JPH03228021A - 液晶表示素子の製造方法

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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は液晶表示素子の製造方法に関する。

〔従来の技術〕

周知の如く、液晶表示素子は、電極が形成された２枚の
電極基板の周囲がシール材でシールされう内部には液晶
が封入されている。なお、この種の液晶表示素子として
、例えば特開昭５８−１５７８０１号公報があげられる
。

ところで、液晶表示素子の製造工程においては、電極基
板を所定の大きさに切断する工程がある。

この切断前の電極基板では、電極の各端子の端部は知絡
するように接続して形成されている。そこで、前記した
切断工程によって各端子は独立させられる。その後、内
部に液晶を封入する封入工程、液晶封入口を封止する封
止工程、２枚の電極基板の外＠ＪＫそれぞれ偏光板を貼
付ける工程などを経て完成される。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、電極基板の切断以降の各工程では、各
端子が独立しているので、液晶表示素子が完了するまで
の工程で発生する静電気、例えば手でされった時の帯電
、偏光板の離型フィルムをはがす時に発生する静電気な
どによって部分的なコントラストむらが発生し、表示品
質が低下すると（・う問題があった。

本発明の目的は、静電気による部分的なコントラストむ
ら金抑えることができる液晶表示素子の製造方法を提供
することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、電極基板を所定の大きさに切断した後、こ
の電極基板の端子部に導電性部材を取付けてその後の液
晶表示素子の製造工程を行うことにより達成される。

〔作用〕

電極基板の切断によって独立した各端子は、この端子部
に取付けた導電性部材により導通し、端子間の電位が等
しくなる。このため、製造工程での靜を気の発生が抑え
られ、部分的なコントラストむらが防止される。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図及び第２図により説明
する。成極が形成された２枚の電極基板１．２を所定の
大きさに切断した後、核を極基板１．２の端子部１　ａ
　ｓ　　１　ｂ　ｓ　　２　ａにそれぞれ各端子が導通
するように導電性カバー３を取付ける。

そして、その後の電極基板１．２の製造工程、例えばシ
ール工程、液晶の封入工程、封入口の封止工程、偏向板
の貼付は工程、偏光板に設けられた離型フィルムのはが
し工程などは、導電性カバー３を取付けたまま行（・、
液晶表示素子４を完成す装置に組込む場合には、導電性
カバー３は取外すことはいうまでもない。

このように、電極基板１．２の切断によって独立した各
端子は、この端子部１ａ、ｌｂ、２ａに取付けた導電性
カバー３により導通し、端子間の電位が等しくなる。こ
のため、その後の製造工程での静電気の発生が抑えられ
、部分的なコントラストむらが防止される。

第３図は本発明の他の実施例を示す。本実施例は、前記
実施例における導電性カバー３に代えて導電性テープ５
を用いたものである。このように導電性テープ５を用い
ても前記実施例と同様の効果が得られる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、電極基板の端子部に４電性部材を取付
けて各工程の作業を行うので、製造工程中の製品に対す
る静電気か容易に除去さね、均一な表示を得ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す正面図、第２図は要部
拡大側面図、ｔｓ３図は本発明の他の実施例を示す要部
拡大側面図である。１．２・・・電極基板、　　　１　ａ−、Ｉ　Ｊ　２　
ａ・・・端子部、３・・・導電性カバー　　　４・・・
液晶表示素子、５・・・導電性テープ。第図第図

【特許請求の範囲】

１、電極が形成された電極基板を所定の大きさに切断し
た後、この電極基板の端子部に導電性部材を取付けてそ
の後の液晶表示素子の製造工程を行うことを特徴とする
液晶表示素子の製造方法。