JP2008242873A - ソフトウェア自動構成装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
ソフトウェア部品数が大規模化した場合でも、ソフトウェア構成情報およびソフトウェア部品を記憶する手段に対する維持管理を容易にする。
【解決手段】
個々のソフトウェア部品構成情報に対応したソフトウェア部品を、ユーザが独自にタグを定義できるマークアップ言語によって単一の木構造に構造化して記憶したソフトウェア部品データベース150と、ソフトウェア部品データベース150からソフトウェア構成情報を入力する構成情報入力部112と、入力したソフトウェア構成情報に基づいて部品選択画面を表示するとともに、ユーザによる部品の選択を受け付けるGUI部111と、部品選択結果に対応するソフトウェア部品をソフトウェア部品データベース150から入力するソフトウェア部品入力部122と、ソフトウェア部品入力部122で入力したソフトウェア部品を組み合わせてプログラムを生成する生成部121を有するプログラム自動構成装置。
【選択図】図1
Description
150から構成される。この例では、図1における自動構成部100をコンピュータ201に配置し、ソフトウェア部品データベース150をサーバ202に配置している例を示している。しかしながら、自動構成部100およびソフトウェア部品データベース150を同一のコンピュータに配置したり、自動構成部100における部品選択部110およびコード生成部120をそれぞれ異なるコンピュータに配置したりしても構わない。
“StartButton”のパラメータ設定として“DigitalPort”に“PB0”を設定し、ソフトウェア部品“Beeper”を選択した場合における、ソフトウェア部品選択結果.xmlファイルの内容を論理的なツリーで示している。図7に示すように、ソフトウェア部品選択結果
.xmlファイルに含まれるツリーは必ず図3に示す部品構成情報+ソフトウェア部品.xmlファイルに含まれるツリーの部分木になるように、GUI部111はソフトウェア部品選択結果.xmlファイルを出力する。なお、ソフトウェア部品の選択結果は必ずしもソフトウェア部品選択結果.xmlファイルに出力する必要はなく、オブジェクト等のメモリイメージとして上記選択結果をソフトウェア部品入力部に直接出力しても構わない。
<ChoiceParameter>タグ内に定義される属性がソフトウェア部品構成情報を示している。例えば、<ChoiceComponent name=“BooleanWeight”>タグ406において、
“name=“BooleanWeight””
がソフトウェア部品構成情報を示している。以下、各タグについて説明する。
“Beeper”および“Light”というソフトウェア部品が属していることが定義される。
“BooleanWeight”および“AnalogWeight”が選択肢として定義される。これにより、
“WeightSensor”として“BooleanWeight”または“AnalogWeight” のいずれかのソフトウェア部品が選択されるべきであると定義される。具体的にはノード306は、図4における<ChoiceComponent>タグ406に対応し、“BooleanWeight”という重量センサに関するソフトウェア部品構成情報を定義する。<ChoiceComponent> タグにより、重量センサのうち“BooleanWeight” というソフトウェア部品が選択肢の一つとして定義される。また、ノード314は、図4における<ChoiceComponent> タグ414に対応し、
“AnalogWeight”という重量センサに関するソフトウェア部品構成情報を定義する。
<ChoiceComponent> タグにより、重量センサのうち“AnalogWeight”というソフトウェア部品が選択肢の一つとして定義される。
“PA1”を定義している。
</src>タグ内には<file>タグまたは<text>タグを挿入可能である。<file>タグと</file>タグで挟んだ部分はソースコードが記述されたファイルそのものをソフトウェア部品として示し、<text>タグと</text> タグで挟んだ部分は部分的なソースコードとなる文字列とそれを挿入すべきファイルパス名をソフトウェア部品として示している。例えば図4において、<ChoiceComponent>タグ406の直下にある<src>タグ407内には、ソースコードが記述されたファイル
“/src/Sensors/BooleanWeight/BooleanWeight.c”
および
“/src/Sensors/BooleanWeight/BooleanWeight.h”
がソフトウェア部品として示されている。また、<Parameter>タグ408の直下にある
<src>タグ409内には、ソースコード文字列を挿入すべきファイルパス名が
“/src/Sensors/Sensors.h”
であり、挿入されるソースコード文字列が
“#define WeightSensorPort”
であるソフトウェア部品が示されている。以上のように<file>タグおよび<text>タグを導入することにより、ファイルそのものをソフトウェア部品として扱うものと、ソースコード文字列をソフトウェア部品として扱うものとを生成部121は区別して処理することが可能となる。
“/src/Sensors/BooleanWeight/BooleanWeight.c”
というファイルを<src>タグ407内に挟み、同<src>タグを<ChoiceComponent> タグ406の直下に挟むことにより、“BooleanWeight”というソフトウェア部品構成情報と
“/src/Sensors/BooleanWeight/BooleanWeight.c”
というソフトウェア部品を一対一に対応付けている。
<src> タグを定義可能にすることにより、ソフトウェア部品間で共通のソフトウェア部品を定義可能である。
<ChoiceParameter>タグに注目することによりソフトウェア部品構成情報のみを抽出する。
<Group> タグで定義されたノードは、アイコン601,602,603,604のように、内容を展開可能なフォルダとして表示する。<Component> タグで定義されたノードについては、属性“optional”が定義されていない場合、アイコン630のように内容を展開可能なフォルダとして表示する。一方、属性“optional”が“true”と定義された
<Component>タグや<ChoiceComponent>タグで定義されたノードについては、610や611に示すようなチェックボックスを表示することにより、対応するソフトウェア部品がオプションまたは選択肢であることを示す。<Parameter>タグに対応するノードについては、620や631に示すようにアイコンを区別している。同アイコンがクリックされると
<ChoiceParameter> タグに対応するノード群を650に示すようにパラメータ選択肢として表示する。例えば図6は“AnalogPort”620がクリックされた場合における画面表示を示している。ここでは、図3においてノード316以下にあるノード318,320,322を、図6における650に示すようなパラメータ選択画面として表示する。
XPathやXQueryを用いることによりソフトウェア部品を特定することができる。
現在訪れているノードのXPathを求める。例えば、図8における<ChoiceComponent name=“AnalogWeight”>タグ801に対応するノードに現在訪れている場合、そのXPathは
“/Group[attribute::name=“MicrowaveOven”]/subGroups/Group[attribute::name=
“Sensors”]/subGroups/Group[attribute::name=“WeightSensor”]/ChoiceComponent
[attribute::name=“AnalogWeight”]”
となる。
ステップ1で求めたXPathの末尾に“/src”を追加する。これにより、前記XPathは
“/Group[attribute::name=“MicrowaveOven”]/subGroups/Group[attribute::name=
“Sensors”]/subGroups/Group[attribute::name=“WeightSensor”]/ChoiceComponent
[attribute::name=“AnalogWeight”]/src”
となる。
ステップ2で求めたXPath を用いてXMLデータベースに格納された図4に示す部品構成情報+ソフトウェア部品.xmlファイル内を検索する。これにより、<src> タグ415に挟まれた
<file>/src/Sensors/AnalogWeight/AnalogWeight.c</file>
および
<file>/src/Sensors/AnalogWeight/AnalogWeight.h</file>
という文字列を特定することができる。以上のように、<ChoiceComponent name=
“AnalogWeight”>というソフトウェア部品構成情報に一対一に対応する上記ソフトウェア部品を抽出できたことになる。
Velocity(http://jakarta.apache.org/velocity/)
を用いた場合における、挿入すべきファイルの雛形の例として、“/src/Sensors/Sensors.h”ファイルの雛形を示している。図9において、文字列の挿入場所を“$component.
context” として定義している。Velocityでは、図9に示すように“#foreach”ディレクティブを用いることにより、複数の文字列を逐次的に挿入することができる。例えば、図3または図4に示す部品構成情報+ソフトウェア部品.xmlファイルに対し図7または図8に示すソフトウェア部品選択結果.xmlファイルがソフトウェア部品入力部122に入力された場合を考える。このとき、ソフトウェア部品入力部122によって特定されるソフトウェア部品のうち、ノード316,320,331,332に対応するソフトウェア部品に注目する。これらのソフトウェア部品は、図4に示すように共通の挿入先ファイル
“/src/Sensors/Sensors.h”が指定され、それぞれ“#define WeightSensorPort”,
“AN1\n”,“#define StartButtonPort”,“PB0\n” というソースコード文字列であるとする(“\n”は改行文字)。この4つのソースコード文字列をソフトウェア部品入力部122から入力した生成部121は、Velocityを用いて図9に示す雛形ファイルに対し逐次的に挿入することにより、図10に示すようなソースファイルを生成する。
“Beeper”および“Light” に対応するソフトウェア部品については、図11に示すようにソースコード文字列の挿入先ファイルとして“/src/FW/extern.h”,“/src/FW/init.c”,“/src/FW/entry.c”,“/src/FW/exit.c” が定義されている。上記ファイルの雛形ファイルをそれぞれ図13,図15,図17,図19に示す。図11より、挿入先ファイル“/src/FW/extern.h”に対してはソースコード文字列“#include <src/Actuators/
Beeper/Beeper.h”および“#include <src/Actuators/Light/Light.h”、挿入先ファイル
“/src/FW/init.c”に対してはソースコード文字列“Beeper_init();\n”および
“Light_init();\n”、挿入先ファイル“/src/FW/entry.c”に対してはソースコード文字列“Light_on();\n” 、挿入先ファイル“/src/FW/exit.c”に対してはソースコード文字列“Beeper_beep();\n”および“Light_off();\n”を挿入することにより、生成部121はそれぞれ図14,図16,図18,図20に示すソースファイルを生成する。
110 部品選択部
111 GUI部
112 構成情報入力部
120 コード生成部
121 生成部
122 ソフトウェア部品入力部
130 ソフトウェア部品選択結果.xmlファイル
150 ソフトウェア部品データベース
151 部品構成情報+ソフトウェア部品.xmlファイル
160 ユーザ
Claims (18)
- ソフトウェア構成情報および当該ソフトウェア構成情報に含まれる個々のソフトウェア部品構成情報に対応したソフトウェア部品を、ユーザが独自にタグを定義できるマークアップ言語によって単一の木構造に構造化して記憶したデータベース記憶部と、
前記データベース記憶部から前記ソフトウェア構成情報を入力する構成情報入力部と、
前記構成情報入力部が入力した前記ソフトウェア構成情報に基づいて部品選択画面を表示するとともに、ユーザによる部品の選択を受け付けるインターフェース部と、
前記インターフェース部で前記ユーザから受け付けた部品選択結果に対応するソフトウェア部品を前記データベース記憶部から入力するソフトウェア部品入力部と、
前記ソフトウェア部品入力部で入力したソフトウェア部品を組み合わせてプログラムを生成する生成部と、
を有するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記インターフェース部は、前記ユーザから受け付けた部品選択結果を前記マークアップ言語による部分木として構成して出力し、
前記ソフトウェア部品入力部は、前記インターフェース部で構成された前記部分木に対応するソフトウェア部品を前記データベース記憶部から入力するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記木構造において複数の下位の前記ソフトウェア部品構成情報を有する上位の前記ソフトウェア部品構成情報に、前記下位のソフトウェア部品構成情報に共通するソフトウェア部品を対応付けて記憶するプログラム自動構成装置。 - 請求項2記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記木構造において複数の下位の前記ソフトウェア部品構成情報を有する上位の前記ソフトウェア部品構成情報に、前記下位のソフトウェア部品構成情報に共通するソフトウェア部品を対応付けて記憶し、
前記生成部は、前記上位のソフトウェア部品構成情報から前記下位のソフトウェア部品構成情報を辿りながら前記ソフトウェア部品を抽出し、組み合わせて前記プログラムを生成するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記生成部は、前記ソフトウェア部品入力部で入力したソフトウェア部品を結合し、コンパイル可能なソースコードとして出力するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記木構造における部分木をなす複数のファイルを互いに関連付けて記憶するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、選択必須の前記ソフトウェア部品構成情報と選択任意の前記ソフトウェア部品構成情報を区別して記憶するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記インターフェース部は、前記データベース記憶部の木構造に基づく階層をフォルダ形式で表示するプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、分類タグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、ソフトウェア部品に直接対応する構成情報を定義するタグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、ソフトウェア部品の選択肢を定義するタグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、ソフトウェア部品の設定パラメータを定義するタグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、ソフトウェア部品の設定パラメータにおける設定内容の選択肢を定義するタグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、ソフトウェア部品のソースコードが記述されたファイルを定義するタグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部は、前記ソフトウェア構成情報として、ソフトウェア部品のソースコードとなる文字列と当該文字列を挿入すべきファイルパス名を定義するタグを含むプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記データベース記憶部に記憶されたソフトウェア構成情報は、構成情報の分類を示す構成情報要素と、ソフトウェア部品を示す構成情報要素と、ソフトウェア部品の設定パラメータを示す構成情報要素とが区別されて格納されているプログラム自動構成装置。 - 請求項1記載のプログラム自動構成装置であって、
前記インターフェース部は、前記構成情報の分類を示す要素については分類を示す情報を表示し、前記ソフトウェア部品を示す要素についてはソフトウェア部品として表示し、前記ソフトウェア部品の設定パラメータを示す要素については設定パラメータとして表示するプログラム自動構成装置。 - ソフトウェア構成情報および当該ソフトウェア構成情報に含まれる個々のソフトウェア部品構成情報に対応したソフトウェア部品を、ユーザが独自にタグを定義できるマークアップ言語によって単一の木構造に構造化して記憶したデータベース記憶部から前記ソフトウェア構成情報を入力し、
入力した前記ソフトウェア構成情報に基づいて部品選択画面を表示するとともに、入力デバイスでユーザに部品を選択させ、当該選択結果に対応するソフトウェア部品を前記データベース記憶部から入力し、
入力したソフトウェア部品を組み合わせてプログラムを生成するプログラム自動構成方法。
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