JPH03228271A - 情報再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報再生装置に関し、とくにＣＤ−ＲＯＭ。

ビデオディスクファイルなどの円盤状情報記憶媒体から
情報の再生を行なう装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の装置は、特開昭６３−９６７４２号公報に記載の
ようは、高速でピックアップを移動させる粗検索動作に
おいてその終了時にトラッキングエラー信号と再生信号
のエンベロープ信号との位相関係に応じて形成された制
動信号をピックアップの送りの制御手段に供給すること
により、粗検索動作終了時のオーバーランを小さくして
検索に要する時間の短縮を図ろうとしていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来の技術は、粗検索終了時の減速加速度でピック
アップ内の対物レンズ等の可動部が力を受けて振動する
ことくより光スポットとトラックとの相対速度が大きく
なり、粗検索終了後行なわれるトラッキング動作におい
て引き込みに時間がかかる点くついての配慮がされてい
なかっ九。

本発明の目的は、上記相対速度を制御することにより引
き込み時間を短縮することのできる情報再生装置を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明では、粗検索終了直前
のピックアップの制御において、粗検索制御系の制御信
号に光スポットと再生トラックとの相対速度からなる光
スポット相対速度以下を用い、光スポットの相対速度が
引き込み可能な速度範囲に入るようにピックアップの移
動速度を制御しながら、粗検索を終了させるようにした
。

〔作用〕

上記の制御により、粗検索の終了時には、ピックアップ
の移動速度は引き込み可能な速度範囲に入るように制御
されるため、粗検索終了後直ちに引き込みを行なうこと
が可能となり、ディスクの偏心などくよらず、常に短時
間で検索を終了させることが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の第１の実施例を、図を用いて説明する。

第１図は本発明の情報再生装置の第１実施例を示すブロ
ック図、第２図は本発明の第１実施例の信号の関係を示
す模式図である。なお、以下の実施例の説明においては
、情報再生装置のうち、本発明と直接の関係のない部分
についての説明は省略しである。

第１図において、ＲＦ倍信号ピックアップにより検出さ
れ九Ｒ？信号、トラッキングエラー信号はピックアップ
により検出されたトラッキングエラー信号である。ＲＦ
倍信号Ａ）はＡＭ検波回路１で検波されて信号のエンベ
ロープ信号（Ｂ）に変換されり後、コンパレータ（Ａ）
２ニ入力すれ、エンベロープ信号のレベルが所定の値よ
りも大きい時は、“Ｈ”レベル、それ以外の時には＠Ｌ
”レベルとなるディジタル信号（Ｃ）　Ｋ変換される。

一方、トラッキングエラーＱ））はコンパレータ（Ｂ）
２とＦ−Ｖｆ換器３に入力される。コンパレータ（Ｂ）
２はトラッキングエラー信号の）の極性によりその出力
レベルが変わり、正の時には＠Ｈ″レベル、負の時には
″″ＬＬルベルるディジタル信号（Ｅ）を出力する。ま
た？−■変換器３はトラッキングエラー信号（Ｄ）の周
波数に比例する電圧を出力する。ラッチ４はコンパレー
タ（Ｂ）２の出力の立ち上がりの時のコンパレータ（Ａ
）２の出力レベルをラッチして出力し続けるものであＩ
Ｊ％　Ｒ？傷信号（転）と、トラッキングエラー信号■
）との位相関係により、その出力は＠Ｈ＃レベルか、＠
Ｌ”レベルのいずれかをとるディジタル信号（Ｆ）とな
る、極性反転回路５はラッチ４の出力信号ＣＦ）に応じ
てＦ−Ｖ変換器３の出力信号をそのまま出力させるか、
あるいは反転した信号を出力させるためのものである。

切り替えスイッチ６はシステムコントローラ（図示して
いない）Ｋより制御され、粗検索終了直前の所定のタイ
ミングまでは粗検索系制御信号がアンプ７に入力され、
それ以降、粗検索が終了するまでに極性反転回路５の出
力がアンプ７に入力されるように信号の切り替えを行な
う、またスライダモータ８は、アンプ７の出力信号によ
って駆動され、ピックアップが取り付けられているスラ
イダを移動させる。

本発明の情報再生装置１において粗検索が行なわれると
、まずシステムコントローラによって切り替えスイッチ
６が制御されて、粗検索系制御信号がアンプ７に入力さ
れる。その結果、スライダモータ８が駆動されてピック
アップが移動を開始する。所定の距離、ピックアップが
移動したとシステムコントローラが判断すると、システ
ムコントローラに切り替えスイッチ制御信号を変化させ
てアンプ７に極性反転回路５の出力が入力されるように
する。

このときＡＭ検波回路１に入力されるＲＦ信信号線第２
図に示すように光スポットがトラックを横断する毎にそ
のエンベロープの振幅が変動する信号となるため、これ
をＡＭ検波すると、トラックの位置に対応して電圧が変
化する信号ＣＢ）Ｋなる。

従ってこれをコンパレータ（Ａ）２で基準電圧との電圧
の比較を行ないディジタル信号に変換した信号（Ｃ）ｆ
ｌスポットがトラック上にある時１Ｈ”レベル、それ以
外の時には′″Ｌ”レベルをとるディジタル信号となる
。

いっぽう５スポツト法と呼ばれる既知の方法で検出され
たトラッキングエラー信号（Ｄ）も、光スポットがトラ
ックを横断する毎にその振幅が正弦波状く変化する信号
となる。従ってこのトラッキングエラー信号（Ｄ）をコ
ンパレータＢで基準電圧との電圧の比較を行ないディジ
タル信号に変換した信号（Ｅ）はトラッキングエラーの
レベルが基準電圧よりも大きい時には′″Ｈ”レベル、
それ以外の時には“Ｌ”レベルをとるディジタル信号と
なる。

ここで第２図に示すようは、図中矢印で示す向きにサー
チを行なった場合、そのサーチ方向により、ＲＦ倍信号
Ａ）とトラッキングエラー信号の）との位相は１８０度
変化する。従ってこれらの信号から得られたディジタル
信号（Ｃ）とディジタル信号（粉も位相が１８０［異な
ったものとなる。そのためラッチ回路４においてディジ
タル信号（ト））の立ち上がりでディジタル信号（Ｃ）
のレベルを保持させると、ラッチ回路４の出力はサーチ
方向に応じて＠Ｈ”レベル、あるいはＬ”レベルになる
。従ってラッチ回路出力信号ＰＫよってサーチ方向を判
別することができる。

またトラッキングエラー信号（Ｄ）はＦ−Ｖ変換回路３
にも入力されている。Ｆ−Ｖ変換回路３は入力信号の周
波数に比例した電圧を出力する回路であり、既知の技術
でかつその構成は本発明とは直接の関係はないため説明
は省略する。

Ｆ’−Ｖ変換回路３でトップ中ングエラー信号の）の周
波数に比例し九電圧に変換された信号は、ラッチ回路出
力Ｆと共に極性反転回路５に入力される。極性反転回路
５はラッチ回路４からの信号に応じて、Ｆ−ｖ変換回路
出力電圧の極性を反転させて出力するもので、周期の逆
数に比例するデエーティーのパルスに変換される。そこ
でＰＷＭ変換回路１０の出力を平滑回路１１で平滑化し
た信号ハトラッキングエラー信号の周波数に比例し九電
圧となる。そのため本実施例においても第１の実施例と
全く同様の機能を実現することができる。

また、本実施例はパルス周期測定回路９、ＰＷＭ変換回
路１０はディジタル回路で実現することができるため、
ディジタルＩＣの内部に内蔵することができ、回路の集
積化の点で有利であるという特徴をもつ。

なお、本発明においては、粗検索系制御信号と極性反転
回路出力信号とは切り替えスイッチ６を用いてきり換え
ているが、これは加算回路において加算比を制御する構
成にしてもよい。またブロック図における構成要素も実
施例に限るものではなく、同様の機能を有するものであ
れば良い。

〔発明の効果〕

本発明によれば粗検索の終了時の相対速度を引き込み可
能速度以下に安定して制御することができるため、引き
込みに要する時間を短縮することができ、粗検索Ｋｌ’
する時間を短縮することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示すブロック図、第２
図は本発明の第１の実施例の信号間の関係を示す信号の
概略図、第５図は本発明の第２の実施例を示すブロック
図、である。 １・・・ＡＭ検波回路、２・・・コンパレータ、３・・
・Ｆ−■変換回路、４・・・ラッチ回路、５・・・極性
反転回路、６・・・切り替えスイッチ、７・・ｉアンプ
、８・・・スライダモータ、９・・・パルス周期測定回
路、１０・・・ＰＷＭ変換回路、１１・・・平滑回路、
１２・・・減算回路。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、情報記録媒体上の目標トラック位置をピックアップ
   により先ず疎検索させ、その終了後、ピックアップをト
   ラッキング動作に引き込んで目標トラック位置に到達さ
   せる如くした情報再生装置において、 疎検索時において前記情報記録媒体とピックアップとの
   間の相対速度を前記ピックアップの出力信号から検出す
   る相対速度検出手段と、前記情報記録媒体とピックアッ
   プとの間の相対速度の目標値として前記のトラッキング
   動作に引き込み可能な速度を作成して出力する相対速度
   の目標値発生手段と、前記情報記録媒体とピックアップ
   との間の相対速度と前記相対速度の目標値との間の誤差
   出立を生成しこれが零となる方向で制御信号を作成し前
   記ピックアップの駆動手段に対し出力することにより該
   ピックアップの移動速度を制御する制御手段と、疎検索
   終了の所定時間前の所定タイミングにおいて、それまで
   前記ピックアップを情報記録媒体上で移動させていた前
   記駆動手段を、前記制御手段による移動速度制御に切り
   換える切換手段と、を具備したことを特徴とする情報再
   生装置。 ２、請求項１記載の情報再生装置において、相対速度検
   出手段は、ピックアップの信号再生位置が単位時間内に
   情報記録媒体上のトラックを横断する際に発生する信号
   のパルス数を計数して相対速度を検出し、相対速度に対
   応した信号を発生する手段から成ることを特徴とする情
   報再生装置。 ３、請求項１記載の情報再生装置において、相対速度検
   出手段は、ピックアップの信号再生位置が情報記録媒体
   上のトラックを横断する際に発生する信号のパルス周期
   を計測して相対速度を検出し、相対速度に対応した信号
   を発生する手段から成ることを特徴とする情報再生装置
   。 ４、請求項１記載の情報再生装置において、相対速度検
   出手段は、相対速度検出のための信号と記録されている
   情報を再生するための再生信号との位相差から相対速度
   の方向もあわせて検出する手段から成ることを特徴とす
   る情報再生装置。 ５、請求項１記載の情報再生装置において、目標相対速
   度発生手段は、現在のピックアップ位置と、目標のピッ
   クアップ位置の差から得られる移動距離をもとにして目
   標相対速度を発生する手段から成ることを特徴とする情
   報再生装置。 ６、請求項１記載の情報再生装置において、目標相対速
   度発生手段は、引き込み可能な相対速度以下の１つ以上
   の目標相対速度を発生する手段から成ることを特徴とす
   る情報再生装置。 ７、請求項１記載の情報再生装置において、制御手段は
   、相対速度が与えられている目標相対速度に近づくよう
   に、ピックアップを移動させるための制御信号を発生す
   る手段から成ることを特徴とする情報再生装置。 ８、請求項１記載の情報再生装置において、駆動手段は
   、主にピックアップを情報記憶媒体上の全体を移動させ
   、目的のトラックを含む特定の領域内にピックアップを
   移動するための粗動手段と、粗動手段により移動した情
   報記憶媒体上の特定の領域内の目的のトラックにピック
   アップを移動させるための微動手段からなることを特徴
   とする情報再生装置。９、請求項８記載の情報再生装置
   において、駆動手段のうちの粗動手段は、粗動動作の終
   了直前のピックアップの位置制御または位置および速度
   制御において該制御信号をもとにしてピックアップを移
   動させる手段から成ることを特徴とした情報再生装置。