインシーケンスと呼ぶこともある。この励起RFパ
ルスであるα°パルスの搬送波位相をラインシーケンス
ごとに奇数時にはO°位相、偶数時には180°位相と
反転させる。すると、スピンの縦磁化は第4図に示すよ
うに、奇数ライン時に0°位相搬送波のα°パルスによ
りX軸(+)に向けてα (図では右方向)だけ倒され
、偶数ライン時に180°位相搬送波のα”パルスによ
りX軸り−)に向けて−α (図では左方向)だけ倒さ
れる。一方受信コイルは固定されておりX軸方向から受
信するようになっているので、奇数ライン時と偶数ライ
ン時とではエコー信号の位相が180°反転して観測さ
れる。 池方、直流成分はNMR信号検出回路系のドリフト等が
主な原因で生じるので、このようなスピンの位相とは無
関係であり、奇数ライン、偶数ラインとも同じ極性とな
る。そこで、信号成分をS。 直流成分をDとすると、α°パルスの搬送波の位相反転
によりラインシーケンスごとにS+D、 −8+D。 S+T)、、−6+D、・・・のような信号がA/D変
換回路21より得られることになる。この信号は切換器
22及び極性反転回路23により、S+D、S−D、S
+D、S−D。 ・・・と変換されてホストコンピュータ24に送られる
。ホストコンピュータ24ではこれらのデータにNEX
加算処理が行なわれる。NEXとは同じ位相エンコーデ
ィング量での励起回数を表わし、加算処理は次頁の式■
で示される。この加算処理の結果、次頁の表1のような
データが得られ、NEXを偶数として偶数加算した場合
は直流成分は完全に消失し、NEXを奇数として奇数加
算した場合は直流成分は1/NEXに減少するとともに
、位相エンコーディングごとに極性が反転している。 そのため、偶数加算の場合はそのまま2次元フーリエ変
換して直流成分ノイズのない画像を得ることができる。 また、奇数加算の場合は各データからの (−1>”*  (D/NEX)    ■の減算とい
う直流成分処理を行なうことにより直流分をほぼ除去し
た@2次元フーリエ変換すると、この直流成分ノイズは
非常に小さいものになった上、位相エンコーディングご
とに極性が反転しているためフーリエ変換によって最も
高い周波数に変換され、画像上では関心領域の最も外側
に発生することになって診断の妨げとならない。 (mはライン番号、「lは位相エンコーディング番号)
表1 なお、上記では2次元フーリエ変換法によるフィールド
エコーシーケンスへ適用した場合について説明したが、
もちろんスピンエコーシーケンスへも適用できる。この
場合、90°パルスの搬送波位相を反転することになる
(180°パルスの搬送波位相は変えない)。また、2
次元フーリエ変換法だけでなく、3次元フーリエ変換法
への拡張も容易である。 さらに、加算回数を多く必要とするM Rスペクトロス
コピ等の1次元フーリエ変換法にも適用可能であり、加
算回数の多い分だけ効果が大きい。 このようにMRイメージング装置だけでなく、MRスペ
クトロスコピ装置にも適用できる。
【発明の効果】
この発明のMR装置によれば、直流成分ノイズを完全に
除去ができるか、あるいは残る場合でも加算回数に応じ
て対信号比を減少させることができる。そのため、MR
イメージング装置では、2次元フーリエ変換法の弱点で
ある直流成分ノイズを除去することができ、画像のノイ
ズを減少させて診断能力を高めることができる。とくに
、臨床においては信号のS/N比を高めるため信号の加
算回数を増すことがしばしば行なわれているが、加算回
数を増せば増すほどノイズ成分の少ない安定した画像が
得られる。しかも、画質改善のためにデジタルフィルタ
処理を行なう場合、直流成分ノイズがあるとかえってこ
の直流成分ノイズが強調されて関心領域の中央に発生す
る不都合があるものであるが、このように直流成分ノイ
ズを除去または非常に減少させることができるので、そ
の影響は少なく、もし発生したとしても関心領域の一番
外側となるため、画像診断に悪影響が及ぶことを心配す
ることなく自由に上記のデジタルフィルタ処理を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図A、
Bは搬送波の位相反転を説明するための波形図、第3図
はフィールドエコーシーケンスを示すタイムチャート、
第4図は励起時のスピンの動作を説明するための模式図
である。 11・・・波形発生回路、12.22・・・切換機、1
3.23・・・極性反転回路、14・・・D/A変換回
路、15・・・AM変調回路、16・・・パワーアンプ
、17・・・送信コイル、18・・・受信コイル、19
・・・検波回路、20・・・ローパスフィルタ、21・
・・A/D変換回路、24・・・ホストコンピュータ、
25・・・切換制御回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繰り返し時間で定義される単位シーケンスごとに
    励起RFパルスの搬送波位相を交互に反転する手段と、
    単位シーケンスごとに検出された信号の極性を上記の位
    相反転に応じて単位シーケンスごとに交互に反転する手
    段と、該極性反転後の信号を加算する手段とを備えるこ
    とを特徴とするMR装置。
JP63247896A 1988-09-30 1988-09-30 Mr装置 Pending JPH0295346A (ja)

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JP63247896A JPH0295346A (ja) 1988-09-30 1988-09-30 Mr装置

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