JPH03228129A - 画面情報処理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 利用者がデイスプレィ装置と対話しながらプログラムを
作成する対話型プログラム作成システムなどの情報処理
システムにおいて９表示形態の異なる複数の画面を効率
的に編集１表示処理出来るようにした画面情報処理方式
に関し 表示形態の異なる画面の作成ごとに画面編集表示処理機
能を増設する必要をなくすことを目的とし 表示形態の異なる複数の画面について画面情報を構成す
る初期行情報および行情報をそれぞれ各画面共通の情報
部分と各画面に固有の情報部分とに分離し１画面情報構
造を規格化して管理するとともに共通の編集表示処理を
行うように構成した。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、利用者がデイスプレィ装置出対話しながらプ
ログラムを作成する対話型プログラム作成システムなど
の情報処理システムにおいて１表示形態の異なる複数の
画面を効率的に編集および表示処理出来るようにした画
面情報処理方式に関する。

表示形態の異なる複数の画面を有するシステムにおいて
、各画面ごとに別個の方法で編集５表示処理を行うと、
各画面ごとに異なる処理モジュールが必要になり、開発
工数の増加や利用者への提供の遅延が生しやすい。本発
明は１画面数の増加に対して処理モジュール数を増加さ
せることなく対応できる手段を提供する。

［従来の技術］ デイスプレィ装置と対話しながら簡易な方法で利用者の
処理画面の作成を可能にする対話型プログラム作成シス
テムでは、利用者により多様な形態の画面を編集１表示
しなければならない。

第５図に、従来の画面編集１表示処理の例を示す。図示
されている例は、対話型プログラム作成システムにより
画面作成を行っている例であり一覧画面１０より“メツ
セージ画面”を選択した場合の処理１１と、“作業域画
面”を選択した場合の処理１２を示す。

“メツセージ画面”作成処理１１では、メツセージ用画
面情報作成ルーチンｌｌａが用いられオブジェクト（処
理対象）のメツセージデータ１１ｂを取り込んでメツセ
ージ画面の初期行情報および行情報を作成し、メソセー
ジ画面用の初期行情報・行情報ファイルｌｌｃに格納す
る０次にメツセージ画面用画面表示ルーチンｌｉｄがフ
ァイルｌｌｃの情報に基づいて画面編集を行い、メツセ
ージ画面１３を出力する。

作業域画面作成処理１２でも、処理１１と同様にして１
作業域用画面情報作成ルーチン１２ａが作業域データ１
２ｂを取り込んで初期行情報および行情報を作業域画面
用の初期行情報・行情報ファイル１２ｃに格納し１作業
域画面用画面表示ルーチン１２ｄにより画面ｋＭ集して
作業域画面１４を出力する。

ここで初期行情報には１画面の水平方向における見出し
情報の桁位置やオブジェクト領域（処理対象領域）を指
定する情報が含まれ１行情報には行ごとの表示データや
カーソル位置を示すカーソル制御情報などが含まれる。

このように従来の方法では各々の画面ごとに初期行情報
及び行情報ファイルとデータを表示するための画面表示
ルーチンが存在する。そして個々に存在する初期行情報
１行情報はその画面を表示するために必要な情報しか持
っていす、いわば固有情報のみの集まりであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の画面情報を構成する初期行情報及び行情報は、あ
る１つの特定画面を表示するのに必要な情報だけを持っ
ていたため１表示形態の異なる画面が複数存在すれば、
それぞれの画面ごとに画面表示ルーチンが存在するとい
う問題があった。

本発明は１表示形態の異なる画面の作成ごとに画面編集
表示処理機能を増設する必要をなくすことを目的として
いる。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、対話型プログラム作成処理システムにおいて
２画面情報を構成する初期行情報と行情報とを、それぞ
れ画面形態ごとに共通の情報部分と画面形態に固有の情
報部分とに分けて画面情報構造を規格化し１画面編集表
示処理の共通化を可能にしたものである。

第１図は本発明の原理説明図である。

第１図において ｌは画面種別を選択するための一覧画面であり。

例として“メツセージ画面”と“作業画面”とが選択可
能に表示されている。これらの画面は表示形態が異なっ
ている。

２は画面編集・表示処理である。

３はメツセージ用画面情報作成ルーチンであり。

メソセージ画面用の画面情報を作成する０画面情報は初
期行情報と行情報からなり、それぞれ画面形態に依存し
ない共通情報部分と各画面に固有の情報部分とをもつ。

４は作業域用画面情報作成ルーチンであり、メツセージ
用画面情報作成ルーチン３の処理と同様に１作業域画面
用の画面情報を作成する。

５は初期行情報・行情報ファイルであり１画面情報作成
ルーチン３あるいは４のいずれかが作成した画面情報の
初期行情報と行情報とが格納される。

６は画面表示ルーチンであり、ファイル５に格納されて
いる画面情報の初期行情報と行情報とを読み出し、それ
に基づいてメンセージ画面用あるいは作業域用の画面の
画面編集を行う。

ファイル５に格納されている画面情報は規格化されたデ
ータ構造をもち、メツセージ画面用も作業域用も同しで
ある。また画面表示ルーチン６のロジックはメツセージ
画面と作業域画面の両方に対して共通に適用される。

７はメツセージ画面である。

８は作業域画面である。

〔作　用〕

第１図において、メツセージ用画面情報作成ルチン３と
作業域用画面情報作成ルーチン４はそれぞれメソセージ
画面と作業域画面という表示形態の異なる２つの画面に
ついて、共通のデータ構造をもった初期行情報および行
情報からなる画面情報を作成する。これらの画面情報は
、各画面に共通に必要とされる情報部分を共通情報とし
特定の画面でしか必要とされない情報部分は固有情報と
してもつ、そのためたとえば処理したい情報は９画面の
表示形態とは関係なくそれぞれの初期行情報の共通情報
部からアドレスを求めてアクセスすることができる。

このように画面編集表示処理は、異なる表示形態をもつ
複数の画面に対して共通化されるため画面表示ルーチン
の共通化が可能となる。

［実施例〕 第２図に１本発明の実施例として、対話型プログラム作
成システムの手続き定義画面に用いられる画面情報のデ
ータ構造を示す。第２図の（Ａ）は初期行情報のデータ
構造、第２図の（Ｂ）は行情報のデータ構造である。

第２図の（Ａ）において５初期行情報２１はサイズ不変
の初期行情報共通部２１ａと、サイズ可変のオブジェク
ト選択範囲情報２１ｂと、サイズ可変のパラメタ位置情
報２１ｃと、サイズ可変の初期行情報固有部２１ｄから
なっている。ここで２１ａないし２１ｃの情報が５本発
明にいう表示形態の異なる複数の画面に共通の情報部分
に相当し、２１ｄが９画面固有の情報部分に相当する。

次に第２図の（Ｂ）において３行情報２２はサイズ不変
のカーソル制？１’１部２２ａと、サイズ可変の行情報
共通部２２ｂと、サイズ可変の行情報固有部２２ｃから
なっている。

ここで２２ａおよび２２ｂが各画面に共通の情報部分に
相当し、２２Ｃが画面固有の情報部分に相当する。

なおオブジェクトは画面上で処理単位として指定される
領域のデータであり、たとえばオブジェクト単位で複写
や削除の処理が可能にされる。またパラメタはその中で
値を設定される種別ごとのデータをいう。

初期行情報共通部２１ａは、他の可変サイズの各情報２
１ｂ、２１ｃ、２１ｄ、２２ｂ、２２ｃの開始位置を、
それぞれ初期行情報の２１と行情報２２の先頭位置から
の相対位置で表わした情報ＸＹＺ、ＳＴを保持している
。

第３図は表示画面の具体例であり１第４図（ＡＬ　（Ｂ
）はこの表示画面に対応する画面情報の初期行情報と行
情報の各値を示したものである。

第３図の表示画面は利用者の処理画面を定義するための
手続き画面であり９項目名の欄が第１オブジェクト域、
チエツク条件の欄が第２オブジエクト域として１選択可
能にされている。またこの画面では３項目名１番号、チ
エツク条件、メツセージ番号がパラメタとして指定され
る。

図示されている画面の例は、従業員マスクの定義画面で
あり１項目名の「従業員番号」、「課コード」、「入社
年」は、従業員マスクの項目として設定されたものであ
る。

チエツク条件は、設定された各項目に入力されるデータ
（値）をチエツクする条件を指定するもので、たとえば
「従業員番号」のチエ’７り条件では５その値が５００
０００と９９９９９９の間の範囲にあることが正常条件
とされ、この範囲外に入力された場合にはメツセージ番
−ｑ１ｏｏｔで指定されるメツセージを出力することが
記述されている。

第４図（Ａ）の初期行１＃報では、初期行情報共通部が
、オブジェクト選択範囲情報、パラメタ位置情報、初期
行情報固有部４行情報共通部２行情報固有部、その他の
情報の各々について、メモリ上での格納領域の開始位置
と最終位置、あるいは開始位置のみが相対アドレスで指
定される（４バイトが当てられている）。

オブジェクト選択範囲情報では、第３図の第１オブジエ
クト域範囲と第２オブジエクト域範囲の各々の開始桁に
終了桁を指定している。

パラメタ位置情報では、第３図の項目名２番号正常条件
、メツセージ番号の各位置情報が指定される。

初期行情報固有部には、第３図の画面最上行の表示デー
タが設定される。

次に第４図（Ｂ）の行情報は、第３図の画面外に示す行
番号で指定される画面の各表示行ごとの表示データをも
つ。

各行の行情報は、カーソル位置を設定するカーソル制御
部と、処理データを設定する行情報共通部と、第３図の
画面最左欄の番号のようなデータを設定する行情報固有
部からなり、さらに行情報共通部は、第３図の第１オブ
ジエクト域内のデータを設定する第１オブジエクト域共
通部と、第２オブジエクト域共通部内のデータを設定す
る第２オブジエクト域共通部に分かれている。

このような構造の初期行情報と行情報により。

任意の表示形態をもつ画面を構成することができる。

本発明によれば１個々の画面ごとに画面表示ルーチンを
作成する必要がなく、多様な種別の画面を用いるソステ
ムでは、開発量が削減できることによる開発期間の短縮
と開発コストの低減とが可能となり、またシステム構成
が単純化されることにより保守も容易となる効果が得ら
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理説明図、第２図は本発明実施例に
よる画面情報のデータ構造説明図、第３図は表示画面の
具体例説明図、第４図は画面情報の具体例説明図、第５
図は従来の画面編集１表示処理例説明図である。 第１図中 ｌニー覧画面 ２：画面編集・表示処理 ３：メツセージ用画面情報作成ルーチン４；作業域用画
面情報作成ルーチン ５二初期行情報・行情報ファイル ６：画面表示ルーチン ７：メツセージ画面 ８：作業域画面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画面の編集に必要な画面情報を、画面の水平方向におけ
   る情報の位置あるいは情報の領域を規定する初期行情報
   と、行ごとの表示情報を与える行情報とにより構成する
   情報処理システムにおいて、表示形態の異なる複数の画
   面について上記画面情報を構成する初期行情報および行
   情報をそれぞれ各画面共通の情報部分と各画面に固有の
   情報部分とに分離し、画面情報のデータ構造を規格化し
   て管理するとともに共通の編集表示処理を行うことを特
   徴とする画面情報処理方式。