JP2001344230A - マルチメディア文書生成装置及び方法、及びこれらをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

マルチメディア文書生成装置及び方法、及びこれらをコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体

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JP2001344230A
JP2001344230A JP2000126878A JP2000126878A JP2001344230A JP 2001344230 A JP2001344230 A JP 2001344230A JP 2000126878 A JP2000126878 A JP 2000126878A JP 2000126878 A JP2000126878 A JP 2000126878A JP 2001344230 A JP2001344230 A JP 2001344230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチメディアプレゼンテーションを、内容
を記述した文書(論理文書)と、スタイル情報を記述し
たテンプレートから生成する際に、従来の方法では、プ
レゼンテーションの構造が論理文書の構造から決定する
か、テンプレートを記述するのに手続き型プログラミン
グの知識が必要であった。 【解決手段】 テンプレートの記述形式を、プレゼンテ
ーションの方法を指定するスタイルと、スタイルと論理
文書の対応づけを設定する対応ルールに分離し、それぞ
れを個別に編集する仕組みであるスタイル編集手段、対
応ルール編集手段と、ユーザこれらの編集手段によって
作成したスタイルと対応ルールから、プレゼンテーショ
ンを生成する生成手段からなるマルチメディアプレゼン
テーション生成システムを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造化された文書
から、マルチメディアプレゼンテーションを自動生成す
るマルチメディア文書生成装置、文書生成方法、および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録
した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】画像・音声・映像を駆使したマルチメデ
ィアプレゼンテーションは、テキスト主体のプレゼンテ
ーションと比較すると、より分かりやすく魅力的な情報
表示を可能とする。しかし、マルチメディアプレゼンテ
ーションを作成するためには、画像・音声・映像などの
モノメディアを作成し、さらにプレゼンテーション全体
のレイアウトや配色を行う必要があるため、ある程度の
美術的才能が必要とされる。プレゼンテーションの内容
を作成するユーザは必ずしもそのような才能を持たない
ため、マルチメディアプレゼンテーションを作成が困難
である。この問題に対処するため、多くのマルチメディ
ア文書作成装置(オーサリングツール)はテンプレートと
呼ばれる概念を用いて、美術的才能が必要とされる「見
栄え」に関する情報素を雛形として事前に用意すること
により、ユーザのプレゼンテーション作成を簡易化して
いる。
【0003】テンプレートによる編集は、マルチメディ
アプレゼンテーションを、プレゼンテーションの見栄え
に関する情報と、プレゼンテーションの意味に関する情
報の2つに分離し、さらに両者の間の関係を定義するこ
とによって、プレゼンテーション作成作業を分割し編集
を容易化する手法であると一般化できる。以下、図1に
示す文書生成の一般的な概念図において、プレゼンテー
ションの見栄えに関する情報を「スタイル」、プレゼン
テーションの意味に関する情報を「論理文書」、両者の
関係の定義を「テンプレートルール」と呼ぶ。
【0004】MICROSOFT社のPOWERPOINT(MICROSOFT 、PO
WERPOINTはMicrosoft社の登録商標)は、システムが幾つ
かのレイアウト枠が配置された画面(テンプレート)を幾
つか用意しており、ユーザはテンプレート中のレイアウ
ト枠に必要なテキストや画像を入力することによってプ
レゼンテーションを完成することができる。ここで、テ
ンプレートには背景画像が設定されており、またレイア
ウト枠には、背景画像に適したテキストの色などの情報
が設定されているため、テンプレートを使用しない場合
よりも遥かに見栄えのよいプレゼンテーションを作成す
ることができる。しかし、テンプレートルールに相当す
るものが存在せず、スタイルへの論理文書の割り当てを
人手で行うため、大量にある論理文書のプレゼンテーシ
ョンを作成したり、頻繁に更新される論理文書のプレゼ
ンテーションを作成するのは非常にコストがかかる。
【0005】W3CコンソーシアムのCascadin
g Stylesheets(CSS2)は、論理文書
(HTML)とスタイルとの関連付け(テンプレートルー
ル)を、HTMLエレメントに設定されたID、CLA
SS,タグ名とスタイルの対応づけによって実現してい
る。この方式は単純で分かりやすいが、生成されるプレ
ゼンテーションの構造が論理文書の構造と同じであるた
め、例えばニュース記事が複数記述された1つの論理文
書から、1つのニュース記事につき1つのページを使用
したプレゼンテーションを生成することができない。
【0006】例えば、特開平7−93300号公報は、
論理文書とテンプレートの関連付けのみから、1つの論
理文書から複数のカードから成るプレゼンテーションを
生成する方式である。この手法は、論理文書中の構造の
階層関係を、生成されたプレゼンテーションの階層関係
に反映することによって、複雑な変換言語を使用せずに
プレゼンテーションを生成することができる。しかし、
生成されるプレゼンテーションの構造が論理文書の構造
と、生成装置の持つ暗黙の生成ルール(例えば、最初に
見出しページを生成するなど)によって決定されるた
め、自由なレイアウトを持つプレゼンテーションを生成
することができるものの、自由な構造を持つプレゼンテ
ーションを生成することが出来ない。また、特開平10
−105550号公報は、ハイパーテキストの汎用的な
リンクとリンク先のノードの概念を、接続形態に関わる
情報を備えたインデックスと子ノード群に置き換え、ハ
イパーテキスト文書作成装置内にこれらの情報を保持す
る仕組みを設けたものであるが、前記公報と同様に、論
理文書中の構造を直接プレゼンテーションの構造に置き
換えるため、自由な構造を持つプレゼンテーションを生
成することが出来ない。以降、以上に述べた従来技術を
従来例1と呼ぶ。
【0007】MACROMEDIA社のMACROMEDIA GENERATOR(MA
CROMEDIAはMacromedeia社の登録商標)は、同社のオー
サリングツールMACROMEDIA FLASH(MACROMEDIAはMacrom
edeia社の登録商標)で作成したプレゼンテーションの
要素の一部(例えば色など)を変数名で指定し、その変
数の値をデータソース(論理文書)の更新に応じて変更
することによって、自動的にマルチメディアプレゼンテ
ーションを生成する。この方式は、記述力が高いもの
の、データソースから変数に代入する値を取得する手段
はJava,SQL,CGIなどのプログラミング言語
に頼っており、ユーザが対応づけを記述するためにはプ
ログラミング言語の知識が必要となる。また、変数の割
り当てと代入のしくみが構造化されていないため、保守
が難しいという欠点がある。
【0008】DSSSL(ISO/IEC10179)
や、W3CコンソーシアムのExtensible S
tylesheet Language(XSL)は、
構造の変換を行う変換言語を含むスタイル言語である。
変換言語を利用することによって、論理文書の構造と異
なるプレゼンテーションを生成することができる。しか
し、DSSSLの変換言語はScheme風のプログラ
ミング言語で記述するため、ユーザが対応づけを記述す
るためにはプログラミング言語の知識が必要となる。X
SLの変換言語は文法的にはXMLで記述されているも
のの、意味的には条件分岐や再帰処理の構文を持ってお
り、記述にはやはりプログラミング言語の知識が必要と
なる。XSLの編集ツールの例として、ArborTe
xt社のXML Stylerが挙げられる。このツー
ルは、XSLの仕様がそのままユーザモデルに反映され
ているため、GUIで編集できるものの、使用するため
には再帰処理などXSLの理解が不可欠なものとなって
いる。以降、以上に述べた従来技術を従来例2と呼ぶ。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
1では、データソースとなる論理文書の構造が、マルチ
メディアプレゼンテーションの構造に反映されるため、
データソースの形式はそのままで、異なる構造を持った
プレゼンテーションを生成することができない。また、
従来例2では、データソースとなる論理文書の構造とは
異なるマルチメディアプレゼンテーションを自動生成す
るためのテンプレートは、手続き型プログラミング言語
かそれに類する形式で記述されていたため、プログラミ
ング言語の知識を持たないユーザがテンプレートを作成
するのが困難である。
【0010】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、ある定められた構造によって
記述された論理文書を読み込み、論理文書の構造にとら
われない構造を持つマルチメディアプレゼンテーション
を自動生成するために必要とされるテンプレートを、宣
言的な記述のみで作成可能にすることによって、手続き
型プログラミング言語の知識を持たないユーザでも容易
にテンプレートを作成できるようにすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために、テンプレートの記述形式を、プレゼ
ンテーションの方法を指定するスタイルと、スタイルと
論理文書の対応づけを設定する対応ルールに分離し、そ
れぞれを個別に編集する仕組みである「スタイル編集手
段」(図2の25)、「対応ルール編集手段」(図2の
27)と、ユーザがこれらの編集手段によって作成した
スタイルと対応ルールから、プレゼンテーションを生成
する「生成手段」(図2の22)からなるマルチメディ
アプレゼンテーション生成システムを提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を詳細に説明するが、先ず、本発明の第1の実施
の形態について説明する。
【0013】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る、マルチメディアプレゼンテーション生成装置の構成
図である。入力装置28は、キーボードやマウスなどの
入力デバイスからなるユーザ入力装置であり、ユーザ操
作の結果をスタイル編集手段25と対応ルール編集手段
27に伝達する。スタイル編集手段25は、スタイル記
憶部24に記憶されたスタイル要素の木構造を構成する
ための木構造構成部25a、スタイル要素の保持する表
示属性を設定する表示属性設定部25b、スタイル要素
を識別するスタイル要素識別子を設定する識別子設定部
25c、他のスタイル要素への参照(ハイパーリンク)
を設定するリンク設定部25dの4つの部分から成り、
スタイル(マルチメディアプレゼンテーションのリンク
構造と見栄えに関する情報)を、入力装置からのユーザ
操作に応じて作成する手段である。
【0014】対応ルール編集手段27は、スタイル編集
手段25によって作成され、スタイル記憶部24に記憶
されたスタイルの構成要素であるスタイル要素と、論理
文書記憶部21に記憶されたプレゼンテーションの内容
を表す論理文書の構成要素であるエレメントとの対応づ
ける対応ルールをユーザ入力に応じて作成する手段であ
る。生成手段22は、スタイル編集手段25によって作
成され、スタイル記憶部24に記憶されたスタイルと、
対応ルール編集手段27によって作成され対応ルール記
憶部26に記憶された対応ルールの2つのデータをもと
にして、マルチメディアプレゼンテーション23を生成
する手段である。
【0015】本実施の形態では、スタイル記憶部24に
記憶されたスタイルは、「カード」と「メディア」の2
つのスタイル要素によって定義される。カードはプレゼ
ンテーションを構成する画面単位を表し、同時に表示さ
れる複数のメディアを子ノードとして持つ。メディア
は、プレゼンテーションを構成するモノメディアの表示
属性、つまりテキストや画像などの表示属性を設定する
ためのオブジェクトである。
【0016】すべてのスタイル要素には識別子を設定す
ることができる。これをスタイル要素識別子と呼ぶ。ス
タイル要素識別子は、単一のスタイル要素を一意に指定
するスカラ型のスタイル要素識別子と、複数のスタイル
要素を添え字によって順序付けて一括して指定する配列
型のスタイル要素識別子の2種類に分類される。配列型
のスタイル要素識別子は、スカラ型のスタイル要素識別
子の後に[ ]で添え字を付加することによって表す。こ
こで、添え字の先頭は1とする。また、メディアには、
名前を持った属性を設定することができる。本実施の形
態では、linkという名前を持つ属性とcontentという名
前を持つ属性をメディアに設定することができる。link
属性は、メディアのリンク先をスタイル要素識別子とし
て保持する属性のことを言う。 content属性は、メディ
アが実際に参照するテキストや画像のデータを表す属性
のことを言う。
【0017】図3は、スタイル記憶部24に記憶されて
いるスタイルの例を示す図である。図3の(a)と
(b)は同じスタイルを表しており、図3(a)はスタ
イルをスタイル要素の木構造を用いて図示したものであ
り、矩形内の文字はスタイル要素識別子をあらわす。更
に、図3(a)は、スタイル要素を表す矩形と、そのス
タイル要素が有するcontent属性によって参照する値を
表す矩形とを、点線で結んで描画している。図3(b)
は、スタイルをスタイルの画面表示状態と遷移を用いて
図示したものである。図3(b)は、メディアの表示属
性によって決定される位置・サイズに応じてカード上に
メディアを表示し、更に、メディアのlink属性によって
決定されるリンク先を矢印で描画したものである。
【0018】図3に示すスタイルには、カードS1(6
1)とカードS2(62)が含まれる。S1(61)は
メディアM1(63)、メディアM2[1](64
a)、メディアM2[2](64b)、メディアM2
[3](64c)をそれぞれ子ノードに持つ。ここで、
M2[1](64a)、M2[2](64b)、M2
[3](64c)には配列型のスタイル要素識別子が設
定されている。S2(62)はメディアM3(65)と
メディアM4(66)をそれぞれ子ノードに持つ。図3
(b)を参照すると、M2[1]、M2[2]、M2
[3]はそれぞれlink属性を持ち、リンク先としてスタ
イル要素識別子S2(62)を保持する。また、図3
(b)を参照すると、M4(66)はlink属性を持ち、
リンク先としてスタイル要素識別子S1(61)を保持
し、更に、図3(a)を参照すると、content属性を持
ち、”Img3.jpg”を参照している。本実施の形態では、
論理文書としてXML文書を想定する。XML文書は、
文書全体が、エレメントと呼ばれる意味のあるまとまり
の木構造からなるものと考えられる。エレメントはタグ
によって囲まれた領域を表し、エレメントに属性を設定
することが可能である。
【0019】図4は、論理文書記憶部21に記憶された
XML文書による論理文書の例である。図4に示す論理
文書は、エレメントとエレメントの属性から構成されて
いる。また、エレメントの属性は属性名と属性の値から
定義される。図4より、この論理文書は、E1(7
1)、E2(72)(75)、E3(73)(76)、
E4(74)(77)の4つのエレメントから構成され
ており、E1(71)が木構造のルートであり、E2
(72)(75)がE1(71)の子エレメント、E3
(73)(76)とE4(74)(77)がE2(7
2)(75)の子エレメントという関係を持っている。
また、E1(71)の属性は、属性名title、属性の値i
ndexから定義されている。E4(74)(77)の属性
は、属性名src、属性の値Img1.jpg(74)とImg2.jpg
(74)から定義されている。スタイル編集手段25の
木構造構成部25aは、入力装置28からの入力に従っ
て図3に示したスタイル記憶部に記憶されたスタイル要
素の木構造を作成するものである。本実施の形態では、
スタイル要素は2つしかないので、スタイル要素のカー
ドを生成するメニューと、そのカードを親ノードとする
スタイル要素のメディアを生成するメニューを選択する
GUIをユーザに示し、ユーザの入力に応じてカードと
メディアの生成を行い、スタイル要素の木構造を作成す
るようにする。
【0020】スタイル編集手段25の表示属性設定部2
5bは、サイズや色などのメディアの表示属性を設定す
るものである。スタイル編集手段25の識別子設定部2
5cは、スタイルを構成するスタイル要素(カードやメ
ディア)に対して識別子を設定するものである。スタイ
ル編集手段25のリンク設定部25dは、スタイル要素
がlink属性を持つ場合、リンク先のスタイル要素識別子
を設定するものである。スタイル編集手段25の表示属
性設定部25b、識別子設定部25c、リンク設定部2
5dはいずれも特定のスタイル要素の属性を設定するも
のであるため、ダイアログボックスをユーザに示し、ユ
ーザ入力に応じて項目を設定するユーザインタフェース
を設けることによって実現する。対応ルール編集手段2
7は、論理文書21とスタイル24の対応関係(対応ル
ール)を設定する。対応ルール26は、論理文書記憶部
21に記憶された論理文書のエレメントと、スタイル記
憶部24に記憶されたスタイルのスタイル要素の識別子
であるスタイル要素識別子とを対応づける規則である。
【0021】図5(a)(b)は、対応ルール記憶手段26に
記憶された対応ルールを図示したものである。図5(a)
を参照すると、論理文書をエレメントの木構造を用いて
表し、スタイルをスタイル要素識別子の木構造を用いて
表し、そして、対応ルールをエレメントとスタイル要素
識別子間の双方向の矢印で図示したものである。また、
図5(b)を参照すると、対応ルールをスタイル要素識
別子とエレメント名の間の等記号により表している。こ
こで、カードの識別子とエレメントを対応づける対応ル
ールを生成規則と呼ぶ。 図5(a)では、81と84が生
成規則である。また、メディアの識別子とエレメントを
対応づける対応ルールを代入規則と呼び、図5(a)で
は、82、83、85が代入規則である。代入規則によ
り対応づけられるエレメントには、エレメントの属性名
を設定しなくてはならない。これは、代入規則によりス
タイル要素に代入するエレメントの属性の値を指定する
ためである。具体的には、図5(b)の<>の中に記載
された属性名の属性の値がスタイル要素に代入される。
図5(b)を参照すると、82には属性名がtitleの属
性、85には属性名がsrcの属性、83には属性名が#te
xtの属性が設定されている。ここで、属性名が#textの
属性は、エレメントのタグの間に記述されるテキストを
表す特殊な属性である。図2における生成手段22は、
論理文書記憶部に記憶された論理文書21とスタイル要
素記憶部に記憶されたスタイル24を対応ルール26に
よって関連付けることによって、マルチメディアプレゼ
ンテーション23を生成する。
【0022】図8を参照すると、図2における生成手段
22は、生成規則処理手段22a、代入規則処理手段2
2b、リンク処理手段22c、生成履歴記憶手段22dか
ら構成されている。生成規則処理手段22aは、読み込
んだ対応ルール中の生成規則を列挙し、列挙した生成規
則のそれぞれに対して、生成規則の処理を行い、プレゼ
ンテーションを生成するものである。生成履歴記憶手段
22dは、生成規則処理手段22aの処理内容を保存す
るものである。代入規則処理手段22bは、生成規則処
理手段22aによって生成されたマルチメディアプレゼ
ンテーション中から代入規則で対応付けられたスタイル
要素に対し代入規則の処理を行うものである。リンク処
理手段22cは、マルチメディアプレゼンテーション中
からリンク属性が設定されたスタイル要素に対し、リン
ク処理を行うものである。
【0023】生成規則処理手段22aは、対応ルールか
ら全ての生成規則を列挙し、列挙した生成規則のそれぞ
れに対して、生成規則の処理を行う。図9は生成規則処
理手段22aの生成規則の処理手順を示すフローチャー
トである。 まず、生成規則処理手段22aは、生成規則
で指定されたスタイル要素をスタイル中から検索する
(S10)。該当するスタイル要素が無い場合は、この
生成規則の処理を終了する。該当するスタイル要素があ
る場合は、そのスタイル要素と生成規則により対応付け
られたエレメントを論理文書中から列挙する(S1
2)。ここで、該当するエレメントが1つも無い場合
は、この生成規則の処理を終了する。列挙されたエレメ
ントが複数存在するときは、スタイル要素識別子に添え
字を付けてエレメント数と同じ数のスタイル要素(及び
その子ノード)を生成し、プレゼンテーションとして出
力する(S16)。エレメントが1つしか存在しない場
合は、スタイル要素識別子はそのままで、1つのスタイ
ル要素(及びその子ノード)をプレゼンテーションとし
て出力する(S15)。また、エレメント数と同じ数の
スタイル要素を生成する際に、生成したスタイル要素
(プレゼンテーションを構成する)と、それに対応したエ
レメントを対応付けて、生成履歴記憶手段22dに記録
する。 図7は、生成されたスタイル要素とそれを生成
したエレメントが対応付けて生成履歴記憶手段22dに
記憶された例を示す。
【0024】図4に示した論理文書と、図5に示した対
応ルールを用いて、生成規則処理手段22aの処理手順
を説明する。生成規則処理手段22aは、図5の生成規
則81で指定されたスタイル要素S1を図5のスタイル
中から検索し、このスタイル要素S1と生成規則81に
より対応付けられるエレメントE1を図4の論理文書中か
ら列挙する。この場合、エレメントE1は図4に示す論理
文書中に一つしか存在しないため、生成規則処理手段2
2aは、スタイル要素識別子がS1であるカードとその
子ノードであるメディアのM1とM2[1]、M2
[2]、M2[3](図5)をプレゼンテーションとし
て出力する(図6)。また、図5の生成規則84に対応
するエレメントE2は、図4に示す論理文書中に72と
75の2つが存在するので、S2[1]S2[2]を生
成する。そして、S2[1]というスタイル要素識別子
の付いたカードとその子ノードであるメディアのM3と
M4(図5)、S2[2]というスタイル要素識別子の
付いたカードとその子ノードであるメディアのM3とM
4(図5)がプレゼンテーションとして出力される(図
6)。結果として、生成規則処理後に、図6に、生成規
則処理手段22aにより生成されたマルチメディアプレ
ゼンテーションの構成を示す。また、図7に示すよう
に、生成履歴記憶手段にはスタイル要素とそれを生成し
たエレメントの対応が記録される。
【0025】代入規則処理手段22bは、対応ルールか
ら全ての代入規則を列挙し、列挙した代入規則のそれぞ
れに対して、代入規則の処理を行う。図10は代入規則
処理手段22bによる代入規則の処理手段の処理手順を
示すフローチャートである。まず、代入規則により対応
付けられたスタイル要素識別子で識別されるスタイル要
素をプレゼンテーション中から列挙する(S20)。ここ
で、代入規則により対応付けられたスタイル要素識別子
が、配列型のスタイル要素識別子の場合、複数のスタイ
ル要素が列挙されることになる。1つもスタイル要素が
列挙されなかった場合、代入規則の処理を終了する。ス
タイル要素を列挙した後、代入規則処理手段22bは、
その列挙されたスタイル要素を生成したエレメントを生
成履歴記憶手段22dから検索する。ここで、代入規則
処理手段22bは、少なくとも1つ以上のエレメントを
取得することができる(S21)。
【0026】次に、代入規則処理手段22bは、図4に
示す論理文書中からステップS21で取得したエレメン
トの子孫エレメント(S21で取得したエレメント自身
を含む)を検索して、代入規則により対応付けられたエ
レメントを列挙する(S22)。さらに、ステップS20
で列挙されたスタイル要素と、ステップS22で列挙さ
れたエレメントを一対一で順に対応づける(S23)。す
なわち、ステップS20でM個のスタイル要素が列挙さ
れ、ステップS22でN個のエレメントが列挙された場
合、ステップS20で列挙されたスタイル要素をST[1],
ST[2], ... ST[M]、ステップS22で列挙されたエレ
メントをEL[1], EL[2], ... EL[N]とすると、MとNの
数の小さい方をKとすると、ST[1] = EL[1]、ST[2] = E
L[2] , ...ST[K] = EL[K] という対応付けを行う(S2
3)。最後に、ステップS23で対応づけられたスタイ
ル要素がcontent 属性を持つ場合、そのcontent属性
に、対応するエレメントのエレメント属性の属性の値を
代入する(S24)。このエレメント属性は、代入規則を
設定する際にエレメントに設定された属性である。
【0027】次に、図5に示す対応ルールと、図6に示
すマルチメディアプレゼンテーション、図7に示す生成
履歴を用いて、生成手段22の代入規則処理手段22b
の代入規則の処理について説明する。まず、図5の代入
規則82の場合について説明する。この場合、生成手段
22の代入規則処理手段22bは、ステップS20の処
理によって図6に示すプレゼンテーション中のスタイル
要素M1(112)を列挙する。次に、代入規則処理手段
22bは、スタイル要素M1(112)を生成したエレメ
ントを生成履歴記憶手段22dから検索する。この場
合、代入規則処理手段22bは、図7に示す生成履歴よ
りスタイル要素M1(112)を生成したエレメントが7
1であることが分かる。そして、代入規則処理手段22
bは、図4に示す論理文書を参照して、このエレメント
71の子孫エレメント(エレメント71自身を含む)か
ら代入規則82により対応付けられるエレメントE1 の
エレメントを検索する。この場合、代入規則処理手段2
2bは、図4に示した論理文書中からエレメント71を
列挙する。そして、代入規則処理手段22bは、スタイ
ル要素M1(112)とエレメント71とを対応付ける。
また、代入規則処理手段22bは、スタイル要素M1
(112)のcontent属性に、エレメントE1に設定された属
性名titleの属性の値を代入する。この場合、図4に示
すようにE1に設定された属性名titleの属性の値は”Ind
ex”であるため、スタイル要素M1(112)のcontent属
性に”Index”を代入する。代入規則83の場合を説明
する。代入規則処理手段22bは、代入規則83により
対応づけられるスタイル要素M2〔1〕(113)、 スタ
イル要素M2〔2〕(114)、 スタイル要素M2〔3〕
(115 )を図6に示すプレゼンテーション中から列挙す
る。次に、代入規則処理手段22bは、図7に示した生
成履歴よりこれらのスタイル要素を生成したエレメント
71を列挙し、図4に示す論理文書を参照して、このエ
レメント71の子孫エレメント(エレメント71を含
む)から代入規則83により対応付けられるエレメント
名E3のエレメントを検索する。この場合、代入規則処理
手段22bは、図4に示した論理文書中からエレメント
73、 76を列挙する。そして、代入規則処理手段2
2bは、スタイル要素M2〔1〕(113)とエレメント
73を対応付け、スタイル要素M2〔2〕(114)とエ
レメント76を対応付ける。従って、代入規則処理手段
22bは、スタイル要素M2〔1〕(113)のcontent属
性にエレメント73の属性名#textの属性の値T1を、
スタイル要素M2〔2〕(114)のcontent属性にエレメ
ント76の属性名#textの属性の値T2をそれぞれ代入
する。
【0028】代入規則85の場合について説明する。代
入規則処理手段22bは、代入規則85により対応付け
られるスタイル要素としてスタイル要素M3(117)と
スタイル要素M3(120)を図6に示すプレゼンテーシ
ョン中から列挙する。次に、ステップS22より、代入
規則処理手段22bは、図7に示した生成履歴によりス
タイル要素M3(117)を生成したエレメント72、ス
タイル要素M3(120)を生成したエレメント75を図
4に示す論理文書中から列挙する。ステップS23よ
り、代入規則処理手段22bは、スタイル要素M3(11
7)とエレメントは74を対応付け、スタイル要素M3
(120)とエレメントは77を対応付ける。従って、代
入規則処理手段22bは、スタイル要素M3(117)のc
ontent属性に、エレメント74の属性名srcの属性の
値”Img1.jpg”(図4)を、スタイル要素M3(120)
のcontent属性に、エレメント77の属性名srcの属性の
値”Img2.jpg”(図4)をそれぞれ代入する。
【0029】リンク処理手段22cは、生成規則処理手
段22aにより生成されたプレゼンテーションの中から
リンク属性を持つスタイル要素を列挙し、列挙したスタ
イル要素のそれぞれに対して、リンク処理を行う。図1
1は、生成手段22のリンク処理手段22cのリンク処
理の手順を示すフローチャートである。リンク処理手段
22cは、まず、生成規則処理手段22aによって生成
されたマルチメディアプレゼンテーション中から、リン
ク属性を持ったスタイル要素を列挙する(S30)。そ
して、リンク処理手段22cは、列挙したそれぞれのス
タイル要素がリンク先として保持しているスタイル要素
識別子により識別されるスタイル要素をプレゼンテーシ
ョン中から列挙する(S31)。ステップS31で列挙
したリンク先のスタイル要素識別子が配列型のスタイル
要素識別子であり、かつステップS30で列挙したリン
ク元のスタイル要素識別子が配列型のスタイル要素識別
子の場合、リンク元のスタイル要素識別子の添え字とリ
ンク先のスタイル要素識別子の添え字が同じになるよう
に、リンク先として保持するスタイル要素識別子を変換
する(S32)。ステップS31で列挙したリンク先の
スタイル要素識別子が配列型のスタイル要素識別子であ
り、かつステップS30で列挙したリンク元のスタイル
要素がスカラー型のスタイル要素識別子を持つ場合は、
リンク先として保持するスタイル要素識別子を添え字1
を持つスタイル要素識別子に変換する(S33)。な
お、本実施の形態と異なり、一対多のリンクを許すスタ
イルを使用する場合は、ステップS33の処理は、リン
ク先としてステップS31で列挙したスタイル要素識別
子群を設定する一対多のリンクに変換する方が良い。
【0030】図3に示すスタイルと、図5に示す対応ル
ールと、図6に示すマルチメディアプレゼンテーション
を用いて、リンク処理手段22cの処理手順を説明す
る。まず、リンク処理手段22cは、図3に示すスタイ
ル記憶部に記憶されるスタイルを参照してリンク属性を
持つスタイル要素を図6のプレゼンテーションから列挙
する。この場合、メディアM2[1](113)、M2
[2](114)、M2[3](115)、M4(11
8)、M4(121)の5つが挙げられる。ここで、M
2[1](113)、M2[2](114)、M2
[3](115)は、配列型識別子を持つ。図3(a)
より、これらのスタイル要素はいずれもリンク先として
スタイル要素識別子S2を保持するため、リンク処理手
段22cは、スタイル要素識別子S2より識別されるス
タイル要素を図6に示すプレゼンテーションから列挙す
る。この場合、リンク処理手段22cは、図6に示すよ
うに、S2[1](116)、S2[2](119)の
2つを列挙する。これらのスタイル要素識別子はいずれ
も配列型識別子であるので、M2[1](113)のリ
ンクをS2[1]に、M2[2](114)のリンクを
S2[2]に変更する。尚、M2[3](115)と同
じ添え字を持つスタイル要素識別子S2[3]を持つス
タイル要素は、図6に示すマルチプレゼンテーション中
に存在しないため、M2[3](115)のリンク先を
空にする(リンク先を設定しない)。
【0031】従って、図4で表される論理文書を、図3
で表されるスタイルと、図5で表される対応ルールとに
よって処理した結果を図12に示す。図12は、最終的
なマルチメディアプレゼンテーションの画面表示を示す
図である。図12に示すプレゼンテーションは、図4に
示す論理文書中のエレメントE2に対応するスタイル要
素のカード複数と、それらへのリンクを持つ1つのカー
ドから成るプレゼンテーションである。
【0032】以上説明したように、本実施の形態では、
スタイル要素識別子を保持したリンク属性を持ったスタ
イル要素と、論理文書中のエレメントを対応付けるだけ
で、論理文書の構造とは独立したハイパリンク構造を持
つマルチメディアプレゼンテーションを生成することが
できる。
【0033】次に、図13、図14、図15、図16を
用いて、本発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態に加えて、対
応ルールにより対応付けられるエレメントを設定する際
に、第1の実施の形態におけるエレメント名に加え、属
性名とその属性の値を用いて指定可能とする。対応ルー
ルにより対応付けられるエレメントの属性名と属性の値
は、エレメント名の後に{ }によって指定する。生成
規則により対応付けられたエレメントが属性名と属性の
値により指定されている場合、図9に示す生成規則処理
手段22aの処理ステップS12において、生成規則処
理手段22aは、エレメント名と属性名と属性の値がす
べて一致するエレメントのみを論理文書中から列挙する
ことになる。また、代入規則により対応付けられたエレ
メントが属性名と属性の値により指定されている場合、
代入規則処理手段22bは、図10に示す代入規則処理
手段22bのステップS22において、エレメント名と
属性名と属性の値がすべて一致するエレメントのみを論
理文書中から列挙することになる。
【0034】図15は、第2の実施の形態における対応
ルールの例である。図15に示すように、対応ルールに
より対応付けられたエレメントは、そのエレメント名に
加え、属性名と属性の値により指定されている。対応ル
ール150により対応付けられるエレメントは、エレメ
ント名「article」に加え、属性名「type」と属性の値
「domestic」により指定されている。また、対応ルール
151により対応付けられているエレメントは、エレメ
ント名「article」に加え、属性名「type」と属性の値
「international」により指定されている。図13で表
される論理文書、図14で表されるスタイル、図15で
示す対応ルールを用いて生成されるマルチメディアプレ
ゼンテーションは図16のとおりである。このように、
本実施の形態では、論理文書中のエレメントをエレメン
ト名に加え、属性名と属性の値により指定して、その論
理文書中のエレメントに対応するスタイルを区別するこ
とにより、より複雑なマルチメディアプレゼンテーショ
ンを生成することができる。
【0035】次に、図13、図14、図17、図18を
用いて、本発明の第3の実施の形態を説明する。この実
施の形態は、代入規則により対応付けられるメディアに
代入する値を指定する際に、エレメントの属性名を用い
て属性の値を指定する代わりに、文字列を用いて指定す
ることを可能とする。さらに、この実施の形態は、代入
規則により対応付けるスタイル要素のメディアを指定す
る際に、スタイル要素識別子に加え、任意の表示属性を
用いて指定可能としたものである。
【0036】代入規則により対応付けられるメディアに
代入する値を文字列を用いて指定する場合、<>内のダ
ブルクォーテーションにその文字列を記入する。代入規
則により対応付けられるメディアに代入する値が文字列
を用いて指定された場合、図10に示す代入規則処理手
段22bの処理ステップS24において、「ステップS
23で対応づけられたスタイル要素のそれぞれのconten
t属性に、指定された文字列を代入する」という規則に
変化する。代入規則に対応付けられるスタイル要素のメ
ディアをその表示属性により指定する場合、<>内に表
示属性名を指定する。代入規則により対応付けるスタイ
ル要素のメディアがその表示属性名により指定されてい
る場合、図10に示す代入規則処理手段22bの処理ス
テップS24で、content属性と指定されている部分
が、指定された表示属性名に置き換えられる。
【0037】図17は、第3の実施の形態における対応
ルールの例である。対応ルール170から173まで
は、図15に示す対応ルールと同じであるが、図15に
加え、対応ルールの代入規則174が新たに追加されて
いる。この代入規則により対応付けられるエレメントar
ticleは、属性名updateと属性の値newにより指定され
る。そして、この属性名updateと属性の値newにより指
定されたエレメントarticleに対応するスタイル要素M1
の指定された表示属性colorに”red”という文字列を代
入することを表している。
【0038】ここで、メディアのの表示属性名をcolor
とすると、代入規則174によってメディアの表示色が
変更されることになる。従って、図13に示した論理文
書を、図17に示した対応ルールによって、図14で示
したスタイルに対応づけた場合、属性update、属性の
値”new”により指定されるエレメント131により生
成されたスタイル要素M1の表示色は赤に変更される。
その結果、生成されるマルチメディアプレゼンテーショ
ンは、図18のようになり、update属性の属性の値new
が指定された記事が赤色で表示される。このように、第
3の実施の形態では、論理文書の内容によって表示スタ
イルを変更することが可能である。
【0039】次に、本発明の第4の実施の形態について
説明する。本発明の第4の実施の形態である記録媒体の
実施の形態は、図には示していないが、入力装置、デー
タ処理装置、記憶装置、出力装置を備え、更に、マルチ
メディア文書作成プログラムを記録した記録媒体を備え
る。この記録媒体は磁気ディスク、半導体メモリ、CD-R
OMその他の記録媒体であってよい。マルチメディア文書
作成プログラムは記録媒体からデータ処理装置に読み込
まれ、データ処理装置の動作を制御し、記憶装置に、本
発明の第1、第2及び第3の実施の形態で説明した、対
応ルールを記憶する対応ルール記憶部26、スタイルを
記憶するスタイル記憶部24、論理文書を記憶する論理
文書記憶部21のそれぞれの領域を確保する。データ処
理装置はマルチメディア文書作成プログラムの制御によ
り第1、第2及び第3の実施の形態におけるスタイル編
集手段25と対応ルール編集手段27と生成手段22と
同一の処理を実行する。
【0040】
【実施例】次に、対応ルールを編集するための具体的な
実施例について説明する。図19は、対応ルール編集手
段27の具体的なユーザインタフェースを示す図であ
る。対応ルール編集手段27のユーザインタフェース
は、2つのウインドウから構成され、左のウインドウに
スタイル要素が画面レイアウトを表す図形としてビジュ
アルに表示され、右のウインドウに論理文書が木構造表
示される。図19の例では、左のウインドウに図3で表
されるスタイルを表示し、右のウインドウに図4で表さ
れる論理文書を表示した例である。
【0041】対応ルール編集手段27による対応ルール
記憶部に記憶された対応ルールの設定は、左のウインド
ウで、対応付けるスタイル要素をまず選択し、その後、
右のウインドウで論理文書のエレメントまたは属性を選
択することによって行う。図19の例では、領域160
を選択した後に領域163を選択することによって図5
に示す対応ルール83を生成し、領域161を選択した
後に領域162を選択することによって図5に示す対応
ルール84を生成することができる。
【0042】論理文書の木構造表示は、論理文書中のエ
レメントの親子関係とエレメントの持つ属性によって決
定される。また、木構造表示をする際に、ある親エレメ
ントに子として幾つの子エレメントが存在しうるかどう
かも表示する。図19の例では、エレメントを矩形、属
性を角丸矩形で表している。また、図20は、親エレメ
ントと子エレメントの関係を、子エレメントの存在しう
る数に応じて4通りの方法で描画しているものである。
【0043】すなわち、図20(a)は、エレメントP
には必ず1個の子エレメントCが存在することを表す。
また、図20(b)は、エレメントPには1個か0個の
子エレメントCが存在することを表す。さらに、図20
(c)は、エレメントPには1個以上の子エレメントC
が存在することを表す。そして、図20(d)は、エレ
メントPには0個以上の子エレメントCが存在すること
を表す。
【0044】図21は、対応ルール編集手段27の具体
的なユーザインタフェースを示す図である。図21に示
すユーザインターフェースでは、対応ルール設定の際
に、個々のスタイル要素(164a、164b、164
c)に対して、配列型識別子を設定しながら、対応づけ
を行うことができる。具体的には、スタイル要素164
aを選択し、エレメントE3の属性名textを表すノード1
63に対応づけると、エレメントE2を表す複数の親ノ
ード162の脇に数値入力ボックス165が表示され
る。そして、この入力ボックスで数値を入力して、複数
存在するエレメントE2の何番目のエレメントかを明示
的に選択し、その順番のエレメントE2の子ノードであ
るエレメントE3にスタイル要素164aを対応づけるこ
とができる。このため、数値入力ボックス165を用い
て指定した数字によって、スタイル要素の配列型識別子
の添え字を指定することになる。
【0045】図22は、対応ルールの条件を指定するめ
のダイアログを示す。図19、図20に示す対応ルール
編集手段27のユーザインタフェースにより対応ルール
を設定した後、図22に示すダイアログを開き、詳細な
条件を指定することができる。図22の171は、対応
ルールが設定されたエレメントの属性名を列挙する選択
リストボックスである。図22の172は、属性の値を
入力可能なテキストボックスである。図22の173の
ボタンが押されると、171で選択された属性名と17
2に入力された属性の値の対が、図22の条件リスト1
74に登録される。図22は171で"type"が選択さ
れ、172に"domestic"が入力され、173のボタンが
押された場合を表している。これは、図17に示す対応
ルール170の条件を表している。
【0046】図19、図21、図22に示すユーザイン
タフェースによって、ユーザはスタイルと論理文書の構
造を確かめながら対応ルールを設定することができるの
で、ユーザは直感的に対応ルール編集することができる
という長所がある。また、対応づけるエレメントが親エ
レメント内に複数存在するかどうかが表示されるため、
単一のスタイル要素から複数のプレゼンテーション要素
が生成されるかどうかを確認することができる。従っ
て、ユーザが誤って配列型識別子を持つスタイル要素と
1つしか存在しないエレメントとを関連付けることを抑
制することができるという長所がある。また、図21に
示したユーザインタフェースによって、配列型識別子の
順序を修正しながら、対応づけを決定することができ
る。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチメ
ディア文書生成方法及び装置は、構造化された論理文書
から、その論理文書の構造と独立したプレゼンテーショ
ン構造を持ったマルチメディアプレゼンテーションを生
成することが出来る。そのため、ニュースのように頻繁
に更新されるデータから、ユーザの好みや表示端末に応
じて、様々な形式のマルチメディアプレゼンテーション
を自動的に生成することができる。その理由は、論理文
書に対し、スタイル要素を対応ルールに従って与えるか
らである。また、スタイルと対応ルールを個別に編集し
て、そして、論理文書に対し、スタイル要素を対応ルー
ルに従って与えるためである。
【0048】また、本発明のマルチメディア文書生成方
法及び装置は、生成されるマルチメディアプレゼンテー
ションをさらに多様なものにすることができる。その理
由は、対応ルールの設定でエレメントを指定する際に、
エレメントの名称に加え、エレメントの属性名、属性の
値により指定するからである。
【0049】さらに、本発明のマルチメディア文書生成
方法及び装置は、生成されるマルチメディアプレゼンテ
ーションのスタイルを論理文書の内容によって動的に変
更することができる。その理由は、対応ルールの設定で
スタイル要素を指定する際に、スタイル要素識別子に加
え、任意の表示属性により指定し、さらに、対応ルール
の設定でその任意の表示属性に代入する値を、任意の文
字列により指定するからである。
【0050】そして、本発明のマルチメディア文書生成
方法及び装置は、論理文書とスタイルを関連付ける対応
ルールの編集を、ビジュアル編集によって容易に行うこ
とができるようになる。 その理由は、対応ルール編集
の際に、ユーザに対し、スタイル要素を画面レイアウト
を表す図形として表示し、論理文書をエレメントの木構
造で構成したものとして表示するからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 文書生成の一般的な概念図である。
【図2】 第1の実施の形態におけるマルチメディアプ
レゼンテーション生成装置の構成図である。
【図3】 第1の実施の形態におけるスタイルの例図で
ある。
【図4】 第1の実施の形態における論理文書の例図で
ある。
【図5】 第1の実施の形態における対応ルールの例図
である。
【図6】 第1の実施の形態において生成されたマルチ
メディアプレゼンテーションの構成である。
【図7】 生成履歴記憶手段22dに格納された生成履
歴の例図である。
【図8】 生成手段22の構成図である。
【図9】 生成規則処理手段22aの処理を示すフロー
チャートである。
【図10】 代入規則処理手段22bの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】 リンク処理手段22cの処理を示すフロー
チャートである。
【図12】 第1の実施の形態において生成されたマル
チメディアプレゼンテーションの画面表示例である。
【図13】 第2の実施の形態における論理文書の例図
である。
【図14】 第2の実施の形態におけるスタイルの例図
である。
【図15】 第2の実施の形態における対応ルールの例
図である。
【図16】 第2の実施の形態において生成されたマル
チメディアプレゼンテーションの画面表示例である。
【図17】 第3の実施の形態における対応ルールの例
図である。
【図18】 第3の実施の形態において生成されたマル
チメディアプレゼンテーションの画面表示例である。
【図19】 一実施例における対応ルールのユーザイン
タフェースの例図である。
【図20】 一実施例における親子エレメントの関係の
表記例である。
【図21】 一実施例における、配列型識別子の順序設
定が可能な対応ルールのユーザインタフェースの例図で
ある。
【図22】 一実施例における対応ルール条件設定のユ
ーザインタフェースの例図である。
【符号の説明】 21 論理文書記憶部 22 生成手段 23 マルチメディアプレゼンテーション 24 スタイル記憶部 25 スタイル編集手段 26 対応ルール記憶部 27 対応ルール編集手段 28 入力装置

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレゼンテーションの内容を表す構造化さ
    れた論理文書に対して、プレゼンテーションの方法を指
    定するスタイルを、前記論理文書と前記スタイルを対応
    付ける規則である対応ルールに従って与え、前記論理文
    書の構造にとらわれない構造を持つマルチメディアプレ
    ゼンテーションを生成することを特徴とするマルチメデ
    ィア文書生成方法。
  2. 【請求項2】プレゼンテーションの方法を指定するスタ
    イルの構成要素であるスタイル要素を、前記スタイル要
    素を指定するためのスタイル要素識別子により指定し、
    前記指定されたスタイル要素を、プレゼンテーションの
    内容を表す構造化された論理文書の構成要素であるエレ
    メントに対して、前記エレメントと前記スタイル要素を
    対応付ける規則である対応ルールに従って与え、前記論
    理文書の構造にとらわれない構造を持つマルチメディア
    プレゼンテーションを生成することを特徴とするマルチ
    メディア文書生成方法。
  3. 【請求項3】前記スタイル要素が前記スタイル要素識別
    子によりリンク先を保持するリンク属性を有し、前記ス
    タイル要素識別子が1または複数の前記スタイル要素を
    添え字によって順序付けて指定するスタイル要素識別子
    の場合、前記スタイル要素のリンク先を、リンク元の前
    記スタイル要素の前記スタイル要素識別子の添え字と同
    じ添え字の前記スタイル要素識別子を有するスタイル要
    素に変更し、前記スタイル要素間のリンク関係からマル
    チメディアプレゼンテーション内のスタイル要素間のリ
    ンク関係への変換を行うことを特徴とする請求項2記載
    のマルチメディア文書生成方法。
  4. 【請求項4】前記エレメントを前記エレメントの名称、
    属性名、属性の値により指定して、前記対応ルールが、
    前記スタイル要素識別子と、前記エレメントの名称、属
    性名、属性の値とを対応づける規則であることを特徴と
    する請求項2または3に記載のマルチメディア文書生成
    方法。
  5. 【請求項5】前記スタイル要素を任意の表示属性により
    指定し、前記エレメントを前記エレメントの名称または
    属性名により指定し、前記対応ルールが、前記スタイル
    要素と、前記エレメントとを対応付ける規則であること
    を特徴とする請求項2、3または4に記載のマルチメデ
    ィア文書生成方法。
  6. 【請求項6】前記対応ルールの設定を行うために、前記
    スタイル要素を画面レイアウトを表す図形として表示
    し、前記論理文書の構造を前記エレメントの木構造で構
    成したものとして表示することを特徴とする請求項2、
    3、4または5に記載のマルチメディア文書生成方法。
  7. 【請求項7】前記対応ルールの設定を行うために、前記
    スタイル要素を画面レイアウトを表す図形として表示
    し、前記論理文書の構造を前記エレメントの木構造で構
    成したものとして表示する際に、前記木構造を構成する
    エレメントを当該エレメントの数に応じたアイコンで表
    示することを特徴とする請求項2、3、4、5または6
    に記載のマルチメディア文書生成方法。
  8. 【請求項8】前記スタイル要素を1または複数の前記ス
    タイル要素を添え字によって順序付けて指定するスタイ
    ル要素識別子により指定して、前記対応ルールの設定を
    行うために、前記スタイル要素識別子の添え字を表示す
    ることを特徴とする請求項6または7に記載のマルチメ
    ディア文書生成方法。
  9. 【請求項9】プレゼンテーションの方法を指定するスタ
    イルと、前記スタイルとプレゼンテーションの内容を表
    す構造化された論理文書の対応付けを設定する対応ルー
    ルとに分離し、前記分離された前記スタイルと前記対応
    ルールをそれぞれ個別に編集し、前記論理文書に対し、
    前記スタイルを前記対応ルールに従って与え、前記論理
    文書の構造にとらわれない構造を持つマルチメディアプ
    レゼンテーションを生成することを特徴とするマルチメ
    ディア文書生成装置。
  10. 【請求項10】プレゼンテーションの方法を指定するス
    タイルを記憶するスタイル記憶部と、 プレゼンテーションの内容を表す構造化された論理文書
    を記憶する論理文書記憶部と、 前記スタイルの構成要素であるスタイル要素を指定する
    ためのスタイル要素識別子と、前記論理文書の構成要素
    であるエレメントとを対応づける規則である対応ルール
    を記憶する対応ルール記憶部と、 前記スタイルをユーザの操作に応じて作成し、前記スタ
    イル記憶部に記憶するスタイル編集手段と、 前記対応ルールをユーザ入力に応じて作成し、前記対応
    ルール記憶部に記憶する対応ルール編集手段と、 前記スタイル編集手段によって作成された前記スタイル
    と前記論理文書を、前記対応ルール編集手段により作成
    された前記対応ルールに従って関連付けることにより、
    マルチメディアプレゼンテーションを作成する生成手段
    とから構成されることを特徴とするマルチメディア文書
    生成装置。
  11. 【請求項11】前記スタイル要素に、テキストや画像と
    いったプレゼンテーションを構成するモノメディアの表
    示属性を設定するオブジェクトであるメディアと、プレ
    ゼンテーションを構成する画面単位を表示し、また同時
    に表示される複数の前記メディアを子ノードとして持つ
    カードとが含まれることを特徴とする請求項10に記載
    のマルチメディア文書生成装置。
  12. 【請求項12】前記スタイル編集手段が、前記メディア
    に対し前記表示属性を設定する表示属性設定部と、前記
    スタイル要素に対し前記スタイル要素識別子を設定する
    識別子設定部を有することを特徴とする請求項11に記
    載のマルチメディア文書生成装置。
  13. 【請求項13】前記対応ルールが、前記カードのスタイ
    ル要素識別子と前記エレメントとを対応付ける生成規則
    と、前記メディアのスタイル要素識別子と前記エレメン
    トとを対応付ける代入規則とを含むことを特徴とする請
    求項11または12のに記載のマルチメディア文書生成
    装置。
  14. 【請求項14】前記スタイル要素を前記スタイル要素識
    別子と任意の表示属性により指定し、前記代入規則が、
    前記代入規則により対応付けられるスタイル要素の任意
    の表示属性に代入する値を任意の文字列で指定すること
    を特徴とする請求項13に記載のマルチメディア文書生
    成装置。
  15. 【請求項15】前記生成手段が、前記対応ルールの中の
    前記生成規則に従って、前記スタイル要素と前記エレメ
    ントとを対応付けてプレゼンテーションを作成する生成
    規則手段と、 前記対応ルールの中の前記代入規則に従って、前記生成
    規則処理手段により生成されたプレゼンテーション中の
    前記スタイル要素に、前記代入規則により指定される値
    の代入を行う代入処理を実行する代入規則処理手段を有
    することを特徴とする請求項13または14に記載のマ
    ルチメディア文書生成装置。
  16. 【請求項16】前記生成手段が、前記生成規則手段によ
    り前記プレゼンテーションを作成する際に、前記生成規
    則手段により前記エレメントに応じてスタイル要素が生
    成された場合、前記生成されたスタイル要素と前記スタ
    イル要素を生成した前記エレメントとを対応付けて記憶
    する生成履歴記憶部を有することを特徴とする請求項1
    5に記載のマルチメディア文書生成装置。
  17. 【請求項17】前記メディアが、前記スタイル要素識別
    子によりリンク先を保持する属性または前記メディアが
    参照するテキストや画像のデータを表す属性を有するこ
    とを特徴とする請求項11、12、13、14、15ま
    たは16に記載のマルチメディア文書生成装置。
  18. 【請求項18】前記スタイル編集手段が、前記スタイル
    要素識別子によりリンク先を保持する属性が設定された
    前記メディアに対し、当該メディアがリンク先として保
    持するためのスタイル要素識別子を設定するリンク設定
    部を有することを特徴とする請求項17に記載のマルチ
    メディア文書生成装置。
  19. 【請求項19】前記生成手段が、前記スタイル要素に前
    記スタイル要素識別子によりリンク先を保持するための
    属性が設定されている場合、前記属性による前記スタイ
    ル要素間のリンク関係から、前記マルチメディアプレゼ
    ンテーション内のスタイル要素間のリンク関係への変換
    を行うリンク処理手段を有することを特徴とする請求項
    17または18に記載のマルチメディア文書生成装置。
  20. 【請求項20】前記スタイル要素識別子が、1または複
    数の前記スタイル要素を添え字によって順序付けて指定
    され、前記対応ルールが、1または複数の前記スタイル
    要素識別子と、1または複数の前記エレメントとを対応
    づける規則であることを特徴とする請求項10、11、
    12、13、14、15、16、17、18または19
    に記載のマルチメディア文書生成装置。
  21. 【請求項21】前記スタイル記憶部に記憶されている前
    記スタイルが前記スタイル要素の木構造から構成されて
    おり、 前記スタイル編集手段が、前記スタイルを前記スタイル
    要素の木構造として作成する木構造構成部を有すること
    を特徴とする請求項10、11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19または20に記載のマルチ
    メディア文書生成装置。
  22. 【請求項22】前記エレメントを前記エレメントの名
    称、属性名、属性の値により指定して、前記対応ルール
    が、前記スタイル要素識別子と、前記エレメントの名
    称、属性名、属性の値とを対応づける規則であることを
    特徴とする請求項10、11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20または21に記載の
    マルチメディア文書生成装置。
  23. 【請求項23】前記対応ルールの設定を行うために、前
    記対応ルール編集手段が、前記スタイル要素を画面レイ
    アウトを表す図形として表示し、前記論理文書の構造を
    エレメントの木構造で構成したものとして表示すること
    を特徴とする請求項10、11、12、13、14、1
    5、16、17、18、19、20、21または22に
    記載のマルチメディア文書生成装置。
  24. 【請求項24】前記対応ルールの設定を行うために、前
    記対応ルール編集手段が、前記スタイル要素を画面レイ
    アウトを表す図形として表示し、前記論理文書の構造を
    前記エレメントの木構造で構成したものとして表示する
    際に、前記木構造を構成するエレメントを当該エレメン
    トの数に応じたアイコンで表示することを特徴とする請
    求項10、11、12、13、14、15、16、1
    7、18、19、20、21、22または23に記載の
    マルチメディア文書生成装置。
  25. 【請求項25】前記対応ルール編集手段が、前記スタイ
    ル要素を1または複数の前記スタイル要素を添え字によ
    って順序付けて指定するスタイル要素識別子により指定
    して、前記対応ルールの設定を行うために、前記図形と
    して表示された前記スタイル要素を選択し、前記スタイ
    ル要素識別子の添え字を設定することを特徴とする請求
    項請求項23または24に記載のマルチメディア文書生
    成装置。
  26. 【請求項26】プレゼンテーションの方法を指定するス
    タイルと、前記スタイルとプレゼンテーションの内容を
    表す論理文書の対応付けを設定する対応ルールとをそれ
    ぞれ個別に編集する処理と、 前記論理文書に対し、前記スタイルを前記対応ルールに
    従って与え、前記論理文書の構造にとらわれない構造を
    持つマルチメディアプレゼンテーションを生成する処理
    とをコンピュータに実行するためのマルチメディア文書
    作成プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
  27. 【請求項27】プレゼンテーションの方法を指定するス
    タイルを記憶するスタイル記憶する処理と、 プレゼンテーションの内容を表す構造化された論理文書
    を記憶する処理と、 前記スタイルの構成要素であるスタイル要素を指定する
    ためのスタイル要素識別子と、前記論理文書の構成要素
    であるエレメントとを対応づける規則である対応ルール
    を記憶する処理と、 前記スタイルをユーザの操作に応じて作成し、前記スタ
    イル記憶部に記憶するスタイル編集処理と、 前記対応ルールをユーザ入力に応じて作成し、前記対応
    ルール記憶部に記憶する対応ルール編集処理と、 前記スタイル編集処理によって作成された前記スタイル
    と前記論理文書を、前記対応ルール編集処理により作成
    された前記対応ルールに従って関連付けることにより、
    マルチメディアプレゼンテーションを作成する生成処理
    とをコンピュータに実行するためのマルチメディア文書
    作成プログラムを記録したことを特徴とする記録媒体。
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